JP2008249269A - 空気調和機 - Google Patents

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Takuya Inoue
琢也 井上
Ryohei Ito
亮平 伊藤
Yuzo Tabata
勇造 田端
Akira Sakamoto
坂本  明
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Abstract

【課題】複数の冷媒回路を備えた空気調和機においても、各室外機制御装置および各室内機制御装置のアドレス設定を自動的に行うことの可能な空気調和機の提供を目的とする。
【解決手段】空気調和機は、複数の室外機2,5と、複数の各室外機2,5にそれぞれ接続された一又は複数の室内機3,4,6と、各室外機2,5及び各室内機3,4,6を集中管理する集中制御装置1とを備えた空気調和機において、集中管理装置は、各室外機2,5に接続される室内機3,4,6の台数を認識する室内機接続台数認識手段37と、室内機接続台数認識手段37により認識された室内機接続台数に基づいて、各室外機2,5及び各室内機3,4、6のアドレスを算出するアドレス算出手段35と、アドレス設定手段36とを備えた構成にしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に係り、更に詳しくは、複数の室外機を備えた空気調和機のアドレス設定に関するものである。
一台の室外機に複数の室内機が接続されてなるマルチ型空気調和機において、自動的にアドレス設定を行う技術が下記特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の空気調和機では、室外機が一台であるために、室外機制御装置のアドレスを1つに限定し、この室外機制御装置からの通信によって室内機制御装置のアドレスを自動的に設定している。
特開平6−319176号公報
これに対し、複数の室外機に、一または複数の室内機がそれぞれ接続されてなる複数の冷媒回路を備えた空気調和機については、集中管理装置で全室外機及び全室内機を統括管理する。そして、このような複数の冷媒回路を備える空気調和機を設置する際には、全室外機及び全室内機にそれぞれ備えた室外機制御装置及び室内機制御装置に、異なるアドレスの設定を行う必要がある。
このような複数の冷媒回路を備える空気調和機においては、従来のアドレス設定方法を用いることはできず、手動によりアドレス設定を行っている。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、複数の冷媒回路を備えた空気調和機においても、各室外機制御装置および各室内機制御装置のアドレス設定を自動的に行うことの可能な空気調和機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機は、複数の室外機と、前記複数の各室外機にそれぞれ接続された一又は複数の室内機と、各室外機及び各室内機を集中管理する集中制御装置とを備えた空気調和機において、前記集中管理装置は、前記各室外機に接続される前記室内機の台数を認識する室内機接続台数認識手段と、前記室内機接続台数認識手段により認識された室内機接続台数に基づいて、前記各室外機及び各室内機のアドレスを算出するアドレス算出手段と、前記アドレス算出手段により算出した前記各室外機及び各室内機のアドレスを設定するアドレス設定手段とを備えた構成にしてある。
本発明では、集中管理装置に備えた室内機接続台数認識手段において一の室外機に接続されている室内機の台数を認識し、アドレス算出手段において室内機接続台数に基づいて各室外機及び各室内機のアドレスを算出し、アドレス設定手段において各室外機及び各室内機のアドレスを設定するので、複数の冷媒回路を備えた空気調和機おいても、各室外機制御装置及び各室内機制御装置のアドレス設定を自動で行うことができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の全体構成を示す図、図2は集中管理装置1の構成を示すブロック図、図3は室外機制御装置20及び室内機制御装置30の構成を示すブロック図、図4は空気調和機の集中管理装置1、室外機制御装置20及び室内機制御装置30,40のフローチャートである。
