JP2008227795A - ストリーム受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像コンテンツの再生位置の取得、表示を、映像ストリームに再生位置を示す特別な情報を挿入することなく実現する。
【解決手段】再生モード管理部120は、リモコン信号受信部121を介して、ストリームの再生指示を受けると、ビデオサーバ制御部119にビデオサーバよりストリームを取得させ、多重分離部112に、ビデオサーバより取得したストリームからタイムスタンプを抽出させ、再生位置テーブル取得手段118に、再生位置テーブルサーバより、ストリームに多重されたタイムスタンプと映像コンテンツの再生位置との対応を示す再生位置テーブルを取得させ、再生位置計算部116に、多重分離部112が抽出したタイムスタンプを再生位置テーブル取得手段118が取得した再生位置テーブルに照会してストリームの再生位置を求めるよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル符号化された映像・音声などを含むストリームを受信し、復号、表示する、ストリーム受信装置に関し、特に、ストリームの再生位置を取得する技術に関する。
ブロードバンドの普及などによって、映像コンテンツをユーザの見たいときに視聴できるビデオオンデマンド(Video on Demand、以下、VODと記す)が普及してきている。ユーザが映像コンテンツを視聴する場合、現在、映像コンテンツのどの位置(先頭からの経過時間)を再生しているのかを表示することが、ユーザの利便性のために必要である。
地上デジタル放送などのいわゆる放送の場合は、映像コンテンツは放送局のスケジュールに従って送信されるため、受信装置は、送信スケジュール(番組表)と現在時刻さえ分かれば、各映像コンテンツの再生位置(映像コンテンツ先頭からの経過時間)を知ることができる。しかし、VODの場合はユーザの見たいタイミングで視聴を開始できるため、現在時刻だけでは再生位置を知ることができない。
従来の技術を用いて再生位置を取得する方法として、次のようなものがあった。
デジタル放送と同様、IP(Internet Protocol)ストリーミングでもMPEG2規格のトランスポートストリーム(Tranport Stream、以下MPEG2−TS、又はTSストリームと記す。)が用いられる場合が多い。TSストリームにはPCR(Program Clock Reference)と呼ばれるタイムスタンプが多重されており、その増加速度は1秒間あたり2700万カウント(27MHz)と一定であるため、この値を監視することにより、再生位置を知る方法が考えられる。しかし、PCRは一般的に不連続になることが許容されているため、PCRの値だけでは、必ずしもTSストリームの再生位置を知ることはできない。
また、地上デジタル放送やBSデジタル放送では、データ放送における同期を行う目的で、PCRと、コンテンツの再生位置を示すNPT(Normal Play Time)との関係が、周期的に多重されている(特許文献1を参照)。これは、NPT参照記述子として、データ放送のデータの中に挿入されており、挿入時点でのPCRとNPTとの関係が記述されている。PCRの不連続があれば、PCRとNPTの関係が更新されるため、受信機はPCRを取得してNPT参照記述子に照会することにより、NPTを知ることができる。この技術は、本来はデータ放送における各モノメディアの同期を行う目的で用いられているものであるが、VODの場合でも、このしくみを利用すれば、映像コンテンツの再生位置を取得、表示することが可能である。
特開2002−280980号公報
しかしながら、IPストリーミングによるVODでは映像・音声のみのサービスが主流であり、データ放送に対応していない場合が多い。そのため、既にVODサービスを行っていて膨大な数のTSストリームを保有している事業者の場合でも、TSストリームにNPT参照記述子が多重されていない場合が多い。そのため、従来技術を適用する場合、既に作成済みの膨大なTSストリームすべてにNPT参照記述子を周期的に挿入するという作業が必要である。また、NPT参照記述子の挿入のためには、一般にデータ放送に対応した高価な放送用の設備が必要であり、デジタル放送を行っていない一般のIPストリーミングサービス事業者にとって導入が困難という課題がある。
本発明は、上記のような問題を解決することを目的とし、既に作成済みの映像ストリームに特別なデータを挿入する必要がなく、基本的な構成のTSストリームを受信する場合でも、ストリームの再生位置を取得することが可能な、ストリーム受信装置を提供する。
