JP2008209736A - 電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー - Google Patents

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Abstract

【課題】
広範囲の雰囲気温度下においても、粘弾性の変化が小さい電気複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーを提供すること。
【解決手段】
ポリウレタンエラストマーは、(1)ポリオール成分、(2)鎖延長剤および(3)イソシアネート成分を含んで構成されており、ポリオール成分は両末端に水酸基を有する2官能で分子中にエステル基を含むシリコーンオイルを含み、イソシアネート成分は芳香族イソシアネートを含み、ポリウレタンエラストマーに対してシリコーンオイルが5.0〜50重量%であり、 ポリウレタンエラストマーに対して、両末端に水酸基を有し分子中にエステル基を含むシリコーンオイルとポリカプロラクトンエステルポリオールを含有させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、広範囲の雰囲気温度下で粘弾性(ゴム状弾性)の変化が小さく、しかもガラス転移点が−5℃以下である低温特性に優れる電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーに関するものである。
従来、電子複写機等の感光ドラムの表面に残留するトナーの除去用に、クリーニングブレードが用いられており、素材としてはポリウレタンエラストマーが知られている。
クリーニングブレードは感光ドラムの表面と直接接触していることや、近年、印字等の印刷状態の鮮度を上げるために感光ドラム表面に残留すると除去しにくくなる微細化されたトナーの除去のため、強度、伸び等の高い機械的特性や弾性また低摩擦性で耐摩耗性に優れたポリウレタンエラストマーが要求されている。
コピー機やファックス等の電子複写機を使用(設置)する場所は、必ずしも常温に一定調整された好環境下の事務所や一般家庭内だけではなく、高温下(高温域)および寒冷下(低温域)など様々な雰囲気温度下で使われることが多い。従って、それに対応した温度依存性の小さいクリーニングブレードが求められている。
例えば、高温下ではポリウレタンエラストマーの硬度が低下し必要以上に弾性が上がりすぎるため、感光ドラム表面に残留するトナーの除去が不十分になったり、異音が発生したりする。
また、寒冷下ではポリウレタンエラストマーの粘弾性が失われて、感光ドラムの表面に残留するトナーの除去が不十分になり、印字の滲みやかすれ等のトラブルが起こる。
特開昭57−201275公報には、ポリウレタンゴムにフッ素系化合物を含有させ低摩擦係数化を達成する方法記載されている。
特開昭57−201276公報には、ポリウレタンゴムにポリシロキサンオイルを含有させ低摩擦係数化を達成する方法が記載されている。
特開平5−224573公報には、シリコーン含有多元共重合体と飽和および不飽和の脂肪酸アミドを用い、摩擦係数が低く耐熱性に優れる電子複写機用クリーニングブレードを得る方法が記載されている。この方法ではポリシロキサンジオールの使用量が少ないため、ポリシロキサン鎖が表面に出にくく低摩擦性や物性への効果が少なく不十分である。
特開平7−290601公報には片末端に水酸基を持ったポリシロキサンモノオールをウレタンゴムに使用し、低摩擦層を備えたクリーニングブレードを製造する方法が記載されている。ポリシロキサンモノオールではモノオールのため生成ウレタン組成物の分子量が大きくならず強度が低下する欠点がある。
特開2003−186366には片末端に1級水酸基を2個有し、他端に反応性基を有しないオルガノポリシロキサンを用い、低摩擦性に優れる電子複写機クリーニングブレードを得る方法が記載されている。片末端に2個の活性水素を持ったポリシロキサンジオールではジメチルシリコン鎖が長鎖の側鎖として働き分子構造を乱す働きをするため物性が低下する欠点があり不十分である。
特開昭57−201275公報 特開昭57−201276公報 特開平5−224573公報 特開平7−290601公報 特開2003−186366公報
しかし、上記公報では、広範囲の雰囲気温度下で粘弾性の変化が小さく、しかもガラス転移点が−5℃以下である低温特性に優れる電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーを得る方法に関する記載は見られない。
