JP2008213076A - Rachet wrench - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はラチエットレンチに関するものである。 The present invention relates to a ratchet wrench.
ラチエットレンチはボルト頭やナットにソケットを嵌合した後にラチエット機構を介して工具柄を揺動してソケットを間欠的に回動してボルトナットを回転するものである。ラチエットレンチによればボルト頭やナットの全周にソケットが嵌合しているため、ボルト頭やナットの外周の角をいためることがない点でスパナよりもすぐれる。しかし、水道管等の工事済配管では管継手部分にラチエットレンチのソケットを嵌合することは不可能である。 The ratchet wrench rotates the bolt and nut by fitting the socket to the bolt head or nut and then swinging the tool handle intermittently via the ratchet mechanism to rotate the socket intermittently. According to the ratchet wrench, the socket is fitted to the entire circumference of the bolt head and nut, which is superior to the spanner in that the corners of the outer circumference of the bolt head and nut are not damaged. However, in a finished pipe such as a water pipe, it is impossible to fit a socket of a ratchet wrench into a pipe joint portion.
従って従来はスパナを配管途中の管継手の多角形部分に係合しスパナを回転することにより管継手の係脱を行っている。しかし、スパナによれば、特に古くてねじ部分が固着した管継手のスパナを掛ける多角形部分の角を丸めてしまいスパナが空回りして使えなくなることが生ずる。そこで、パイプレンチやプライヤを用いるとこのように強くねじが固着した管継手に周方向に不均等に大きな力を加えるため、管継手自体が再び使用出来ない程度に変形したり、破損したりする。 Therefore, conventionally, the pipe joint is engaged and disengaged by engaging the spanner with the polygonal portion of the pipe joint in the middle of piping and rotating the spanner. However, according to the wrench, the corner of the polygonal part to which the wrench of the pipe joint to which the screw part is fixed is particularly rounded is rounded, and the wrench becomes idle and cannot be used. Therefore, if a pipe wrench or pliers is used, a large force is applied to the pipe joint with such a strong screw in the circumferential direction, causing the pipe joint itself to be deformed or damaged to a point where it cannot be used again. .
また、スパナ、パイプレンチ、モンキーレンチでは壁際をとおる配管の管継手を回す場合、頻繁に管継手に対して着脱しなければならず作業性の芳しくないものである。
特許文献1にはターンバックル用レンチが開示されている。このレンチは同文献の第5図に示すようにピン部材18で開閉可能に結合された第1円形状部材141と第2円形状部材142からなるラチエットホイル1を開いた状態で嵌合孔部13をターンバックルの外側に嵌め込み、閉じた後に把手部材3の開閉可能にピン結合された第1部分円弧状部材211と第2部分円弧状部材212でラチエットホイル1を抱くようにしたものである。
この特許文献1に記載の発明は手動工具としてラチエットホイルと把手部材の2つの部材からなっており使用時にラチエットホイルに対して第1部分円弧状部材第2部分円弧状部材の組立分解作業が伴なう。またラチエットホイルと把手部材側が別々のため、手動工具としては管理に難があり適当でない。
The invention described in
特許文献2には鉄筋継手ナットに使用されるレンチ用ソケットが示されている。このソケットはヒンジ9で開閉可能に結合した収納枠3中に環状支持体33,34で分割歯車41,42付のソケット分割体11,12を設けたものでソケット分割体11,12は自体を分割歯車41,42とするか、ソケット分割体11,12と同心に設けてある。分割歯車41,42に噛み合う歯車5をハンドルBで回転するようにしている。
特許文献2に記載の発明は動作時ソケットレンチAに継手ナットbを締め付ける際に、締め付けるトルクを受けソケットレンチA自体がこのトルクにより回されるので、別途ソケットレンチAを回らないようにする手段が必要である。また、ソケットレンチAは部材数が多い。工具としてもレンチ用ソケットとハンドルの2部材が必要であり、手動工具としては管理に難があり適当でない。
In the invention described in
特許文献3に記載の発明では連続して、回転する際にA回転レンチが切り換と部分3を円滑にわたることは困難である。また、ナットを回転するのに大きなトルクを加えると変形してA部回転レンチが回り得なくなる。また、A部回転レンチの中心角を270度以上必要とする。
In the invention described in
本発明は配管等の途中の管継手の係脱を効果的に行える一体的なラチエットレンチを提供することを目的としている。 It is an object of the present invention to provide an integrated ratchet wrench that can effectively engage and disengage a pipe joint in the middle of a pipe or the like.
