JP2008220664A - 電気掃除機 - Google Patents

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Chie Sugiyama
千絵 杉山
Masayoshi Oikawa
真愛 及川
Hiromitsu Murata
村田  博光
Muneyuki Wada
宗幸 和田
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Abstract

【課題】格納場所にコンパクトにかつ収まりよく格納できるとともに、格納場所からの取出し作業性も良い電気掃除機を提供する。
【解決手段】掃除機本体2に接続される吸塵ホース12がその上流側端部に有した握り管部14の上流側の端部16aに、延長管21の端部23aが接続される電気掃除機1を前提とする。握り管部14の端部16aと延長管21の端部23aとをヒンジ(連結手段)25により回動可能に連結する。このヒンジ25中心に、接続が解除された状態の握り管部14と延長管21とを折れ曲がるように回動させる。それにより、吸塵ホース12の両端を拘束した状態で握り管部14が延長管21の横に並んで配置させて、電気掃除機1を格納できるようにしたことを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、掃除機本体に接続される吸塵ホース及びこのホースの握り管部に接続される延長管を備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機が備える吸塵ホースは掃除機本体に着脱可能であるが、通常、この吸塵ホースは掃除機本体に接続された状態に保持されている。この吸塵ホースの握り管部には延長管を介して吸込み口体が接続され、この接続も通常は保持されたままであることが多い。以上のように通常は互いに接続された状態に保持された吸塵ホース、延長管、及び吸込み口体は、掃除機本体への吸塵系統をなしている。
掃除の際、使用者は吸塵系統の握り管部を握持し延長管を介して吸込み口体を目的とする掃除場所に任意に移動させる。この掃除において、掃除場所や掃除対象に適する吸込み口体が、予め用意された各種の吸込み口体の中から選択して使用される。この場合、吸込み口体は延長管の先端部又は吸塵ホースの握り管部に接続して使用される。このため、吸塵ホースの握り管部に対して延長管は着脱自在に嵌合して接続されている。
そして、電気掃除機を保管する際等に、掃除機本体の後部が室内の床面に対向して載置される立位状態とし、この状態で上向きに開放する掃除機本体の係合凹部に、延長管に設けた取付爪部を上方から引掛けて、延長管を立てた状態に保持する技術が知られている。このように延長管が立てられた状態で前記吸塵系統は、吸込み口体が延長管の下方に配置され、吸塵ホースの握り管部は延長管の上方に連続するように配置され、かつ、吸塵ホースのホース部は握り管部の上端から立位状態の掃除機本体の上を向いた本体吸込み口にわたって自由に垂れるように配置される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−28108号公報(段落0012−0108、図1−図23、特に段落0016,0037,0038,0042,0050,0053,0054,0057)
特許文献1のように吸塵系統が組立てられた状態のまま、つまり、吸塵ホース、延長管、及び吸込み口体が互いに接続された状態で格納される電気掃除機は、立てられた状態に保持されている延長管の上側に、吸塵ホースの握り管部が連続して配置される。そのため、この電気掃除機を、低い押入れや高さが低い棚等に格納するには不向きである。
こうした格納に適合させるためには延長管から吸塵ホースの握り管部を外せばよい。しかし、このようにすると、吸塵ホースの握り管部が拘束されないので、握り管部が自由な方向に勝手に向いてしまい、吸塵ホースを格納する上での収まりが悪くなる点で不便である。更に、吸塵ホースが外された延長管が掃除機本体に保持されないで格納された場合、吸塵ホースが接続された掃除機本体を取出す際に、握り管部が落ちて床面等に当たらないように配慮しつつ格納場所から取出す手間が必要となるという点でも不便である。
本発明の目的は、格納場所にコンパクトにかつ収まりよく格納できるとともに、格納場所からの取出し作業性も良い電気掃除機を提供することにある。
本発明は、掃除機本体に接続される吸塵ホースの握り管部の上流側の端部と、この端部に接続される延長管の下流側端部とを、連結手段により回動可能に連結し、接続が解除された状態の前記握り管部と前記延長管とを、前記連結手段を中心に折れ曲がるように回動させて、前記握り管部が前記延長管の横に並んで配置されるようにしている。
本発明の電気掃除機によれば、握り管部を延長管の横に並べて配置した状態とできるのでコンパクトに格納でき、更に、吸塵ホースの両端が拘束されているので、格納状態での収まりがよいとともに格納場所からの取出し作業性も向上できる。
