JP2008238783A - 流体供給装置、流体噴射ヘッドならびに流体噴射装置 - Google Patents

流体供給装置、流体噴射ヘッドならびに流体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】流体の流通性を確保して噴射不良を防止するとともに、メンテナンス効率を向上できる流体噴射装置を提供する。
【解決手段】インクを噴射するための記録ヘッド7を備えた流体噴射装置であって、インクを濾過するフィルタ部材53と、上記フィルタ部材53の上流側流路46に収容されて内部にインク内の気泡57を捕捉する気泡捕捉流路51が形成されたインサート部材50とを備え、上記上流側流路46の内面および/またはインサート部材50の外面に、インクを通過させる通路部として溝部54を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の流通性を確保して噴射不良を防止するとともに、メンテナンス効率を向上できる流体供給装置、流体噴射ヘッドならびに流体噴射装置に関するものである。
流体の導出圧力を調整する流体供給装置は、ターゲットに対して流体を噴射させる流体噴射装置に利用されている。このような流体噴射装置としては、記録用紙上にインクを噴射させるインクジェット式の記録装置が知られている。その記録装置には、インクカートリッジから供給されるインクをインク滴として噴射する記録ヘッドと、その記録ヘッドを搭載して記録用紙上を往復動するキャリッジとが備えられている。そして、画像データに基づいて作成される画像信号が記録装置に入力されると、キャリッジに搭載される記録ヘッドが記録用紙上で往復動しながらインク滴を噴射して、その画像データに即した印刷を行うようになっている。
図9は、上記のような記録装置に用いられる記録ヘッド100の一例を示したものである。この記録ヘッド100は、インクを噴射するノズル(図示せず)および上記ノズルからインクを噴射するためのアクチュエータを備えたヘッド本体101と、上記ヘッド本体101にインクを供給するための供給路102が形成されたインク供給部材103と、上記供給路102にインクを供給するためのインク供給針104とを備えて構成されている。
上記インク供給針104は、図示しないインクカートリッジのインク供給口に挿通されてインクカートリッジに充填されたインクを供給路102に供給してヘッド本体101に導入するものである。上記インク供給針104は、略円錐状でインク導入孔109が形成された先端部108、内部が上記インク導入孔109に連通する筒状部107、上記筒状部107と一体的に形成されて下広がりで筒状の拡開部106、上記拡開部106と一体的に形成され略平板状の基板部105とから構成されている。上記インク供給針104とインク供給部材103の間には、ヘッド本体101に供給するインクを濾過するフィルタ部材110が介装されている。
そして、上記インク供給針104の拡開部106の内周面には、長手方向に延びるとともに中心に向かって突出する略板状のリブ111が4つ設けられ、上記4つのリブ111によって4つの気泡室112が区画形成されて設けられている。
このように、複数のリブ111と気泡室112が形成されていることから、リブ111と気泡室112により気泡113が規制され、印字の際に流れるインクの流路が確保されるため、印字の際に気泡113がフィルタ部材110を通過してしまって吐出不良が発生するのが防止されるとともに、比較的低い流速でも気泡113がフィルタ部材110を通過することができ、クリーニング動作における気泡の排出効率を向上させることができる。
特開2006−069168号公報
しかしながら、上記記録ヘッド100において、インクの流速が比較的遅い印字時においてさらにインクの流通性を向上させたものが求められている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、流体の流通性を確保して噴射不良を防止するとともに、メンテナンス効率を向上できる流体供給装置、流体噴射ヘッドならびに流体噴射装置の提供をその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の流体供給装置は、流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の流体噴射ヘッドは、流体を噴射するための流体噴射ヘッドであって、流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の流体噴射装置は、流体を噴射するための流体噴射ヘッドを備えた流体噴射装置であって、流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを要旨とする。
