JP2008234201A - 文書印刷システム、文書処理システム、文書印刷方法、及び文書処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ手軽に認証処理を行うことができる装置及び方法を提供する。
【解決手段】電子文書に紙IDを割り当てて文書情報を管理する紙ID管理装置5と、紙文書で定義されたレイアウトや処理情報に基づいて帳票のレイアウトを管理する帳票レイアウト管理装置6と、帳票の定義ファイルを生成する暗証番号用帳票定義ファイル生成装置7と、紙ID管理装置5から紙IDを取得して印刷する印刷装置4と、を備え、印刷装置4は、証番号用帳票定義ファイル生成装置7からの定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、文書印刷システム、文書処理システム、文書印刷方法、及び文書処理方法に関するものである。
業務の電子化が進展しており、電子文書の流通が増大している一方、CRT、LCDな
どのディスプレイの文書表示品質はいまだ紙への印刷品質に劣る点も多いために、電子文
書を紙文書として紙に印刷する機会が増大している。そのため本出願人は、紙に筆記し、どの紙に筆記をしたかによって、筆記データの帳票処理などを自動的に行う文書処理システムについて提案している(特許文献1)。特許文献1のシステムにおいては、紙を識別するために、機械が読み取ることが可能な識別子を紙に付与したり、あるいは逆に紙に付与された識別子を機械が読み取ったりする。
特許文献1では、識別子としてバーコード又は2次元コードを用いており、印刷時にバーコード又は2次元コードを紙に付与する。また、筆記時にはこれらのコードをリーダで読み取って紙の識別を行う。これにより紙と原文書との関連付けができる。このことにより、例えば、いわゆる手書きの帳票処理を自動的に行うことが可能となる。
特開2005−122682公報
しかしながら、このようなシステムにおいては、しばしばユーザーの認証が問題となることがある。今日、セキュリティ強化のために、ユーザーIDとパスワード等によって、システムへのログインを認証することが一般的であるが、特許文献1記載のデジタルPADでは、パスワードの入力を求めるためには別途テンキー等が必要となり、これを設けることはサイズ等の面で問題がある。また、デジタルPADは手書き文字(筆記情報)を取得できるので、パスワードを筆記して入力することもできるが、これではパスワードを筆記した紙が残ってしまうので、パスワードが漏洩してしまうという問題がある。また、いわゆるサイン認証などは、認証精度や筆記者の抵抗感などの問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、安全かつ手軽に認証処理を行うことができる文書印刷システム、文書処理システム、文書印刷方法、及び文書処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、紙を識別するために紙IDを付与して印刷する文書印刷システムであって、電子文書に紙IDを割り当てて文書情報を管理する紙ID管理装置と、紙文書で定義されたレイアウトや処理情報に基づいて帳票のレイアウトを管理する帳票レイアウト管理装置と、帳票の定義ファイルを生成する帳票定義ファイル生成装置と、前記紙ID管理装置から紙IDを取得して印刷する印刷装置と、を備え、前記印刷装置は、前記帳票定義ファイル生成装置からの定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷する文書印刷システムを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記チェック欄は、印刷毎に前記シンボル又は前記チェック欄の位置が異なる請求項1に記載の文書印刷システムを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、紙IDが付与された紙から紙IDと紙に描かれた筆記軌跡を取得する筆記取得装置と、紙に印刷するフォームのレイアウト情報およびフォームに対応して行われる処理であるフォーム対応処理情報に基づいて、データを分解して保存するデータ保存装置と、前記筆記取得装置により取得した筆記軌跡を時系列のデータに変換する時系列データ変換装置と、を備える文書処理システムを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記紙IDが予め定められたIDのとき、前記筆記取得装置で取得された時系列データを予め定められた時系列データと照合する請求項3に記載の文書処理システムを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記筆記取得装置は、前記紙IDが予め定められたIDの場合は、予め定められたレイアウト情報に基づき筆記軌跡の位置と順番を照合する請求項3に記載の文書処理システムを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、紙を識別するために紙IDを付与して印刷する文書印刷方法であって、電子文書に紙IDを割り当てて文書情報を管理する処理と、紙文書で定義されたレイアウトや処理情報に基づいて帳票のレイアウトを管理する処理と、帳票の定義ファイルを生成する処理と、前記定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷する処理と、を含む文書印刷方法を特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記チェック欄は、印刷毎に前記シンボル又は前記チェック欄の位置が異なる請求項6に記載の文書印刷方法を特徴とする。
請求項8に記載の発明は、紙IDが付与された紙から紙IDと紙に描かれた筆記軌跡を取得する処理と、紙に印刷するフォームのレイアウト情報およびフォームに対応して行われる処理であるフォーム対応処理情報に基づいてデータを分解して保存する処理と、取得した筆記軌跡を時系列のデータに変換する処理と、を含む文書処理方法を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記紙IDが予め定められたIDのとき、前記筆記取得装置で取得された時系列データを予め定められた時系列データと照合する請求項8に記載の文書処理方法を特徴とする。
請求項10に記載の発明は、前記紙IDが予め定められたIDの場合は、予め定められたレイアウト情報に基づき筆記軌跡の位置と順番を照合する請求項8に記載の文書処理方法を特徴とする。
本発明の文書印刷システム又は文書印刷方法によれば、印刷を行う際に帳票定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷することにより、紙ID付きの紙を用いて暗証番号等を入力することが可能になる。
また本発明の文書処理システム又は方法によれば、紙IDが付与された紙から紙IDと紙に描かれた筆記軌跡を取得し、取得した筆記軌跡を時系列のデータに変換することにより、紙ID付きの紙を用いて入力された暗証番号を取得することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
