JP2008220735A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変動表示装置における遊技演出や報知動作に前面枠の映像を活用することができ、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】前面枠3と、該前面枠3側に配置され、遊技領域6が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤5と、遊技に関わる特図変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置51とを備えたパチンコ遊技機1において、前面枠3は、遊技領域6の上方に庇部75を当該前面枠3の前方へ向けて延設し、該庇部75には、当該前面枠3の前面を撮影可能な撮影装置73を配置し、該撮影装置73が撮影した撮影映像を変動表示装置51へ表示可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、前面枠と、該前面枠側に配置され、遊技領域が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを実行する変動表示装置とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、前面枠に遊技盤を着脱可能な状態で収納し、該遊技盤の前面には遊技球が流下可能な遊技領域を区画形成している。そして、遊技領域内に液晶パネルなどの表示装置(表示器)を配置し、該表示装置において、遊技に関わる変動表示ゲームを表示して実行するように構成されている。また、このような表示装置を備えたパチンコ遊技機において、遊技領域を撮影可能な撮影装置(テレビカメラ)を備え、該撮影装置の撮影映像を表示装置に表示して、遊技者が遊技球の動きを視認し易いように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−117166号公報
ところが、上記特許文献に記載のパチンコ遊技機では、遊技盤、詳しくは遊技領域の側部に撮影装置を配置しているため、遊技領域を部分的にしか撮影することができない。この結果、表示装置で行う遊技演出等に遊技領域以外の映像を活用することができず、撮影装置を利用した演出が単調になりがちであり、遊技の興趣を高め難い。また、機種交換を行う場合には、撮影装置が遊技盤とともに取り外されるため、機種交換後も撮影装置を利用した演出を行いたい場合には、予め交換後の遊技盤に撮影装置を備えておく必要があり、機種交換のコストを低く抑えることができない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、変動表示装置における遊技演出や報知動作に前面枠の映像を活用することができ、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠側に配置され、遊技領域が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、を備えた遊技機において、
前記前面枠は、遊技領域の上方に庇部を当該前面枠の前方へ向けて延設し、該庇部には、当該前面枠の前面を撮影可能な撮影装置を配置し、
該撮影装置が撮影した撮影映像を変動表示装置へ表示可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記遊技盤の下方に変動表示装置を配置し、
該変動表示装置には、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で備え、
該表示部に、撮影装置が撮影した遊技領域の撮影画像を表示可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記撮影装置は、レンズを前面枠の前方へ向けて配置された撮影カメラと、レンズの前方に配置され、撮影カメラのレンズに対向する対向面に前面枠の前面を映す反射鏡と、を備え、該反射鏡を介して前面枠の前面を撮影可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記撮影装置は、撮影カメラと、該撮影カメラの姿勢を調整可能なカメラ駆動機構と、を備え、
該カメラ駆動機構が遊技状態に応じて撮影カメラの姿勢を調整して、撮影カメラの撮影映像を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
なお、遊技状態とは、遊技機がどのような状況にあるかを意味する。例えば、遊技を実行中である状態や遊技実行前で待機している状態、さらには、遊技の進行状況、遊技中に行われる演出態様、遊技球の貯留量等がどのようになっているかを意味する。
請求項5に記載のものは、前記変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段を備え、
該表示制御手段は、撮影装置が撮影した撮影映像の一部を選択する表示選択手段を備え、
該表示選択手段が遊技状態に応じて撮影映像の一部を選択して、変動表示装置の表示内容を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項6に記載のものは、遊技進行を制御する遊技制御手段を備え、
該遊技制御手段は、変動表示ゲームの結果態様を決定する変動態様情報を生成可能とし、
前記遊技領域には始動入賞口および変動入賞装置を配置し、
前記表示制御手段には、撮影装置が撮影した撮影映像を記憶する映像記憶手段と、該映像記憶手段に記憶された撮影映像のうち、始動入賞口への遊技球の入賞映像を選択して記憶可能な入賞映像記憶手段と、を備え、
前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて遊技制御手段が変動態様情報を生成し、該変動態様情報が変動表示ゲームの結果態様を特別態様に決定する特別態様情報である場合には、特別態様情報の生成の契機となった前記入賞映像を特別入賞映像として入賞映像記憶手段に記憶するとともに、変動入賞装置を遊技球が入賞可能な状態に変換して特別遊技状態を発生し、
