JP2008205816A - 電話機能を有する端末装置、および通信サービス制御プログラム - Google Patents
電話機能を有する端末装置、および通信サービス制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】通信する相手先の都合に応じた通信サービスの利用を可能とさせる。
【解決手段】
自端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させ、自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段に記憶させてある電話帳情報に基づき通信先端末装置に送信し、通信先端末装置から送信される通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段に記憶させ、通信先電話番号が選択されると、通信先のサービス利用優先度情報に基づき通信先電話番号に対する通信先端末装置との通信サービス利用を選択する。
【選択図】図1
【解決手段】
自端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させ、自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段に記憶させてある電話帳情報に基づき通信先端末装置に送信し、通信先端末装置から送信される通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段に記憶させ、通信先電話番号が選択されると、通信先のサービス利用優先度情報に基づき通信先電話番号に対する通信先端末装置との通信サービス利用を選択する。
【選択図】図1
Description
本発明は電話機能を有する端末に関し、特に通信する相手先の都合に応じた通信サービスの利用を可能とさせる技術に関する。
携帯電話では、例えば音声電話、インターネットでの電子メール、SMS(Short Message Service)、PoC(Push to talk over Cellular)、TV電話など様々な通信機能を利用することが可能である。なお、携帯電話の機能は通信事業者や機種により異なってくるため、利用者は通信する相手の携帯電話の機能に応じた通信機能の選択が必要となる。また、インターネットでの電子メールにしても扱える文字数や添付するファイルの形式が通話する相手が利用する通信事業者によって異なる場合が生じたり、通話料金についても通話する相手が利用する通信事業者や通話機能によっても異なってくる。
上記のような問題を解決させるために、過去のメールのやりとりや情報等を記憶しておくことなしに送信相手が対応可能なメール種別を判断することができるとともに、メール種別毎に登録してある相手先のデータを検索することが可能なメール機能付き電話機を提供することを目的として、文字メッセージを受信時に、受信したメール種別を判定するとともに発信者番号の有無を判断し、発信者番号があればこの番号が電話帳に登録されているかどうかを検索し、発信者番号が登録されていれば判定したメール種別が登録済であるかどうかを確認し、未登録の場合には判定したメール種別を電話帳に登録する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−349923号公報 (第2−3頁)
しかしながら、携帯電話の機種改良のスピードアップに従い、利用者は携帯電話を頻繁に新機種に変更するケースも多くなってきている。そのため、電話帳に登録してある電話番号の端末が現時点でどのようなサービスが利用可能となっているのかを知る手段がないという課題がある。 さらに、機種変更によってサービスが増えたとしても、例えば、通話料金の高いTV電話など利用者として使いたくないサービスもあり、利用者のサービス利用優先度を通信する相手の携帯電話に通知する手段が求められていた。
図11に従来の携帯電話の通信操作の具体例が示してある。例えば、自端末装置にはTV電話機能、音声電話、インターネットでの電子メール機能が備わっているので、利用者は先ず携帯電話のTV電話ボタンを押下して通信先端末にTV電話発信すると、通信先端末装置はTV電話受信拒否の設定になっているためTV電話の使用は拒否された。次に音声電話ボタンを押下して通信先端末装置に音声電話発信を行ったところ、たまたま通信先は手が放せない状況になりその旨を示す自動応答となっており通信ができない。そこで、利用者はメールボタンを押下して通信先端末装置にメールで要件だけ送信せざるを得なくなってしまったように、通信先端末のサービス利用優先度が分からないと多くの不要の操作が必要であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、通信する相手の都合に応じた通信サービスの利用を可能とさせることを目的としている。
図1は、本発明における実施例の全体構成図が示してある。本発明の通信サービス制御プログラム11は、電話機能を有する端末装置1として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、第1の登録手段111(請求項4における第1の登録ステップを実行する。)は、自端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段12に記憶させ、サービス利用優先度通知手段112(請求項4におけるサービス利用優先度通知ステップを実行する。)は、第1の登録手段111が記憶手段12に記憶させておいた自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段12上に記憶させてある電話帳ファイル121に格納されている電話帳情報に基づき通信ネットワーク4を介して通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に送信する。
