JP2008249167A - 蒸気発生機能付高周波調理器 - Google Patents

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Yuji Washimi
裕司 鷲見
Susumu Idomoto
晋 井戸本
Takato Yamaguchi
崇任 山口
Osamu Muranaka
修 村中
Hideaki Moriya
英明 守屋
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Abstract

【課題】蒸気と高周波の両方を用いて調理する際に、高周波の漏波が生じない蒸気発生機能付高周波調理器を提供する。
【解決手段】加熱室103に設けられた蒸発皿109と、加熱室の壁を貫通して前記蒸発皿に水を供給する供給管23と、供給管から前記蒸発皿への水の供給を制御する水供給制御手段22と、加熱室に高周波を供給する高周波発生手段104と、前記水供給制御手段及び高周波発生手段を制御する制御部22とを備え、前記制御部40は水供給手段を動作させて蒸発皿に水供給を行う際には前記高周波発生手段104の動作を停止させる構成としたものである。この構成により、蒸発皿に水を供給する際には加熱室の壁を貫通して設けられている供給管内に水が充満していても高周波が供給されていないので、漏波することはなく、蒸気量を多くしつつ漏波を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気を用いて被加熱物を加熱する蒸気発生機能付高周波調理器に関するものである。
従来、蒸気を用いて調理することができる高周波調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。
図8に示すように、特許文献1に記載の蒸気発生機能付高周波調理器100は高周波と水蒸気との少なくともいずれかを供給して被加熱物を加熱処理するものであり、前面が開口した矩形箱状の本体101を有し、前面の開口には開閉扉102が設けられている。本体101内部には加熱室103が設けられており、加熱室103の下側には、高周波を発生するマグネトロン104と、マグネトロン104から発生したマイクロ波を撹搾する回転アンテナ105が設けられている。
また、加熱室103の後部に設けられている仕切板106の後方には、加熱室103内の空気を撹搾・循環させる循環ファン107と、加熱室103内を循環する空気を加熱するコンベクションヒータ108とを備えている。仕切板106の中央部には吸入用の吸気孔106aが設けられており、仕切板106の周縁部には排出用の排気孔106bが設けられている。従って、加熱室103内の空気は、循環ファン107によって吸気孔106aから後部へ吸い込まれ、コンベクションヒータ108によって加熱されて排気孔106bから加熱室103へ供給される。
加熱室103の奥部には、水蒸気を発生させる蒸気発生用の蒸発皿109が設けられており、蒸気を用いて調理する際には、加熱室103の壁を貫通する供給管(図示省略)を介して加熱室103内の蒸発皿109に水を供給して蒸発させ、この水がなくなると再度水を供給する動作を調理途中に数回繰り返して調理するようになっている。また、仕切板106の上端部には、加熱室103内の温度を測定するための赤外線センサ110が設けられている。
特許第3473908号公報(第1図)
ところで、蒸気を用いた調理の際に、蒸気を大量に発生させて調理時間を短縮するためには、供給管の内径寸法を大きくすることが考えられ、出願人はこのような方法で蒸気量を増やすことを試みた。ところがこのようにして蒸気量を増やした場合、まれにマイクロ波が漏洩する場合が見られた。これの原因を究明すべく種々実験を重ねた結果、マイクロ波発振中に蒸発皿内の水がなくなってこれを蒸発皿に供給している際に発生しやすいことが判明した。そして更に検討をすめて行くと、蒸発皿に水を供給する際、加熱室壁を貫通して設けられている供給管内に充満している水及び供給管から吐出する水を介して漏波しているのではないかとの結論を得た。
本発明はこのような結論に基づきなしたもので、蒸気と高周波の両方を用いて調理する際に、高周波の漏波が生じない蒸気発生機能付高周波調理器を提供することを目的とする。
本発明の蒸気発生機能付高周波調理器は、加熱室と、前記加熱室に設けられた蒸発皿と、前記加熱室の壁を貫通して前記蒸発皿に水を供給する供給管と、前記供給管から前記蒸発皿への水の供給を制御する水供給制御手段と、前記加熱室に高周波を供給する高周波発生手段と、前記水供給制御手段及び高周波発生手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は水供給手段を動作させて蒸発皿に水供給を行う際には前記高周波発生手段の動作を停止させる構成としたものである。