該特別遊技状態発生中に、特別入賞映像を変動表示装置へ表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面枠と、該前面枠側に配置され、遊技領域が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置とを備えた遊技機において、前面枠は、遊技領域の上方に庇部を当該前面枠の前方へ向けて延設し、該庇部には、当該前面枠の前面を撮影可能な撮影装置を配置し、該撮影装置が撮影した撮影映像を変動表示装置へ表示可能としたので、遊技領域に限らず、前面枠の前面に亘る範囲の映像を変動表示装置へ表示することができる。したがって、変動表示装置における遊技演出や報知動作に前面枠の映像を活用することができ、遊技の興趣を高めることができる。また、機種交換作業において遊技盤を交換したとしても、撮影装置を新たに装着し直すことがない。したがって、撮影装置を継続して使用する場合であっても、機種交換のコストを低く抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、遊技盤の下方に変動表示装置を配置し、該変動表示装置には、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で備え、該表示部に、撮影装置が撮影した遊技領域の撮影画像を表示可能としたので、遊技者は、変動表示装置から視線を外さずに遊技領域内の遊技球の挙動を観賞することができる。したがって、遊技領域と変動表示装置を分けて配置したとしても、遊技者の観賞の負担を軽減することができ、遊技の興趣が減衰する不具合を抑えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、撮影装置は、レンズを前面枠の前方へ向けて配置された撮影カメラと、レンズの前方に配置され、撮影カメラのレンズに対向する対向面に前面枠の前面を映す反射鏡とを備え、該反射鏡を介して前面枠の前面を撮影可能としたので、撮影カメラを前面枠から前方へ遠ざけなくても前面枠の全体が撮影可能となる撮影距離を確保することができる。したがって、撮影装置や庇部が前面枠の前方へ突出し過ぎる不都合、ひいては遊技者の邪魔になる不都合を抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、撮影装置は、撮影カメラと、該撮影カメラの姿勢を調整可能なカメラ駆動機構とを備え、該カメラ駆動機構が遊技状態に応じて撮影カメラの姿勢を調整して、撮影カメラの撮影映像を変更するので、遊技状態に応じて遊技領域の一部を表示して遊技演出を行ったり、ボタンなどの操作箇所を表示して遊技者へ操作を促す報知を行ったりすることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段を備え、該表示制御手段は、撮影装置が撮影した撮影映像の一部を選択する表示選択手段を備え、該表示選択手段が遊技状態に応じて撮影映像の一部を選択して、変動表示装置の表示内容を変更するので、撮影装置の姿勢を調整せずに、遊技状態に応じて遊技領域の一部を表示して遊技演出を行ったり、ボタンなどの操作箇所を表示して遊技者へ操作を促す報知を行ったりすることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。また、撮影装置の姿勢調整用の機構を必要とせず、撮影装置の構造をシンプルに抑えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、遊技進行を制御する遊技制御手段を備え、該遊技制御手段は、変動表示ゲームの結果態様を決定する変動態様情報を生成可能とし、遊技領域には始動入賞口および変動入賞装置を配置し、表示制御手段には、撮影装置が撮影した撮影映像を記憶する映像記憶手段と、該映像記憶手段に記憶された撮影映像のうち、始動入賞口への遊技球の入賞映像を選択して記憶可能な入賞映像記憶手段とを備え、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて遊技制御手段が変動態様情報を生成し、該変動態様情報が変動表示ゲームの結果態様を特別態様に決定する特別態様情報である場合には、特別態様情報の生成の契機となった前記入賞映像を特別入賞映像として入賞映像記憶手段に記憶するとともに、変動入賞装置を遊技球が入賞可能な状態に変換して特別遊技状態を発生し、該特別遊技状態発生中に、特別入賞映像を変動表示装置へ表示するので、遊技者は、特別遊技状態の発生の契機となった入賞シーンを変動表示装置で観賞して楽しむことができる。したがって、遊技の興趣をさらに高めることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の斜視図、図2は前面側を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、図1および図2に示すように、外枠(機枠あるいは本体枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4(すなわち前面枠3側)の上部に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の前面に遊技領域6を区画形成し、遊技盤5の下方には、遊技に関わる変動表示ゲーム、具体的には後述する特図変動表示ゲームを表示可能な変動表示ユニット8を配置している。また、前面枠本体4の前面側には、一側(図1中、左側)が軸着された透明部材保持枠11を開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠11に透視可能な透明部材12を保持し、透明部材保持枠11の下部には、遊技球を貯留可能な球貯留ユニット13を備えている。そして、透明部材保持枠11を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠11に覆われるとともに、透明部材12が遊技領域6および変動表示ユニット8の前方に配置され、透明部材12を通して遊技領域6と変動表示ユニット8とを上下に並んだ状態で前方から視認できるように構成されている。さらに、透明部材保持枠11の下方には棚部15を前面枠本体4の下部から前方へ突設し,該棚部15の上面を左右方向の中央部が下方へ凹んだ曲面で形成し、この凹み部に透明部材保持枠11の球貯留ユニット13を収容するように構成されている。そして、棚部15の前面の一側(図1中、右側)には、発射装置16(図5参照)を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)17を備え、他側(図1中、左側)には、遊技中に遊技者が操作可能な演出操作部18を備えている。