まず、本発明の前提となる文書処理システムについて説明し、その後、全体構成図の説明をする。
文書処理システムは、紙の世界と電子の世界を結びつけるものである。例えばWeb画面上でフォーム開き、それにキーボードで入力し、最後にSubmitボタンを押すことにより、入力データがサーバー上に送られて、その後の処理(例えばショッピング等)が行われているシステムがある。
これと同様に、文書処理システムは、紙文書のフォームにペンで筆記することにより、ペンで筆記された筆記情報がサーバーに送られて、全く同じようにその後の処理が行われるシステムを実現するためのものである。すなわち、文書処理システムは、電子の世界では画面とキーボードで行っていた作業を、紙文書とペンとで作業を行うことにより等価的に実現するものである。
図1は、上記したような処理を行う文書処理システムの全体構成図である。
図1に示す文書処理システムは、帳票作成用PC101と、印刷装置102と、帳票処理用PC103と、デジタルPAD(以下、D−PADと記す)104と、スキャナ(画像取得装置)105と、データサーバ106と、ネットワーク107とを備える。
帳票作成用PC101は、筆記される紙文書のフォームを作成するものである。印刷装置102は、紙文書である帳票を印刷するものである。帳票処理用PC103は、筆記された紙文書から、帳票のフォームに従って、筆記されたデータに関する処理を行うものである。D−PAD104は、連続的に手書き座標を取得するものであり、結果的に帳票に筆記された筆記情報を取得する。スキャナ105は、エリアCCDを撮像デバイスとして用いて画像を取得する。また筆記された帳票を読み込むものである。データサーバ106は、帳票処理用のデータベースである。なお、以下の説明においては、スキャナ105で読み込んだ帳票すなわちスキャンイメージと、D−PAD104で取得した手書き座標すなわちストロークデータを総称したものを筆記情報と表現する。また、帳票作成用PC101と印刷装置102をまとめて帳票作成装置108、帳票処理用PC103とスキャナ105とD−PAD104とスキャナ105をまとめて帳票処理装置109、データサーバ106を記憶装置100と表現することがある。
図2は図1に示した各PCのハードウェア構成を示した図である。
図2に示すハードウェア構成は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置31と、表示装置32と、ドライブ装置33と、記録媒体34と、補助記憶装置35と、メモリ装置36と、演算処理装置37と、インターフェイス装置38とを含むように構成される。
入力装置31は、PCのユーザーが操作するキーボード及びマウスなどで構成され、PCに各種操作信号を入力するために用いられる。表示装置32は、PCを操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示する。インターフェイス装置38は、PCをネットワークに接続する為のインターフェイスであり、例えばNIC(Network Interface Card)やモデム等で構成される。
そして、PCを動作させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体34によって提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。また、記録媒体34は、ドライブ装置33にセットされ、データやプログラムが記録媒体34からドライブ装置33を介して補助記憶装置35にインストールされる。
ストレージである補助記憶装置35は、データやプログラムを格納すると共に、必要なファイル等を格納する。メモリ装置36は、PCの起動時に補助記憶装置35からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置37は、メモリ装置36に読み出され格納されたプログラムに従って処理を実行する。
なお、上記した文書処理システムの全体構成はあくまでも一例であって、以下に図3において説明する要素が含まれていれば、他の構成でも良い。
図3は、文書処理システムを構成する要素A〜Kとそれらの関係、並びにユーザーと後述する外部処理プログラムとストレージとの関係を示す図である。
図3に示すユーザー110は、文書処理システムを使用するユーザーである。また、外部処理プログラムは、筆記内容から所定の動作をするプログラムであり、このプログラムは予め用意しておく必要がある。ストレージ112は、情報を保存する記憶装置であり、例えば上記ハードディスク、MOドライブ、半導体ディスクなどが含まれる。
次に、各要素について説明する。要素A121は、紙に紙IDを付与・印刷し、紙IDと文書IDおよび処理IDを関連付けるものである。これら各IDについては後に説明する。要素B122は、紙IDを管理し、フォームが定まっている電子文書に対して割り当てられる文書IDと紙IDとを関連付けるものである。
要素C123は、紙IDの付与された紙文書であり、この紙文書にユーザー110は筆記する。要素D124は、紙文書からデータ並びに紙IDを取得するものである。要素E125は、紙IDをデコードするものである。要素F126は、紙IDをエンコードするものである。要素G127は、紙IDである。要素H128は、処理IDと外部処理プログラム111を関連付け、処理IDを管理するものである。要素I129は、フォームのレイアウト情報および処理方法を編集・管理するものである。要素J130は、筆記情報をフォームのレイアウト情報および処理方法から、筆記情報に分解・保存するものである。要素K131は、紙IDから文書ID及び処理方法に変換するものである。
これらの要素は、図1の場合、要素A、B、Eが帳票作成装置108に搭載され、要素Iが記憶装置100に搭載され、要素D、F、J、Kが帳票処理用PC109に搭載されている。
なお、印刷手段と処理紙ID関連手段と文書紙ID関連手段と印刷サービス手段は要素Aに対応する。紙ID管理手段は、要素Bに対応する。情報取得手段は、要素Dに対応する。デコード手段は、要素Eに対応する。エンコード手段は、要素Fに対応する。処理ID管理手段は、要素Hに対応する。筆記情報分解保存手段は、要素Jに対応する。紙文書処理ID変換手段は、要素Kに対応する。また、符号化紙IDは、紙IDを要素Fでエンコードしたものに対応する。
なお、2次元コードやコード、あるいは符号化紙IDであることが図面などから明らかな場合、符号化紙IDを単に紙IDと表現することもある。
以上説明した要素は、ソフトウェアやハードウェアとして実現することが可能である。そのため、以下の説明では、それらを構成するものを説明する際にモジュールという表現を用いることがある。また、各IDであるが、紙IDとは、それぞれの紙に一意的に割り当てられるものであり、全ての紙のIDは、異なったIDとなっている。あるいは、同一の文書ID、同一ページのものを複数枚印刷する際は、これらは同一の紙IDとしてもよい。
処理IDとは、文書管理システムで行われる筆記情報に対する処理に割り当てられるIDである。文書IDとは、電子文書に対して割り当てられるIDであり、原文書IDと表現することもある。
次に、上述した要素と関連して、一連の文書処理の詳細な説明をする。