図1において、本発明に係る空気調和機は、室外機2,5と、室外機2と冷媒配管(図示せず)により接続された室内機3,4と、室外機5に冷媒配管(図示せず)を介して接続された室内機6と、室外機2,5にそれぞれ設けられた室外機制御装置20,50と、室外機制御装置20に伝送線8を介してそれぞれ接続された室内機制御装置30,40と、室外機制御装置50に伝送線9を介して接続された室内機制御装置60と、伝送線7を介して各室外機制御装置20,50と通信し、空気調和機を集中制御する集中管理装置1とを備えている。
尚、図示を省略したが、本実施形態に係る空気調和機は、上記した冷媒回路以外の冷媒回路を有してもよい。この場合には、集中管理装置1は、室外機2,5以外の他の室外機に備えた室外機制御装置と伝送線7を介して通信接続されることとなる。また、室外機2には、室内機3,4以外にも同一冷媒回路を構成する他の室内機が配管接続されていてもよい。この場合、室外機制御装置20は、他の室内機に備えた室内機制御装置とも伝送線8を介して通信接続される。さらに、室外機5には、室外機6以外にも同一冷媒回路を構成する他の室内機が配管接続され、他の室内機に備えた室内機制御装置と伝送線9により通信接続される構成としてもよい。空気調和機を構成する他の室外機についても同様である。
図2に示すように、集中管理装置1は、マイコン11と、伝送回路12と、メモリ13を備えている。マイコン11は、室内機接続台数認識手段37と、アドレス算出手段35と、室外機アドレス設定手段36とを備えている。
室内機接続台数認識手段37は、伝送回路12を通じ室外機制御装置20,50から送信されたデータに基づいて、各室外機2,5にそれぞれ接続可能な室内機の台数を認識し、この台数を各室外機2,5に接続されている室内機3,4,6の台数であるとみなして認識する。アドレス算出手段35は、室内機接続台数認識手段37により認識された各室外機2,5の室内機接続台数に基づいて、各室外機制御装置20,50のアドレスを算出する。また、室外機アドレス設定手段40は、アドレス算出手段35によって算出された各室外機制御装置20,50のアドレスを、伝送回路12を通じて室外機制御装置20,50に設定する。
伝送回路12は、集中管理装置1と室外機制御装置20,50との間での伝送線7を介して送受信を行うデータを、伝送信号に変換する。
図3に示すように、室外機制御装置20は、スイッチ回路24と、伝送回路22と、スイッチ設定回路23と、マイコン21とを備えている。
スイッチ回路24は、伝送線7を介した通信の遮断または導通を行うことにより、室外機制御装置20と集中管理装置1とのデータの送受信の中断又は再開を行う。また、伝送線8を介した通信の遮断または導通を行うことにより、各室内機制御装置30,40とのデータの送受信の中断又は再開を行う。
伝送回路22は、集中管理装置1及び各室内機制御装置30,40と送受信を行うためのデータを、伝送信号に変換する。
スイッチ設定回路23は、その室外機2に接続可能な室内機の台数を、その室外機2の冷暖房能力に応じて予め設定されているものである。例えば、表1に示すように、一の室外機の冷暖房能力が140kwの場合、この室外機に接続可能な室内機の台数は5台であり、この場合、通信用データコードとして、能力コード=5を、その室外機に備えた室外機制御装置のスイッチ設定回路に設定する。
Figure 2008249269
マイコン21は、伝送回路22を通じて集中管理装置1および室内機制御装置30,40と通信を行い、スイッチ設定回路23から冷暖房能力の設定値を読み込み、またスイッチ回路24による伝送線7,8を介する通信の遮断または導通を制御する。以上の構成は、室外機制御装置50においても同様とする。
室内機制御装置30は、伝送回路32と、マイコン31とを備えている。伝送回路32は、伝送線8を介して室外機制御装置20と送受信を行うためのデータを、伝送信号に変換する。マイコン31は、伝送回路32により室外機制御装置20との間でデータの送受信を行うよう制御する。以上の構成は、室内機制御装置40,60においても同様とする。
次に、本実施形態の動作を図4に基づいて説明する。図4は集中管理装置1、室外機制御装置20、室内機制御装置30及び室内機制御装置40の動作を示すフローチャートである。同図において、室外機制御装置20は電源投入後、まずステップ201で、マイコン21は、初期の通信用に自己のアドレスを100番地とし、ステップ202で、スイッチ設定回路23より室外機2自らの冷暖房能力に応じた能力コードをマイコン21が自動で読み込み、更に集中管理装置1から受信があるまで待機する。