前面枠本体4は、大きな矩形状の開口を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、図2および図3に示すように、開口の上半部分に額縁状の遊技盤収納フレーム22を備え、該遊技盤収納フレーム22内に遊技盤5を着脱可能な状態で収納(配置)している。また、遊技盤収納フレーム22の下方には遊技盤載置部23(図3参照)を設け、該遊技盤載置部23に遊技盤5の下端を載置することで遊技盤5の上下方向の位置を規制するように構成されている。さらに、遊技盤収納フレーム22の前方には、図2(b)に示すように、透明なガラス板で形成された略蒲鉾形状の遊技盤カバー25を配置し、ヒンジ機構25aを介して遊技盤カバー25の下縁部と遊技盤載置部23の前縁部とを接続している。そして、遊技盤カバー25を遊技盤5と略同じ大きさに設定し、ヒンジ機構25aを中心にして上方へ回動して起立姿勢にすると、遊技盤カバー25により遊技盤5が前方から透視可能な状態で十分に被覆されるように構成されている。一方、下方へ回動して倒伏姿勢にすると、遊技盤5(遊技領域6)の前方を開放するとともに、遊技盤5の下方に配置された変動表示ユニット8を上方から保護する保護部材として機能し、メンテナンス時に遊技盤5からこぼれ落ちた遊技球が変動表示ユニット8に衝突する不都合を防ぐように構成されている。
また、前面枠本体4の開口の下半部分であって遊技盤5の下方には表示ユニット配置部26を備え、該表示ユニット配置部26に変動表示ユニット8を配置している。さらに、表示ユニット配置部26と棚部15との間の一側寄り(図2(a)中、左寄り)には、遊技球が1個ずつ通過可能な球送り開口28を開設し、該球送り開口28の後方には、球貯留ユニット13に貯留された遊技球を遊技領域6へ向けて発射可能な発射装置16を配置している。そして、発射装置16と球送り開口28とを球送り流路(図示せず)で連通し、球貯留ユニット13から球送り開口28に流下してきた遊技球が球送り流路を通過して発射装置16へ到達するように構成されている。また、表示ユニット配置部26と棚部15との間の他側寄り(図2(a)中、右寄り)には球排出口30を開設している。
さらに、前面枠本体4の裏面側の上部には、遊技球を貯留可能な球貯留タンク32を設け、前面枠本体4の裏面側の側部には、球貯留タンク32から流下してきた遊技球を1個ずつ排出するための球排出装置33を設け、該球排出装置33から排出された遊技球を球排出口30へ排出できるように構成されている。また、前面枠3の裏面側の下部には排出発射制御装置34、電源供給装置35等を設けている。
遊技盤5は、図2(b)に示すように、当該遊技盤5の前面に区画部材37を止着して略半円形状の遊技領域6を区画形成し、遊技領域6の一側方(図2(b)中、左側方)には、発射装置16から発射された遊技球を遊技領域6へ案内するための円弧状の発射案内路38を設けている。そして、遊技領域6の中央部にはセンターケース39を備え、該センターケース39の内側の底部には、遊技球が転動可能なステージ部39aを設け、該ステージ部39aの上方にはLED等の照明部材39bを配置し、該照明部材39bから発生した光でステージ部39aを照らし出せるように構成されている(図4(b)参照)。また、センターケース39の側方には普図始動ゲートおよび一般入賞口(いずれも図示せず)を配置し、センターケース39の下方には、左右両側に羽根状の開閉部材(普通電動役物)40aを備えた始動入賞口40と、特図変動表示ゲームの大当たり時に遊技球が入賞可能となる大入賞口41(本発明における変動入賞装置に相当)とを配置し、遊技領域6の下端部には、入賞せずに遊技領域6を流下してきた遊技球(アウト球)を遊技領域6の外方へ排出するためのアウト口42を開設している。そして、遊技領域6のうちセンターケース39、始動入賞口40、大入賞口41等の取り付け部分を除いた箇所には障害釘43(図6参照)を植設している。
さらに、遊技盤5の裏面側には、図3に示すように、遊技盤5よりもひと回り小さい略矩形状の球寄せベース45を装着し、該球寄せベース45内には、遊技領域6を流下した遊技球を回収するための球寄せ流路46を形成している。そして、球寄せベース45の下端部に球寄せ流路46の下流開口を開設し、該下流開口を球回収流路(図示せず)へ連通し、球寄せ流路46および球回収流路を介して遊技球をパチンコ遊技機1の外部へ流下できるように構成されている。さらに、球寄せベース45の裏面側には、遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置48(本発明における遊技制御手段に相当)を備えている。
変動表示ユニット8は、図2(a)および図3に示すように、液晶パネル等の表示部51aを備えた変動表示装置51と、該変動表示装置51の後方に配置された演出制御装置52と、表示部51aの左右両側方に配置され、遊技の進行に伴って音を発生して演出を行うスピーカー53とを備えて構成されている。そして、表示部51aを前方へ下り傾斜した状態で配置するとともに、表示部51aの傾斜上端を遊技領域6(言い換えると遊技盤5と遊技盤カバー25との間の空間)の下端部に隣接する状態、具体的には、遊技領域6内に配置された始動入賞口40等の入賞装置や遊技領域6を流下する遊技球の直下に配置している。
透明部材保持枠11は、図1に示すように、保持枠本体57と、該保持枠本体57に保持された透明部材12と、保持枠本体57の下縁部に配置された球貯留ユニット13とを備えて構成されており、当該透明部材保持枠11の側部(図1中、左側部)を前面枠本体4の一側(図1中、左側)へ軸着している。保持枠本体57は、前面枠本体4と略同じ横幅で形成された枠体であり、左右両側部および上部を前方へ膨出し、保持枠本体57の中央部には縦向き長円形の保持枠開口58を大きく開設している。また、透明部材12は、保持枠開口58を塞ぐ状態で保持枠本体57に保持された透明樹脂製の部材であり、当該透明部材12の側方および上方には外縁壁部60を透明部材12の外縁部から前後方向(詳しくは前方)へ延在する状態で備え、外縁壁部60の前縁部を保持枠開口58の開口縁へ後方から接続して保持枠開口58を後方から閉塞している。さらに、透明部材12の下半部分を前方へ大きく突出して前方へ下り傾斜した状態、言い換えると遊技者の顔へ対向する状態に形成し、この下半部分の左右両側には、スピーカー53の発生音を前方へ透過させるための透音孔61を開設している。