従って、高温下でも寒冷下でも、クリーニングブレードとしての機能を充分に果たすことが出来るように、広範囲の雰囲気温度下での粘弾性の変化が小さく、ガラス転移点が−5℃以下である低温特性に優れる電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーの開発が望まれている。
本発明の目的は、広範囲の雰囲気温度下でも温度依存性が小さく粘弾性(ゴム状弾性)の変化幅が小さくしかもガラス転移点が−5℃以下である低温特性に優れる電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーを提供することにある。
かかる問題を解決するために検討を重ねた結果、下記の電子複写機のクリーニングブレー
ド用ポリウレタンエラストマーを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーであって、
ポリウレタンエラストマーは、(1)ポリオール成分、(2)鎖延長剤および(3)イソシアネート成分を含んで構成されており、
ポリオール成分は、両末端に水酸基を有する2官能で分子中にエステル基を含むシリコーンオイルを含み、
イソシアネート成分は芳香族イソシアネートを含み、
ポリウレタンエラストマーに対してシリコーンオイルが5.0〜50重量%であり、
ポリウレタンエラストマーについて、硬度がショアAで70〜90、粘弾性の10℃の値tanδ(10)が0.32以下、55℃の値tanδ(55)が0.02以上であり、tanδ(10)とtanδ(55)の差が0.30以内である電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー
本発明の効果として、電子複写機のクリーニングブレードとして必要とされる硬度、強度、伸び等の機械的特性を満たし、尚且つ、広範囲の雰囲気温度下、例えば10〜55℃で温度依存性が小さく、しかもガラス転移点が−5℃以下であるので10℃以下の低温域でも粘弾性(ゴム状弾性)を有するポリウレタンエラストマーが得られる。
このことにより、広範囲の雰囲気温度下に有ってもクリーニングブレードとしての性能を損なわない電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーを提供することができる。
以下に本発明の詳細を説明する。
本発明の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーにおいて、
ポリウレタンエラストマーは、(1)ポリオール成分、(2)鎖延長剤および(3)イソシアネート成分を含んで構成されており、
ポリオール成分は、両末端に水酸基を有する2官能で分子中にエステル基を含むシリコーンオイルを含み、
イソシアネート成分は芳香族イソシアネートを含む。
ポリウレタンエラストマーは、硬度がショアAで70〜90、粘弾性の10℃の値tanδ(10)が0.32以下、55℃の値tanδ(55)が0.02以上であり、tanδ(10)とtanδ(55)の差が0.30以内である。
係る特性を有するポリウレタンエラストマーを使用することにより、特に広範囲の雰囲気温度下に有ってもクリーニングブレードとしての性能を損なわない電子複写機のクリーニングブレードが得られる。
電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーは、ポリオール成分として両末端に水酸基を有する2官能(ジオール)で分子中にエステル基を含むシリコーンオイルを用いるのが良い。ポリオール成分をシリコーンオイルのみとしても良い。
但しポリオール成分がシリコーンオイルのみの場合は、シリコーンオイルの価格が高くコスト面で不利になるため、ポリウレタンエラストマーの低温特性が他のポリエステルポリオールより優れるポリカプロラクトンエステルポリオールを併用するのが好ましい。
シリコーンオイルは両末端に水酸基を有しているのでイソシアネート成分と反応し分子中に組み込まれブリード等の汚染を生じない。またエステル基を含むことで、イソシアネート成分との相容性が良くなる。特に芳香族イソシアネートとイソシアネートプレポリマーを作製する際に白濁したりすることがなく、このことにより得られるポリウレタンエラストマーの物性が均一になるので好ましい。
シリコーンオイルの分子量は1000〜10000が好ましく、特に2000〜6000が好ましい。分子量が1000〜10000の間であると、電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーとして硬度が高すぎることもなく、適切な弾性化にも好都合である。