まず、外部処理プログラムと文書処理システムについて説明する。外部処理プログラムと文書処理システムとのインターフェイスはあらかじめ定められているので、それに応じた外部処理プログラムを作成する。
このようにして作成される外部処理プログラムは、2種類に分類することができ、1つは筆記情報そのものを処理する非定型処理を行う外部処理プログラムであり、もう1つは筆記情報を紙文書のフォームに従ってデータに分解し、そのデータに対する定型処理を行う外部処理プログラムである。
ここで、定型処理とは、いわゆる帳票処理とよばれているもので、あらかじめ記入する欄、すなわちフォームが設けられており、どこに記入されたかで、あとの処理が定まるもののことを言う。たとえば、住所欄に記入されたものは住所として扱われる。すなわち筆記場所によって処理が定まるもののことをさす。また、ここで非定型処理とは、前述の定型処理以外のものをさす。
本実施形態において、非定型処理では所定のフォルダに筆記情報が記述されたデータファイルが保存される。非定型処理を行う外部処理プログラムは、このフォルダやデータベースを定期的に監視し、新しいファイルができていればそれを取得して、新しいファイルを処理するようなプログラムである。
あるいはフォルダやデータベースに新たなファイルが保存されるとイベントが発生するようなOS(Operating System)を用いて、このイベントをキャッチして処理を行うプログラムである。
このような非定型処理を行う外部処理プログラムの例としては、電子文書に筆記情報を重畳させ、それをあらかじめ定められた人に添付ファイルとしてメールを行う、というものがあげられる。
次に、定型処理であるが、本実施形態では所定のデータベースに筆記情報などのデータが保存されるため、定型処理をする外部処理プログラムは、データベースを定期的に監視し、新しいデータができていればそれを取得して処理するようなプログラムとして作成される。
あるいはデータベースに新たなデータが登録されるとイベントが発生するようなデータベースを用いて、このイベントをキャッチして処理を行うプログラムとして定型処理の外部処理プログラムは作成される。このような定型処理の外部処理プログラムとしてはアンケート処理といったものをあげることができる。
なお、非定型処理を行う外部処理プログラムと定型処理を行う外部処理プログラムの両方は必ずしも必要ではないが、何らかの処理をするために少なくとも一つは必要である。また、以下の説明で、非定型処理を行う外部処理プログラムを非定型処理プログラムと表現し、定型処理を行う外部処理プログラムを定型処理プログラムと表現する。
以上説明した外部処理プログラムは、文書処理システムと関連付けるために、文書処理システムに登録される。
まず、非定型処理プログラムを登録するためのモジュールの詳細は要素Hに記述されている。このモジュールを用いて、処理情報は登録される。
この処理情報とは本システムと非定型処理プログラムとのインターフェイスの方法を表すものであり、例えばデータが保存されるフォルダ名がある。このとき、データのフォーマットはあらかじめ定められている。また、後述するように印刷時にはどの外部処理プログラムを起動するかを選択しなければならないので、そのために必要な説明文なども登録する。登録することにより、要素H内では処理IDが自動的に振られ、それは後述するように再利用される。
次に、定型処理について説明する。定型処理を行うためにはまずフォームを設計しなければならない。そのためのモジュールの詳細は要素Iに記述されている。これはフォームの各要素のレイアウト情報と処理情報を編集し、登録するものである。なお、この実施形態では定型処理は処理IDが0としてあらかじめ登録されている。また、ここでのレイアウト情報は、例えば紙での入力欄の位置などを表し、処理情報は、どの要素をどのデータベースに登録するか、および文字認識を行うか、行うとすれば文字種は何であるかなどを表す。
文書処理システムを利用するユーザーは、まず紙文書を印刷する。そのためには、まず印刷したい電子文書を、要素Aを使って印刷する。この電子文書はファイルとして保存されており、そのファイル名には、ファイルがどんな性質のファイルなのかを判断するために通常用いられる拡張子が含まれる。
定型処理用の電子文書は、ある特定の拡張子を持っているので、印刷しようとする電子文書の拡張子によって、定型処理か非定型処理かが定まる。
非定型処理の場合、上記モジュールに対して印刷を指示すると、このモジュールは要素Hに登録済みの外部処理プログラムに関する情報をユーザーに提示し、筆記後に行われる処理の選択を求める。ユーザーがどの処理を行うか選択することにより、処理IDが定まる。
処理IDが定まると、モジュールは、電子文書のIDと処理IDを要素Bに登録し、紙IDを取得する。その後、紙文書にこのIDを付与し印刷を行い、紙IDが付与された紙文書、すなわち要素Cが得られる。
また、定型処理の場合、モジュールに対して印刷を指示すると、非定型処理の場合とは異なり、処理IDは0と定められているので、ユーザーに処理の選択を求めることはなく、要素Bに電子文書のIDと処理IDを登録し、紙IDを取得する。その後は先ほどと同様、印刷が行われ、要素Cが得られる。
以上の処理によって、紙文書とその電子文書および筆記に行うべき処理の関連付けが行われたことになる。つまり紙文書には紙IDが付けられ、これに文書IDと処理IDが関連付けられ、この紙に筆記したときに、どの紙に筆記したか、および筆記した後、どのような処理を行うかが、文書処理システムに登録されたことになる。なお、上記原文書とは、筆記情報がまだ記述されていない文書を表す。
次に、紙に筆記後の動作について説明する。ユーザーは、作成された要素Cである紙文書に筆記し、この紙文書を要素Dに対応するスキャナや、例えばMFP(Multi Function Printer)のスキャナ部を用いて画像として入力させる。これにより、要素D内の要素Eで紙IDが取得される。これらの紙IDと画像は要素Kに送られる。
あるいは、ユーザーは、作成された要素Cである紙文書を要素Dに対応する座標入力装置上に設置し、筆記を行う。すると要素Dで筆記情報が、要素D内の要素Eで紙IDが取得される。これらの紙IDと筆記情報は要素Kに送られる。
要素Kでは取得された紙IDから要素Bに問い合わせることにより文書IDと処理IDが特定される。このように特定することが可能なことは、要素Bで文書IDと処理IDを登録し、紙IDを取得しているためである。
次に、要素Hに問い合わせることによって処理IDから筆記情報をどこのフォルダに保存するかが得られるので、そこに文書IDと画像があわせて保存される。
次に、処理IDが0の場合について説明する。処理IDが0の場合は定型処理が行われる。まず、文書IDと画像が要素Jに渡される。要素Jでは要素Iに問い合わせて、文書IDからフォームのレイアウト情報と処理情報を得る。ここでの処理情報は、データの保存先や筆記情報の文字認識・マーク認識等である。
そこで、まずレイアウト情報を元に、画像をフィールドである記入欄毎に分解し、要素Dとしてスキャナを用いた場合は、電子文書の画像と筆記された紙文書の画像とを比較して筆記情報のみの画像を得る。あるいは、要素Dとして座標入力装置を用いた場合は、筆記された座標列がそのまま得られている。その後、処理情報に従って文字認識やマーク認識等が行われ、その結果がデータベースに保存される。以上が一連の文書処理の詳細な説明である。
