JP2008235253A - スライダー付きコネクタアッセンブリ - Google Patents

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JP2008235253A JP2008017945A JP2008017945A JP2008235253A JP 2008235253 A JP2008235253 A JP 2008235253A JP 2008017945 A JP2008017945 A JP 2008017945A JP 2008017945 A JP2008017945 A JP 2008017945A JP 2008235253 A JP2008235253 A JP 2008235253A
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ハラルト・ミヒャエル・ルッチュ
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Boris Fretze
ボリス・フレッツェ
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マリオ・ハンゼク
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Abstract

【課題】第2コネクタが、主回路用に必要な接触要素および接続可能性のみを有していればよく、しかも第1コネクタ上の対応するロック手段と相互に作用し且つ第2コネクタ上に第1コネクタを接続状態に係止するロック手段のみを有するコネクタアッセンブリを提供する。
【解決手段】スライダー22は係止手段28を有し、該係止手段は、第1コネクタ1と第2コネクタ2が接続せず、そのため第1ロック手段15および第2ロック手段が係合していない間、第1ロック手段に支持され、且つ第1位置にスライダー22を係止し、そして係止手段は、第1ロック手段が第2ロック手段と係合するとき、第2接触要素が第2相手方接触要素と接続される第2位置にスライダー22が移動可能なように、該スライダー22を解き放す。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1コネクタと第2コネクタとを備え、該第1コネクタおよび該第2コネクタがそれぞれ第1接触要素または第1相手方接触要素を収容し、該第1接触要素または該第1相手方接触要素が、第1コネクタと第2コネクタとが互いに接続される際に、互いに接続されるコネクタアッセンブリに関する。リニアに変位自在なスライダーが第1コネクタには付加的に配置されている。該スライダーは、両コネクタが互いに完全な接続位置に到達したことが示される信号回路を閉じる該完全な接続位置を両コネクタがとった後に、完全接続状態を表わす位置に移動可能である。
特許文献1は、第1コネクタを備えたコネクタアッセンブリを開示する。第1コネクタは、第1端および第2端を持つ第1ハウジングを有する。第1ハウジングは、第1接触要素用の複数の第1収容室と、スライダーに配置される第2接触要素用の複数の第2収容室と、を備える。スライダーは、第1ハウジング上を第1端側から離れて第2端の方向へおよびその逆の方向へ、第1位置と第2位置との間を制限的にリニアに変位自在である。第1コネクタに接続可能であり且つ第2ハウジングを備える第2コネクタが設けられている。第2ハウジングには第1収容室に対応して配置された第3収容室が設けられている。これらの第3収容室には、第1接触要素に適合した第1相手方接触要素が収容されている。
更に、第2ハウジングでは、第1相手方接触要素用の第3収容室が配置される領域から分離され、第2相手方接触要素が設けられた収容室が、スライダーに配置される第2接触要素に対応して形成されている。第2相手方接触要素と同様に第2接触要素も信号線にそれぞれ接続されている。2つのコネクタを接続するとき、第1コネクタの第1ハウジング上のロック手段が第2コネクタの第2ハウジング上の第2ロック手段と係合する。このように、スライダーは解放され、そしてスライダーの第2接触要素は第2コネクタ上の第2相手方接触要素に電気的に導通接続されることができ、それにより信号回路が閉じられる。接続状態は、適宜な制御により、表示されるか、あるいは、第1接触要素および第1相手方接触要素と接続した電線のための主回路が閉じられるように、用いられる。
