JP2008231235A - 半導体装置用接着剤組成物、それを用いた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルムおよび銅張積層板 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着性に優れ、高温環境下でも良好な接着性を維持することができる半導体装置用接着剤組成物を提供すること。
【解決手段】(A)テトラゾール系化合物、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂および(C)硬化剤を含有することを特徴とする半導体装置用接着剤組成物。
【選択図】 なし
【解決手段】(A)テトラゾール系化合物、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂および(C)硬化剤を含有することを特徴とする半導体装置用接着剤組成物。
【選択図】 なし
Description
本発明は、半導体装置用接着剤組成物およびそれを用いた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルム並びに銅張積層板に関する。
フレキシブルプリント配線基板(FPC)は、一般に、ポリイミドフィルムやポリエチレンテレフタレートフィルムなどに代表されるベースフィルムの片面又は両面に接着剤層を介して銅箔を設けた銅張積層板(CCL)に、リソグラフィー技術などを適用してパターン回路を形成し、この上に保護層となるカバーレイフィルムを設けたものである。FPCは全体の厚みが約100μm以下であり、また折り曲げ可能であることから、近年の軽薄短小化された種々の電子機器に採用されている。
近年、電子機器内の使用部品および素子、CPUの高性能化、小型化に伴って、その発熱量が著しく増加し、電子機器内の平均温度も上昇する傾向にある。例えば、連続使用中のノートパソコンや車載用機器では80℃以上に達することもある。常温での使用を前提とした従来のFPC材料は、使用環境温度が50〜80℃に上昇すると、接着剤層の熱劣化により、接着性等の性能が低下する課題があった。
一方、環境への影響が社会問題として重要視される中、電気・電子製品に要求される難燃性規制は、人体に対する安全性を考慮したより高い安全性に移行しつつある。すなわち電気・電子製品は単に燃えにくいだけでなく、有害ガスや発煙の発生が少ないことが要望されている。従来、電子部品を搭載するガラスエポキシ基板、銅張積層板、フレキシブルプリント配線基板、封止材において、火災防止・遅延などの安全性の理由から、難燃剤としてテトラブロモビスフェノールAを中心とする誘導体(臭素化エポキシ樹脂等)が広く一般に使用されていた。しかしながら、このような臭素化エポキシ樹脂は優れた難燃性を有するものの、熱分解により腐食性の臭素および臭化水素を発生するだけでなく、酸素存在下で分解した場合には、毒性の強いポリブロムジベンゾフランおよびポリブロムジベンゾジオキシンが生成する可能性がある。このような理由から、従来の臭素化エポキシ樹脂に変わるものとして、リン含有エポキシ樹脂を含む難燃性樹脂組成物が広く検討されている(例えば、特許文献1〜3参照)。リン含有エポキシ樹脂は、リン化合物とエポキシ樹脂とを反応させて得られるため、添加型難燃剤のようにFPC材料の耐熱性やブリード性が低下するといった問題はなく、難燃効果を発現させると共に、FPC材料の半田耐熱性、密着性に優れたハロゲンを含まない難燃性樹脂組成物である。しかしながら、このような難燃性樹脂組成物は、上述したような50〜80℃の環境温度で長時間使用すると、接着剤層の熱劣化により、銅箔との密着性が低下する課題があった。
特開2001−151990号公報
特開2001−123049号公報
特開2003−105167号公報
上記課題に鑑み、本発明は、接着性に優れ、高温環境下でも良好な接着性を維持することができる半導体装置用接着剤組成物を提供することを目的とする。
本発明は、(A)テトラゾール系化合物、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂および(C)硬化剤を含有することを特徴とする半導体装置用接着剤組成物、およびそれを用いた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルムならびに銅張積層板である。