本発明のストリーム受信装置は、映像信号を含むストリームに多重された時刻情報と前記映像信号の再生位置との対応を示す再生位置テーブルを取得する再生位置テーブル取得手段と、前記ストリームから前記時刻情報を抽出する多重分離手段と、前記時刻情報と前記再生位置テーブルから前記ストリームの再生位置を求める再生位置計算手段とを有する。これにより、ストリームに再生位置を表す特別なデータを挿入することなく、映像コンテンツの再生位置を取得することができる。また、PCRとNPTの関係をストリームに繰り返し多重する従来の方式と比べて、データ量を大幅に削減することができる。
また、本発明のストリーム受信装置における前記再生位置テーブルは、前記時刻情報の増加速度と前記再生位置の増加速度の関係を示す情報を含むことができる。これにより、通常速度以外の再生モードのストリームの場合でも、再生位置を取得することができる。
また、本発明のストリーム受信装置は、ユーザの操作に応じて前記映像コンテンツの再生モードを切り替える再生モード管理手段をさらに有し、前記再生モード管理手段は、ユーザより再生モードの切り替え通知を受けると、前記再生位置テーブル取得手段に前記再生モードのそれぞれに対応した複数の再生位置テーブルを取得させ、前記再生位置計算手段に、前記複数の再生位置テーブルの中から、前記再生モードに対応した再生位置テーブルを選択させる構成とすることができる。これにより、再生モード毎に別のストリームが送られる場合でも、正しい再生位置を取得することができる。
本発明のストリーム受信装置は、既に作成済みの映像ストリームに新たなデータを挿入するなどの加工を加えることなく、受信機で再生位置を表示させることができる。また、PCRとNPTの関係をストリームに繰り返し多重する従来方式と比べて、データ量を大幅に削減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
[ストリーム受信装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1におけるストリーム受信装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のストリーム受信装置100は、IPネットワークに接続するための通信インタフェース110を有する。通信インタフェース110は、Ethernet(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna Television)モデムなどのインタフェースを用いて、IPプロトコルによる双方向の通信を外部と行う。
ストリーム受信装置100は、通信インタフェース110を介してTSストリームを受信するストリーム受信部111、TSストリームに含まれる映像・音声データとPCRを分離する多重分離部112、PCRを初期値としてカウントアップするカウンタ115、カウンタ115の値と再生位置テーブルとを照会することによってTSストリームの再生位置を求める再生位置計算部116、再生位置を画面に表示する再生位置表示部117、カウンタ115で示される時刻に従って映像・音声データを復号する復号部113、復号された映像と再生位置の表示を合成する画面合成部114を有する。
また、ストリーム受信装置100は、通信インタフェース110を介して再生位置テーブルを取得する再生位置テーブル取得部118を有する。再生位置テーブルは、TSストリームに多重されているタイムスタンプとしてのPCRと、TSストリームの再生位置を表すNPTとの対応表を含んでいる。
また、ストリーム受信装置100は、リモコン信号を受信するリモコン信号受信部121、リモコン信号によってTSストリームの再生モード(通常再生、早送り、早戻しなど)を切り替える再生モード管理部120、再生モードに応じた送信要求をビデオサーバに送信するビデオサーバ制御部119とを有する。
ストリーム受信装置としては、テレビ、ケーブルテレビ、パソコン、STB(Set Top Box)、携帯端末などがある。
[TSストリームの構成]
図2に、TSストリームのフォーマットの概略を示す。TSストリーム700は、MPEG2規格のTS形式であり、TSパケット701と呼ばれる188バイトの固定長のパケットに区切られて伝送される。各TSパケット701は、ヘッダ部710とペイロード部720とを有する。ヘッダ部710は、PID(Packet ID)と呼ばれる、各TSパケットの種類を識別するための識別子を含む。PIDは、映像、音声、又は各制御データの種類ごとに、別の値が割り当てられる。
また、一部のTSパケットのヘッダ部710には、デコードの基準時刻を示すPCRと呼ばれるタイムスタンプが周期的に挿入されている。TSストリーム700には映像・音声が圧縮符号化されたデータなどが適当な大きさに分割されてTSパケット701のペイロード部720にマッピングされる。