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1及び図2中符号1はキャニスタ型の電気掃除機を示している。この電気掃除機1が備える掃除機本体2は、その前部下面に取付けられた図示しないキャスタと、後部に取付けられた車輪3とにより被掃除面上を容易に移動可能である。掃除機本体2の後部に図示しない電動送風機が内蔵されている。この電動送風機の上流側である掃除機本体2の前部に図示しない集塵部が設けられているとともに、この集塵部の上流側に位置する本体吸込み口(図示しない)が掃除機本体2の前面に開放して設けられている。
図1及び図2に示すように掃除機本体2は、その後部の後面2aと車輪3を部屋の床面等の掃除機載置面に接触させて立位状態に載置でき、この立位状態で図示しない本体吸込み口が上を向くようになっている。更に、使用時に部屋の床面と対向する掃除機本体2の下面に爪受け4が設けられている。爪受け4は掃除機本体2が立位状態になったときに上向きに開放する係合凹部からなる。
図1及び図2中符号11は吸塵系統を示している。この吸塵系統11は、互いに連通する吸塵ホース12と、延長管21と、吸込み口体31とを備えている。
吸塵ホース12は、可撓性のホース部13の上流側端部に握り管部14を連結するとともに、ホース部13の下流側端部に接続管15を連結して形成されている。
ホース部13は蛇腹状をなして自在に変形できるように可撓性を有している。接続管15は掃除機本体2の本体吸込み口に着脱可能に接続される。通常、この接続は保持されており、したがって、吸塵ホース12は掃除機本体2ととともに持ち運ばれるようになっている。
握り管部14は、使用者が吸塵系統11を持つときに握持されるものであって、本実施形態の場合、図3及び図4に示すように管体部16と、握り部17とを備えている。
軸方向両端が夫々開口された管体部16は、例えば握り管部14が握持された状態で下向きに反るように略ヘの字状に曲がった管で形成されているが、直管であってもよい。この握り管部14の先端部をなす管体部16の上流側の端部16aに、その先端面を覆ってゴムにより環状に作られたパッキン18が接着されている。管体部16の下流側端部にホース部13の上流側端部が連結されている。
握り部17は、管体部16の外面に斜め後方に向けて突出するように設けられて、握り部17は管体部16とホース部13と連結部を上方から覆っている。この握り部17には、前記図示しない電動送風機等に対する制御上の指令を与える操作部19が設けられている。なお、握り管部14は、握り部17を省略して管体部16自体が握持される構成であってもよい。
延長管21は、例えば軸方向に摺動可能に嵌合された上流側管22と下流側管23とを備えた二本継のものであって、前記摺動により伸縮できる。図1、図2では上流側管22の大部分を下流側管23内に収めて短く縮めた状態を示している。この短縮状態で野延長管21の全長は立位状態の掃除機本体2の高さよりも長い。延長管21の下流側端部をなす下流側管23の端部23aに、その先端面を覆ってゴムにより環状に作られたパッキン24が接着されている。このパッキン24は握り管部14のパッキン18と同形状で、このパッキン18に接離可能である。
図3及び図4に示すように延長管21の下流側端部をなす下流側管23の端部23aと、握り管部14の先端部をなす管体部16の上流側の端部16aとは、連結手段、例えばヒンジ25により回動可能に連結されている。ヒンジ25は、管体部16及び下流側管23の周方向に関して握り部17に対して略180°離れて設けられている。このヒンジ25を中心に延長管21と握り管部14とは折れ曲がるように回動することができ、それにより、図2及び図4に示すように握り管部14を延長管21の横に並んで配置させることができる。
吸塵系統11は、握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23とが真っ直ぐに連続して接続された状態を保持するとともに、この保持状態を手動で解除できる結合手段を備えている。この結合手段は例えばクランプ26とクランプ受け27とからなる。
クランプ26は握り管部14の先端部をなす管体部16の上流側の端部16aの外面に取付けられている。このクランプ26は手動により操作される。クランプ受け27は延長管21の下流側端部をなす下流側管23の端部23aの外面に取付けられている。握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23とが真っ直ぐに連続して接続された状態において、クランプ26は手動操作によりクランプ受け27に係脱される。クランプ26とクランプ受け27は、管体部16及び下流側管23の周方向に関してヒンジ25に対して略180°離れて設けられている。なお、クランプ26を延長管21の下流側端部をなす下流側管23の端部23aに取付けるとともに、クランプ受け27を握り管部14の先端部をなす管体部16の上流側の端部16aに取付けてもよい。
