JP2008239841A - 熱転写受像シート及び該受像シートの裏面の検知マーク印刷用インキ組成物 - Google Patents

熱転写受像シート及び該受像シートの裏面の検知マーク印刷用インキ組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱転写受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移しても、裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止することができる裏面の検知マーク印刷用インキ組成物と、それを用いて検知マークが形成された熱転写受像シートを提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有する裏面の検知マーク印刷用インキ組成物を用いて、基材シートの裏面側に検知マーク4を形成し、但し、該インキ組成物の固形分に対して、シリコーンオイルを0.1〜1.0質量%含有している条件であり、かつ基材シート2の表面側に熱可塑性樹脂と離型剤を少なくとも含有する染料受容層3を設けた構成の熱転写受像シート1にすることにより、熱転写受像シートを巻取りで保管中に、受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移しても、裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止することができた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱転写受像シートを巻取りで保管中に、受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移しても、裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止することができる裏面の検知マーク印刷用インキ組成物と、それを用いて検知マークが形成された熱転写受像シートに関する。
従来より、熱転写方式を用いて被転写体に文字や画像を形成することが行われている。熱転写方式としては、感熱昇華型転写方式と感熱溶融型転写方式が広く用いられている。このうち、感熱昇華型転写方式は、昇華性染料を色材とし、それを画像情報に応じて発
熱制御されたサーマルヘッド等の加熱デバイスを用いて、熱転写シート上の昇華性染料層中の染料と熱転写受像シート等の被転写体に移行させて画像を形成させる方式である。この感熱昇華型転写方式は、極めて短時間の加熱によってドット単位で染料の移行量を制御できる。このように形成された画像は、使用する色材が染料であることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れているため、得られる画像は中間調の再現性や階調性に優れ、極めて高精細な画像を得ることができる。このため、フルカラー銀塩写真に匹敵する高品質の画像を得ることができる。
マルチメディアに関連した様々なハード及びソフトの発達により、この熱転写方式は、コンピューターグラフィックス、衛星通信による静止画像、そしてCD−ROMその他に代表されるデジタル画像及びビデオ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステムとして、その市場を拡大している。この熱転写方式による熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたっている。代表的なものとしては、印刷の校正刷り、画像の出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の代替として、また身分証明書やIDカード、クレジットカード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミューズメント施設における合成写真、記念写真、絵ハガキや、他にメッセージカード、カレンダー、システム手帳等の用途を挙げることができる。
このような熱転写方式において、現在、用いられているプリンターは、自動給紙により熱転写受像シートをプリンター内部の熱転写部まで搬送し、印画後、自動的に排紙するタイプが主流であるため、受像面と非受像面の区別、また、各プリンターの適合紙か否か等を識別するための検知マークを裏面に設けるのが一般的である。また、熱転写受像シートは、染料層を基材上に設けた熱転写シートと組み合わせて、熱転写の際に、受容層と染料層とが融着せずに、円滑に離型するように、熱転写受像シートの基材シートの表面に設ける染料受容層として、熱可塑性樹脂に離型剤を含有させた構成にすることが一般的に行なわれている。
そして、熱転写受像シートを製造する上で、基材シート上に染料受容層を塗工し、加熱乾燥させ、受容層を形成し、その後に裏面層側の検知マークの印刷を行なうことが、一般的である。それは、連続した基材シートに染料受容層を形成する際に、乾燥時に高熱が加えられるので、基材シートに収縮等の寸法変化が生じてしまうので、検知マークの熱転写受像シートにおける設けられる位置精度に正確性が要求されるために、検知マークの印刷を染料受容層を設けた後に、行なっている。