この構成により、蒸発皿に水を供給する際には加熱室の壁を貫通して設けられている供給管内に水が充満していても高周波が供給されていないので、漏波することはなく、蒸気量を多くしつつ漏波を防止することができる。
本発明は、加熱室内の蒸発皿に水を供給して蒸気を発生するタイプの機器であっても、高周波漏れを防止しつつ蒸気量を増加させることができる蒸気発生機能付高周波調理器を提供することができるものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態の蒸気発生機能付高周波調理器について、図面を用いて説明する。なお、従来例と同一部分については同一番号を付記して説明は省略し、異なる部分のみ説明していく。
図1は本発明の実施の形態1にかかる蒸気発生機能付高周波調理器の概略斜視図、図2は供給管に水を供給する給水装置およびエアーを供給する空気供給部の構成を示す説明図、図3は動作を説明するフローチャートである。
図1に示すように、本実施の形態1にかかる蒸気発生機能付高周波調理器10は、蒸発皿109に水を供給するための給水装置20が設けられている。給水装置20は、例えば加熱室103の側壁103aに設けることができるが、これに限るものではない。但し、蒸発皿109から遠くない場所で、かつマグネトロン等の高周波発生手段104から遠い場所が望ましい。
図2に示すように、給水装置20は、水を貯蔵しておくタンク21、タンク21の水を吸い上げて供給管23に供給するポンプ等の水供給制御手段22(以下ポンプと称す)、水を蒸発皿109に供給する供給管23を有している。供給管23は加熱室103の側壁103aを貫通して先端が加熱室103内に突出しており、先端は蒸発皿109の上方に位置している。供給管23の基端部は連絡管24によってポンプ22と接続されており、ポンプ22がタンク21の水Wを吸い上げて供給管23に送り、供給管23の先端から蒸発皿109に水wを供給する。
40は制御部で、前記水供給手段22及び高周波加熱手段である高周波発生手段であるマグネトロン104、回転アンテナ105など動作を制御するものであり、これらの動作を制御することによって高周波と水蒸気の少なくともいずれかを加熱室103に供給して被加熱物を加熱処理する構成としてある。
以下、図3を用いて水蒸気と高周波を用いた時の動作を説明する。図3は機器の動作の一部である給水プログラムのフローチャートでありこの給水プログラムは機器の運転において繰り返し実行される。まず図示しない運転スイッチをONして被加熱物の高周波加熱運転を開始すると、ステップ50で水供給の必要性を判断、例えば、上記蒸発皿109の水がなくなると温度上昇することを利用して蒸発皿109の温度をサーミスタ等(図示せず)
でこれを検出して水供給の必要性を判断し、水供給が必要な場合にはステップ51で高周波発生手段104を停止させて高周波加熱を停止する。ステップ52に進むと水供給制御手段22を動作させて蒸発皿109に水を供給し、一定量の水供給が終わるとステップ53で水供給制御手段22の動作を停止させ、ステップ54に移り、高周波発生手段104を動作させて高周波加熱を再開する。すなわち、蒸発皿109への水の供給時には高周波発振を停止させるようになっており、この水供給時に供給管23内の充満した水を介して高周波が加熱室から洩波することを防止している。なお、この実施の形態では水供給制御手段22を停止させると供給管23内に充満している水は、その途中に設けた空気経路23aの存在により当該空気経路23aより先端側では水の重力で蒸発皿109内に落下して空になる。よってこの供給管23を介しての漏波は防止される。なおステップ50で蒸発皿109の温度が低い場合にはすでに蒸発皿109に水が供給されて蒸気が発生しているとして次のステップに移行する。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2の要部側面図を示す。この実施の形態2は供給管23内に水が充満しているままの状態でも漏波しないようにしたものであり、供給管23は加熱室壁109aから加熱室内への突出寸法を25mm以内としてある。
すなわち、加熱室内での高周波は加熱室壁109aで反射を繰り返しているが、この加熱室壁109aで反射する高周波は1/4波長部分で最高出力となっていてこの1/4波長寸法のところに供給管23の先端若しくは供給管23から供給される水の先端が位置すると、高周波はこの水を介して漏波しやすくなることが種々の実験の結果、判明した。そこでこの発明では、供給管23内の先端若しくは供給管23から供給される水の先端までの寸法を1/4波長寸法、すなわち30mmより短くしてある。ここで、供給管23より供給される水は図4に示すように供給管23の先端に付着している状態が有り、この付着している水の寸法分を差し引いたり、多少なりとも電波が漏洩することがあってもこれが電波漏れ基準値以下になるようにするため、実験を重ねた結果、供給管23の加熱室壁109aからの突出寸法は25mm以内、好ましくは20mm以内とすると、供給管23内の水を介しての漏波を電波洩れ基準値以下に抑えることができる。