以下、本発明の実施形態を詳細について説明していく。
[第1の実施形態]
図4は、本発明の第1の実施形態のハードウェア構成を示した図である。
この図4において、2はPC(Personal Computer)であり、3はプリンタである。PC2とプリンタ3は、ネットワーク1で接続されている。なお、PC2はネットワークで接続された複数のPCであっても構わない。また、ネットワーク1の代わりにUSBインターフェイス等を用いて接続されたものであっても構わない。
図5は、図4に示したPC2の主要な構成を示した図である。
この図5において、4は印刷装置であり、上記図3に示した文書管理システムの要素Aに相当する。これは機能単位では1つのブロックとなるが、ハードウェア構成上は、PC2とプリンタ3(またはMFP:Multi Function Printer)とからなる。
印刷装置4の動作について説明すると、文書印刷する際、後述する紙ID管理装置5から、紙IDを取得し、さらに2次元コードなどの機械読み取り可能なシンボルに変換し、それを紙面上に挿入して印刷装置4により印刷するものである。5は紙ID管理装置であり、図3に示す要素Bに相当する。なお、紙ID管理装置5(要素B)についても後述する6は帳票レイアウト管理装置であり、図3に示す要素Iに相当する。なお、帳票レイアウト管理装置6(要素I)についても後述する。
図6は印刷装置4の動作のフローチャートの一例を示した図である。このフローチャートは、ネットワークを介さずスタンドアロンのPC上で文書を独自に印刷する場合の処理を示している。
まずステップS101で、レイアウトエディタを起動し作成済み電子文書を表示する。このレイアウトエディタは、処理IDの閲覧/選択と、紙IDの取得、電子文書の表示/編集/印刷が行える。具体的には要素B・F・Hや、定型文書の場合は要素I「帳票作成プログラム」が、非定型文書の場合はワープロソフトなどが連携し上記の機能を実現する。ステップS102では必要に応じて電子文書の編集を行う。
次のステップS103ではユーザーが印刷要求を行った際に、上述のとおり電子文書の拡張子により定型文書/非定型文書の判別を行い、非定型処理の場合、要素Hに登録済みの外部処理プログラムに関する情報をユーザーに提示し、筆記後に行われる処理の処理IDの決定を行う。また、定型処理の場合、印刷の指示が行われると、非定型処理の場合とは異なり、処理IDは0と定められているので、ユーザーに処理の選択を求めることはない。
次のステップS104で、紙IDが取得される。ステップS105で、紙IDが2次元コードにエンコードされ、ステップS106で、2次元コードが電子文書中の所定の位置に貼り付けられる。ステップS107で電子文書が印刷される。
次に、要素Bについて説明する。なお、図5においては紙ID管理装置5が要素Bに相当する。
図7、図8は、紙IDと文書とを関連づけ、それを管理する要素Bにおいて用いられる管理テーブルの各例を示している。
要素Bは、他の要素から紙出力に対して、紙IDの登録要求をされたとき、少なくとも電子文書を一意に指定できる情報を受けとり、それに対して管理テーブル内で唯一である紙IDを割り当て、文書情報を管理テーブルに格納する。
この管理テーブルの説明をする。図7、図8において、行145に示すようなまとまりである各行が、登録された紙IDに対応する文書情報の一単位であり、各列が紙IDの登録要素となっている。
列141には割り当てた紙IDが格納される。列142には電子文書を一意に指定する情報が格納されている。図7では電子文書を一意に指定する情報としてパス名が指定されているが、異なるPCに格納されている電子文書までを扱う場合は、図8に示されるように、ネットワークパス名であったり、URI(Uniform Resource Identifiers)であったりしてもよい。複数ページの電子文書を扱う場合、各ページ毎に文書情報が存在し、列142にはページ数に関する情報も含まれる。また、図8に示されるように、列142にページ数に関する情報を格納しない場合、別の列146に格納する。その場合、列142と列146により電子文書が一意に指定される。
また、電子文書の格納先が文書管理システムである場合はその管理IDであってもよい。さらには図8のように電子文書の格納先システムが異なっているものでも格納された電子文書を識別可能であれば格納先システムが複数あっても構わない。また、登録要求を受け付ける際に、電子文書そのものを受け取り、それを他のものと区別可能なファイル名にして保存した上で紙IDを割り当てて登録する形態であっても構わない。
管理テーブルではさらに、その紙文書や紙文書上の筆記に対してどのような処理プログラムが処理するかを示した処理IDが割り当てられている列143をもっている。
また、文書情報は、電子文書がどのようなアプリケーションから作成されたものかを示す列144をもつ。このような電子文書、または紙文書に関する属性情報を列144以下にいくつ持っていても構わない。
また、紙IDを指定され、管理情報の要求である参照要求をされたとき、要素Bでは図7における列141の紙IDから該当する紙IDを検索し、検索された紙IDに対応し、列142に示される電子文書を一意に指定する情報を要求元に渡す。要素Bは、同時に列143以降の属性情報も渡しても構わないが、少なくとも列142の情報を渡す。図8の場合は少なくとも列142および列146の情報を渡す。
また、図7、図8などの管理テーブルの内容は、要素Bがプログラムである場合、そのプログラムが動作するメモリ内で保持していても良いし、あるタイミングでファイルシステムのファイルとして保存していても良い。また、管理テーブルの内容をデータベースに電子的情報として格納する形態もある。この場合、紙IDとその属性情報を1レコードとして格納し、紙IDをキーとして文書などの情報を保存したり、取出したりすることにより紙IDと電子文書とを関連づけ、それを管理するものでもよい。
このように、要素Bが管理している管理テーブルを、プログラム動作を行っているメモリ上のみではなく、ハードディスクのファイルなどの不揮発性ストレージなどへ保存することで、要素Bが一度停止してもそれまで管理していた関連づけ情報を利用することが可能な文書処理システムとなる。
また、管理している紙IDと電子文書との関連づけ情報を不揮発性ストレージ装置にネットワークアクセス可能なデータベースとして保存することで、システム上にそのデータベースへ関連づけ情報を参照する要素Bを複数存在させることが可能な文書処理システムとなる。このような不揮発性ストレージ装置は、不揮発性記憶手段に対応する。
さらに、要素Bは他の要素とは独立した装置に存在し、他の要素の装置からアクセス可能なネットワークで接続された形態であっても構わない。このとき特に要素BはRPC(Remote Procedure Call)やWebサービスなどの形態で存在し、ネットワーク経由で他の手段からの登録要求や参照要求を受けつけることになる。
このように、要素Bが他の要素とネットワークで接続されており、要素Bがシステムで唯一に紙文書に対して識別子を発行するものであることを保障すると、さらにネットワーク的に離散した他の要素装置から登録要求、管理情報の参照要求を受けることが可能なシステムとなる。