集中管理装置1は電源投入後、初期の通信用に自己アドレスを100番地としている全て室外機制御装置20,50に対して、51〜99番地の仮アドレスを設定するための送信を行う。これにより、各室外機制御装置20,50に順次51〜99番地の仮アドレスを設定する(ステップ101)。
仮アドレスの設定方法については特開平6−319176号公報にて周知されているため説明を省略する。
室外機制御装置20は、上記ステップ101により集中管理装置1から送信された51〜99番地のうちいずれかの仮アドレス値を受信すると、室外機制御装置20が仮アドレス値を受信したことに対する応答を集中管理装置1へ送信する(ステップ203)。また、受信した仮アドレスを一時的に自己アドレスとして設定する(ステップ204)。
集中管理装置1は、仮アドレス値を送信した全ての室外機2から送信された仮アドレス設定に対する応答があったことを確認する(ステップ102)。その後、能力コードを集中管理装置1に知らせるよう、全ての室外機制御装置20に対して指示する送信を行う(ステップ103)。
室外機制御装置20は、集中管理装置1からステップ103により送信された指示を受信すると、ステップ202において予めスイッチ設定回路23より読み込んでいた能力コードを集中管理装置1へ送信する(ステップ205)。
集中管理装置1は、上記ステップ205において室外機制御装置20から送信された各室外機2の能力コードを受信し(ステップ104)、メモリ13に記憶する。
集中管理装置1は、室内機接続台数認識手段37により、メモリ13に記憶した室外機2の能力コードと、予めメモリ13に記憶していた、例えば上記表1に示すような対応表とに基づいて、その能力コードを送信してきた室外機2に接続可能な室内機の台数を、実際に接続されている室内機の台数として認識する(ステップ105)。
そして、アドレス算出手段35により、ステップ104で能力コードの応答のあった室外機制御装置20に接続される室内機制御装置30,40のアドレスの範囲を算出する(ステップ106)。
アドレス算出手段35により算出した室内機制御装置30,40のアドレス範囲に基づいて、室外機制御装置20の正アドレスを算出し、室外機制御装置20にアドレス設定コマンドを送信して正アドレスを設定する(ステップ107)。
室外機制御装置20は上記ステップ107により集中管理装置1から送信された正アドレスを受信すると、受信した正アドレスを自己の正アドレスとして設定する(ステップ206)。
集中管理装置1は以上に述べた室外機制御装置20に対する本アドレスの設定処理を空気調和機の全て室外機2,5内の室外機制御装置20,50に対して行う。
例えば、室外機2、室外機5の室外機制御装置20、50の仮アドレスをそれぞれ51番地,52番地とし、冷暖房能力がそれぞれ280kw,560kwであるために各室外機2,5の接続室内機台数がそれぞれ10台,20台であった場合(表1参照)を考えるとする。この場合には、室外機制御装置20に接続される室内機制御装置30,40のアドレス範囲は1〜10番地となり、室外機2内の室外機制御装置20の正アドレスは51番地となる。
また、室外機制御装置50に接続される室内機制御装置60のアドレス範囲は11〜30番地となり、室外機制御装置50の正アドレスは61番地となる。尚、本実施形態では室外機制御装置のアドレス=−50番地をその室外機制御装置に接続される最も小さい室内機制御装置アドレスとしている。
次に正アドレスの設定が行われた室外機制御装置20が、室内機制御装置30にアドレス設定を行う場合について説明する。
室内機制御装置30は、電源投入後、まず、ステップ301により自己アドレスを254番地とし、アドレス設定を受けるまでそのまま待機する。
室外機制御装置20は、ステップ206において集中管理装置1より正アドレスの設定を受けると、室外機制御装置20に通信接続された室内機制御装置30,40にアドレス設定を行うため、スイッチ回路24により伝送線7との通信を中断する。
そして、ステップ207にて伝送線8で接続されている全ての254番地の室内機制御装置30,40に対して、自己アドレス=−50番地のアドレスを送信し、ステップ208により、アドレス送信に対する応答があるまで待機する。この応答の待機状態を10秒間行い(ステップ211)、10秒間経過しても応答がない場合にはステップ212に進み、アドレス設定を終了する。