ところが、基材シートに染料受容層を設けた巻取り状の熱転写受像シートにおいて、染料受容層に含有する離型剤が、巻取りにおける接触面の熱転写受像シートの裏面側に転移してしまい、そして裏面側に検知マークを設ける際、検知マークの印刷で均一な面質にならず、部分的にかすれ(ムラ)が生じたり、「はじき」(転移しない部分が生じる)の現象が生じてしまうという問題がある。このような検知マークの印刷不良は、プリンターにおけるマーク読取において、読取り不良が生じたり、また製造上でも巻取り状の熱転写受像シートを枚葉状のシートに断裁する際でも、そのマーク読取りで断裁位置を決めるため、シートカットの位置精度が低下する等の問題が多い。
特許文献1、2には、検知マークを形成せずに、熱転写受像シートの裏面側に染料を熱転写しても、熱転写シートと融着せずに排紙できるように、基材シートの裏面側の全面に、特定の離型剤を含有した裏面層を設けることが記載されている。しかし、裏面層に検知マーク以外に、宣伝用のロゴマークや図案などを形成する要望が多く、特許文献1、2の方法は一般的な改善策ではない。
特開平5−208564号公報 特開平7−205557号公報
本発明は、上記のような問題点を解消するために、熱転写受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移しても、裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止することができる裏面の検知マーク印刷用インキ組成物と、それを用いて検知マークが形成された熱転写受像シートを提供することを目的とする。
以上の状況を鑑み、鋭意研究開発を進め、本発明に到った。すなわち、請求項1の発明に係る熱転写受像シートの裏面の検知マーク印刷用インキ組成物は、少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有し、該インキ組成物の固形分に対して、シリコーンオイルを0.1〜1.0質量%含有していることを特徴とするものである。請求項2の発明に係る検知マーク印刷用インキ組成物は、前記シリコーンオイルがジメチルポリシロキサンであることを特徴とするものである。
請求項3の発明に係る検知マーク印刷用インキ組成物は、前記シリコーンオイルの粘度は、200〜500mm2/sであることを特徴とするものである。請求項4の発明に係る熱転写受像シートは、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いて、基材シートの裏面側に検知マークが形成され、かつ基材シートの表面側に熱可塑性樹脂と離型剤を少なくとも含有する染料受容層を設けたことを特徴とするものである。この構成による熱転写受像シートは、基材シートの裏面側に検知マークを印刷する際に、はじきやかすれ等の印刷不良を防止することができ、品質の安定した熱転写受像シートを製造することが可能となった。
少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有する裏面の検知マーク印刷用インキ組成物を用いて、基材シートの裏面側に検知マークを形成し、但し、該インキ組成物の固形分に対して、シリコーンオイルを0.1〜1.0質量%含有している条件であり、かつ基材シートの表面側に熱可塑性樹脂と離型剤を少なくとも含有する染料受容層を設けた構成の熱転写受像シートにすることにより、熱転写受像シートを巻取りで保管中に、受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移しても、裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止することができた。また、該検知マーク印刷用インキ組成物は、シリコーンオイルがジメチルポリシロキサンを用いることにより、検知マークの印刷で、部分的な「かすれ(ムラ)」や、はじきの現象、すなわち印刷不良を防止することが、より可能となる。
これは、基材シートの裏面側に、染料受容層の離型剤が転移した状態で、その基材シートの裏面側に検知マークを印刷した際、検知マーク印刷用インキ組成物に、少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有していて、該インキ組成物の固形分に対して、シリコーンオイルを0.1〜1.0質量%含有しているので、特にシリコーンオイルとしてジメチルポリシロキサンを使用すると、検知マーク印刷部と基材シートの裏面とのレベリングが向上するものと考えられる。また、シリコーンオイルの粘度は、200〜500mm2/sであることが好ましく、これにより検知マーク印刷部から接触面である染料受容層面にシリコーンオイルが転移することを効果的に防止し、また検知マークの印刷面におけるムラをより防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示す熱転写受像シートの断面図である。