さらに、電子文書の情報を受信したときに、ネットワーク上に同一の電子文書名が存在していても、その名称をネットワークパス名などの格納されるPC名を含めることで区別して管理することが可能なシステムとなる。また、登録する電子文書を受信して保存し、その保存した電子文書名を割り当てた紙IDと関連づけて管理することで、同じ電子文書名も登録毎に区別して管理することが可能なシステムとなる。
また、必要であれば印刷日時や印刷者などの情報を付加することもできる。つまり、紙IDを読み取れば、その紙に印刷された元の電子文書が特定できるものである。このとき、管理テーブルをネットワーク上のサーバーに配置することによって、どのPCで印刷しても、どのPCで紙IDを読み取っても、紙を一意に特定することができる。
次に、帳票レイアウト管理装置6(要素I)について説明する。
要素Iは、紙文書を読み取り、紙文書で定義されたレイアウトや処理情報を元に、後述する情報テーブルに、認識された筆記情報を情報変換して保存するシステムである。
具体的に図9〜図11を用いて説明する。
図9はサークル等の脱会・入会登録用紙40としての紙文書の例であり、この紙文書は、コンピュータ上で管理されている電子文書がプリンタによって印刷されることで生成される。なお、この脱会・入会登録用紙40は、普通紙である。
脱会・入会登録用紙40には、電子文書で定義されたコンテンツ46と機械読み取り可能な2次元コード45、並びに4つのタイミングマーク41、42、43、44が印刷されている。タイミングマーク41、42、43、44は筆記情報を読み取る際に位置合わせのために利用されるが、形・数・大きさ・色などは限定されない。また、タイミングマークが存在しない場合もありうる。因みに、脱会・入会登録用紙40には、脱会・入会登録用紙47に示されるように、適切な筆記具にて記入される。
図10は、図9の脱会・入会申込書に筆記されたものを示している。図10に示されるように、脱会・入会申込書には、記入部として、記入部A170、記入部B171、記入部C172、記入部D173、記入部E174がある。また、脱会・入会申込書には、ラベルとして氏名ラベル175や、その他会員No、依頼項目、コメントが記されている。
また、図10には情報テーブルが示されている。情報テーブルは、登録情報と処理情報からなるテーブルである。登録情報は、IDと氏名と会員番号があり、処理情報は、氏名と会員番号と処理とコメントがある。
このように情報テーブルは、脱会・入会申込書に筆記された情報が記録されるものである。
脱会・入会申込書の記入部A170、記入部B171、記入部E174に筆記された筆記情報は、それぞれ、図10に示される情報テーブル内の氏名、会員番号、コメントに記録され、記入部C172、記入部D173に書き込まれた筆記情報は、チェックされた記入部に従い、「削除」あるいは「登録」が処理に記録される。
本実施形態は、上記のような印刷機能に加え、図12に示すような紙を出力することができる。
図12は、パスワード入力欄が印刷された紙文書の例を示した図である。
45は紙を識別するための2次元コードである。先に説明したとおり、印刷時に紙1枚1枚に対して一意的に割り当てられるIDを付与し、それと電子の原文書との対応をとるためのものである。
8は暗証番号記入欄であり、この例では番号の下の欄の部分にチェックを入れて用いるものである。これは図3における要素Iの機能を用いて実現する。以下、要素I及び、帳票定義ファイルに関して説明する。
以下の説明においては、フォームのレイアウト情報及び処理方法を定義したファイルを帳票定義体と呼び、これを編集するソフトウェアを帳票作成プログラムと呼ぶことにする。
具体的な装置例を再び図1に基づき説明する。帳票作成用PC101上では帳票作成プログラムが実行される。データサーバ106ではデータベースプログラムが動作する。このデータベースプログラムでは帳票作成プログラムで生成される帳票定義体の入出力管理や帳票処理で使われる情報テーブルの入出力を行っている。
帳票作成プログラムは、図10に示したような帳票のレイアウトや帳票の処理方法を図13のような帳票構造体として定義され、その中身を作成・編集するプログラムである。
図13に示す帳票構造体は、記入部A170を、プロパティ群を意味単位ごとにセクション化し、帳票のレイアウト情報を要素ラベル<Layout>で、認識情報を要素ラベル<Input>で、保存先情報を要素ラベル<Registration>で管理し、それらの中身をXMLのプロパティとして記述したものである。
帳票作成プログラムは、図14に示されるようなGUIを持つ。このGUIは、レイアウトエリア155と、ツールボックス156からなる。ツールボックス156には、ラベルツール151、テキストボックス152、チェックボックス153、バーコード154を有する。
帳票作成者は、レイアウトエリア155に、ツールボックス156を用いてラベルやテキストボックスを配置することで帳票の作成を行うことができる。
なお、ラベルツール151は、レイアウトエリア155にラベルを作成するものである。テキストボックス152は、レイアウトエリア155にテキストボックスを作成するものである。チェックボックス153は、レイアウトエリア155にチェックボックスを作成するものである。バーコード154は、レイアウトエリア155にバーコードを作成するものである。
このようにツールボックス156から配置する内容に応じた要素をレイアウトエリア155に配置し、その属性(プロパティ)を画面上で設定する。ここでいう要素とは、ラベルツール151、テキストボックス152、チェックボックス153、バーコード154など配置する目的用途に応じたものである。
例えば、図15に示されるように、氏名を書く欄を、テキストボックス152を利用して作成する。
各要素は図16に示すようなプロパティ群を持っており、これらプロパティは実際に帳票が表示している内容やその処理方法などを定義している。このプロパティ群について説明する。図16に示されるプロパティ群は、図10の氏名ラベル175と記入部A170に対応したプロパティ群の例である。プロパティ群は、レイアウト情報(コンテナ開始〜ボーダー)176・認識情報(入力〜認識結果)177・保存先情報(登録サーバ〜登録レコード)178に大別される。
レイアウト情報176は、要素の位置や大きさ、そこに表示する文字や枠線の状態を管理する。認識情報177は、帳票処理時の要素に手書きされた内容の情報変換作法を管理する。ここでは文字認識に用いる諸情報が管理されている。保存先情報178は、帳票処理時に用いる認識情報177で変換された結果の保存先を管理している。
なお、図16に示されるIDが0001の要素は「種類」が「Label」となっていることから、氏名ラベル要素である。この氏名ラベル要素は、「氏名」と言う文字が、「ボーダー」が「なし」となっていることからボーダーなしで表示され、「入力」が「不可」となっていることから、この氏名ラベルに筆記される場合の特別な処理はなく、また、「変換」が「なし」となっていることから入力された文字に対する変換はない。また、保存先情報178が空欄であることからデータの保存もされない。