球貯留ユニット13は、前方へ膨出した球貯留皿64を備え、該球貯留皿64の内部を下方へ凹ませて球貯留空間部65を形成し、該球貯留空間部65の後部には、球排出口30に連通可能な排出連通口66を開設している。さらに、球貯留皿64の後部には、球貯留空間部65から下り傾斜した球整列路67を設け、該球整列路67の下流部を上流部よりも絞り込んで遊技球が1個ずつ流下可能な流路幅に設定し、球整列路67内の遊技球を横一列に整列しながら流下させるように構成されている。また、球整列路67の下流端を透明部材保持枠11の後面側に開放している(図2(a)参照)。そして、透明部材保持枠11を閉じると、球整列路67の下流端と球送り開口28とを前後に重ねる状態で連通し、球整列路67、球送り開口28および球送り流路を介して、球貯留皿64内の遊技球を発射装置16へ供給することができるように構成されている。なお、球貯留空間部65の底部には、球貯留空間部65内の遊技球の有無(球不足状態であるか否か)を検出可能な貯留量検出センサ69を備え、排出連通口66および球排出口30よりも上流側には、球貯留空間部65が遊技球で満杯になったか否かを検出可能な満杯検出センサ70を備えている(図5参照)。また、球貯留皿64の側方(図1中、左側方)には、球貯留皿64内の遊技球を外部へ抜き出すための球抜き操作部71を備えている。
さらに、透明部材保持枠11には、前面枠3の前面を撮影可能な撮影装置73を配置している。具体的に説明すると、図4に示すように、透明部材保持枠11のうち遊技領域6の上方に位置する上部、言い換えると遊技領域6を臨ませる保持枠開口58の上縁部を前方へ向けて延設して庇部75を構成し、該庇部75の下面を左右方向の中央部が上方へ凹んだ曲面で形成している(図4(a)参照)。また、この凹み部を後方の遊技領域6側(遊技盤5側)へ向けて下り傾斜した状態に設定し、凹み部の傾斜上端、すなわち庇部75の下面の前端に撮影装置73を配置している。
撮影装置73は、庇部75の下面の前端に止着されたブラケット77と、該ブラケット77に保持された横向き円筒状の撮影カメラ(CCDカメラ)78とを備えて構成されており、該撮影カメラ78の左右方向の中央にレンズ79を後方の遊技領域6へ向けた状態で配置されている。また、撮影カメラ78の円筒中心軸上にカメラ回動軸78aを設け(図4(b)参照)、該カメラ回動軸78aを中心にしてレンズ79(撮影カメラ78)を手動で上下方向へ回動できるように構成されている。なお、レンズ79の画角は、センターケース39、始動入賞口40、大入賞口41を同時に撮影可能な状態に設定されている(図4(b)参照)。また、機種交換作業において遊技盤5を交換してセンターケース39、始動入賞口40、大入賞口41の位置が交換作業の前後で異なる場合には、撮影カメラ78を回動してセンターケース39、始動入賞口40、大入賞口41が撮影できるように調整すればよい。したがって、遊技盤5の交換に拘らず、撮影カメラ78でセンターケース39、始動入賞口40、大入賞口41を撮影することができる。
次に、パチンコ遊技機1の遊技制御を行う遊技制御装置48、および該遊技制御装置48を中心とする制御系統について、図5に基づいて説明する。
遊技制御装置48は、遊技進行を統括的に制御するメイン制御装置として機能し、遊技制御を司るCPU、遊技制御のためのプログラム等を記憶しているROM、および遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAM、入出力インターフェース、クロック等から構成されている。そして、各種検出装置(特図始動センサ82、普図始動センサ83、入賞口センサ84、カウントセンサ85、貯留量検出センサ69、満杯検出センサ70、保持枠開放センサ86)からの検出信号を受けて、特別遊技状態(大当たり状態)や遊技者に対する報知等、種々の処理を行う。さらに、サブ制御装置となる各種制御装置(排出発射制御装置34、演出制御装置52)の他、普通図柄表示器89、普通図柄記憶表示器90、大入賞口41を開閉するための大入賞口開閉ソレノイド91、開閉部材40aを開閉するための普電開閉ソレノイド92、外部出力端子93等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
排出発射制御装置34は、遊技制御装置48からの賞球指令信号(賞球数データ)または図示しないカード球貸ユニットからの貸球要求に基づいて、球排出装置33の動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。また、発射操作ユニット17に設けられた発射停止スイッチ95やタッチセンサ96からの信号に基づいて、発射装置16の動作を制御し、遊技球を遊技領域6へ発射する。
演出制御装置52は、本発明における表示制御手段として機能する制御装置である。そして、遊技制御装置48からの演出制御指令信号(演出制御データ)や演出操作センサ97からの演出操作信号(遊技者が演出操作部18を操作した旨を伝達する信号)に基づいて、装飾ランプ・LED98等の装飾発光装置を制御したり、スピーカー53からの効果音出力を制御したり、あるいは変動表示装置51の表示制御を行う。
上記のような構成のパチンコ遊技機1において、発射装置16から遊技球を発射すると、この遊技球は、遊技領域6の上部に達した後、遊技領域6内を流下し、普図始動ゲート、一般入賞口、始動入賞口40に入賞した場合には所定の賞球が遊技者に付与され、何れにも入賞しなかった場合には、アウト口42から遊技盤5の裏側に回収される。そして、遊技球が普図始動ゲートに入賞すると、パチンコ遊技機1は、普通図柄表示器89にて普図変動表示ゲーム(補助遊技)を行い、普図変動表示ゲームの結果態様が「当たり」になった場合に、始動入賞口40の開閉部材40aが開いて、遊技球が始動入賞口40へ入賞し易い状態に変換する。なお、普図変動表示ゲームの実行中に遊技球が普図始動ゲートを通過した場合には、この遊技球の通過により実行されるはずの普図変動表示ゲームを所定回数(例えば最大4回)まで記憶し、未処理(未実行)の状態で保留する。さらに、保留されている遊技球通過の回数を、例えば変動表示装置51の表示部51aの一部分、あるいは遊技盤5に設けた普通図柄記憶表示器90に表示し、前回の普図変動表示ゲームが終了した後に保留分の普図変動表示ゲームを順次実行する。