[再生位置テーブルの構成]
まず、図3、図4を用いて、通常再生用の再生位置テーブルについて説明する。図3はTSストリームにおけるNPTとPCRの関係の概要を示す図、図4は通常再生の場合に用いられる再生位置テーブルの一例を示す。
図3に示すように、TSストリームに多重されているPCRは、一般的にTSストリーム全体を通して連続とは限らず、不連続点が存在する場合がある。そのため、そのままではTSストリームの再生位置として使うことができない。
そこで、図4に示すように再生位置テーブル401には、TSストリーム全体を、PCRが連続である区間(以下「連続区間」と呼ぶ)ごとに区切り、各連続区間における、PCRとNPTの対応関係を記述する。図3の場合には、(i)、(ii)、(iii)の3つの連続区間があるので、それぞれに対して、PCR、NPTの開始値、終了値を格納している。
なお、本実施の形態では、PCRの増加速度は前述のとおり1秒あたり2700万カウント(27MHz)であるが、これを1秒あたり9万カウント(90kHz)に換算した値を用いる。NPTも1秒あたり9万カウント(90kHz)の値を用いる。
また、図4に示すように、再生位置テーブルには、PCRの増加速度に対するNPTの増加速度の比である増加速度比が記述されており、再生位置テーブル401は通常再生用であるので、「1」と記述されている。
次に、早送り(高速再生)、早戻し(高速逆再生)用の再生位置テーブルについて、図5、図6を用いて説明する。図5は早送りの場合に用いられる再生位置テーブル、図6は早戻しの場合に用いられる再生位置テーブルの一例を示す。
ビデオサーバの構成によっては、早送りや早戻しを、通常再生用とは別の専用ストリームを予め作成しておき、蓄積装置に通常再生用ストリームとともに蓄積している場合がある。この場合、早送り用ストリーム及び早戻し用ストリームは、PCRの増加速度は通常再生用ストリームと同じであるが、PCRの増加速度に対するNPTの速度はそれぞれ異なる。従って、通常再生用ストリーム、早送り用ストリーム、早戻し用ストリームで、PCRとNPTの対応関係がそれぞれ異なるため、それぞれに対応した再生位置テーブルを用意し、受信機は再生状態によって対応表を使い分けることとする。
図5は、2倍速の早送り用ストリームに対応した再生位置テーブル402を示す。例えば、図4の通常再生用の再生位置テーブルでは、区間(i)において、PCRが10,000,000増加すると、NPTは10,000,000増加しているのに対して、図5の1つ目の区間では、PCRが5,000,000増加すると、NPTが10,000,000増加している。また、図5に示すように、PCRの増加速度に対するNPTの増加速度の比である増加速度比には、2倍速の早送りを示す「2」が記述されている。
図6は、2倍速の早戻し用ストリームに対応した再生位置テーブル403を示す。例えば、図4の通常再生用の再生位置テーブルでは、区間(i)において、PCRが10,000,000増加すると、NPTは10,000,000増加しているのに対して、図6の1つ目の区間では、PCRが25,000,000増加すると、NPTが50,000,000減少している。また、図6に示すように、PCRの増加速度に対するNPTの増加速度の比である増加速度比には、2倍速の早戻しを示す「−2」が記述されている。
[ストリーム伝送システムの構成]
図7に、本実施の形態のストリーム受信装置を含むストリーム伝送システムの一構成例を示すブロック図を示す。
本実施の形態のストリーム伝送システムは、図1に示すストリーム受信装置100からの送信要求に従って、IPネットワーク300を介してTSストリームをストリーム受信装置に送信するビデオサーバ200、ビデオサーバ200が保有するTSストリームに対応した再生位置テーブルを保有する再生位置テーブルサーバ400を有する。ビデオサーバ200が通常再生用ストリーム以外に早送り用ストリームや早戻し用ストリームを保有している場合は、再生位置テーブルサーバ400は、それぞれのストリームに対応した再生位置テーブルも保有している。また、ビデオサーバ200は、ハードディスクなどの蓄積手段210を有し、保有するTSストリームを蓄積している。
[ストリーム伝送システムの動作]
以下、図面を用いて、ストリーム伝送システムの動作について説明する。
ストリーム受信装置において、ユーザがリモコンによってTSストリームの再生を指示すると、リモコン信号受信部121はリモコン信号を検知し、再生モード管理部120にTSストリームの再生を指示する。再生モード管理部120は再生位置テーブル取得部118に対して再生対象のTSストリーム、再生モード等の情報を含んだ再生位置テーブル取得指示を出力し、ビデオサーバ制御部119に対して、再生対象のTSストリームの取得指示を出力し、再生位置計算部116に対して、再生位置の計算を行うことを指示する。
