JP2008243126A - 入力情報分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力情報を効果的に分析することができる入力情報分析装置を提供する。
【解決手段】評判区分判別手段10cは、単語情報抽出手段10bにより抽出された、入力情報を構成している単語情報それぞれと評判区分単語情報データベース20aに記憶されている各評判区分の評判区分単語情報を比較し、入力情報を構成している単語情報に対応する評判区分を判別する。評判区分遷移判別手段10dは、評判区分判別手段10cにより判別された、入力情報を構成している単語情報に対応する評判区分と、評判区分を判別する際に用いられた単語情報の入力情報中における出現順序に基づいて、入力情報に対する評判区分遷移を判別する。管理手段10aは、評判区分判別手段10cで判別された、入力情報を構成している単語情報に対応する評判区分を示す評判区分識別情報を、評判区分遷移判別手段10dで判別された、入力情報に対する評判区分遷移を判別可能に、表示装置40から出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力情報を分析して有用な情報を獲得するための入力情報分析技術に関する。
メールや葉書等で送られてくる顧客からの意見やアンケート等の文章(入力情報)には、顧客の評判、市場のニーズ等の有用な情報が含まれている。このため、このような文章に含まれている有用な情報を獲得することによって、顧客の評判、市場のニーズ等に対して迅速、的確に対応することができる。ここで、選択肢の中から該当するものを選択する文章(定型の入力情報)の場合には、文章を分析するのが容易であるが、自由記述式(非定型)の意見やアンケート等の文章(非定型の入力情報)の場合には、文章を分析するのが困難である。このため、膨大な量の、非定型の文章(入力情報)の中から有用な情報を得るための分析技術(入力情報分析技術)の開発が要望されている。
従来、特許文献1に記載されているような入力情報分析技術(「テキストマイニング」と呼ばれている)が知られている。この特許文献1に記載の入力情報分析技術は、入力情報中における検索語の位置を特定し、この検索語と入力情報中の評価表現(評判を表す単語)の位置との距離を算定評価することによって、検索語に対応する評価表現を判別するものである。
特開2002−91981号公報
特許文献1に記載の入力情報分析技術は(評判情報分析)は、入力情報中の検索語と入力情報中の評価表現(評判を表す単語)との距離を算定評価することによって、検索語に対応する評価表現を判別するものであるため、この入力情報分析技術を用いて顧客からの文章(入力情報)を分析する場合、与えられた検索語に対応する評価表現の同定にとどまる。
ここで、本発明者らは、顧客からの自由記述式の意見やアンケート等の文章(入力情報)に含まれている情報について種々検討した結果、これらの顧客からの文章中には、顧客の心的状態である評判(例えば、満足、要望、不満)を表す単語が点在している。すなわち、顧客客から文章中では、顧客の評判(心的状態)が遷移している。そして、顧客からの文章中における顧客の評判の遷移を分析し、分析結果を表示装置等の出力装置に出力することにより、顧客の意見等を容易に、より適切に把握することができることを見出した。
したがって、本発明は、顧客からの自由記述式の意見やアンケート等の分章を含む非定型の入力情報を効果的に分析することができる入力情報分析技術を提供することを目的とする。
本発明の第1発明は、請求項1に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明は、入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、出力手段を備えている。
記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されている。単語グループとしては、例えば、入力情報の送信者(例えば、意見やアンケート等の文章を送信した顧客等の送信者)の心的状態を単語情報(グループ単語情報)で表すことができる異なるグループが用いられる。好適には、入力情報の送信者の評判状態を単語情報(グループ単語情報)で表すことができる異なるグループが用いられる。例えば、入力情報の送信者が「満足」していることを表すグループ単語情報が単語グループ「満足」に対応して記憶され、入力情報の送信者が「要望」していることを表すグループ単語情報が単語グループ「要望」に対応して記憶され、入力情報の送信者が「不満」であることを表すグループ単語情報が単語グループ「不満」に対応して記憶される。同じグループ単語情報が異なるグループのグループ単語情報として用いられることもある。グループ単語情報を単語グループに対応して記憶する態様としては、種々の態様を用いることができる。
単語情報抽出手段は、入力手段から入力された入力情報を分割し、入力情報を構成している単語情報を抽出する。入力情報を構成している単語情報を抽出する方法としては、典型的には、入力情報を形態素(単語)に分割する形態素解析手法が用いられる。形態素解析手法としては、公知の種々の手法を用いることができる。単語情報を抽出する入力情報としては、入力手段から入力されて記憶手段に記憶されている入力情報を用いることもできる。記憶手段に記憶されている入力情報は、本発明の「入力手段から入力された入力情報」に包含される。
単語グループ判別手段は、入力情報に対する単語グループを判別する。入力情報に対する単語グループを判別する方法としては、入力情報を構成している単語情報それぞれと記憶手段に記憶されているグループ単語情報を比較し、単語情報に該当するグループ単語情報が記憶手段に記憶されている場合に、当該グループ単語情報を含む単語グループを当該単語情報に対応する単語グループとして判別する方法が用いられる。ここで、「単語情報に該当するグループ単語情報が記憶手段に記憶されている場合」には、単語情報と一致するグループ単語情報が記憶手段に記憶されている場合だけでなく、単語情報またはグループ単語情報の少なくとも一方の文法上の変化形が一致する場合が含まれる。この場合、入力情報を構成している単語情報毎に、該当するグループ単語情報が記憶手段に記憶されているか否かが判断される。勿論、外用するグループ単語情報が記憶手段に記憶されていないこともある。なお、入力情報を構成している単語情報に該当するグループ単語情報が明らかに記憶手段に記憶されていないために、単語情報とグループ単語情報との比較を行わない場合も、本発明の「単語情報と記憶手段に記憶されているグループ単語情報を比較し、当該単語情報に該当するグループ単語情報が記憶手段に記憶されている場合に、当該グループ単語情報を含む単語グループを当該単語情報に対応する単語グループとして判別する」処理に包含される。
単語グループ順序判別手段は、入力情報に対する単語グループ順序(単語グループ遷移)を判別する。入力情報に対する単語グループ順序を判別する方法としては、単語グループ判別手段により判別された、入力情報に対する単語グループと、各単語グループを判別する際に用いられた各単語情報の入力情報中における出現順序に基づいて判別する方法が用いられる。なお、入力情報に対する単語グループ順序は、入力情報を構成する単語情報に対応して判別された単語グループ群内での単語グループの順番を判別可能であればよい。
管理手段は、単語グループ判別手段により判別された、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、単語グループ順序判別手段により判別された、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力する。単語グループ識別情報としては、単語グループを判別可能な種々の情報を用いることができる。例えば。単語グループに対応する色や単語グループ名等を用いることができる。単語グループ順序を判別可能に出力する態様としては、種々の出力態様を用いることができる。例えば、単語グループを示す単語グループ識別情報を、単語グループ順序の順に出力する態様を用いることができる。管理手段は、1つの入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を出力するように構成することもできるし、複数の入力情報それぞれに対する単語グループを示す単語グループ識別情報を出力するように構成することもできる。複数の入力情報それぞれに対する単語グループを示す単語グループ識別情報を出力する場合には、例えば、記憶手段に、入力情報と、入力情報に対する単語グループと、入力情報に対する単語グループ順序を記憶手段に記憶させておく。また、この場合、同じ単語グループ順序を有している入力情報が近接した位置に配置されるように出力するのが好ましい。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報が、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力される。これにより、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移を把握することができる。したがって、例えば、顧客の評判等を容易に、より適切に把握することができる。
本発明の第2発明は、請求項2に記載された構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、入力情報に対する単語グループ順序の順に出力手段から出力する。単語グループ識別情報を単語グループ順序の順に出力する態様としては、例えば、表示手段に出力する場合には、定められた方向に沿って単語グループ順序の順に単語グループ識別情報が表示される(例えば、左側に1番目の単語グループ識別情報が表示され、1番目の単語グループ識別情報から右方向に2番目以降の単語グループ識別情報が順次表示される)態様が用いられる。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報が、入力情報に対する単語グループ順序の順に出力手段から出力される。このため、出力手段からの出力情報を視認することにより(例えば、表示手段の表示部を視認することにより)、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移をより容易に把握することができる。
本発明の第3発明は、請求項3に記載された構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、単語グループそれぞれに対応する色または単語グループ名の少なくとも一つを用いて出力手段から出力する。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報が、単語グループそれぞれに対応する色または単語グループ名で出力されるため、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移を一層容易に把握することができる。
本発明の第4発明は、請求項4に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、各単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた、入力情報を構成している単語情報とともに出力手段から出力する。