図2は、本発明の1実施例を示す熱転写受像シートの断面図である。
図1に示す熱転写受像シート1は、基材シート2の表面側に熱可塑性樹脂と離型剤を少なくとも含有する染料受容層3を設け、また少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有する検知マーク印刷用インキ組成物を用いて、基材シート2の裏面側に、検知マーク4が形成された構成である。また図2に示す熱転写受像シート1は、基材シート2の表面に、中間層5、染料受容層3を順に設け、基材シート2の裏面側全面に裏面層6を設け、さらに、その裏面層6の上に部分的に検知マーク4を設けた構成である。
(裏面検知マーク印刷用インキ組成物)
本発明の裏面検知マーク印刷用インキ組成物は、熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを主成分に構成されたものである。裏面の検知マーク印刷用インキ組成物は、オフセット印刷、シルク印刷、活版印刷、グラビア印刷等で上記熱可塑性樹脂のバインダーと、シリコーンオイルを溶媒に溶解あるいは分散させた塗工液またはインキを用意して、基材シートの裏面に印刷、乾燥して、検知マークを形成することができる。また、裏面の検知マーク印刷用インキ組成物は、シリコーンオイルの添加された熱可塑性樹脂を加熱して溶融させて、ホットメルト印刷を行なってもよい。
本発明の検知マーク印刷用インキ組成物における熱可塑性樹脂のバインダーとしては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル系共重合体、ポリエステル、塩素化ポリプロピレン、変性ポリオレフィン、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、アイオノマーなどの樹脂が挙げられる。特に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル系共重合体が、ジメチルポリシロキサンのシリコーンオイルとの組み合わせで、インキ組成物の安定性が高く、また基材シート裏面側に設ける検知マークの印刷不良を防止しやすく、好ましく用いられる。
着色剤としては、カーボンブラック、炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー、シリカ等の着色顔料や、各種の染料を使用することができる。検知マークは、検知器で検知可能であればよく、例えば、光透過型検知器であれば、隠蔽性の高い銀色、黒色などのマークがあげられ、また、光反射型検知器であれば、反射性の高い金属光沢の色調などのマークがあげられる。一般的な検知マークとして、黒色のマークが使用され、カーボンブラックの着色剤を用いることが好ましい。
本発明の検知マーク印刷用インキ組成物におけるシリコーンオイルとしては、ジメチルポリシロキサンや、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコーン、ウレタン変性シリコーン等の変性シリコーンを用いたり、これらの変性シリコーンをブレンドしたり、各種の反応を用いて重合させて用いることもできる。本発明では、熱転写受像シートを巻取りで保存中に、受像シートの裏面側に染料受容層の離型剤が転移した状態を前提としたものであり、その離型剤が転移された状態の基材シートの裏面側に、部分的な「かすれ(ムラ)」や、はじきの現象が印刷部に生じることがないように、上記バインダー樹脂との相溶性と、裏面側に転移した離型剤との相溶性を考慮すると、上記シリコーンオイルの中でもジメチルポリシロキサンが好ましく用いられる。
また、そのジメチルポリシロキサンは、またその他のシリコーンオイルでも、インキ組成物の全固形分に対して、0.1〜1.0質量%含有していることが好ましい。それは、ジメチルポリシロキサン等のシリコーンオイルの含有割合が少ないと、マーク印刷部の印刷不良が生じやすくなり、また一方でのシリコーンオイルの含有割合が多いと、その印刷された検知マークが熱転写受像シートの巻取りや、枚葉状の熱転写受像シートを積み重ねた状態で、受容層面と接触して、検知マークに含有するシリコーンオイルが受容層面に転移して、結果として熱転写における画像部の感度変化が生じ、印画濃度のムラとなってしまう。(検知マークに含有するシリコーンオイルが受容層面に転移した部分は、他の部分よりも印画感度が高く、印画濃度が高くなってしまう。)
また、検知マーク印刷用インキ組成物に含有するジメチルポリシロキサンの粘度は、200〜500mm2/sのものが好ましく、その粘度が低いと、検知マーク印刷部から接触面である染料受容層面に転移しやすく、また粘度が高すぎると、検知マークの印刷面に、ムラが生じやすくなる。但し、上記の粘度はJIS K2283(2000)で規定された動粘度測定方法によるものである。