この実施形態の欠点は、信号回路に属するスライダー上の接触要素が第1コネクタに配置されねばならないということに加えて、信号回路用の相手方接触要素が第2コネクタ上にも設けられていなければならないことである。これは、例えば自動車用の部品や装置に多くの場合設けられる複数のインターフェースを第2コネクタという形態で利用できないということであって、それらが相手方接触要素のための接続可能性を持たないからである。
独国特許発明第102004057093 B3号明細書
したがって本発明の課題は、第2コネクタが、主回路用に必要な接触要素および接続可能性のみを有していればよく、しかも第1コネクタ上の対応するロック手段と相互に作用し且つ第2コネクタ上に第1コネクタを接続状態に係止するロック手段のみを有するコネクタアッセンブリを提供することにある。
この課題は、本発明によれば、以下のコネクタアッセンブリにより解決される。
即ち、第1コネクタと、第2コネクタと、を備えるコネクタアッセンブリであって、
前記第1コネクタは、第1端および第2端を持つ第1ハウジングを有し、当該第1ハウジングは、第1接触要素用の第1収容室と、各々第2接触要素用の2つの第2収容室と、第1ロック手段とを有し、
前記第1コネクタは更にスライダーを有し、当該スライダーは、前記第1端側から前記第2端側に向かって離れる方向に且つ第1位置と第2位置との間を逆方向に前記第1ハウジング上を制限された状態でリニアに変位自在であり、
前記スライダーは2つのレセプタクルを有し、各レセプタクルは2つの第2相手方接触要素のいずれか一方のために設けられており、前記2つの第2相手方接触要素は互いに電気的に導通接続されるものであり、
前記第2コネクタは、前記第1接触要素に係合する第1相手方接触要素のために前記第1収容室に対応して配置された第3収容室を持つ第2ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続状態において前記第1ロック手段と係合する第2ロック手段を更に有しており、
前記スライダーは係止手段を有し、当該係止手段は、前記第1コネクタと前記第2コネクタが接続せず、そのため前記第1ロック手段および前記第2ロック手段が係合していない間、前記第1ロック手段に支持され、且つ前記第1位置に前記スライダーを係止し、そして前記係止手段は、前記第1ロック手段が前記第2ロック手段と係合するとき、前記第2接触要素が前記第2相手方接触要素と接続される前記第2位置に前記スライダーが移動可能なように、該スライダーを解き放す、
コネクタアッセンブリ。
上記構成の利点は、両コネクタを互いに接続させたときに信号回路を閉じることができるようにするために必要なすべての手段を、通常ワイヤハーネスに配置されている一方のコネクタに配置するだけでよく、即ち、第1コネクタに配置するだけでよいことである。例えば規格化されたインターフェースを変更する必要がないので有利であり、即ち、通常自動車の部品や装置と接続されているコネクタを変更する必要がないので有利である。これが意味することは、この種の第2コネクタの構成が同一であっても、必要に応じて当該第2コネクタに異なる構成の第1コネクタを配置することができるということであり、例えば、第2コネクタとのロックのみを必要とするような第1コネクタ、或いは、差込み式のものであれば、その接続状態を遠方からチェックできるような第1コネクタ、或いは、プラグが接続されてはじめて作動する手段を補助的に具備していることのできる、本発明にしたがって設けられるような高電流型の第1コネクタを配置することができるということである。前記手段とは、制御回路を閉じさせる手段を備えたスライダーである。このことは、安全上の理由または他の理由から、まず第1接触要素と第1相手方接触要素との接続を行ない、時間的にずらしてはじめて、制御回路に配置された第2接触要素と第2相手方接触要素とを接続させることが必要であるようなすべてのコネクタアッセンブリに対し、高い安全性を提供する。スライダーに設けた係止手段は、第1コネクタに設けた第1ロック手段と連動することで、第1ロック手段を第2ロック手段とロックさせるとき、即ち、係合させるとき、或いは係合させたときにはじめて、スライダーを制御回路閉路位置へ移行させることを可能にする。これにより、両コネクタがその最終的な接続位置を占めたことが明らかになる。この時点ではじめてスライダーは解放されてその第2位置へ移行することができる。