シリコーンオイルは、シリコーン残基およびエステル残基から形成される。シリコーン残基とは、(1)シロキサン結合(Si−O)と、(2)シロキサン結合におけるケイ素または酸素に(通常直接に)結合する水素原子、脂肪族基(炭素数1〜30)(特に、アルキル基)、芳香族基(炭素数6〜30)および芳香脂肪族基(炭素数7〜30)とを意味する。シリコーン残基は、シリコーンオイルからエステル残基を除いた部分を意味する。エステル残基とは、エステルを形成する有機酸残基(すなわち、有機酸から水素原子を除いた部分)を意味する。有機酸残基を形成する酸は、一般に、脂肪酸(特に、炭素数2〜30の脂肪酸)である。
シリコーンオイルは、一般に、ジメチルシリコーンオイルのメチル基の一部を高級脂肪酸エステルに置換したシリコーンオイルであることが好ましい。高級脂肪酸は、一般に炭素数10〜30の脂肪酸である。
シリコーンオイルにおけるシリコーン(特にジメチルシロキサン基)含有量は30〜70重量%が好ましく、特に40〜60重量%が好ましい。シリコーン含有量が30〜70重量%であると、得られるポリウレタンエラストマーの摩擦係数が小さくなるので低摩擦になる。またシリコーンオイルにおけるエステル基含有量は30〜70重量%が好ましく、特に40〜60重量%が好ましい。
本明細書において、「シリコーン含有量」とは、シリコーンオイルに対するシリコーン残基の重量%を意味し、「エステル基含有量」とは、シリコーンオイルに対するエステル残基の重量%を意味する。
エステル基を30〜70重量%含んでいれば、電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーとしての適切な強度などの物性が得られる。
ポリウレタンエラストマーに対するシリコーンオイルの含有量は5.0〜50重量%が好ましい。特に好ましくは5.0〜40重量%である。
5〜50重量%の範囲であれば、電気複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーとしての摩擦係数が小さくり、また適切な物性が得られる。
シリコーンオイルの他にポリカプロラクトンエステルポリオールをポリオール成分として用いるのが良い。ポリカプロラクトンエステルポリオールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のグリコールやグリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等のトリオールを開始剤として、ε−カプロラクトンを開環重合して得られる、平均官能基数が2〜3、平均分子量が500〜3000のポリカプロラクトンエステルポリオールの使用が可能である。平均官能基数が2〜3、平均分子量が2000〜3000のポリカプロラクトンエステルポリオールの使用が好ましい。
特に好ましいのは官能基数が2、平均分子量が2000〜3000のジオールであり、尚一層に好ましいのは官能基数が2、平均分子量が2000〜2500である。
平均分子量が500以下であるとポリウレタンエラストマーの弾性が低下する。また3000を超えると芳香族イソシアネートと予め反応させイソシアネートプレポリマーとした場合粘度が高くなり作業性が悪くなる。ポリカプロラクトンエステルポリオールは単独で使用しても良く、2種類以上併用しても良い。
また、ポリカプロラクトンエステルポリオールのポリウレタンエラストマーに対する量としては、8.0〜70重量%になるのが好ましい。特に好ましいのは10.0〜65重量%である。
このようにポリウレタンエラストマーに対して、シリコーンオイルの含有量が5〜50重量%で、ポリカプロラクトンエステルポリオールが8.0〜70重量%の範囲であれば、10℃〜55℃の温度範囲でtanδ値の変化幅が0.30以下の温度依存性が小さい、またガラス転移点が−5℃以下の電気複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーが得られる。
シリコーンオイルおよびポリカプロラクトンエステルポリオールの使用方法は、ポリオール成分またはイソシアネート成分のどちらに混合して用いても良い。ポリオール成分またはイソシアネート成分の両方に混合しておいても良い。