本発明の半導体装置用接着剤組成物は、接着性に優れ、高温高湿下においても良好な接着性を維持することができる。本発明の半導体装置用接着剤組成物を用いることにより、高温高湿下における接着性に優れた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルムおよび銅張積層板を得ることができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の半導体装置用接着剤組成物(以下、接着剤組成物という)は、(A)テトラゾール系化合物、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂および(C)硬化剤を含有する。(A)成分および(B)成分を組み合わせて含有することにより、接着性が向上し、高温高湿下においても高い接着性を維持することができる。
(A)テトラゾール系化合物は、窒素4原子および炭素1原子で構成される5員環を有する化合物である。本発明に用いられる(A)テトラゾール系化合物としては、テトラゾール、テトラゾール塩、ビステトラゾール、水素原子を炭素数1〜3の低級アルキル基で置換したテトラゾール誘導体などを挙げることができる。具体的には、1H−テトラゾール、5−メチル−1H−テトラゾール、5−フェニル−1H−テトラゾール、5−アミノ−1H−テトラゾール、5,5’−ビ−1H−テトラゾール、および前記テトラゾール化合物の金属塩やアミン塩、アンモニウム塩、ピペラジン塩、グアニジン塩などの各種無機塩や有機塩などが挙げられる。また、前記1H−テトラゾール系化合物の互変異性体である2H−テトラゾール系化合物誘導体を用いてもよい。これらは単独もしくは二種類以上用いることができる。
本発明においては、前記各テトラゾール系化合物のうち、熱分解温度を高くできることから無機塩や有機塩を用いることが好ましい。高温環境下における接着性、半田耐熱性に優れる点から、5,5’−ビ−1H−テトラゾールのアミン塩が好ましい。
本発明において、(A)テトラゾール系化合物の熱分解点は300℃以上であることが好ましい。熱分解点の高いテトラゾール系化合物を含有することにより、半田耐熱性を向上させることができる。
300℃以上の熱分解点を有する、ビステトラゾール系化合物のアミン塩としては、例えば、5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ジアンモニウム(熱分解温度325〜380℃)、5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ピペラジン(熱分解温度350〜375℃)、5,5’−ビ−1H−テトラゾール・グアニジン(熱分解温度340〜370℃)を例示することができる。
本発明において、(A)テトラゾール系化合物の含有量は、接着剤組成物中1重量%以上が好ましい。また、接着剤層を形成する際の流動性の観点から10重量%以下が好ましく、5重量%以下がより好ましい。
本発明の接着剤組成物は、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂を含有する。このようなエポキシ樹脂は、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、レゾルシルジフェニルフォスフェート、フェニルホスフィン酸、ジフェニルフォスフィン酸等の従来の反応型リン系難燃剤と異なり、接着剤組成物のベースとなるエポキシ樹脂中の繰り返し単位にリンを含むものである。そのため、接着力等の調整が容易であり、また、未反応のリン化合物を残すことなくリンを樹脂マトリックス中に固定することができる。そのため、従来の反応型リン系難燃剤にくらべて吸水率がより小さく、リンの加水分解による弊害もほとんどない。
(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシドやその誘導体と、1,4−ベンゾキノン、1,2−ベンゾキノン、トルキノン、1,4−ナフトキノン等が反応して得られる化合物に、エポキシ樹脂を予め反応させたもの等が挙げられる。
リンは高い難燃効果を有する一方、吸湿性を併せ持つため、(B)成分は、含まれるリンの量が少なく、かつ、燃えにくい化学構造を有することが好ましい。本発明において、(B)成分のエポキシ樹脂は、下記一般式(1)または(2)で表される構造を繰り返し単位に有することが好ましい。