すなわち、本発明によれば、フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材を備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部を形成したことにより、インサート部材内の気泡捕捉流路において気泡を捕捉できるとともに、インサート部材と上流側流路の壁面との間に形成された通路部によって流体の流通を確保することができ、例えば、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、流体の流通を確保して噴射中に気泡がフィルタ部材を通過することによる噴射不良を防止することができる。
本発明において、上記インサート部材は、内部の気泡捕捉流路に捕捉された気泡を規制する気泡規制部材として機能するものである場合には、気泡捕捉流路に捕捉された気泡を規制することにより、例えば、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、比較的低い流速でも気泡をフィルタ部材を通過させることができ、強制吸引によるメンテナンス動作における気泡の排出効率を向上させることができ、メンテナンス効率を向上することができる。
本発明において、上記インサート部材は、大略筒状に形成され、内面から中心に向かって突設された複数のリブと、周方向に隣り合うリブにより区画形成されている場合には、筒状のインサート部材内を通る流体は、各リブの縁部によって流下方向がある程度規制され、インサート部材の径中心部を集中的に流下する結果、フィルタ部材の上流側の気泡は、上流側からの流体の流下勢によって中心部を押し潰されて、径方向の外側である気泡室側に押し込まれるものの、狭小な気泡室内に押し込まれた気泡は、表面張力の作用で気泡室内の隅々までは行き渡らないため、気泡室の隅部にも流体が通過可能な流路が確保される。これにより、例えば、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、流体噴射の際に気泡がフィルタ部材を通過してしまって噴射不良が発生するのが防止される。また、気泡は、流体の流速が大きくなると、上流側からの流体のフィルタ部材側への押し付けもあって、フィルタ部材に密着し易い状態となり、気泡のフィルタ部材に対する接触面積を大きくすることができる。これにより、例えば、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、比較的低い流速でも気泡をフィルタ部材を通過させることができ、強制吸引によるメンテナンス動作における気泡の排出効率を向上させることができる。
本発明において、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に形成された通路部が、溝部として形成されている場合には、通路部を容易に形成することができるうえ、上流側流路の内面および/またはインサート部材の強度を確保するとともに、流体の流通性を確実に確保できる。また、流体の流通抵抗を可及的に小さくすることができる。
本発明において、上記インサート部材の外面に形成された通路部が、貫通部として形成されている場合には、通路部を容易に形成することができるうえ、流体の流通性を確実に確保できるとともに、流体の流通抵抗を可及的に小さくすることができる。
本発明において、上記上流側流路は、フィルタ部材の下流側に設けられた流体供給路と連通して上記流体供給路に対して流体を供給する流体供給部材の内部空間の一部として形成されている場合には、フィルタ部材上流の流体供給部材内で効果的に気泡を捕捉し、上記流体供給部材の内部空間にインサート部材を収容することにより効果的に気泡を捕捉するとともに、流体の流通性を確保することができる。
本発明において、上記流体供給路が形成された供給路部材に対してフィルタ部材を介して流体供給部材が取り付けられており、上記インサート部材および/または流体供給部材に、インサート部材を流体供給部材の内面と所定間隔を隔てるリブが形成されている場合には、インサート部材が流体供給部材内で安定して位置決めされるため、圧力損失の変動が生じることなく流体の流通状態も安定する。また、インサート部材と流体供給部材の間に隙間ができるため、流体の流通性を確実に確保し、流体の流通抵抗を可及的に小さくすることができる。
本発明において、上記インサート部材は、供給路部材に流体供給部材が取り付けられた状態で流体供給部材の内部空間内に圧入されて固定されている場合には、圧入によってインサート部材が流体供給部材内で安定して固定されるため、圧力損失の変動が生じることなく流体の流通状態も安定する。
本発明において、上記インサート部材は、供給路部材に流体供給部材が取り付けられた状態で、供給路部材と流体供給部材が対面する部分に形成された被係合部に係合する係合部が形成されている場合には、係合によってインサート部材が流体供給部材内で安定して固定されるため、圧力損失の変動が生じることなく流体の流通状態も安定する。