クランプ26をクランプ受け27に手動で引掛ける(係合する)ことにより、管体部16と下流側管23とが真っ直ぐに連続された接続状態が保持されるとともに、この状態ではパッキン18,24同士が突き当たって密に接触し管体部16と下流側管23と野間の気密が図られるようになっている。クランプ受け27に対するクランプ26の引っ掛かりを手動で外す(係合を外す)ことにより、ヒンジ25を中心とする握り管部14と延長管21との回動が許される。
図1及び図2に示すように延長管21の上流側管22の先端側端部の外面に爪ベース28が固定されていて、この爪ベース28に係止爪29が一体に突設されている。係止爪29は前記爪受け4に係脱可能である。
吸込み口体31は延長管21の上流側管22の先端側端部に着脱可能に嵌合して取付けられている。図1及び図2に示した吸込み口体31は主に使用される床掃除用のものであり、通常、上流側管22の先端側端部に取付けられた状態に保持される。しかし、アタッチメントとして別に用意された他の吸込み口体例えば隙間用の吸込みノズルを使用するとき等は、それが上流側管22の先端側端部に付替えられる。
掃除機本体2に接続された吸塵系統11の延長管21が有した下流側管23の端部23aと握り管部14が有した管体部16の上流側の端部16aは、使用者が電気掃除機1の握り管部14を握って掃除する場合等に、直線状に連続した接続状態に保持される。この保持は、クランプ26をクランプ受け27に係合させることにより、これらからなる結合手段とヒンジ25によってなされる。この状態を図3に示す。この状態では、握り管部14のパッキン18と延長管21のパッキン24とが突き当たって、握り管部14と延長管21との間の気密が確保されるので、掃除の際に握り管部14と延長管21との間から外気が吸込まれないようにできる。
掃除終了後の電気掃除機1の格納状態は二通りあり、第1の格納状態を図2に示し、第2の格納状態を図1に示す。
第1の格納状態では、掃除機本体2に吸塵系統11が接続された状態で、この吸塵系統11の係止爪29を、立位状態にした掃除機本体2の爪受け4に係合することにより、吸塵系統11の延長管21が立てられる。これとともに、クランプ受け27からクランプ26を外した上で、ヒンジ25を中心に折れ曲がるように握り管部14を下向きに回動させて、この握り管部14を、掃除機本体2に立てて支持されている延長管21の横に並べて配置させる。これにより、延長管21の下流側管23の端部23aと、握り管部14の管体部16の上流側の端部16aとが、並んで上向きに開口された状態となる。以上の握り管部14の回動を伴う配置作業は、延長管21を掃除機本体2に立てて支持する前に行っても後に行ってもよい。
第1の格納状態では、掃除機本体2に立てて保持された延長管21の上側に、吸塵ホース12の握り管部14が連続して配置されることがない。そのため、吸塵ホース12の握り管部14に相当する高さスペースを延長管21の上側に考慮しないで格納できる。したがって、格納された電気掃除機1上に十分な上方スペースがない格納場所、例えば低い押入れや高さが低い棚等にも格納することができる。
この第1の格納状態では、吸塵ホース12の握り管部14と延長管21とは、連通されていないものの、ヒンジ25によって接続された状態に維持されている。言い換えれば、吸塵ホース12の握り管部14は、掃除機本体2に立てて支持されている延長管21にヒンジ25により拘束されている。又、吸塵ホース12の接続管15は、掃除機本体2の本体吸込み口に接続されて掃除機本体2に拘束されている。つまり、第1の格納状態で吸塵ホース12はその両端部が拘束されている。
したがって、吸塵ホース12の握り管部14が拘束されない場合のように、握り管部14が自由な方向に勝手に向いて吸塵ホース12を格納する上での収まりが悪くならないようにして格納できる。そのため、次に電気掃除機1を使用するのに、この電気掃除機1を格納場所から出す場合に、吸塵系統11を掃除機本体2とともに一度に取出せるとともに、片手で握り管部14を持たなくても、この握り管部14が落ちて部屋の床面に衝突することがないので、前記衝突に伴う損傷を受けることがない等、使い勝手が良い。
しかも、第1の格納状態では、吸塵ホース12の握り管部14の端部16aが上向きに開口されるように握り管部14が回動されたことで、その管体部16の下流側端部に連結された吸塵ホース12のホース部13の上流側端部13aが、図2に示すようにホース部13の自重で急激に曲がることがなく、真っ直ぐな状態となる。それにより、ホース部13の上流側端部に対する負荷を軽減できる。
又、第2の格納状態では、掃除機本体2に吸塵系統11が接続された状態で、しかも、ヒンジ25で接続されている握り管部14と延長管21とが、それらの端部16aと端部23aを直線状に連続させた接続状態のままで、この吸塵系統11の係止爪29を、立位状態にした掃除機本体2の爪受け4に係合させる。それにより、吸塵系統11の延長管21を立ててから、電気掃除機1を格納する。