IDが0002の記入部A170の「種類」が「Textbox」となっていることから、テキストボックスであり、表示する文字は、「文字」が空欄となっていることから無く、「ボーダー」が「囲み」となっていることから、囲み(枠線)を持って表示されている。そして手書きされた場合には、「入力」が「可能」となっていることから、何らかの処理が存在し、「認識知識」1〜3で表現される文字認識「日本語」、「手書き」、「姓名」の情報変換として行う。そして、得られた認識結果は、保存先情報178に記述されている場所に保存されることを意味している。
以上説明したように、帳票構造体にこのようなプロパティ群を持たせ、管理することによりフォームのレイアウトや処理方法を定義している。
上記の説明ではこの帳票定義ファイルはGUIを持つアプリケーションプログラムが作成する記述になっているが、帳票定義ファイルは図13に記載の通り本実施形態ではXML形式のファイルであり、これはプログラム的に作成することができる。
図5に示す暗証番号用帳票定義ファイル生成装置7は、図12で示したような帳票の定義ファイルを生成する部分であり、これはソフトウェアで実現することができる。したがって、帳票定義ファイルの作成は、GUIを持たないアプリケーションが行っても構わない。
このような構成をとることにより従来技術である特許文献1の装置に加え図12のような数字ならびに記入欄を持った帳票を印刷することができる。なお、本実施形態における暗証番号記入欄8は数字と記入欄から構成されているが、数字に限らず文字や記号等、何らかのシンボルの構成によりパスワードが生成できるようなものが印刷されていればよく、また、D−PADが数字等の位置を認識できることによりパスワードとして認識可能であれば、記入欄を設けない構成としても良い。また、印刷時には前述の通り紙IDのシンボルが付され、紙ID自身も管理される。
[第2の実施形態]
図17は本発明の第2の実施形態のハードウェア構成を示した図である。2はPCであり、10はD−PADである。これらはUSBインターフェイス9で接続されている。
図18は第2の実施形態の主要な構成を示した図である。なお、図5と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この図18において、11は筆記軌跡入力装置であり、図3に示す要素Dに相当する。これは機能ブロック的には1つのブロックであるが、ハードウェア的にはPC2上のソフトウェアとD−PAD10からなる。12はデータ保存手段であり、図3に示す要素I、要素J、要素Kに相当する。13は時系列データ変換装置である。
以下、図19を用いて筆記軌跡入力装置11の動作を説明する。
筆記情報入力装置60は、紙への筆記情報を取得するデジタイザなどの座標入力装置74と、紙に印刷されている情報と電子的な情報とを対応付け識別するための紙ID情報読取装置75と、取得した情報を保持する記憶装置71と、取得・保持された情報をPCに送信する通信装置72と、これらの装置を制御する制御装置73とを有する。
座標入力装置74は、手書き座標を連続的に取得するデジタイザなどを用いることができる。デジタイザを用いた場合、その方式には公知のものとして電磁誘導方式、超音波距離計の原理を用いた三角測量方式などのものがあるが、いずれもセンサと専用入力ペンによって紙に行われた筆記動作を検出し、筆記情報、この場合は筆記された軌跡の座標である筆記座標を計測する装置である。このようにして計測された筆記座標の集合が筆記情報となる。
専用入力ペンのペン先には実際に紙に筆記することの可能なペン先が備わり、電子的に筆記座標を検出すると同時に紙に筆記軌跡を記入できるように構成することが望ましい。
紙ID情報読取装置75は例えばプリンタによって紙に印刷された符号化紙IDを読み取り、解読する装置であり、公知のものとして2次元コードリーダ、1次元バーコードリーダなどを用いる。ここで、紙ID情報読取装置に2次元コードリーダを用いた場合には、たとえばコード化に公知のQRコード(登録商標)を用いた場合には、英数字で最大4296文字の情報を識別することが可能であり、一般に利用者が印刷した書類を識別するためには十分な容量を得ることができる。
記憶装置71はハードディスクや、不揮発性メモリであり、コンパクトフラッシュ(登録商標)ディスクなどの取り外し可能なメモリなどを用いることもでき、上記紙ID情報読取装置75によって取得された筆記座標、印刷条件情報、電子文書情報を保存する。このとき、PCとのデータのやり取りは、メモリを直接に接続することで可能となり、通信装置72を省くこともできる。通信装置72は、蓄えられた情報を送信する装置であり、イーサネット(登録商標)、無線LANなどのネットワーク技術や、USBやブルートゥース、シリアル接続技術などが用いられる。
制御装置73は、例えばマイクロコンピュータによって構成され、上記の装置を後述する動作にしたがって動作制御する。
これらの装置は一体に構成することも可能であるし、個々の装置に分かれて構成することも可能である。また、一体型に構成した場合、バッテリ駆動とすることで、さまざまな場所に移動して利用することが可能になる。印刷した紙への筆記作業は、オフィスのディスクの上だけとは限らないため、筆記情報入力装置を一体かつ可搬型に構成することが望ましい。
図20は、一体型に成形した筆記情報入力装置60の外観例を示した図である。図示した例では、紙ID情報読取装置75(図19参照)を2次元コードリーダ62として実現しており、また設置された紙文書には印刷された文書本文65と、紙ID63が、あらかじめ印刷されている。座標取得装置61は超音波式のデジタイザによって実現しており、専用入力ペン66によって実際に筆記情報64を加えると共に、座標データを取得することが可能になっている。
次に、図21に用いて可搬型のデジタイザ型の筆記情報入力装置を用いた場合の処理を説明する。まず、筆記情報入力装置内の座標入力装置は、ステップS601で、専用入力ペンによって筆記が開始されると同時にペン先の紙文書への接触(ペンダウン)を検出し、ステップS602で筆記座標を検出する。
次のステップS603で、筆記情報入力装置は、2次元コードリーダにより、専用入力ペンが筆記座標を読み取っている間、あるいは専用入力ペンが筆記面に接したときなど適宜、2次元コードを読み取る。
次のステップS604で、筆記情報入力装置は、読み取った2次元コードをデコードし、紙IDなどを読み取る。
こうして読み取られた筆記座標、紙IDからなるデータは、一旦、ステップS605で、記憶装置に保存され、次のステップS606で、適宜、通信装置によってPCへ送信される。
ここで、保存され、送信されるデータは、例えば図22に示すような形式で構成される。図22には、「紙ID番号」と、「筆記X座標」と、「筆記Y座標」と、「ペンアップ/ダウン」、「時刻」の項目を有する表が示されている。
「装置識別番号」は、筆記情報入力装置を識別するための番号である。「紙ID番号」は、筆記情報入力装置が読み取った紙の紙IDである。「筆記X座標」と「筆記Y座標」は、筆記座標情報のX座標とY座標である。「ペンアップ/ダウン」は、専用入力ペンのアップ/ダウンを示すものである。「時刻」は、筆記時刻情報である。このような形式のデータにより、筆記座標、紙IDを送信している。PC2は、取得された紙IDから、紙ID管理装置5(図18参照)を用いて、電子文書を取得する。なお、このような構成は、D−PAD内のファームウエアによって容易に実現可能である。