室内機制御装置30は上記ステップ207により室外機制御装置20から送信されたアドレス設定を受信すると、ステップ302による受信待機から抜けてステップ303に進み、アドレス設定への応答を室外機制御装置20に送信する。そして、ステップ304により受信したアドレス設定のデータから自己のアドレスについて自己アドレス=−50番地とする。
室外機制御装置20は上記ステップ303により室内機制御装置30から送信されたアドレス設定への応答を受信すると、ステップ208による受信待機から抜けてステップ209に進み、伝送線8により室外機制御装置20に接続されている全ての254番地の室内機制御装置40に対して自己アドレス=−49番地のアドレス設定を送信し、ステップ209により、自己アドレス=−49番地のアドレス送信に対する応答があるまで待機する(ステップ210)。この応答の待機状態を10秒間経過するまで行い(ステップ213)、10秒間経過しても応答がない場合にはステップ214に進み、アドレス設定を終了する。
室内機制御装置40は電源投入後、まず、ステップ401により自己アドレス=254番地とし、ステップ402にてアドレス設定の受信待機を行う。ステップ209により室外機制御装置20から送信されたアドレス設定コマンドを受信すると、ステップ402による受信待機から抜けてステップ403にてアドレス設定への応答を室外機制御装置20に送信する。そして、ステップ404により受信したアドレス設定のデータから自己のアドレスについて自己アドレス=−49番地とする。
室外機制御装置20は、上記ステップ403により室内機制御装置40から送信されたアドレス設定への応答を受信すると、ステップ210による受信待機から抜ける。
以上では室外機制御装置20が、室内機制御装置30,40のアドレス設定を行う際の動作について記載したが、伝送線8に室内機制御装置30,40以外の他の室内機制御装置が接続されている場合には、該室内機制御装置に関しても同様に設定アドレスを−48,−47,・・・と順次増加させながらアドレス設定コマンドの設定処理をアドレス254番地の室内機制御装置が存在しなくなるまで繰り返す。
また、室外機制御装置50は室外機制御装置20と同様に11番地から順に自らの伝送線9に接続される室内機制御装置60にアドレス設定を行い、伝送線9に室内機制御装置60以外の室内機制御装置が接続されている場合においても、室外機制御装置50が同様に接続室内機制御装置のアドレス設定を行い、集中管理装置1に接続される全ての室外機2,5及び室内機30,40,60にアドレス設定がなされる。
本実施形態では、各室外機2,5の冷暖房能力値から室内機接続台数を算出する処理であるステップ103,104,105を集中管理装置1で行なったが、これらの処理を各室外機制御装置2,5で行うよう制御してもよい。
以上より、本実施形態1に係る空気調和機は、まず、室内機接続台数認識手段37により、集中管理装置1のマイコン11が、各室外機2,5に接続可能な室内機の台数を、各室外機2,5の冷暖房能力に基づいて認識し、認識した台数を室外機2,5に接続されている室内機の台数であるとして認識する。そして、各室外機制御装置20,50に接続される室内機制御装置30,40,60のアドレス範囲を算出、決定する。次に、決定したアドレス範囲に基づいて各室外機制御装置20,50の本アドレスを決定し、これを設定し、本アドレスの設定された各室外機制御装置20,50は、設定された本アドレスに応じて自らに接続された室内機制御装置30,40,60のアドレス設定を行う。
従って、複数の冷媒回路を備えた空気調和機においても、室外機制御装置20,50及び室内機制御装置30,40,60のアドレスを重複させることなく自動的に設定することが可能となる。従来のように、複数の冷媒回路を備えた空気調和機における全ての室外機制御装置及び室内機制御装置のアドレス設定を手動により行うといったことがないので、アドレス設定に要する作業時間の短縮と人権費用削減が可能となる。
また、各アドレスの決定に、予め室外機制御装置に設定される冷暖房能力値を用いるので、この冷暖房能力値の入力作業を行うだけで、各室外機に接続可能な室内機の台数が認識できる。よって、各室外機に接続可能な室内機の台数を認識するためだけを目的として、新たにハードウェアを設置するといった必要がなくなる。
実施の形態2.