また、(B)成分中におけるリン含有量は、難燃性の観点から4重量%以上が好ましく、4.2重量%以上がより好ましい。また、得られる接着剤組成物の貯蔵安定性、溶剤溶解性の観点から、5重量%以下が好ましく、4.8重量%以下がより好ましい。
また、本発明の接着剤組成物は(C)硬化剤を含有する。硬化剤としては、例えば、芳香族ポリアミンである3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’,5,5’−テトラエチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’−ジメチル−5,5’−ジエチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、2,2’,3,3’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノベンゾフェノン、3,4,4’−トリアミノジフェニルスルホン等やフェノールノボラック樹脂などが挙げられる。また、硬化速度や接着剤膜の適度な柔軟性を調整するために、ジシアンジアミド、酸無水物系などの硬化剤を用いることもできる。また、弾性率が高い接着剤層の場合には、接着性に優れ、柔軟構造を有するジシアンジアミドを用いることが好ましい。
また、本発明の接着剤組成物中のリン含有量は、難燃性の観点から2重量%以上が好ましく、3重量%以上がより好ましい。また、硬化後の架橋密度を適度な範囲に調整する観点から10重量%以下が好ましく、7重量%以下がより好ましい。接着剤組成物中、(B)成分以外にも反応型リン化合物を含有してもかまわない。半田耐熱性、接着性、絶縁性、加工性をより向上させるために、接着剤組成物中のリンのうち12%以上が(B)成分由来のリンであることが好ましい。なお、上記リン含有量は元素分析法により測定することができる。
また、本発明の接着剤組成物中の窒素含有量は、難燃性の観点から0.5重量%以上が好ましく、1重量%以上がより好ましい。また、硬化後の吸湿性を抑えるために10重量%以下が好ましく、8重量%以下がより好ましい。なお、上記窒素含有量は元素分析法により測定することができる。
また、本発明の接着剤組成物は、必要に応じてリンを含有しないエポキシ樹脂、フェノール樹脂、硬化促進剤、エラストマーなどを含有してもよい。
リンを含有しないエポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するものなら特に制限されず、例えば、ビスフェノールF、ビスフェノールA、ビスフェノールS、レゾルシノール、ジヒドロキシナフタレン、ジシクロペンタジエンジフェノール等のジグリシジルエーテル、エポキシ化フェノールノボラック、エポキシ化クレゾールノボラック、エポキシ化トリスフェニロールメタン、エポキシ化テトラフェニロールエタン、エポキシ化メタキシレンジアミン、シクロヘキサンエポキサイド等の脂環式エポキシ等が挙げられる。具体的には、YD−128(東都化成(株)製)、“エピコート”(登録商標)828、“エピコート”(登録商標)180(油化シェルエポキシ(株)製)等が例示できる。
フェノール樹脂としては、ノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂等の公知のフェノール樹脂が挙げられる。例えば、フェノール、クレゾール、p−t−ブチルフェノール、ノニルフェノール、p−フェニルフェノール等のアラルキル置換フェノール、テルペン、ジシクロペンタジエン等の環状アルキル変性フェノール、ニトロ基、シアノ基、アミノ基等のヘテロ原子を含む官能基を有するもの、ナフタレン、アントラセン等の骨格を有するもの、ビスフェノールF、ビスフェノールA、ビスフェノールS、レゾルシノール、ピロガロール等の多官能性フェノール、メラミン変性又はトリアジン変性フェノール等の窒素含有フェノールからなる樹脂が挙げられる。
また、硬化促進剤としては、三フッ化ホウ素トリエチルアミン錯体等の三フッ化ホウ素のアミン錯体、2−アルキル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−アルキルイミダゾール等のイミダゾール誘導体、無水フタル酸、無水トリメリット酸等の有機酸、ジシアンジアミド等が挙げられる。これらを単独または2種以上用いてもよい。