検知マーク印刷用インキ組成物における溶媒としては、アルコール系溶剤として、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール等、ケトン系溶剤として、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等、芳香族系溶剤として、トルエン、キシレン等や、水等が挙げられる。溶媒としては、バインダー樹脂の溶解性が高く、またインキ粘度の安定性をもたせるために、メチルエチルケトンとトルエンを混合した溶剤が好ましく用いられる。また検知マーク印刷用インキ組成物は、印刷適性、保存安定性等を向上させるために、従来公知の各種の添加剤を、本発明のインキ組成物が発揮する効果を阻害しない範囲で加えることができる。
上記の検知マークは、検知器で検知可能なものとして説明しているが、本発明では、それに限らず、ロゴマーク、キャラクター画像、広告画像等の画像や文字を包含した意味の検知マークであり、見るだけに使用されるものも含まれる。
(基材シート)
本発明の熱転写受像シートを構成する基材シート2としては、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース繊維紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等の各種のプラスチックのフィルム又はシート等が使用出来、又、これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルム或いは、上記合成樹脂のベース樹脂と非相溶な樹脂や、充填剤等のボイド作製開始剤として用いて、これらの混合物を延伸、成膜して、微細な空隙を有するプラスチックシート等も使用出来、特に限定されない。
また、上記基材シートの任意の組み合わせによる積層体も使用出来る。代表的な積層体の例として、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロース繊維紙とプラスチックフィルム又はプラスチックフィルムと合成紙の組み合わせが挙げられる。これらの基材シートの厚みは任意でよく、例えば、10〜300μm程度の厚みが一般的である。上記の如き基材シートが中間層との密着力が乏しい場合には、その表面にプライマー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
(プライマー層)
基材シートの染料受容層側、あるいは裏面側に、または両側に必要に応じて、プライマー層を設けて、基材シートと隣接した層との密着性を向上させることができる。プライマー層を構成する材料として、例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノ−ル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレンと酢酸ビニル或いはアクリル酸などとの共重合体、(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ゴム系化合物、石油系樹脂、アルキルチタネ−ト系化合物、ポリエチレンイミン系化合物、イソシアネ−ト系化合物、澱粉、カゼイン、アラビアゴム、セルロ−ス誘導体、ワックス類などを挙げることができる。これらの材料を適切な溶剤に溶解、もしくは分散し、公知のグラビアコーター、ロールコーター、バーコーターなど従来公知のコーティング方法にて塗工、乾燥することで、プライマー層を形成できる。
(中間層)
染料受容層と基材シートの間に、必要に応じて中間層5を設けることができる。中間層としては、その目的により如何なる材料を用いてもよい。例えば、樹脂に各種の白色顔料を加えたものを用いることにより、高い白色度を得ることができる。更に、蛍光増白剤や帯電防止剤等を必要に応じて添加することができる。また、上記の基材シートと後述の受容層との間の接着性を向上させる目的で、必要に応じて中間層を設けても良い。また、該接着性を向上させるために、基材シートの受容層と形成する側の面に予めコロナ放電処理、オゾン処理などの中間層を設けるための前処理を施しても良い。
中間層としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、或いは官能基を有する熱可塑性樹脂を、各種の硬化剤その他の手法を用いて硬化させた層を用いることができる。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエステル、塩素化ポリプロピレン、変性ポリオレフィン、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、アイオノマー、単官能及び/又は多官能水酸基含有のプレポリマーをイソシアネート等で硬化させた樹脂等を使用することができる。これらの樹脂には、必要に応じて白色性や隠蔽性等の機能を付与するために、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムその他公知の無機顔料や有機フィラー、蛍光増白剤等の添加剤を加えることができる。中間層の形成方法は、上記のプライマー層と同様の方法が挙げられ、その塗工厚みは、乾燥時0.5〜30μm程度が好ましい。
(染料受容層)
