JP2008236389A - 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム - Google Patents

画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008236389A
JP2008236389A JP2007073325A JP2007073325A JP2008236389A JP 2008236389 A JP2008236389 A JP 2008236389A JP 2007073325 A JP2007073325 A JP 2007073325A JP 2007073325 A JP2007073325 A JP 2007073325A JP 2008236389 A JP2008236389 A JP 2008236389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display size
size
information
motion vector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007073325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008236389A5 (ja
JP5087963B2 (ja
Inventor
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Sakon Yamamoto
左近 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007073325A priority Critical patent/JP5087963B2/ja
Priority to US12/039,287 priority patent/US20080231756A1/en
Priority to EP08152920A priority patent/EP1973342A3/en
Priority to CN2008100868841A priority patent/CN101272461B/zh
Priority to KR20080026035A priority patent/KR20080085787A/ko
Publication of JP2008236389A publication Critical patent/JP2008236389A/ja
Publication of JP2008236389A5 publication Critical patent/JP2008236389A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5087963B2 publication Critical patent/JP5087963B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/66Transforming electric information into light information
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/2628Alteration of picture size, shape, position or orientation, e.g. zooming, rotation, rolling, perspective, translation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】動画像の画像音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようにすると共に、臨場感や迫力のある映像を提供できるようにする。
【解決手段】動画像の画像及び音声情報である入力画像信号SDinを処理する場合であって、画像の動きベクトルから所定の動きベクトルを抽出し、当該動きベクトルに基づいて画像のサイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するものである。また、音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて当該画像の表示サイズを設定するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビジョン放送番組や映画等の動画像における画像及び音声情報である画像音声信号を処理する画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムに関する。詳しくは、画像の動きベクトルから所定の動きベクトルを抽出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて画像のサイズを設定することで、動画像の画像音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようにすると共に、臨場感や迫力のある動画を提供できるようにするものである。
従来、テレビジョン放送番組や映画等の画像を表示する画像表示システムでは、1つの固定された画枠が用いられており、この画枠に合わせた画像サイズで画像提示が行われている。また、放送番組や映画等の画像コンテンツを制作する場合にも、このような固定画枠で画像表示を行うことを前提としてコンテンツ制作が行われている。
さらに、近年では、臨場感を高めた画像表示を行うために多画面表示システムや曲面ディスプレイ、広画角ディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイ等が実用化されている。このような多画面表示システム等では、画枠を広げて広画角の画像表示を行うことにより、臨場感を高めるものである。
一方、上述の画像表示システムに関連して特許文献1には、テレビジョン受信機が開示されている。このテレビジョン受信機によれば、複数種の表示モードに応じて、所要の偏向電流が供給され、水平または垂直方向のいずれか一方または双方が、ワイドな管面いっぱいに画像が表示される。これにより、拡大された画像を楽しむことができる。
またの特許文献2には、テレビジョン装置が開示されている。このテレビジョン装置によれば、音声信号のレベルをメモリに設定されている閾値と比較し、レベルが閾値以上である否かを判定し、レベルが閾値以上であれば電子ビームの偏向幅が大きくなるように制御パルスPのパルス幅を変化させて表示映像を拡大する。これにより、視聴者に対して画面接近の視覚的錯覚を与えることができると共に、大音量の音響効果と相俟って視聴者に迫力感を与えることができる。
特開平7−107412号公報(第4頁、第5図) 特開2006−217118公報(第6頁、第6図)
しかしながら、従来例に係る特許文献1に記載のテレビジョン受信機によれば、シーンに関係なく常に映像を拡大し続けるため、臨場感や迫力感を与えることが難しい。
また下記の特許文献2に記載のテレビジョン装置によれば、映像の拡大を行う場合に、音量のみの利用のため、音声がない場合では効果がなく、また拡大表示で迫力を与えることが可能なシーンでも音量に変化がない場面では効果を出すことが難しい。
そこで、本発明はこのような従来例に係る課題を解決したものであって、動画像の画像音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようにすると共に、臨場感や迫力のある映像を提供できるようにした画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の画像処理装置は、動画像の画像信号を処理する装置であって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定するサイズ変更判定手段と、前記サイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第1の画像処理装置によれば、動画像の画像信号を処理する場合であって、サイズ変更判定手段は、画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定する。表示サイズ設定手段は、サイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、画像の表示サイズを設定する。これにより、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の画像処理方法は、動画像の画像信号を処理する方法であって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第3のステップとを有することを特徴とするものである。本発明に係る第1の画像処理方法によれば、動画像の画像信号を処理する場合に、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像信号を処理させるプログラムであって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第3のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第1の画像処理プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像信号を処理させる場合に、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の画像処理装置は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、前記画像音声信号の音声情報を検出する音声検出手段と、前記音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出手段と、前記音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定するサイズ判定手段と、前記サイズ判定手段により判定された表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の画像処理装置によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合であって、音声検出手段は画像音声信号の音声情報を検出する。音声特徴量抽出手段は、音声検出手段により検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する。サイズ判定手段は、音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定する。表示サイズ設定手段は、サイズ判定手段により判定された表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する。これにより、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の画像処理方法は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する方法であって、前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る第2の画像処理方法によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合に、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させるプログラムであって、前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する第4のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の画像処理プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させる場合に、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の画像処理装置は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第1のサイズ変更判定手段と、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第2のサイズ変更判定手段と、前記第1及び第2のサイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第3の画像処理装置によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合であって、第1のサイズ変更判定手段は、画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定する。第2のサイズ変更判定手段は、画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定する。表示サイズ設定手段は、第1及び第2のサイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、画像の表示サイズを設定する。これにより、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の画像処理方法は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する方法であって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第3のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第4のステップと、前記第2及び第4のステップで判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第5のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る第3の画像処理方法によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合に、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させるプログラムであって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第3のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第4のステップと、前記第2及び第4のステップで判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第5のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第3の画像処理プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させる場合に、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の再生情報生成装置は、動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する装置であって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、前記動きベクトル抽出手段により抽出された動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するサイズ判定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第1の再生情報生成装置によれば、動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する場合であって、動き検出手段は、画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する。動きベクトル抽出手段は、動き検出手段により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する。