第2の登録手段113(請求項4における第2の登録ステップを実行する。)は、通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)から送信される通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段12に記憶させ、サービス利用選択手段114(請求項4におけるサービス利用選択ステップを実行する。)は、例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3の通信先電話番号が選択されると、第2の登録手段113が記憶手段12に記憶させた通信先のサービス利用優先度情報に基づき通信先電話番号(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に対する通信先端末との通信サービス利用を選択することにより、通信する相手の都合に応じた通信サービスの利用が可能となる。
サービス利用優先度通知手段112は更に通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に自端末装置1のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し、第2の登録手段113は通信先端末装置(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)から通信先端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を受信すると、登録依頼を承諾するかどうか判定し、承諾する場合には通信先端末装置(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)へ登録承諾情報を送信するとともに通信先端末装置から送信されるサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させることにより、電話機能を有する端末装置間で相互に同期のとれたより信頼性を向上させた通信する相手の都合に応じた通信サービスの利用が可能となる。
更に電話機能を有する端末装置1は、電源が投入されると、利用者メニューとしてサービス利用優先度を選択させる画面を表示装置に出力し、利用者から入力された通信サービス単位に利用するか利用しないかの情報、及び利用するサービスの中での優先度情報を入力することにより、サービス利用優先度を常に最新の状態に維持させる効果を奏する。
電話機能を有する端末装置間において、相互にサービス利用優先度情報を交換し合うことにより通信先相手の都合にあわせた通信サービスの利用を実現することが可能となる。
(実施例)
図1は、本発明における実施例の全体構成図が示してある。電話機能を有する端末装置1には、通信ネットワーク4を介して通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3が接続されている。なお、nは正の自然数を表しており、通信ネットワーク4には電話機能を有する端末装置1の通信先電話機能を有する端末装置が1台以上接続されていることを表している。また、通信先電話機能を有する端末装置は、電話機能を有する端末装置1と同一構成を有しているものとする。なお、電話機能を有する端末装置とは、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)、高機能な固定電話器などプログラムが動作可能な電話機能を備えた端末装置を指す。
図1は、本発明における実施例の全体構成図が示してある。電話機能を有する端末装置1には、通信ネットワーク4を介して通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3が接続されている。なお、nは正の自然数を表しており、通信ネットワーク4には電話機能を有する端末装置1の通信先電話機能を有する端末装置が1台以上接続されていることを表している。また、通信先電話機能を有する端末装置は、電話機能を有する端末装置1と同一構成を有しているものとする。なお、電話機能を有する端末装置とは、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)、高機能な固定電話器などプログラムが動作可能な電話機能を備えた端末装置を指す。
電話機能を有する端末装置1には記憶手段12を有し、通信先端末装置の電話番号を含む電話帳ファイル、自端末装置1の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報、通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)から送信される通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報が追加格納される。
通信サービス制御プログラム11は、電話機能を有する端末装置1として振る舞うコンピュータ上で動作するプログラムであり、第1の登録手段111、サービス利用優先度通知手段112、第2の登録手段113、サービス利用選択手段114から構成される。また、通信サービス制御プログラム11は、電話機能を有する端末装置1に電源が投入されると起動されるものとする。