次に、データ保存手段12の動作を簡単に説明する。
フォームのレイアウト情報及び処理方法から、筆記情報をデータに分解し保存する要素Jの説明をする。要素Dとして座標入力装置を用いた場合は、筆記された座標列すなわち筆記情報がそのまま得られるので、氏名や会員番号など、それぞれの要素に分解し、保存する。なお、非定型処理の場合は帳票の概念がないので各要素には分解しないで、全体を1つとして保存する。要素Dとして座標入力装置を用いた場合は、筆記されたデータがそのまま得られる。
次に、紙IDから文書ID及び処理方法に変換する要素Kについて説明する。
図23は紙IDから文書IDおよび処理IDに変換する要素Kの処理手順の概要図である。図23では、要素Kを中心として、矩形図形は各要素を、吹き出し部はデータやリクエストの内容を、矢印はそのデータやリクエストの方向を、矢印上のステップはその順番を示している。
まず、ステップS1301で、要素Kは、D−PADから紙IDと筆記情報を取得する。あるいは、要素Kは、スキャナまたはMFPのスキャナ部で筆記した紙文書を読み込み、紙IDと画像を取得する。
次のステップS1302で、要素Kは、要素Bに対してその紙IDを送り、その紙文書に関する管理情報を要求する。その結果、ステップS1303で、要素Kは、紙文書に対応するID登録の要素である電子文書を一意に指定する情報や、処理IDなどを取得する。このステップS1303は、プログラム処理ID関連段階に対応する。
次に、要素Kは、ステップS1304で要素Hに対してその処理IDを送り、その紙文書に関する処理プログラムの管理情報を要求する。その結果、ステップS1305で、要素Kは、要素Hより対応する識別子で登録されているフォルダパス名を一意に指定する情報などを取得する。
そして、要素Kは、ステップS1306で、D−PADあるいはスキャナやMFPのような画像入力装置、要素B、要素Hを介して取得したすべての情報をファイルに格納し、上記処理で得たフォルダパス名にファイルとして保存する。
これにより、要素Kは、ステップS1307で、次段階の処理である、筆記情報をフォームのレイアウト表示および処理方法から、データに分解・保存する要素Jもしくは非定型処理プログラムへジョブを受け渡す。
D−PAD10を用いて、暗証番号記入欄8が印刷された紙の暗証番号の欄にチェックをする。するとD−PAD10では、その紙の紙IDと筆記座標、筆記時刻が取得される。筆記記入後D−PAD10をPC2と接続して、D−PAD10内のデータをPC2側へ取り込む。ついで取得された紙IDから、紙ID管理装置5を用いて、電子文書を取得する。もし、筆記された紙が暗証番号記入欄8の印刷された紙でなかった場合は、そのフォーマットに沿って、記入欄に書かれた手書きを文字認識するなどして、図13のXML形式等のデータベースへ、その結果を保存する。もし紙IDが、暗証番号記入欄8が印刷された紙のものであった場合、各チェック欄をマーク認識して、その結果が、Trueであれば筆記時刻を保存する。逆に、各チェック欄のマーク認識結果がFalseであれば筆記時刻を保存しない。
図24は、1、2、4、6、7、8にチェックがあった場合の筆記結果を示した結果テーブルの例である。図24の場合は、1、2、4、6、7、8の欄に筆記された時刻がそれぞれ16:00:00.62、16:00:00.50、16:00:01.00、16:00:01.12、16:00:00.88、16:00:00.75であることを示している。この結果テーブルのデータの筆記時刻から、時系列データ変換装置13(図18参照)がデータを時系列に変換する。すなわち、データ時系列変換装置は、これを時間の順番にした2、1、8、7、3、4と言う数字列を取得する。なお、これらの処理は、ソフトウェアを用いれば容易に実現することができる。
このような構成にすることにより、暗証番号記入欄8が印刷された紙にD−PAD上で暗証番号をチェックすると、その数字列が取得される装置が実現できる。この場合、筆記後の紙を見ても筆記順序は分からないので暗証番号が漏洩する心配はない。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のハードウェアは、図17と同様の構成であり、PC2とD−PAD10がUSBインターフェイス9で接続されている。図25は第3の実施形態のハードウェアの主要な構成を示した機能ブロック図である。この図25においては照合装置14が付加されている。照合装置14は、時系列データ変換装置13にて取得された数字列をあらかじめ定められた数字列と照合し、その結果を得る装置である。このような構成もソフトウェアを用いれば実現することができる。このような照合装置14を設けることにより、照合に失敗した場合の処理を加えることができるようになる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態について説明する。
図26は第4の実施形態の筆記情報入力装置のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図19と同一ブロックには同一符号を付し、詳細な説明は省略する。この図26に示す筆記情報入力装置60、上記19に示した構成にレイアウト管理装置76、紙ID判定装置77、マーク認識装置78、照合装置79を付加したものである。照合装置79は、前述のように得られた数字列をあらかじめ定められた数字列と照合しその結果を得る装置であり、これもソフトウェアで実現することができる。
図27は、筆記情報入力装置60の動作を示したフローチャートである。まず、筆記情報入力装置60の動作により取得された紙IDを、紙ID判定装置77にて、あらかじめ定められた暗証番号入力用の紙IDであるかどうか判定する。すなわち、暗証番号記入欄8が設けられた帳票の紙IDと一致するかどうかを判定する(S600)。紙IDが暗証番号入力用の紙IDと一致しなければ、S601〜S606の処理を行う。一致した場合には、専用入力ペンによって筆記が開始されると同時にペン先の紙文書への接触(ペンダウン)を検出し(S607)、筆記座標と筆記時刻を検出する(S608)。レイアウト管理装置76とマーク認識装置78において、筆記軌跡がどの欄に記入されたかを筆記順に判定する(S609、S610)。照合装置79にて、得られた数字列をあらかじめ定められた数字列と照合しその結果を得る(S611)。照合結果が一致した場合は、処理を続行し、照合結果が一致しないときは警告を発して(S612)、動作を止めるといったことが可能となる。
前述のレイアウト管理装置76は内部で図3の暗証番号用帳票のレイアウト情報を管理しており、例えば図13のXML形式や、あるいは帳票のイメージデータというような形式で管理されている。一方筆記座標は、例えば図22のような形式なので、筆記軌跡が記入欄のどの矩形内に入っているかを順次判定すれば、例えば2、1、8、7、3、4などのような数字列を得ることができる。