サイズ判定手段は、動きベクトル抽出手段により抽出された動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより、画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の再生情報生成方法は、動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する第2のステップと、抽出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る第1の再生情報生成方法によれば、動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する場合に、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の再生情報生成プログラムは、コンピュータに動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する第2のステップと、抽出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第1の再生情報生成プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成させる場合に、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の再生情報生成装置は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する装置であって、前記画像音声信号の音声情報を検出する音声検出手段と、前記音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出手段と、前記音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するサイズ判定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の再生情報生成装置によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する場合であって、音声検出手段は、画像音声信号の音声情報を検出する。音声特徴量抽出手段は、音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する。サイズ判定手段は、音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより、画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の再生情報生成方法は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る第2の再生情報生成方法によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する場合に、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の画像処理プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させる場合に、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の再生情報生成装置は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第1のサイズ変更判定手段と、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第2のサイズ変更判定手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第3の再生情報生成装置によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合であって、第1のサイズ変更判定手段は、画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する。第2のサイズ変更判定手段は、画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより、画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の再生情報生成方法は、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2にステップと、前記第2のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第3のステップと、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第4のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第5のステップと、前記第5のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第6のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る第3の再生情報生成方法によれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する場合に、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第3の画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2にステップと、前記第2のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第3のステップと、前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第4のステップと、抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第5のステップと、前記第5のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第6のステップとを実行させることを特徴とするものである。
本発明に係る第3の画像処理プログラムによれば、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させる場合に、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。
本発明に係る第1の画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラムによれば、動画像の画像信号を処理する場合であって、画像信号に基づく画像の動きベクトルから所定の動きベクトルを抽出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するものである。
この構成によって、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。これにより、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
本発明に係る第2の画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合であって、音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて当該画像の表示サイズを設定するものである。
この構成によって、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。これにより、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
本発明に係る第3の画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する場合であって、動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、かつ、音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、判定された2つの表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するものである。
この構成によって、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。これにより、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
本発明に係る第1の再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムによれば、動画像の画像音号を再生するための再生情報を生成する場合であって、画像の動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該表示サイズに基づいて、画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するものである。
この構成によって、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより、画像の表示サイズが拡大又は縮小され、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
本発明に係る第2の再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する場合であって、音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するものである。
この構成によって、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより画像の表示サイズが拡大又は縮小され、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
本発明に係る第3の再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する場合であって、動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定して当該表示サイズを設定するための再生情報を生成し、更に、音声の特徴量に基づいて画像音声信号における画像の表示サイズを判定して当該表示サイズを設定するための再生情報を生成するものである。
この構成によって、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための再生情報を生成できるようになる。これにより、生成された再生情報に基づいて該当する映像を再生することにより画像の表示サイズが拡大又は縮小され、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
続いて、本発明に係る画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムの一実施例について、図面を参照しながら説明をする。先ず、図1〜図16を参照して本発明に係る画像処理装置および画像処理方法についての一実施例を説明する。次に、図17〜図25を参照して本発明に係る画像処理プログラムについての一実施例を説明する。続いて図26〜図28を参照して本発明に係る再生情報生成装置および再生情報生成方法についての一実施例を説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置を用いた画像表示システム100の構成例を示す概略図である。この画像表示システム100は、例えば3つのスクリーン10L,10C,10Rをユーザの前面と両側面に配置して、1つの画像表示領域を構成する。また、各スクリーン10L,10C,10Rに対応させてプロジェクタ12L,12C,12Rを設けている。プロジェクタ12L,12C,12Rは、画像処理装置20と接続されている。プロジェクタ12Lは、画像処理装置20からの出力信号SDLに基づいてスクリーン10Lに画像を投影する。同様に、プロジェクタ12C,12Rは、画像処理装置20からの出力信号SDC,SDRに基づいてスクリーン10C,10Rに画像を投影する。
画像処理装置20は、動画像の画像及び音声情報である入力画像信号SDin(画像音声信号)を処理する装置であって、この入力画像信号SDinに基づいて画面内の動きや音声信号の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を所定の値と比較し、条件が合う場合に画像のサイズを変える。
図2A及びBは、画像表示の動作例を示している。各スクリーンのサイズは例えばアスペクト比が「4:3」で表示サイズが「720画素×480画素」、入力画像はアスペクト比が「16:9」や映画等で用いられているワイド画像のアスペクト比で表示サイズが「720画素×270画素」とする。
図2Aには、画像のフレームF(1)〜F(4)が示されている。図2Bには、これらのフレームF(1)〜F(4)がスクリーン10L、10C、10Rに示されている。この例で、入力画像の動きの特徴や、音声信号の特徴から、条件に合う場面で画像の表示サイズを変更する。例えば図2Aに示すフレームF(1)からフレームF(2)に示す矢印方向に、画面内に急峻な動きの変化が発生した場合、フレームF(1)が表示されたスクリーン10CからフレームF(2)が表示されたスクリーン10C等のように、表示する画像を拡大する。このとき、画像の表示領域を画像のサイズより大きくすることで、拡大しても、映像に表示されない部分が生じないようにする。
また、図2Aに示すフレームF(4)は、フレームF(3)と比較して音量が小さくなった状態を示している。この場合、フレームF(3)が表示されたスクリーン10CからフレームF(4)が表示されたスクリーン10Cのように表示する映像を縮小する。
ここで、上述のように、画像信号の動きの特徴や音声信号の特徴から、画像のサイズの変更する場合、図1に示した画像処理装置20は、リアルタイム処理あるいはオフライン処理で画像のサイズを変更する。リアルタイム処理の場合、画像処理装置20は、動画像の入力画像信号SDinに基づいて、画面の動きの検出や音声信号からの特徴量を抽出するとともに、シーンチェンジ検出を行い、シーンチェンジが行われるまで、画像のサイズを変更しつづける。さらにサイズの変更された画像をスクリーンに表示するための出力信号SDL,SDC,SDRを生成して出力する。
また、オフライン処理の場合、画像処理装置20は、蓄積されている入力画像信号SDinを読み出してシーンチェンジ検出を行う。また、シーンチェンジ検出によって検出された各シーン毎に、画面の動きの検出や音声信号からの特徴量を抽出し、各シーンでの画像のサイズを決定する。さらにシーンチェンジに合わせて、所定のタイミングで画像のサイズを変更する。
その後、画像表示を行う場合には、動画像の入力画像信号SDinと画像サイズの情報を読み出して、この入力画像信号SDinと画像サイズに基づき、入力画像を表示する出力信号SDL,SDC,SDRを生成して出力する。
図3は、リアルタイム処理を行う場合の画像処理装置20の構成例を示している。動画像の入力画像信号SDinは、シーンチェンジ検出部21とサイズ変更判定部22および表示サイズ設定部23に供給される。
シーンチェンジ検出部21は、入力画像信号SDinに基づいてシーンチェンジを検出し、すなわち連続シーンとこの連続シーンとは異なるシーンとのつなぎ目部分である画像の不連続位置を検出する。図4はシーンチェンジ検出部21の構成例(その1)を示しており、例えば2フレーム分の画像信号を用いて連続するシーンであるか否かを検出するものである。
シーンチェンジ検出部21の遅延回路211は、入力画像信号SDinを1フレーム遅延させて遅延画像信号SDaとして差分平均算出回路212に供給する。差分平均算出回路212は、入力画像信号SDinと遅延画像信号SDaに基づき、2フレーム間の差分平均値Davを算出して正規化回路214に供給する。この差分平均値Davの算出は、各画素における2フレーム間の輝度レベルの差分値を算出して、得られた差分値の平均値を差分平均値Davとして正規化回路214に供給する。なお、1フレームの画像の画素数が「N」で、入力画像信号SDinに基づく輝度レベルを「YC」、遅延画像信号SDaに基づく輝度レベルを「YP」としたとき、差分平均値Davは式(1)に基づいて算出できる。