再生位置テーブル取得部118は、再生モード管理部120の指示を受け、通信インタフェース110を介して、再生位置テーブルサーバ400から該当するTSストリームに対応した再生位置テーブルを取得する。この際、通常再生用の再生位置テーブルのほかに、同じ映像コンテンツに対する早送り用の再生位置テーブルや、早戻し用の再生位置テーブルがあれば、それらも同時に取得する。更に、早送りや早戻しがそれぞれ複数段階ある場合は、それぞれの段階に対応した再生位置テーブルを取得する。本実施の形態では、該当するTSストリームに対して、再生位置テーブルが、図4の通常再生用、図5の2倍速の早送り用、図6の2倍速の早戻し用の3つ存在するとする。再生位置テーブル取得部118は、再生位置テーブルサーバ400から、再生位置テーブル401,402,403をすべて取得する。次に、再生位置テーブル取得部118は、再生モード管理部120から現在の再生モードが「通常再生」であることを通知されているので、通常再生用の再生位置テーブル401を再生位置計算部116に渡す。
ビデオサーバ制御部119は再生モード管理部120の指示を受けて、通信インタフェース110を介して、図7におけるビデオサーバ200にTSストリームの送信要求を送る。ビデオサーバ200は、蓄積手段210から再生対象のTSストリームを読み出し、IPパケットに格納し、IPネットワーク300を介して、ストリーム受信装置100に送信する。
ストリーム受信装置100のストリーム受信部111は、通信インタフェース110を介して、再生対象のTSストリームを受信し、多重分離部112はTSストリームから映像及び音声データを分離して復号部113に渡すとともに、TSストリームの各TSパケットのヘッダ部にPCRが含まれていればPCRを抽出し、その値をカウンタ115に設定する。カウンタ115はTSストリームにおけるPCRと同じ1秒あたり2700万カウント(27MHz)の速度でカウントアップする。復号部113はカウンタ115から出力される時刻に従って映像・音声データを復号し、画面合成部114に出力する。
再生位置計算部116は、再生モード管理部120の指示を受け、周期的に(例えば1秒毎に)カウンタ115の値を取得し、それを1秒あたり9万カウント(90kHz)に換算し、その値を再生位置テーブル取得部118から受け取った再生位置テーブル401に照らし合わせることによりNPTを求めて再生位置表示部117に出力し、再生位置表示部117はNPTをTSストリーム先頭からの時間(時、分、秒)に換算し、画面合成部114に出力する。画面合成部114は、復号部113から復号された映像データと再生位置表示部117から出力された時間情報を合成して表示する。
例えば、カウンタ115から出力された値が34,500,000であった場合、再生位置計算部116は、図4の通常再生用再生位置テーブルより、34,500,000は連続区間(i)の開始値から4,500,000増加した値であることから、NPT値として、連続区間(i)のNPT開始値0から4,500,000増加した4,500,000を算出する。この場合、再生位置表示部は、4,500,000をTSストリーム先頭からの時間に換算する。この場合、1秒あたり9万カウントであることから、再生位置表示部117は4,500,000カウント=50秒となるため、例えば、時刻情報「00:00:50」を画面合成部114に出力する。なお、NPT値から時刻情報を算出する方法は、周知技術であるので、これ以外の場合については、特に説明しない。
なお、合成されたデータや音声データは、ストリーム受信装置100自身で出力表示してもよいし、映像表示装置、音声装置に出力して出力表示してもよい。
次に、早送り又は早戻しの場合の動作を説明する。以下では代表として早送りの場合について説明するが、早戻しの場合の動作も同様である。
TSストリームを通常速度で再生中に、ユーザがリモコン操作で早送りを指示した場合、リモコン信号受信部121がリモコン信号を検知し、再生モード管理部120に「早送り」を指示する。再生モード管理部120はビデオサーバ制御部119に早送りを指示し、ビデオサーバ制御部119は通信インタフェース110を介して、ビデオサーバ200に早送りの送信要求を送信する。ビデオサーバ200は蓄積手段210から早送り用のTSストリームを読み出し、ストリーム受信装置100に送る。ストリーム受信装置100は、通信インタフェース110を介して、早送り用のTSストリームを受信し、多重分離部112はTSストリームから取得したPCRの値をカウンタ115に設定する。