単語グループ識別情報とともに出力する単語情報としては、当該単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた、入力情報を構成している単語情報をそのまま用いてもよいし、当該単語情報が文法的に変化する場合には、グループ単語情報データベースに記憶されている、当該単語情報に該当するグループ単語情報を用いてもよい。単語情報を出力する態様には、当該単語情報に該当するグループ単語情報を出力する態様が包含される。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報とともに、当該グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報が出力手段から出力されるため、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移を詳細に把握することができる。
本発明の第5発明は、請求項5に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力している状態で、単語グループ識別情報を指示する指示信号が入力手段から入力された場合には、当該指示信号で指示された単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報を含む文情報を出力手段から出力する。
本発明の構成は、典型的には、出力手段として表示手段が用いている場合に適用される。また、単語グループ識別情報を指示する指示信号は、例えば、マウスポインタを表示手段に表示されている単語グループ識別情報に対応する箇所に配置することによって、または、表示手段に表示されている単語グループ識別情報に対応する箇所に接触することによって入力することができる。
なお、「文情報」は、入力情報を構成している単語情報を、句点を基準に分割した単語情報の集まりを意味する。例えば、入力文章中の先頭の単語情報から句点の前の単語情報までの単語情報の集まり、句点の次の単語情報から次の句点の前の単語情報までの単語情報の集まりを意味する。したがって、入力情報(送信者から送信された文章)は、1つまたは複数の文情報により構成される。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を出力手段から出力している状態で、単語グループ識別で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報を含む文情報が出力手段から出力される。これにより、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移をより詳細に把握することができる。
本発明の第6発明は、請求項6に記載された構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、単語情報に対応する単語グループに対する主題情報を判別する主題情報判別手段を備えている。単語グループに対する主題情報を判別する方法としては、入力情報を構成している単語情報に含まれている、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの当該入力情報中における出現回数と、当該単語グループを判別する際に用いられた単語情報と特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて判別する方法が用いられる。「特定品詞情報を有する単語情報」としては、例えば、「名詞情報を有する単語情報(名詞に属する単語情報)」が用いられる。また、単語グループに対する主題情報を判別する方法として、種々の方法を用いることができる。例えば、「特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数と、単語グループを判別する際に用いられた単語情報と特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離を用いて、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの評価値を算出し、算出した特定品詞情報を有する単語情報それぞれの評価値に基づいて、特定品詞情報を有する単語情報の中から主題情報を判別する」方法を用いることができる。
単語グループに対する主題情報を判別する際には、特定品詞情報を有する単語情報の中の1つを主題情報として判別することもできるし、複数を主題情報として判別することもできる。例えば、前述した評価式による評価が最も高い1つの特定品詞情報を有する単語情報を主題情報として判別する態様や、前述した評価式による評価が高い複数の特定品詞情報を有する単語情報を主題情報として判別する態様を用いることができる。
そして、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、各単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報とともに出力手段から出力する。この時、主題情報判別手段により複数の主題情報を判別する場合には、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、複数の主題情報とともに出力する態様を用いることもできるし、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、判別した主題情報の数だけ出力する態様を用いることもできる。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報が、各単語グループを判別する際に用いられた単語情報に対応する主題情報とともに出力手段から出力される。これにより、入力情報中における送信者の心的対象、特に評判対象を推定することができる。したがって、顧客の評判等を容易に、より適切に把握することができる。
本発明の第7発明は、請求項7に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、単語情報に対応する単語グループに対する主題情報を判別する主題情報判別手段を備えている。主題情報判別手段としては、前記した主題情報判別手段を用いることができる。
そして、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力している状態で、単語グループ識別情報を指示する指示信号が入力手段から入力された場合には、当該指示信号で指示された単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報を含む文情報を前記出力手段から出力する。
本発明の構成は、典型的には、出力手段として表示手段を用いている場合に適用される。指示信号の入力方法としては、前記した入力方法を用いることができる。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を出力手段から出力している状態で、単語グループ識別で示される単語グループに対する主題情報を含む文情報が出力手段から出力される。これにより、入力情報中における送信者の心的対象、特に、送信者の評判対象を詳細に推定することができる。
本発明の第8発明は、請求項8に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力している状態で、入力情報が指示されると、当該指示された入力情報を出力手段から出力する。
本発明の構成は、典型的には、出力手段として表示手段を用いている場合に適用される。入力情報を指示する方法としては、例えば、マウスポインタを、入力情報に対応して表示手段に表示されている「全文」表示部に対応する箇所に配置することによって、または、入力情報に対応して表示手段に表示されている「全文」表示部に対応する箇所に接触することによって指示する方法を用いることができる。
本発明では、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を出力手段から出力している状態で、入力情報が指示されると、指示された入力情報が出力手段から出力される。これにより、必要な時に入力情報全文を容易に確認することができる。
本発明の第9発明は、請求項9に記載された構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、管理手段は、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力する時には、単語グループ順序が同じ入力情報に対応する単語グループ識別情報が近くに配置されるように出力手段から出力する。
本発明は、複数の入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を出力手段から出力する際に好適に用いられる。
本発明では、単語グループ順序が同じ入力情報に対する単語グループ識別情報が近くに配置されるため、入力情報の送信者の心的状況の遷移、特に、評判状態の遷移の全体的な動向を容易に把握することができる。
本発明の第10発明は、請求項10に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明は、入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、出力手段を備えている。
記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されている。単語グループ、グループ単語情報としては、前述した単語グループ、グループ単語情報を用いることができる。
単語情報抽出手段は、入力手段から入力された入力情報を分割して、入力情報を構成している単語情報を抽出する。入力情報を構成している単語情報を抽出する方法としては、前述した方法を用いることができる。
単語グループ判別手段は、入力情報に対する単語グループを判別する。入力情報に対する単語グループを判別する方法としては、前述した方法を用いることができる。
単語グループ順序判別手段は、入力情報に対する単語グループ順序を判別する。入力情報に対する単語グループ順序を判別する方法としては、前述した方法を用いることができる。また、単語グループ順序判別手段は、入力情報に対する単語グループ順序を類型化した類型化単語グループ順序を判別する。
管理手段は、入力手段から第1の出力モード信号が入力された時には第1の出力モードで動作し、入力手段から第2の出力モード信号が入力された時には第2の出力モードで動作する。すなわち、第1の出力モードでは、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、単語グループ順序を類型化した類型化単語グループ順序のうちの少なくとも一つの類型化単語グループ順序を判別可能に出力手段から出力する。この時、複数の類型化単語グループ順序を判別可能に出力するのが好ましい。例えば、全ての類型化単語グループ順序を判別可能に出力し、または、指示された複数の類型化単語グループ順序を判別可能に出力する。一方、第2の出力モードでは、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、単語グループ順序を類型化した類型化単語グループ順序のうちの少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報毎に、各単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報とともに出力手段から出力する。この時、少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報に対する単語グループ識別情報のみを単語情報とともに出力してもよいし、少なくとも一つの類型化単語グループ順序を除く他の類型化単語グループ順序を判別可能に出力しながら、少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報に対する単語グループ識別情報を単語情報とともに出力してもよい。少なくとも一つの類型化単語グループ順序は、例えば、指示信号によって指示される。