エラストマーとしては、アクリルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、カルボキシル基含有アクリロニトリルブタジエンゴム(以下NBR−Cと称する)等の変性タイプを挙げることができる。例えば、NBR−Cの例として、アクリロニトリルとブタジエンを約10/90〜50/50のモル比で共重合した共重合ゴムの末端基をカルボキシル化したもの、あるいはアクリロニトリル、ブタジエンとアクリル酸、マレイン酸などのカルボキシル基含有重合性単量体の三元共重合ゴムなどが挙げられる。具体的なNBR−Cとしては、PNR−1H(日本合成ゴム(株)製)、“ニポール”(登録商標)1072J、“ニポール”(登録商標)DN612、“ニポール”(登録商標)DN631J(以上日本ゼオン(株)製)、“ハイカー”(登録商標)CTBN(BFグッドリッチ社製)等が挙げられる。NBR−Cの含有量は、接着剤組成物中の全エポキシ樹脂100重量部に対し、16.7重量部以上が好ましい。また、半田耐熱性の観点からは200重量部以下が好ましい。
本発明の接着剤組成物は、イミダゾールシランを含有することが好ましい。イミダゾールシランを含有することにより、耐熱性、金属表面に対する防錆効果、金属との接着性を向上させることができる。また、必要に応じて、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシランなどを含有してもよい。
さらに上記成分以外に必要に応じて無機粒子を含有してもよい。無機粒子としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、カルシウム・アルミネート水和物等の金属水酸化物や、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、シリカ、アルミナ、酸化ジルコニウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、酸化チタン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化クロム、タルク等の金属酸化物、アルミニウム、金、銀、ニッケル、鉄等の金属微粒子、あるいはカーボンブラック、ガラスが挙げられるが、特に難燃性の点で水酸化アルミニウムが好ましい。これらを単独または2種以上用いてもよい。無機粒子の平均粒径は透明性と分散安定性を考慮すると、0.2〜5μmが好ましい。ここで、平均粒径はレーザー回析散乱法等で求めた粒度分布において、累積重量が50%となる径を指す。また、含有量はNBR−C100重量部に対して30〜300重量部が適当である。
また、接着剤組成物の特性を損なわない範囲で酸化防止剤、イオン補足剤、メラミンおよびその誘導体、各種リン酸エステルなどのリン化合物、ホスファゼン系化合物などのリン窒素含有化合物、シリコーン系化合物の有機、無機成分を添加することは何ら制限されるものではない。上記各種リン酸エステルなどのリン化合物として具体的には、“アデカスタブ“PFR、FP−600、FP−700(以上(株)ADEKA製)、SP−703、SP−670(以上四国化成工業(株)製)、PX−200、CR−733S、CR−741(以上大八化学工業(株)製)等が挙げられる。
次に、本発明の半導体装置用接着剤シート(以下、接着剤シートという)について説明する。本発明の接着剤シートは、本発明の接着剤組成物から形成される接着剤層と、少なくとも1層の剥離可能な保護フィルムを有する。
剥離可能な保護フィルムとしては接着剤層およびそれを用いたカバーレイフィルムの形態を損なうことなく剥離できれば特に限定されない。例えば、シリコーンあるいはフッ素化合物のコーティング処理を施したポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、およびこれらをラミネートした紙が挙げられる。
接着剤シートの構成例としては、例えば、剥離可能なポリエステル保護フィルム(12.5〜150μm)/接着剤層(10〜100μm)/剥離可能なポリエステル保護フィルム(12.5〜150μm)等が挙げられる。また、それぞれの保護フィルムの接着剤層に対する剥離力をF1、F2(F1>F2)としたとき、F1−F2は好ましくは5N/m以上、さらに好ましくは10N/m以上である。F1−F2が5N/m以上であれば、一方の保護フィルムを安定して剥離することができる。また、剥離力F1、F2はいずれも1〜200N/mが好ましく、より好ましくは3〜150N/m、さらに好ましくは3〜100N/mである。