遊技領域6を流下する遊技球が始動入賞口40へ入賞すると、変動表示装置51の表示部51aにおいて特図変動表示ゲームが行われる。具体的には、遊技球の始動入賞口40への入賞に基づいて、遊技制御装置48が特図変動表示ゲームの結果態様を決定するために変動態様情報を生成する(図9参照)。さらに、この生成された変動態様情報に基づいて、演出制御装置52が特別図柄(変動表示図柄)100の表示態様を決定し、この特別図柄100を変動表示装置51へ送信して表示部51aに特図変動表示ゲームを表示する(図6(a)および(b)参照)。また、演出制御装置52は、撮影装置73が撮影した遊技領域6の撮影映像、具体的には、遊技領域6のうちセンターケース39のステージ部39aや始動入賞口40の周辺部の撮影映像を変動表示装置51へ送信し、表示部51aにこの撮影映像を特図変動表示ゲームの特別図柄100の周辺(図6(a)参照)、或いは特別図柄100に重なる状態(図6(b)参照)で表示する。したがって、遊技者は、変動表示装置51から視線を外さずに遊技領域6内の遊技球の挙動を観賞することができる。このことから、遊技領域6と変動表示装置51とを分けて配置したとしても、遊技者の観賞の負担を軽減することができ、遊技の興趣が減衰する不具合を抑えることができる。
特図変動表示ゲームの結果、表示部51aにおける表示内容が予め定められた特別表示(大当たり表示)、言い換えると遊技制御装置48により生成された変動態様情報が予め大当たり態様として設定された特別態様情報であった場合には、パチンコ遊技機1(遊技制御装置48)は、遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり状態)を発生し、複数のラウンドに区切って大入賞口41を開放して特別遊技を実行する。なお、特図変動表示ゲームの実行中に遊技球が始動入賞口40に入賞した場合には、この入賞により実行されるはずの特図変動表示ゲームを所定回数(例えば最大4回)まで記憶し、未処理(未実行)の状態で保留する。また、保留されている入賞の回数を、例えば変動表示装置51の表示部51aの下部に矩形状のマーク101(図6(a)および(b)参照)の個数で表示する。
そして、撮影カメラ78を回動して撮影方向を調整したり、あるいは撮影カメラ78のレンズ79を遊技領域6よりも広い範囲が撮影可能となる画角に予め設定したりすれば、遊技領域6に限らず、球貯留ユニット13や演出操作部18等、前面枠3の前面に亘る範囲の映像を変動表示装置51へ表示することができる。したがって、変動表示装置51における遊技演出や報知動作に前面枠3の映像を活用することができ、遊技の興趣を高めることができる。また、前面枠3(詳しくは透明部材保持枠11)に撮影装置73を備えているので、機種交換作業において遊技盤5を交換したとしても、撮影装置73を新たに装着し直すことがない。したがって、撮影装置73を継続して使用する場合であっても、機種交換のコストを低く抑えることができる。
ところで、上記第1実施形態では、撮影装置73の撮影カメラ78をレンズ79が後方の遊技領域6や透明部材12へ向いた姿勢、すなわち前面枠3の前面へ対向する状態で配置したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示す第2実施形態では、撮影カメラ78をレンズ79が前方へ向いた状態で配置している。具体的に説明すると、第2実施形態における撮影装置73は、図7に示すように、前方へ下り傾斜した状態で固定された撮影カメラ78と、該撮影カメラ78のレンズ79の前方、すなわち撮影カメラ78を挟んで遊技盤5とは反対側に配置された反射鏡105とを備えて構成されており、該反射鏡105を撮影カメラ78よりも僅かに下方へずらした位置に配置している。
撮影カメラ78は、そのレンズ79を前面枠3の前方、すなわち透明部材12を挟んで遊技盤5とは反対側となる反射鏡105側へ向け、レンズ79側が下端となる下り傾斜姿勢で庇部75に止着(固定)されている。また、反射鏡105は、その下端が上端よりも前方に位置する前方下り傾斜状態に設定されており、当該反射鏡105の後面、すなわちレンズ79に対向する対向面に透明部材保持枠11や遊技盤5を臨ませて前面枠3の前面を映せるように構成されている。さらに、反射鏡105の左右両側部に横向きの回動軸105aを突設し、該回動軸105aを介して反射鏡105を回動可能な状態で庇部75へ軸着し、手動で反射鏡105の傾斜角度を調整できるように構成されている。
このような構成を備えた撮影装置73においては、当該撮影装置73の後側に位置する撮影カメラ78が反射鏡105の後面を撮影することにより、反射鏡105を介して前面枠3の前面を撮影可能となる。したがって、撮影カメラ78を前面枠3から前方へ遠ざけなくても前面枠3の全体が撮影可能となる撮影距離を確保することができる。このことから、撮影装置73や庇部75が前面枠3の前方へ突出し過ぎる不都合、ひいては遊技者の邪魔になる不都合を抑えることができる。なお、反射鏡105の対向面に映る前面枠3の像、すなわち撮影装置73が撮影した撮影映像は、実物の前面枠3を左右方向に反転した状態で映っているので、演出制御装置52内において撮影映像を反転処理し、この反転処理した映像を変動表示装置51へ送信すれば、左右方向に反転していない状態の前面枠3の映像を表示部51aへ表示することができる。
ところで、上記実施形態では、予め撮影カメラ78の姿勢や反射鏡105の姿勢を手動で調整して撮影対象を設定し、撮影装置73が撮影対象、言い換えると撮影映像を変更しないように構成したが、本発明はこれに限定されず、遊技状態に応じて撮影対象を変えて撮影映像を変更するようにしてもよい。例えば、図8に示す第3実施形態では、基本的には第1実施形態と同じであるが、撮影装置73にカメラ駆動機構110を備えた点で異なる。具体的には、撮影装置73は、撮影カメラ78と、撮影カメラ78の姿勢を調整可能なカメラ駆動機構110とを備えて構成されている。そして、カメラ駆動機構110には、図8(a)および(b)に示すように、駆動源となる駆動モータ111と、該駆動モータ111の出力軸の回動位置を検出するモータ位置検出センサ112と、駆動モータ111の駆動力(回動力)を撮影カメラ78へ伝達する伝達部113(駆動モータ111の出力軸に接続された出力ギア113a、撮影カメラ78のカメラ回動軸78aに接続されたカメラ側ギア113b、出力ギア113aとカメラ側ギア113bとを接続する接続ギア113c)とを備え、駆動モータ111を駆動することで撮影カメラ78を上下方向へ回動できるように構成されている。なお、駆動モータ111は、演出制御装置52の出力インターフェースに電気的に接続されており、演出制御装置52からの出力信号に基づいて駆動するように構成されている。また、モータ位置検出センサ112は、演出制御装置52の入力インターフェースに電気的に接続されており、駆動モータ111の回動位置の検出結果を演出制御装置52へ送信するように構成されている。