本発明の第1の発明は併せることで円環状をなし、内周に併せて円環状のはずれ止め溝を有し夫々の一端側を枢着し他端側を開閉可能に連結して結合された夫々が円弧状の第1、第2の保持枠と、
第1の保持枠に設けられた取手と、
併せることで円環状をなし、外周に第1、第2の保持枠のはずれ止め溝に周方向にのみ移動可能に嵌合する突条及びラチエット歯を有し夫々が円弧状の第1、第2のソケットと、
ラチエット歯と係合可能に第1の保持枠に構成されるラチエット装置と、
を有することを特徴とするラチエットレンチである。
The first invention of the present invention is combined to form an annular shape, and has an annular detachment preventing groove along the inner periphery, and one end side of each is pivotally connected and the other end side is connected so as to be openable and closable. First and second holding frames each having an arc shape,
A handle provided on the first holding frame;
By combining them, an annular shape is formed, and the first and second retaining frames of the first and second holding frames are provided on the outer periphery with ridges and ratchet teeth that are movably fitted only in the circumferential direction, and each has an arc shape. Two sockets,
A ratchet device configured on the first holding frame to be engageable with the ratchet teeth;
It is a ratchet wrench characterized by having.
本発明の第2の発明は第1の保持枠は中心角が240度の円弧状、第2の保持枠は中心角が120度の円弧状、第1のソケットは中心角が240度の円弧状、第2のソケットは中心角が120度の円弧状である第1の発明に記載のラチエットレンチである。 In the second aspect of the present invention, the first holding frame has an arc shape with a central angle of 240 degrees, the second holding frame has an arc shape with a central angle of 120 degrees, and the first socket has a circle with a central angle of 240 degrees. The arc-shaped and second socket is the ratchet wrench according to the first aspect of the present invention, which has an arc shape with a central angle of 120 degrees.
本発明の第3の発明は第1のソケットと第2のソケットを併せて円環状としたときに、第1のソケットと第2のソケットの衝き合せ部が、衝き合せ部の半径方向に第1のソケットと第2のソケットの端面がずれないように突起を一方のソケット端面に設けると共に他方のソケット端面に該突起が嵌合する凹部を有することを特徴とする第1又は第2の発明に記載のラチエットレンチである。 According to a third aspect of the present invention, when the first socket and the second socket are combined into an annular shape, the abutting portions of the first socket and the second socket are arranged in the radial direction of the abutting portion. The first or second invention is characterized in that a projection is provided on one socket end surface so that the end surfaces of the first socket and the second socket do not deviate, and a recess is fitted in the other socket end surface. The ratchet wrench described in 1.
請求項1に係る発明によれば、一つ物の工具であり、第1の保持枠、第2の保持枠間を開閉するだけで配管途中の管継手のナットに係脱できる。また、そのままで、通常のラチエットレンチと同様に使うこともできる。一つ物の工具であるので管理に意を払う必要がない。 According to the first aspect of the present invention, the tool is a single tool and can be engaged with and disengaged from the nut of the pipe joint in the middle of the piping only by opening and closing between the first holding frame and the second holding frame. Further, it can be used as it is as a normal ratchet wrench. There is no need to pay attention to management because it is a single tool.
請求項2に係る発明によれば六角ナットの締め緩めの際に第1のソケットだけでも六角ナットを保持できる。
According to the invention which concerns on
請求項3に係る発明によればソケットの継目が保持枠の継目を円滑に通過できる。
According to the invention which concerns on
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
(全体構成)
図1から図4に示すように、ラチエットレンチ1は取手2b付の中心角α1が半円の中心角180度以上であって放射方向に開口部2c(図4)を有し、内周に周方向のはずれ止め溝2aを有する円弧状の第1の保持枠2と、中心角が360度から角α1減じた値の角α2であって第1の保持枠2の他端2eに接離可能な他端3eを有し第1の保持枠2aと併せて円環状となる位置と、第1の保持枠2の開口部2cを開放するようにピン4により枢着され図2に示すように内周に第1の保持枠2のはずれ止め溝2aと併せて円環状のはずれ止め溝2a,3aとなるはずれ止め溝3aを有する円弧状の第2の保持枠3を有する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(overall structure)
As shown in FIGS. 1 to 4, the
また、ラチエットレンチ1は外周に第1の保持枠2のはずれ止め溝2aに周方向にのみ移動可能に嵌合する突条5aとこの突条5aの周囲に設けたラチエット歯5bとを有し内周にボルト頭又はナットに係合する嵌合部5cとを有し第1の保持枠2aの内周の長さとほぼ同一の周方向長さを有する第1のソケット5と、第1のソケット5と併せて第2の保持枠3のはずれ止め溝3aに周方向にのみ移動可能に嵌合する突条6aとこの突条6aの周面に設けたラチエット歯6bとを有し第2の保持枠2aの内周の長さとほぼ同一周方向の長さを有する第2のソケット6を有する。第2のソケット6は内周にボルト頭又はナットに係合する嵌合部6cを有する。また、第1のソケット5は第2の保持枠3のはずれ止め溝3aへ移動して嵌合する。及び第2のソケット6は第1の保持枠2のはずれ止め溝2aへ移動して嵌合する。
The
また、ラチエットレンチ1は第1の保持枠2にソケットの回転方向切替ラッチ7を有する。
The
以下、詳細に説明する。
(第1、第2の保持枠)
図1において、第1の保持枠2と第2の保持枠3は併せて円環状となっている。第1の保持枠2は取手2bの長手方向の中心線上に一端(端面)2dがある。一端2dは第2の保持枠3の一端3dと衝接している。第1の保持枠2の他端(端面)2eは第1の保持枠2と第2の保持枠3を併せて円環状の保持枠となった状態において第2の保持枠3の他端(端面)3eと衝合している。第1の保持枠2に半径方向に設けた貫通穴には鉄球8、ばね9が嵌入している。ばね9は保持枠2の外周に小ねじ11で固定された押え金具13によって縮小されており、鉄球8は加圧されている。鉄球8はラチエット歯5bの谷に入り込んでいる。
Details will be described below.