この第2の格納状態は、立てられた状態に保持された延長管21の上側に、吸塵ホース12の握り管部14が連続して配置される。このため、低い押入れや高さが低い棚等に格納するには不向きであるので、格納された電気掃除機1上に十分な上方スペースがある場合に選択される。
第2の格納状態では、吸塵ホース12の接続管15が掃除機本体2の本体吸込み口に接続されているとともに、掃除機本体2に立てられた状態に支持されている延長管21に、吸塵ホース12の握り管部14が、ヒンジ25及び結合手段により接続されている。つまり、吸塵ホース12の両端部が拘束されている。したがって、吸塵ホース12の握り管部14が拘束されない場合のように、握り管部14が自由な方向に勝手に向いて吸塵ホース12を格納する上での収まりが悪くならないようにして格納できる。そのため、次に電気掃除機1を使用するのに、この電気掃除機1を格納場所から出す場合に、吸塵系統11を掃除機本体2とともに一度に取出せるとともに、片手で握り管部14を持たなくても、この握り管部14が落ちて部屋の床面に衝突することがないので、前記衝突に伴う損傷を受けることがない等、使い勝手が良い。
図5〜図7を参照して本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、握り管部14の上流側端及び延長管21の下流側端に気密保持用のパッキンを設けることに代えて、連通管35を設けている。
連通管35は、合成樹脂等により蛇腹状に形成されていて、ホース部13のように螺旋状の導電性の金属コイルは内蔵されていないが、外力に追従して伸縮及び折り曲げが可能に作られている。この連通管35は、握り管部14の管体部16の上流側の端部16aと延長管21の下流側管23の端部23aとに渡って設けられていて、握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23とを常に連通している。そのために、連通管35の一端部は管体部16の上流側の端部16aの内側に挿入されて図示しない接着剤により固定され、連通管35の他端部は下流側管23の端部23aの内側に挿入されて図示しない接着剤により固定されている。
図5及び図7に示すように連通管35は、ヒンジ25を中心に折れ曲がるように握り管部14を下向きに回動させて、この握り管部14を、掃除機本体2に立てて支持されている延長管21の横に並べて配置させた際に、逆U字状に曲がることが可能である。これとともに、図6に示すように連通管35は、握り管部14の端部16aと延長管21の下流側管23の端部23aとが真っ直ぐに連続された接続状態で、軸方向長さが短くなるように縮められて、握り管部14と延長管21とにより覆い隠されるようになっている。なお、握り管部14の端部16aと延長管21の下流側管23の端部23aとが真っ直ぐに連続された接続状態は、既述のようにヒンジ25と結合手段により保持される。
以上説明した事項以外は第1実施形態と同じである。したがって、この第2実施形態でも、第1実施形態で既に説明した理由により、コンパクトに格納できるとともに、格納場所に収まりよく格納でき、しかも、格納場所からの取出し作業性も良い電気掃除機できる。しかも、握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23とを連通する連通管35を備えたことにより、掃除の際に握り管部14と延長管21との間から外気が吸込まれる恐れがない点で優れている。
図8及び図9を参照して本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態は、基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態では、握り管部14の上流側端及び延長管の下流側端に気密保持用のパッキンを設けること及び結合手段を設けることに代えて、握り管部14の管体部16の上流側の端部16aと、延長管の下流側管23の端部23aとが着脱自在に嵌合することを可能とする連結手段を採用している。
この連結手段をなすヒンジ25は、第1のアーム41と第2のアーム51とで形成されている。
第1のアーム41は、握り管部14の先端部、つまり、管体部16の上流側の端部16aの外面に一体に突設されている。第1のアーム41は、握り管部14の軸方向に延びる部位41aを有していて、この部位41aは端部16aの外面に対向しこの外面との間に僅かな隙間を形成している。
前記部位41aの両側面に第1の側面突起42と第2の側面突起43とが一体に突設されている。第1の側面突起42は前記部位41aの先端側に設けられ、第2の側面突起43は前記部位41aの根元側に設けられ、それにより、第1の側面突起42と第2の側面突起43は管体部16の軸方向に互いに離間している。