本発明では、第1の出力モードでは、少なくとも一つの類型化単語グループ順序を判別可能にグループ識別情報が出力されるため、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、評判状態の遷移を把握することができる。特に、全体の類型化単語グループ順序を判別可能にグループ識別情報を出力する場合には、入力情報の送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移の全体的な動向を把握することができる。そして、第2の出力モードでは、例えば、指示された少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じグループ順序を有する入力情報に対するグループ識別情報が、各単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報とともに出力されるため、この少なくとも一つの類結か単語グループ順序と同じグループ順序を有する入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移を容易に、詳細に把握することができる。
本発明の第11発明は、請求項11に記載の構成を備える入力情報分析装置である。
本発明では、入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、主題情報判別手段と、出力手段を備えている。
記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されている。単語グループ、グループ単語情報としては、前述した単語グループ、グループ単語情報を用いることができる。
単語情報抽出手段は、入力手段から入力された入力情報を分割して、入力情報を構成している単語情報を抽出する。入力情報を構成する単語情報を抽出する方法としては、前述した方法を用いることができる。
単語グループ判別手段は、入力情報に対する単語グループを判別する。入力情報に対する単語グループを判別する方法としては、前述した方法を用いることができる。
単語グループ順序判別手段は、入力情報に対する単語グループ順序を判別する。入力情報に対する単語グループ順序を判別する方法としては、前述した方法を用いることができる。また、単語グループ順序判別手段は、入力情報に対する単語グループ順序を類型化した類型化単語グループ順序を判別する。
主題情報判別手段は、入力情報を構成している単語情報に対応する単語グループに対する主題情報を判別する。単語グループに対する主題情報を判別する方法としては、前述した方法を用いることができる。
管理手段は、入力手段から第1の出力モード信号が入力された時には第1の出力モードで動作し、入力手段から第2の出力モード信号が入力された時には第2の出力モードで動作する。第1の出力モードでの出力態様としては、前述した出力態様を用いることができる。また、第2の出力モードでは、入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、単語グループ順序を類型化した類型化単語グループ順序のうちの少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報毎に、各単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報とともに出力手段から出力する。この時、少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報に対する単語グループ識別情報のみを主題情報とともに出力してもよいし、少なくとも一つの類型化単語グループ順序を除く他の類型化単語グループ順序を判別可能に出力しながら、少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報に対する単語グループ識別情報を主題情報とともに出力してもよい。少なくとも一つの類型化単語グループ順序は、例えば、指示信号によって指示される。
本発明では、第1の出力モードでは、少なくとも一つの類型化単語グループ順序を判別可能にグループ識別情報が出力されるため、入力情報中における送信者の心的状態の遷移、特に、評判状態の遷移を把握することができる。特に、全体の類型化単語グループ順序を判別可能にグループ識別情報を出力する場合には、入力情報の送信者の心的状態の遷移、特に、送信者の評判状態の遷移の全体的な動向を把握することができる。そして、第2の出力モードでは、例えば、指示された少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じグループ順序を有する入力情報に対するグループ識別情報が、各単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報とともに出力されるため、この少なくとも一つの類型化単語グループ順序と同じグループ順序を有する入力情報中における送信者の心的対象、特に、送信者の評判対象を詳細に推定することができる。
本発明の第12発明は、請求項12に記載されたプログラムである。
本発明は、コンピュータに、第1発明〜第11発明のいずれかの管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段、単語グループ順序判別手段、主題情報判別手段の処理を実行させるためのプログラムである。
本発明のプログラムを用いることにより、第1発明〜第11発明と同様の効果を得ることができる。
本発明の第13発明は、請求項13に記載された記憶媒体である。
本発明は、コンピュータに、第1発明〜第11発明のいずれかの管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段、単語グループ順序判別手段、主題情報判別手段の処理を実行させるためのプログラムが記録された記憶媒体である。
本発明の記憶媒体を用いることにより、第1発明〜第13発明と同様の効果を得ることができる。
請求項1〜請求項11に記載の入力情報分析装置、請求項12に記載のプログラム、請求項13に記載の記憶媒体を用いることにより、顧客からの自由記述式の意見やアンケート等の分章を含む非定型の入力情報を効果的に分析することができる。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に、本発明の入力情報分析装置の一実施の形態の概略ブロック図を示す。本実施の形態は、顧客等の送信者から送信された(差し出された)自由記述式の意見やアンケート等の非定型の文章を入力情報として入力し、入力情報を構成している単語により表される送信者の心的状況である送信者の評判状況(本実施の形態では、満足、要望、不満)の遷移(評判区分遷移)を分析する入力情報分析装置として構成されている。
本実施の形態は、処理装置10、記憶装置20、入力装置30、表示装置40等により構成される。
記憶装置20としては、ROMやRAM等の種々の記憶装置を用いることができる。記憶装置20は、評判区分単語情報データベース20a、入力情報データベース20b等を有している。記憶装置20は、評判区分単語情報データベース20aと入力情報データベース20bを有する1つの記憶装置によって構成することもできるし、個別の記憶装置により構成することもできる。また、記憶装置20の配設位置は、処理装置10(処理装置10の各手段)がアクセス可能な範囲で適宜設定可能である。
評判区分単語情報データベース20aには、評判区分を表す評判区分単語情報が評判区分に対応して記憶されている。評判区分単語情報データベース20aの一例が図2に示されている。図2に示されている評判区分単語情報データベース20aには、評判区分(満足)を表す評判区分単語情報(「お礼」、「気に入る」、・・・・・)、評判区分(不満)を表す評判区分単語情報(「おかしい」、「お詫び」、・・・・・)、評判区分(要望)を表す評判区分単語情報(「望む」、「願う」、・・・・・)等が、評判区分情報(満足)、評判区分情報(不満)、評判区分情報(要望)に対応して記憶されている。なお、同じ単語情報が異なる評判区分を表す場合には、同じ評判区分単語情報が異なる評判区分情報に対応して記憶される。
評判区分単語情報データベース20aに記憶する情報は、適宜設定することができる。また、評判区分情報や評判区分単語情報を記憶装置20に記憶する態様は、適宜変更可能である。
入力情報データベース20bには、入力情報及び入力情報に関連する関連情報が記憶されている。入力情報データベース20bの一例が図3に示されている。図3に示されている入力情報データベース20bには、情報ID(情報識別情報)、入力情報(送信者から送信された文章)、カテゴリ情報、入力情報の送信者の性別情報、年齢情報、居住地情報(または、入力情報を受信した営業所の住所情報)、評判区分情報、評判区分遷移情報(評判区分順序情報)、評判区分単語情報、評判区分主題情報が記憶されている。カテゴリ情報は、送信側または受信側で入力情報の内容に対して選択される。カテゴリ情報は、適宜設定可能である。例えば、「インターネット」、「オール電化」、「温水器」、「電気料金」等が設定される。後述する評判区分識別情報を出力する際に、カテゴリ情報を選択することによって、出力する入力情報が属するカテゴリを指定することができる。評判区分遷移情報は、例えば、評判区分情報の配置順序によって表される。評判区分情報、評判区分遷移情報(評判区分順序情報)、評判区分単語情報、評判区分主題情報については後述する。
入力情報データベース20bに記憶する情報は、適宜設定することができる。また、入力情報や入力情報に関連する関連情報を記憶装置20に記憶する態様は、適宜変更可能である。
記憶装置20が本発明の「記憶手段」に対応し、「評判区分」が本発明の「単語グループ」に対応し、「評判区分情報」が本発明の「単語グループ情報」に対応し、「評判区分単語情報」が本発明の「グループ単語情報」に対応し、「評判区分主題情報」が本発明の「主題情報」に対応し、「評判区分遷移」が本発明の「単語グループ順序」に対応し、「評判区分遷移情報」が本発明の「単語グループ順序情報」に対応する。
入力装置30としては、入力情報や各種の指示信号等を入力可能な、キーボード、表示装置40の表示部に設けられているタッチパネル、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る情報読取装置等の種々の入力装置を用いることができる。
入力装置30が本発明の「入力手段」に対応する。