シリコーンオイルおよびポリカプロラクトンエステルポリオールをイソシアネート成分へ混合して用いる場合は、相容性、ポリウレタンエラストマーの物性等を考慮すると、予め芳香族イソシアネートと反応させ均一なイソシアネート基末端プレポリマー(以下「NCO末端プレポリマー」と言う)にしておいて用いるのが好ましい。
シリコーンオイルおよびポリカプロラクトンエステルポリオール含有NCO末端プレポリマーのNCO含量は8〜25%が好ましく、特に10〜20%が好ましい。粘度は100〜3000mPas/70℃が好ましく、特に400〜2000mPas/70℃が好ましい。粘度が100〜3000 mPas/70℃の範囲であれば作業性を損なうことも無く好都合である。
イソシアネート成分として用いる芳香族イソシアネートは、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、カルボジイミド変性MDI、ポリメチレンポリフェニレンポリソシアネート(ポリメリックMDI)、ナフチレンジイソシアネート(NDI)等が挙げられ、これらは単独で使用しても良く、2種類以上併用しても良い。これらの中でもMDIを用いるのが好ましい。
鎖延長剤としては、公知の低分子ヒドロキシ化合物が用いられる。例えば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール等のグリコール類や、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール等の3価およびこれ以上の多価アルコールや、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン等のアミノ多価アルコールが用いられる。好ましくはグリコール類や3価のアルコール類である。
鎖延長剤の量は、鎖延長剤は、ポリウレタンエラストマーに対して、1〜50重量%、例えば3〜20重量%であってよい。
ポリオール成分や鎖延長剤以外に、公知のウレタン化触媒や充填剤、着色剤、酸化防止剤等の使用も可能である。
また消泡剤として粘度が350〜12500mPas/25℃のジメチルポリシロキサンもポリウレタンエラストマーに対して0.001〜0.02重量%使用可能である。配合ポリオール側に用いても良いし、イソシアネートと反応をしないのでイソシアネート成分側に用いても良い。
ジメチルポリシロキサンが存在すると、ポリウレタンエラストマーを作成するときに、配合ポリオールとイソシアネート成分の混合物の泡を消すことから、ポリウレタンエラストマーの表面に大きな泡の生成も無くなり、強度低下等も起こさない。またジメチルポリシロキサンの潤滑性によって摩擦係数が小さくなる。
本発明の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーの作製に際しては、配合ポリオールとイソシアネート成分の混合比はNCOインデックス(イソシアネート基と水酸基の当量比)は0.95〜1.15、特に1.05〜1.10の範囲で反応硬化させることが好ましい。
本発明の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーは、水などの発泡剤を用いないで非発泡であることが好ましい。密度は1.00g/cm以上であることが好ましい。非発泡にすると、水とイソシアネート成分の反応などにより尿素結合が生成しないので、電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーに適した粘弾性が得られ易い。また密度は1.00g/cm以上であると電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーに好適の機械的特性や低摩擦性が得られる。ポリウレタンエラストマー体積が増え密度が低下するとその分シリコーンオイルがポリウレタンエラストマー中に拡散することになり、従ってポリウレタンエラストマー表面のシリコーンオイル量も少なくなることから低摩擦性になりにくい。
このようにして、硬度がショアAで70〜90、10℃でのtanδ値が0.32以下で、55℃でのtanδ値が0.02以上で有り、広範囲の雰囲気温度下例えば10〜55℃間のtanδ値の変化幅が0.30以内で温度依存性が小さいポリウレタンエラストマーが得られる。
しかもガラス転移点が−5℃以下であるので、10℃以下の低温域でも粘弾性を有した低温特性に優れたポリウレタンエラストマーが得られる。
得られたポリウレタンエラストマーは、このように広範囲の雰囲気温度下でも粘弾性の変化幅が小さいので、様々な雰囲気温度下で使用される電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーとして最適である。