(First and second holding frames)
In FIG. 1, the
ばね9は圧縮コイルばねである。第2の保持枠3にも同様に鉄球8、ばね9、小ねじ11、押え金具13からなるノッチ装置が設けられ、鉄球8はラチエット歯6bの谷に入り込んでいる。
(第1と第2の保持枠の結合部)
図1のA−A断面を表わした図3に示すように第1の保持枠2に間隔をおいて設けた突出部2fが設けられ、突出部2f間は溝2gとなったヒンジが設けてある。この溝2gに嵌合する突出部3fを有するヒンジが第2の保持枠3に設けてある。突出部3f間は溝3gとなっている。突出部3fと溝2g、突出部2fと溝3gが嵌合した状態で突出部2f、突出部3f位置において図1の紙面に直交する方向のピン4が第1の保持枠2、第2の保持枠3を貫通して保持され第1の保持枠2と第2の保持枠3は枢着されている。中間を除く両側の溝2gにはピン4に差し込まれて薄板のばね座金14が嵌め込んである。ばね座金14により第1、第2の保持枠2,3の図1において紙面に直角方向の位置ががたなく定まる。
The spring 9 is a compression coil spring. Similarly, the
(Joining part of the first and second holding frames)
As shown in FIG. 3 showing the AA cross section of FIG. 1, the
図4には第1の保持枠2と第2の保持枠3の枢着部分の形状が示されている。第1の保持枠2の一端2d側における突出部2fは半径方向の端面2dと端面2dに対して鈍角(本例では180度−45度)の位置となる先端面2f1を有する。
FIG. 4 shows the shapes of the pivoting portions of the
一方第2の保持枠3の溝3gの底3g1は図1における中心Oを通る図1の紙面に直角な線を通る平面上にある。そこで、図4に示すように第1の保持枠2の開口部2cが開くようにピン4を中心にして第2の保持枠3を回動したとき溝底3g1は突出部2fの先端面2f1に衝接し第2の保持枠3の回動を制限している。この時第1のソケット5の角5dと第2のソケット6の角6d間の距離は管継手のすぐ両側の配管例えば水道管を横切ってこの角5d,6d間をとおってソケット5,6が水道管を囲む位置となる。
On the other hand, the bottom 3g1 of the
このように第2の保持枠3の外方への回転を制限してあるため、第2の保持枠3がピン4を中心に無用にぶらぶら回ってしまうことがなく取り扱い易いものとしている。
(第1と第2の保持枠の係脱部(掛金装置))
第1の保持枠2の他端2eと第2の保持枠3の他端3eは図1のように中心Oを通り紙面に直角な線を通る平面上において衝接している。第1の保持枠2には他端2eから周方向に受穴2hが設けてある。第2の保持枠3には他端3eから周方向に掛金嵌合穴3hが設けてある。受穴2h、掛金嵌合穴3hは同じ偏平なダブテイル形断面であって、図1の状態で見て突き合せて一つの円弧形空間をなしている。
Thus, since the rotation of the
(First and second holding frame engagement / disengagement unit (holding device))
The
受穴2hの半径方向断面は第1の保持枠2の内周に近い側が幅広となっているダブテイル形である。同様に、掛金嵌合穴3hの口部3h1は保持枠2,3の端面2e,3eを衝接したときに受穴2hと連続するダブテイル形である。図5(a)に示すように端面3eから見て、掛金嵌合穴3hの奥部3h2は第2の保持枠3の外周側が開口3h3となっている。
The radial cross section of the receiving
掛金嵌合穴3hには第2の保持枠3の周方向に対して移動自在に開閉移動金具16が嵌入している。開閉移動金具16にはつまみ17が小ねじ18により固定されている。開閉移動金具16、つまみ17、小ねじ18で掛金を構成している。つまみ17は開口3h3を通じて第2の保持枠3の外周側から外部へ突出している。つまみ17を第2の保持枠3の奥方向に移動すると開閉移動金具16が同方向に移動する。開閉移動金具16の先端は掛金嵌合穴3hの奥側に移動したときは端面3eよりも掛金嵌合穴3hの奥側へわずかに退いた位置となるようになっている。
An opening / closing moving fitting 16 is fitted in the latch
この掛金嵌合穴3hの内周側には図7(d)に示す止めばね板15が嵌め込んである。止めばね板15は板ばねであって掛金嵌合穴3hの奥部3h2では奥部3h2の両側に強く嵌合して固定され口部3h1においては弾力で半径方向の外側へ付勢されている。止めばね板15には外周の1個所に突起15aが設けられ突起15aは半径方向の外側に付勢された板ばね部分に位置している。突起15aは平板の板ばね部分から半球状に突出するように成形加工されている。
A retaining
開閉移動金具16の内周側には止めばね板15の突起15aが嵌合する凹部16a,16bが設けてある。開閉移動金具16が掛金嵌合穴3hの最も奥まで退いた位置においては凹部16bが突起15aに止めばね板15の弾力でもって嵌合する。開閉移動金具16が掛金嵌合穴3hから突出したときはつまみ17は開口3h3の縁に当り開閉移動金具16が掛金嵌合穴3hから外れないようになっている。このとき、止めばね板15の突起15aは開閉移動金具16の凹部16aに止めばね板15の弾力で嵌合するようになっている。