Figure 2008236389
ここで、差分平均値Davは、画像の輝度レベルによって大きく変化する。例えば画像が明るい場合、シーンの切り替えが行われなくとも画像の一部が暗い画像に変化するだけで差分平均値Davが大きくなってしまう。一方、画像が暗い場合、シーンの切り替えが行われても輝度レベルの変化が小さいことから差分平均値Davは大きくならない。このため、シーンチェンジ検出部21に正規化回路214を設けるものとして、画像の明るさに応じた差分平均値Davの正規化を行い、画像の明るさの影響を少なくして正しくシーンチェンジ検出を可能とする。
輝度平均算出回路213は、入力画像信号SDinに基づき、各画素の輝度レベルに基づき1フレームにおける輝度レベルの平均値を算出して輝度平均値Yavとして正規化回路214に供給する。なお、上述のように1フレームの画像の画素数が「N」で入力画像信号SDinに基づく画素の輝度レベルを「YC」としたとき、輝度平均値Yavは式(2)に基づいて算出できる。
Figure 2008236389
正規化回路214は、画像の明るさに応じた差分平均値Davの正規化を行う。すなわち、式(3)に示すように、画像の明るさを示す輝度平均値Yavに応じて差分平均値Davを補正して差分平均正規化値(以下単に「正規化値」という)Eを生成する。
Figure 2008236389
この正規化回路214で生成された正規化値Eは、判定回路215に供給される。判定回路215は、予め設定された閾値Lrを有しており、正規化値Eと閾値Lrを比較して、正規化値Eが閾値Lrよりも大きいときにはシーンチェンジと判定する。また、正規化値Eが閾値Lr以下であるときにはシーンチェンジでないと判定する。さらに、判定回路215は、この判定結果を示すシーンチェンジ検出信号SCを生成して図3に示すサイズ変更判定部22に供給する。
このように、正規化回路214は画像の明るさに応じた差分平均値Davの正規化を行い、判定回路215は正規化値Eを用いてシーンチェンジであるか連続シーンであるかの判別を行うので、画像の明るさの影響を少なくして正しくシーンチェンジを検出できる。
ところで、上述のシーンチェンジ検出部21では、1フレーム内の全画素の信号を用いて、シーンチェンジ検出を行うものとしたが、全画素の信号を用いて差分平均値Davや輝度平均値Yavを算出すると、演算処理に時間を要してしまう。また、演算処理に要する時間を短くするために演算処理を高速化すると、演算処理コストが膨大となってしまう。このため、画素の間引き処理、例えば図5に示すように1フレームの画像を8×4画素の領域に区分して各領域から斜線で示すように1画素だけを選択することで画素の間引きを行い、選択された画素の信号を用いて差分平均値Davや輝度平均値Yavを算出する。このように、画素の間引きを行うものとすれば、演算量が少なくなるので演算処理を簡単に行うことができると共に、演算処理を高速に行う必要がなく演算処理コストが膨大となってしまうことも防止できる。
また、上述のシーンチェンジ検出部21では、正規化値Eを用いてシーンチェンジ検出を行うものとしたが、2フレーム間の画像の相関係数rを求めて、この相関係数rと閾値を比較することで、精度良くシーンチェンジ検出を行うこともできる。この相関係数rを用いるシーンチェンジ検出部21’の構成例(その2)を図6に示す。遅延回路211は、入力画像信号SDinを1フレーム遅延させて遅延画像信号SDdaとして相関係数算出回路216に供給する。相関係数算出回路216は、入力画像信号SDinと遅延画像信号SDdaに基づき、相関係数rの算出を行う。
ここで、1フレームの画像の画素数を「N」、最初のフレームの画像信号に基づく画素の輝度レベルを「YF」、次のフレームの画像信号に基づく画素の輝度レベルを「YS」、最初のフレームの画像信号に基づく画素の輝度レベル平均を「YFav」、次のフレームの画像信号に基づく画素の輝度レベル平均を「YSav」としたとき、相関係数rは式(4)を用いて算出できる。この相関係数算出部216で算出された相関係数rは、判定部217に供給される。
Figure 2008236389
判定回路217は、予め設定された閾値Lrを有しており、相関係数rと閾値Lrを比較して、相関係数rが閾値Lr以下であるときにはシーンチェンジと判定する。また、相関係数rが閾値Lr以下でないときにはシーンチェンジでない連続シーンと判定する。さらに、判定回路217は、この判定結果を示すシーンチェンジ検出信号SCを生成して、サイズ変更判定部22に供給する。
図7は、サイズ変更判定部22の構成例(その1)を示している。図7に示すサイズ変更判定部22は、入力画像信号SDinの画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定する。
この例で、入力画像信号SDinは、サイズ変更判定部22の遅延回路221に供給され、1フレーム遅延した画像信号SDaが生成される。入力画像信号SDinと遅延画像信号SDaは動きベクトル検出回路222に供給される。動きベクトル検出回路222では、入力画像信号SDinと遅延画像信号SDaから動きベクトルを検出する。動きベクトルの検出には、例えば入力画像信号SDinを8×8のブロックに分割し、遅延画像信号SDaの所定の探索範囲で、例えば差分絶対値和が最小となる位置を動きベクトルとして検出する。検出された動きベクトルは動きベクトル抽出回路223に供給される。
動きベクトル抽出回路223では、動きベクトル検出回路222から供給された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する。例えば、動きベクトル抽出回路223では、全ての動きベクトルのヒストグラムを生成し、最も動きベクトルの多い動きを背景の動きとし、二番目に多い動きを画面内の主要オブジェクトの動きと定義する。そしてこの二番目に多い動きベクトルを抽出し、当該二番目に多い動きベクトルの数をサイズ判定部224に供給する。この際、最も数の多い動きベクトルと二番目に数の多い動きベクトルとで、数に差がない場合は、三番目に数の多い動きベクトルを主要オブジェクトの動きベクトルとして定義してもよい。
サイズ判定部224では、動きベクトル抽出回路223で抽出された動きベクトルから、表示する画像の表示サイズを判定する。例えば、サイズ判定部224では、動きベクトル抽出回路223で二番目に多い動きベクトルの数が抽出されていた場合、この二番目に多い動きベクトルの数と所定の閾値とを比較する。二番目に多い動きベクトルの数がこの閾値より大きい場合、ある程度の大きさの主要オブジェクトが動いていると判定し、サイズの拡大を判定して表示サイズ情報SZを生成する。二番目に多い動きベクトルの数がこの閾値より小さい場合は、サイズの維持を判定して表示サイズ情報SZを生成する。
図3に示した表示サイズ設定部23は、サイズ判定部224により判定されて生成された表示サイズ情報SZに基づいて、画像の表示サイズを設定する。これにより、動画像の画像の動きに応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。従って、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
なお、図7に示した動きベクトル抽出回路223の動作は、二番目に多い動きベクトルの数を抽出する例に限定されるものでなく、様々な例を同時に実行してもよい。例えば、最も数の多い動きベクトルの方向を抽出して、その後サイズ判定部224で、動きベクトルの方向と所定の閾値とを比較する。動きベクトルの方向がこの閾値より大きい場合、画面動きが大きいシーンと判定し、サイズを拡大して表示するように、表示サイズ情報SZを生成する。
その他にも、1フレーム前の動きベクトルと、現フレームの動きベクトルとの差分絶対値を算出し、この差分絶対値が所定の閾値より大きいものの数を抽出する。その後、サイズ判定部224で、抽出された差分絶対値の数と所定の閾値と比較し、抽出された差分絶対値の数が閾値より多い場合、動きの変化が発生したと判定し、サイズを拡大して表示するように表示サイズ情報SZを生成する。
また拡大後に、サイズ判定部224で、所定の閾値より小さくなった場合は、拡大した画像を元の大きさに戻すように表示サイズ情報SZを生成してもよい。
また動きベクトル抽出回路223で抽出する動きベクトルの情報と、サイズ判定部224の動作は、ユーザが事前に設定してもよい。このような場合、ユーザの設定した動きベクトルの情報と表示動作に応じて、処理が実行されるものとする。例えば、ユーザが画面動きがないシーンを拡大して表示するように設定したとすると、動きベクトル抽出回路223では、動きベクトルが(0,0)となるブロックの数を抽出する。そしてサイズ判定部224では、抽出されたブロックの数と所定の閾値とを比較し、抽出されたブロックの数が閾値より大きい場合、画面動きがないシーンと判定し、このような場合に表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成する。
またサイズ判定部224では、シーンチェンジ検出部21からシーンチェンジ情報SCが供給されると、表示サイズを元の大きさに戻すものとする。
図8A及びBは、表示サイズを拡大及び縮小するズーム率の制御例を示している。図8Aに示す縦軸にフレーム毎の表示サイズ情報SZを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、動きベクトル抽出回路223では、上記と同様に二番目に多い動きベクトルを抽出してその数を供給する。図8AのフレームMにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超え、フレームNにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回ると仮定する。
この場合にフレームMより前のフレームでは、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えていないため、表示サイズ情報SZは、入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)となる。フレームMにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えたので、表示サイズ情報SZは、入力画像を例えば2倍に拡大する情報(X2)となる。その後フレームNまで二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を越え続けるため、表示サイズ情報SZは入力画像を2倍に拡大する情報(X2)のままとなる。そしてフレームNにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回った為、表示サイズ情報SZは、入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)に戻る。
図8Aでは拡大する例を示したが、同様に縮小することもできる。その場合の例を図8Bに示す。図8Bに示す縦軸にフレーム毎の表示サイズ情報SZを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、動きベクトル抽出回路223では、上記と同様に二番目に多い動きベクトルを抽出してその数を供給する。図8BのフレームMにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超え、フレームNにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回ると仮定する。
この場合にフレームMより前のフレームでは、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えていないため、表示サイズ情報SZは、入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)となる。フレームMにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えたので、表示サイズ情報SZは、入力画像を1/2倍に縮小する情報(X1/2)となる。その後フレームNまで二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を越え続けるため、表示サイズ情報SZは1/2倍に縮小する情報(X1/2)のままとなる。そしてフレームNにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回った為、表示サイズ情報SZは、入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)に戻る。このようにして、表示サイズを拡大又は縮小するズーム率を制御する。
図9は、画像の拡大して拡大画像を生成した例を示している。図9は入力画像信号SDinを1.2倍する場合の例であり、図中の「○」は入力画像信号の空間方向の画素を示しており、図中の「●」は拡大表示する際に生成する画素である。「●」の生成は、近傍の4つ「○」を用いて行うものとし、4つの「○」の画素値をVa、Vb、Vc、Vdとし、生成する「●」の位相から「○」の位相までを距離ra、rb、rc、rdとし、生成する「●」の位相から「○」の位相までの距離の総和をSrとすると、「●」の画素値Vは式(5)に示すものとなる。
Figure 2008236389
図10は、画像の縮小して縮小画像を生成した例を示している。図10は入力画像信号SDinを0.75倍する場合の例であり、図中の「○」は入力画像信号の空間方向の画素を示しており、図中の「●」は縮小表示する際に生成する画素である。「●」の生成は、近傍の4つ「○」を用いて行うものとし、4つの「○」の画素値をVa、Vb、Vc、Vdとし、生成する「●」の位相から「○」の位相までの距離ra、rb、rc、rdとし、生成する「●」の位相から「○」の位相までの距離の総和をSrとすると、「●」の画素値Vは式(5)と同じになる。
以上のように、表示サイズ設定部23は、表示サイズ情報SZに従って、画像を拡大あるいは縮小して、各プロジェクタに対応した画像信号を信号出力部242L、242C、242Rに供給する。ここで拡大、縮小の動作は、元のサイズから、指定の倍率の瞬間的に変化させてもよいし、滑らかに変化させてもよい。例えば、入力画像を2倍に拡大する場合、5フレーム利用して、「1.2」→「1.4」→「1.6」→「1.8」→「2.0」と拡大率を徐々に変化させた場合、滑らかな拡大率の変化になり、画像のサイズの変化を認識するのが容易になる。
なお、画像のサイズを変更する際の処理として、式(5)を挙げたが、サイズ変更手法は式(5)に限定されるものでなく、表示する画像を拡大、縮小するものであればなんでもよい。
さらに画像を拡大した場合、拡大率によっては、スクリーンサイズを超えてしまう場合がある。このような場合、スクリーンの全てに画像が表示されるように、拡大率を制限してもよいし、制限をなくし、任意の大きさで表示するようにしてもよい。
図11A及びBは、表示サイズを滑らかに拡大及び縮小するズーム率の制御例を示している。図11Aに示す縦軸にフレーム毎の表示サイズ情報SZを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、図7に示した動きベクトル抽出回路223では、上記と同様に二番目に多い動きベクトルを抽出してその数を供給する。図11AのフレームMにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超え、フレームNにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回ると仮定する。
この場合にフレームMより前のフレームでは、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えていないため、サイズ判定部224は、入力画像をそのままの大きさ(X1)で表示する表示サイズ情報SZを生成する。フレームMにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えたので、サイズ判定部224は、第1画像の表示サイズを変更するために、当該フレームMから所定後の第2画像までの間における画像の表示サイズを拡大又は縮小する割合を連続的に変更する。