好ましくは、前記第2ロック手段は第2ハウジング上の突起より代表されているのがよい。当該突起は第2ロック面および接触面を有する。好ましくは、前記第1ロック手段は第1弾性変形可能ロックアームにより代表され、当該第1弾性変形可能ロックアームは、前記第1端側から、前記第2端側に向かって、離れる方向に延長し、且つ前記第1端に向かう方向で前記第1ハウジングと一体に接続され、且つ前記第2端に向かう方向で自由端を形成し、該自由端上には第1係合手段が設けられており、当該第1係合手段は、前記接続状態において、前記第2ロック手段を代表する前記第2ハウジング上の突起の後に係合する。この場合、前記第1ロックアームは好ましくは2つの平行なアーム部を含み、当該アーム部はクロス・バーにより前記自由端の所で接続されている。前記クロス・バーは第1係合手段を形成し、この場合第1係合手段はクロス・バーに設けた第1ロック面をも含んでいる。この第1ロック面は突起の第2ロック面の後方に着座し、その結果ロックアームが解放され、よって第1ハウジングは第2ハウジングに対し固定される。
有利なのは、前記係止手段が第2弾性変形可能ロックアームにより代表され、当該第2弾性変形可能ロックアームは、前記スライダーに一体に取り付けられ且つ、支持面を有しており、当該支持面は突起の一部であり、該突起により、第1ロックアームのクロス・バーが第2ハウジングの突起を通過しない限り、前記第2ロックアームが前記第1ロック面上で支持される場合である。好ましくは、前記第2ロックアームは前記第1ロックアームの平行な両アーム部分の間に配置されている。
一実施形態においては、前記突起は、前記スライダーを前記第1位置から前記第2位置に動かすとき、前記突起の当接面に当接し、そのため前記第2弾性変形可能ロックアームが変形され、しかも前記突起が、前記突起に沿って前記クロス・バーの後に係合する位置に移動させられるように構成されている。更に、前記突起を介して前記スライダーはその第2位置に固定される。また、前記第2ロックアームは、前記第1ロックアームを前記突起に対する係合位置で固定するためにも用いられる。
有利なのは、前記第1ハウジングの前記第2収容室が2つの平行なラグ内に配置されており、前記ラグは前記第1ハウジングと一体に形成され且つ接続端から第1端に向かう方向に前記第1ハウジングから延長しており、しかも前記スライダーに設けられた前記レセプタクルがチューブ状部の一部であり、これらチューブ状部が前記ラグ上を案内される場合である。これに加えて、前記第1ハウジングと前記スライダーとが当該スライダーをリニアに変位自在に案内する案内手段を有していてもよい。
好ましくは、前記第1コネクタはワイヤハーネスに接続するために働き、そして前記第2コネクタはワイヤハーネスを介して接続される部品あるいは装置が接続され且つ電気的に駆動されるように配置されているのがよい。
本発明によるコネクタアッセンブリの好ましい適用分野は自動車である。
本発明の好適な実施形態が図面に図示されている。
図1は、第1コネクタ1と第2コネクタ2とを、軸線3上で心合わせされているものの接続されていない状態で示したものである。この場合、スライダー22は、第1コネクタ1の第1ハウジング4の第1端5に接近している第1位置にある。接続のため、両コネクタ1,2を軸線3に沿って互いに向かい合うように移動させる。その際、第1コネクタ1の、第1接触要素が配置されている部分は、第2コネクタ2の、対応する第1相手方接触要素がある収容室内へ進入する。この場合、第1接触要素と第1相手方接触要素とは互いに電気的に導通接続される。なお、両ハウジングもその端部位置に達したときに互いにロックされる。このために用いる手段を、以下に図2から図9までを用いて詳細に説明する。
まず、第1コネクタ1とその構成要素とを図2から図6までを用いて詳細に説明する。
第1コネクタ1は第1ハウジング4を含んでおり、第1ハウジング4は第1端5と第2端6とを有している。
第1ハウジング4は外側ハウジング部分から切り離された内側ハウジング部分を有し、内側ハウジング部分内には第1収容室7があり、第1収容室7は第2端6から接近可能で、第1収容室7内には第1接触要素8(図示せず)が収容されている。
第1ハウジング4の前記外側部分と前記内側部分との間には自由空間がある。