本発明の熱転写受像シートの染料受容層3は、色材を染着し易い樹脂を主成分とするワニスに、離型剤とその他必要に応じて、各種添加剤を加えて構成する。染着し易い樹脂は、代表的なものとしては、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル等のビニル系樹脂、及びその共重合体(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等)、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他のビニル系モノマーとの共重合体、ポリウレタン、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アイオノマー、セルロース誘導体等の単体、又は混合物を用いることができ、これらの中でもポリエステル系樹脂、及びビニル系樹脂が好ましい。
受容層は、画像形成時に熱転写シートとの熱融着を防止するために、各種の離型剤を配合する。離型剤としては、リン酸エステル系可塑剤、フッ素系化合物、シリコーンオイルを用いることができるが、この中でもシリコーンオイルが好ましい。シリコーンオイルとしては、ジメチルポリシロキサン(ジメチルシリコーン)をはじめ、各種の変性シリコーンを用いることができる。具体的には、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ビニル変性シリコーン、ウレタン変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等を用い、これらをブレンドしたり各種の反応を用いて重合させて用いることもできる。離型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。また、離型剤の添加量は受容層形成用樹脂100質量部に対し、0.5〜30質量部が好ましい。この添加量の範囲を満たさない場合は、昇華型熱転写シートと熱転写受像シートの受容層との融着若しくは印画感度の低下等の問題が生じる場合がある。このような離型剤を受容層に添加することによって、転写後の受容層の表面に離型剤がブリードアウトして離型層が形成される。また、これらの離型剤は受容層に添加せず、受容層上に別途塗工してもよい。
上記受容層の形成に際しては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度を更に高める目的で、白色顔料や蛍光増白剤等を添加することができる。受容層の塗工は、ロールコート法、バーコート法、グラビアコート法、グラビアリバースコート法、そしてエクストリュージョンコート法等の一般的な方法で行なわれる。その塗工量は乾燥時で0.5〜15g/m2程度が好ましい。また、このような受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジョン若しくは水溶性樹脂や樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成してもよい。更に、熱転写プリンターの搬送安定化を図るために受容層の上に帯電防止剤を塗工してもよい。
受像シートの受容層面もしくは裏面、または両面の最表面に帯電防止層を設けてもよい。帯電防止層は、帯電防止剤である、脂肪酸エステル、硫酸エステル、リン酸エステル、アミド類、4級アンモニウム塩、ベタイン類、アミノ酸類、アクリル系樹脂、エチレンオキサイド付加物等を溶剤に溶解又は分散させたものを塗工して、形成することができる。形成手段は、上記の受容層の場合と同様のものがあげられる。帯電防止層の塗工量は、乾燥時0.001〜0.1g/m2が好ましい。
(裏面層)
裏面層6を構成するバインダー樹脂としては、各種公知の熱可塑性樹脂を使用することができるが、染料などによる裏面の耐汚染性、筆記性、成膜性等の観点から、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、ポリビニルピロリドン、あるいはそれらの混合樹脂等を用いることが好ましい。
裏面層には、所望により公知の各種有機あるいは無機のフィラーを含ませてもよい。フィラーを添加する場合は、ナイロンフィラー、アクリルフィラー等の有機フィラーを使用することが好ましい。以上のような裏面層は、その性能を充分に発揮させるために、塗布量を固形分で0.5〜5.0g/m2とすることが好ましい。
(検知マーク)
検知マーク4の形状や色は、検知器によって検知可能であればよく、限定されるものではない。形状において、例えば、四角形でも、その他、丸形や直線、バーコード等の形状でもよい。また、検知マークは、図1、2のように熱転写受像シートの両端に設けたり、あるいは一端に設けたり、また受像シートの幅全体にわたって、形成してもよい。検知マークの色は、検知器で検知可能であればよく、例えば、光透過型検知器であれば、隠蔽性の高い銀色、黒色などがあげられる。また、光反射型検知器であれば、反射性の高い金属光沢の色調などがあげられる。