上記のように構成されているので、開閉移動金具16が掛金嵌合穴3hの奥側へ移動した図7(b)の状態において、第1の保持枠2の他端2eと第2の保持枠3の他端3eを接した後はつまみ17を前進させると図7(a)に示すように開閉移動金具16の先端部分は第1の保持枠2の受穴2hに嵌合する。このとき、突起15aは止めばね板15の弾力に抗して凹部16bから押し出される。開閉移動金具16の内周と突起15aは摺動し凹部16aと突起15aが一致すると止め板ばね16の弾力で凹部16aと突起15aは嵌合する。これによって、第1の保持枠2と第2の保持枠3の結合が保たれる。
Since it is configured as described above, the
上記受穴2hと掛金嵌合穴3hは図1に示すように本例では図1に示す第1、第2の保持枠2,3で作られる円環の中心Oを中心とする円弧状に設けてあるが、端面2e,3eに直角方向の直線状の穴としてもよい。このように受穴2hと掛金嵌合穴3hを設けて両穴2h,3hにわたるように開閉移動金具16が位置した際には、第2の保持枠3を開放しようとして図1においてピン4を中心に反時計回りに第2の保持枠3を回動する方向に付勢しても、開閉移動金具16は中心Oを中心とする円上にしか移動できないので、受穴2hの方向とピン4を中心として回動する第2の保持枠3の他端3e側の移動方向とは異なるので第2の保持枠3は第1の保持枠2に対して移動することができない。
(ラチエット機構)
第2の保持枠3の取手2bの先端側には図1の紙面に平行に左右方向に貫通する穴2iが設けてある。この穴2iは図2に示すように四角形である。穴2iには回転方向切替ラッチ(以下、ラッチという)7が嵌合している。ラッチ7は中心Oをとおる取手2bの長手方向の中心線(図示しない)上において図1の紙面に直角に第1の保持枠2に打ち込まれたピン12に枢着されている。
As shown in FIG. 1, the receiving
(Ratchet mechanism)
A
ラッチ7は鉄球21を介してばね19で加圧されている。鉄球21、ばね19は第2の保持枠3の穴2jに嵌入している。ばね19は圧縮コイルばねである。
The
ラッチ7は鉄球21が転摺動するカム面7a,7bと、何れかが選択的にラチエット歯5bに作用する又は何れも作用しない位置をとると爪7c,7dと、取手2b外へ突出する操作部7e,7fとを有する。カム面7a,7bが会する位置のカムトップ7gは鉄球21が浅く嵌入する凹溝とすることが望ましい。従って、ラッチ7が図1の位置にあるときは爪7c,7dは第1、第2のソケット5,6のラチエット歯5b,6bから離れている。
The
操作部7eを図1において上方へ移動すると回転方向切替ラッチ7はピン12を中心に時計回りに回動し、回動始めにカムトップ7gから鉄球21は外れる。そして鉄球21はカム面7bに移る。ばね19で押されている鉄球21はカム面7bを加圧して切替ラッチ7をピン12を中心にして時計回りに回動する。爪7cはソケット部5のラチエット歯5bと係合する。
When the
ここで図1において、取手2bを中心Oを中心にして時計回りに回転すると爪7cはラチエット歯5bを押し、ソケット5,6に嵌合している六角ナット等の抵抗に抗してソケット5,6を回転する。取手2bを中心Oを中心にして反時計回りに回転するとソケット5,6は不動のまま爪7cはラチエット歯5bからばね19のばね力に抗して外れてラチエット歯5b上をばね19のばね力を加えられ乍移動する。取手2bの揺動を繰り返すことによって、ソケット5,6ははずれ止め溝2a,3aにガイドされ乍間欠して一体的に回転する。
Here, in FIG. 1, when the
また、同様にラッチ7の操作部7fを図1において上方に移動すると爪7dはソケット部5のラチエット歯5bと係合する。ここで図1において、取手2bを中心Oを中心にして反時計回りに回転すると爪7dはラチエット歯5bを押し、ソケット5,6に嵌合している六角ナット等の抵抗に抗してソケット5,6を回転する。取手2bを中心にして時計回りに回転するとソケット5,6は不動のまま爪7dはラチエット歯5bから外れてラチエット歯5b上をばね19のばね力を加えられ乍移動する。
(分割されたソケットの保持)
図1に示すようにソケット5,6は併せて完全な円環状となる。ソケット5,6には衝き合せ部として端面5e,5f,6e,6fが設けてある。ソケット5,6が図1の位置にあるとき、図6に示すソケット5の端面5eとソケット6の端面6eは接している。また、ソケット5の端面5fとソケット6の端面6fは接している。端面5eには凹部5e1が設けてある。凹部5e1に丁度嵌合する突起6e1が端面6eに設けてある。端面5fには突起5f1が設けてある。端面6fには突起5f1が丁度嵌合する凹部6f1が設けてある。
Similarly, when the
(Holding a split socket)
As shown in FIG. 1, the
ソケット5,6は端面5eと6eが接して凹部5e1に突起6e1が丁度嵌合し、端面5fと6fが接して凹部6f1に突起5f1が丁度嵌合した状態で一体的な円環状のソケットとなり、外周に連続して円形に無端のラチエット歯5b,6bが配列され、内周に周方向に連続した嵌合部5c,6cが配列される。ラチエット歯5b,6bは併せて28コマである。嵌合部5c,6cは三角谷形で本例では12コマとなっていて主に六角ボルト頭、六角ナットが嵌合部5c,6cに嵌合するようになっている。