第2のアーム51は、延長管の下流側端部をなした下流側管23の端部23aの外面に一体に突設されている。第2のアーム51は、下流側管23の軸方向に延びる部位51aを有していて、この部位51aは端部23aの外面に対向しこの外面との間に僅かな隙間を形成している。
前記部位51aは、弾性変形が可能で前記部位41aの側面に重なる一対の挟み板部52を有している。これらの挟み板部52にヒンジ小孔53とヒンジ長孔54とが夫々設けられている。ヒンジ小孔53は第1の側面突起42及び第2の側面突起43に係脱可能である。ヒンジ長孔54の長さは第1の側面突起42と第2の側面突起43との離間距離よりも短い。このヒンジ長孔54も第1の側面突起42及び第2の側面突起43に係脱可能である。
前記構成のヒンジ25は、少なくとも第1の側面突起42にヒンジ小孔53又はヒンジ長孔54を嵌合させて、握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23とを連結している。
詳しくは、図9(A)に示すように握り管部14の管体部16の上流側の端部16aに延長管の下流側管23の端部23aが嵌入して接続された状態では、第1の側面突起42にヒンジ小孔53が嵌合されるとともに、第2の側面突起43にヒンジ長孔54が嵌合されて握り管部14とが延長管とが連結されている。この状態で、管体部16の上流側の端部16aの一部が、下流側管23の端部23aの外面と第2のアーム51の部位51aとの間の隙間に挿入して、下流側管23の端部23aと管体部16の上流側の端部16aとの嵌合を許容している。この図9(A)に示す状態では、管体部16の上流側の端部16aと下流側管23の端部23aとが真っ直ぐに連続して接続されている。
それにより、掃除の際の吸塵風路が組立てられる。これとともに、電気掃除機を図1に示したのと同様な第2の格納状態で格納することができる。
図9(A)に示す状態から図2に示したのと同様な第1の格納状態とする手順を説明する。
まず、図9(B)に示すように管体部16の上流側の端部16aと下流側管23の端部23aとを互いに離れる方向に引っ張って、これらの接続を解除する。これにより、ヒンジ小孔53が第1の側面突起42から外れる一方で、ヒンジ長孔54が第2の側面突起43から外れるとともに第1の側面突起42に嵌合される。この場合、ヒンジ長孔54と第1の側面突起42との嵌合により、管体部16と下流側管23との連結は維持されたままである。なお、以上の管体部16と下流側管23との相対的動きは、ヒンジ長孔54によって許容される。
次に、立位状態の掃除機本体2に延長管を引っ掛けて立てた状態に支持した後、図9(C)に示すように第1の側面突起42を支点として握り管部14及び延長管を相対的に回転させて、図9(D)に示すように握り管部14を延長管の下流側管23に並ぶように配置する。この場合、第1の側面突起42にヒンジ長孔54が嵌合しているだけではなく、第2の側面突起43にヒンジ小孔53が嵌合されるので、延長管21に対して握り管部14がふらつかないようにできる。
以上の手順により、電気掃除機を図2に示したのと同様な第1の格納状態とすることができる。又以上の手順と逆の手順を実施することにより、図9(D)の状態から図9(C)及び図9(B)の状態を順次経た後に、図9(A)の状態として、掃除等に適した状態に吸塵系統を組立てることができる。
以上説明した事項以外は第1実施形態と同じである。したがって、この第3実施形態でも、第1実施形態で既に説明した理由により、コンパクトに格納できるとともに、格納場所に収まりよく格納でき、しかも、格納場所からの取出し作業性も良い電気掃除機できる。しかも、第3実施形態では、以上の構成のヒンジ25を用いることで、握り管部14の管体部16と延長管21の下流側管23との接続状態を維持するための結合手段を省略できる点で優れている。
なお、第3実施形態では、第1のアーム41を握り管部14の上流側の端部に設けることに代えて延長管21の下流側端部に設けるとともに、第2のアーム51を延長管21の下流側端部に設けることに代えて握り管部14の上流側の端部に設けてもよい。又、第3実施形態においては、第2実施形態で説明した蛇腹状の連通管35を追加して実施することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機を第2の格納形態を示す側面図。 第1実施形態に係る電気掃除機を第1の格納形態を示す側面図。 第1実施形態に係る電気掃除機の延長管と吸塵ホースの握り管部との接続部まわりを、延長管の下流側端部と吸塵ホースの握り管部とが真っ直ぐに連続して接続された状態で示す断面図。 第1実施形態に係る電気掃除機の延長管と吸塵ホースの握り管部との接続部まわりを、延長管の下流側端部の横に吸塵ホースの握り管部が並べられた状態で示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機を第1の格納形態を示す側面図。 第2実施形態に係る電気掃除機の延長管と吸塵ホースの握り管部との接続部まわりを、延長管の下流側端部と吸塵ホースの握り管部とが真っ直ぐに連続して接続された状態で示す断面図。 第2実施形態に係る電気掃除機の延長管と吸塵ホースの握り管部との接続部まわりを、延長管の下流側端部の横に吸塵ホースの握り管部が並べられた状態で示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る電気掃除機の延長管の下流側端部と吸塵ホースの握り管部とを分解して示す斜視図。 (A)〜(D)は第3実施形態に係る電気掃除機の延長管の下流側端部と吸塵ホースの握り管部との夫々異なる位置関係を示す側面図。