この例で、サイズ判定部224は、フレームMから5フレーム後のフレームM+5において、入力画像を2倍の大きさ(X2)に拡大するようにフレームMからフレームM+5までの間の拡大率を連続的に変化させる表示サイズ情報SZを生成する。例えば、フレームMを基準サイズ「1.0」とし、5フレーム利用して「1.2」→「1.4」→「1.6」→「1.8」→「2.0」倍と拡大率を徐々に変化させる。これにより、滑らからな拡大率の変化になり、画像のサイズ変化の際に違和感がなくなる。
その後フレームNまで二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を越え続けるため、表示サイズ情報SZは2倍のままとなる。
そしてフレームNにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回った為、サイズ判定部224は、5フレーム後のフレームN+5において入力画像をそのままの大きさ(X1)で表示するようにフレームNからフレームN+5までの間の縮小率を連続的に変化させる表示サイズ情報SZを生成する。例えば、フレームNを基準サイズ「2.0」とし、5フレーム利用して「0.9」→「0.8」→「0.7」→「0.6」→「0.5」と縮小率を徐々に変化させる。
なお、主要オブジェクトにおける動きベクトルの数だけでなく、動きベクトルの変化量も同時に抽出した場合、動きの変化量が急峻な場合、拡大率の変化を急峻にし、また動きの変化量が小さければ、拡大率の変化を緩やかなものにする。このようにすることで、同じ拡大率にする場面でも、動きの変化量に応じて、拡大率の変化が変わるため、画像の特徴量に応じて、様々な表示方法が可能となる。
図11Aでは拡大する例を示したが、同様に縮小することもできる。その場合の例を図11Bに示す。図11Bに示す縦軸にフレーム毎の表示サイズ情報SZを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、動きベクトル抽出回路223では、上記と同様に二番目に多い動きベクトルを抽出してその数を供給する。図11BのフレームMにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超え、フレームNにおいて、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回ると仮定する。
この場合にフレームMより前のフレームでは、二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えていないため、表示サイズ情報SZは、入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)となる。フレームMにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を超えたので、表示サイズ情報SZは、5フレーム後のフレームM+5において入力画像を1/2倍に縮小する情報となるようにフレームMからフレームM+5までの間の拡大率を連続的に変化させる。例えば、フレームMを基準サイズ「1.0」とし、5フレーム利用して「0.9」→「0.8」→「0.7」→「0.6」→「0.5」と縮小率を徐々に変化させる。これにより、滑らからな縮小率の変化になり、画像のサイズ変化の際に違和感がなくなる。
その後フレームNまで二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を越え続けるため、表示サイズ情報SZは0.5倍のままとなる。そしてフレームNにおいて二番目に多い動きベクトルの数が所定の閾値を下回った為、表示サイズ情報SZは、5フレーム後のフレームN+5において入力画像をそのままの大きさで表示する情報(X1)に戻るようにフレームNからフレームN+5までの間の拡大率を連続的に変化させる。例えば、フレームNを基準サイズ「0.5」とし、5フレーム利用して、「1.2」→「1.4」→「1.6」→「1.8」→「2.0」と拡大率を徐々に変化させる。
図12は、サイズ変更判定部22’の構成例(その2)を示している。入力画像信号SDinは音声検出回路225に供給される。音声検出回路225では、入力画像信号SDinに付随する音声信号SDbを検出する。なおここでは説明を容易にするため、音声信号SDbは画像信号に重畳されているものとし、音声信号SDbはステレオ2chの音声とする。そして検出された音声信号SDbは、音声特徴量抽出回路226に供給される。
音声特徴量抽出回路226では、検出された音声信号SDbから所定の手法で目的とする音声の特徴量を抽出する。この例で、音声信号SDbは複数の音声チャンネルを有し、音声特徴量抽出回路226は、当該映像の音声信号SDbから音声チャンネルの各々の音量を抽出し、当該音量を映像のフレーム単位で平均又は合計する。例えば、音声特徴量抽出回路226では、フレーム単位でステレオ2chの音声信号SDbから「L」と「R」それぞれの音量を抽出し、抽出した音量をフレーム単位で平均あるいは合計し、サイズ判定部227へ供給する。
サイズ判定部227では、音声特徴量抽出回路226により抽出された音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定する。例えば、サイズ判定部227では、抽出された音量の値と所定の閾値とを比較し、抽出された音量の値が閾値より大きい場合は、音量の大きなシーンと判定する。このような場合、サイズ判定部227では、表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成する。また別の閾値を用意し、その閾値より音量の値が小さい場合は、音量が小さいシーンと判定し、表示サイズを縮小するように表示サイズ情報SZを生成する。
例えば、サイズ判定部227は、第1フレームの表示サイズを変更するために、当該第1フレームから所定後の第2フレームまでの間における画像の表示サイズを拡大又は縮小する割合を連続的に変更するように表示サイズ情報SZを生成する。
表示サイズ設定部23は、サイズ判定部227により生成された表示サイズ情報SZに基づいて当該画像の表示サイズを設定する。これにより、動画像の音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。従って、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
音声特徴量抽出回路226の動作は、上記の例に限定されるものでなく、様々な例を同時に実行してもよい。この例で、音声特徴量抽出回路226では音声信号SDbを周波数に変換し、サイズ判定部227では、音声特徴量抽出回路226により変換された周波数が、所定の周波数範囲の基準周波数に一致する音声であるかを判定し、この判定結果に基づいて画像の表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成してもよい。
また左右の音声チャンネルの音量の差に応じて表示サイズを変更してもよい。その場合、音声特徴量抽出回路226では、音声チャンネル毎の同時刻における音量の差分絶対値を算出する。例えばステレオ2chの音声の同時刻の左右の音量の差分絶対値を算出する。そしてサイズ判定部227で、この差分絶対値と所定の閾値とを比較し、この差分絶対値が閾値より大きい場合に、例えば表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成する。
また、例えば映像の中の音声発生オブジェクト(例えば自動車)が画面中央から画面端へ移動した場合に表示サイズを変更するために、左右の音量の変化に応じて表示サイズを変更してもよい。その場合、音声特徴量抽出回路226では、音声チャンネル毎の第1の時刻における音量の第1の差分値を算出し、さらに、音声チャンネル毎の第2の時刻における音量の第2の差分値を算出し、当該第1の差分値と当該第2の差分値との差分絶対値を算出する。例えば、音声特徴量抽出回路226では、ステレオ2chの音声の同時刻の音量の差分値Dt0(例えば左の音量―右の音量)を算出し、さらにある時刻のおける差分値Dt0と次の時刻における差分値Dt1同士の差分絶対値|Dt0−Dt1|を算出する。そして、この差分絶対値と所定の閾値とを比較し、この差分絶対値が閾値より大きい場合に、例えば表示サイズを拡大する。
以上のように左右の音量の差や、左右の音量の変化量に応じて、表示サイズを変更することで、左右の音量に差をつけるシーンや、左右の音量の変化が起きるシーンにおいて映像の表示サイズを変えることができ、音声に伴い迫力の増すシーンに提示を行うことができる。
また拡大あるいは縮小後に、サイズ判定部227で、所定の閾値との比較において変化があった場合は、サイズを変更した画像を元の大きさに戻すように表示サイズ情報SZを生成してもよい。
また音声特徴量抽出回路226で抽出する音声の情報と、サイズ判定部227の動作は、ユーザが事前に設定してもよい。このような場合、ユーザの設定した音声の情報と表示動作に応じて、処理が実行されるものとする。例えば、ユーザが音量の変化があったシーンを拡大して表示するように設定したとすると、音声特徴量抽出回路226では、入力フレームの音量と1フレーム前の音量の差分絶対値を算出する。そしてサイズ判定部227では、所定の閾値と比較し、音量の差分絶対値が閾値より大きい場合、音量の変化があったと判定し、このような場合に表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成する。
なお、上記の説明において、音声を検出するフレームは、入力されたフレームに限定されることなく、例えば入力フレームの前後数フレームを用いてもよい。また音声信号も、任意のチャンネルを持つものでよく、例えば5.1chサラウンドの音声信号を対象としてもよい。
以上のように、サイズ変更判定部22として、映像、音声を利用した場合の例を説明したが、これらは単独に用いるだけでなく、両者を組にして用いることもできる。例えば図13は、サイズ変更判定部22”の構成例(その3)を示している。図13に示すサイズ変更判定部22”は、動画像の画像及び音声の両方の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するために、図7に示したサイズ変更判定部22と図12に示したサイズ変更判定部22’とを組み合わせて構成したものである。
例えば、一方で、サイズ変更判定部22は、入力画像信号SDinの画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定する。この例で、動画像の入力画像信号SDinは遅延回路221に供給され、1フレーム遅延した画像信号SDaが生成される。入力画像信号SDinと遅延画像信号SDaは動きベクトル検出回路222に供給される。動きベクトル検出回路222では、入力画像信号SDinと遅延画像信号SDaから動きベクトルを検出する。検出された動きベクトルは動きベクトル抽出回路223に供給される。
動きベクトル抽出回路223では、動きベクトル検出回路222から供給された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する。例えば、二番目に多い動きベクトルを抽出してその数をサイズ判定部224に供給する。
サイズ判定部224では、動きベクトル抽出回路223で抽出された動きベクトルから、表示する画像の表示サイズを判定する。例えば、動きベクトル抽出回路223で、二番目に多い動きベクトルの数が抽出されていた場合、この二番目に多い動きベクトルの数と所定の閾値とを比較する。二番目に多い動きベクトルの数がこの閾値より大きい場合、ある程度の大きさの主要オブジェクトが動いていると判定し、サイズを拡大して表示するように表示サイズ情報SZを生成する。二番目に多い動きベクトルの数がこの閾値より小さい場合は、サイズを変更しないように表示サイズ情報SZ1を生成する。
他方で、サイズ変更判定部22’は、入力画像信号SDinの音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定する。この例で、入力画像信号SDinは音声検出回路225に供給される。音声検出回路225では、入力画像信号SDinに付随する音声信号SDb(例えばステレオ2chの音声)を検出する。そして検出された音声信号SDbは、音声特徴量抽出回路226に供給される。
音声特徴量抽出回路226では、例えば、検出された音声信号Sdbから音量を抽出する。この場合、ステレオ2chの音声信号SDbから「L」と「R」それぞれの音量を抽出し、抽出した音量を映像のフレーム単位で平均あるいは合計し、サイズ判定部227へ供給する。サイズ判定部227では、抽出された音量の値と所定の閾値とを比較し、抽出された音量の値が閾値より大きい場合は、音量の大きなシーンと判定し、表示サイズを拡大するように表示サイズ情報SZを生成する。また別の閾値を用意し、その閾値より音量の値が小さい場合は、音量が小さいシーンと判別し、表示サイズを縮小するように表示サイズ情報SZ2を生成する。
画像の動きベクトルに基づいてサイズ判定部224により生成された表示サイズ情報SZ1と、音声の音量に基づいてサイズ判定部227により生成された表示サイズ情報SZ2とに基づいて、図3に示した表示サイズ設定部23により入力画像信号SDinの表示サイズが設定される。
例えば、画像の動きベクトルに基づいてサイズ判定部224により表示サイズが2倍(表示サイズ情報SZ1)と設定され、かつ、音声の音量に基づいてサイズ判定部227により表示サイズが1.5倍(表示サイズ情報SZ2)と設定された場合、表示サイズ設定部23は、両者の表示サイズを加算(3.5倍)、あるいは積算(3倍)した値に基づき、入力画像信号SDinの表示サイズを変更する。
この場合、画像の動きベクトルでは2倍で表示されるものが、音声の音量も加味されたことで、さらなる臨場感や迫力を増した映像提示が可能となる。その他にも、画像の動きベクトルからの表示サイズと、音声の音量からの表示サイズの両方が共に拡大、あるいは縮小である場合、拡大率、あるいは縮小率の大きい方のみを利用することもできる。
またサイズ判定部224及び227は、シーンチェンジ検出部21からシーンチェンジ情報SCが供給されると、表示サイズを元の大きさに戻すものとする。
図14は、オフライン処理を行う場合の画像処理装置20’の構成例を示している。図3に示した画像処理装置20と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。動画像の入力画像信号SDinは、蓄積部30に入力される。この蓄積部30では、入力画像信号SDinを蓄積する。また蓄積部30は、入力画像信号SDinをシーンチェンジ検出部21に供給する。
以下、リアルタイム処理の場合と同様に、シーンチェンジ検出部21では、シーンチェンジが検出されると、シーンチェンジ検出信号SCを生成してサイズ変更判定部22に供給する。サイズ変更判定部22では、各シーンでの表示サイズを決定して表示サイズ情報SZを生成して表示サイズ設定部23に供給する。表示サイズ設定部23では、表示サイズ情報SZに基づいて、入力画像信号SDinの表示サイズJCを決定して蓄積部30へ供給する。蓄積部30では、供給された各シーンごとの表示サイズJCとシーンチェンジ検出部21からのシーンチェンジ情報SCから、最終的な画像の表示サイズを調整し、各プロジェクタに対応した画像信号を信号出力部242L、242C、242Rに供給する。
図15A及びBは、蓄積部30に供給された各シーン毎の表示サイズJCの変化例を示している。図15A及びBに示す縦軸にシーン毎の表示サイズJCを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、フレームMにおいて表示サイズJCが2倍となり、その後フレームNにおいて表示サイズJCが元の1倍に戻り、フレームOにおいてシーンチェンジが発生したものと仮定する。
このような場合、蓄積部30には、シーンチェンジのタイミングに合わせて、フレームを縮小するようになされたフレームが蓄積される。この例で、サイズ変更判定部22、22’、22”は、オフライン処理の場合に、シーンチェンジ検出部21により検出されたシーンチェンジのタイミングに、フレームが縮小するように当該フレームの表示サイズを変更する。例えば、サイズ変更判定部22は、図15Bに示すように、シーンチェンジが起きるフレームOのから所定のフレーム分だけ前のフレームから縮小し、シーンチェンジが起きるフレームOにおいて再び元の大きさのフレームに戻す。このように調整を加えることで、シーンチェンジのタイミングに合わせて、フレームが縮小されるため、理解のしやすい提示を行うことができる。