The
図2に示すように円環状のソケット5,6の円環中心線方向の両端面には手回転用すべり止め5g,6gが設けてある。このすべり止め5g,6gはラッチ7の爪7c,7dが図1に示すようにラチエット歯5b,6bと係合していないときに、ソケット5,6は第1,第2の保持枠2,3のはずれ止め溝2a,3aに沿って抵抗少なく回転可能である。このとき、すべり止め5g,6gに指先を掛けるとソケット5,6を簡単に回転できる。このとき、ノッチの鉄球8がラチエット歯5b,6bの谷にばね9のばね力で押し込まれるのでソケット5,6はラチエット歯5b,6bの歯数に相当する数で割り出し回転される。これによって、ラッチ爪7c,7dは図1の位置からラチエット歯5b,6bの谷に丁度入り得ることになる。本例では第1,第2の保持枠2,3の幅方向の両端面からソケット5,6を突出させ、同方向のソケット5,6の端面にすべり止め5g,6gを設けてある。
As shown in FIG. 2,
また、爪7c又は7dがラチエット歯5bに係合している場合はすべり止め5g,6gに指先を掛けて爪7c又は7dがラチエット歯5bから離脱する方向にソケット5,6を回転できる。
Further, when the
上記は爪7c又は7dがラチエット歯5bに係脱する場合についてのべたが爪7c又は7dがラチエット歯6bに係脱する場合も同様に作用する。
The above applies similarly to the case where the
ソケット5,6は円環状を保って回転する。従って、ソケット5及び6ははずれ止め溝2a,3aの何れに沿っても移動するものである。
(作用)
ラチエットレンチ1は収納状態では図1のように第1の保持枠2と第2の保持枠3間が閉じた状態である。この状態では、図7(a)に示すように開閉移動金具16は第1の保持枠2の受穴2hに嵌合し、且つ、止めばね15の突起15aは開閉移動金具16の凹部16aに弾力で嵌入しているのでラチエットレンチ1の持ち運び時には第1の保持枠2と第2の保持枠3の間が開くことはない。
The
(Function)
The
図1の状態では第1の保持枠2の他端2e、第2の保持枠3の他端3e、ソケット5の周方向の端面5f、ソケット6の周方向の端面6fは中心Oをとおり図1の紙面に直角な一平面上にある。また、第1の保持枠2の一端2dと、第2の保持枠3の一端3d、ソケット5の端面5e、ソケット6の端面6eは中心Oをとおり図1の紙面に直角な他の一平面上にある。
In the state of FIG. 1, the
ラチエット歯5b,6bに夫々ばね9で付勢された鉄球8が係合しているのでソケット5,6はラチエットレンチ1の運搬等によっては図1の位置から
回転せず上述した第1の保持枠2、第2の保持枠3、ソケット5,6の端面の位置は保たれる。また、ラチエットレンチ1を図4のように開いた際も、各ラチエット歯5b,6bに夫々ばね9で付勢された鉄球8が係合しているので取手2bを持ってラチエットレンチ1を振る程度ではソケット5,6は移動しない。
Since the iron balls 8 urged by the springs 9 are engaged with the
上述のようになっており、ラチエットレンチ1は一体物で各部材の関係位置は運搬、落下等によっては変らない。従って、通常のラチエットレンチと同様の持ち運びができる。
As described above, the
次に配管の途中にある例えば管継手のナットを回転する場合に、スパナは使用できるが、めがねレンチ、通常のラチエットレンチは使用できないときの本例のラチエットレンチ1の使用方法を説明する。
Next, a method of using the
図1、図7(a)において、つまみ17を中心Oを中心に反時計方向に回動すると、開閉移動金具16は止めばね板15のばね力で凹部16aに入っている突起15aの抵抗に抗して掛金嵌合穴3hの奥側へ移動し、突起15aは凹部16aから外れ止めばね板15上を摺動して凹部16bに嵌合し、開閉移動金具16の先端側は図7(b)に示すように受穴2hから抜ける。
In FIG. 1 and FIG. 7A, when the
ここで、ピン4を中心に第2の保持枠3を図1において反時計回りに回動すると、第1の保持枠2の他端2eから第2の保持枠3の他端3eは離れる。及び、ソケット5,6の端面5f,6fは離れる。第2の保持枠3が上記回動を続けると、図4に示すようにピン4回りにおいて端面2f1に底3g1が当り、第2の保持枠3の回動限位置となる。保持枠2,3の開いたソケット5,6の角5d,6d間は最大に開いている。
Here, when the
ここで、角5d,6d間の開口を配管を横切って通過させるようにラチエットレンチ1を操作する。次に配管に沿ってラチエットレンチ1を移動し、嵌合部5cを管継手の六角ナット(図4には図示されない)に嵌合する。次に図4においてピン4を中心にして第2の保持枠3を時計回りに回動し端面2e,3eを衝合する。このとき、前記六角ナットNは図8又は図9のように嵌合部5c,6cで抱かれる。次につまみ17を前進して開閉移動金具16を受穴2hに嵌合する。
Here, the
上記ナットNへのソケット5,6の嵌合は配管を横切ってから、第1、第2の保持枠1,2とソケット5,6を先に閉じてから行ってもよい。
The fitting of the
ナットを締める場合は操作部7eを図1において押し上げ、爪7cをラチエット歯5bに係合する。ナットを弛める場合は図1において操作部7fを押し上げ爪7dをラチエット歯5bに係合する。
When tightening the nut, the operating
ここで、取手2bを中心Oを中心にして揺動すると公知のラッチ7とラチエット歯5c,6cからなるラチエット機構により、公知の作用によりソケット5,6は間欠して回動する。
Here, when the
取手2bの揺動をくり返すとソケット5,6は共に回動する。今、ソケット5,6が図1において時計回りに回転するものとすると、端面5e側からソケット5は第2の保持枠3のはずれ止め溝3aに入って、はずれ止め溝2a,3aに案内されて移動する。端面6f側からソケット6は第1の保持枠2のはずれ止め溝2aに入って、はずれ止め溝2a,3aに案内されて移動する。
When the swinging of the
配管途中のナットを手で回し得るまで弛め、又は手で締め込んで後に締め込むまでに必要なナットの回転数は複数回である。そこで、ソケット5,6は、はずれ止め溝2a,3a中を複数回周回する。
The number of rotations of the nut required until the nut in the middle of the piping is loosened until it can be turned by hand, or tightened by hand and then tightened later is a plurality of times. Therefore, the
配管中のナットが充分弛み手で回して弛み得る位置まで来たときは更に取手2bを揺動してソケット5,6の端面5e,6eを図1の位置とし、その合せ目に保持枠2,3の端面2d,3dの合せ目を合せる。ここで、つまみ17を操作して受穴2hから開閉移動金具16を抜く。そして、ピン4を中心にして第2の保持枠3を反時計回りに回動すると、図4の如く、保持枠2,3及びソケット5,6間が開く。
When the nut in the pipe reaches a position where it can be loosened by turning it with a loose hand, the
ここで、ラチエットレンチ1を配管に沿って移動し、ナットのない処で保持枠2,3を配管から外す。
Here, the
この作業は先ず配管中のナットからソケット5,6を配管に沿って移動してから行ってもよい。
This operation may be performed after first moving the
配管中のナットを締め込む場合に所要の締め込みを行った際に、ソケット5,6の端面5e,6eの合せ目、端面5f,6fの合せ目が図1の位置になるとは限らない。即ち、ソケット5,6の端面5e,6eの合せ目と、保持枠2,3の端面2d,3dの合せ目とが一致しないのが通常である。
When the nuts in the pipe are tightened as required, the joints of the
このときは配管に沿ってナットからソケットレンチ1を外す。次に、好ましくは図1に示すように鉄球21がラッチ7のカムトップ7gを押して爪7c,7dがラチエット歯5b,6bから離れた状態とし、回転用すべり止め5g,6gに指を掛けてソケット5,6を回転する。ソケット5,6はラチエット歯5b,6bが鉄球8を介してばね9のばね力を加えられているが、ばね9のばね力は鉄球8が必ずラチエット歯5b,6bの谷に入って谷の両フランクに接する大きさになっている。
At this time, the
ソケット5,6は上述のようになっているのでラチエット歯の一歯毎に間欠的に鉄球8を介してばね9の力で位置決めされる。そして、図1に示す位置に来た際には鉄球8はラチエット歯5b,6bの谷の両フランクに接すると共に保持枠2,3の端面2d,3dの合せ面とソケット5,6の端面5e,6eの合せ面が一平面上で一致する。及び端面5f,6f,2e,3eが一平面上で一致する。
Since the
なほ、ラッチ7の爪7c,又は7dがラチエット歯5b,6bに係合している場合は、ソケット5,6は一方向にしか回転できないが、ソケット5,6の端面5e,6eの合せ目を保持枠2,3の端面2d,3dの合せ目に合せることができる。
When the
実施例における第1の保持枠2、ソケット5の周方向の角度は図1に示すようにα1=240度、第2の保持枠3、ソケット6の周方向の角度は図1に示すようにα2=120度である。ソケット5,6の内周には合せて12コマの六角ナットに係合する内歯の爪車状の凹凸を設けてあり、1つ置きの凹部に六角ナットの角が嵌合する。
In the embodiment, the circumferential angle of the
このようにしてあるため、図8に示すように六角ナットNは隣り合って続く4つの角N1,N2,N3,N4がソケット5に保持される。または、図9に示すようにナットNの対辺Na,Nbがソケット5に保持される。
Thus, as shown in FIG. 8, the four corners N1, N2, N3, and N4 of the hexagon nut N that are adjacent to each other are held in the
