JP2008225895A - Ocrシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】誤った取引人情報に基づく振込情報の生成を低減し得るOCRシステムを提供する。
【解決手段】帳票に記入された文字を文字認識して認識文字情報を生成し、帳票のイメージデータを取得し、認識文字情報をイメージデータと共に照合させるべく修正可能にディスプレイに表示させる。照合処理後の認識文字情報に含まれる取引人情報を照合に利用すべく生成・登録し、他の帳票から得た認識文字情報に含まれる取引人情報と登録取引人情報とが一致するか否かを判定し、かつ所定回数以上一致すると該登録取引人情報に照合可情報を付与し、一致すると判定された登録取引人情報に照合可情報が付与されているか否かを判定し、照合可情報が付与されている時他の帳票から取得した認識文字情報及びイメージデータを照合一致情報を付与して照合用端末に送信し、未付与の場合は照合不一致情報を付与して照合用端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、振込依頼書に手書き等で記入された文字をOCR装置で読み取り、読み取った文字に基づいて生成した振込情報を振込取引を実行するホストに送信するOCRシステムに関する。
従来、金融機関で導入されているOCRシステムでは、例えば引用文献1に開示されているように、まず、各営業店において、振込依頼書をFAXを用いて読み取ってイメージデータを生成し、このイメージデータを処理センターに設置されたサーバに送信する。次に、処理センターにおいて、サーバで受信したイメージデータに含まれた文字をOCR(Optical Character Reader)装置を用いて光学的に読み取って文字認識し、照合用端末のディスプレイにイメージデータ及び認識文字を表示し、オペレータがこのイメージデータ及び認識文字を目視で比較し、文字の誤記入や誤認識があると、認識文字に修正を加え、依頼人の情報、受取人の情報、振込金額などを示す振込情報を生成する。照合用端末で生成された振込情報は、ホストに送信される。
ところで、上記システムでは、次回以降の取引処理の照合に用いるために依頼人の情報(依頼人識別番号、依頼人名など)と、受取人の情報(銀行名、支店名、科目、口座番号、受取人名など)とを照合用の取引人情報として上記サーバに記憶している。
そして、再び同一依頼人からの振込依頼があると、照合用端末は、依頼人識別番号に基づいてサーバから対応する取引人情報を取り込み、受信したイメージデータと取引人情報とをディスプレイ上に表示するので、オペレータが表示された取引人情報に基づいて照合処理を行うことができる。
特開2003−115029号公報
しかしながら、上記システムでは、振込取引が正常に終了したか否かとは無関係に単にサーバに取引人情報を記憶させるため、依頼人からの初めての振込依頼時に振込依頼書の誤記入や誤認識をオペレータが気付かない場合、サーバには誤った取引人情報が保持されてしまう。このため、再び同一依頼人からの振込依頼がある場合に誤認識等が生じていると、照合用端末のディスプレイ上には誤認識文字と同一の誤った取引用情報が表示される。一方、オペレータは、表示された取引人情報が正しいという先入観があるので、この誤った取引人情報に基づいて再び誤った振込情報を生成してしまうことがあった。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、誤った取引人情報に基づく振込情報の生成を低減し得るOCRシステムを提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
本発明のOCRシステムは、帳票に記入された文字を文字認識して認識文字情報を生成する文字認識部と、帳票のイメージデータを取得するイメージデータ取得部と、認識文字情報をイメージデータと共に照合させるべく修正可能にディスプレイに表示させる照合用端末と、照合処理後の認識文字情報に含まれる取引人情報を照合に利用すべく生成する取引人情報生成部と、生成した取引人情報を登録するための記憶部とを備えるOCRシステムにおいて、他の帳票から得た認識文字情報に含まれる取引人情報と記憶部の登録取引人情報とが一致するか否かを判定し、かつ所定回数以上一致すると該登録取引人情報に照合可情報を付与する登録取引人情報管理部と、一致すると判定された登録取引人情報に照合可情報が付与されているか否かを判定する照合判定部と、照合可情報が付与されていると判定すると他の帳票から取得した認識文字情報及びイメージデータを照合一致情報を付与して照合用端末に送信し、照合可情報が未付与と判定すると認識文字情報及びイメージデータを照合不一致情報を付与して照合用端末に送信する制御部とを含むことを特徴とする。
照合用端末は、照合一致情報が付与された認識文字情報及びイメージデータを受けた場合、ディスプレイに認識文字情報及びイメージデータを取引人情報を除いて表示し、照合不一致情報が付与された認識文字情報及びイメージデータを受けた場合、ディスプレイに認識文字情報及びイメージデータを表示することを特徴とする。
本発明によれば、誤った取引人情報に基づく振込情報の生成を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について実施例を用いて詳細に説明する。
<実施例の構成>
本発明のOCRシステムは、図1に示すように、営業店側に設置されている読取装置100と、該読取装置100とネットワーク10を介して接続されているサーバ200と、サーバ200とネットワーク20を介して接続されている照合用端末300及びホスト400とを備える。ここで、本発明のOCRシステムは、例えば金融機関に導入され、為替取引などの振込処理に用いられる。
ところで、説明を簡便に行うべく、図1には、1台の照合用端末300がネットワーク20に接続された構成が示されているが、ネットワーク20には照合用端末300と同様の機能を有する多数の照合用端末が接続されている。
読取装置100は、振込依頼書1を光学的に読み取り、イメージデータとして出力する装置である。ここで、読取装置100は、各営業店に設置された例えばFAXであり、送信機能を用いて読み取ったイメージデータをサーバ200に送信する。
サーバ200は、照合用端末300と共に処理センター内に設置されており、ネットワーク10及びネットワーク20に接続されている通信部201と、サーバ全体を制御する制御部202と、一時記憶部203と、イメージデータ記憶部204と、記載領域切出部205と、OCR206と、登録取引人情報記憶部207と、登録取引人情報管理部208と、照合判定部209とを備える。
イメージデータ記憶部204は、読取装置100からのイメージデータを記憶するための記憶部であり、制御部202の制御により、取得順にイメージデータを記憶する。ここで、各イメージデータには、取得順を示す管理番号と、照合用端末300及びその他の照合用端末で処理中のデータであるか否かを示す処理判定フラグ(1=処理中、0=未処理)が付与されている。
制御部202は、照合用端末300から後述する処理情報要求信号を受けると、イメージデータ記憶部204で保持するイメージデータを検索し、フラグ=0の一番先頭のイメージデータを記載領域切出部205に転送すると共に、該イメージデータの処理判定フラグを1に変更する。
尚、制御部202は、ホスト400から振込処理が正常に終了してイメージデータ削除要求信号を受けると、このイメージデータ削除要求信号に付与された管理番号に該当するイメージデータをイメージデータ記憶部204から削除する。
記載領域切出部205は、イメージデータから依頼人により記載された文字及び選択マークの部分と、各支店の窓口係員により押印された検印の部分とを切り出すための切出部である。即ち、記載領域切出部205は、イメージデータを受けると、予め設定された切出領域に基づいて、このイメージデータ上の文字及び選択マークが記載された文字領域と、押印が記載された押印領域とを切り出し、複数の文字領域情報と、押印領域情報とから構成された記載領域情報を生成する。ここで、記載領域情報には、イメージデータの管理番号が付与されているものとする。
記載領域切出部205が記載領域情報を生成すると、制御部202は、この記載領域情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、記載領域情報を記憶すると、この記載領域情報の複数の文字領域情報をOCR206に転送する。
OCR206は、上記複数の文字領域情報に含まれた文字及び選択マークなどを光学的に読み取って文字認識する認識部である。即ち、OCR206は、複数の文字領域情報を受けると、各文字領域情報から例えば、依頼人識別情報(電話番号)と、依頼人情報(依頼人名)と、受取人識別情報(科目及び口座番号)と、受取人情報(銀行名、支店名、受取人名)と、振込金額情報(金額、手数料区分、手数料、テラー番号)とを示す各文字を認識し、各認識文字情報を生成する。ここで、OCR206は、文字認識が出来ない文字領域情報があると、文字認識が不可であったことを示す例えばクエッションマーク“?”の文字を有する認識文字情報を生成する。
OCR206が複数の認識文字情報を生成すると、制御部202は、これら複数の認識文字情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、複数の認識文字情報を記憶すると、照合判定部209に依頼人の照合判定を指示する。
登録取引人情報記憶部207は、照合用端末300が生成する後述する取引人情報を登録保持するための記憶部であり、過去に為替取引を行った依頼人の情報と、受取人の情報とを対応付けて保持する。即ち、登録取引人情報記憶部207は、図2に示すような、登録取引人情報(登録依頼人識別情報、登録依頼人情報、登録依頼人カウント値、登録受取人識別情報、登録受取人情報、登録受取人カウント値)を保持する。ここで、登録依頼人カウント値は、登録取引人情報に登録された登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報を用いた振込情報の生成回数のカウント値である。また、登録受取人カウント値は、同一依頼人からの振込依頼に基づく、登録取引人情報に登録された登録受取人識別情報及び登録受取人情報を用いた振込情報の生成回数のカウント値である。
登録取引人情報管理部208は、登録取引人情報記憶部207で保持する登録取引人情報を管理する管理部であり、照合用端末300から後述する取引人情報(依頼人識別情報、依頼人情報、受取人識別情報、受取人情報)を受けると、この依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報及び受取人情報とに該当する登録取引人情報が登録取引人情報記憶部207で保持されているか否かを検索し、該当する登録取引人情報が存在すると、該登録取引人情報の登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値に「1」を加える。
一方、登録取引人情報管理部208は、依頼人識別情報及び依頼人情報に該当するが、受取人識別情報及び受取人情報に相違する登録取引依頼人情報が存在すると、登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報にこの異なる受取人識別情報及び受取人情報を対応付けた登録取引人情報を新規登録し、該登録依頼人カウント値をインクリメントし、該登録受取人カウント値を1にする。
また、登録取引人情報管理部208は、依頼人識別情報及び依頼人情報に該当する登録取引人情報が存在しないと、依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報及び受取人情報とを対応付けた登録取引人情報を新規登録し、該登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値を1にする。
更に、登録取引人情報管理部208は、制御部202を介して照合用端末300から後述する依頼人候補者要求信号を受けると、この依頼人候補者要求信号に付与された依頼人識別情報に基づいて登録取引人情報記憶部207で保持する登録取引人情報を検索し、該当する登録依頼人識別情報で、かつ登録依頼人カウント値が予め設定した設定値「2」以上である全ての該当登録依頼人情報と、各登録依頼人カウント値とを対応付けた依頼人候補者情報を生成し、この依頼人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。ここで、登録依頼人カウント値が「2」以上である登録依頼人情報を照合可の情報とする。
そして、登録取引人情報管理部208は、該当する登録依頼人識別情報が存在するが、登録依頼人カウント値が「1」の場合には、実績がないため依頼人候補者として使用できないので、NULLを保持する依頼人候補者情報を生成し、この依頼人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。
また、登録取引人情報管理部208は、該当する登録依頼人識別情報が存在しない場合にも、NULLを保持する依頼人候補者情報を生成し、この依頼人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。
一方、登録取引人情報管理部208は、制御部202を介して照合用端末300から後述する受取人候補者要求信号を受けると、この受取人候補者要求信号に付与された依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報とに基づいて登録取引人情報記憶部207で保持する登録受取人情報を検索し、該当する登録取引人情報で、かつ登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値が設定値「2」以上である全ての該当登録受取人情報と、各登録受取人カウント値とを対応付けた受取人情報を生成し、この受取人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。ここで、登録受取人カウント値が「2」以上である登録受取人情報を照合可の情報とする。
そして、登録取引人情報管理部208は、該当する登録受取人識別情報が存在するが、登録受取人カウント値が「1」の場合、実績がないため受取人候補者として使用できないので、NULLを保持する受取人候補者情報を生成し、この受取人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。
また、登録取引人情報管理部208は、該当する登録取引人情報が存在しないと、NULLを保持する受取人候補者情報を生成し、この受取人候補者情報を制御部202を介して照合用端末300に送信する。
照合判定部209は、依頼人の照合判定の指示を受けると、一時記憶部203で保持する認識文字情報の依頼人識別情報及び依頼人情報に基づいて登録取引人情報記憶部207で保持する登録取引人情報を検索し、依頼人識別情報及び依頼人情報に一致する登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報が存在し、その登録依頼人カウント値が設定値「2」以上であると、依頼人照合一致と判定する。
これに対し、照合判定部209は、上記依頼人識別情報及び依頼人情報に該当する登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報が存在するが、登録依頼人カウント値が「1」の場合、使用実績がないため照合に用いることができないので、依頼人照合不可と判定する。
また、照合判定部209は、上記依頼人識別情報及び依頼人情報に該当する登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報が存在しないと、依頼人照合不一致と判定する。
照合判定部209が依頼人照合一致、不可、不一致を判定すると、制御部202は、この判定結果に基づく依頼人判定結果情報(一致、不可、不一致)を生成し、この依頼人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。
制御部202は、依頼人判定結果情報を記憶すると、依頼人判定結果情報が一致もしくは不可であると、照合判定部209に更に受取人の照合判定を指示する。
照合判定部209は、受取人の照合判定の指示を受けると、一時記憶部で保持する受取人識別情報及び受取人情報とに基づいて登録取引人情報記憶部207を検索し、一致又は不可と判定した登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報と組み合わされている登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報が認識した依頼人識別情報等と一致し、かつ、その登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値が設定値「2」以上であると、受取人照合一致と判定する。
一方、照合判定部209は、受取人識別情報及び受取人情報と、登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報とが一致するが、登録受取人カウント値が「1」の場合、使用実績がないため照合に用いることができないので、受取人照合不可と判定する。
また、照合判定部209は、受取人識別情報及び受取人情報に一致する登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報が存在しないと、受取人照合不一致と判定する。
照合判定部209が受取人照合一致、不可、不一致を判定すると、制御部202は、この判定結果に基づく受取人判定結果情報(一致、不可、不一致)を生成し、この受取人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。
そして、制御部202は、一時記憶部203で保持する複数の記載領域情報と、複数の認識文字情報と、依頼人判定結果情報と、受取人判定結果情報とを照合用端末300に送信する。
照合用端末300は、処理センターのオペレータが振込情報を生成するために操作する端末であり、ネットワーク20を介してサーバ200およびホスト400とに接続されている通信部301と、端末全体を制御する制御部302と、一時記憶部303と、入力部304と、表示部305と、画面情報生成部306と、振込情報生成部307と、取引人情報生成部308とを備える。
照合用端末300を操作するオペレータが入力部304に備えるキーボードを介して、サーバ200に対し、振込情報を生成するための処理情報を要求すると、制御部302は、処理情報要求信号を生成し、この処理情報要求信号をサーバ200に送信する。サーバ200は、この要求信号を受けて上記した照合判定処理を実行する。
制御部302は、照合判定処理の終了したサーバ200から複数の記載領域情報と、複数の認識文字情報と、依頼人判定結果情報と、受取人判定結果情報とを受けると、これらの情報を一時記憶部303に記憶すると共に、画面情報生成部306に登録用画面情報の生成を指示する。
画面情報生成部306は、表示部305に表示させる登録用画面情報と、後述する依頼人候補者表示画面情報と、受取人候補者表示画面情報とを生成する生成部である。即ち、画面情報生成部306は、登録用画面情報の生成の指示を受けると、図5に示すような登録用フォームの各テキストボックスに、一時記憶部303で保持するイメージデータである各記載領域情報と、各認識文字情報とを挿入する。
そして、画面情報生成部306は、登録用フォームの各テキストボックスに各記載領域情報と、各認識文字情報とを挿入すると、一時記憶部303で保持する依頼人判定結果情報及び受取人判定結果情報が「一致」を示すと、図3に示すような、表示部305に備えたディスプレイに登録用画面情報を表示した際に、登録用フォームの依頼人情報及び受取人情報に関するテキストボックスが非表示になるような登録用画面情報を生成する。つまり、取引人情報のカウント値が「2」以上なので、該情報が正しいとして取り扱い、非表示とする。
また、画面情報生成部306は、一時記憶部303で保持する依頼人判定結果情報が一致であり、受取人判定結果情報が不可(カウント値が「1」)もしくは不一致であると、図4に示すような、表示部305に備えたディスプレイに登録用画面情報を表示した際に、登録用フォームの依頼人情報に関するテキストボックスが同様に非表示になるが、受取人情報に関するテキストボックスが表示になるような登録用画面情報を生成する。ここで、登録用フォーム上の受取人情報に関する各テキストボックスには、イメージデータである該当記載領域情報と、該当認識文字情報が表示される。
更に、画面情報生成部306は、一時記憶部303で保持する依頼人判定結果及び受取人判定結果が不可もしくは不一致であると、図5に示すような、表示部305に備えたディスプレイに登録用画面情報を表示した際に、登録用フォームの依頼人情報及び受取人情報に関するテキストボックスが表示になるような登録用画面情報を生成する。ここで、登録用フォーム上の依頼人情報及び受取人情報に関する各テキストボックスには、イメージデータである該当記載領域情報と、該当認識文字情報が表示される。
上記オペレータは、表示部305に表示された登録用フォームの依頼人情報に関するテキストボックスにクエッションマーク“?”が表示されていると、文字認識が不能であったことから、登録用フォーム上に後述する依頼人候補者リストを表示させるために、例えば登録用フォーム上の依頼人候補者要求ボタンを入力部304に備えるキーボードを用いて押下する。制御部302は、登録用フォーム上の依頼人候補者要求ボタンが押下されると、依頼人候補者要求信号を生成し、この依頼人候補者要求信号に登録用フォーム上の依頼人識別情報を付与してサーバ200に送信する。
また、上記オペレータは、表示部305も表示された登録用フォームの受取人情報に関するテキストボックスにクエッションマーク“?”が表示されていると、登録用フォーム上に後述する受取人候補者リストを表示させるために、例えば登録用フォーム上の依頼人候補者要求ボタンを入力部304に備えるキーボードを用いて押下する。制御部302は、登録用フォーム上の受取人候補者要求ボタンが押下されると、受取人候補者要求信号を生成し、この受取人候補者要求信号に登録用フォーム上の依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報とを付与してサーバ200に送信する。
制御部302は、サーバ200から上記依頼人候補者情報を取得すると、依頼人候補者情報を一時記憶部303に記憶する。そして、制御部302は、依頼人候補者情報を記憶すると、画面情報生成部306に依頼人候補者画面情報の生成を指示する。
画面情報生成部306は、依頼人候補者画面情報の生成の指示を受けると、登録フォームの依頼人情報に関するテキスト近辺に、図6に示すような、一時記憶部303で保持する依頼人候補者情報に基づいた依頼人候補者リストを表示するための依頼人候補者画面情報を生成する。ここで、依頼人候補者リストの依頼人候補者は、依頼人候補者情報の登録依頼人カウント値の値が多い順に表示される。また、依頼人候補者情報がNULLであると、依頼人候補者名が無いブランクな状態の依頼人候補者リストが表示される。
照合用端末300を操作するオペレータが依頼人候補者リストから該当する依頼人名を選択すると、登録フォーム上の該当するテキストボックスに、選択した依頼人名が表示される。
一方、制御部302は、サーバ200から受取人候補者情報を取得すると、受取人候補者情報を一時記憶部303に記憶する。そして、制御部302は、受取人候補者情報を記憶すると、画面情報生成部306に受取人候補者画面情報の生成を指示する。
画面情報生成部306は、受取人候補者画面情報の生成の指示を受けると、登録フォームの受取人情報に関するテキスト近辺に、図7に示すような、一時記憶部303で保持する受取人候補者情報に基づいた受取人候補者リストを表示するための受取人候補者画面情報を生成する。ここで、受取人候補者リストの受取人候補者は、受取人候補者情報の登録受取人カウント値の値が多い順に表示される。また、受取人候補者情報がNULLであると、受取人候補者名が無いブランクな状態の受取人候補者リストが表示される。
照合用端末300を操作するオペレータが受取人候補者リストから該当する受取人名を選択すると、登録フォーム上の該当するテキストボックスに、選択した受取人名が表示される。
上記オペレータが入力部304に備えるキーボード及びマウスを介して、図2に示すような登録フォーム上の登録ボタンを押下すると、制御部302は、振込情報生成部307に振込情報の生成を指示すると共に、取引人情報生成部308に取引人情報の生成を指示する。
振込情報生成部307は、表示部305に表示された登録用フォームに基づいて振込情報を生成する生成部である。即ち、振込情報生成部307は、振込情報生成の指示を受けると、表示部305に表示された登録用フォーム上の表示及び非表示状態のテキストボックスに対応する認識文字情報又はオペレータが入力部304に備えるキーボードを用いて修正した文字情報を含む認識文字情報から構成される振込情報を生成する。
振込情報生成部307が振込情報を生成すると、制御部302は、生成した振込情報をホスト400に送信する。
取引人情報生成部308は、表示部305に表示された登録用フォーム上の依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報及び受取人情報とを対応付けた取引人情報を生成する生成部である。即ち、取引人情報生成部308は、取引人情報生成の指示を受けると、登録フォーム上の依頼人識別情報及び依頼人情報と、受取人識別情報及び受取人情報とから取引人情報を生成する。
取引人情報生成部308が取引人情報を生成すると、制御部302は、生成した取引人情報をサーバ200に送信する。サーバ200では、受信した取引人情報と一致する登録取引人情報が存在すると、上記したように該登録取引人情報のカウント値に「1」を加え、存在しないと、上記したように新規登録してカウント値を「1」に設定する。
ホスト400は、金融取引に用いる情報を保持するホストコンピュータであり、ネットワーク20に接続されている通信部401と、ホスト全体を制御する制御部402と、一時記憶部403と、登録振込情報記憶部404と、登録振込情報管理部405とを備える。
制御部402は、照合用端末300から振込情報を受けると、振込情報を一時記憶部403に記憶する。そして、制御部402は、登録振込情報管理部405に振込情報の登録を指示する。
登録振込情報記憶部404は、登録振込情報管理部405からの指示に基づいて、照合用端末300から受け取った振込情報を受け取った昇順に保持する記憶部である。
そして、制御部402は、振込情報に基づく振込処理を終了すると、管理番号を含むイメージデータ削除要求信号を生成し、このイメージデータ削除要求信号をサーバ200に送信する。
<実施例の動作>
次に、本発明のOCRシステムの実施例の動作を説明する。
先ず、金融機関の支店において、依頼人(山田 正二)が受取人(沖 太郎)宛てに初めての振込依頼を行った場合のOCRシステムの動作について説明する。
窓口において、依頼人(山田 正二)が受取人(沖 太郎)宛てに送金するために作成した振込依頼書1が受理されると、係員の操作により、この支店に設置された読取装置100は、振込依頼書1を光学的に読み取り、イメージデータ1を取得し、該イメージデータ1を処理センターに設置されているサーバ200に送信する。
サーバ200において、制御部202は、通信部201を介して上記イメージデータ1を受けると、このイメージデータ1をイメージデータ記憶部204に記憶する。ここで、このイメージデータ1には、管理番号(0001)と、複数の照合用端末300で処理中のデータではないことを示す処理判定フラグ=0が付与される。
照合用端末300を操作するオペレータが入力部304に備えるキーボードを介して、サーバ200に対し、振込情報を生成するための処理情報を要求すると、制御部302は、処理情報要求信号を生成し、この処理情報要求信号を通信部301を介してサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部202は、通信部201を介して上記処理情報要求信号を受けると、イメージデータ記憶部204で保持するイメージデータを検索し、フラグ0の一番先頭の依頼人(山田 正二)が受取人(沖 太郎)宛てに送金するために作成した振込依頼書1のイメージデータ1を記載領域切出部205に転送すると共に、該イメージデータ1の処理判定フラグを1に変更する。
記載領域切出部205は、イメージデータ1を受けると、予め設定された切出領域に基づいて、このイメージデータ1上の文字及び選択マークが記載された文字領域と、押印が記載された押印領域とを切り出し、複数の文字領域情報と、押印領域とから構成された記載領域情報を生成する。ここで、記載領域情報には、イメージデータ1の管理番号(0001)が付与されているものとする。
記載領域切出部205が記載領域情報を生成すると、制御部202は、この記載領域情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、記載領域情報を記憶すると、この記載領域情報の複数の文字領域情報をOCR206に転送する。
OCR206は、複数の文字領域情報を受けると、例えば依頼人名のカナ名に該当する文字領域情報に記載された(ヤマダ ショウジ)を(ヤマダ ショウシ)と誤認識し、この誤認識した依頼人のカナ名(ヤマダ ショウシ)を含む複数の認識文字情報を生成する。
OCR206が複数の認識文字情報を生成すると、制御部202は、これら複数の認識文字情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、複数の認識文字情報を記憶すると、照合判定部209に依頼人の照合判定を指示する。
照合判定部209は、依頼人の照合判定の指示を受けると、一時記憶部203で保持する認識文字情報の依頼人識別情報(09012345678)及び依頼人情報(ヤマダ ショウシ)に基づいて登録取引人情報記憶部207で保持する登録取引人情報を検索する。本実施例では、該依頼人識別情報及び依頼人情報に一致する取引人情報が存在しないので、依頼人照合不一致と判定する。照合判定部209が依頼人照合不一致と判定すると、制御部202は、依頼人判定結果情報(不一致)を生成し、この依頼人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、依頼人判定結果情報を記憶すると、依頼人照合が不一致であると、受取人照合を実行せずに受取人判定結果情報(不一致)を生成し、この受取人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。
そして、制御部202は、一時記憶部203で保持する複数の記載領域情報と、複数の読取文字情報と、依頼人判定結果情報(不一致)と、受取人判定結果情報(不一致)とを通信部201を介して照合用端末300に送信する。
照合用端末300の制御部302は、通信部301を介して上記複数の記載領域情報と、複数の読取文字情報と、依頼人判定結果情報(不一致)と、受取人判定結果情報(不一致)とを受けると、これらの情報を一時記憶部303に記憶すると共に、画面情報生成部306に登録用画面情報の生成を指示する。
画面情報生成部306は、登録用画面情報の生成の指示を受けると、一時記憶部303で保持する依頼人判定結果情報及び受取人判定結果情報が不一致なので、図8に示すような、表示部305に備えたディスプレイに登録用画面情報を表示した際に、登録用フォームの依頼人情報及び受取人情報に関するテキストボックスが表示になるような登録用画面を生成する。
照合用端末300を操作するオペレータは、表示部305に図8に示すような登録用フォームが表示されると、各テキストボックスに表示された振込依頼書1に記載された手書き等の文字のイメージデータと、サーバ200のOCR206で文字認識した認識文字情報が一致するか否かを目視して照合する。
そして、上記オペレータが上記登録用フォーム上の依頼人情報のカナ名が記載されている部分のイメージデータ(ヤマダ ショウジ)と、認識文字情報(ヤマダ ショウシ)が異なることに気付かずに、入力部304に備えるキーボードを介して登録用フォーム上の登録ボタンを押下すると、制御部302は、振込情報生成部307に振込情報の生成を指示し、取引人情報生成部308に取引人情報の生成を指示する。
振込情報生成部307は、振込情報の生成の指示を受けると、登録用フォーム上のテキストボックス内のイメージデータである各記載領域情報と、依頼人識別情報(09012345678)及び上記誤った依頼人名(ヤマダ ショウシ)と、受取人識別情報(普通―1234567)及び受取人情報(××、ホンテン、オキ タロウ)とを含む認識文字情報とから構成される振込情報1を生成する。
振込情報生成部307が振込情報を生成すると、制御部302は、生成した振込情報1を通信部301を介してホスト400に送信する。
一方、取引人情報生成部308は、取引人情報の生成の指示を受けると、登録用フォーム上の依頼人識別情報(09012345678)及び依頼人情報(ヤマダ ショウシ)と、受取人識別情報(普通―1234567)及び受取人情報(××、ホンテン、オキ タロウ)とを対応付けた取引人情報1を生成する。
取引人情報生成部308が取引人情報を生成すると、制御部302は、生成した取引人情報1を通信部301を介してサーバ200に送信する。
ホスト400の制御部402は、通信部401を介して振込情報1を受けると、振込情報1を一時記憶部403に記憶すると、登録振込情報管理部405に振込情報1の登録を指示する。
登録振込情報管理部405は、登録の指示を受けると、上記振込情報1を登録振込情報記憶部404に登録する。そして、制御部402は、この振込情報1に基づく振込処理が終了(正常又は不能)すると、記載領域情報に付与された管理番号を含むイメージデータ削除要求信号を生成し、このイメージデータ削除要求信号を通信部401を介してサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部202は、通信部201を介してホスト400からイメージデータ削除要求信号を受けると、このイメージデータ削除要求信号に付与された管理番号に該当するイメージデータ1をイメージデータ記憶部204から削除する。
一方、サーバ200の制御部202は、通信部201を介して照合用端末300から依頼人識別情報(09012345678)及び依頼人情報(ヤマダ ショウシ)と、受取人識別情報(普通―1234567)及び受取人情報(××、ホンテン、オキ タロウ)を示す取引人情報1を受けると、この取引人情報1を登録取引人情報管理部208に転送する。
登録取引人情報管理部208は、取引人情報1を受けると、この取引人情報に該当する登録取引人情報が登録取引人情報記憶部207で保持されているか否かを検索する。本実施例では依頼人(山田 正二)から受取人(沖 太郎)宛ての振込依頼は初めてのため、該当する登録取引人情報は存在しないので、依頼人識別情報(09012345678)及び依頼人情報(ヤマダ ショウシ)と、受取人識別情報(普通―1234567)及び受取人情報(××、ホンテン、オキ タロウ)とを対応付けた登録取引人情報を新規登録し、該登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値を1にする。これにより、図2に示すように、誤った依頼人情報(ヤマダ ショウシ)を有する登録取引人情報がサーバ200の登録取引人情報記憶部207に記憶されてしまう。
次に、上記依頼人(山田 正二)が受取人(沖 太郎)宛てに2回目の振込依頼を行った場合のOCRシステムの動作について説明する。