保護フィルムは、加工時に視認性のため、例えば顔料により着色が施されていてもよい。これにより、先に剥離する側の保護フィルムが簡便に認識できるため、誤使用を避けることができる。
次に、本発明のカバーレイフィルムについて説明する。本発明のカバーレイフィルムは、絶縁性フィルムと、本発明の接着剤組成物から形成される接着剤層と、剥離可能な保護フィルムとをこの順に有する。絶縁性フィルムとしては、ポリイミド、ポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、アラミド、ポリカーボネート、ポリアリレート等のプラスチックからなるフィルムが挙げられ、複数のフィルムを積層してもよい。絶縁性フィルムの厚さは5〜200μmが好ましい。また、必要に応じて加水分解、コロナ放電、低温プラズマ、物理的粗面化、易接着コーティング処理等の表面処理を施したものでもよい。
本発明のカバーレイフィルムの主な構成としては、例えば、ポリイミドフィルムまたはアラミドフィルム等の絶縁性フィルム(12.5〜125μm)/接着剤層(5〜50μm)/剥離可能な保護フィルム(12.5〜125μm)が挙げられる。
次に、本発明の銅張積層板について説明する。本発明の銅張積層板は、絶縁性フィルムと、本発明の接着剤組成物から形成される接着剤層と、銅箔とをこの順に有する。絶縁性フィルムとしては、前記カバーレイフィルムの絶縁性フィルムとして例示したものを用いることができる。銅箔は、一般的に圧延銅箔、電解銅箔等を用いることができるが、得られる銅張積層板の屈曲特性をより安定させる観点から、圧延銅箔が好ましい。本発明の銅張積層板の主な構成としては、例えば、片面品:銅箔(9〜35μm)/接着剤層(5〜20μm)/ポリイミドフィルム(12.5〜125μm)、両面品:銅箔(9〜35μm)/接着剤層(5〜20μm)/ポリイミドフィルム(12.5〜125μm)/接着剤層(5〜20μm)/銅箔(9〜35μm)等が挙げられる。
次に、本発明の接着剤シートから得られるテープオートメーティッドボンディング(TAB)用接着剤付きテープについて説明する。TAB用接着剤付きテープとしては、剥離可能なポリエステル保護フィルム(12.5〜150μm)/接着剤層(5〜200μm)/剥離可能なポリエステル保護フィルム(12.5〜150μm)等を所定の規格幅(29.7〜60.6mm)にスリットした接着剤シートを、幅35〜70mmの規格幅の絶縁性フィルムの中央部に100〜160℃、10N/cm、5m/分の条件で熱ロールラミネートして作製されたもの等が例示される。
次に、本発明の接着剤シート、銅張積層板、カバーレイフィルムおよびそれを用いたテープオートメーティッドボンディング(TAB)用接着剤付きテープの製造方法について、例を挙げて説明する。
(1)半導体装置用接着剤シートの作製:本発明の接着剤組成物を溶剤に溶解した塗料を、両面ともに離型処理を行ったポリエステルフィルム上に塗布、乾燥し、接着剤層を形成する。接着剤層の膜厚は10〜100μmが好ましい。乾燥条件は、一般的に100〜200℃、1〜5分である。溶剤は特に限定されないが、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族系、メチルエチルケトン、メチルエチルイソブチルケトン(MIBK)等のケトン系、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、Nメチルピロドリン等の非プロトン系極性溶剤を挙げることができる。これらを2種以上用いてもよい。
乾燥した接着剤層上に、さらに高い離型性を有するポリエステルあるいはポリオレフィン系の保護フィルムをラミネートして、本発明の接着剤シートを得る。さらに接着剤厚みを増す場合は、接着剤層を複数回積層すればよい。また、必要により、ラミネート後に、例えば40〜100℃で1〜200時間程度エージングして接着剤層の硬化度を調整してもよい。
(2)銅張積層板の作製:本発明の接着剤組成物を溶剤に溶解した接着剤溶液を作製する。溶剤としては、MEK(メチルエチルケトン)、MIBK(メチルイソブチルケトン)、CB(クロロベンゼン)、BA(ベンジルアルコール)等が挙げられる。この接着剤溶液をバーコータで、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン(株)製“カプトン”(登録商標)100V−P)に約10μmの乾燥厚さとなるように塗布し、150℃で5分間乾燥し、接着剤層を形成する。この接着剤層に、シリコーン離型剤付きの厚さ25μmのポリエステルフィルムをラミネートして接着剤シートを得る。その後、前記接着剤シートのポリエステルフィルムをはがして、1/2ozの圧延銅箔の非光沢面に100℃、2.7MPaでラミネートし、その後エアオーブン中で、150℃×5時間の加熱を行い、銅張積層板を作製する。両面銅張積層板を作製する場合は、前記のように片面接着剤シートを作製した後、反対側の面に再度同様に接着剤層を形成して両面接着剤シートを作製し、その両面に銅箔をラミネートすればよい。
