JP2008242575A - リサイクル管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 PETやフィルム等の製品と金属物を巻くための芯となるコアに無線タグを貼り付けてリサイクル管理を行うシステムにおいて、コアにPETやフィルム等の製品と金属物を巻き、さらにダンボール等によって梱包されることによってコア内部に取り付けられた無線タグが読み取ることができない状態であっても、確実にコアのリサイクルを管理することを可能にする。
【解決手段】 コア内部に無線タグを取り付け、さらにコアのうちPETやフィルム等と金属物に覆われない部分に補助無線タグを取り付け、製品出荷時に無線タグと補助無線タグの情報をPDAによって読み取り、読み取った情報を管理装置に送信する。管理装置では、受信した無線タグと補助無線タグの情報を紐付けて管理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製品の出荷から回収までを管理するシステムに関し、再利用可能な部品の出荷/回収を管理するためのシステムに関する。
従来、Positron Emission Tomography(以下、PETという)やフィルム等の製品を巻く芯の部分にあるコアを管理する方法をして、コアにRadio Frequency Identification (以下、RFIDという)等の無線タグを埋め込む一例が特許文献1に記載されている。コアに取り付けた無線タグに製造および流通過程で各種情報を読み書きし、消耗品のコアの再利用を効率的に行うものである。
特開2004−268350
中心の芯の部分にあるコアは、1本数万円以上と高額なため、回収して再利用する必要がある。この回収を行うためにはコアの出荷先の管理が必要となる。しかし、コアのまわりにはPETやフィルム等の製品を巻いたあと、さらに外側にアルミホイル等の金属物で覆う状態となるため、無線タグでは読取が出来ないという問題がある。また、PETやフィルム等の製品を巻き、更にアルミホイル等の金属物が巻かれた後、出荷の前にダンボール等の梱包材に格納され、倉庫等に一時保管される場合がある。その場合、出荷を行う際に無線タグの読み取りまたは書き込みを行うことは梱包材を開梱しなければならないという手間が発生する。
また出荷した場所が分からないため、コアの回収数量や回収率の把握等を行うことが出来ないという問題も発生する。その結果、コアの再利用が出来ない状態が発生する。
一方、既存技術である無線タグ等のアクティブタイプ等、電源を保有するタイプを使用することが考えられるが、通信距離が広いために特定のコアの入っている梱包材を検出することが出来ない。
そこで、本発明の目的は、中心の芯の部分にあるコアのまわりにPETやフィルム等の製品を巻いたあと、さらに外側にアルミホイル等の金属物で覆う状態や、ダンボール等で梱包されている状態においても無線タグによる情報管理が出来るようにし、コアの出荷状況等の管理を可能にすることで、コアの情報を活用した出荷管理や回収管理を的確に実施できるようになる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、PETやフィルム等の製品部材とコア等の再利用部品によって構成される製品のうち前記再利用部品の製造工場における出荷から回収までを前記再利用部品に取付けられた無線タグによって管理するリサイクル管理システムにおいて、前記再利用部品に取り付けられた第1の無線タグと、前記再利用部品のうち製品部材や梱包物に覆われていた場合でも梱包物の外部から読み取り可能な位置に取り付けられた第2の無線タグと、前記第1の無線タグ(以降、単に“無線タグ”とする)と前記第1の無線タグの補助的な役割を持った前記第2の無線タグ(以降、“補助無線タグ”とする)との管理番号や出荷日時等のタグ情報を書き込み及び/又は読み取るリーダライタと、前記リーダライタから送信された前記タグ情報を受信し再利用部品の出荷/回収状況を管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記無線タグと前記補助無線タグの各々の前記タグ情報を紐付けして管理する手段を備えたことを特徴とする。
コアに貼り付けた無線タグで管理するのではなく、事前に無線タグと紐付けした補助無線タグを外部からの認識が容易な場所に貼り付けて、補助無線タグを読み取ることで無線タグと同一の梱包材に格納されたコアの出荷管理を行えるようになるため、コアに巻く製品についてアルミ等の金属物で外装梱包した上で、ダンボールへ梱包出荷する場合であっても情報を適切に認識し管理できるようになる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施の形態は、事前に図4のように無線タグ101をコア201に添付する。一方、補助無線タグ102は図5のように補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付する。