このような構成の撮影装置73を前面枠3(詳しくは透明部材保持枠11の庇部75)に備えたパチンコ遊技機1では、図8(c)に示すように、当該パチンコ遊技機1がどのような状況にあるか、すなわち遊技状態に応じてカメラ駆動機構110を駆動して撮影カメラ78の姿勢を調整する。そして、撮影カメラ78の撮影対象を変えて撮影映像を変更し、変更した撮影映像を変動表示装置51(表示部51a)へ表示する。あるいは、撮影カメラ78による撮影を停止するとともに、撮影映像の変動表示装置51への表示を停止する。具体的に説明すると、遊技実行前で待機している状態(所謂呼び込み状態)では、遊技制御装置48は、貯留量検出センサ69からの信号により球貯留皿64が空であること、さらには排出発射制御装置34に接続された発射操作ユニット17の発射停止スイッチ95やタッチセンサ96からの信号により、発射操作ユニット17が操作されていないことを認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で球貯留皿64または始動入賞口40の近傍を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、パチンコ遊技機1を選択中の遊技者に対して球貯留皿64が空である状態や、始動入賞口40の周辺の障害釘43の状況を拡大して見せることができる。
遊技者が遊技を開始して発射装置16から遊技球を発射し始めた状態では、遊技制御装置48は、排出発射制御装置34に接続された発射停止スイッチ95やタッチセンサ96からの信号により、発射操作ユニット17の操作が開始されたことを認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で遊技領域6の上部を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して遊技領域6へ飛入してきた遊技球の挙動を拡大して見せることができ、遊技者が遊技球の発射勢を調整するための判断材料を把握し易い。
発射装置16から遊技球を発射している最中、および発射を停止してから予め設定された時間においては、遊技制御装置48は、排出発射制御装置34に接続された発射操作ユニット17の発射停止スイッチ95やタッチセンサ96からの信号により、発射操作ユニット17の操作中および操作停止を認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で始動入賞口40の近傍を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して発射された遊技球が始動入賞口40へ入賞する状況を拡大して見せることができる。
発射装置16から遊技球を発射して球貯留皿64内の遊技球が少なくなった状態では、遊技制御装置48は、貯留量検出センサ69からの信号により球貯留皿64内の遊技球の減少を認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で球貯留皿64を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して遊技球の貯留量が残り少ないことを報知することができる。
特図変動表示ゲームにおいて所謂リーチ状態となった場合には、演出制御装置52は、変動表示装置51へ撮影装置73の撮影映像を送信することを停止して、変動表示装置51に撮影映像を表示することを停止する。この結果、遊技者がリーチ状態における変動表示装置51の演出表示(所謂リーチアクション)を集中して観賞することができる。
特図変動表示ゲームの結果、特別遊技状態(大当たり状態)となった場合には、演出制御装置52は、撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で大入賞口41の近傍を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して遊技球が大入賞口41へ入賞する状況を拡大して見せることができる。
賞球を獲得する等して球貯留皿64内の遊技球が満杯になった状態では、遊技制御装置48は、満杯検出センサ70からの信号により球貯留皿64内の遊技球の満杯状態を認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で球抜き操作部71を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して、球抜き操作部71を操作して球貯留皿64から遊技球を抜き出すことを促す報知を行うことができる。
遊技中に演出操作部18の操作が有効となった状態、言い換えると演出操作部18を操作すれば遊技演出を変化させることができる状態では、演出制御装置52は、撮影装置73を制御し、撮影カメラ78で演出操作部18を撮影して変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して演出操作部18の操作を促す報知を行うことができる。
メンテナンスなどの際に透明部材保持枠11が開放された状態では、遊技制御装置48は保持枠開放センサ86からの信号により透明部材保持枠11の開放状態を認識する。そして、この認識に基づき、演出制御装置52が撮影装置73による撮影を停止し、変動表示装置51に撮影映像を表示することを停止する。この結果、透明部材保持枠11を開放するだけで撮影装置73の動作を停止することができる。
このようにして、カメラ駆動機構110が遊技状態に応じて撮影カメラ78の姿勢を調整して、撮影カメラ78の撮影映像を変更するので、遊技状態に応じて遊技領域6の一部を表示して遊技演出を行ったり、ボタンなどの操作箇所を表示して遊技者へ操作を促す報知を行ったりすることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。なお、カメラ駆動機構110が撮影カメラ78の姿勢を調整している最中は、撮影映像を変動表示装置51に表示せず、変動表示装置51では撮影映像以外の演出表示のみを行うことが望ましい。また、遊技盤5の機種毎に始動入賞口40の位置や大入賞口41の位置が異なるため、機種変更時にカメラ駆動機構110を駆動するためのデータ、すなわち撮影カメラ78の姿勢を調整するための調整データ(例えば、撮影カメラ78の回動角度を記憶したデータ)を入れ替えることが好適である。そして、この調整データは、撮影カメラ78を制御する演出制御装置52に記憶してもよいが、遊技盤5とともに交換される遊技制御装置48等に記憶しておけば、機種交換時に遊技盤とともに当該調整データも交換することができるので望ましい。