図5は本実施形態2に係る空気調和機の室外機制御装置20a及び室内機制御装置30a、40aの構成を示すブロック図である。
同図において、室外機制御装置20aは、上記実施形態1に係る室外機制御装置20の構成のうち、スイッチ設定回路23を備えていない。又、新たに直流電源回路25及び電流センサー26を備えている。直流電源回路25は、伝送線8aに直流電圧を与えるものである。電流センサー26は、直流電源回路25から伝送線8aへ直流電圧がかけられた際に伝送線8aを流れる電流値を検出する。
また、本実施形態2に係る空気調和機の室内機制御装置30a,40aは、上記実施形態1に係る室内機制御装置30の構成に加え、伝送線8aに対して並列に接続される負荷抵抗33を備えている。負荷抵抗33は、空気調和機を構成する他の室内機6内に備えた室内機制御装置60aにも同様に備えている。
更に、室外機制御装置20aのマイコン21aは実施形態1における機能に加えて電流センサー26の検出した伝送線8aを流れる電流値を入力することにより伝送線8aに接続されている室内機制御装置30a,40aの台数を演算する機能を備えている。各室内機制御装置30a,40aには負荷抵抗33が設けられているので、各負荷抵抗33に直流電源回路25から発生する直流電流を流し、伝送線8aに流れる電流値を検出することにより、伝送線8aに接続されている室内機制御装置30a,40aの台数を認識することが可能となる。
これら以外の構成に関しては、上記実施形態1と同様であるため説明を省略する。
次に、本実施例の動作を図6のフローチャートに沿って説明する。
図6は本実施形態2に係る集中管理装置1a、室外機制御装置20a、室内機制御装置30a及び室内機制御装置40aのフローチャートである。
同図において、ステップ101,102,201,203及び204によって室外機制御装置20aの仮アドレス設定を行う。これらの各処理は上記実施形態1と同様であるので説明を省略する。
室外機制御装置20aは、電流センサー26によって伝送線8aを流れる電流を検出し(ステップ215)、ステップ216により検出した電流値から伝送線8aに接続されている室内機制御装置30a,40aの台数を算出する。例えば、表2に記す換算表により検出した伝送線の電流値より室外機制御装置に接続されている室内機制御装置の台数を決定する。
Figure 2008249269
尚、本換算表は伝送線電圧を30V、負荷抵抗の抵抗値を3KΩ、抵抗誤差を±1%、電流センサー26の検知精度を±1%、室外機1台あたりの室内機接続制約台数を20台とした場合に適合する例である。
集中管理装置1aは、ステップ108において伝送線7で接続されている全ての室外機制御装置20aに対して、自らに接続されている室内機の台数を知らせるよう指令を送信する。
室外機制御装置20aは上記ステップ108により集中管理装置1から送信された指令に対し、ステップ216において算出した接続されている室内機の台数を集中管理装置1aに対して応答する(ステップ217)。
集中管理装置1aは上記ステップ217により室外機制御装置20aから送信された自らの接続室外機台数を受信すると、室外機制御装置20に接続される室内機制御装置30a,40aのアドレス範囲を算出する(ステップ106)。
以降の処理は、上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
本実施形態2では、ステップ108,216,217に対応する伝送線8aの通電電流値から接続室内機台数を算出する処理を室外機制御装置20aで行なっているが、これらの処理を集中管理装置1aで行ってもよい。
以上のように、構成された空気調和機においては、各室内機制御装置30a,40aが伝送線8aから所定の電流を通電する負荷抵抗33を備え、この負荷抵抗33に直流電源回路25から直流電流を流し、この電流値を電流センサー26により検出することにより、各室外機制御装置20aに接続されている室内機制御装置30a,40aの台数を認識する。そして、この認識した室内機制御装置30a,40aの台数が室外機aの接続室内機台数となるのである。
これにより、各室外機に現に接続されている室内機の台数を正確に把握することが可能となる。よって、上記実施形態1のように、各室外機制御装置20,50に割り当てる室内機制御装置30,40,60のアドレス範囲を最も多くの室外機が接続された場合を基準に決定しなければならない場合に比較して、少ない範囲での設定が可能である。
実施の形態3.