本発明の熱転写受像シートの裏面側に設けられる検知マークは、上記の裏面の検知マーク印刷用インキ組成物を用いて、グラビア印刷、活版印刷、シルクスクリーン印刷などの方式で、形成することができる。検知マークの厚さは、乾燥時で、0.5〜5.0g/m2程度である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。
(実施例1)
透明ポリエチレンテレフタレートフイルム(商品名 T−60、東レ製、厚み25μm)を用い、その一方の面に下記組成の裏面側中間層用塗工液をグラビアコートで固形分塗布量が1.0g/m2となるように塗布、乾燥して裏面側中間層を積層し、続いてその上に、下記組成の裏面層用塗工液と離型層用塗工液とを順次、同じ方式で固形分塗布量がそれぞれ2.0g/m2と0.1g/m2となるように塗布、乾燥して裏面層と離型層とを積層した。続いて裏面層を形成していない面に、下記組成の接着剤を固形分塗工量3g/m2の割合で塗工し、その面に多孔ポリエチレンテレフタレートフイルム(商品名W−900、三菱化学ポリエステルフィルム(株)製、厚み50μm)を貼り合わせて基材シートを作成した。多孔ポリエチレンテレフタレートフイルムの貼り合わせていない面に、下記組成の表面側中間層塗工液をグラビアコートにより、乾燥塗布量が2.0g/m2になるように塗布、乾燥して、表面側中間層を形成した。その表面側中間層の上に、下記組成の染料受容層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が4.0g/m2になるように塗布、乾燥(110℃、1分間)して、染料受容層を形成し、熱転写受像シートを作成した。但し、熱転写受像シートはロール状の巻取りから供給する長尺シートで、染料受容層を形成後、巻き取った。以下、組成における部は質量単位である。
<裏面側中間層塗工液>
ポリウレタン(日本ポリウレタン工業(株)製、N5199) 50.0部
酸化チタン((株)トーケムプロダクツ製、TCA−888) 50.0部
メチルエチルケトン/トルエン(質量比1:1) 400.0部
<裏面層塗工液>
ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、#5000−A) 50.0部
マイクロシリカ(富士シリシア化学(株)製、サイリシア550) 50.0部
トルエン/IPA(質量比1:1) 400.0部
<離型層塗工液>
PVA(日本合成化学工業(株)製、KH−20) 3.0部
イオン交換水 97.0部
<表面側中間層塗工液>
ポリエステルポリオール(東洋モートン(株)製、アドコート) 15.0部
メチルエチルケトン/トルエン(質量比2:1) 85.0部
<染料受容層塗工液>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂
(日信化学工業(株)製、ソルバインC) 100.0部
エポキシ変性シリコーン(信越化学工業(株)製、X−22−3000T) 5.0部
メチルエチルケトン/トルエン(質量比1:1) 400.0部
<接着剤>
ウレタン系樹脂(三井化学ポリウレタン(株)製、タケラックA−969V)
30.0部
イソシアネート硬化剤(三井化学ポリウレタン(株)製、タケネートA−5)
10.0部
酢酸エチル 80.0部
上記の染料受容層を形成した巻取りを2日間、室内放置後、下記組成の検知マーク印刷用インキ組成物を用いて、基材シートの裏面側(染料受容層の設けている面と反対側)にグラビア印刷により、乾燥時厚さ1.0g/m2の検知マークを図1に示すような形態で形成し、100枚の郵便はがきサイズの枚葉の熱転写受像シートを作製し、棒積みにして置いた。
<印刷用インキ組成物>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(ユニオンカーバイト社製、VYGH) 33.3部
アクリル酸エステル−スチレン共重合体(綜研化学社製、サーモラック) 33.3部
カーボンブラック 29.7部
シリカ 3.7部
ジメチルポリシロキサン(東レ・ダウコーニング社製、SH200−350CS)
0.1部
メチルエチルケトン 103.7部
トルエン 103.7部
酢酸エチル 63.0部
上記の印刷用インキ組成物は、シリコーンオイル(ジメチルポリシロキサン)が、全固形分に対して、0.1質量%含有している。
(実施例2〜7)
上記の実施例1で作製した熱転写受像シートにおいて、検知マーク印刷用インキ組成物のジメチルポリシロキサンを表1に示すものにして、かつジメチルポリシロキサンの添加量を、表1に示す数値にして、つまりインキ組成物の全固形分に対してジメチルポリシロキサンの含有する質量%の数値になるようにして、その他は実施例1と同様にして各熱転写受像シートを作製した。
(比較例1〜7)
上記の実施例1で作製した熱転写受像シートにおいて、検知マーク印刷用インキ組成物のジメチルポリシロキサンを表1に示すものにして、かつジメチルポリシロキサンの添加量を、表1に示す数値にして、つまりインキ組成物の全固形分に対してジメチルポリシロキサンの含有する質量%の数値になるようにして、その他は実施例1と同様にして各熱転写受像シートを作製した。