無線タグ101が添付されたコア201にフィルムやPET等の製品203を巻き、更に外側に金属物204を巻く。
補助無線タグ102を添付した補助無線タグ貼り付け用キャップ202をコア201に取付する際に、Personal Digital Assistants(以下、PDAという)301にて無線タグ101と補助無線タグ102を読み取る。
PDA301は読み取った無線タグ101と補助無線タグ102の情報を、アクセスポイント302を経由して、管理装置303へ送信する。管理装置303は受信した無線タグ101と補助無線タグ102の情報を紐付けて管理する。
補助無線タグ102を添付した補助無線タグ貼り付け用キャップ202を無線タグ101が添付されたコア201に取り付ける。コア201にはフィルムやPET等の製品203を巻き、更に外側に金属物204を巻き、これらを一式として梱包材205へ格納する。格納した梱包材205は一時保管として倉庫等へ運搬される。
出荷を行う際には、梱包材205内にあるコア201に取付している補助無線タグ貼り付け用キャップ202、その補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付している補助無線タグを梱包材205の外よりPDA301にて読み取る。PDA301は補助無線タグ102の情報と出荷先情報をアクセスポイント302を経由して、管理装置303へ送信する。管理装置303は受信した補助無線タグ102の情報と出荷先情報を取得し、補助無線タグ102とコア201を同一の出荷として管理する。
次に、図2のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、コア201に無線タグ101が添付されているか確認を行う(S11)。
コア201に無線タグ101が添付されていない場合については、無線タグ101の添付を行う(S33)。一方、補助無線タグ貼り付け用キャップ202に補助無線タグ102が添付されているか確認を行う(S12)。補助無線タグ貼り付け用キャップ202に補助無線タグ102が添付されていない場合については補助無線タグ102の添付を行う(S34)。
無線タグ101が添付されているコア201へフィルム等の製品203を巻く(S41)。さらにコア201に巻きつけたフィルム等の製品203の上に金属物204を巻きつける(S42)。補助無線タグ102が添付された補助無線タグ貼り付け用キャップ202を無線タグ101が添付されているコア201へ取付する(S43)。
コア201に添付している無線タグ101と、補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付している補助無線タグ102をPDA301にて読取(S31・S32)、アクセスポイント302を経由して管理装置303へ情報を送信する。管理装置303にて無線タグ101と補助無線タグ102を紐付けて管理する(S21)。
無線タグ101が添付されているコア201へフィルム等の製品203を巻きつけ、更に金属物204を巻きつけ、補助無線タグ102が添付された補助無線タグ貼り付け用キャップ202を無線タグ101が添付されているコア201へ取付けた一式を梱包材205へ格納する(S44)。
梱包材205内に格納されている補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付している補助無線タグ102をPDA301にて読取を行う(S35)。
梱包材205一式を出荷する際は、補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付している補助無線タグ102をPDA301にて読取(S36)、アクセスポイント302を経由して管理装置303へ情報を送信する。管理装置303にて補助無線タグ102の出荷情報について無線タグ101と紐付けて管理する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、コア201に添付している無線タグ101は金属物204に覆われているため、外からの読み取りは出来ない状態であるが、コア201内側から無線タグ101を読み取ることは可能であるため、まず無線タグ101をPDA301にて読取、次に補助無線タグ貼り付け用キャップ202に添付している補助無線タグ102をPDA301にて読取、アクセスポイント302を経由して管理装置303へ情報を送信する、というように構成されているため、管理装置303にて無線タグ101と補助無線タグ102を紐付けて管理することで、金属物に覆われ、かつ梱包材へ格納されているコア201の出荷先について、紐付けている補助無線タグ102をPDA301にて読み取ることで管理できる。