第1ハウジング4には、外面に、2つのラグ9が成形されている。当該ラグ9はその接続端10において第1ハウジング4と一体に実施されている。これらラグ9は軸線3に平行に延在している。それぞれのラグ9には第2収容室11があり、第2収容室11は第1端5のほうへ開口している。第2端6側では、接続端10に設けられている穴であって第2収容室11と連通している前記穴に接続ケーブルを挿入することができ、即ち、第1ケーブル13または第2ケーブル14を挿入することができる。これらのケーブル13,14は制御回路に帰属しており、それぞれその端部において、第2収容室11内に配置されている第2接触要素12と電気的に導通接続している。
特に図3からわかるように、第1ハウジング4には、第1ロック手段を形成する第1ロックアーム15が成形されている。この第1ロックアーム15は2つの平行なアーム部18を有し、これらのアーム部18は、第1端5の方向に、第1ハウジング4と結合される端部17を有している。第2端6の方向では第1ロックアーム15は自由端16を有している。この自由端16において前記両アーム部18はクロス・バー19により互いに結合されている。したがって、両アーム部18とクロス・バー19との間には破断部20が第1ロックアーム15に存在している。第1ロックアーム15は操作部33を有している。クロス・バー19は第1端5の方向に第1ロック面21を有している。
第1コネクタ1にはスライダー22が配置されている。スライダー22は互いに平行に間隔を持って配置される2つのチューブ状部24を有し、これらチューブ状部24はブリッジ部25により互いに結合されている。両チューブ状部24内にはレセプタクル23が設けられ、これらレセプタクル23内にはそれぞれ第2相手方接触要素26が収容され、第2相手方接触要素26はラグ9に設けた第2接触要素12に整合するように形成されている。両第2相手方接触要素26は、ブリッジ部25を貫通して延在している電気的導通接続部27により互いに接続されている。
両チューブ状部24は両ラグ9上をリニアに変位自在に案内され、より厳密には、方向的に、第1端5に接近した第1位置とこれに対し更に第2端6方向に変位した第2位置との間を変位自在に案内されている。即ち、スライダー22は、方向的に、第1端5と第2端6との間を制限的に変位自在である。
スライダー22には、保持手段として第2ロックアーム28が配置されている。第2ロックアーム28はスライダー22のブリッジ部25と一体に形成されており、且つ両チューブ状部24の間の中央に延在しており、より厳密には、ブリッジ部25を起点として第1端5から離れる方向に第2端6のほうへ延在している。第2ロックアーム28はブリッジ部25から離間した自由端に突起30を備え、突起30には支持面29が設けられている。支持面29は第1ロックアーム15のクロス・バー19に設けた第1ロック面21と協働する。スライダー22は、補助的に、スライダー22に設けた第2案内手段32(図6を参照)を介して第1ハウジング4の第1案内手段31で案内されている。第2ロックアーム28は第1ロックアーム15の両アーム部18の間に配置されている。
スライダー22は、図2から図5までに図示した位置では、第1端5に接近した位置にあり、その際その第2ロックアーム28はその支持面29によって第1ロックアーム15のクロス・バー19に設けた第1ロック面21に対し支持され、これによりこの第1位置で保持される。
この第1位置においては、特に図5からわかるように、第2接触要素12は、それぞれ1つのレセプタクル23内にある第2相手方接触要素26からまだ切り離された状態にある。
図6から、スライダー22は両チューブ状部24とこれらチューブ状部を結合させているブリッジ部25とを備えた独立した部材であることがわかる。第2相手方接触要素26(図3参照)を収容するためのレセプタクル23も見て取れる。更に、第2ロックアーム28がブリッジ部25を起点として延在してその端部に突起30を担持し、当該突起30に支持面29が設けられていることもわかる。また、第2ロックアーム28に対し平行に延在する第2案内手段32も見て取れる。
第2ロックアーム28は弾性変形可能である。同様に第1ロックアーム15も弾性変形可能であり、その結果その自由端16は第1ハウジング4に多少接近することができるが、しかし以下に述べるように、第2コネクタに設けた第2ロック手段に対する係合位置に対応する弛緩位置を常に自動的に占める。