以下に、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例によって何ら限定されるものではない。尚、実施例において、特記しない限り、「部」は「重量部
」、「%」は「重量%」を示す。
[イソシアネート成分であるNCO末端プレポリマーの作製]
1.シリコーンオイル含有NCO末端プレポリマー(B)の作製
溶解した液状のMDI100gを50℃に保ちながら、60℃に加温したX22−613
2(信越化学工業社製シリコーンオイル・OH価25mgKOH/g、MW約4500、
シリコーン含有量40%、エステル基含有量60%)を98gと、消泡剤としてSH200(トーレ・シリコーン社製ジメチルポリシロキサン、粘度:1000mPas/25℃)を0.007g加えた後、80℃の温度にて4時間反応させた。得られたNCO末端プレポリマー(a)は、NCO含量が16%、粘度は420mPas/70℃であった。また白濁等の濁りも殆ど見られなかった。
2.ポリカプロラクトンエステルポリオール含有NCO末端プレポリマー(A)の作製
溶解した液状のMDI100gを50℃に保ちながら、60℃に加温したプラクセル220(PCL220:ダイセル化学(株)製ポリカプロラクトンエステルポリオール・2f OH価56mgKOH/g MW約2000)119gと、消泡剤としてSH200(トーレ・シリコーン社製ジメチルポリシロキサン、粘度:1000mPas/25℃)を0.007g加えた後、80℃の温度にて4時間反応させた。
得られたNCO末端プレポリマー(B)は、NCO含量が13%、粘度は580mPas/70℃であった。
物性および粘弾性測定試験用ポリウレタンエラストマー成形品の作製方法
(1)100℃に加熱した上記NCO末端プレポリマーに、100℃に加熱したポリオール成分を加え、プロペラミキサーで約60秒間攪拌混合を行った。この混合液を140℃に加熱した鉄製の型(サイズ:150×200×2mm)に注入して成形をした。注入後30分で脱型し、110℃のオーブン内で16時間ポストキュアを行ない、その後、常温で1週間キュアを行い物性測定試験用の試料とした。
(2)上記(1)の条件で、混合液を型に注入後、蓋を閉じずにブレードを引いて、10ミル厚の粘弾性測定試験用の試料(フィルム)を作製した。
[ポリウレタンエラストマーの粘弾性の測定試験方法及び優劣判断基準]
1.ガラス転移点(ピーク温度とtanδ値)および10〜55℃間のtanδ値測定試験方法
(1)測定試験用の試料サイズ:10×20×0.254mm(10ミル厚)
(2)セイコー化成(株)製 DMS-220型を用い、周波数10Hzで−60℃〜80℃の温度範囲を毎分2℃の昇温速度で粘弾性を測定し、そのガラス転移点でのピーク温度とtanδまた10〜55℃間のtanδを測定した。
(3)tanδとは、粘弾性の測定試験方法(JIS K7244準拠)における粘弾性を示す指数の事である。
2.粘弾性状態(変化)の判断基準
(1)10〜55℃間でガラス転移点が生じた場合は不良。
(2)10℃(低温)での状態
tanδ値が0.32以下であれば適度な粘弾性を有しており良好、0.32を超えると不足(劣)と判断した。
(3)55℃(高温)での状態
tanδ値が0.02以上であれば適度な粘弾性を有しており良好、0.02以下の時は、過度の粘弾性であると判断した。
(4)粘弾性の変化状態
10〜55℃のtanδ値の変化幅で判断した。
tanδ値の変化幅が0.30以内であれば、粘弾性の変化が小さく良好(優)、0.30を超えると粘弾性の変化が大きく不良(劣)と判断した。
実施例1
表1のように、配合ポリオール中のシリコーンオイルが14.1重量%、PCL220が70.5重量%になるようにシリコーンオイル、PCL220および鎖延長剤を混合した。
配合ポリオール100gとNCO末端プレポリマー(B)78gを撹拌混合し、反応硬化させ、シリコーンオイルの含有量が7.9重量%、PCL(ポリカプロラクトンエステルポリオール)の含有量が63.4重量%のポリウレタンエラストマーの成形品を作製した。
得られたポリウレタンエラストマーは、硬度がショアAで82、ガラス転移点は−6.7℃、10℃のtanδ値は0.214で良好な粘弾性を有しており、10〜55℃のtanδ値の変化幅は0.185であった。比較例1に比べて、低温特性に優れ、10〜55℃間のtanδ値の変化幅も0.30以内の温度依存性が小さいポリウレタンエラストマーが得られた。