次に、本発明の実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
図4に示すようにコア201に無線タグ101を添付する。この無線タグ101にはコア101に関する図6に示すような管理番号や製造年月日、出荷履歴、回収履歴、出荷先、出荷元等を記録する。一方、図5に示すように補助無線タグ貼り付け用キャップ202に補助無線タグ102を添付する。この補助無線タグ102には、キャップの管理番号や紐付けする無線タグ101のユニークID、製造年月日、出荷履歴、回収履歴、出荷先、出荷元等の情報を記録する。上記の無線タグ101及び補助無線タグ102への各種情報の記録は、PDA301によって行ってもよい。また、無線タグ101及び補助無線タグ102には、ユニークIDのみ記録しておいてもよい。この場合、PDA301で無線タグ101又は無線タグ102のユニークIDを読み取るとき、PDA301の操作者がPDA301にコア又はキャップの管理番号、製造年月日、出荷履歴、回収履歴、出荷先、出荷元等の情報を入力し、読み取ったユニークIDと入力したコア又はキャップの管理番号、製造年月日、出荷履歴、回収履歴、出荷先、出荷元等の情報を組み合わせた情報を管理装置303に送信する。
図1に示すように、無線タグ101が添付されたコア201にフィルムやPET等の製品203を巻き、更に外側に金属物204を巻いている状態で製品が出荷準備されるため、金属の外側から無線タグ101を読取ることは出来ない。そのためコア201の横に補助無線タグ102を添付した補助無線タグ貼り付け用キャップ202を取付する。取付を行う際に、PDA301にて図8のように無線タグ101と補助無線タグ102の両方の読み取りを行う。PDA301は読み取った無線タグ101と補助無線タグ102の情報を、アクセスポイント302を経由して、管理装置303へ送信する。管理装置303は受信した無線タグ101と補助無線タグ102の情報を図9のようなデータベースで紐付けて管理する。
次に図3を参照しながら、製品203の出荷からコア201の回収までの過程を詳細に説明する。
まず、製品製造工場400において、製品203と金属物204が巻き付けられたコア201は、ダンボール等の梱包材205で梱包し、トラック401に積載し、一次保管倉庫402へ出荷される。このとき、PDA301によって梱包材205の外から補助無線タグ102の情報の読み取りを行う。
本来であれば搬送用トラック401を用いて一時保管倉庫402へ梱包材205を搬送する際は、ダンボール等の梱包材205の内部にあるコア201に添付されている無線タグ101を読取ることが理想である。しかし、無線タグ101の指向性はダンボール等の梱包材205の上下と手前と奥に向いており、かつ金属物204で覆われている状態であるため無線がPDAまで届かず読取れない状態である。一方、補助無線タグ102は指向性が梱包材205の横方向に向いており、かつ金属物204に覆われていない状態であるため、無線による通信が可能である。そのため出荷に際しては、前述したように、梱包材205内にある補助無線タグ102をPDA301にて図10のような画面を表示させ読み取りを行う。
PDA301にて読取った補助無線タグ102の情報は、別途アクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信する。管理装置303はPDA301から送信された補助無線タグ102の情報をもとに、図9に示す内容について補完作業を行い、補助無線タグ102と無線タグ101の出荷先を同一とし、コア201や補助無線タグ貼り付け用キャップ202の出荷先として記録するとともに、出荷日・出荷先の情報や作業担当者等の情報を記録することで出荷先の管理が可能となる。
一方、オペレータがコア201の出荷先について検索する場合については、管理装置303を操作し、図9の内容を確認することで把握することがコア201や補助無線タグ貼り付け用キャップ202の出荷先の把握が可能となる。