本実施形態3における空気調和機は、スイッチ設定回路に、室外機自らに接続されている室内機の台数を手動で入力する機能を備えている。これ以外構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
次に、本実施形態3の作用を図7のフローチャートに沿って説明する。
図7はそれぞれ集中管理装置1b、室外機制御装置20b、室内機制御装置30b及び室内機制御装置40bの処理を示すフローチャートである。
同図において、ステップ101、102、201、203、204によって室外機制御装置の仮アドレス設定を行う。これらの処理は上記実施の形態1と同様であるため説明は省略する。
室外機制御装置20bは、ステップ218において予め手動で設定された接続室内機台数を読み込む。
集中管理装置1aは、ステップ108において、伝送線7で接続されている全ての室外機制御装置20bに対して、接続室内機台数を知らせるよう指令を送信する。
室外機制御装置20bは、集中管理装置1bから送信された指令を受信すると、ステップ218において読み込んだ接続室内機台数を収集管理装置1bに対して応答する(ステップ217)。
集中管理装置1bは、上記ステップ217により室外機制御装置20から送信された接続室内機台数を受信すると、受信した接続室内機台数に基づいて、上記実施形態1と同様に室外機制御装置20bに接続される室内機制御装置30b,40bのアドレス範囲を算出する。以降の処理については実施の形態1と同様である。
尚、本実施形態3では各室外機制御装置20bで室内機の接続台数のみを設定し、室外機制御装置のアドレス割付けを集中管理装置1bにて行っているが、上記の割付けルールに則り室外機制御装置のアドレス設定自体を手動で行なっても良い。
以上のように構成された空気調和機においては、各室外機制御装置に接続されている室内機の台数を手動設定するスイッチを備えているので、現に室外機に接続されている室内機の正確な台数を認識することが可能であり、且つ、室内機上記実施形態2のように、負荷抵抗を各室内制御装置に設ける必要がなく、装置を簡略化できる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の全体構成を示す図である。 前記空気調和機の集中管理装置の構成を示すブロック図である。 前記空気調和機の室外機制御装置及び室内機制御装置の構成を示すブロック図である。 前記空気調和機の集中管理装置、室外機制御装置及び室内機制御装置のフローチャートである。の発明の実施の形態2における空気調和機の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る空気調和機の室外機制御装置及び室内機制御装置の構成を示すブロック図である。 前記空気調和機の集中管理装置、室外機制御装置及び室内機制御装置のフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る集中管理装置、室外機制御装置及び室内機制御装置のフローチャートである。
符号の説明
1 集中管理装置
2,5 室外機
3,4,6 室内機
7,8,9 伝送線
20,50 室外機制御装置
23 スイッチ設定回路
25 直流電源回路
26 電流センサー
30,40,60 室内機制御装置
33 負荷抵抗
36 アドレス設定手段
35 アドレス算出手段
37 室内機接続台数認識手段

Claims (4)

  1. 複数の室外機と、前記複数の各室外機にそれぞれ接続された一又は複数の室内機と、各室外機及び各室内機を集中管理する集中制御装置とを備えた空気調和機において、前記集中管理装置は、前記各室外機に接続される前記室内機の台数を認識する室内機接続台数認識手段と、前記室内機接続台数認識手段により認識された室内機接続台数に基づいて、前記各室外機及び各室内機のアドレスを算出するアドレス算出手段と、前記アドレス算出手段により算出した前記各室外機及び各室内機のアドレスを設定するアドレス設定手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 室外機の運転を制御するとともに、集中管理装置とデータの送受信を行う室外機制御装置が、前記室外機の冷暖房能力値を設定するための冷暖房能力設定手段を備え、室内機接続台数認識手段が、冷暖房能力設定手段で設定された室外機の冷暖房能力値に基づいて、室内機接続台数を認識することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 同一冷媒回路を構成する室外機及び室内機内にそれぞれ備える室外機制御装置と、室内機制御装置とが、伝送線により接続されるとともに、前記室外機制御装置が、前記室内機制御装置に前記伝送線を介して直流電流を供給する直流電源回路と、前記伝送線を流れる直流電流値を検出する電流センサーとを備え、且つ、前記室内機制御装置が前記伝送線上に接続されている負荷抵抗を備え、室内機接続台数認識手段が、前記直流電源回路により直流電流を前記伝送線に流した際に検出される直流電流値に基づいて、室内機接続台数を認識することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 室内機接続台数認識手段が、手動により入力された室内機の接続台数に基づいて、各室外機に接続される室内機の接続台数を認識することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
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