図7に縦断面図で示した第2コネクタ2は、収容室35を備えた第2ハウジング34を含んでいる。収容室35内には第1相手方接触要素36がある。第1相手方接触要素36は第1コネクタ1の第1接触要素8に適合するよう構成され且つ指向しており、第1コネクタ1と第2コネクタ2とを接続する際に第1接触要素と電気的に導通接続する。
収容室35は被覆部38によって取り囲まれ、被覆部38の外面には、図1の軸線3に対し平行に延在しているトンネル部39が設けられている。第1コネクタ1と第2コネクタ2とを接続させるには、第2コネクタ2の開口端37を第1コネクタ1の第2端6のほうへ向ける。
トンネル部39は軸線3の方向に開口している。トンネル部39は、そのカバー部に、被覆部38のほうへ突出する突起41を担持している。突起41は第2ロック手段を形成し、開口端37を起点とする接触面43を有している。接触面43は、これに対しほぼ直角に延在し且つ被覆部38から離れる方向に延在している第2ロック面42で終わっている。第1相手方接触要素36は第2ハウジング34の第3収容室40内に配置されている。
次に、2つの図面、図8と図9とを用いて両コネクタの接続について詳細に説明する。まず、両コネクタ1,2を互いに向き合うように移動させる。その際、第1コネクタ1の一部は第2コネクタ2の開口端37内へ挿入され、よって第2コネクタ2の収容室35内へ挿入される。この場合、第1接触要素12と第1相手方接触要素36とが互いに電気的に導通接続する。同時に、第1ロックアーム15はそのクロス・バー19によって突起41に接近する。接続の際、クロス・バー19は接触面43に到達し、第1ロックアーム15は被覆部38の外面の方向へ移動する。その際、第1ロックアーム15はトンネル部39内へ進入する。両コネクタ1,2を更に嵌合させると、クロス・バー19に引き続き、スライダー22の第2ロックアームの突起30も接触面43に到達する。よって、図8に図示した接続状態が達成される。
第1ロックアーム15が、クロス・バー19が突起41を通過した位置に到達すると、第1ロックアーム15は再びその弛緩標準位置を占めることができ、これにより、クロス・バー19に設けられた第1ロック面21が突起41の後方に着座し、その結果第1ロック面21は、突起41に設けられた第2ロック面42に対向する。これによって両ハウジング4,34は互いにロックされた状態になる。これと同時に、第2ロックアーム28も接触面43への乗り上げによって偏位するので、手でスライダー22を第1端5から離れる方向に第2端6の方向へスライドさせると、スライダー22はその第1位置から離れて第2位置へ移行することができる。その際、第2ロックアーム28の突起30は突起41とそのすぐ後ろにある第1ロックアーム15のクロス・バー19との双方を越えて、クロス・バー19の後方に着座し、この場合第2ロックアーム28は弛緩し、即ち、その出発位置を再び占める。これによりスライダー22は、第2端6に接近した第2位置において、突起30によりクロス・バー19に固定される。したがって、図9に図示した接続状態が達成される。なお、第1ロックアーム15の操作部33はカバー部25によって覆われ、不慮に操作されることはない。
この運動の際、ラグ9に設けられている第2接触要素12は、電気的接続部22を介して互いに電気的に導通接続されている第2相手方接触要素26と電気的に導通接続し、その結果当初互いに切り離されていたケーブル13,14を備える制御回路が閉じられる。この制御回路を閉じるのは、例えば、第1接触要素8と第1相手方接触要素36とを接続させることにより閉じられる2つの制御回路に電流を流すことができるようにするための制御機能を生じさせるためである。両コネクタ1,2の接続を解除するには、まずスライダー22を手で、第1端5に接近する第1位置へ戻さねばならない。その後、第1ロックアーム15に設けた操作部33を手で押すと、第1ロック面21を備えたクロス・バー19により、突起41の第2ロック面42の外側の領域へ到達して、コネクタ1,2を互いに引き離すことができる。即ち、まず制御回路を切り離して主制御回路をオフにし、その結果非通電状態で両コネクタ1,2の切り離しを行なう。
ここで、上述した本発明のコネクタアッセンブリの特徴それぞれを以下i項〜viii項に簡潔に纏めて列記する。
[i]
第1コネクタ(1)と、第2コネクタ(2)と、を備えるコネクタアッセンブリであって、
前記第1コネクタ(1)は、第1端(5)および第2端(6)を持つ第1ハウジング(4)を有し、当該第1ハウジング(4)は、第1接触要素(8)用の第1収容室(7)と、各々第2接触要素(12)用の2つの第2収容室(11)と、第1ロック手段(15)と、を有し、