またオフライン処理では、表示サイズJCの時間的な変動が多い場合、表示サイズの変動を滑らかにすることもできる。図16A及びBは、蓄積部30に供給された各フレーム毎の表示サイズJCの変化例を示している。図16A及びBに示す縦軸にシーン毎の表示サイズJCを示し、横軸にフレーム(Frame)を示す。この例で、フレームA、B、C、D、E、Fにおいて表示サイズJCに変化があり、かつ各々のフレームの時間間隔が短いものと仮定する。
このような場合、短い時間の間に表示サイズが頻繁に変わるため、かえって見にくくなることもある。このとき、蓄積部30では、表示サイズJCが、変化を継続しないようになされたフレームが蓄積される。この例で、サイズ変更判定部22、22’、22”は、オフライン処理の場合に、複数のフレームの表示サイズに変化があり、かつ、当該各々のフレームの時間間隔が短い場合、当該フレームの各々の表示サイズを、徐々に変化するように変更する。例えば、図16Bに示すように、表示サイズの変化が起きるまでのフレーム数が所定の値より少なく、かつ、表示サイズの変化が連続しておきる場合(例えば、フレームA〜Fの例)に、サイズ変更判定部22は、表示サイズが変化するフレーム同士の中央のフレーム(例えば、AとBの中間のフレーム)において所定の倍率になるよう、前後のフレームにおける表示サイズを直線的(滑らか)な変化となるように設定する。このようにすることで、短い時間のおける拡大率の変動が連続的な変化となるため、見やすい提示を行うことができる。
以上のように、オフライン処理では、シーンチェンジのタイミングに合わせた表示サイズの変更や、表示サイズの時間的な変動を調整することも可能で、より見やすく、理解しやすい提示を行うことができる。さらに画像を表示する領域が、画像のサイズよりも大きいため、拡大率を適切に設定することで、拡大しても画像の一部が途切れることなく、表示することが可能である。
上述の処理はハードウェアだけでなくソフトウェアで実現するものとしても良い。この場合のコンピュータを用いた構成例を図17に示す。コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)301を内蔵しており、このCPU301にはバス320を介してROM302,RAM303,HDD304,入出力インタフェース305が接続されている。さらに、入出力インタフェース305には入力部311や記録媒体ドライブ312,通信部313,画像信号入力部314,画像信号出力部315が接続されている。
外部装置から命令が入力されたり、キーボードやマウス等の操作手段あるいはマイク等の音声入力手段等を用いて構成された入力部311から命令が入力されると、この命令が入出力インタフェース305を介してCPU301に供給される。
CPU301は、ROM302やRAM303あるいはハード・ディスク・ドライブ304に記憶されているプログラムを実行して、供給された命令に応じた処理を行う。さらに、ROM302やRAM303あるいはハード・ディスク・ドライブ304には、上述の画像処理装置と同様な処理をコンピュータで実行させるための画像処理プログラムを予め記憶させて、画像信号入力部314に入力された入力画像信号SDinに基づき出力信号SDL,SDC,SDRを生成して、画像信号出力部315から出力する。また、記録媒体に画像処理プログラムを記録しておくものとし、記録媒体ドライブ312によって、画像処理プログラムを記録媒体に記録しあるいは記録媒体に記録されている画像処理プログラムを読み出してコンピュータで実行するものとしても良い。さらに、通信部313によって、伝送路を介した画像処理プログラムの送信あるいは受信を行うものとし、受信した画像処理プログラムをコンピュータで実行するものとしても良い。
図18は、リアルタイム処理の場合における、画像処理プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。この画像処理プログラムは、コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号(入力画像信号SDin)を処理させるプログラムである。
図18に示すステップST1では、入力画像信号のシーン判別を行う。図19はシーン判別の動作例を示すフローチャートである。図19に示すステップST11では、入力画像信号のフレーム間の差分平均値Davとフレーム内の輝度平均値Yavを算出してステップST12に進む。ステップST12では、輝度平均値Yavを用いて差分平均値Davの正規化を行い正規化値Eを算出する。
ステップST13では、正規化値Eと閾値Lrを比較してシーンチェンジであるか否かを判別する。ここで、正規化値Eが閾値Lr以下であるときにはステップST14に進み、同じシーンの画像と判別する。また、正規化値Eが閾値Lrよりも大きいときにはステップST15に進み、シーンチェンジであると判別する。このようにして正規化値Eに基づきシーンの判別を行う。
なお、シーン判別動作では、上述のように相関係数rを算出して、この相関係数rと閾値を比較してシーンチェンジを検出するものとしても良い。この場合、ステップST11とステップST12の処理に替えて、上述の式(4)で示した相関係数rの算出を行い、ステップST13では相関係数rが閾値よりも小さくないときにはステップST14に進み同じシーンの画像と判別する。また相関係数rが閾値よりも小さいときにはステップST15に進み、シーンチェンジであると判別する。
図18に戻り、ステップST2では、シーンの切り替えが検出されたか否かを判別してシーン切り替えが判別されたときには、画像のサイズを元に戻し、ステップST1に戻る。ステップST2でシーン切り替えがないと判別されたときにはステップST3に進む。ステップST3では、表示サイズを判定する。
図20は、ステップST3におけるサイズ変更判定の動作例(その1)を示すフローチャートである。ステップST311では、入力画像から例えば8×8画素のブロックごとに、1フレーム前の画像との間で動きベクトルを検出する。ステップST312では、検出された動きベクトルのヒストグラムや動きベクトルの変化量など、所定の特徴量を抽出する。そしてステップST313では、抽出した特徴量を所定の条件と比較し、画像の表示サイズを判定する。条件と一致する場合はステップST314に進む。ステップST314では、所定の表示サイズを設定する。所定の条件と一致しない場合は、画像のサイズを元に戻し、処理を終了する。
図21は、ステップST3におけるサイズ変更判定の動作例(その2)を示すフローチャートである。ステップST321では、入力された入力画像信号SDinから音声信号を検出する。ステップST322では、検出された音声から、音量や周波数特性など所定の特徴量を抽出する。ステップST333では、抽出した特徴量を所定の条件と比較し、画像の表示サイズを判定する。条件と一致する場合はステップST324に進む。ステップST324では、所定の表示サイズを設定する。所定の条件と一致しない場合は、画像のサイズを元に戻し、処理を終了する。
図22は、ステップST3におけるサイズ変更判定の動作例(その3)を示すフローチャートである。図22に示すフローチャートは、図20に示した動きベクトルに基づくフローチャートと、図21に示した音声に基づくフローチャートとを組み合わせたものであり、同一のステップには同一の符号を付している。すなわち、ステップST311〜ST314において、動きベクトルのヒストグラムや動きベクトルの変化量など、所定の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を所定の条件と比較して比較結果に基づいて表示サイズを設定する。更に、ステップST321〜324において、音声から音量や周波数特性など所定の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を所定の条件と比較して比較結果に基づいて表示サイズを設定する。
図18に戻り、ステップST4では、ステップST3で判定された画像のサイズに応じて画像のサイズを変更し、出力信号SDL,SDC,SDRを生成する。この出力信号の生成では、フレームメモリに画像を記憶させるものとして、画像の表示サイズに応じたタイミングでフレームメモリから画像信号を読み出して、この読み出した画像信号をスクリーン毎に分割することで、出力信号SDL,SDC,SDRを生成できる。あるいは記憶領域が画像表示領域に対応されているメモリに、表示サイズに応じて画像信号を記憶させるものとして、各スクリーンに対応する領域の信号を用いることで、出力信号SDL,SDC,SDRを生成できる。
続いてステップST5に進む。ステップST5では、入力画像信号が終了したか否かを判定する。入力画像信号が終了していない場合、ステップST1に戻る。入力画像信号が終了した場合、画像処理の終了となる。
図23は、オフライン処理の場合における、画像処理プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。ステップST21では、入力画像信号SDinのシーン判別を行う。
ステップST22では、シーンチェンジが検出されたか否かを判別してシーンチェンジが判別されたときにはステップST21に戻る。ステップST22でシーンチェンジがないと判別されたときにはステップST23に進む。
ステップST23では、表示サイズを判定する。ステップST24では、全シーンにおいてサイズ変更判定を行ったか判定する。全シーンにおいてサイズ変更判定が終了していない場合は、ステップST21に戻り処理を継続する。全シーンにおいてサイズ変更判定が終了した場合は、ステップST25へ進む。
ステップST25では、全シーンで判定された表示サイズから、シーンチェンジのタイミングに合わせて表示サイズを変更したり、表示サイズの時間変動が少なくなるように表示サイズの調整を行う。
図24は、ステップST25において、シーンチェンジのタイミングに合わせて表示サイズを調整する場合の動作例を示すフローチャートである。図24のステップST251で全フレームにおいて表示サイズ情報の調整が終了したか否かを判定する。調整が終了した場合は、処理を終了する。調整が終了していない場合は、ステップST252に進む。
ステップST252では、入力フレームがシーンチェンジ箇所に該当するか否かを判定する。シーンチェンジ箇所に該当しない場合は、ステップST251へ戻り処理を継続する。シーンチェンジ箇所に該当する場合は、ステップST253へ進む。
ステップST253では、シーンチェンジ箇所に該当するフレームから所定の分だけ前のフレームにおける表示サイズ情報を、例えばシーンチェンジのタイミングに合わせて表示サイズが縮小されるように調整する(図15参照)。そしてステップST251へ戻り処理を継続する。
図25は、ステップST25において、表示サイズの時間変動が少なくなるように表示サイズを調整する場合の動作例を示すフローチャートである。ステップST254では、全フレームにおいて表示サイズ情報の調整が終了したか否かを判定する。調整が終了した場合は、処理を終了する。調整が終了していない場合は、ステップST255に進む。
ステップST255では、入力フレームの前後において、表示サイズ情報が短い時間間隔で連続して変化しているか否かを判定する。表示サイズ情報が短い時間間隔で連続して変化していない場合は、ステップST254へ戻り処理を継続する。表示サイズ情報が短い時間間隔で連続して変化している場合は、ステップST256へ進む。
ステップST256では、表示サイズ情報が短い時間間隔で連続して変化している箇所に該当するフレームにおいて、前後のフレームにおける表示サイズを直線的な変化となるように設定する(図16参照)。そしてステップST254へ戻り処理を継続する。
図23に戻りステップST26では、ステップST25で調整された表示サイズで画像を表示し、出力信号SDL,SDC,SDRを生成する。この出力信号の生成では、フレームメモリに画像を記憶させるものとして、画像の表示サイズに応じたタイミングでフレームメモリから画像信号を読み出して、この読み出した画像信号をスクリーン毎に分割することで、出力信号SDL,SDC,SDRを生成できる。あるいは記憶領域が画像表示領域に対応されているメモリに、表示サイズに応じて画像信号を記憶させるものとして、各スクリーンに対応する領域の信号を用いることで、出力信号SDL,SDC,SDRを生成できる。
なお、上述の実施の形態におけるスクリーンやプロジェクタは例示的なものであり、画面サイズや数も自由に変更可能である。また、他の種類のディスプレイ、例えば1面の広画角ディスプレイや、シリンドリカルなどの曲面ディスプレイなどを用いてもよい。このように、画像のサイズよりも画像表示領域が大きければ、本発明のように、画像や音声の特徴に応じて、画像のサイズが変更され、より迫力のある提示や理解のしやすい提示が可能となる。また、表示領域が画像のサイズより大きいため、拡大率を適切に設定することで、拡大しても画像の一部が途切れることなく表示することが可能である。
また、上述の実施の形態では、画像処理装置20の内部に蓄積部30を設けるものとしたが、外部の情報記憶装置を利用するものとしても良い。また蓄積部30を着脱可能とすれば、表示制御部の機能を有する他の画像表示システムでも、この蓄積部30に記憶された入力画像信号SDinや表示位置情報JC,を利用することで、上述のような臨場感が高く理解しやすい画像表示を行うことが可能となる。
さらに、新たに映像ソースや別のフォーマットを作らなくても、既に存在しているコンテンツの画像信号を用いて本発明の処理を施すことで、従来よりも迫力があり、理解のしやすい画像表示を行うことができる。
このように、本発明に係る画像処理装置20と画像処理方法および画像処理プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である入力画像信号SDinを処理する場合であって、画像の動きベクトルから所定の動きベクトルを抽出し、当該動きベクトルに基づいて画像のサイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するものである。また、音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、判定された表示サイズに基づいて当該画像の表示サイズを設定するものである。また、動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、かつ、音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、判定された2つの表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するものである。
従って、動画像の画像や音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示することができる。これにより、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
上述した画像処理装置20は、表示サイズ情報SZを生成して外部記憶装置に供給する装置と、外部記憶装置に保存された表示サイズ情報SZに基づいて入力画像信号SDinを再生する装置とに分けて構成することもできる。例えば、図26は、再生情報生成装置50の構成例を示し、図27は情報再生装置60の構成例を示している。この再生情報生成装置50及び情報再生装置60において、上述した画像処理装置20と同一の構成要素には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
再生情報生成装置50及び情報再生装置60は、画像処理装置20を分離して構成したものである。すなわち、再生情報生成装置50は、動画像の入力画像信号SDinを処理して当該動画像の再生情報の一例である画像の表示サイズ情報SZを生成する装置であって、シーンチェンジ検出部21及びサイズ変更判定部22(22’、22”)から構成される。情報再生装置60は、この位置情報PDに基づいて、動画像の入力画像信号SDinを処理して当該動画像を再生する装置である。