以下、本発明の流体供給装置を流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のインクジェット式の記録装置を示す概略斜視図であり、図2は本発明の流体噴射ヘッドの一実施形態としての記録ヘッド7の一例を示す断面図である。
図1に示すように、上記記録装置において、キャリッジ1は、ガイド部材2に支持され、タイミングベルト3を介してステッピングモータ4に接続されていてプラテン5に平行に往復動可能に構成されている。上記キャリッジ1にはその下面に記録ヘッド7が、また上面には記録ヘッド7にインクを供給するインクカートリッジ9が着脱自在に搭載されている。
キャリッジ1の移動経路の非印字領域には記録ヘッド7を封止するキャップ部材11を備えたキャッピング装置12が配置されている。キャッピング装置12は、インク充填時等に吸引ポンプユニット13からの負圧を各キャップ部材11に受けて記録ヘッド7に吸引力を作用させるように構成されている。上記吸引動作は、後述するフィルタ部材53上流のインク供給針45内に設けた気泡捕捉流路51に溜まった気泡を、所定のタイミングで吸引除去するメンテナンス動作としても行なわれる。
なお、図中符号14は流体の一種である液体としてのインクが噴射されるターゲットとしての記録用紙であり、また符号15は、記録ヘッド7のノズル面を払拭するワイピング部材15である。
図2に示すように、上記記録ヘッド7は、インクを噴射するためのヘッド本体19と、上記ヘッド本体19にインクを供給するためのインク供給ユニット18とを備えて構成されている。
上記ヘッド本体19は、ヘッドホルダ28に流路ユニット27が固着されて構成されている。
上記流路ユニット27は、圧力発生室20、リザーバ21、及び圧力発生室20とリザーバ21とを接続するインク供給口22を形成するスペーサ23と、スペーサ23の一方の面を封止し、圧力発生室20に連通するノズル開口24を備えたノズルプレート17と、スペーサ23の他方の面を封止する封止板26とが積層されて構成されている。
上記ヘッドホルダ28には、収容空間25に流路ユニット27の各圧力発生室20に圧力を発生させる圧力発生手段としての圧電振動子31が収容されている。上記圧電振動子31は、この例では軸方向に伸縮するものであり、圧電振動子31の先端を封止板26の圧力発生室20に対応する領域に当接させて固定基板32を介してヘッドホルダ28に固定されている。
上記ヘッドホルダ28は、リザーバ21にインクを供給するインク誘導路33がヘッドホルダを貫通する貫通路として形成されている。なお、上記インク誘導路33はチューブ等の管路形成部材を用いて形成することもできる。
また、上記ヘッドホルダ28には、インク誘導路33の流路ユニット27側の端部にリザーバ21との接続口となるインク流出口33aが形成され、またインク供給ユニット18側の端部には、突起34を形成して、インク供給ユニット18に形成されたインク供給路35とパッキン36を介して連通するインク流入口33bが形成されている。
一方、上記インク供給ユニット18は、流体の供給路としてのインク供給路35が形成された供給路部材29と、上記供給路部材29のインク供給路35に流体としてのインクを供給する流体供給部材としてのインク供給針45とが溶着で接合されて形成されている。
上記インク供給針45は、略円錐状でインク導入孔49が穿設された先端部40と、上流側流路46が上記インク導入孔49に連通する筒状部41と、上記筒状部41の下側部分が下広がりに形成された拡開部42と、上記拡開部42の下部に略水平板状に形成された基板部43とが一体的に形成されて構成されている。
そして、インク供給針45には、上記基板部43の外周部分から全周にわたって外向けにフランジ部38が突設されている。上記フランジ部38は基板部43よりも厚みが薄く、基板部43の上面と面一になるよう設けられ、基板部43の下側部が凸状に張り出すように形成されている。
一方、上記供給路部材29は、図示の上側に、上述したインク供給針45が取り付けられてインクカートリッジ9が装着されるカートリッジ装着部47が形成され、図示の下側に、インク供給路35の下流側が開口して上述したようにヘッド本体19が取り付けられるようになっている。なお、図において、符号30はヘッド本体19をインク供給ユニット18に固定する固定部材30である。
供給路部材29の上面には、インク供給針45の基板部43の下側部分が嵌入する凹部44が形成され、上記凹部44の底面に、インク供給針45の内部通路である上流側流路46と連通するようインク供給路35が開口している。上記凹部44の外周部分には、その全周にわたってインク供給針45のフランジ部38が着座する段状の着座部39が形成されている。
そして、上記インク供給ユニット18は、上記供給路部材29の凹部44にインク供給針45の基板部43の下側部分を嵌入させて、着座部39にフランジ部38が溶着されることにより、上記供給路部材29とインク供給針45が接合される。この接合により、インク供給針45の上流側流路46と供給路部材29のインク供給路35とが連通してインク流路が形成される。