さらに製品運用工場403から製品製造工場400へ搬送用トラック401によって無線タグ101が添付されたコア201、および補助無線タグ102が添付された補助無線タグ貼り付け用キャップ202が戻ってきた場合には、無線タグ101および補助無線タグ102をPDA301にて読み取る。読取った無線タグ101と補助無線タグ102の情報について、アクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信することで、管理装置303は無線タグ101と補助無線タグ102の情報をもとに、図9に示す内容からコアの入荷先を把握することが出来る。
また、管理装置に格納されている図9に示すデータベースの内容よりコア201や補助無線タグ貼り付け用キャップ202の入荷履歴を入荷日より管理したり、出荷履歴を出荷日と出荷先で管理したり、または総合した移動履歴管理として入荷先・出荷先・入荷日・出荷日等を使用して行うことができる。
さらに、PDA301にて読取った補助無線タグ102の情報が、別途アクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信する。管理装置303はPDA301から送信された補助無線タグ102の情報をもとに、図9に示す内容について補完作業を行い、補助無線タグ102と無線タグ101の出荷日の記録を行う。しかし、一時保管倉庫402における保管期間が長期に渡る場合等製品203やコア201が消費期限となる場合がある。
その場合、管理装置は画面上でオペレータへ警告を表示して誤出荷を防止するとともに、アクセスポイント302を経由してPDA301の画面に読取った補助無線タグ102に同梱されている製品203またはコア201が消費期限切れであることを警告する。PDAの操作にて出荷をキャンセルすると、PDA画面は正常に戻るとともに、そのキャンセルした情報はアクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信する。管理装置303は出荷のキャンセルの情報をもとに、画面9にて補助無線タグ102と無線タグ101の出荷キャンセルおよび備考欄へ消費期限切れを明記する。これにより消費期限切れの製品203やコア201の誤った出荷や誤った使用を防止することができる。
[実施例2]
図3に示すように、出荷に際しては梱包材205内にある補助無線タグ102をPDA301にて図10のような画面にて読み取りを行う。
PDA301にて読取った補助無線タグ102の情報は、別途アクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信する。管理装置303はPDA301から送信された補助無線タグ102の情報をもとに、図9に示す内容について補完作業を行い、補助無線タグ102と無線タグ101の出荷日・出荷先を同一として記録するとともに、出荷先の情報や作業担当者等の情報を記録することで出荷先の管理が可能となる。
しかし、製品運用工場403より搬送用トラック401によって無線タグ101が添付されたコア201のみが戻ってきた場合には、無線タグ101をPDA301にて読み取る。読取った無線タグ101の情報をアクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信することで、管理装置303は無線タグ101の情報をもとに、図9に示す内容からコアの入荷先を把握することが出来る。しかし、同時に管理装置では補助無線タグ102が添付された補助無線タグ貼り付け用キャップ202が戻っていないことを確認できる。
従来はこの補助無線タグ貼り付け用キャップ202は行先および数量が不明であったため、請求処理等が出来ない状態であったが、このシステムでは管理装置303において補助無線タグ102より補助無線タグ貼り付け用キャップ202の出荷先・出荷日・数量等の情報が管理できることから、補助無線タグ貼り付け用キャップ202を返却しないユーザについて補助無線タグ貼り付け用キャップ202の紛失に対する費用の請求を行うことが出来る。
[実施例3]
実施例1と実施例2では、製品製造工場400においてのみ、PDA301による無線タグ101または補助無線タグ102の読み取りを行う方式について説明したが、本発明はこの方式に限定されるものではない。すなわち、トラック401、一時保管倉庫402、製品運用工場403にもPDA301やアクセスポイント302を備え、夫々の施設において無線タグ101または補助無線タグ102の情報をPDA301によって読み取り、アクセスポイント302とインターネット等の通信網を介して製品製造工場400内の管理装置303に無線タグ101または補助無線タグ102の情報を送信する方式であってもよい。また、管理装置303は、製品製造工場400以外の施設に設置してもよい。