図26に示す再生情報生成装置50のシーンチェンジ検出部21は入力画像信号SDinが供給され、この入力画像信号SDinに基づいて画像におけるシーンチェンジを検出してシーンチェンジ検出信号SCをサイズ変更判定部22に出力する。
入力画像信号SDinの画像情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、図7に示したサイズ変更判定部22の動きベクトル検出回路222は、入力画像信号SDinの画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する。動きベクトル抽出回路223は、動きベクトル検出回路222により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する。サイズ判定部224は、動きベクトル抽出回路223により抽出された動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZを生成して出力端子51に出力する。また、サイズ判定部224は、シーンチェンジ検出部21によりシーンチェンジが検出されたときに、画像の表示サイズを元の大きさに戻すための表示サイズ情報SZを生成して出力端子51に出力する。
入力画像信号SDinの音声情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、図12に示したサイズ変更判定部22’の音声検出回路225は、入力画像信号SDinの音声情報を検出する。音声特徴量抽出回路226は、音声検出回路225により検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する。
サイズ判定部227は、音声特徴量抽出回路226により抽出された音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZを生成して出力端子51に出力する。また、サイズ判定部227は、シーンチェンジ検出部21によりシーンチェンジが検出されたときに、画像の表示サイズを元の大きさに戻すための表示サイズ情報SZを生成して出力端子51に出力する。
入力画像信号SDinの画像及び音声情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、図13に示したサイズ変更判定部22”のサイズ変更判定部22は、入力画像信号SDinの画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZ1を生成して出力端子51に出力する。サイズ変更判定部22’は、入力画像信号SDinの音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZ2を生成して出力端子51に出力する。また、サイズ変更判定部22”は、シーンチェンジ検出部21によりシーンチェンジが検出されたときに、画像の表示サイズを元の大きさに戻すための表示サイズ情報SZを生成して出力端子51に出力する。
この出力端子51には、例えばUSBメモリなどの外部記憶媒体(図示せず)が接続される。これにより、動画像の画像及び音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための表示サイズ情報SZを提供できるようになる。
図27に示す情報再生装置60は、この外部記憶媒体に保存された表示サイズ情報SZを読み出してこの表示サイズ情報SZに基づいて、動画像の入力画像信号SDinを処理して当該動画像を再生する。もちろん、表示サイズ情報SZが生成された入力画像信号SDinと、この表示サイズ情報SZを用いて再生される入力画像信号SDinとは同じものである。情報再生装置60は、表示サイズ設定部23及び信号出力部242L、242C、242Rから構成される。
この例で、情報再生装置60の表示サイズ設定部23は入力端子61に接続され、表示サイズ情報SZが供給される。また、表示サイズ設定部23には入力画像信号SDinが供給される。表示サイズ設定部23は、この表示サイズ情報SZに基づいて、入力画像信号SDinの画像の表示サイズを設定し、各プロジェクタ12L、12C12Rに対応した画像信号を信号出力部242L、242C、242Rに供給する。信号出力部242L、242C、242Rは、出力信号SDL,SDC,SDRをプロジェクタ12L、12C12Rに出力する。プロジェクタ12L、12C12Rは、これらの出力信号に基づいてスクリーン10L、10C,10Rに画像を投影する。これにより、映像を再生する際に画像の表示サイズが拡大又は縮小され、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
図28は、再生情報生プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。図28に示す再生情報生プログラムは、例えば図18に示したコンピュータに動画像の入力画像信号SDinを再生するための再生情報(表示サイズ情報SZ)を生成させるプログラムである。なお、図18に示した画像処理プログラムと同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図28のステップST1ではシーン判別を行う。上述したように、このシーン判別の詳細な動作例を示した図19のフローチャートに進んでシーン判別を行ってステップST2に進む。
ステップST2では、シーンの切り替えが検出されたか否かを判別してシーン切り替えが判別されたときには、画像のサイズを元に戻し、ステップST1に戻る。ステップST2でシーン切り替えがないと判別されたときにはステップST3に進む。ステップST3では、表示サイズを判定する。例えば、入力画像信号SDinの画像情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、この画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する。抽出された動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定してステップST4’に進む。
また、入力画像信号SDinの音声情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、入力画像信号SDinの音声情報を検出し、検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する。抽出された音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定してステップST4’に進む。
また、入力画像信号SDinの画像及び音声情報に基づいて画像の表示サイズを判定する場合、入力画像信号SDinの画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定する。さらに、入力画像信号SDinの音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、抽出された音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定してステップST4’に進む。
ステップST4’では、ステップST3で判定された画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZ(再生情報)を生成してステップST5へ進む。
ステップST5では、入力画像信号SDinが終了したか否かを判定する。入力画像信号SDinが終了しなかった場合、ステップST1に戻る。入力画像信号SDinが終了した場合、処理の終了となる。
このように、本発明に係る再生情報生成装置50と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムによれば、動画像の画像及び音声情報である入力画像信号SDinを再生するための表示サイズ情報SZを生成する場合であって、動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定し、当該表示サイズに基づいて、画像の表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZを生成するものである。また、音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定し、当該表示サイズに基づいて画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するものである。また、動きベクトルに基づいて画像の表示サイズを判定して当該表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZ1を生成し、更に、音声の特徴量に基づいて入力画像信号SDinにおける画像の表示サイズを判定して当該表示サイズを設定するための表示サイズ情報SZ2を生成するものである。
従って、動画像の画像や音声の特徴に応じて画像の表示サイズを拡大又は縮小して画像を表示するための表示サイズ情報SZを生成できるようになる。これにより、生成された表示サイズ情報SZに基づいて該当する映像を再生することにより、画像の表示サイズが拡大又は縮小され、臨場感や迫力のある動画を提供することができる。
テレビジョン放送番組や映画等の動画像における入力画像信号を処理する画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラムに適用して好適なものである。
画像表示システム100の構成例を示す概略図である。 (A)及び(B)は画像表示の動作例を示す図である。 画像処理装置20の構成例を示す図である。 シーンチェンジ検出部21の構成例(その1)を示す図である。 画素の間引き処理例を示す図である。 シーンチェンジ検出部21’の構成例(その2)を示す図である。 サイズ変更判定部22の構成例(その1)を示す図である。 (A)及び(B)は、表示サイズを拡大及び縮小するズーム率の制御例を示す図である。 拡大画像を生成した例を示す図である。 縮小画像を生成した例を示す図である。 (A)及び(B)は、表示サイズを滑らかに拡大及び縮小するズーム率の制御例を示す図である。 サイズ変更判定部22’の構成例(その2)を示す図である。 サイズ変更判定部22”の構成例(その3)を示す図である。 オフライン処理を行う場合の画像処理装置20’の構成例を示す図である。 (A)及び(B)は、蓄積部30に供給された各シーン毎の表示サイズJCの変化例を示す図である。 (A)及び(B)は、蓄積部30に供給された各フレーム毎の表示サイズJCの変化例を示す図である。 コンピュータを用いた構成例を示す図である。 リアルタイム処理の場合における、画像処理プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。 シーン判別の動作例を示すフローチャートである。 サイズ変更判定の動作例(その1)を示すフローチャートである。 サイズ変更判定の動作例(その2)を示すフローチャートである。 サイズ変更判定の動作例(その3)を示すフローチャートである。 オフライン処理の場合における、画像処理プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。 シーンチェンジのタイミングに合わせて表示サイズを変更する場合の動作例を示すフローチャートである。 表示サイズの時間変動が少なくなるように表示サイズを調整する場合の動作例を示すフローチャートである。 再生情報生成装置50の構成例を示す図である。 情報再生装置60の構成例を示す図である。 再生情報生成プログラムの全体構成例を示すフローチャートである。
符号の説明
10L,10C,10R・・・スクリーン、12L,12C,12R・・・プロジェクタ、20・・・画像処理装置、21、21’・・・シーンチェンジ検出部、22、22’、22”・・・サイズ変更判定部、23・・・表示サイズ設定部、30・・・蓄積部、211,221・・・遅延回路、212・・・差分平均算出回路、213・・・輝度平均算出回路、214・・・正規化回路、215,217・・・判定回路、216・・・相関係数算出回路、222・・・動きベクトル検出回路、223・・・動きベクトル抽出回路、224、227・・・サイズ判定部、301・・・CPU、302・・・ROM、303・・・RAM、314・・・画像信号入力部、315・・・画像信号出力部

Claims (36)

  1. 動画像の画像信号を処理する装置であって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定するサイズ変更判定手段と、
    前記サイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記サイズ変更判定手段は、
    第1画像の表示サイズを変更する場合、
    当該第1画像から所定後の第2画像までの間における画像の表示サイズを拡大又は縮小する割合を連続的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段を備え、
    前記サイズ変更判定手段は、オフライン処理の場合に、
    前記シーンチェンジ検出手段により検出されたシーンチェンジのタイミングに、前記画像が縮小するように当該画像の表示サイズを変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記サイズ変更判定手段は、オフライン処理の場合に、
    複数の画像の表示サイズに変化があり、かつ、当該各々のフレームの時間間隔が短い場合、当該画像の各々の表示サイズを、徐々に変化するように変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記サイズ変更判定手段は、
    前記画像信号の画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、
    前記動きベクトル抽出手段により抽出された動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定するサイズ判定手段とを備え、
    前記表示サイズ設定手段は、
    前記サイズ判定手段により判定された表示サイズに前記画像を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記動きベクトル抽出手段は、
    前記動きベクトルのヒストグラムを生成し、最も多い動きベクトルの動きを背景の動きとし、二番目に多い動きベクトルの動きを画面内の主要オブジェクトの動きとし、当該二番目に多い動きベクトルを抽出し、当該二番目に多い動きベクトルの数を供給することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記サイズ判定手段は、
    前記二番目に多い動きベクトルの数と所定の閾値とを比較し、当該二番目に多い動きベクトルの数が当該閾値より大きい場合、前記画像の表示サイズの拡大を判定し、
    当該二番目に多い動きベクトルの数が当該閾値より小さい場合、前記画像の表示サイズの維持を判定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 動画像の画像信号を処理する方法であって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第3のステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. コンピュータに動画像の画像信号を処理させるプログラムであって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第3のステップと
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  10. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する音声検出手段と、
    前記音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出手段と、
    前記音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定するサイズ判定手段と、
    前記サイズ判定手段により判定された表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記サイズ判定手段は、