また、上記インク供給ユニット18は、着座部39にフランジ部38が溶着された状態で、基板部43の下面と凹部44の上面との間に通過するインクを濾過するフィルタ部材53が挟持されて固定され、上記インク供給路35が形成された供給路部材29に対してフィルタ部材53を介してインク供給針45が取り付けられている。
このように、フィルタ部材53の上流側の上流側流路46は、フィルタ部材53の下流側に設けられた流体供給路であるインク供給路35と連通して上記インク供給路35に対してインクを供給する流体供給部材としてのインク供給針45の内部空間の一部として形成されている。
そして、インク供給ユニット18は、上記インク供給針45をインクカートリッジ9の図示しないインク供給口に挿通させるように、カートリッジ装着部47にインクカートリッジ9を装着することにより、インクカートリッジ9に充填されたインクが、インク導入孔49を通ってインク供給針45の上流側流路46に導入され、インク供給路35に供給されてヘッド本体19に導入される。
そして、この流体供給装置では、上記フィルタ部材53の上流側流路46に、内部にインク内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路51が形成されたインサート部材50が収容されている。上記インサート部材50は、インク供給針45の拡開部42に対応する部分に配置されている。
図3は上記インサート部材50を示す図であり、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は断面図、図3(D)は底面図である。
上記インサート部材50は、インク供給針45の拡開部42に沿って、上流側開口よりも下流側開口が大きい下流側に向かって拡開する大略筒状に形成され、下流側開口の近傍にはストレート部が設けられている。そして、筒状の内部がフィルタ部材53を通過するインクに混入した気泡を捕捉する気泡捕捉流路51として機能する。
また、上記インサート部材50は、内面から中心に向かって複数(この例では4つ)のリブ52が突設されている。上記リブ52は、上流側開口の近傍から下流側開口に向かってインクの流れに沿う板状に形成されている。また、この例では、上記リブ52の内側先端面が上流側開口の内周縁に沿い、それよりも内側に突出しないように形成されている。さらに、上記インサート部材50には、周方向に隣り合うリブ52に挟まれた領域に、複数(この例では4つ)の気泡室56が区画形成されている。そして、上記インサート部材50は、上記リブ52と気泡室56により、内部の気泡捕捉流路51に捕捉された気泡を規制する気泡規制部材として機能する。
さらに、上記インサート部材50の外面すなわちインク供給針45の上流側流路46の内面と対面する部分に、インクを通過させる通路部として複数(この例では4つ)の溝部54が形成されている。上記溝部54は、インサート部材50の外周面において上流側端部から下流側端部に渡ってインクの流れに沿うように形成されている。また、複数の溝部54は、周方向に一定間隔となるように配置されている。
また、上記インサート部材50には、下流側端部近傍の外周面に、インサート部材50をインク供給針45の内面と所定間隔を隔てて位置決めするための位置決めリブ55が外向きに突出するよう複数(この例では4つ)形成されている。上記位置決めリブ55は、周方向において一定間隔で配置されている。
図4は、上記インサート部材50がインク供給針45の上流側流路に収容された状態を示す図であり、図4(A)は縦断面図、図4(B)はA−A断面図である。
上記インサート部材50の位置決めリブ55は、供給路部材29にインク供給針45が取り付けられた状態で、供給路部材29とインク供給針45が対面する部分に形成された被係合部61に係合する係合部としても機能する。この例では、上記被係合部61は、インク供給針45の下流側開口縁部に形成された切欠凹部として形成され、上記被係合部61に係合部としての位置決めリブ55が係合することによりインサート部材50がインク供給針45内に取り付けられている。
上記位置決めリブ55により、インサート部材50はインク供給針45内において所定の位置に位置決めされ固定され、インクの流れに支障をきたさないようになっている。また、インク供給針45の内面とインサート部材50の外面との間に所定隙間を保持して、インクの流れを確保しうるようになっている。
図5は、上記液体供給装置の気泡捕捉流路51における気泡57の挙動を説明する図であり、図5(A)は縦断面図、図5(B)はA−A断面図である。
上記インサート部材50の気泡捕捉流路51内を通るインクは、各リブ52の縁部によって流下方向がある程度規制され、インサート部材50の径中心部を集中的に流下する。その結果、フィルタ部材53上部の気泡57は、上流側からのインクの流下勢によって中心部を押し潰されて、針径方向の外側である気泡室56側に押し込まれるものの、狭小な気泡室56内に押し込まれた気泡57は、表面張力の作用で気泡室56内の隅々までは行き渡らないため、気泡室56の隅部にもインクが通過可能な流路(図においてクロスハッチで示した箇所)が確保される。