例えば、梱包材205が製品製造工場400から一時保管倉庫402へ搬送されてきたとき、一時保管倉庫402内に存在するPDA301で梱包材205の外から補助無線タグ102の情報を読み取り、読み取られた補助無線タグ102の情報と読み取った日時を一時保管倉庫402内に存在するアクセスポイント302とインターネット等の通信網を介して管理装置303に送信することによって、一時保管倉庫402にコア201が入荷した日時が管理装置303のデータベースに記録される。同様に、無線タグ101または補助無線タグ102の情報の読み取りと送信の操作を各施設内のPDA301とアクセスポイント302を用いて行うことにより、コア201が、一時保管倉庫402から製品運用工場403へ出荷された日時、製品運用工場403に入荷された日時、製品運用工場403から製品製造工場400へ出荷された日時を、管理装置303のデータベースに記録することができる。
[実施例4]
図3の一時保管倉庫402のような場所は、柱や棚の無いフリースペースを活用している場合がある。そのような場所では、図1に示すようなコア201に無線タグ101を添付し、補助無線タグ貼り付け用キャップ202に補助無線タグ102を添付した状態で、無線タグ101が添付されたコア201にフィルムやPET等の製品203を巻き、更に外側に金属物204を巻いている状態において、梱包材205に梱包されて一時保管倉庫402へ格納する場合、梱包材205の外観は全て類似しているため、出荷を行う場合に目的とする出荷を行うコア101に巻かれた製品203が判断できない問題がある。
梱包材205にて一時保管倉庫402に運ばれ、格納する際に棚や柱等の目印の近辺に置くことが可能であれば、出荷する際も容易であるが、倉庫のスペースを有効活用する目的で設置されている棚や柱の無い倉庫においては、置く場所の特定が困難となる。
梱包材205についても出荷物であるため、梱包材205に特定のマークを記載することは出荷物を製造時状態のまま保管するうえでは困難であり、また梱包材205にバーコードやシールを添付しているとしても類似品を誤って出荷する可能性は否めない状況となる。
そこで、柱や棚の無いフリースペースの一時保管倉庫402のような場所において梱包材205を置く際には、実施例3で述べたように、一時保管倉庫402にもPDA301とアクセスポイント302を具備した上で、以下のとおりの構成を具備させる。
天井や柱や床等に赤外線や可視光等によって倉庫内の位置情報を発信する複数の位置情報発信機を設置し、PDA301には位置情報発信機から発信される赤外線や可視光を受信する位置情報受信機を取付け、PDA301は、位置情報受信機にて受信した位置情報と対応付けて補助無線タグ102の情報を読み取る。PDA301にて読取った補助無線タグ102の情報と、その情報と対応付けされた位置情報は、アクセスポイント302を経由して管理装置303へ送信される。管理装置303は、PDA301から送信された位置情報と補助無線タグ102の情報を図9に示す内容に補完・記録することによって、梱包材205が置かれている位置をデータベースに記録する。
梱包材205を出荷する際には、オペレータが出荷する梱包材205を置いた位置の情報と補助無線タグ102の情報を抽出し、管理装置からアクセスポイント302を経由してPDA301へ送信する。
一時保管倉庫402において、PDA301の所持者は、PDA301で表示された梱包材205の位置情報に基づいて、梱包材205が置かれた位置へ移動し、梱包材205の中の補助無線タグ102をPDA301にて読み取りを行う。なお、補助無線タグ102はユニークIDで確認を行うため誤出荷を防止できる。
ちなみに、上記位置情報発信機が発信する信号は、電波や超音波による信号であってもよい。
[産業上の利用可能性]
本発明によれば、金属物に覆われて梱包されている製品の入出荷管理や所在管理といった用途に適用できる。また、本発明によれば金属物に覆われた製品が梱包材で梱包された後に出荷先が決定される用途において、梱包材を開封することなく出荷先管理を行うことに適用できる。さらに製品の出荷後一定時間経過しても回収できない製品の出荷先管理または請求処理についても適用できる。
本発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の動作を示す流れ図である。 本発明の実施例を示す図である。 コアへ無線タグを添付する具体例を示す図である。 コアへ補助無線タグを添付する具体例を示す図である。 無線タグ101におけるデータベースの一例を示す図である。 補助無線タグ102におけるデータベースの一例を示す図である。 PDA301における画面表示の一例を示す図である。 管理装置303における無線タグ101と補助無線タグ102を管理するデータベースの一例を示す図である。 出荷処理におけるPDA301の画面表示の一例を示す図である。