第1の登録手段111は、自端末装置1の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段12に記憶させ、サービス利用優先度通知手段112は、第1の登録手段111が記憶手段12に記憶させておいた自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段12上に記憶させてある電話帳ファイル121に格納されている電話帳情報に基づき通信ネットワーク4を介して通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に送信する。
第2の登録手段113は、通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)から送信される通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段12に記憶させ、サービス利用選択手段114は、例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3の通信先電話番号が選択されると、第2の登録手段113が記憶手段12に記憶させた通信先のサービス利用優先度情報に基づき通信先電話番号(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に対する通信先端末との通信サービス利用を選択することにより、通信する相手の都合に応じた通信サービスの利用が可能となる。
サービス利用優先度通知手段112は更に通信先端末装置(通信先電話機能を有する端末装置(1)2〜通信先電話機能を有する端末装置(n)3)に自端末装置1のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し、第2の登録手段113は通信先端末装置(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)から通信先端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を受信すると、登録依頼を承諾するかどうか判定し、承諾する場合には通信先端末装置(例えば通信先電話機能を有する端末装置(n)3)へ登録承諾情報を送信するとともに通信先端末装置から送信されるサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させることにより、電話機能を有する端末装置間で相互に同期のとれたより信頼性を向上させた通信する相手の都合に応じた通信サービスの利用が可能となる。
更に通信サービス制御プログラム11は、起動されると利用者メニューとしてサービス利用優先度を選択させる画面を、図示はしていないが電話機能を有する端末装置1に接続されている表示装置に出力し、利用者から入力された通信サービス単位に利用するか利用しないかの情報、及び利用するサービスの中での優先度情報を記憶手段12に記憶させることにより、サービス利用優先度を常に最新の状態に維持させる効果を奏する。
図2は、サービス利用優先度管理テーブル例が示してある。本実施例では、従来からある電話帳領域に続けて、サービス同期電話番号識別領域と利用優先情報ポインタを追加する。サービス同期電話番号識別領域には、サービス同期電話番号テーブルが登録されているかどうかを示す情報を格納するもので、本実施例では値が1の場合はサービス同期電話番号テーブルが登録されている、0の場合はサービス同期電話番号テーブルが登録されていないものとする。利用優先情報ポインタには、先頭の相手利用優先情報領域のアドレスが格納されている。
サービス同期電話番号テーブルの優先情報数には自端末装置の利用優先情報と、通信先端末装置となる相手利用優先情報の数の総和が格納される。自端末利用優先情報には自端末装置の電話番号、メールアドレス、利用優先度1〜M(Mは1以上の自然数)までの通信サービスの識別情報、未使用機能の識別情報が格納される。相手利用優先情報には自端末装置用のものと同形式で格納される。本実施例では通信先端末装置数が2台としている。
図3は、自端末装置と通信先の相手端末装置の利用通信サービスとその優先度、及び未使用の利用通信サービスを概念的に示したサービス同期電話番号部の構成例が示してある。サービス同期電話番号部は、図2で示したサービス利用優先度管理テーブル例で実装する。例えば、自端末装置は利用優先度1がメール、利用優先度2が音声通話でTV電話とPoCは利用できないことを示している。また、通信相手1の端末装置は利用優先度1がメールでTV電話とPoC、及び音声通話は利用できないことを示している。
図4は、サービス同期電話番号部の状態変化シーケンス例が示してある。電話番号090−1111−1111の端末装置と電話番号090−1111−2222の端末装置間で相互にサービス利用優先度情報の登録依頼に対して承諾し、送信されてきた通信先のサービス利用優先度情報が登録されている状態が図の上部に示してある。電話番号090−1111−1111の端末装置、電話番号090−1111−2222の端末装置共に利用優先度1がメール、利用優先度2が音声通話でTV電話とPoCは利用できないことを示している。
そのため、電話番号090−1111−1111の端末装置から電話番号090−1111−2222の端末装置に通信する場合は、090−1111−1111の端末装置では利用者が通信先の電話番号を入力すると自動的へメール機能が選択される。また、電話番号090−1111−2222の端末装置から090−1111−1111の端末装置へ通信する場合も電話番号090−1111−2222の端末装置では利用者が通信先の電話番号を入力するとメール機能が選択される。