さらに、上記インサート部材50の外周面とインク供給針45の内面が対面する部分に、溝部54としてインクの通路部(同様に図においてクロスハッチで示す)が形成され、インサート部材50の外周面とインク供給針45の内面との隙間もインクの流路となる。これにより、印字の際に流れるインクの流路が確保されるため、印字の際に気泡57がフィルタ部材53を通過してしまって吐出不良が発生するのが防止される。
また、気泡57は、インクの流速が大きくなると、上流側からのインクのフィルタ部材53側への押し付けもあって、フィルタ部材53に密着し易い状態となる。これにより、気泡57のフィルタ部材53に対する接触面積を大きくすることができる。このように、インクの流下勢によって気泡室56内に気泡57を押し込むことで気泡57のフィルタ部材53に対する接触面積を大きくしているので、比較的低い流速でも気泡57がフィルタ部材53を通過することができ、メンテナンス動作としての吸引動作における気泡57の排出効率を向上させることができる。
以上のように、本実施形態では、フィルタ部材53の上流側流路46に収容されて内部にインク内の気泡57を捕捉する気泡捕捉流路51が形成されたインサート部材50を備え、上記インサート部材50の外面に、インクを通過させる通路部として溝部54を形成したことにより、インサート部材50内の気泡捕捉流路51において気泡57を捕捉できるとともに、インサート部材50と上流側流路46の壁面との間に形成された通路部によってインクの流通を確保することができ、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、インクの流通を確保して噴射中に気泡57がフィルタ部材53を通過することによる噴射不良を防止することができる。
また、上記インサート部材50は、内部の気泡捕捉流路51に捕捉された気泡57を規制する気泡規制部材として機能するものであるため、気泡捕捉流路51に捕捉された気泡57を規制することにより、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、比較的低い流速でも気泡57をフィルタ部材53を通過させることができ、強制吸引によるメンテナンス動作における気泡57の排出効率を向上させることができ、メンテナンス効率を向上することができる。
また、上記インサート部材50は、大略筒状に形成され、内面から中心に向かって突設された複数のリブ52と、周方向に隣り合うリブ52により区画形成された気泡室56とを有しているため、筒状のインサート部材50内を通るインクは、各リブ52の縁部によって流下方向がある程度規制され、インサート部材50の径中心部を集中的に流下する結果、フィルタ部材53の上流側の気泡57は、上流側からのインクの流下勢によって中心部を押し潰されて、径方向の外側である気泡室56側に押し込まれるものの、狭小な気泡室56内に押し込まれた気泡57は、表面張力の作用で気泡室56内の隅々までは行き渡らないため、気泡室56の隅部にもインクが通過可能な流路が確保される。これにより、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、流体噴射の際に気泡57がフィルタ部材53を通過してしまって噴射不良が発生するのが防止される。また、気泡57は、インクの流速が大きくなると、上流側からのインクのフィルタ部材53側への押し付けもあって、フィルタ部材53に密着し易い状態となり、気泡57のフィルタ部材53に対する接触面積を大きくすることができる。これにより、流体噴射ヘッドや流体噴射装置に適用した場合に、比較的低い流速でも気泡57をフィルタ部材53を通過させることができ、強制吸引によるメンテナンス動作における気泡57の排出効率を向上させることができる。
また、上記インサート部材50の外面に形成された通路部が、溝部54として形成されているため、通路部を容易に形成することができるうえ、上流側流路46の内面および/またはインサート部材50の強度を確保するとともに、インクの流通性を確実に確保できる。また、インクの流通抵抗を可及的に小さくすることができる。
また、上記上流側流路46は、フィルタ部材53の下流側に設けられたインク供給路35と連通して上記インク供給路35に対してインクを供給するインク供給針45の内部空間の一部として形成されているため、フィルタ部材53上流のインク供給針45内で効果的に気泡57を捕捉し、上記インク供給針45の内部空間にインサート部材50を収容することにより効果的に気泡57を捕捉するとともに、インクの流通性を確保することができる。