    第1画像の表示サイズを判定する場合、
    当該第1画像から所定後の第2画像までの間における画像の表示サイズを拡大又は縮小する割合を連続的に変更するように判定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段を備え、
    前記サイズ変更判定手段は、オフライン処理の場合に、
    前記シーンチェンジ検出手段により検出されたシーンチェンジのタイミングに、前記画像が縮小するように当該画像の表示サイズを変更することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  13. 前記サイズ判定手段は、オフライン処理の場合に、
    複数の画像の表示サイズに変化があり、かつ、当該各々のフレームの時間間隔が短い場合、当該画像の各々の表示サイズを、徐々に変化するように判定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  14. 前記サイズ判定手段は、
    前記音声特徴量抽出手段により抽出された前記音声の特徴量と第1の閾値とを比較し、当該音声の特徴量が当該閾値より大きい場合、前記画像の表示サイズを拡大して表示するように判定し、
    前記音声の特徴量と第2の閾値とを比較し、当該音声の特徴量が当該閾値より小さい場合、前記画像の表示サイズを縮小して表示するように判定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  15. 前記音声情報は複数の音声チャンネルを有し、
    前記音声特徴量抽出手段は、
    前記音声情報から前記音声チャンネルの各々の音量を抽出し、当該音量を画像単位で平均又は合計することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  16. 前記音声特徴量抽出手段は、
    前記音声情報を周波数に変換し、
    前記サイズ判定手段は、
    前記音声特徴量抽出手段により変換された周波数が、所定の周波数範囲の基準周波数に一致する音声であるかを判定し、この判定結果に基づいて前記画像の表示サイズを判定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  17. 前記音声情報は複数の音声チャンネルを有し、
    前記音声特徴量抽出手段は、
    前記音声チャンネル毎の同時刻における音量の差分絶対値を算出することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  18. 前記音声情報は複数の音声チャンネルを有し、
    前記音声特徴量抽出手段は、
    前記音声チャンネル毎の第1の時刻における音量の第1の差分値を算出し、さらに、前記音声チャンネル毎の第2の時刻における音量の第2の差分値を算出し、当該第1の差分値と当該第2の差分値との差分絶対値を算出することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  19. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する方法であって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、
    検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する第4のステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  20. コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させるプログラムであって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、
    検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、当該画像の表示サイズを設定する第4のステップと
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  21. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第1のサイズ変更判定手段と、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第2のサイズ変更判定手段と、
    前記第1及び第2のサイズ変更判定手段により判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する表示サイズ設定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  22. 前記第1のサイズ変更判定手段は、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、
    前記動きベクトル抽出手段により抽出された動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第1サイズ判定手段とを備え、
    前記第2のサイズ変更判定手段は、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する音声検出手段と、
    前記音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出手段と、
    前記音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第2サイズ判定手段とを備え、
    前記表示サイズ設定手段は、
    前記第1サイズ判定手段及び前記第2サイズ判定手段により判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定することを特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
  23. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する方法であって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第3のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第4のステップと、
    前記第2及び第4のステップで判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第5のステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  24. コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理させるプログラムであって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2のステップと、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第3のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第4のステップと、
    前記第2及び第4のステップで判定された表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定する第5のステップと
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  25. 動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する装置であって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する動き検出手段と、
    前記動き検出手段により検出された動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、
    前記動きベクトル抽出手段により抽出された動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するサイズ判定手段とを備えることを特徴とする再生情報生成装置。
  26. 前記画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段を備え、
    前記サイズ判定手段は、
    前記シーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが検出されたときに、前記画像の表示サイズを元の大きさに戻すことを特徴とする請求項25に記載の再生情報生成装置。
  27. 動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する第2のステップと、
    抽出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップと
    を有することを特徴とする再生情報生成方法。
  28. コンピュータに動画像の画像信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、
    前記画像信号に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルから、所定の動きベクトルを抽出する第2のステップと、
    抽出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップと
    を実行させることを特徴とする再生情報生成プログラム。
  29. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する装置であって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する音声検出手段と、
    前記音声検出手段に検出された音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出手段と、
    前記音声特徴量抽出手段により抽出された音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成するサイズ判定手段と
    を備えることを特徴とする再生情報生成装置。
  30. 前記画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段を備え、
    前記サイズ判定手段は、
    前記シーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが検出されたときに、前記画像の表示サイズを元の大きさに戻すことを特徴とする請求項29に記載の再生情報生成装置。
  31. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、
    検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップと
    を有することを特徴とする再生情報生成方法。
  32. コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、
    前記画像音声信号の音声情報を検出する第1のステップと、
    検出された前記音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第2のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第3のステップと、
    判定された前記表示サイズに基づいて、前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第4のステップと
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  33. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を処理する装置であって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出し、当該動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第1のサイズ変更判定手段と、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出し、当該音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定し、当該画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第2のサイズ変更判定手段と
    を備えることを特徴とする再生情報生成装置。
  34. 前記画像におけるシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段を備え、
    前記第1及び第2のサイズ変更判定手段は、
    前記シーンチェンジ検出手段によりシーンチェンジが検出されたときに、前記画像の表示サイズを元の大きさに戻すことを特徴とする請求項33に記載の再生情報生成装置。
  35. 動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成する方法であって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2にステップと、
    前記第2のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第3のステップと、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第4のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第5のステップと、
    前記第5のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第6のステップと
    を有することを特徴とする再生情報生成方法。
  36. コンピュータに動画像の画像及び音声情報である画像音声信号を再生するための再生情報を生成させるプログラムであって、
    前記画像音声信号の画像情報に基づく画像の動きベクトルを検出する第1のステップと、
    検出された前記動きベクトルに基づいて前記画像の表示サイズを判定する第2にステップと、
    前記第2のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第3のステップと、
    前記画像音声信号の音声情報から所定の音声の特徴量を抽出する第4のステップと、
    抽出された前記音声の特徴量に基づいて前記画像音声信号における画像の表示サイズを判定する第5のステップと、
    前記第5のステップで判定された前記画像の表示サイズを設定するための再生情報を生成する第6のステップと
    を実行させることを特徴とする再生情報生成プログラム。
JP2007073325A 2007-03-20 2007-03-20 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム Expired - Fee Related JP5087963B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073325A JP5087963B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム
US12/039,287 US20080231756A1 (en) 2007-03-20 2008-02-28 Apparatus and method of processing image as well as apparatus and method of generating reproduction information