前記第1コネクタ(1)は、スライダー(22)を有し、当該スライダー(22)は、前記第2端(6)側に向かって前記第1端(5)側から離れる方向に且つ第1位置と第2位置との間を逆方向に前記第1ハウジング(4)上を制限された状態でリニアに変位自在であり、
前記スライダー(22)は2つのレセプタクル(23)を有し、各レセプタクル(23)は2つの第2相手方接触要素(26)のいずれか一方のために設けられており、前記2つの第2相手方接触要素(26)は互いに電気的に導通接続されるものであり、
前記第2コネクタ(2)は、前記第1接触要素(8)に係合する第1相手方接触要素(36)のために前記第1収容室(7)に対応して配置された第3収容室(40)を持つ第2ハウジング(34)を有し、
前記第2コネクタ(2)は、前記第1コネクタ(1)と前記第2コネクタ(2)との接続状態において前記第1ロック手段(15)と係合する第2ロック手段(41)を有しており、
前記スライダー(22)は係止手段(28)を有し、該係止手段(28)は、前記第1コネクタ(1)と前記第2コネクタ(2)が接続せず、そのため前記第1ロック手段(15)および前記第2ロック手段(41)が係合していない間、前記第1ロック手段(15)に支持され、且つ前記第1位置に前記スライダー(22)を係止し、そして前記係止手段(28)は、前記第1ロック手段(15)が前記第2ロック手段(41)と係合するとき、前記第2接触要素(12)が前記第2相手方接触要素(26)と接続される前記第2位置に前記スライダー(22)が移動可能なように、該スライダー(22)を解き放す、
コネクタアッセンブリ。
[ii]
前記第2ロック手段(41)は第2ハウジング(34)上の突起(41)により代表され、当該突起(41)が第2ロック面(42)および接触面(43)を有することを更に特徴とする上記[i]のコネクタアッセンブリ。
[iii]
前記第1ロック手段(15)は第1弾性変形可能ロックアーム(15)により代表され、当該第1弾性変形可能ロックアーム(15)は、前記第1端(5)側から前記第2端(6)側に向かって離れる方向に延長し、且つ前記第1端(5)に向かう方向で前記第1ハウジング(4)と一体に接続され、且つ前記第2端(6)に向かう方向で自由端(16)を形成し、該自由端(16)上には第1係合手段(19,21)が設けられており、当該第1係合手段(19,21)は、前記接続状態において、前記第2ロック手段を代表する前記第2ハウジング(34)上の突起(41)の後に係合することを更に特徴とする上記[i]または[ii]のコネクタアッセンブリ。
[iv]
前記第1ロックアーム(15)は2つの平行なアーム部(18)を含み、当該アーム部(18)はクロス・バー(19)により前記自由端(16)の所で接続されており、前記クロス・バー(19)は、第1ロック面(21)を含む第1係合手段を形成することを更に特徴とする上記[iii]のコネクタアッセンブリ。
[v]
前記係止手段(28)は第2弾性変形可能ロックアーム(28)により代表され、当該第2弾性変形可能ロックアーム(28)は、前記スライダー(22)に一体に取り付けられ且つ、支持面(29)を有しており、当該支持面(29)は突起(30)の一部であり、該突起(30)により前記第2ロックアーム(28)が前記第1ロック面(21)上で支持されることを更に特徴とする上記[i]または[iii]のコネクタアッセンブリ。
[vi]
前記突起(30)は、前記スライダー(22)を前記第1位置から前記第2位置に動かすとき、前記突起(41)の当接面(43)に当接し、そのため前記第2弾性変形可能ロックアーム(28)が変形され、しかも前記突起(30)が、前記突起(41)に沿って前記クロス・バー(19)の後に係合する位置に移動させられることを更に特徴とする上記[v]のコネクタアッセンブリ。
[vii]
前記第1ハウジング(4)の前記第2収容室(11)は2つの平行なラグ(9)内に配置されており、前記ラグ(9)は前記第1ハウジング(4)と一体に形成され且つ接続端から第1端(10)に向かう方向に前記第1ハウジング(4)から延長しており、しかも前記スライダー(22)に設けられた前記レセプタクル(23)がチューブ状部(24)の一部であり、これらチューブ状部(24)が前記ラグ(9)上を案内されることを更に特徴とする上記[i]のコネクタアッセンブリ。