なお、暗証番号の機密性を保つためには、暗証番号入力用帳票(図12)は毎回レイアウトが異なるほうが望ましく、例えば、暗証番号記入欄8の位置や大きさ、番号の順番等が毎回異なるようがより機密性を保つことができる。従って本実施形態においては、暗証番号用帳票定義ファイル生成装置7(図5)は、毎回異なる帳票定義ファイルを生成する構成とする。前述のように帳票定義ファイルは図13に示すようなXMLファイル等であるので、毎回異なるファイル、例えば表の位置をある一定の範囲でランダムに配置することはソフトウェアを用いれば容易に実現できる。
文書処理システムの全体構成図である。 PCのハードウェア構成を示す図である。 文書処理システムを構成する要素A〜Kを示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるハードウェア構成を示す図である。 図3の機能構成図の抜粋図である。 印刷装置4の動作のフローチャートの一例を示す図である。 紙IDと文書とを関連づけ、それを管理する要素Bにおいて用いられる管理テーブルの各例を示す図である。 紙IDと文書とを関連づけ、それを管理する要素Bにおいて用いられる管理テーブルの各例を示す図である。 紙文書の例を示す図である。 図9の脱会・入会申込書に筆記されたものを示す図である。 情報テーブルを示す図である。 パスワード入力欄が印刷された紙文書の例を示す図である。 帳票構造体を示す図である。 帳票作成プログラムのユーザインターフェースを示す図である。 テキストボックスを作成する様子を示す図である。 プロパティ群を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるハードウェア構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態における機能ブロック図である。 筆記情報入力装置を説明するための図である。 筆記情報入力装置の外観例を示す図である。 筆記情報入力装置の処理を示すフローチャートである。 筆記情報入力装置から送信されるデータの形式を示す図である。 要素Kの処理手順の概要図である。 結果テーブルの例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における筆記情報入力装置の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ネットワーク、2…PC、3…プリンタ、4…印刷装置、5…紙ID管理装置、6…帳票レイアウト管理装置、7…暗証番号用帳票定義ファイル生成装置、8…暗証番号記入欄、9…USBインターフェイス、10…D−PAD、11…筆記情報入力装置、12…データ保存装置、13…時系列データ変換装置、14…照合装置、31…入力装置、32…表示装置、33…ドライブ装置、34…記録媒体、35…補助記憶装置、36…メモリ装置、37…演算処理装置、38…インターフェイス装置、60…筆記情報入力装置、61…座標取得装置、62…次元コードリーダ、63…紙ID、64…筆記情報、65…文書本文、66…専用入力ペン、71…記憶装置、72…通信装置、73…制御装置、74…座標入力装置、75…紙ID情報読取装置、76…レイアウト管理装置、77…紙ID判定装置、78…マーク認識装置、79…照合装置、100…記憶装置、101…帳票作成用PC、102…印刷装置、103…帳票処理用PC、104…D−PAD、105…スキャナ、106…データサーバ、107…ネットワーク、108…帳票作成装置、109…帳票処理装置/帳票処理用PC、110…ユーザー、111…外部処理プログラム、112…ストレージ、121…要素A、122…要素B、123…要素C、124…要素D、125…要素E、126…要素F、127…要素G、128…要素H、129…要素I、130…要素J、131…要素K、141、142、143、144、146…列、145…行、151…ラベルツール、152…テキストボックス、153…チェックボックス、154…バーコード、155…レイアウトエリア、156…ツールボックス、170…記入部A、171…記入部B、172…記入部C、173…記入部D、174…記入部E、175…氏名ラベル、176…レイアウト情報、177…認識情報、178…保存先情報

Claims (10)

  1. 紙を識別するために紙IDを付与して印刷する文書印刷システムであって、
    電子文書に紙IDを割り当てて文書情報を管理する紙ID管理装置と、
    紙文書で定義されたレイアウトや処理情報に基づいて帳票のレイアウトを管理する帳票レイアウト管理装置と、
    帳票の定義ファイルを生成する帳票定義ファイル生成装置と、
    前記紙ID管理装置から紙IDを取得して印刷する印刷装置と、を備え、
    前記印刷装置は、前記帳票定義ファイル生成装置からの定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷することを特徴とする文書印刷システム。
  2. 前記チェック欄は、印刷毎に前記シンボル又は前記チェック欄の位置が異なることを特徴とする請求項1に記載の文書印刷システム。
  3. 紙IDが付与された紙から紙IDと紙に描かれた筆記軌跡を取得する筆記取得装置と、
    紙に印刷するフォームのレイアウト情報およびフォームに対応して行われる処理であるフォーム対応処理情報に基づいて、データを分解して保存するデータ保存装置と、
    前記筆記取得装置により取得した筆記軌跡を時系列のデータに変換する時系列データ変換装置と、
    を備えることを特徴とする文書処理システム。
  4. 前記紙IDが予め定められたIDのとき、前記筆記取得装置で取得された時系列データを予め定められた時系列データと照合することを特徴とする請求項3に記載の文書処理システム。
  5. 前記筆記取得装置は、前記紙IDが予め定められたIDの場合は、予め定められたレイアウト情報に基づき筆記軌跡の位置と順番を照合することを特徴とする請求項3に記載の文書処理システム。
  6. 紙を識別するために紙IDを付与して印刷する文書印刷方法であって、電子文書に紙IDを割り当てて文書情報を管理する処理と、紙文書で定義されたレイアウトや処理情報に基づいて帳票のレイアウトを管理する処理と、帳票の定義ファイルを生成する処理と、前記定義ファイルに基づいて、シンボルに対応するチェック欄を印刷する処理と、を含むことを特徴とする文書印刷方法。
  7. 前記チェック欄は、印刷毎に前記シンボル又は前記チェック欄の位置が異なることを特徴とする請求項6に記載の文書印刷方法。
  8. 紙IDが付与された紙から紙IDと紙に描かれた筆記軌跡を取得する処理と、
    紙に印刷するフォームのレイアウト情報およびフォームに対応して行われる処理であるフォーム対応処理情報に基づいてデータを分解して保存する処理と、
    取得した筆記軌跡を時系列のデータに変換する処理と、
    を含むことを特徴とする文書処理方法。
  9. 前記紙IDが予め定められたIDのとき、前記筆記取得装置で取得された時系列データを予め定められた時系列データと照合することを特徴とする請求項8に記載の文書処理方法。
  10. 前記紙IDが予め定められたIDの場合は、予め定められたレイアウト情報に基づき筆記軌跡の位置と順番を照合することを特徴とする請求項8に記載の文書処理方法。
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