表示装置40としては、分析結果を表示可能な、液晶表示装置等の種々の表示装置を用いることができる。なお、遠方の端末装置と通信可能に構成される場合には、遠方の端末装置の入力装置や出力装置が、本発明の入力装置や出力装置に対応する。
表示装置40が本発明の「出力手段」に対応する。
処理装置10は、管理手段10a、単語情報抽出手段10b、評判区分判別手段10c、評判区分遷移判別手段10d、評判区分主題情報判別手段10eを有している。処理装置10は、各手段10a〜10eの処理を実行する1つのCPUによって構成することもできるし、複数の処理手段の処理を実行する個別のCPUによって構成することもできる。
管理手段10aが本発明の「管理手段」に対応し、単語情報抽出手段10bが本発明の「単語情報抽出手段」に対応し、評判区分判別手段10cが本発明の「単語グループ判別手段」に対応し、評判区分遷移判別手段10dが本発明の「単語グループ順序判別手段」に対応し、評判区分主題情報判別手段10eが本発明の「主題情報判別手段」に対応する。
管理手段10aは、入力情報分析装置全体の処理を管理する。例えば、入力装置30からの入力情報や指示信号等の入力処理、分析結果等の表示装置40への出力処理、各手段10b〜10eによる処理の実行等を管理する。なお、管理手段10aの処理を単語情報抽出手段10b、評判区分判別手段10c、評判区分遷移判別手段10d、評判区分主題情報判別手段10eにより実行するように構成することもできる。管理手段10aによる分析結果の出力態様については後述する。
単語情報抽出手段10bは、入力装置30から入力された入力情報または入力装置30から入力されて記憶装置20の入力情報データベース20bに記憶されている入力情報を分割し、入力情報を構成している単語情報を抽出する。入力情報を構成している単語情報を抽出する手法としては、例えば、入力情報を形態素に分解する形態素解析手法が用いられる。形態素解析手法としては、種々の手法が知られている。例えば、最長一致法、分割数最小法等が知られている。なお、入力情報を形態素に分解する際に用いられる辞書が記憶装置20に記憶されている。
単語情報抽出手段10bによって入力情報を構成している単語情報を抽出する時には、入力情報を文情報に分割し、文情報毎に単語情報を抽出するのが好ましい。「文情報」は、入力情報を構成している単語情報を、句点を基準に分割した単語情報の集まりを意味する。例えば、入力文章中の先頭の単語情報から句点までの単語情報の集まり、句点の次の単語情報から次の句点までの単語情報の集まりを意味する。したがって、入力情報(送信者から送信された文章)は、1つまたは複数の文情報により構成される。なお、入力情報中に句点がない場合には、入力情報は1つの文情報を含んでいるものとして判別し、または、単語情報の解析によって文情報を判別する。
評判区分判別手段10cは、単語情報抽出手段10bにより抽出された、入力情報を構成している単語情報に対応する評判区分(評判区分情報)を判別することによって、入力情報に対する評判区分を判別する。
入力情報に対する評判区分を判別する方法としては、例えば、以下の方法が用いられる。すなわち、入力情報を構成している単語情報の1つと、記憶装置20の評判区分単語情報データベース20aに記憶されている評判区分単語情報を比較し、単語情報に該当する評判区分単語情報が評判区分単語情報データベース20aに記憶されているか否かを判断する。単語情報に該当する評判区分単語情報が評判区分単語情報データベース20aに記憶されているか否かは、単語情報と一致する評判区分単語情報が評判区分単語情報データベース20aに記憶されているか否かだけでなく、単語情報または評判区分単語情報の少なくとも一方の文法上の変化形を考慮し、文法上の変化形が位置するか否かも判断する。そして、単語情報に該当する評判区分単語情報が評判区分単語情報データベース20aに記憶されている場合に、当該評判区分単語情報を含んでいる(対応する)評判区分(評判区分情報)を、当該単語情報に対応する評判区分(評判区分情報)として判別する。なお、単語情報に該当する評判区分単語情報が複数存在する場合には、当該単語情報に対応する評判区分(評判区分情報)として、当該複数の評判区分単語情報それぞれを含んでいる評判区分(評判区分情報)を判別する。このような単語情報に対応する評判区分情報を判別する処理を、入力情報を構成している単語情報それぞれに対して行うことによって、入力情報に対する評判区分を判別する。
なお、評判区分判別手段10cは、入力情報に対する評判区分と、当該入力情報に対する評判区分それぞれを判別する際に用いた単語情報を組み合わせて判別するように構成するのが好ましい。例えば、入力情報を構成している単語情報(a)に対応する評判区分(満足)と、単語情報(b)に対応する評判区分(要望)を入力情報に対する評判区分として判別した場合には、評判区分(満足)[評判区分単語情報(a)]、評判区分(要望)[評判区分単語情報(b)]を単語情報に対する評判区分(評判区分単語情報)として判別するように構成する。ここで、評判区分と組み合わせて判別する評判区分単語情報としては、入力情報を構成している単語情報を用いるのが好ましいが、評判区分単語情報データベース20aに記憶されている、当該入力情報を構成している単語情報に該当する評判区分単語情報を用いてもよい。
評判区分遷移判別手段10dは、評判区分判別手段10cにより判別された、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)に基づいて、当該入力情報に対する評判区分遷移(評判区分順序)を判別する。
入力情報に対応する評判区分遷移を判別する方法としては、例えば、評判区分判別手段10cが、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれを判別する際に用いた単語情報の、当該入力情報中における出現順序に基づいて判別する方法が用いられる。例えば、入力情報を構成している単語情報内の5番目の単語情報(a)に対応する評判区分(満足)と、10番目の単語情報(b)に対応する評判区分(要望)を入力情報に対する評判区分として判別した場合、[(1)5番目の単語情報(a)に対応する評判区分(満足)−(2)10番目の単語情報(b)に対応する評判区分(要望)]を、入力情報に対する評判区分遷移(評判区分順序)として判別する。
評判区分主題情報判別手段10eは、評判区分判別手段10cにより判別された、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれに対応する評判区分主題情報を判別する。すなわち、評判の対象である主題情報を判別する。
入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれに対応する評判区分主題情報を判別する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数と、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)と当該特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該特定品詞情報を有する単語情報の中から当該評判区分に対応する評判区分主題情報を判別する方法を用いることができる。
特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数と、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)と当該特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該評判区分に対応する評判区分主題情報を判別する場合には、例えば、以下のようにして評判区分主題情報が判別される。
先ず、入力情報を構成している単語情報の中から特定品詞情報を有している単語情報を選択(判別)する。特定品詞情報としては、種々の品詞情報を用いることができるが、典型的には、名詞情報が用いられる。この場合には、単語情報の中から名詞に属する単語情報が選択(判別)される。
次に、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数と、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(前述した、評判区分と組み合わされている評判区分単語情報)と当該特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離(「共起距離」という)を算出する処理を、入力情報を構成している単語情報の中から選択した特定品詞情報を有する単語情報それぞれに対して行う。例えば、評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)と特定品詞情報を有する単語情報との間の距離を算出する方法としては、当該単語情報(評判区分単語情報)と当該特定品詞情報を有する単語情報との間の文字の数により算出する方法を用いることができる。
次に、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数と、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)と当該特定品詞情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該特定品詞情報を有する単語情報それぞれの評価値を算出する。特定品詞情報を有する単語情報の評価値は、種々の評価式を用いて算出することができる。例えば、任意の評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた任意の単語情報(評判区分単語情報)に対する、任意の特定品詞情報を有する単語情報の評価値Hを算出する評価式として、以下の評価式を用いることができる。
[H=TF×log(N/DF)+α/L]
ここで、[TF]は、任意の特定品詞情報を有する単語情報の入力情報中における出現回数である。[DF]は、任意の特定品詞情報を有する単語情報が含まれている文情報の入力情報中の数である。[N]は、入力情報の総数である。[L]は、任意の特定品詞情報を有する単語情報と任意の評判区分単語情報との間の距離(共起距離)である。[α]は、正規化係数(正の実数値)である。
次に、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における評価値Hと、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)と当該特定品詞情報それぞれとの間の距離Lに基づいて、当該判定区分に対応する評判区分主題情報を判別する。判定区分に対応する評判区分主題情報を判別する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、任意の評判区分単語情報に対する、任意の特定品詞情報を有する単語情報それぞれの評価値Hによる評価が高い当該任意の特定品詞情報を有する単語情報を、当該任意の評判区分単語情報(評判区分)に対応する評判区分主題情報として判別(選択)する方法を用いることができる。前述した評価式を用いて評価値Hを算出する場合には、例えば、任意の特定品詞情報を有する単語情報の中から、任意の評判区分単語情報に対する評価値Hの[TF×log(N/DF)]が大きく(入力文章中における重要度が高い)、Lが小さい(任意の評判区分単語情報に近い)当該特定品詞情報を有する単語情報、すなわち、評価が高い当該特定品詞情報を有する単語情報を、当該任意の評判区分単語情報(評判区分)に対応する評判区分主題情報として判別(選択)する。この時、最も評価が高い1つの特定品詞情報を有する単語情報を評判区分主題情報として判別(選択)してもよいし、評価が高い複数の特定品詞情報を有する単語情報を評判区分主題情報として判別(選択)してもよい。