(3)カバーレイフィルムの作製:上記(2)と同様の方法で作製した接着剤溶液を用いて、バーコータで、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン(株)製“カプトン”(登録商標)100V−P)に約30μmの乾燥厚さとなるように塗布し、150℃で5分間乾燥し、接着剤層を形成する。この接着剤層に、シリコーン離型剤付きの厚さ25μmのポリエステルフィルムをラミネートしてカバーレイフィルムを得る。その後、接着剤の浸みだし量が適正になるように50℃、20〜50時間のエージングを施し、接着剤層の硬化度を調整することが一般的である。
(4)テープオートメーティッドボンディング(TAB)用接着剤付きテープの作製:ポリイミド等の絶縁性フィルムに接着剤組成物溶液をコーティング法により塗工、乾燥して接着剤層を形成した後、所定の幅にスリットし、接着剤付きテープを得る。また、離型性を付与したポリエステルフィルム等の保護フィルム上に接着剤組成物溶液をコーティング法により塗工、乾燥して接着剤層を形成した後、29.7〜60.6mmの規格幅にスリットした接着剤付きテープを、幅35〜70mmの規格幅の絶縁性フィルムの中央部に100〜160℃、10N/cm、5m/分の条件で熱ロールラミネートする方法でTAB用接着剤付きテープ形状として用いてもよい。
本発明の接着剤シート、カバーレイフィルム、銅張積層板の用途としては、例えば、銅張積層板およびカバーレイフィルムからなるフレキシブルプリント回路基板、複数のフレキシブルプリント回路基板を接着剤シートを用いて積層した多層銅張ポリイミドフィルム回路基板や、リジッド積層板とフレキシブルプリント回路基板を接着剤シート等を用いて積層したフレックスリジッド回路基板、TAB用基板、各種パーケージ用途(CSP、BGA)などが挙げられる。
以下に、一般的なTAB用基板の製造方法および半導体接続用回路基板の製造方法について、例を挙げて説明する。
(5)TAB用基板の製造方法例
上記(4)に記載の方法で得られたTAB用接着剤付きテープに、3〜35μmの電解または圧延銅箔を、110〜180℃、30N/cm、1m/分の条件でラミネートする。必要に応じてエアオーブン中で、80〜300℃、1〜24時間段階的加熱硬化処理を行い、TAB用基板を作製する。この際に、銅箔張り合わせ前にTAB用接着剤付きテープにデバイス孔およびハンダボール孔を穿孔してもよい。
上記(4)に記載の方法で得られたTAB用接着剤付きテープに、3〜35μmの電解または圧延銅箔を、110〜180℃、30N/cm、1m/分の条件でラミネートする。必要に応じてエアオーブン中で、80〜300℃、1〜24時間段階的加熱硬化処理を行い、TAB用基板を作製する。この際に、銅箔張り合わせ前にTAB用接着剤付きテープにデバイス孔およびハンダボール孔を穿孔してもよい。
(6)半導体接続用回路基板の製造方法例
上記(2)に記載の方法で得られた銅張積層板、(5)に記載の方法で得られたTAB用基板の銅箔面に常法によりフォトレジスト膜形成、エッチング、レジスト剥離、電解金メッキ、ソルダーレジスト膜形成を行い、半導体接続用回路基板を作製する。
上記(2)に記載の方法で得られた銅張積層板、(5)に記載の方法で得られたTAB用基板の銅箔面に常法によりフォトレジスト膜形成、エッチング、レジスト剥離、電解金メッキ、ソルダーレジスト膜形成を行い、半導体接続用回路基板を作製する。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例の説明に入る前に銅張積層板の各評価方法について述べる。
(1)各特性の評価方法
A.剥離強度(ピール)
JIS−C6481に準拠して行った。銅張積層板にエッチングにより2mm幅の銅箔パターンを作製し、テンシロン(オリエンテック(株)製、UTM−11−5HR型)を用いて2mm幅の銅箔を90度方向に引き剥がした場合の強度を測定した(引張速度:50mm/分)。