一方、再生モード管理部121は再生位置テーブル取得部118に「早送り」を指示し、再生位置テーブル取得部121は早送りに対応した再生位置テーブル402を再生位置計算部116に渡す。再生位置計算部116は、カウンタ115の値を取得し、早送り用再生位置テーブル402に照会することにより、NPTを求め、再生位置表示部117に出力する。再生位置表示部117はNPTをTSストリーム先頭からの時間(時、分、秒)に換算し、画面合成部114に出力する。
この場合、カウンタ115から出力された値が14,500,000であった場合、再生位置計算部116は、図5の早送り再生用再生位置テーブルより、14,500,000は最初の連続区間の開始値から4,500,000増加した値であることと、増加速度比が2であることから、NPT値として、NPT開始値0から4,500,000を2倍した9,000,000をNPT値として算出する。この場合、1秒当たり9万カウントであることから、9,000,000カウント=100秒=1分40秒となるため、再生位置表示部117は、例えば、時刻情報「00:01:40」を画面合成部114に出力する。なお、NPT値から時刻情報を算出する方法は、周知技術であるので、これ以外の場合については、特に説明しない。
なお、本実施の形態では、図4、図5及び図6の再生位置テーブルに各連続区間におけるPCRとNPTの開始点及び終了点の両方を記述するとしたが、NPTについては各連続区間の終了点の値は次の連続区間の開始点と等しい値として求められ、また、PCRについては開始点の値と、対応するNPTの開始点/終了点の値、および倍率値から終了点の値を求めることができるので、再生位置テーブルの各連続区間におけるPCR及びNPTの終了点の値は省略しても良い。
また、図5、図6では、2倍速の早送り、および2倍速の早戻し用の再生位置テーブルについて示したが、それ以外の速度に対しても同様である。また、ビデオサーバが早送り、早戻し用ストリームをそれぞれ複数段階分持っている場合は、再生位置テーブルもそれぞれに応じて用意する。
また、多重分離部112が分離したPCRの値を一旦カウンタ115に設定し、再生位置計算部116はカウンタ115の値を読み取る構成としたが、多重分離部112が分離したPCRの値を直接、再生位置計算部116に渡しても、同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、IPストリーミングによるVODの場合について説明したが、それに限るわけではなく、ビデオサーバが番組編成スケジュールに従ってTSストリームを送信するような放送形態の場合にも適用することができる。
本発明のストリーム受信装置は、IPネットワークなどを介して、映像コンテンツを伝送するストリーム伝送システムにおける受信機として有用である。
本発明の実施の形態1のストリーム受信装置の構成を示すブロック図 TSストリームの概要を示す図 TSストリームにおけるPCRとNPTの関係を示す図 通常再生用の再生位置テーブルの一例を示す図 早送り用の再生位置テーブルの一例を示す図 早戻し用の再生位置テーブルの一例を示す図 ストリーム伝送システムの一構成例を示すブロック図
符号の説明
100 ストリーム受信装置
110 通信インタフェース
111 ストリーム受信部
112 多重分離部
113 復号部
114 画面合成部
115 カウンタ
116 再生位置計算部
117 再生位置表示部
118 再生位置テーブル取得部
119 ビデオサーバ制御部
120 再生モード管理部
121 リモコン信号受信部

Claims (3)

  1. 映像信号を含むストリームに多重された時刻情報と前記映像信号の再生位置との対応を示す再生位置テーブルを取得する再生位置テーブル取得手段と、
    前記ストリームから前記時刻情報を抽出する多重分離手段と、
    前記時刻情報と前記再生位置テーブルから前記ストリームの再生位置を求める再生位置計算手段とを有するストリーム受信装置。
  2. 前記再生位置テーブルは前記時刻情報の増加速度と前記再生位置の増加速度の関係を示す情報を含むことを特徴とする請求項1記載のストリーム受信装置。
  3. ユーザの操作に応じて前記映像コンテンツの再生モードを切り替える再生モード管理手段をさらに有し、
    前記再生モード管理手段は、ユーザより再生モードの切り替え通知を受けると、
    前記再生位置テーブル取得手段に前記再生モードのそれぞれに対応した複数の再生位置テーブルを取得させ、
    前記再生位置計算手段に、前記複数の再生位置テーブルの中から、前記再生モードに対応した再生位置テーブルを選択させることを特徴とする請求項2記載のストリーム受信装置。
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