評価式としては、[H=TF+α/L]を用いることもできる。この評価式を用いて評価値を算出する場合には、[TF]が大きく、[L]が小さい特定品詞情報を有する単語情報を評判区分単語情報(評判区分)に対応する評判区分主題情報として判別(選択す)する。
なお、一般的には、評判の対象となる主題、すなわち、評判区分に対応する評判区分主題情報は、評判を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)より前に出現することが多い。そこで、評判区分に対する評判区分主題情報を判別する際には、当該評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)より前に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から評判区分主題情報を判別することができる。この場合には、評判区分単語情報より前に出現する特定品詞情報を有する単語情報の評価値を算出し、算出した評価値に基づいて評判区分主題情報を判別(選択)する。
しかしながら、評判区分主題情報は、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)より後に出現することもある。このため、評判区分に対する評判区分主題情報を判別する際には、当該評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)の前後に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から評判区分主題情報を判別(選択)するのが好ましい。この場合には、評判区分単語情報の前後に出現する(入力情報中に出現する)特定品詞情報を有する単語情報の評価値を算出し、算出した評価値に基づいて評判区分主題情報を判別(選択)する。
次に、本実施の形態の動作を図4、図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図4のフローチャートは、入力情報から評判区分情報と評判区分遷移を分析する手順を示したものであり、図5のフローチャートは、入力情報に対する評判区分遷移を示す評判区分遷移図を出力する手順を示したものである。
図4に示すフローチャートは、本実施の形態の入力情報分析装置の動作を開始させる開始信号が入力された後、適宜の時期に開始される。あるいは、入力情報の分析処理を実行することを指示する分析処理開始信号が入力装置30から入力されることによって開始される。
ステップA1では、入力装置30から入力情報が入力されたか否かを判断する。入力情報が入力された場合にはステップA2に進み、入力情報が入力されなかった場合にはステップA6に進む。ステップA1の処理は、管理手段10aにより実行される。
なお、ステップA1において、入力情報が入力されなかったことを判断する方法としては、例えば、入力情報が設定期間内に入力されなかったことにより、または、ステップA6に進むことを指示する信号が入力されたことにより判断する方法が用いられる。この方法は、以下に説明する他のステップにおいても用いられる。
ステップA2では、入力された入力情報から単語情報を抽出する。入力情報を構成している単語情報は、単語情報抽出手段10aにより、前述した方法で抽出される。
ステップA3では、ステップA1で入力された入力情報に対する評判区分(評判区分情報)と、当該評判区分それぞれに対する、当該入力情報を構成している単語情報(評判区分単語情報)と、当該入力情報に対する評判区分遷移を判別する。入力情報に対する評判区分(評判区分情報)と、評判区分それぞれに対する単語情報(評判区分単語情報)は、評判区分判別手段10cにより、ステップA2で抽出された入力情報を構成している単語情報と、評判区分単語情報データベース20aに評判区分(評判区分情報)に対応して記憶されている評判区分単語情報に基づいて、前述した方法で判別される。入力情報に対する評判区分遷移は、評判区分遷移判別手段10dにより、ステップA2で抽出された入力情報を構成している単語情報と、評判区分判別手段10cにより判別された入力情報に対する評判区分及び当該評判区分を判別した際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)に基づいて、前述した方法で判別される。
ステップA4では、評判区分判別手段10cが評判区分を判別した際に用いられた単語情報(評判単語情報)に対応する評判区分主題情報が、評判区分主題情報判別手段10eにより判別される。
ステップA5では、ステップA1で入力された入力情報と、ステップA3で判別された、当該入力情報に対する評判区分(評判区分情報)と、当該評判区分それぞれに対する単語情報(評判区分単語情報)と、当該入力情報に対する評判区分遷移、ステップA4で判別された、当該入力情報に対する評判区分それぞれに対応する評判区分主題情報を、記憶装置20の入力情報データベース20bに記憶する。評判区分遷移を入力情報データベースに20bに記憶する方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、各評判区分(評判区分情報)の当該入力情報中における順序を示す順序情報を各評判区分(評判区分情報)とともに記憶する方法や、各評判区分の当該入力情報中における順序の順に各評判区分(評判区分情報)を記憶する方法用いることができる。
ステップA6では、分析処理を終了するか否かを判断する。分析処理を終了するか否かは、例えば、分析処理の終了を指示する分析処理終了信号が入力されたか否かによって判断する。分析処理を終了する場合には分析処理を終了し、分析処理を終了しない場合にはステップA1に戻る。
次に、図5のフローチャートを用いて、入力情報に対する評判区分遷移を示す評判区分遷移図を出力する手順を説明する。
図5に示す評判区分遷移図出力処理は、図4に示した分析処理の終了後に開始される。または、評判区分遷移図の出力処理の開始を指示する遷移図出力処理開始信号が入力装置30から入力されることにより開始される。
ステップB1では、評判区分遷移図の表示が指示されたか否かを判断する。評判区分遷移図の表示が指示されたか否かは、例えば、評判区分遷移図の表示指示信号が入力装置30から入力されたか否かによって判断する。評判区分遷移図の表示が指示された場合にはステップB2に進み、評判区分遷移図の表示が指示されなかった場合にはステップB3に進む。
ステップB2では、入力情報中における評判区分の遷移状態を示す評判区分遷移図のみを表示(出力)する。このステップB2における、評判区分遷移図のみを表示(出力)するモードが、本発明の「第1の出力モード」に対応する。
ステップB3の第1の出力モードでは、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれを示す評判区分識別情報を、当該入力情報に対する評判区分遷移を判別可能に出力する。評判区分識別情報としては、各評判区分を判別可能な適宜の識別情報を用いることができる。例えば、評判区分(満足)、評判区分(要望)、評判区分(不満)それぞれを示す異なる色や評判区分名を用いることができる。また、評判区分遷移、すなわち、評判区分の遷移状態(移動状態)を判別可能に出力する態様としては、種々の出力態様を用いることができる。例えば、評判区分識別情報を、予め定められている方向に、評判区分遷移の順に配置する出力態様を用いることができる。典型的には、評判区分それぞれで異なる色を有する評判区分識別情報を、予め定められている方向に沿って、評判区分遷移の順に配置する態様が用いられる。
なお、ステップB3の第1の出力モードでは、記憶装置20の入力情報データベース20bに記憶されている全ての入力情報に対する評判区分それぞれを示す評判区分識別情報を、各評判区分の遷移状態(評判区分遷移状態)を判別可能に出力することもできるが、入力情報に対する表示区分遷移状態を類型化し、類型化評判区分遷移状態を判別可能に評判区分識別情報を出力するのが好ましい。
評判区分遷移状態を類型化した類型化評判区分遷移状態を判別可能に評判区分識別情報を出力する評判区分遷移図を図7に示す。図7では、各入力情報に対する評判区分遷移を類型化した類型化評判区分遷移パターン、すなわち、第1の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(満足)−評判区分(満足)]、第2の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(満足)−評判区分(要望)]、第3の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(要望)−評判区分(要望)]、第4の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(要望)−評判区分(不満)−評判区分(不満)]、第5の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(不満)−評判区分(要望)]、第6の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(不満)−評判区分(不満)]、第7の類型化評判区分遷移パターン[評判区分(不満)−評判区分(不満)−評判区分(不満)]を出力している。また、図7では、評判区分識別情報として、評判区分に対応して異なる色を用いている。
このように、入力情報中における評判区遷移状態を類型化した類型化評判区分遷移パターンを判別可能に出力することにより、入力情報を送信した送信者の、入力情報中における評判状態の遷移の全体的な動向を容易に把握することができる。
第1の出力モードでは、少なくとも1つの(例えば、指示された)評判類型化遷移状態を判別可能に評判区分識別情報を出力するように構成することができる。また、少なくとも1つの(例えば、指示された)入力情報に対する評判区分遷移状態を判別可能に評判区分識別情報を出力するように構成することもできる。
ステップB3では、評判区分単語情報を含む評判区分遷移図、すなわち、評判区分(評判区分単語)遷移図の表示が指示されたか否かを判断する。評判区分(評判区分単語)遷移図の表示が指示されたか否かは、例えば、評判区分(評判区分単語)遷移図の表示指示信号が入力装置30から入力されたか否かによって判断する。評判区分(評判区分単語)遷移図の表示が指示された場合にはステップB4に進み、評判区分(評判区分単語)遷移図の表示が指示されなかった場合にはステップB5に進む。
ステップB4では、入力情報中における評判区分遷移状態と、各評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)を示す評判区分(評判区分単語)遷移図を表示(出力)する。このステップB4における、評判区分(評判区分単語)遷移図を表示(出力)するモードが、本発明の「第2の出力モード」に対応する。