実施例2
表1のように、配合ポリオール中のシリコーンオイルが45.5重量%になるように、シリコーンオイル、鎖延長剤を混合した。配合ポリオール100gとNCO末端プレポリマー(B)22.7gを撹拌混合し反応硬化させ、シリコーンオイルの含有量が37.1重量%、PCLの含有量が10.0重量%のポリウレタンエラストマーの成形品を作製した。
得られたポリウレタンエラストマーは、硬度がショアAで84、ガラス転移点は−8.0℃、10℃のtanδ値は0.164で良好な粘弾性を有しており、10〜55℃のtanδ値の変化幅は0.102であった。比較例1に比べて、低温特性に優れ、10〜55℃間のtanδ値の変化幅も0.30以内の温度依存性が小さいポリウレタンエラストマーが得られた。
実施例3
表1のように、配合ポリオール中のPCL220が84.4重量%になるように、PCL220および鎖延長剤を混合した。配合ポリオール100gとNCO末端プレポリマー(A)77gを撹拌混合し、反応硬化させ、シリコーンオイルの含有量が21.5重量%、PCLの含有量が47.7重量%のポリウレタンエラストマーの成形品を作製した。
得られたポリウレタンエラストマーは、硬度がショアAで78、ガラス転移点は−5.4℃、10℃のtanδ値は0.299で良好な粘弾性を有しており、10〜55℃のtanδ値の変化幅は0.263であった。比較例1に比べて、低温特性に優れ、10〜55℃間のtanδ値の変化幅も0.30以内の温度依存性が小さいポリウレタンエラストマーが得られた。
比較例1
配合ポリオールおよびイソシアネート成分のどちらにもシリコーンオイルを混合しないで、ポリウレタンエラストマーの成形品を作製した。
得られたポリウレタンエラストマーは、硬度がショアAで85、ガラス転移点は−2.0℃、10℃のtanδ値は0.391で粘弾性は不足しており、10〜55℃のtanδ値の変化幅も0.362と大きく、温度依存性の大きいポリウレタンエラストマーであった。
Figure 2008209736
Figure 2008209736
本発明のポリウレタンエラストマーの好適な用途としては、温度依存性が小さく特に低温域での弾性に優れることから、ファックス、複写機やプリンター等の電子複写機のクリーニング等のブレードやロールが挙げられ、様々な雰囲気温度下でも好適に使用できる。

Claims (4)

  1. 電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーであって、
    ポリウレタンエラストマーは、(1)ポリオール成分、(2)鎖延長剤および(3)イソシアネート成分を含んで構成されており、
    ポリオール成分は、両末端に水酸基を有する2官能で分子中にエステル基を含むシリコーンオイルを含み、
    イソシアネート成分は芳香族イソシアネートを含み、
    ポリウレタンエラストマーに対してシリコーンオイルが5.0〜50重量%であり、
    ポリウレタンエラストマーについて、硬度がショアAで70〜90、粘弾性の10℃の値tanδ(10)が0.32以下、55℃の値tanδ(55)が0.02以上であり、tanδ(10)とtanδ(55)の差が0.30以内である電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー。
  2. シリコーンオイルの分子量が1000〜10000であり、シリコーンオイルにおいて、シリコーン含有量が30〜70重量%、エステル基含有量が30〜70重量%である請求項1に記載の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー。
  3. 電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマーは、ポリオール成分として、官能基数が2〜3、平均分子量が500〜3000のポリカプロラクトンエステルポリオールを含む請求項1および請求項2に記載の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー。
  4. ポリカプロラクトンエステルポリオールが、官能基数が2〜3、平均分子量が2000〜3000のポリカプロラクトンエステルポリオールである請求項1乃至請求項3に記載の電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー。
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