図8ではナットNはソケット5のみで保持されることも可能である。図9では対辺Na,Nbに対してソケット5はあたかもスパナのように係合している。しかし、スパナではナットNの半径方向に外れ得るが、このラチエットレンチ1では図9においてソケット6によって中心Oから見て放射方向のナットNの移動が止められている。
In FIG. 8, the nut N can be held only by the
上記図8、図9何れの場合においても、ナットNはソケット5,6の嵌合部5c,6cに全周が嵌合しているので大きなトルクを加えてもナットの角を傷つけてしまうことが防止できる。
In either case of FIGS. 8 and 9, the nut N is fitted to the
ラチエットレンチ1は図1の状態にしておくことにより、通常のラチエットレンチと同様に用いることができる。必要により配管途中のナットの締め弛めに用いることができる。ソケット5,6は両端面が突起6e1が凹部5e1に丁度嵌合し、突起5f1が凹部6f1に丁度嵌合しているので、ソケット5,6を併せた円環形状が正確に保たれ、図1においてソケット5,6と保持枠2,3が相対的に回転するときに、ソケット5,6の端面5e,6eの継目は保持枠2,3のピン4で枢着された及び開閉移動金具16で連結された一端側のはずれ止め溝2a,3aの継目及び他端のはずれ止め溝2a,3aの継目を円滑に通過することができる。ソケット5,6の端面5f,6fの継目は上記同様に保持枠2,3のはずれ止め溝2a,3aの上記各継目を円滑に通過できる。
If the
ラチエットレンチ1は、併せることで円環状をなし、内周に併せて連続する円環状のはずれ止め溝2a,3aを有し夫々の一端側を枢着し他端側を開閉可能に連結して結合された夫々が円弧状の第1、第2の保持枠2,3と、併せることで円環状をなし、外周に第1、第2の保持枠2,3のはずれ止め溝2a,3aと周方向にのみ移動可能に嵌合する突条5a,6a及びラチエット歯5b,6bを有し夫々が円弧状の第1、第2のソケット5,6と、ラチエット歯5b,6bと係合可能に第1の保持枠に構成されるラチエット装置と、を有することにより、
配管途中にある管継手等の配管を横切って配管途中の管継手のナットにソケットを嵌合してナットをラチエット送りで回転できる。従って、壁際にある配管の管継手のナットについても、スパナのように係脱をくり返すことなく回すことができる。
The
A socket can be fitted to a nut of a pipe joint in the middle of a pipe across a pipe joint or the like in the middle of the pipe, and the nut can be rotated by a latitudinal feed. Therefore, it is possible to turn the nut of the pipe joint near the wall without repeatedly engaging and disengaging like a spanner.
ソケットは回転数に制限なく回せるのでナットのねじ山の数が多い場合にも好適に対応できる。 Since the socket can be rotated without limitation on the number of rotations, the socket can be suitably used even when the number of screw threads of the nut is large.
ナットを締め付け又は弛める際も、第1,第2のソケットが円環状となって円環状に保持されている保持枠に案内されるので、ナットの角をいためることなく、大きなトルクを加えることができる。 When tightening or loosening the nut, the first and second sockets are annularly guided to the holding frame that is held in an annular shape, so that a large torque can be applied without distorting the corners of the nut. it can.
第1,第2の保持枠を開いた際には、第1,第2のソケットは該保持枠のはずれ止め溝に嵌合しているので、ラチエットレンチは常に一体的な構成となっており、使用時に部材を組み付ける必要がなく保管時は1つものであるから一部の部材をなくす恐れがないので手工具として管理に意を払う必要がない。 When the first and second holding frames are opened, the first and second sockets are fitted in the retaining grooves of the holding frames, so that the latch wrench is always in one piece. It is not necessary to pay attention to management as a hand tool because there is no need to assemble parts at the time of use and there is no fear of losing some of the parts at the time of storage.