EP08152920A EP1973342A3 (en) 2007-03-20 2008-03-18 Apparatus and method of processing image as well as apparatus and method of generating reproduction information
CN2008100868841A CN101272461B (zh) 2007-03-20 2008-03-20 处理图像的装置和方法,以及生成再现信息的装置和方法
KR20080026035A KR20080085787A (ko) 2007-03-20 2008-03-20 화상 처리 장치와 화상 처리 방법, 및 재생 정보 생성장치와 재생 정보 생성 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007073325A JP5087963B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008236389A true JP2008236389A (ja) 2008-10-02
JP2008236389A5 JP2008236389A5 (ja) 2010-02-18
JP5087963B2 JP5087963B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=39473797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007073325A Expired - Fee Related JP5087963B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080231756A1 (ja)
EP (1) EP1973342A3 (ja)
JP (1) JP5087963B2 (ja)
KR (1) KR20080085787A (ja)
CN (1) CN101272461B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016540438A (ja) * 2013-11-29 2016-12-22 シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド 多面上映館におけるコンテンツサイズのノーマライズ方法、装置およびコンピュータにて読取り可能な記録媒体
JP2017034479A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 キヤノン株式会社 制御装置、再生システム、補正方法、及び、コンピュータプログラム
JP2017504990A (ja) * 2013-11-20 2017-02-09 シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド 多面上映館におけるコンテンツサイズのノーマライズ方法、装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2017102218A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社ニコン 表示装置および表示プログラム
US9930268B2 (en) 2013-04-25 2018-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for displaying an image surrounding a video image
KR20190056745A (ko) * 2017-11-17 2019-05-27 엘지디스플레이 주식회사 입력영상 처리회로 및 이를 포함하는 표시장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4016012B2 (ja) * 2003-10-10 2007-12-05 株式会社島精機製作所 横編機用摺動抵抗付加装置
KR101644422B1 (ko) * 2012-03-13 2016-08-02 삼성전자주식회사 디스플레이 장치, 소스 장치 및 방법
WO2017179230A1 (ja) 2016-04-14 2017-10-19 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 受信装置、送信装置、制御方法、送信方法及びプログラム
JP7006327B2 (ja) * 2018-02-01 2022-01-24 セイコーエプソン株式会社 表示装置、信号処理装置、及び、表示装置の制御方法
US11350103B2 (en) * 2020-03-11 2022-05-31 Videomentum Inc. Methods and systems for automated synchronization and optimization of audio-visual files

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334186A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走査線補間装置
JP2002006818A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Toshiba Corp 画像処理装置および方法ならびに画像表示システム
JP2004283419A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Namco Ltd ゲーム情報、情報記憶媒体及びゲーム装置
JP2005236821A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Sony Corp 映像表示方法、映像表示方法のプログラム、映像表示方法のプログラムを記録した記録媒体及び映像表示装置
JP2006050483A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 映像解析装置、映像解析方法およびコンテンツ作成装置、並びに、プログラムおよび記録媒体
JP2006121274A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Victor Co Of Japan Ltd シーンチェンジ検出装置
JP2006217118A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Funai Electric Co Ltd テレビジョン装置
JP2007199348A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Seiko Epson Corp 動画像変換装置、動画像変換方法、動画像変換プログラム、動画像変換プログラムの記録媒体、動画像記録装置、及び動画像再生装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3353971B2 (ja) 1993-10-05 2002-12-09 ソニー株式会社 テレビジョン受信機
TW472484B (en) * 1999-03-09 2002-01-11 Sanyo Electric Co Method and apparatus for processing camera signals
KR100323678B1 (ko) * 2000-02-28 2002-02-07 구자홍 화면비 변환 장치
JP4564634B2 (ja) * 2000-08-14 2010-10-20 キヤノン株式会社 画像処理方法及び装置並びに記憶媒体
KR101017362B1 (ko) * 2004-01-08 2011-02-28 삼성전자주식회사 다이나믹 영상 재생을 위한 자동 줌 장치 및 방법
JP5265851B2 (ja) 2005-09-07 2013-08-14 本田技研工業株式会社 燃料電池システム及びそのシステムにおけるディスチャージ電力制御方法
KR100727390B1 (ko) * 2005-12-26 2007-06-12 삼성전자주식회사 적응적인 영상크기 변환장치 및 그의 영상크기 변환방법

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334186A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 走査線補間装置
JP2002006818A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Toshiba Corp 画像処理装置および方法ならびに画像表示システム
JP2004283419A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Namco Ltd ゲーム情報、情報記憶媒体及びゲーム装置
JP2005236821A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Sony Corp 映像表示方法、映像表示方法のプログラム、映像表示方法のプログラムを記録した記録媒体及び映像表示装置
JP2006050483A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 映像解析装置、映像解析方法およびコンテンツ作成装置、並びに、プログラムおよび記録媒体
JP2006121274A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Victor Co Of Japan Ltd シーンチェンジ検出装置
JP2006217118A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Funai Electric Co Ltd テレビジョン装置
JP2007199348A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Seiko Epson Corp 動画像変換装置、動画像変換方法、動画像変換プログラム、動画像変換プログラムの記録媒体、動画像記録装置、及び動画像再生装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9930268B2 (en) 2013-04-25 2018-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for displaying an image surrounding a video image
JP2017504990A (ja) * 2013-11-20 2017-02-09 シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド 多面上映館におけるコンテンツサイズのノーマライズ方法、装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2016540438A (ja) * 2013-11-29 2016-12-22 シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド 多面上映館におけるコンテンツサイズのノーマライズ方法、装置およびコンピュータにて読取り可能な記録媒体
JP2017034479A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 キヤノン株式会社 制御装置、再生システム、補正方法、及び、コンピュータプログラム
JP2017102218A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社ニコン 表示装置および表示プログラム
WO2017094799A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社ニコン 表示装置、表示方法および表示プログラム
KR20190056745A (ko) * 2017-11-17 2019-05-27 엘지디스플레이 주식회사 입력영상 처리회로 및 이를 포함하는 표시장치
KR102387345B1 (ko) * 2017-11-17 2022-04-15 엘지디스플레이 주식회사 입력영상 처리회로 및 이를 포함하는 표시장치

Also Published As

Publication number Publication date
CN101272461B (zh) 2011-05-11
EP1973342A3 (en) 2012-12-19
EP1973342A2 (en) 2008-09-24
JP5087963B2 (ja) 2012-12-05
KR20080085787A (ko) 2008-09-24
US20080231756A1 (en) 2008-09-25
CN101272461A (zh) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087963B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法および再生情報生成プログラム
JP4420056B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法及び再生情報生成プログラム
JP4438795B2 (ja) 映像変換装置、映像表示装置、映像変換方法
JP5116498B2 (ja) 映像処理装置及びその制御方法
EP2464127B1 (en) Electronic device generating stereo sound synchronized with stereoscopic moving picture
EP3021213A1 (en) Display apparatus and display methods thereof
US10747492B2 (en) Signal processing apparatus, signal processing method, and storage medium
JPH11265461A (ja) 動画像再生品質制御装置およびその制御方法
JP4244045B2 (ja) 記録装置および方法、並びにプログラム
JP2009290713A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
JP4513873B2 (ja) 映像処理装置、及び映像処理方法
JP2006211488A (ja) 映像再生装置
KR20180006798A (ko) 디스플레이장치와, 기록매체
JP4951487B2 (ja) 映像処理装置及びそれを用いた映像表示装置
JP2006186867A (ja) 音声処理装置
JP4131113B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム
JP4924131B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム、並びに再生情報生成装置と再生情報生成方法及び再生情報生成プログラム
JP2009027430A (ja) 動画再生装置
JP2010103711A (ja) 映像信号処理装置、映像信号処理方法、映像信号処理プログラムおよび映像信号制御回路
JP3982316B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法及び画像処理プログラム
JPH10233996A (ja) 映像信号再生装置および映像信号再生方法
WO2020246146A1 (ja) 映像処理装置、表示装置、および映像処理方法
JP3832362B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法および画像処理プログラム
JP5305822B2 (ja) 映像信号処理装置、及び方法、プログラム
JP2004336430A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090918

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees