JP2008224902A - 符号化装置および符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低分解能モードによって入力音の高域成分を符号化した場合であっても、高域成分を適切に符号化すること。
【解決手段】符号化装置100は、低分解能モードによってSBRデータを生成する場合に、SBR方式によって符号化する入力音の高域成分を低域側および高域側に分割し、高域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す高域平均値および低域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す低域平均値を算出する。そして、符号化装置100は、高域平均値と低域平均値とを比較し、高域平均値および低域平均値の各平均値のうち入力音のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるようにSBR符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、第1の符号化データと第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置およびその符号化方法に関し、特に、低分解能モードによって入力音の高域成分を符号化した場合であっても、高域成分を適切に符号化可能な符号化装置および符号化方法に関する。
音声や音楽などを符号化する方式として、MPEG−2 HE−AAC(High-Efficiency Advanced Audio Coding)方式が知られている(以下、HE−AAC方式と表記する)。このHE−AAC方式は、入力音の低域成分をAAC(Advanced Audio Coding)方式で符号化し、高域成分をSBR(Spectral Band Replication;帯域複製技術)方式で符号化する符号化方式である。
図8は、HE−AAC方式を説明するための図である。HE−AAC方式において、SBR方式で符号化される情報は、低域成分(AAC方式で符号化された情報)から高域成分を複製する際の位置情報、高域成分の電力を調整するパラメタ、低域成分からは複製できない成分の情報が含まれており、低域成分と高域成分とをAAC方式でまとめて符号化するHE−AAC方式以外の符号化方式よりも情報量を節約することができる。以下、AAC方式によって符号化した情報をAACデータと表記し、SBR方式によって符号化した情報をSBRデータと表記する。
ここで、HE−AAC方式によって入力音を符号化する従来の符号化装置について説明する。図9は、従来の符号化装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この符号化装置10は、SBRエンコーダ11と、ダウンサンプリング部12と、AACエンコーダ13と多重化部14とを備えて構成される。
このうち、SBRエンコーダ11は、上述したSBR方式によって入力音を符号化し、符号化したSBRデータを多重化部14に出力する手段である。SBRエンコーダ11は、入力音を符号化する場合に、予め管理者に設定された判定基準により、入力音を高分解能モードによって符号化するか低分解能モードによって符号化するかを判定し、判定結果に応じて入力音を符号化している。
図10は、高分解能モードおよび低分解能モードを説明するための図である。図10の上段に示すように、高分解能モードは、入力音の全周波数帯域のうちSBR符号化方式によって符号化する帯域(以下、SBR符号化帯域と表記する)を複数のブロック(例えば2つのブロック)に分割し、各ブロックのパワーを平均化した後に、量子化を行い、SBRデータを生成するモードである。
一方、図10の下段に示すように、低分解能モードは、入力音のSBR符号化帯域に対してまとめて電力の平均化を行い、その後に量子化を行ってSBRデータを生成するモードである。高分解能モードによって入力音を符号化すれば、入力音の高域成分を精度よく符号化することができ、低分解能モードによって入力音を符号化すれば、高域成分にかかる情報量を削減することができる。
図9の説明に戻ると、ダウンサンプリング部12は、入力音の低域成分を抽出し、抽出した低域成分のデータをAACエンコーダ13に出力する手段であり、AACエンコーダ13は、ダウンサンプリング部12から入力されたデータに基づいてAACデータを生成し、生成したAACデータを多重化部14に出力する手段である。
多重化部14は、SBRエンコーダ11から出力されるSBRデータとAACエンコーダ13から出力されるAACデータとを多重化(合成)し、多重化したデータ(HE−AACビットストリーム)を出力する手段である。図9において説明したように、従来の符号化装置10は、SBRエンコーダ11、ダウンサンプリング部12、AACエンコーダ13、多重化部14によって入力音を符号化している。
なお、特許文献1では、サブバンド毎の平均電力を量子化前後で比較し、両者に不一致が見られる場合に、量子化後の正規化電力が量子化前の正規化電力に近付くようにスケールファクタ(指数部)を調整するという技術が開示されている。
特開2005−338637号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、高域成分(SBR符号化帯域の入力音の成分)にかかる情報量を削減すべく、低分解能モードによって入力音の高域成分を符号化した場合に、高域成分を適切に符号化することができないという問題があった。
なぜなら、図10の下段に示したように、高域成分の高周波側のパワーが急激に低下するに場合に、高域成分全体を低分解能モードによって符号化すると高域成分全体が平均化され、高周波側のパワーが原音に比べて大きくなってしまうからである。
すなわち、低分解能モードによって入力音の高域成分を符号化した場合であっても、高域成分を適切に符号化可能とすることが重要な課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、低分解能モードによって入力音の高域成分を符号化した場合であっても、高域成分を適切に符号化することができる符号化装置および符号化方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置であって、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出手段と、前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出手段は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正手段は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記補正手段は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする。
また、本発明は、信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置の符号化方法であって、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出工程と、前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記算出工程は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正工程は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記補正工程は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする。
本発明によれば、第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出し、高域パワーと低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正するので、高域成分の高域側のパワーが不自然に強調されてしまうことを防止し、適切に信号を符号化することができる。
また、本発明によれば、高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、高域平均値および低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正するので、周波数分解能を低く設定した場合であっても信号を適切に符号化することができる。
また、本発明によれば、高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正するので、周波数分解能を低く設定した場合であっても信号を適切に符号化することができる。
また、本発明によれば、低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正するので、周波数分解能を低く設定した場合であっても信号を適切に符号化することができる。
また、本発明によれば、第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、各高域平均値および低域平均値の比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正するので、1フレームに複数の高域成分が含まれる場合であっても、各高域成分を適切に符号化することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る符号化装置および符号化方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1にかかる符号化装置の概要および特徴について説明する。図1は、本実施例1にかかる符号化装置の概要および特徴を説明するための図である。本実施例1にかかる符号化装置は、入力音(音声や音楽などの信号)の低域成分をAAC(Advanced Audio Coding)符号化方式で符号化したAACデータと入力音の高域成分をSBR(Spectral Band Replication)符号化方式で符号化したSBRデータとを生成し、AACデータとSBRデータとを多重化して出力する符号化装置であり、低分解能モード(背景技術参照)によってSBRデータを生成する場合に、図1に示すように、SBR方式によって符号化する入力音の高域成分を低域側および高域側に分割し、高域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す高域平均値および低域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す低域平均値を算出する。
そして、符号化装置は、高域平均値と低域平均値とを比較し、高域平均値および低域平均値の各平均値のうち入力音のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるようにSBR符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する。
図1に示す例では、高域平均値が「pow2」、低域平均値が「pow1」によって表されており、高域平均値「pow2」と低域平均値「pow1」との差が閾値以上であり、かつ、高域平均値「pow2」が低域平均値「pow1」よりも小さい場合に、SBR符号化方式によって符号化される入力音の高域成分のパワーを「pow2」に補正する。その後、符号化装置は、補正された入力音の高域成分を量子化し、SBRデータを生成する。
このように、本実施例1にかかる符号化装置は、低分解能モードによってSBRデータを生成する場合に、高域平均値と低域平均値とを比較し、入力音のパワーが小さい側の平均値によって高域成分を補正し、SBRデータを生成するので、入力音の高域成分を適切に符号化することができる。特に、音声の子音「サ・シ・ス・セ・ソ」が不自然に強調されることを防止することができる。
つぎに、本実施例1にかかる符号化装置の構成について説明する。図2は、本実施例1にかかる符号化装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この符号化装置100は、ダウンサンプリング部110と、AAC符号器111と、SBR符号器120と、HE−AACデータ生成部130とを備えて構成される。
このうち、ダウンサンプリング部110は、入力装置(図示略;以下同様)から入力音を取得した場合に、入力音の低域成分を抽出し、抽出した低域成分のデータ(以下、低域成分データ)をAAC符号器111に出力する手段である。例えば、ダウンサンプリング部110は、入力音の周波数がAHzである場合に、A/2Hzのサンプリング周波数によってサンプリングを行い、入力音の低域成分を抽出する。
AAC符号器111は、ダウンサンプリング部110から低域成分データを取得した場合に、低域成分データに対してAAC符号化方式による符号化を行い、AACデータを生成する手段である。AAC符号器111は、生成したAACデータをHE−AACデータ生成部130に出力する。
SBR符号器120は、入力装置から入力音を取得した場合に、SBR符号化方式による符号化を行い、SBRデータを生成する手段である。SBR符号器120は、生成したSBRデータをHE−AACデータ生成部130に出力する。
HE−AACデータ生成部130は、AAC符号器111から出力されるAACデータとSBR符号器120から出力されるSBRデータとを基にしてHE−AACデータを生成する手段である。図3は、HE−AACデータのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このHE−AACデータは、HE−AACデータの各種制御情報を含んだAPTSヘッダと、AACデータと、SBRデータにかかる各種制御情報を含んだSBRヘッダと、SBRデータとから構成される。
つぎに、SBR符号器120の構成について説明する。図2に示すように、SBR符号器120は、フィルタバンク121と、グリッド生成部122と、スイッチ123と、補助情報算出部124と、補助情報量子化部125と、低域電力算出部126aと、高域電力算出部126bと、電力算出部126cと、電力補正部127と、電力量子化部128と、多重化部129とを備える。
フィルタバンク121は、入力装置から入力音を取得した場合に、入力音の周波数および時間によって変動する入力音のスペクトル特性を解析し、入力音を、入力音の周波数と時間とスペクトル(パワー)との関係を示す時間/周波数信号に変換する手段である。フィルタバンク121は、時間/周波数信号をグリッド生成部122、補助情報算出部124、および、スイッチ123に接続された低域電力算出部126a、高域電力算出部126b、あるいは電力算出部126cに出力する。
グリッド生成部122は、フィルタバンク121から時間/周波数信号を取得した場合に、取得した時間/周波数信号を基にして、SBRデータを高分解能モードによって符号化するか低分解能モードによって符号化するかを判定する手段である。
グリッド生成部122の判定基準は、符号化装置100の管理者によって予め設定されているものとする。例えば、グリッド生成部122は、時間/周波数信号を取得した場合に、時間/周波数信号に含まれるパワーの最大値と最小値との差が基準値以上の場合(周波数/時間変化に伴うパワー変動が激しい場合)に高分解能モードによって符号化すると判定し、時間/周波数信号に含まれるパワーの最大値と最小値との差が基準値未満の場合(周波数/時間変化に伴うパワー変動が緩やかな場合)に低分解能モードによって符号化すると判定する。
グリッド生成部122は、判定結果(高分解能モードによって符号化するのか、あるいは、低分解能モードによって符号化するのかを示す情報;以下、分解能データと表記する)を補助情報算出部124、多重化部129に出力すると共に、判定結果に応じてスイッチ123を切り換える。
すなわち、グリッド生成部122は、低分解能モードによって符号化すると判定した場合には、フィルタバンク121と低域電力算出部126a,高域電力算出部126bとが接続されるようにスイッチ123を切り換える(図2に示す例では、グリッド生成部122は、スイッチ123を上に切り換える)。
一方、グリッド生成部122は、高分解能モードによって符号化すると判定した場合には、フィルタバンク121と電力算出部126cとが接続されるようにスイッチ123を切り換える(図2に示す例では、グリッド生成部122は、スイッチ123を下に切り換える)。
補助情報算出部124は、フィルタバンク121から時間/周波数信号を取得し、グリッド生成部122から分解能データを取得し、取得した時間/周波数信号と分解能データとを基にして補助データを生成する手段である。かかる補助データには、SBR方式によって低域成分から高域成分を複製する場合の高域成分の位置情報、電子量子化部128によって量子化される電力(パワー)の調整用パラメタなどが含まれる。補助情報算出部124は、生成した補助データを補助情報量子化部125に出力する。
補助情報量子化部125は、補助情報算出部124から補助データを取得し、取得した補助データを量子化する手段である。そして、補助情報量子化部125は、量子化した補助データを多重化部129に出力する。
続いて、グリッド生成部122によって低分解能モードが選択された場合のSBR符号器120の処理について説明する。低分解能モードの場合には、フィルタバンク121から出力される時間/周波数信号は、スイッチ123を介して低域電力算出部126aおよび高域電力算出部126bに入力される。
図4は、低分解能モードにかかる時間分解能および周波数分解能を示す図である。同図に示すように、低分解能モードでは、周波数分解能を低くし(図4では、時間/周波数信号を周波数方向に分割しない)、所定の時間幅で時間/周波数信号を分割したブロックを生成する。
低域電力算出部126aは、時間/周波数信号をブロックに分割した後に、SBR符号化方式で符号化する周波数帯域(SBR符号化帯域)のうち低域側(例えば5kHz以上10kHz未満の周波数帯域)の平均電力(以下、低域電力P_lowと表記する)を図4に示したブロックごとに算出する手段である。低域電力算出部126aは、算出した低域電力P_lowのデータを電力補正部127に出力する。
高域電力算出部126bは、時間/周波数信号をブロックに分割した後に、SBR符号化方式で符号化する周波数帯域(SBR符号化帯域)のうち高域側(例えば、10kHz以上15kHz未満)の平均電力(以下、高域電力P_highと表記する)を図4に示したブロックごとに算出する手段である。高域電力算出部126bは、算出した高域電力P_highのデータを電力補正部127に出力する。
電力補正部127は、低域電力P_lowと高域電力P_highとを比較し、電力の小さい方をSBR符号化帯域の平均電力P_aveとし、平均電力P_aveのデータを電力量子化部128に出力する手段である。すなわち、電力補正部127は、
低域電力P_low<高域電力P_highの場合には、平均電力P_ave=P_lowとし、
低域電力P_low>高域電力P_highの場合には、平均電力P_ave=P_highとし、
低域電力P_low=高域電力P_highの場合には、平均電力P_ave=P_low(P_high)とする。
電子量子化部128は、電力補正部127あるいは電力算出部126cから平均電力P_aveのデータを取得した場合に、取得した平均電力P_aveのデータを量子化する手段である。電子量子化部128は、量子化した平均電力P_aveデータを多重化部129に出力する。
続いて、グリッド生成部122によって高分解能モードが選択された場合のSBR符号器120の処理について説明する。高分解能モードが選択された場合において、フィルタバンク121から出力される時間/周波数信号は、スイッチ123を介して電力算出部126cに出力される。
図5は、高分解能モードにかかる時間分解能および周波数分解能を示す図である。同図に示すように、高分解能モードでは、周波数分解能を高くし(図5では、時間/周波数信号を周波数方向に2つに分割し)、所定の時間幅で時間/周波数信号を分割したブロックを生成する。
電力算出部126cは、図5に示したブロックごとに平均電力P_aveを算出し、算出した平均電力P_aveのデータをそのまま電力量子化部128に出力する。高分解能モードの場合は、従来と同様にして平均電力P_aveを算出し、電力の補正などは行わない。
多重化部129は、電力量子化部128、グリッド生成部122、補助情報量子化部125からそれぞれ入力される平均電力P_aveデータ、分解能データ、補助データを多重化したSBRデータを生成し、生成したSBRデータをHE−AACデータ生成部130に出力する手段である。
つぎに、本実施例1にかかる符号化装置100の処理手順について説明する。図6は、本実施例1にかかる符号化装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、符号化装置100は、入力装置から入力音を取得し(ステップS101)、ダウンサンプリング部110が入力音に対してダウンサンプリングを実行して低域成分データを生成し(ステップS102)、AAC符号器111が低域成分データからAACデータを生成する(ステップS103)。
一方、フィルタバング121は、入力音を時間/周波数信号に変換し(ステップS104)、グリッド生成部122が分解能を低分解能にするか否かを判定し、分解能データを多重化部129に出力する(ステップS105)。分解能を高分解能(高分解能モード)にする場合には(ステップS106,No)、電力算出部126cが時間/周波数信号から全SBR帯域の平均電力P_aveを算出し(ステップS107)、後述するステップS112に移行する。
一方、分解能を低分解能(低分解能モード)にする場合には(ステップS106,Yes)、時間/周波数信号に対してSBRで符号化する帯域を低域と高域に分割し(ステップS108)、低域電力算出部126aが時間/周波数の低域電力P_lowを算出し(ステップS109)、高域電力算出部126bが時間/周波数の高域電力P_highを算出する(ステップS110)。
そして、電力補正部127が低域電力P_lowと高域電力P_highとを比較し、電力の小さいほうを全SBR帯域の平均電力P_aveに設定する(ステップS111)。電力量子化部128は、電力補正部127あるいは電力算出部126cから取得する平均電力P_aveを量子化し、量子化した平均電力P_aveデータを多重化部129に出力する(ステップS112)。
補助情報算出部124は、補助データを生成して補助情報量子化部125に出力し、補助情報量子化部が補助データを量子化して多重化部129に出力し(ステップS113)、多重化部129が平均電力P_aveデータ、分解能データ、補助データからSBRデータを生成する(ステップS114)。
HE−AACデータ生成部130は、AACデータおよびSBRデータを多重化してHE−AACデータを生成し(ステップS115)、HE−AACデータを出力する(ステップS116)。
このように、電力補正部127が、が低域電力P_lowと高域電力P_highとを比較し、電力の小さいほうを全SBR帯域の平均電力P_aveに設定するので、入力音の高域成分が不自然に強調されてしまうという問題を解消することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかる符号化装置100は、低分解能モードによってSBRデータを生成する場合に、SBR方式によって符号化する入力音の高域成分を低域側および高域側に分割し、高域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す高域平均値および低域側に含まれる入力音のパワーの平均値を示す低域平均値を算出する。そして、符号化装置100は、高域平均値と低域平均値とを比較し、高域平均値および低域平均値の各平均値のうち入力音のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるようにSBR符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正するので、入力音の高域成分を適切に符号化することができる。特に、音声の子音「サ・シ・ス・セ・ソ」の高域成分が不自然に強調されてしまうことを防止することができる。
なお、本実施例1にかかる符号化装置100は、電力補正部127が低域電力P_lowと高域電力P_highとを比較し、電力の小さいほうを全SBR帯域の平均電力P_aveに設定することによって平均電力P_aveを補正していたがこれに限定されるものではなく、高域電力P_highを予め定めた割合(例えば、90%)だけ減衰させた電力をP_aveとしてもよい。同様に、低域電力P_lowを予め定めた割合(例えば、90%)だけ増幅した電力をP_aveとしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてもよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1フレームに複数組のエンベロープが含まれる場合)
SBR符号化方式では、低分解能モードによって1フレームの電力値を求める場合に、1組または複数組の電力値を求める場合がある。1組の電力値をエンベロープ(envelope)と呼ぶ(実施例1では、1フレーム内に1つのエンベロープが含まれる場合について説明した)。1フレームに複数のエンベロープが含まれる場合であっても、実施例1において説明した手法を利用し、SBR符号化帯域を低分解能モードによって最適に符号化することができる。なお、本実施例2の構成図は、実施例1と同様であり、電力補正部127の処理のみが異なるため、電力補正部127の処理のみを説明し、その他の説明は省略する。図7は、1フレーム内に2つのエンベロープが含まれる場合を示す図である。
エンベロープが2組の場合、1番目のエンベロープの電力をそれぞれ低域電力P_low(1)、高域電力P_high(1)とし、2番目のエンベロープの電力をそれぞれ低域電力P_low(2)、高域電力P_high(2)とする。低分解能モードの場合、電力補正部127は、エンベロープ毎に電力補正を行う(高分解能モードの場合には、1フレームに複数のエンベロープが含まれても実施例1と同様に電力補正を行わない)。
1番目のエンベロープの補正において、電力補正部127は、
低域電力P_low(1)<高域電力P_high(1)の場合には、平均電力P_ave(1)=P_low(1)とし、
低域電力P_low(1)>高域電力P_high(1)の場合には、平均電力P_ave(1)=P_high(1)とし、
低域電力P_low(1)=高域電力P_high(1)の場合には、平均電力P_ave(1)=P_low(1)(P_high(1))とする。
2番目のエンベロープの補正において、電力補正部127は、
低域電力P_low(2)<高域電力P_high(2)の場合には、平均電力P_ave(2)=P_low(2)とし、
低域電力P_low(2)>高域電力P_high(2)の場合には、平均電力P_ave(2)=P_high(2)とし、
低域電力P_low(2)=高域電力P_high(2)の場合には、平均電力P_ave(2)=P_low(2)(P_high(2))とする。
電力補正部127は、1番目のエンベロープの平均電力P_ave(1)のデータおよび2番目のエンベロープの平均電力P_ave(2)のデータを電力量子化部128に出力する。
このように、本実施例2にかかる符号化装置は、電力補正部127が、1フレームに複数のエンベロープが含まれている場合であっても、各エンベロープに含まれる高域電力と低域電力とを比較して電力の小さい方をエンベロープの平均電力とするので、入力音の高域成分を適切に符号化することができる。
なお、実施例2では、1フレームにエンベロープが2つ含まれている場合について説明したが、2つ以上の場合であっても、それぞれのエンベロープの電力を上述した手法と同様の手法により補正することで、入力音の高域成分を適切に符号化することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
(付記1)信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置であって、
前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出手段と、
前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正手段と、
を備えたことを特徴とする符号化装置。
(付記2)前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記1に記載の符号化装置。
(付記3)前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記1に記載の符号化装置。
(付記4)前記算出手段は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正手段は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記1に記載の符号化装置。
(付記5)前記補正手段は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の符号化装置。
(付記6)信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置の符号化方法であって、
前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出工程と、
前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正工程と、
を含んだことを特徴とする符号化方法。
(付記7)前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記6に記載の符号化方法。
(付記8)前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記6に記載の符号化方法。
(付記9)前記算出工程は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正工程は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする付記6に記載の符号化方法。
(付記10)前記補正工程は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする付記6〜9のいずれか一つに記載の符号化方法。
以上のように、本発明にかかる符号化装置および符号化方法は、HE−AAC方式よって信号を符号化する符号化装置等に有用であり、特に、SBR方式によって符号化する場合に、符号化されたデータの情報量を削減すると共に、SBR方式によって符号化する帯域を適切に符号化する場合に適している。
本実施例1にかかる符号化装置の概要および特徴を説明するための図である。 本実施例1にかかる符号化装置の構成を示す機能ブロック図である。 HE−AACデータのデータ構造の一例を示す図である。 低分解能モードにかかる時間分解能および周波数分解能を示す図である。 高分解能モードにかかる時間分解能および周波数分解能を示す図である。 本実施例1にかかる符号化装置の処理手順を示すフローチャートである。 1フレーム内に2つのエンベロープが含まれる場合を示す図である。 HE−AAC方式を説明するための図である。 従来の符号化装置の構成を示す機能ブロック図である。 高分解能モードおよび低分解能モードを説明するための図である。
符号の説明
10,100 符号化装置
11 SBRエンコーダ
12,110 ダウンサンプリング部
13 AACエンコーダ
14 多重化部
111 AAC符号器
120 SBR符号器
121 フィルタバンク
122 グリッド生成部
123 スイッチ
124 補助情報算出部
125 補助情報量子化部
126a 低域電力算出部
126b 高域電力算出部
126c 電力算出部
127 電力補正部
128 電力量子化部
129 多重化部
130 HE−AACデータ生成部

Claims (10)

  1. 信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置であって、
    前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出手段と、
    前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする符号化装置。
  2. 前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記算出手段は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正手段は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  4. 前記算出手段は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正手段は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記補正手段は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の符号化装置。
  6. 信号の低域成分を第1の符号化方式で符号化した第1の符号化データと前記信号の高域成分を第2の符号化方式で符号化した第2の符号化データとを生成し、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データとを多重化して出力する符号化装置の符号化方法であって、
    前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分を低域側および高域側に分割し、前記高域側に含まれる信号のパワーを示す高域パワーおよび前記低域側に含まれる信号のパワーを示す低域パワーを算出する算出工程と、
    前記高域パワーと前記低域パワーとを比較し、比較結果に基づいて前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正する補正工程と、
    を含んだことを特徴とする符号化方法。
  7. 前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値および前記低域平均値の各平均値のうち信号のパワーが小さいほうの平均値を選択し、選択した平均値のパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  8. 前記算出工程は、前記高域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す高域平均値と前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値とを算出し、前記補正工程は、前記高域平均値のパワーを所定割合減衰させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  9. 前記算出工程は、前記低域側に含まれる信号のパワーの平均値を示す低域平均値を算出し、前記補正工程は、前記低域平均値のパワーを所定割合増幅させたパワーと等しくなるように前記第2の符号化方式によって符号化される信号の高域成分のパワーを補正することを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  10. 前記補正工程は、前記第2の符号化方式によって符号化する信号の高域成分が複数存在する場合に、前記比較結果に基づいて複数の高域成分のパワーをそれぞれ補正することを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の符号化方法。
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