同一金融機関の支店の窓口において、依頼人(山田 正二)が再び受取人(沖 太郎)宛てに送金するために作成した振込依頼書2が受理されると、係員の操作により、この支店に設置された読取装置100は、振込依頼書2を光学的に読み取り、イメージデータ2を取得して該イメージデータ2を処理センターに設置されているサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部202は、通信部201を介して上記イメージデータ2を受けると、このイメージデータ2をイメージデータ記憶部204に記憶する。ここで、このイメージデータ2には、管理番号と、複数の照合用端末300で処理中のデータではないことを示す処理判定フラグ=0が付与される。
照合用端末300を操作するオペレータが入力部304に備えるキーボードを介して、サーバ200に対し、振込情報を生成するための処理情報を要求すると、制御部302は、処理情報要求信号を生成し、この処理情報要求信号を通信部301を介してサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部202は、通信部201を介して上記処理情報要求信号を受けると、イメージデータ記憶部204で保持するイメージデータを検索し、フラグ0の一番先頭の依頼人(山田 正二)が受取人(沖 太郎)宛てに送金するために作成した振込依頼書2のイメージデータ2を記載領域切出部205に転送すると共に、該イメージデータ2の処理判定フラグを1に変更する。
記載領域切出部205は、イメージデータ2を受けると、予め設定された切出領域に基づいて、このイメージデータ2上の文字及び選択マークが記載された文字領域と、押印が記載された押印領域とを切り出し、複数の文字領域情報と、押印領域とから構成された記載領域情報を生成する。ここで、記載領域情報には、イメージデータの管理番号が付与されているものとする。
記載領域切出部205が記載領域情報を生成すると、制御部202は、この記載領域情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、記載領域情報を記憶すると、この記載領域情報の複数の文字領域情報をOCR206に転送する。
OCR206は、複数の文字領域情報を受けると、同一依頼人による手書き文字のため、再び依頼人名のカナ名に該当する文字領域情報に記載された(ヤマダ ショウジ)を(ヤマダ ショウシ)と誤認識し、この誤認識した依頼人のカナ名(ヤマダ ショウシ)を含む複数の認識文字情報を生成する。
OCR206が複数の認識文字情報を生成すると、制御部202は、これら複数の認識文字情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、複数の認識文字情報を記憶すると、照合判定部209に依頼人の照合判定を指示する。
照合判定部209は、依頼人の照合判定の指示を受けると、一時記憶部203で保持する認識文字情報の依頼人識別情報(09012345678)及び依頼人情報(ヤマダ ショウシ)に基づいて登録取引人情報記憶部207で保持する登録取引人情報を検索する。本実施例では、該依頼人識別情報及び依頼人情報に一致する登録依頼人識別情報及び登録依頼人情報を有する取引人情報1が存在するが、照合判定部209は、登録依頼人カウント値が「1」のため、使用実績がなく照合に用いることができないので、依頼人照合不可と判定する。
照合判定部209が依頼人照合不可と判定すると、制御部202は、依頼人判定結果情報(不可)を生成し、この依頼人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、依頼人判定結果情報を記憶すると、照合判定部209に受取人の照合判定を指示する。
照合判定部209は、受取人の照合判定の指示を受けると、一時記憶部203で保持する受取人識別情報(普通―1234567)及び受取人情報(オキ タロウ)とに基づいて登録取引人情報記憶部207を検索し、受取人識別情報及び受取人情報に登録取引人情報1の登録受取人識別情報及び登録受取人情報が一致すると判定するが、受取人カウント値が「1」のため、使用実績がなく照合に用いることができないので、受取人照合不可と判定する。
照合判定部209が受取人照合不可と判定すると、制御部202は、受取人判定結果情報(不可)を生成し、この受取人判定結果情報を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202は、受取人判定結果情報を記憶すると、一時記憶部203で保持する複数の記載領域情報と、複数の認識文字情報と、依頼人判定結果情報(不可)と、受取人判定結果情報(不可)とを通信部201を介して照合用端末300に送信する。
照合用端末300の制御部302は、通信部301を介して上記複数の記載領域情報と、複数の読取文字情報と、依頼人判定結果情報(不可)と、受取人判定結果情報(不可)とを受けると、これらの情報を一時記憶部303に記憶すると共に、画面情報生成部306に登録用画面情報の生成を指示する。
画面情報生成部306は、登録用画面情報の生成の指示を受けると、一時記憶部303で保持する依頼人判定結果情報及び受取人判定結果情報が不可なので、図8に示すような、表示部305に備えたディスプレイに登録用画面情報を表示した際に、登録用フォームの依頼人情報及び受取人情報に関するテキストボックスが表示になるような登録用画面を生成する。
照合用端末300を操作するオペレータは、登録取引人情報1が存在するにもかかわらず、該登録取引人情報1を利用せず、表示部305に図8に示すような登録用フォームが表示され、各テキストボックスに表示された振込依頼書2に記載された手書き等の文字のイメージデータと、OCRで文字認識した認識文字情報が一致するか否かを再度、照合する。
そして、上記オペレータが上記登録用フォーム上の依頼人情報のカナ名が記載されている部分のイメージデータ(ヤマダ ショウジ)と、認識文字情報(ヤマダ ショウシ)が異なることに気付かず、入力部304に備えるキーボードを介して登録用フォーム上の登録ボタンを押下すると、初回の振込依頼時の処理と同様に、誤った振込依頼情報及び取引人情報が生成される。