符号の説明
1…電気掃除機、2…掃除機本体、4…爪受け、11…吸塵系統、12…求人ホース、13…ホース部、14…握り管部、15…接続管、16…管体部、16a…管体部の上流側の端部(握り管部の上流側の端部)、21…延長管、22…上流側管、23…下流側管、23a…下流側管の端部(延長管の端部)、25…ヒンジ(連結手段)、26…クランプ(結合手段)、27…クランプ受け(結合手段)、29…係止爪、31…吸込み口体、35…吸込み口体、41…第1のアーム、42…第1の側面突起、43…第2の側面突起、51…第2のアーム、52…挟み板部、53…ヒンジ小孔、54…ヒンジ長孔

Claims (4)

  1. 掃除機本体と、この本体に接続される吸塵ホースと、このホースがその上流側端部に有した握り管部の上流側の端部に接続される延長管とを具備した電気掃除機において、
    前記握り管部の上流側の端部とこの端部に接続される前記延長管の下流側端部とを連結手段により回動可能に連結し、前記接続が解除された状態の前記握り管部と前記延長管とを、前記連結手段を中心に折れ曲がるように回動させて、前記握り管部が前記延長管の横に並んで配置されるようにした電気掃除機。
  2. 前記連結手段をヒンジで形成し、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部との内の一方の端部にクランプを取付けるとともに、他方の端部に前記クランプが係脱されるクランプ受けを取付け、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部とが真っ直ぐに連続して接続された状態を、前記クランプを前記クランプ受けに係合して保持するとともに、前記クランプを前記クランプ受けから外すことにより前記ヒンジを中心とする前記握り管部と前記延長管との回動が許されるようにした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記連結手段を、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部との内の一方の端部の外面に突設された第1のアームと、可撓変形が可能で前記第1のアームの側面に重なる一対の挟み板部を有して前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部との内の他方の端部の外面に突設された第2のアームとで形成するとともに、
    前記一方の端部の軸方向に互いに離間する第1の側面突起と第2の側面突起を前記第1のアームの側面に突設し、前記第1の側面突起と第2の側面突起に係脱可能なヒンジ小孔と、前記第1の側面突起と第2の側面突起に係脱可能なヒンジ長孔とを、前記一対の挟み板部に夫々設け、
    前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部とが真っ直ぐに連続して接続された状態を、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部との嵌合により保持するとともに、この嵌合を外すことにより前記連結手段を中心とする前記握り管部と前記延長管との回動が許されるようにした請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 前記握り管部と前記延長管とを連通する蛇腹状の連通管を、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部とに渡って設け、前記握り管部の上流側の端部と前記延長管の下流側端部とが真っ直ぐに連続して接続された状態で、前記連通管が前記握り管部と延長管とにより覆い隠されるようにした請求項1から3の内のいずれか一項に記載の電気掃除機。
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JP2011019818A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
WO2012139488A1 (zh) * 2011-04-14 2012-10-18 科沃斯机器人科技(苏州)有限公司 用于吸尘器的伸缩管

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