また、上記インク供給路35が形成された供給路部材29に対してフィルタ部材53を介してインク供給針45が取り付けられており、上記インサート部材50および/またはインク供給針45に、インサート部材50をインク供給針45の内面と所定間隔を隔てて位置決めするための位置決めリブ55が形成されているため、インサート部材50がインク供給針45内で安定して位置決めされるため、圧力損失の変動が生じることなくインクの流通状態も安定する。また、インサート部材50とインク供給針45の間に隙間ができるため、インクの流通性を確実に確保し、インクの流通抵抗を可及的に小さくすることができる。
また、上記インサート部材50は、供給路部材29にインク供給針45が取り付けられた状態で、供給路部材29とインク供給針45が対面する部分に形成された被係合部61に係合する係合部としての位置決めリブ55が形成されているため、係合によってインサート部材50がインク供給針45内で安定して固定されるため、圧力損失の変動が生じることなくインクの流通状態も安定する。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、図6(A)は縦断面図、図6(B)はA−A断面図である。
上記第1実施形態では、インサート部材50の外面にインクを通過させる通路部として溝部54を形成した例を説明したが、この例は、インク供給針45の上流側流路46の内面に、インクを通過させる通路部としての溝部54を形成したものである。それ以外は、上記実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施形態でも上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、上記溝部54のような通路部は、インサート部材50の外面と、インク供給針45の上流側流路46の内面との双方に設けるようにすることもできる。
図7は、本発明の第3の実施形態を示す縦断面図である。
この例では、上記インク供給針45の内面に、インサート部材50をインク供給針45の内面と所定間隔を隔てて位置決めするための位置決めリブ59が形成され、インサート部材50の外周面に上記位置決めリブ59と嵌合する嵌合凹部60が形成されている。また、この例では、インサート部材50は、供給路部材29にインク供給針45に取り付けられた状態で、位置決めリブ59が嵌合凹部60に嵌合するとともにインク供給針45の内部空間内に圧入されて固定されている。それ以外は、上記各実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
この実施形態では、上記インサート部材50は、供給路部材29にインク供給針45が取り付けられた状態でインク供給針45の内部空間内に圧入されて固定されているため、圧入によってインサート部材50が流体供給部材内で安定して固定されるため、圧力損失の変動が生じることなく流体の流通状態も安定する。それ以外は、上記各実施形態と同様の作用効果を奏する。
図8は、本発明の第4の実施形態を示す図であり、図8(A)は縦断面図、図8(B)はA−A断面図である。
この例では、インク供給針45の拡開部42およびインサート部材50が断面円形ではなく、一方に長い断面長円形に形成されたものであり、長い方のリブ52の突出幅が大きくなるよう設定されたものである。それ以外は、上記各実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施形態でも、上記各実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定するものではなく、下記のような変形例を包含する趣旨である。
上記各実施形態では、リブ52を3つもしくは4つ設けた例を示したが、リブ52は5つ以上とすることもできる。また、上記各実施形態では、通路部としての溝部54もしくはスリット58をそれぞれ4つ設けた例を示したが、通路部は3つや2つでもよいし、5つ以上でもよい。
上記各実施形態では、インサート部材50の外周面とインク供給針45の内周面の間に所定の隙間を設けるようにしたが、インサート部材50の外周面とインク供給針45の内周面の間に通路部が確保されれば、この隙間はなくてもよい。
上記各実施形態では、圧力発生手段として軸方向に伸縮する圧電振動子31を適用した例を説明したが、圧力発生手段としては、面方向でたわみ振動する圧電振動子31を封止板26の各圧力発生室20に対応する領域に設けたり、また各圧力発生室20にインクを加熱し気化させる発熱素子を設けることにより構成することもできる。
また、本発明の流体噴射装置が対象とする流体としては、上述したインク等の流体に限定するものではなく、金属ペースト,粉体,液晶その他の高い粘度材料等、各種の流体を対象とする趣旨である。そして、流体噴射装置の代表例としては、上述したような画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置があるが、本発明の流体供給装置は、その他の流体噴射装置として、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置等、各種の流体噴射装置に適用することができる。