第1の保持枠2は中心角が240度の円弧状、第2の保持枠3は中心角が120度の円弧状、第1のソケット5は中心角が240度の円弧状、第2のソケット6は中心角が120度の円弧状である場合は、六角ナットの締め弛めを行う場合に、第1のソケット5の嵌合部5cのみでもナットを回し得るので第1の保持枠と第2の保持枠の枢着部、連結部の強度を大きくする必要はなくラチエットレンチを小さく、コンパクトに構成できる。
The
第1のソケット5と第2のソケット6を併せて円環状としたときに、第1のソケットと第2のソケットの衝き合せ部が、衝き合せ部の半径方向に第1のソケットと第2のソケットの端面5e,6eと5f,6fがずれない突起を一方のソケット端面に設けると共に他方のソケット端面に該突起が嵌合する連結凹穴を有することにより、第1のソケットと第2のソケットの円環状態がよく保たれ、第1の保持枠と第2の保持枠の継目を第1のソケットと第2のソケットの継目が円滑に通過できる。
When the
実施例の角α1=240度、角α2=120度は好ましいが、この角α1,角α2は選択の幅がある。例えば角α1=120度、角α2=240度又は角α1=α2=180度である。これらの角度を採用するとラチエットレンチ1のトルクを加える回転方向は図1においてピン4を中心にして取手2bは時計回りに回動するようにすると開閉移動金具16を用いた掛金装置には開こうとするやや大きな力が加わるので取手2bは反時計回りに回動するようにし端面2e,3eを圧接するようにする使い方が好ましいことになる。
The angle α1 = 240 degrees and the angle α2 = 120 degrees in the embodiment are preferable, but the angles α1 and α2 have a range of selection. For example, the angle α1 = 120 degrees, the angle α2 = 240 degrees, or the angle α1 = α2 = 180 degrees. If these angles are adopted, the rotation direction for applying the torque of the
角α1=α2とした場合は配管途中の管継手のナットにナット外周側からナットに嵌合部5c,6cを嵌合可能となる。
When the angle α1 = α2, the
1…ラチエットレンチ
2…第1の保持枠 2a…はずれ止め溝 2b…取手 2c…開口部 2d…一端(端面) 2e…他端(端面)
3…第2の保持枠 3a…はずれ止め溝 3d…一端(端面) 3e…他端 3f…突出部 3g…溝 3g1…溝底 3h…掛金嵌合穴 3h1…口部 3h2…奥部 3h3…開口
4…ピン
5…第1のソケット 5a…突条 5b…ラチエット歯 5c…嵌合部 5d…角 5e…端面 5e1…凹部 5f…端面 5f1…突起 5g…すべり止め
6…第2のソケット 6a…突条 6b…ラチエット歯 6c…嵌合部 6d…角 6e…端面 6e1…突起 6f…端面 6f1…凹部 6g…すべり止め
7…ラッチ 7a,7b…カム面 7c,7d…爪 7e,7f…操作部7g…カムトップ
8…鉄球
9…ばね
11…小ねじ
12…ピン
13…押え金具
14…ばね座金
15…止めばね 15a…突起
16…開閉移動金具 16a,16b…凹部
17…つまみ
18…小ねじ
19…ばね
21…鉄球
α1,α2…中心角
O…中心
N…ナット
1 ... Latchet wrench
DESCRIPTION OF
3 ...
Claims (3)
第1の保持枠に設けられた取手と、
併せることで円環状をなし、外周に第1、第2の保持枠のはずれ止め溝に周方向にのみ移動可能に嵌合する突条及びラチエット歯を有し夫々が円弧状の第1、第2のソケットと、
ラチエット歯と係合可能に第1の保持枠に構成されるラチエット装置と、
を有することを特徴とするラチエットレンチ。 By combining them together, an annular shape is formed, and an annular detachment preventing groove is formed along the inner periphery, and one end side of each is pivotally connected and the other end side is connected so as to be openable / closable. A second holding frame;
A handle provided on the first holding frame;
By combining them, an annular shape is formed, and the first and second retaining frames of the first and second holding frames are provided on the outer periphery with ridges and ratchet teeth that are movably fitted only in the circumferential direction, and each has an arc shape. Two sockets,
A ratchet device configured on the first holding frame to be engageable with the ratchet teeth;
A ratchet wrench characterized by comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052683A JP2008213076A (en) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | Rachet wrench |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052683A JP2008213076A (en) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | Rachet wrench |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008213076A true JP2008213076A (en) | 2008-09-18 |
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ID=39833734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007052683A Pending JP2008213076A (en) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | Rachet wrench |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008213076A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103963393A (en) * | 2014-04-14 | 2014-08-06 | 中原工学院 | Waterproof and moisture permeable composite membrane and preparation method thereof |
JP5914715B1 (en) * | 2015-02-19 | 2016-05-11 | 株式会社日研工作所 | Hook spanner |
-
2007
- 2007-03-02 JP JP2007052683A patent/JP2008213076A/en active Pending
Cited By (2)
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CN103963393A (en) * | 2014-04-14 | 2014-08-06 | 中原工学院 | Waterproof and moisture permeable composite membrane and preparation method thereof |
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