ところで、上記第3実施形態では、カメラ駆動機構110により撮影カメラ78の姿勢を調整して変動表装置へ表示する撮影映像を変更したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示す第4実施形態においては、撮影装置73により前面枠3の前面全体を撮影しておき、遊技状態に応じて撮影映像の一部を選択して変動表示装置51へ表示するように構成されている。具体的に説明すると、第4実施形態における演出制御装置52は、遊技制御装置48等から受信する信号に基づいて行う処理段階に応じて、演出態様決定手段、遊技状態判定手段、表示選択手段、表示制御実行手段として機能する。また、撮影装置73は、撮影カメラ78のレンズ79を前面枠3の前面を全体に亘って撮影可能なもの(広角レンズ)に設定している。
そして、遊技球が始動入賞口40へ入賞して特図始動センサ82からの入賞信号が遊技制御装置48へ送信されると、遊技制御装置48は、変動態様情報を生成して特図変動表示ゲームの結果態様を決定し、この変動態様情報を演出制御装置52へ送信する。すると、演出制御装置52は、演出態様決定手段として機能し、変動表示装置51において表示する特図変動表示ゲームの表示内容の詳細(例えば、表示する図柄の組み合わせや図柄の周辺の装飾演出図柄)を変動態様情報に基づいて決定する。演出態様の詳細を決定したならば、遊技状態判定手段として機能し、決定された演出態様の詳細やパチンコ遊技機1で行われている遊技状態(例えば、発射装置16から遊技球が発射されているか否か)を認識して、撮影映像の選択の判断材料となる選択判断情報を把握する。この選択判断情報を把握したならば、表示選択手段として機能し、撮影装置73から送信されてきた前面枠3の前面全体の撮影映像のうち、選択判断情報に応じて予め定められた箇所の撮影映像を選択(トリミング)して、変動表示装置51へ表示する選択表示映像を準備する。例えば、発射装置16から遊技球が発射されていることが選択判断情報に含まれている場合には、前面枠3の全体の撮影映像のうち遊技領域6の上部の撮影映像を部分的に選択して選択表示映像とする。選択表示映像を準備したならば、表示制御実行手段として機能し、選択表示映像と特図変動表示ゲームの表示内容とを変動表示装置51へ送信して表示部51aに表示する。
さらに、遊技の進行に伴って遊技状態が変化した場合には、遊技状態に応じて改めて選択表示映像を選択し直して、変動表示装置51の表示内容を変更する。例えば、遊技中に演出操作部18の操作が有効となった場合には、演出制御装置52は、表示選択手段として機能し、前面枠3の全体の撮影映像から演出操作部18の撮影部分を選択して選択表示映像を準備し、変動表示装置51へ表示する。この結果、遊技者に対して演出操作部18の操作を促す報知を行うことができる。このようにして前面枠3の前面全体の撮影映像から選択表示映像を選択するので、撮影装置73の姿勢を調整せずに、遊技状態に応じて遊技領域6の一部を表示して遊技演出を行ったり、ボタンなどの操作箇所を表示して遊技者へ操作を促す報知を行ったりすることができ、遊技の興趣を一層高めることができる。さらに、撮影装置73の姿勢調整用の機構を必要とせず、撮影装置73の構造をシンプルに抑えることができる。
ところで、上記実施形態では、撮影装置73が撮影した撮影映像を記憶せずに変動表示装置51へ表示するように構成したが、本発明はこれに限定されず、撮影装置73が撮影した撮影映像を記憶しておき、この記憶した撮影映像を撮影時からタイミングを遅らせて変動表示装置51へ表示するようにしてもよい。例えば、図10〜図12に示す第5実施形態では、始動入賞口40への遊技球の入賞シーンを撮影装置73で撮影して記憶しておき、この入賞が契機となって特別遊技状態が発生したときに、記憶しておいた入賞映像を変動表示装置51に表示するように構成されている。
具体的に説明すると、演出制御装置52は、遊技中に映像記憶手段として機能し、演出制御装置52の一部(例えば演出制御装置52に実装したRAM)に始動入賞口40の周辺の撮影映像(例えば遊技領域6の全体を撮影した撮影映像)を記憶映像として記憶する。そして、遊技球が始動入賞口40へ入賞して特図始動センサ82からの入賞信号が遊技制御装置48へ送信されると、遊技制御装置48は、変動態様情報を生成して特図変動表示ゲームの結果態様を決定し、この変動態様情報を演出制御装置52へ送信する。すると、演出制御装置52は、図11に示すように、特別遊技入賞記憶処理(大当たり入賞記憶処理)を実行し、変動態様情報が特別態様情報であるか否かを判断する(S1)。そして、変動態様情報が特別態様情報であれば、入賞映像記憶手段として機能し、予め記憶した記憶映像のうち、特別態様情報の生成の契機となった始動入賞口40への入賞映像を選択して特別入賞映像として別個に記憶して(S2)、特別遊技入賞記憶処理を終了する。なお、特別入賞映像は、特図始動センサ82から入賞信号が発信された時刻よりも予め設定された時間(例えば1秒間)だけ遡った時刻から始まり、特図始動センサ82から入賞信号が発信された時刻あたりで終わるように選択することが好適である。
また、演出制御装置52は、演出態様決定手段として機能し、変動表示装置51に表示する特図変動表示ゲームの表示内容の詳細(例えば、表示する図柄の組み合わせや図柄の周辺の装飾演出図柄)を特別態様情報に基づいて決定する。特別入賞映像を記憶し、且つ特図変動表示ゲームの表示内容の詳細を決定したならば、表示制御実行手段として機能し、特別入賞映像と特図変動表示ゲームの表示内容とを変動表示装置51へ送信して表示部51aに表示する。具体的には、まず、演出制御装置52が表示部51aに特図変動表示ゲームの表示内容(すなわち大当たり表示)を表示し、この表示後に、遊技制御装置48が特別遊技状態を発生させて特別遊技を実行する。すると、演出制御装置52は、図12に示すように、特別遊技入賞映像表示処理(大当たり入賞映像表示処理)を実行し、第1ラウンドを実行中か否かを判断し(S3)、第1ラウンドを実行中であれば表示部51aに特別入賞映像を表示する(S4)。このようにして、特別遊技状態発生中に特別入賞映像を変動表示装置51へ表示する。したがって、遊技者は、特別遊技を行いながら、特別遊技状態の発生の契機となった入賞シーンを変動表示装置51で観賞して楽しむことができ、遊技の興趣をさらに高めることができる。なお、特別入賞映像の表示においては、実際の撮影速度よりも遅い速度で表示(スロー再生)してもよい。