[viii]
前記第1コネクタ(1)はワイヤハーネスに接続するために働き、そして前記第2コネクタ(2)は部品あるいは装置が接続され且つ電気的に駆動されるように配置されていることを更に特徴とする上記[i]のコネクタアッセンブリ。
両コネクタを接続状態で軸線上に整列させて示した図であり、第1コネクタに設けたスライダーが第1位置にある図である。 第1コネクタのみの斜視図である。 第1コネクタハウジングに設けた第1ロック手段が見えるように切断した断面図である。 スライダーの第2ロックアームが第1位置で第1ロックアームで相互に支持されているのが見えるように切断した第1コネクタの縦断面図である。 第2接触要素と第2相手方接触要素との配置構成が見えるように切断した第1コネクタの他の縦断面図である。 独立した部材としてのスライダーを示す図である。 第2コネクタの縦断面図である。 両コネクタを接続状態で示した図1に対応する図であるが、スライダーがまだ第1位置にあり、他方両コネクタはすでに互いに接続されてそのロック手段が係合している状態を縦断面で示したものである。 図8に対応する縦断面図であるが、スライダーが第2位置に移行している図である。
符号の説明
1 第1コネクタ
2 第2コネクタ
3 軸線
4 第1ハウジング
5 第1端
6 第2端
7 第1収容室
8 第1接触要素
9 ラグ
10 接続端
11 収容室
12 第2接触要素
13 第1ケーブル
14 第2ケーブル
15 第1ロックアーム/第1ロック手段
16 自由端
17 接続端
18 アーム部
19 クロス・バー
20 破断部
21 第1ロック面
22 スライダー
23 レセプタクル
24 チューブ状部
25 ブリッジ部
26 第2相手方接触要素
27 電気的導通接続部
28 第2ロックアーム
29 支持面
30 突起
31 第1ハウジングに設けた第1案内手段
32 スライダーに設けた第2案内手段
33 操作部
34 第2ハウジング
35 収容室
36 第1相手方接触要素
37 開口端
38 被覆部
39 トンネル部
40 第3収容室
41 突起/第2ロック手段
42 第2ロック面
43 接触面

Claims (1)

  1. 第1コネクタ(1)と、第2コネクタ(2)と、を備えるコネクタアッセンブリであって、
    前記第1コネクタ(1)は、第1端(5)および第2端(6)を持つ第1ハウジング(4)を有し、当該第1ハウジング(4)は、第1接触要素(8)用の第1収容室(7)と、各々第2接触要素(12)用の2つの第2収容室(11)と、第1ロック手段(15)と、を有し、
    前記第1コネクタ(1)は、スライダー(22)を有し、当該スライダー(22)は、前記第2端(6)側に向かって前記第1端(5)側から離れる方向に且つ第1位置と第2位置との間を逆方向に前記第1ハウジング(4)上を制限された状態でリニアに変位自在であり、
    前記スライダー(22)は2つのレセプタクル(23)を有し、各レセプタクル(23)は2つの第2相手方接触要素(26)のいずれか一方のために設けられており、前記2つの第2相手方接触要素(26)は互いに電気的に導通接続されるものであり、
    前記第2コネクタ(2)は、前記第1接触要素(8)に係合する第1相手方接触要素(36)のために前記第1収容室(7)に対応して配置された第3収容室(40)を持つ第2ハウジング(34)を有し、
    前記第2コネクタ(2)は、前記第1コネクタ(1)と前記第2コネクタ(2)との接続状態において前記第1ロック手段(15)と係合する第2ロック手段(41)を有しており、
    前記スライダー(22)は係止手段(28)を有し、該係止手段(28)は、前記第1コネクタ(1)と前記第2コネクタ(2)が接続せず、そのため前記第1ロック手段(15)および前記第2ロック手段(41)が係合していない間、前記第1ロック手段(15)に支持され、且つ前記第1位置に前記スライダー(22)を係止し、そして前記係止手段(28)は、前記第1ロック手段(15)が前記第2ロック手段(41)と係合するとき、前記第2接触要素(12)が前記第2相手方接触要素(26)と接続される前記第2位置に前記スライダー(22)が移動可能なように、該スライダー(22)を解き放す、
    コネクタアッセンブリ。
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