ステップB4の第2の出力モードでは、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれを示す評判区分識別情報を、各評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)とともに、当該入力情報に対する評判区分遷移状態を判別可能に出力する。評判区分識別情報や、評判区分遷移状態を判別可能に出力する出力態様としては、前述した識別情報や出力態様を用いることができる。
入力情報に対する評判区分それぞれを示す評判区分識別情報を、評判区分に対応する評判区分単語情報とともに出力する評判区分(評判区分単語)遷移図を図8に示す。図8では、評判区分識別情報として、評判区分に対応して異なる色を用いている。また、図8では、評判区分遷移状態(評判区分遷移パターン)が同じ入力情報に対する評判区分識別情報の表示位置が近くの位置に設定されている(近くに表示されている)。
このように、入力情報に対する評判区分を示す評判区分識別情報を、各評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)とともに、入力情報中における評判区分遷移状態を判別可能に出力することにより、入力情報中における送信者の評判状態の遷移を詳しく把握することができる。
また、評判区分遷移状態(評判区分遷移パターン)が同じ入力情報に対する評判区分識別情報の表示位置を近くに設定する(近くに表示する)ことにより、入力情報中における送信者の評判状態の遷移を容易に、より詳しく把握することができる。
第2の出力モードでは、少なくとも1つの(例えば、指示された)同じ評判区分遷移状態を有する入力情報に対する評判区分それぞれを示す評判区分識別情報を、各評判区分に対応する評判区分単語情報とともに出力するように構成することができる。この構成は、図7に示した第1の出力モードと組み合わせると効果的である。勿論、第2の出力モードでは、全ての、または、少なくとも1つの(例えば、指示された)入力情報に対する評判区分識別情報を、各評判区分に対応する評判区分単語情報とともに出力するように構成することもできる。
ステップB5では、評判区分主題情報を含む評判区分遷移図、すなわち、評判区分(評判区分主題)遷移図の表示が指示されたか否かを判断する。評判区分(評判区分主題)遷移図の表示が指示されたか否かは、例えば、評判区分(評判区分主題)遷移図の表示指示信号が入力装置30から入力されたか否かによって判断する。評判区分(評判区分主題)遷移図の表示が指示された場合にはステップB6に進み、評判区分(評判区分主題)の表示が指示されなかった場合にはステップB7に進む。
ステップB6では、入力情報中における評判区分遷移状態と、各評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)の対象である単語情報(評判区分主題情報)を示す評判区分(評判区分主題)遷移図を表示(出力)する。このステップB6における、評判区分(評判区分主題)遷移図を表示(出力)するモードが、本発明の「第3の出力モード」に対応する。
ステップB6の第3の出力モードでは、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)それぞれを示す評判区分識別情報を、各評判区分における評判対象を示す単語情報(評判区分主題情報)とともに、当該入力情報に対する評判区分遷移状態を判別可能に出力する。評判区分識別情報や、評判区分遷移状態を判別可能に出力する出力態様としては、前述した識別情報や出力態様を用いることができる。
入力情報に対する評判区分それぞれを示す評判区分識別情報を、評判区分における評判対象を示す単語情報(評判区分主題情報)とともに出力する評判区分(評判区分単語)遷移図を図9に示す。図9では、評判区分識別情報として、評判区分に対応して異なる色を用いている。また、図9では、評判区分遷移状態(評判区分遷移パターン)が同じ入力情報に対する評判区分識別情報の表示位置が近くに設定されている(近くに表示されている)。
なお、評判区分(評判区分情報)に対して複数の評判区分主題情報を判別する場合には、1つの入力情報に対する、評判区分遷移状態に対応する評判区分識別情報の組合せが、判別した評判区分主題情報の数だけ、評判区分主題情報とともに出力される。
このように、入力情報に対する評判区分を示す評判区分識別情報を、各評判区分における評判対象を示す単語情報(評判区分主題情報)とともに、評判区分遷移を判別可能に出力することにより、入力情報中における送信者の評判状態の遷移とともに、各評判状態における評判対象を把握することができる。
また、評判区分遷移状態(評判区分遷移パターン)が同じ入力情報に対する評判区分識別情報の表示位置を近くに設定する(近くに表示する)ことにより、入力情報中における送信者の評判状態の遷移を容易に、より詳しく把握することができる。
第3の出力モードでは、少なくとも1つの(例えば、指示された)同じ評判区分遷移状態を有する入力情報に対する評判区分それぞれを示す評判区分識別情報を、各評判区分に対する単語情報(評判区分主題情報)とともに出力するように構成することができる。この構成は、図7に示した第1の出力モードと組み合わせると効果的である。勿論、第3の出力モードでは、全ての、または、少なくとも1つの(例えば、指示された)入力情報に対する評判区分識別情報を、各評判区分に対する評判区分主題情報とともに出力するように構成することもできる。
ステップB7では、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)が選択されたか否かを判断する。入力情報に対する評判区分が選択されたことは、例えば、マウスポインタが、入力情報に対する評判区分を示す評判区分識別情報が表示されている位置に配置されたことによって判断することができる。入力情報に対する評判区分が選択された場合にはステップB8に進み、選択されなかった場合にはステップB9に進む、
ステップB8では、選択された、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)を含む文情報を出力する。なお、入力情報に対する評判区分(評判区分情報)で示される評判に対する対象である単語情報(評判区分主題情報)を含む文情報または評判区分単語情報を含む文情報と評判区分主題情報を含む文情報を出力するように構成することもできる。この時、評判区分情報に対する評判区分単語情報または評判区分主題情報を判別可能に出力するのが好ましい。例えば、色や文字種を変える。
ステップB7、B8の処理は、第2の出力モードまたは第3の出力モードに設定されて評判区分(評判単語)遷移図または評判区分(評判区分主題)遷移図が表示されている状態で、評判区分を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)を含む文情報を確認する際に用いられる。
ステップB9では、入力情報が選択されたか否かを判断する。入力情報が選択されたことは、例えば、マウスポインタが、各入力情報に対応して表示されている[全文]表示部の位置に配置されたことによってする判断することができる。入力情報が選択された場合にはステップB10に進み、選択されなかった場合にはステップB11に進む、
ステップB10では、選択された入力情報の全文を出力する。
ステップB9、B10の処理は、第2の出力モードまたは第3の出力モードに設定されて評判区分(評判単語)遷移図または評判区分(評判区分主題)遷移図が表示されている状態で、入力情報全文を確認する際に用いられる。
ステップB11では、詳細情報の表示が指示されたか否かを判断する。詳細情報の表示が指示されたことは、例えば、マウスポインタが、入力情報に対応する評判区分のいずれかの箇所に配置された状態で、クリックされたことによって判断することができる。詳細情報の表示が指示された場合にはステップB12に進み、指示されなかった場合にはステップB13に進む、
ステップB12では、選択された入力情報と当該入力情報に関連する関連情報を出力する。
ステップB11、B12の処理は、第2の出力モードまたは第3の出力モードに設定されて評判区分(評判単語)遷移図または評判区分(評判区分主題)遷移図が表示されている状態で、入力情報及び関連情報を確認する際に用いられる。
ステップB13では、処理を終了するか否かを判断する、処理を終了するか否かは、例えば、評判区分遷移図の出力処理の終了を指示する遷移図出力処理終了信号が入力装置30から入力されたか否かによって判断する。遷移図出力処理終了信号が入力された場合には処理を終了し、遷移図出力処理終了信号が入力されなかった場合にはステップB1に戻る。
ステップB1〜B13の処理は、管理手段10aによって実行される。
次に、本実施の形態における、単語情報抽出処理、評判区分(評判区分情報)判別処理、評判区分単語情報判別処理、評判区分主題情報判別処理を、図6を参照して具体的に説明する。
いま、「夜間、急に停電したため検針票に記載されている電話番号に複数回、電話をかけたが全て話し中であり、非常に困った。電話窓口体制の改善を図るべきである。」という文章が入力情報として入力されたものとする(ステップA1)。
単語情報抽出手段10bにより、この入力情報を構成している単語情報が抽出される(ステップA2)。この場合、入力情報を構成している単語情報を、句点を基準に、文情報を構成している単語情報の集まりに分割し(文1、文2)、各文情報を構成している単語情報を抽出する。例えば、図6に示すように、(文1)に対しては[夜間]、[、]、[急]、[に]等の単語情報、(文2)に対しては[電話]、[窓口]等の単語情報が抽出される。
次に、評判区分判別手段10cにより、評判区分単語情報データベース20aに記憶されている評判区分単語情報を用いて、入力情報を構成している単語情報に対応する(入力情報に対する)評判区分(評判区分情報)と、評判区分(評判区分情報)を判別する際に用いられた単語情報(評判区分単語情報)を判別する(ステップA3)。この場合、入力情報を構成している単語情報のうち、単語情報[困っ]が評判区分単語情報データベース20aに評判区分情報「不満」に対応して記憶されている評判区分単語情報[困る]に該当し、単語情報[べき]が評判区分単語情報データベース20aに評判区分情報[不満]に対応して記憶されている評判区分単語情報[べし]に該当する(文法上の変化形が一致する)。したがって、入力情報に対して、評判区分(評判区分情報)[不満]及び評判区分単語情報[困っ](または[困る])と、評判区分(評判区分情報)[要望]及び評判区分単語情報[べき](または[べし])が判別される。
次に、評判区分遷移判別手段10dにより、入力情報に対する評判区分遷移(評判区分順序)が判別される。この場合、入力情報中における出現順序は、評判区分判別手段10cにより判別された評判区分(評判区分情報)[不満]に対する評判区分単語情報[困っ]が、評判区分(評判区分情報)[要望]に対する評判区分単語情報[べき]より前である。このため、[(1)評判区分単語情報[困っ]に対応する評判区分情報[不満]―(2)評判区分単語情報[べき]に対応する評判区分情報[要望]]の順序がこの入力情報に対する評判区分遷移として判別される。
次に、評判区分主題情報判別手段10eにより、入力情報に対する評判区分情報それぞれで示される評判の対象である評判区分主題情報が判別される(ステップA4)。この場合、入力情報中の評判区分単語情報[困っ]、[べき]に対する評判区分主題情報が判別され。
ここで、評判区分主題情報として判別(選択)される特別品詞情報を有する単語情報は、名詞情報を有する単語情報(名詞に属する単語情報)に設定されているものとする。また、評判区分単語情報を含む入力情報中の、当該評判区分単語情報より前に出現する名詞情報を有する単語情報の中から、当該評判区分単語情報に対する評判区分主題情報を判別(選択)するものとする。また、評価区分単語情報に対する、名詞情報を有する単語情報の評価値Hを、評価式[H=TF+α/L]により算出するものとする。また、評価式により算出した評価値Hに基づいて、最も評価が高い1つの名詞情報を有する単語情報を評判区分主題情報として判別(選択)するものとする。
この場合、評判区分単語情報[困っ]より前に出現する名詞情報を有する単語情報として、[夜間]、[停電]、[検針票]、[電話]、[番号]が抽出される。次に、抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数TFと、評判区分単語情報「困っ」と抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離(共起距離)Lを算出する。例えば、評判区分単語情報[困っ]より前に出現する単語情報[電話]の出現回数TFは「2回」、距離(共起距離)Lは「17語」(複数の単語情報[電話]のうち、評判区分単語情報[困っ]に最も近い単語情報[電話]と評判区分単語情報[困っ]との間の距離)である。
次に、抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれの入力情報中における出現回数TFと、評判区分単語情報[困っ]と抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離Lを用いて、評価式により、評判区分単語情報[困っ]に対する抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれの評価値Hを算出する。
そして、算出した、評判区分単語情報[困っ]に対する、抽出した名詞情報を有する単語情報それぞれの評価値に基づいて、評価が最も高い名詞情報を有する単語情報を、評判区分単語情報[困っ]に対する評判区分主題情報として判別(選択)する。図6に示す例では、評判区分単語情報[困っ]に対する評判区分主題情報として、名詞情報を有する単語情報[電話]が判別(選択)されている。
同様の方法で、評判区分単語情報[べき]に対する評判区分主題情報として、名詞情報を有する単語情報[改善]が判別(選択)されている。
なお、評判区分単語情報(評判区分)に対する評判区分主題情報は、名詞情報を有する単語情報に限定されず、他の品詞情報を有する単語情報であってもよい。
また、評判区分単語情報を含んでいる文情報中に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から判別する方法に限定されず、入力情報中に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から判別する方法を用いることもできる。
また、評判区分単語情報より前に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から判別する方法に限定されず、入力情報中に出現する特定品詞情報を有する単語情報の中から判別する方法を用いることもできる。
また、評判区分単語情報に対する、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの評価値を算出する評価式としては種々の評価式を用いることができる。
また、評判区分単語情報に対する評判区分主題情報を判別する方法としては、最も評価が高い1つの特定品詞情報を有する単語情報を判別する方法に限定されず、評価が高い複数の特定品詞情報を有する単語情報を判別する方法を用いることもできる。
また、各手法は適宜組み合わせて用いることができる。
図6に示されている入力情報、この入力情報に対して判別された評判区分情報、各評判区分情報に対する評判区分単語情報、評判区分遷移、評判区分主題情報が入力情報データベース20bに記憶される(ステップA5)。この場合、例えば、図3の入力情報データベース20aに示されているように、「入力情報」の欄に、「夜間、急に・・・・・べきである。」という文章が入力情報として記憶され、この入力情報に対応する「評判区分情報(評判区分遷移情報・評判区分単位情報・評判区分主題情報)」の欄に、[(1)評判区分情報[不満]:評判区分単語情報[困っ]、評判区分主題情報[電話]、(2)評判区分情報[要望]:評判区分単語情報[べし]、評判区分主題情報[改善]]が記憶される。入力情報に関連する関連情報も入力情報に対応して記憶される。
図3に示す入力情報データベース20aに記憶されている入力情報、関連情報を用いた、第3の出力モードでの評判区分(評判区分主題)遷移図を図9に示す。
図9に示す評判区分(評判区分主題)遷移図が表示装置40に表示されている状態で、マウスポインタが、前記した入力情報に対する評判区分情報[要望]に対応する位置に配置される(評判区分情報が選択される)と、選択された評判区分情報[要望]に対する評判区分主題情報[改善]が含まれている文情報が表示窓に表示される(ステップB8)。この時、評判区分主題情報[改善]を判別可能に表示するのが好ましい。
なお、図8に示す評判区分(評判区分単語)遷移図が表示装置40に表示されている状態で、マウスポインタが、前記した入力情報に対する評判区分情報[要望]に対応する位置に配置される(評判区分情報が選択される)と、選択された評判区分情報[要望]に対応する評判区分単語情報[べき]が含まれている文情報が表示窓に表示される(ステップB8)。この時、評判区分単語情報[べき]を判別可能に表示するのが好ましい。
また、マウスポインタが入力情報に対応する[全文]表示部の位置に配置される(入力情報が選択される)と、選択された入力情報の全文が表示窓に表示される(ステップB10)。
また、マウスポインタが、入力情報に対する評判区分情報に対応する位置に配置された状態でクリックされると(詳細表示の指示が入力される)と、指示された評判区分情報に対応する入力情報の全文及びその関連情報が副表示部に表示される(ステップB12)。
なお、表示装置40の表示部には、図7〜図9に示すよう本表示部、副表示部、入力部が表示されており。入力部をマウスポインタによって選択することによって、種々の指示信号を入力するように構成することもできる。
以上のように、本実施の形態では、入力情報中における送信者の心的状態の遷移である評判状態の遷移を分析し、入力情報中における送信者の評判状態の遷移を示す評判区分遷移図を出力することができる。これにより、入力情報中における送信者の評判状態の遷移を把握することができ、例えば、顧客の評判等を容易に、より適切に把握することができる。
また、評判区分に対応する評判区分単語情報や評判区分主題情報を含む評判区分(評判区分単語)遷移図、評判区分(評判区分主題)遷移図を出力することができる。さらに、類型化した類型化評判区分遷移図を出力することも可能である。これにより、送信者の入力情報中における評判状態の遷移を容易に、詳細に把握することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、入力情報を構成している単語情報を抽出する方法、評判区分を判別する方法、評判区分遷移状態を判別する方法、評判区分単語情報や評判区分主題情報を判別する方法等としては、実施の形態で説明した方法に限定されず、種々の方法を用いることができる。
入力情報を構成している単語情報を抽出する処理、入力情報に対する評判区分を判別する処理、評判区分に対応する評判区分単語情報を抽出する処理、入力情報に対する評判区分の遷移(順序)を判別する処理、評判区分に対する評判区分主題情報を判別する処理等を実行する時期は、入力情報が入力された時期に限定されず適宜の時期に設定することができる。
入力情報分析装置の構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。
入力情報を分析する方法は、図4のフローチャートで示した方法に限定されない。
評判区分遷移図を出力する方法は、図5のフローチャートで示した方法に限定されない。
本発明は、実施の形態で説明した各構成それぞれを単独で用いることもできるし、適宜選択した複数の構成を組み合わせて用いることもできる。この場合、組合せに応じて動作や構成も変更される。
また、本発明は、管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段(評判区分判別手段)、単語グループ順序判別手段(評判区分遷移判別手段)、主題情報判別手段(評判区分主題情報判別手段)等の処理を実行する処理装置等を有する管理装置と、管理装置にインターネット等の通信回線を介して接続される端末装置により構成することもできる。この場合には、端末装置の入力手段や出力手段が、本発明の入力手段や出力手段に対応する。
入力情報中における送信者の評判状態の遷移を把握する場合について説明したが、本明細書に開示されている技術は、入力情報を構成している単語情報によって表すことができる送信者の種々の心的状態の入力情報中における遷移を把握する場合に用いることができる。記憶装置に記憶するデータベースや、送信者の心的状態を判別する方法は、把握する送信者の心的状態に応じて適宜設定される。
本発明は、実施の形態で説明した管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段、単語グループ順序判別手段、主題情報判別手段の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムやこのプログラムが記録された記憶媒体として構成することができる。
本発明の一実施の形態の概略ブロック図である。 評判区分単語データベースの一例を示す図である。 入力情報データベースの一例を示す図である。 入力情報を分析する処理の一例を示すフローチャートである。 評判区分遷移図を出力する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の動作を具体的に説明する図である。 評判区分遷移図の一例を示す図である。 評判区分(評判区分単語)遷移図の一例を示す図である。 評判区分(評判区分主題)遷移図の一例を示す図である。
符号の説明
10 処理装置(処理手段)
10a 管理手段
10b 単語情報抽出手段
10c 評判区分判別手段
10d 評判区分遷移判別手段
10e 評判区分主題情報判別手段
20 記憶装置
20a 評判区分単語情報データベース
20b 入力情報データベース
30 入力装置(入力手段)
40 表示装置(出力手段)

Claims (13)

  1. 入力情報を分析する入力情報分析装置であって、
    入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、出力手段を備え、
    前記記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されており、
    前記単語情報抽出手段は、前記入力手段から入力された入力情報を分割して、当該入力情報を構成している単語情報を抽出し、
    前記単語グループ判別手段は、単語情報と前記記憶手段に記憶されているグループ単語情報を比較し、当該単語情報に該当するグループ単語情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該グループ単語情報を含む単語グループを当該単語情報に対応する単語グループとして判別する処理を、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報それぞれに対して実行することにより、前記入力情報に対する単語グループを判別し、
    前記単語グループ順序判別手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループと、各単語グループを判別する際に用いられた各単語情報の前記入力情報中における出現順序に基づいて、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別し、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  2. 請求項1に記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序の順に前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  3. 請求項1または2に記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報として、単語グループそれぞれを示す色または単語グループ名の少なくとも一つを用いる、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、各単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた、前記入力情報を構成している単語情報とともに前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力している状態で、前記単語グループ識別情報を指示する指示信号が前記入力手段から入力されると、前記入力情報を構成する文情報であって、当該指示信号で指示された単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた単語情報を含む文情報を前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、主題情報判別手段を備え、
    前記主題情報判別手段は、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報に含まれている、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの当該入力情報中における出現回数と、前記単語グループ判別手段により単語グループを判別する際に用いられた単語情報と前記特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該単語グループに対する主題情報を判別し、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記主題情報判別手段により判別された、各単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報とともに前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、主題情報判別手段を備え、
    前記主題情報判別手段は、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報に含まれている、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの当該入力情報中における出現回数と、前記単語グループ判別手段により単語グループを判別する際に用いられた単語情報と前記特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該単語グループに対する主題情報を判別し、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力している状態で、前記単語グループ識別情報を指示する指示信号が前記入力手段から入力されると、前記入力情報を構成する文情報であって、当該指示信号で指示された単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報を含む文情報を前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力している状態で、前記入力情報が指示されると、当該指示された入力情報を前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の入力情報分析装置であって、
    前記管理手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力する時には、単語グループ順序が同じ入力情報に対応する単語グループ識別情報が近くに配置されるように前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  10. 入力情報を分析する入力情報分析装置であって、
    入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、出力手段を備え、
    前記記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されており、
    前記単語情報抽出手段は、前記入力手段から入力された入力情報を分割して、当該入力情報を構成している単語情報を抽出し、
    前記単語グループ判別手段は、単語情報と前記記憶手段に記憶されているグループ単語情報を比較し、当該単語情報に該当するグループ単語情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該グループ単語情報を含む単語グループを当該単語情報に対応する単語グループとして判別する処理を、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報それぞれに対して実行することにより、前記入力情報に対する単語グループを判別し、
    前記単語グループ順序判別手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループと、各単語グループを判別する際に用いられた各単語情報の前記入力情報中における出現順序に基づいて、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別し、また、前記入力情報に対する単語グループ順序の類型化を行い、
    前記管理手段は、
    前記入力手段から第1の出力モード信号が入力された時には、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により類型化された、前記入力情報に対する単語グループ順序のうちの少なくとも一つの単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力し、
    前記入力手段から第2の出力モード信号が入力された時には、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により類型化された、前記入力情報に対する単語グループ順序のうちの少なくとも一つの単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報毎に、各単語グループ識別情報で示される単語グループを判別する際に用いられた、前記入力情報を構成している単語情報とともに前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  11. 入力情報を分析する入力情報分析装置であって、
    入力手段と、記憶手段と、管理手段と、単語情報抽出手段と、単語グループ判別手段と、単語グループ順序判別手段と、主題情報判別手段と、出力手段を備え、
    前記記憶手段には、複数の異なる単語グループそれぞれに含まれるグループ単語情報が単語グループに対応して記憶されており、
    前記単語情報抽出手段は、前記入力手段から入力された入力情報を分割して、当該入力情報を構成している単語情報を抽出し、
    前記単語グループ判別手段は、単語情報と前記記憶手段に記憶されているグループ単語情報を比較し、当該単語情報に該当するグループ単語情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該グループ単語情報を含む単語グループを当該単語情報に対応する単語グループとして判別する処理を、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報それぞれに対して実行することにより、前記入力情報に対する単語グループを判別し、
    前記単語グループ順序判別手段は、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループと、各単語グループを判別する際に用いられた各単語情報の前記入力情報中における出現順序に基づいて、前記入力情報に対する単語グループ順序を判別し、また、前記入力情報に対する単語グループ順序の類型化を行い、
    前記主題情報判別手段は、前記単語情報抽出手段により抽出された、前記入力情報を構成している単語情報に含まれている、特定品詞情報を有する単語情報それぞれの出現回数と、前記単語グループ判別手段により単語グループを判別する際に用いられた単語情報と前記特定品詞情報を有する単語情報それぞれとの間の距離に基づいて、当該単語グループに対する主題情報を判別し、
    前記管理手段は、
    前記入力手段から第1の出力モード信号が入力された時には、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により類型化された、前記入力情報に対する単語グループ順序のうちの少なくとも一つの単語グループ順序を判別可能に前記出力手段から出力し、
    前記入力手段から第3の出力モード信号が入力された時には、前記単語グループ判別手段により判別された、前記入力情報に対する単語グループそれぞれを示す単語グループ識別情報を、前記単語グループ順序判別手段により類型化された、前記入力情報に対する単語グループ順序のうちの少なくとも一つの単語グループ順序と同じ単語グループ順序を有する入力情報毎に、前記主題情報判別手段により判別された、各単語グループ識別情報で示される単語グループに対する主題情報とともに前記出力手段から出力する、
    ことを特徴とする入力情報分析装置。
  12. コンピュータに請求項1〜11のいずれかに記載の管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段、単語グループ順序判別手段、主題情報判別手段の処理を実行させるためのプログラム。
  13. コンピュータに請求項1〜11のいずれかに記載の管理手段、単語情報抽出手段、単語グループ判別手段、単語グループ順序判別手段、主題情報判別手段の処理を実行させるためのプログラムが記録された記憶媒体。
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