B.半田耐熱性
JIS−C6481に準拠した方法で行った。銅張積層板を20mm角にカットし、40℃、90%RHの雰囲気下で24時間調湿した後、すみやかに所定の温度の半田浴上に30秒浮かべ、ポリイミドフィルムの膨れおよび剥がれのない最高温度を測定した。
C.難燃性
銅張積層板の銅箔を全面エッチングしたサンプルを作製し、評価方法はUL94難燃性試験に準拠した。
D.耐熱剥離強度(耐熱ピール)
銅張積層板を170℃で5時間加熱処理した後、上記Aと同様に剥離強度を測定した。
A.剥離強度(ピール)
JIS−C6481に準拠して行った。銅張積層板にエッチングにより2mm幅の銅箔パターンを作製し、テンシロン(オリエンテック(株)製、UTM−11−5HR型)を用いて2mm幅の銅箔を90度方向に引き剥がした場合の強度を測定した(引張速度:50mm/分)。
B.半田耐熱性
JIS−C6481に準拠した方法で行った。銅張積層板を20mm角にカットし、40℃、90%RHの雰囲気下で24時間調湿した後、すみやかに所定の温度の半田浴上に30秒浮かべ、ポリイミドフィルムの膨れおよび剥がれのない最高温度を測定した。
C.難燃性
銅張積層板の銅箔を全面エッチングしたサンプルを作製し、評価方法はUL94難燃性試験に準拠した。
D.耐熱剥離強度(耐熱ピール)
銅張積層板を170℃で5時間加熱処理した後、上記Aと同様に剥離強度を測定した。
実施例1
テトラゾール系化合物(永和化成工業(株)製“セルテトラ”BHT−PIPE、窒素含有率62.5%)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製、Ep834)、リン含有エポキシ樹脂(東都化成(株)製、ZX−1548−4、リン含有率4%)、カルボキシル化NBR(日本合成ゴム(株)製、PNR−1H)、硬化剤(4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’DDS)、難燃剤(大塚化学(株)製、SPB−100、リン含有率13%、窒素含有率6%)を表1の組成比(単位:固形分重量部)となるように加え、ベンジルアルコールを加えて3Pa・s以下に調整した後、30℃で攪拌、混合して接着剤溶液を作製した。この接着剤溶液をバーコーダーで、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン(株)製“カプトン”(登録商標)100V−P)に約10μmの乾燥厚みとなるように塗布し、150℃で5分間乾燥し、シリコーン離型剤付きの厚さ25μmのポリエステルフィルムをラミネートして接着剤シートを得た。同作業をもう一度繰り返すことによって得た両面銅張積層板用接着剤シートに、1/2ozの圧延銅箔(日鉱グールド・フォイル(株)製、BHY箔)の非光沢面を合わせるようにラミネートし、銅張積層板を作製した。得られた銅張積層板の特性を表1に示す。
テトラゾール系化合物(永和化成工業(株)製“セルテトラ”BHT−PIPE、窒素含有率62.5%)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製、Ep834)、リン含有エポキシ樹脂(東都化成(株)製、ZX−1548−4、リン含有率4%)、カルボキシル化NBR(日本合成ゴム(株)製、PNR−1H)、硬化剤(4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’DDS)、難燃剤(大塚化学(株)製、SPB−100、リン含有率13%、窒素含有率6%)を表1の組成比(単位:固形分重量部)となるように加え、ベンジルアルコールを加えて3Pa・s以下に調整した後、30℃で攪拌、混合して接着剤溶液を作製した。この接着剤溶液をバーコーダーで、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン(株)製“カプトン”(登録商標)100V−P)に約10μmの乾燥厚みとなるように塗布し、150℃で5分間乾燥し、シリコーン離型剤付きの厚さ25μmのポリエステルフィルムをラミネートして接着剤シートを得た。同作業をもう一度繰り返すことによって得た両面銅張積層板用接着剤シートに、1/2ozの圧延銅箔(日鉱グールド・フォイル(株)製、BHY箔)の非光沢面を合わせるようにラミネートし、銅張積層板を作製した。得られた銅張積層板の特性を表1に示す。
実施例2〜5、比較例1〜3