符号の説明
101 無線タグ
102 補助無線タグ
201 コア(芯)
202 補助無線タグ貼り付け用キャップ
203 製品(フィルム)
204 金属物(アルミ)
205 梱包材(ダンボール等)
301 PDA
302 アクセスポイント(無線LAN)
303 管理装置
400 製品製造工場
401 搬送用トラック
402 一時保管倉庫
403 製品運用工場

Claims (7)

  1. 製品部材と再利用部品によって構成される製品のうち前記再利用部品の製造工場における出荷から回収までを前記再利用部品に取付けられた無線タグによって管理するリサイクル管理システムにおいて、
    前記再利用部品に取り付けられた第1の無線タグと、前記再利用部品のうち製品部材や梱包物に覆われていた場合でも梱包物の外部から読み取り可能な位置に取り付けられた第2の無線タグと、前記第1の無線タグと前記第2の無線タグとの管理番号や出荷日時等のタグ情報を書き込み及び/又は読み取るリーダライタと、前記リーダライタから送信された前記タグ情報を受信し再利用部品の出荷/回収状況を管理する管理装置とを備え、
    前記管理装置は、前記第1の無線タグと前記第2の無線タグの各々の前記タグ情報を紐付けして管理する手段を備えたことを特徴とするリサイクル管理システム。
  2. 前記再利用部品は、前記製品部材と金属部材に囲まれ、前記第2の無線タグが取付けられた部分は前記製品部材と前記金部材に覆われていないことを特徴とする請求項1記載のリサイクル管理システム。
  3. 前記第2の無線タグは、前記再利用部品のうち取り付け及び取り外し可能な補助部品に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至2記載のリサイクル管理システム。
  4. 前記タグ情報は、前記再利用部品又は前記補助部品の管理番号、前記第1の無線タグ又は前記第2の無線タグのユニークID、製造年月日、出荷履歴、回収履歴、出荷先、出荷元のうち1乃至全ての情報が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3何れか記載のリサイクル管理システム。
  5. 前記管理装置は、
    前記再利用部品の出荷前に、前記リーダライタによって読み取られた前記第1の無線タグと前記第2の無線タグ各々のタグ情報を受信し、受信した前記第1の無線タグのタグ情報と前記第2の無線タグのタグ情報とを対応付けて前記管理装置内のデータベースに記録する手段と、
    前記再利用部品に前記製品部材及び前記金属部材を取り付けた状態の製品を出荷するときに、前記リーダライタによって読み取られた前記第2の無線タグのタグ情報を受信し、前記タグ情報を前記データベースに記録する手段と、
    前記再利用部品を回収したときに、前記リーダライタによって読み取られた前記第1の無線タグ又は前記第2の無線タグのタグ情報を受信し、前記タグ情報を前記管理装置内のデータベースに記録する手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至4何れか記載のリサイクル管理システム。
  6. 前記再利用部品に前記製品部材及び金属物を取り付けた状態の製品を梱包した物品が保管されている倉庫において、
    赤外線等の光、電波、超音波のうち何れかによって位置情報を発信する位置情報発信機が前記倉庫の天井、壁、柱等に取り付けられ、
    前記リーダライタは、前記位置情報発信機から発信された位置情報を受信する位置情報受信機を具備し、
    前記リーダライタで前記第2の無線タグのタグ情報を読み取るとき、前記リーダライタは、前記位置情報受信機で受信された位置情報を前記タグ情報と共に、前記管理装置に送信することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至5記載のリサイクル管理システム。
  7. 前記製品部材はフィルム等の薄膜状の物体で、前記再利用部品は前記製品部材を巻き付けるための円筒形の芯で、前記補助部材は前記芯の開口部に取り付けるキャップであり、前記第1の無線タグは前記芯の内側部に取り付け、前記第2の無線タグは前記キャップに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至6記載のリサイクル管理システム。
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