本発明の第1の実施形態のインクジェット式記録装置を示す斜視図。 上記記録装置に用いる記録ヘッドを示す断面図。 インサート部材を示す図。 インサート部材を取り付けた状態を示す図。 気泡の挙動を説明する図。 第2の実施形態のインサート部材を取り付けた状態を示す図。 第3の実施形態のインサート部材を取り付けた状態を示す図。 第4の実施形態のインサート部材を取り付けた状態を示す図。 従来例を示す断面図。
符号の説明
1 キャリッジ,2 ガイド部材,3 タイミングベルト,4 ステッピングモータ,5 プラテン,7 記録ヘッド,9 インクカートリッジ,11 キャップ部材,12 キャッピング装置,13 吸引ポンプユニット,14 記録用紙,15 ワイピング部材,17 ノズルプレート,18 インク供給ユニット,19 ヘッド本体,20 圧力発生室,21 リザーバ,22 インク供給口,23 スペーサ,24 ノズル開口,25 収容空間,26 封止板,27 流路ユニット,28 ヘッドホルダ,29 供給路部材,30 固定部材,31 圧電振動子,32 固定基板,33 インク誘導路,33a インク流出口,33b インク流入口,34 突起,35 インク供給路(供給路),36 パッキン,38 フランジ部,39 着座部,40 先端部,41 筒状部,42 拡開部,43 基板部,44 凹部,45 インク供給針(流体供給部材),46 上流側流路,47 カートリッジ装着部,49 インク導入孔,50 インサート部材(気泡規制部材),51 気泡捕捉流路,52 リブ,53 フィルタ部材,54 溝部(通路部),55 位置決めリブ(係合部),56 気泡室,57 気泡,59 位置決めリブ,60 嵌合凹部,61 被係合部,100 記録ヘッド,101 ヘッド本体,102 供給路,103 インク供給部材,104 インク供給針,105 基板部,105a 外周部,106 拡開部,107 筒状部,108 先端部,109 インク導入孔,110 フィルタ部材,111 リブ,112 気泡室,113 気泡

Claims (11)

  1. 流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを特徴とする流体供給装置。
  2. 上記インサート部材は、内部の気泡捕捉流路に捕捉された気泡を規制する気泡規制部材として機能するものである請求項1記載の流体供給装置。
  3. 上記インサート部材は、大略筒状に形成され、内面から中心に向かって突設された複数のリブと、周方向に隣り合うリブにより区画形成されている請求項2記載の流体供給装置。
  4. 上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に形成された通路部が、溝部として形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体供給装置。
  5. 上記インサート部材の外面に形成された通路部が、貫通部として形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体供給装置。
  6. 上記上流側流路は、フィルタ部材の下流側に設けられた流体供給路と連通して上記流体供給路に対して流体を供給する流体供給部材の内部空間の一部として形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の流体供給装置。
  7. 上記流体供給路が形成された供給路部材に対してフィルタ部材を介して流体供給部材が取り付けられており、上記インサート部材および/または流体供給部材に、インサート部材を流体供給部材の内面と所定間隔を隔てるリブが形成されている請求項6記載の流体供給装置。
  8. 上記インサート部材は、供給路部材に流体供給部材が取り付けられた状態で流体供給部材の内部空間内に圧入されて固定されている請求項6または7記載の流体供給装置。
  9. 上記インサート部材は、供給路部材に流体供給部材が取り付けられた状態で、供給路部材と流体供給部材が対面する部分に形成された被係合部に係合する係合部が形成されている請求項6または7記載の流体供給装置。
  10. 流体を噴射するための流体噴射ヘッドであって、流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを特徴とする流体噴射ヘッド。
  11. 流体を噴射するための流体噴射ヘッドを備えた流体噴射装置であって、流体を濾過するフィルタ部材と、上記フィルタ部材の上流側流路に収容されて内部に流体内の気泡を捕捉する気泡捕捉流路が形成されたインサート部材とを備え、上記上流側流路の内面および/またはインサート部材の外面に、流体を通過させる通路部が形成されていることを特徴とする流体噴射装置。
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