このように、オペレータが再度の照合時にも誤認識を気付かない場合には、サーバ200の登録取引人情報記憶部207は、誤った登録取引人情報1を再度、受信するので、該当する登録取引人情報1の登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値は「2」となる。
一方、オペレータは、再度の照合の機会が与えられているので、上記登録用フォーム上の依頼人情報のカナ名が記載されている部分のイメージデータ(ヤマダ ショウジ)と、認識文字情報(ヤマダ ショウシ)が異なることに気付くこともある。この場合には、入力部304に備えるキーボードを介して登録用フォームの依頼人名の識別文字情報(ヤマダ ショウシ)を(ヤマダ ショウジ)に修正し、登録ボタンを押下するので、振込情報生成部307及び取引人情報生成部308で正しい振込情報2及び取引人情報2が生成される。
振込情報生成部307で生成された正しい振込情報2は、制御部302により通信部301を介してホスト400に送信される。
取引人情報生成部308で生成された正しい取引人情報2は、制御部302により通信部301を介してサーバ200に送信され、図2に示すサーバ200の登録取引人情報記憶部207に登録依頼人識別情報(09012345678)、登録依頼人情報(ヤマダ ショウジ)、登録依頼人カウント値=1、登録受取人識別情報(普通―1234567)、登録受取人情報(××、ホンテン、オキ タロウ)、登録受取人カウント値=1を示す登録取引人情報として記憶される。
これにより、本発明のOCRシステムでは、初回の振込依頼時に誤った取引人情報を生成して登録しても、同一人の2回目の振込依頼時に誤った取引人情報を利用せずに、再度、照合処理を行わせるので、正しい取引人情報を得る確率が向上する。
尚、本実施例では、登録依頼人カウント値及び登録受取人カウント値に限度値を設定していないが、予め設定した限度値「2」までカウントすると、それ以上は各カウント値をインクリメントしないようにしてもよい。
また、カウント値が「3」以上の場合、取引人情報を利用するようにしてもよい。更に、カウント値に代え、フラグの有無や他の判定情報を用いてもよい。
更に、本実施例では、登録取引人情報を照合判定にのみ用いる構成にしたが、カウント値が「2」以上の場合、一致した登録取引人情報を照合用端末300に送信し、表示部305に備えるディスプレイに表示してオペレータの目視による照合に用いる構成にしてもよい。
そして、本実施例では、照合判定部209をサーバ200に備える構成にしたが、照合用端末300側に備える構成にしてもよい。
前記した実施例では、本発明の実施例のOCRシステムを為替取引に用いる場合を例に説明したが、これに限る必要はなく、OCRを用いて文字認識を行う全ての装置及びシステムに適用可能である。
本発明に係る実施例のOCRシステムを示すブロック図である。 本発明に係る実施例の登録取引人情報記憶部の構成を示す例示図である。 本発明に係る実施例の登録用フォームの一例を示す図(その1)である。 本発明に係る実施例の登録用フォームの一例を示す図(その2)である。 本発明に係る実施例の登録用フォームの一例を示す図(その3)である。 本発明に係る実施例の依頼人候補者リストの一例を示す図である。 本発明に係る実施例の受取人候補者リストの一例を示す図である。 本発明に係る実施例の登録用フォームの一例を示す図(その4)である。
符号の説明
1 振込依頼書
10 ネットワーク
20 ネットワーク
100 読取装置
200 サーバ
201 通信部
202 制御部
203 一時記憶部
204 イメージデータ記憶部
205 記載領域切出部
206 OCR
207 登録取引人情報記憶部
208 登録取引人情報管理部
209 照合判定部
300 照合用端末
301 通信部
302 制御部
303 一時記憶部
304 入力部
305 表示部
306 画面情報生成部
307 振込情報生成部
308 取引人情報生成部
400 ホスト
401 通信部
402 制御部
403 一時記憶部
404 登録振込情報記憶部
405 登録振込情報管理部

Claims (2)

  1. 帳票に記入された文字を文字認識して認識文字情報を生成する文字認識部と、前記帳票のイメージデータを取得するイメージデータ取得部と、前記認識文字情報を前記イメージデータと共に照合させるべく修正可能にディスプレイに表示させる照合用端末と、照合処理後の前記認識文字情報に含まれる取引人情報を照合に利用すべく生成する取引人情報生成部と、前記生成した取引人情報を登録するための記憶部とを備えるOCRシステムにおいて、
    他の帳票から得た認識文字情報に含まれる取引人情報と前記記憶部の登録取引人情報とが一致するか否かを判定し、かつ所定回数以上一致すると該登録取引人情報に照合可情報を付与する登録取引人情報管理部と、
    前記一致すると判定された登録取引人情報に前記照合可情報が付与されているか否かを判定する照合判定部と、
    前記照合可情報が付与されていると判定すると前記他の帳票から取得した認識文字情報及びイメージデータを照合一致情報を付与して前記照合用端末に送信し、前記照合可情報が未付与と判定すると前記認識文字情報及びイメージデータを照合不一致情報を付与して前記照合用端末に送信する制御部とを含むことを特徴とするOCRシステム。
  2. 前記照合用端末は、前記照合一致情報が付与された前記認識文字情報及びイメージデータを受けた場合、ディスプレイに前記認識文字情報及びイメージデータを前記取引人情報を除いて表示し、前記照合不一致情報が付与された前記認識文字情報及びイメージデータを受けた場合、ディスプレイに前記認識文字情報及びイメージデータを表示することを特徴とする請求項1に記載のOCRシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107835173A (zh) * 2017-11-07 2018-03-23 上海壹账通金融科技有限公司 一种远程业务办理方法、存储介质和服务器

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