表1に示した原料および組成比(単位:固形分重量部)で調合した接着剤を用い、実施例1と同様に銅張積層板を作製した。得られた銅張積層板の特性を表1に示す。
表1に示した原料および組成比(単位:固形分重量部)で調合した接着剤を用い、実施例1と同様に銅張積層板を作製した。得られた銅張積層板の特性を表1に示す。
なお表1に記載した各成分は次のとおりである。
BHT−PIPE:5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ピペラジン(永和化成工業(株)製、窒素含有率62.5%)
BHT−2NH3:5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ジアンモニウム(永和化成工業(株)製、窒素含有率81.4%)
1H−TZ:1H−テトラゾール(東京化成工業(株)製、窒素含有率79.9%)
ZX−1548−4:リン含有エポキシ樹脂(東都化成(株)製、リン含有率4%)
Ep834:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製)
PNR−1H:カルボキシル化NBR(日本合成ゴム(株)製)
SPB−100:ホスファゼン(大塚化学(株)製、リン含有率13%、窒素含有率6%)
4,4’DDS:4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化(株)製)
BHT−PIPE:5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ピペラジン(永和化成工業(株)製、窒素含有率62.5%)
BHT−2NH3:5,5’−ビ−1H−テトラゾール・ジアンモニウム(永和化成工業(株)製、窒素含有率81.4%)
1H−TZ:1H−テトラゾール(東京化成工業(株)製、窒素含有率79.9%)
ZX−1548−4:リン含有エポキシ樹脂(東都化成(株)製、リン含有率4%)
Ep834:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製)
PNR−1H:カルボキシル化NBR(日本合成ゴム(株)製)
SPB−100:ホスファゼン(大塚化学(株)製、リン含有率13%、窒素含有率6%)
4,4’DDS:4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化(株)製)
表1の実施例1〜5、比較例1〜3から、本発明の銅張積層板は、接着性および高温環境下における接着性に優れていることがわかる。
Claims (8)
- (A)テトラゾール系化合物、(B)繰り返し単位にリンを含有するエポキシ樹脂および(C)硬化剤を含有することを特徴とする半導体装置用接着剤組成物。
- 前記(A)テトラゾール系化合物の熱分解点が300℃以上であることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置用接着剤組成物。
- 前記(A)テトラゾール系化合物が、ビステトラゾール系化合物のアミン塩を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置用接着剤組成物。
- 半導体装置用接着剤組成物中のリン含有量が2〜10重量%であり、窒素含有量が0.5〜10重量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置用接着剤組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置用接着剤組成物から形成される接着剤層と、少なくとも1層の剥離可能な保護フィルムを有する半導体装置用接着剤シート。
- 絶縁性フィルムと、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置用接着剤組成物から形成される接着剤層と、剥離可能な保護フィルムとをこの順に有することを特徴とするカバーレイフィルム。
- 絶縁性フィルムと、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置用接着剤組成物から形成される接着剤層と、銅箔とをこの順に有することを特徴とする銅張積層板。
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-
2007
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