なお、供給間23の突出寸法はゼロmmでも良いが、蒸発皿へ確実に水を供給するためには加熱室壁109aから若干でも突出しているのが良く、実用的には10mm程度が好ましい。
(実施の形態3)
次に、供給管23内に水が充満しているままの状態でも漏波しないようにしたものの実施の形態3について説明する。
図5は供給管に水を供給する給水装置の構成を示す説明図、図6(A)は供給管の斜視図、図6(B)は供給管の分解斜視図、図6(C)は図6(A)中C方向から見た端面図、7は供給管の取付け状態を示す断面図である。なお、前述した第1実施形態および従来技術と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6(B)に示すように、供給管25は、加熱室103側の内部供給管25aと、加熱室103の外側の外部供給管25bとから構成されており、両供給管25a、25bの間には取付け部材26が設けられている。取付け部材26は、例えば円板状のベースプレート26cの中央部に、供給管25a、25bの内径と同じ内径の丸穴26bが設けられており、この丸穴26bには金属網26aが取付けられている。金属網26aのメッシュの大きさは、高周波が通過できない大きさとする。また、金属網26aは、図7においてはベースプレート26cの板厚の中央に設けて、金属網26aの取付部に隙間があかないよ
うにしているが、ベースプレート26cの表面に取付けるようにしてもよい。なお、供給管25を加熱室103の側壁103aに取付ける際には、ベースプレート26cを側壁103aにぴったりと取付けて、隙間があかないようにする。
以上のように本発明の第2実施形態にかかる蒸気発生機能付高周波調理器10Bによれば、蒸気および高周波を用いて調理を行う際には、水ポンプ22がタンク21の水Wを吸い上げて供給管23の先端から蒸発皿109に水wを供給する。このとき、供給管25の内部に水が充填されていても、加熱室103から供給管25に侵入した高周波は、金属網26aによって遮断されるので、供給管23からの漏波を防止することができる。
なお、本発明の蒸気発生機能付高周波調理器は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
以上のように、本発明にかかる蒸気発生機能付高周波調理器は、加熱室の壁を貫通して設けられている供給管に、空気供給部によって間欠的に空気が供給されている。このため、この空気が高周波を遮断するので、水が供給管に満杯のときのように、水を介して高周波が漏波するのを防止することができるという効果を有し、蒸気を用いて被加熱物を加熱する蒸気発生機能付高周波調理器等として有用である。
本発明の実施の形態1にかかる蒸気発生機能付高周波調理器の概略斜視図 同実施の形態1の供給管に水を供給する給水装置とエアーを供給する空気供給部の構成を示す説明図 同実施の形態1の動作を説明するフローチャート 同実施の形態2における加熱室の側壁を貫通して水を供給する供給管の側面図 同実施の形態2における供給管に水を供給する給水装置の構成を示す説明図 (A)同供給管の斜視図、(B)同供給管の分解斜視図、(C)図5(A)中C方向から見た端面図 同供給管の取付け状態を示す断面図 従来の蒸気発生機能付高周波調理器の概略斜視図
符号の説明
10 蒸気発生機能付高周波調理器
23、25 供給管
26a 金属網
30 空気供給部
103 加熱室
109 蒸発皿
109a 側壁(壁)

Claims (2)

  1. 加熱室と、前記加熱室に設けられた蒸発皿と、前記加熱室の壁を貫通して前記蒸発皿に水を供給する供給管と、前記供給管から前記蒸発皿への水の供給を制御する水供給制御手段と、前記加熱室に高周波を供給する高周波発生手段と、前記水供給制御手段及び高周波発生手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は水供給手段を動作させて蒸発皿に水供給を行う際には前記高周波発生手段の動作を停止させる構成とした蒸気発生機能付高周波調理器。
  2. 加熱室と、前記加熱室に設けられた蒸発皿と、前記加熱室の壁を貫通して前記蒸発皿に水を供給する供給管と、前記加熱室に高周波を供給する高周波発生手段とを備え、前記供給管は前記加熱室の壁からの突出寸法を25mm以下とした蒸気発生機能付高周波調理器。
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