この状態で、電話番号090−1111−1111の端末装置ではスパムメールが頻繁に届くようになったため、利用者は一時的にメールの使用を停止させるために自端末装置の利用通信サービスからメール機能を削除すると、電話番号090−1111−1111の端末装置はメール機能を未使用機能と変更した利用優先度情報を電話番号090−1111−2222の端末装置に送信する。電話番号090−1111−2222の端末装置では、電話番号090−1111−1111の端末装置から受信した電話番号090−1111−1111の端末装置の利用優先度情報に基づき通信先端末装置の利用優先度情報としてサービス同期電話番号情報1を更新する。このことにより、電話番号090−1111−1111と電話番号090−1111−2222の端末装置間で通信が行われる際には、利用者が通信先の電話番号を入力するとそれぞれの端末装置は音声通話機能を選択する。
図5は、通信サービス制御プログラムの実装方式例が示してある。本実施例では、通信サービス制御プログラムをプログラムダウンロード用管理サーバ上に置いて、利用者の端末装置から通信サービス制御プログラムのダウンロード要求を受信すると、プログラムダウンロード用管理サーバは要求元の端末装置に通信サービス制御プログラムを配信する方式で実装する。この方式により、例えば携帯電話など既存の端末装置には修正を加えず本発明を定要することが可能となる。プログラムのダウンロード処理については従来技術であるため処理の詳細については省略する。
図6は、本発明に係るサービス利用優先度登録シーケンスが示してある。利用者が本発明を適用した電話機能を有する端末装置に電源を入れると、端末装置は通信サービス制御プログラムを起動し、通信サービス制御プログラムはサービス利用度選択メニューを介して利用者が入力したサービス利用度情報に基づき利用者のサービス利用優先度を設定する(S601)。
設定されたサービス利用優先度が以前に設定されていたものと比較して(S602)、変更がない場合には処理を終了する。変更があった場合(初めての設定を含む)はサービス同期電話番号部を参照し(S603)、サービス同期電話番号部に格納されている通信先端末装置に対して、すべての端末装置に通知済になることを確認しながら(S604)、サービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し(例えばSMSにより送信)、通信先端末装置からサービス利用優先度情報の登録承諾情報を受信すると自端末装置のサービス利用優先度情報を送信先端末装置に送信する(S605)。
図7は、本発明に係るサービス利用優先度通信機能全体の処理の流れを示すフローチャートである。先ず端末装置に電源が投入されると、図8で示すように通信サービス制御プログラムは自端末装置のサービス利用優先度の登録処理を行い(S701)、図9で示すように通信先端末装置に対して自端末装置のサービス利用優先度情報を送信する(S702)。一方、通信先端末装置は受信した送信元のサービス利用優先度情報を、S701と同様にサービス同期電話番号部(サービス同期電話番号テーブル)に通信先端末装置のサービス利用優先度情報として格納する。
上記のように、相互にサービス同期電話番後部登録が完了した端末装置間で通信サービスの利用が行われると、図10で示すように利用者から通信先の電話番号が選択されると、端末装置はサービス電話番号部に格納されている利用サービス優先度に基づき、通信先相手の都合にあわせた通信サービスの利用を選択する(S703)。
前記サービス利用優先度通信機能により、例え携帯端末を機種変更した場合においても、新しいサービス利用優先度が設定されると、自動的にサービス同期電話番号部(サービス同期電話番号テーブル)に登録されている全ての携帯電話に対して、サービス利用優先登録依頼が発行されることになる。
図8は、サービス利用優先度登録機能処理の流れを示すフローチャートである。先ず端末装置に接続された表示装置に利用者に対して自端末装置のサービス利用優先度の入力を促すメニューを表示する(S801)。利用者がメニューに従ってサービス利用優先度を入力すると、通信サービス制御プログラムは表示装置の画面情報をREADし(S802)、読み込んだサービス利用優先度とサービス同期電話番号テーブルに格納されているサービス利用優先度とを比較し、一致していない場合はサービス利用優先度が更新された旨を記憶手段に記憶させ(例えば利用者優先度更新フラグをONにするなどして)、自端末装置のサービス利用優先度情報をサービス同期電話番号部(サービス同期電話番号テーブル)に格納する(S803)。
図9は、サービス利用優先度登録機能処理の流れを示すフローチャートである。記憶手段にサービス利用優先度が更新された旨が記憶されているかどうか判定し、(S901)、変更がない場合には処理を終了する。変更があった場合はサービス同期電話番号テーブルの優先情報数を参照し(S902)、サービス同期電話番号部に格納されている通信先端末装置に対して、すべての端末装置に通知したかどうかを確認しながら(S903)、サービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し(例えばSMSにより送信)、通信先端末装置からサービス利用優先度情報の登録承諾情報を受信するとサービス同期電話番号テーブルに格納されている自端末装置のサービス利用優先度情報を送信先端末装置に送信する(S904)。
一方、通信先端末装置の利用者はサービス利用優先度情報の登録依頼を承諾するかどうか判断して応答を入力する(例えばSMSにより送信)。サービス利用優先度情報の登録依頼を承諾する旨の応答を入力すると、サービス利用優先度情報が送信されてくるのでサービス同期電話番号部(サービス同期電話番号テーブル)に通信先端末装置のサービス利用優先度情報として格納する。