ところで、上記実施形態では、撮影映像を変動表示装置51のみに送信したが、本発明はこれに限定されない。例えば、撮影映像を外部出力端子93から遊技店内の管理装置(図示せず)へ送信すれば、撮影映像を監視映像として利用し、パチンコ遊技機1に対して不正行為が行われているか否かを監視することができて好適である。また、撮影装置73は、透明部材保持枠11に装着することに限定されない。要は前面枠3に配置できればよく、例えば前面枠本体4の上縁部から庇部を前方へ突設し、この庇部に撮影装置73を配置してもよい。
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠と、該前面枠側に配置され、遊技領域が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置とを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の斜視図である。 (a)は透明部材保持枠を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図、(b)は遊技盤カバーを開放した状態の部分斜視図である。 パチンコ遊技機の断面図である。 (a)はパチンコ遊技機の上部の正面図、(b)は庇部および撮影装置を説明するパチンコ遊技機の上部の断面図である。 制御系統の説明に供するブロック構成図である。 表示部の表示状態の説明図であり、(a)は撮影映像を特別図柄の周辺に表示した説明図、(b)は撮影映像と特別図柄とを重ねた状態の説明図である。 第2実施形態の撮影装置を説明するパチンコ遊技機の上部の断面図である。 第3実施形態の説明図であり、(a)は撮影装置の概略図、(b)は演出制御装置のブロック構成図、(c)は遊技状態と撮影対象との組み合わせを示す説明図である。 第4実施形態における演出制御装置の作用を示す説明図である。 第5実施形態における演出制御装置の作用を示す説明図である。 第5実施形態における特別遊技入賞記憶処理のフローチャートである。 第5実施形態における特別遊技入賞映像表示処理のフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
4 前面枠本体
5 遊技盤
6 遊技領域
8 変動表示ユニット
11 透明部材保持枠
13 球貯留ユニット
16 発射装置
17 発射操作ユニット
18 演出操作部
34 排出発射制御装置
39 センターケース
39a ステージ部
39b 照明部材
40 始動入賞口
40a 開閉部材
41 大入賞口
43 障害釘
48 遊技制御装置
51 変動表示装置
51a 表示部
52 演出制御装置
57 保持枠本体
64 球貯留皿
65 球貯留空間部
69 貯留量検出センサ
70 満杯検出センサ
71 球抜き操作部
73 撮影装置
75 庇部
77 ブラケット
78 撮影カメラ
78a カメラ回動軸
79 レンズ
82 特図始動センサ
83 普図始動センサ
86 保持枠開放センサ
89 普通図柄表示器
90 普通図柄記憶表示器
91 大入賞口開閉ソレノイド
92 普電開閉ソレノイド
93 外部出力端子
95 発射停止スイッチ
96 タッチセンサ
97 演出操作センサ
100 特別図柄
105 反射鏡
110 カメラ駆動機構
111 駆動モータ
112 モータ位置検出センサ
113 伝達部

Claims (6)

  1. 前面枠と、該前面枠側に配置され、遊技領域が前方から視認可能な状態で区画形成された遊技盤と、遊技に関わる変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、を備えた遊技機において、
    前記前面枠は、遊技領域の上方に庇部を当該前面枠の前方へ向けて延設し、該庇部には、当該前面枠の前面を撮影可能な撮影装置を配置し、
    該撮影装置が撮影した撮影映像を変動表示装置へ表示可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤の下方に変動表示装置を配置し、
    該変動表示装置には、変動表示ゲームを表示可能な表示部を前方へ下り傾斜した状態で備え、
    該表示部に、撮影装置が撮影した遊技領域の撮影画像を表示可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記撮影装置は、レンズを前面枠の前方へ向けて配置された撮影カメラと、レンズの前方に配置され、撮影カメラのレンズに対向する対向面に前面枠の前面を映す反射鏡と、を備え、該反射鏡を介して前面枠の前面を撮影可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記撮影装置は、撮影カメラと、該撮影カメラの姿勢を調整可能なカメラ駆動機構と、を備え、
    該カメラ駆動機構が遊技状態に応じて撮影カメラの姿勢を調整して、撮影カメラの撮影映像を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段を備え、
    該表示制御手段は、撮影装置が撮影した撮影映像の一部を選択する表示選択手段を備え、
    該表示選択手段が遊技状態に応じて撮影映像の一部を選択して、変動表示装置の表示内容を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  6. 遊技進行を制御する遊技制御手段を備え、
    該遊技制御手段は、変動表示ゲームの結果態様を決定する変動態様情報を生成可能とし、
    前記遊技領域には始動入賞口および変動入賞装置を配置し、
    前記表示制御手段には、撮影装置が撮影した撮影映像を記憶する映像記憶手段と、該映像記憶手段に記憶された撮影映像のうち、始動入賞口への遊技球の入賞映像を選択して記憶可能な入賞映像記憶手段と、を備え、
    前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて遊技制御手段が変動態様情報を生成し、該変動態様情報が変動表示ゲームの結果態様を特別態様に決定する特別態様情報である場合には、特別態様情報の生成の契機となった前記入賞映像を特別入賞映像として入賞映像記憶手段に記憶するとともに、変動入賞装置を遊技球が入賞可能な状態に変換して特別遊技状態を発生し、
    該特別遊技状態発生中に、特別入賞映像を変動表示装置へ表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
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