以上のように作製した実施例1〜7及び比較例1〜7の各熱転写受像シートを試料として、下記項目について、試験及び評価を行ない、その結果を表1に示した。
<印刷面質>
熱転写受像シートの裏面に印刷して形成した検知マークの印刷面の品質を調べた。評価は、下記の基準で行なった。
○;均一な印刷面を有し、かすれ(ムラ)、はじき等の印刷不良がなく、良好である。
△;印刷面に少し、ムラが生じている。
×;印刷面に、かすれ(ムラ)、はじきの印刷不良が生じている。
<受容層の感度変化>
上記に作製した各実施例及び比較例の熱転写受像シートを用いて、Canon製フォトプリンターCP710を用い、そのCP710プリンター用の専用熱転写シートと組み合わせて、熱転写記録を行い、下記条件にて熱転写の印画部の濃度、品質を調べた。下記の基準で、評価を行なった。但し、熱転写記録する前に、各熱転写受像シートは、枚葉の状態で、棒積みされた状態で、20kg/105mm×148mmの荷重を100時間、60℃で加えて放置後、上記の熱転写記録を行なった。上記の荷重放置の条件は、取り扱われる通常の保管条件よりも厳しくしたもので、強制的な促進条件とした。これにより、各熱転写受像シートの検知マーク印刷部と、染料受容層とが接するようにして、検知マーク印刷部のシリコーンオイルが、染料受容層表面に転移して、印画における感度変化が生じているかを調べた。評価は、下記の基準で行なった。
○;印画部の濃度が均一で、品質も良好で、印画における感度変化はない。
×;印画部で部分的に、濃度が高い箇所があり、印画における感度変化が生じている。
(印字条件)
・サーマルヘッド;KGT−217−12MPL20(京セラ製)
・発熱体平均抵抗値;3195(Ω)
・主走査方向印字密度;300dpi
・副走査方向印字密度;300dpi
・印加電力;0.12(w/dot)
・1ライン周期;5(msec.)
・印字開始温度;40(℃)
・階調制御方法
1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0から255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、各分割パルスのDuty比を60%で固定とし、パルス数を200個としてイエロー、マゼンタ、シアンの3色ベタ印画を行った。
上記の各試験の評価結果は以下の表1の通りである。
Figure 2008239841
表1に示すように、実施例1〜5の熱転写受像シートでは、350mm2/s(350センチストークス)の粘度のジメチルポリシロキサンが、インキ組成物の固形分に対して0.10〜1.00質量%で含有していて、検知マークの印刷面質が良好で、受容層の感度変化が生じないものであった。それに対し、比較例1〜4は、検知マーク印刷用インキ組成物にシリコーンオイルが含有していない、またはインキ組成物の固形分に対して0.10質量%未満の含有量であり、検知マーク印刷において、かすれ(ムラ)、はじきの印刷不良が生じた。また、比較例5〜7は、ジメチルポリシロキサンが、インキ組成物の固形分に対して1.00質量%を越える量で、含有していて、受容層の感度変化が生じて、印画における濃度変化が生じている。
また、実施例5と実施例6、7を比較すると、これらは、全てジメチルポリシロキサンが、インキ組成物の固形分に対して1.00質量%で含有しているが、実施例5で使用したジメチルポリシロキサンの粘度が350mm2/sであり、実施例6では粘度が100mm2/s、実施例7では粘度が1000mm2/sのもので、検知マーク印刷用インキ組成物に含有するジメチルポリシロキサンの粘度は、200〜500mm2/sのものが好ましく、その粘度が低いと、受容層の感度変化が生じやすく、また粘度が高すぎると、検知マークの印刷面に少し、ムラが生じることを示している。
本発明の1実施例を示す熱転写受像シートの断面図である。 本発明の1実施例を示す熱転写受像シートの断面図である。
符号の説明
1 熱転写受像シート
2 基材シート
3 染料受容層
4 検知マーク層
5 中間層
6 裏面層

Claims (4)

  1. 少なくとも熱可塑性樹脂のバインダーと、着色剤と、シリコーンオイルを含有する熱転写受像シートの裏面の検知マーク印刷用インキ組成物において、該インキ組成物の固形分に対して、シリコーンオイルを0.1〜1.0質量%含有していることを特徴とする検知マーク印刷用インキ組成物。
  2. 前記シリコーンオイルがジメチルポリシロキサンであることを特徴とする請求項1に記載する検知マーク印刷用インキ組成物。
  3. 前記シリコーンオイルの粘度は、200〜500mm2/sであることを特徴とする請求項1または2に記載する検知マーク印刷用インキ組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いて、基材シートの裏面側に検知マークが形成され、かつ基材シートの表面側に熱可塑性樹脂と離型剤を少なくとも含有する染料受容層を設けたことを特徴とする熱転写受像シート。
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