図10は、サービス利用優先度選択機能処理の流れを示すフローチャートである。利用者が端末装置に通信先電話番号を入力すると、通信サービス制御プログラムは通信先電話番号情報をREADし(S1001)、記憶手段に記憶されているサービス同期電話番号テーブルを参照し、通信先電話番号情報に対応する利用優先度情報に基づき自端末装置が利用可能な通信先の利用優先殿一番高い通信サービスを選択する(S1002)。選択した通信サービスがTV電話優先であればTV電話発信処理をCALLし(S1003)、選択した通信サービスが音声通信優先であれば音声発信処理をCALLし(S1004)、選択した通信サービスがメール優先であればメール送信画面を表示装置に出力して(S1005)、メール送信処理をCALLして(S1006)処理を終了する。
図11は、携帯電話を例にして電話機能を有する端末装置の従来の通信操作の流れ、及び本願発明を適用した通信操作の流れを示している。従来の通信操作の流れについては[発明が解決しようとする課題]で説明済である。本発明を適用した電話機能を有する端末装置では、例えば自端末装置はメール機能が利用可能であり通信先端末装置の利用優先度が一番高い通信サービスがメールであったと仮定すると、利用者は通信先相手の端末装置の電話番号情報を入力するだけでメール送信画面が表示され、通信先相手の都合にあわせた通信サービスの利用が可能であることを示している。
1 電話機能を有する端末装置
2 通信先電話機能を有する端末装置(1)
3 通信先電話機能を有する端末装置(2)
4 通信ネットワーク
11 通信サービス制御プログラム
12 記憶手段
111 第1の登録手段
112 サービス利用優先度通知手段
113 第2の登録手段
114 サービス利用選択手段
121 電話帳ファイル
2 通信先電話機能を有する端末装置(1)
3 通信先電話機能を有する端末装置(2)
4 通信ネットワーク
11 通信サービス制御プログラム
12 記憶手段
111 第1の登録手段
112 サービス利用優先度通知手段
113 第2の登録手段
114 サービス利用選択手段
121 電話帳ファイル
Claims (5)
- 自端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させる第1の登録手段と、
前記第1の登録手段が記憶手段に記憶させておいた自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段に記憶させてある電話帳情報に基づき通信先端末装置に送信するサービス利用優先度通知手段と、
通信先端末装置から送信される前記通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段に記憶させる第2の登録手段と、
通信先電話番号が選択されると、前記第2の登録手段が記憶手段に記憶させた通信先のサービス利用優先度情報に基づき前記通信先電話番号に対する通信先端末装置との通信サービス利用を選択するサービス利用選択手段と
を有することを特徴とする電話機能を有する端末装置。 - 前記サービス利用優先度通知手段は更に通信先端末装置に自端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し、前記第2の登録手段は通信先端末装置から通信先端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を受信すると、登録依頼を承諾するかどうか判定し、承諾する場合には前記通信先端末装置へ登録承諾情報を送信するとともに前記通信先端末装置から送信されるサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の電話機能を有する端末装置。
- 電源が投入されると、利用者メニューとしてサービス利用優先度を選択させる画面を表示装置に出力し、利用者から入力された通信サービス単位に利用するか利用しないかの情報、及び利用する通信サービスの中での優先度情報を記憶手段に記憶させる請求項1、及び請求項2記載の電話機能を有する端末装置。
- コンピュータに、
自端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させる第1の登録ステップと、
前記第1の登録手段が記憶手段に記憶させておいた自端末装置のサービス利用優先度情報を、予め記憶手段に記憶させてある電話帳情報に基づき通信先端末に送信するサービス利用優先度通知ステップと、
通信先端末装置から送信される前記通信先端末装置の利用可能通信サービス、及びその利用優先度情報を含むサービス利用優先度情報を受信して記憶手段に記憶させる第2の登録ステップと、
通信先電話番号が選択されると、前記第2の登録手段が記憶手段に記憶させた通信先のサービス利用優先度情報に基づき前記通信先電話番号に対する通信先端末装置との通信サービス利用を選択するサービス利用選択ステップと
を実行させる通信サービス制御プログラム。 - 前記サービス利用優先度通知ステップは更に通信先端末装置に自端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を送信し、前記第2の登録ステップは通信先端末装置から通信先端末装置のサービス利用優先度情報の登録依頼情報を受信すると、登録依頼を承諾するかどうか判定し、承諾する場合には前記通信先端末装置へ登録承諾情報を送信するとともに前記通信先端末装置から送信されるサービス利用優先度情報を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4記載の通信サービス制御プログラム。
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A02 | Decision of refusal |
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