JP2008196360A - 発電システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発電システム1は、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを混焼させてガスエンジン2を運転し、発電機11を作動させる。第1ミキサー7Aへ燃焼用空気Aが流入する際の吸引力により、圧力レギュレータ61による圧力設定後の副燃料ガスF2が第1ミキサー7Aを通ってガスエンジン2へ供給される。制御手段8により発電機11の目標出力に応じてスロットルバルブ51の開度を調整することにより、副燃料ガスF2だけでは不足する目標出力を出すために必要な熱量を、主燃料ガスF1によって補う。ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給流量に対する副燃料ガスF2の供給流量の割合を、初期設定した割合以下に保つ。
【選択図】図1
Description
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた圧力レギュレータと、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
該空気配管から流入する上記燃焼用空気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該燃焼用空気に当該副燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御手段とを有しており、
上記制御手段により上記発電機の目標出力に応じて上記スロットルバルブの開度を調整することにより、上記副燃料ガスだけでは不足する上記目標出力を出すために必要な熱量を、上記主燃料ガスによって補い、上記ガスエンジンへの上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとの合計供給流量に対する上記副燃料ガスの供給流量の割合を、初期設定した割合以下に保つよう構成したことを特徴とする発電システムにある(請求項1)。
具体的には、本発明の発電システムにおいては、副燃料配管に設けた圧力レギュレータによって、第1ミキサーへの副燃料ガスの流入量を調整しておき、ガスエンジンへの主燃料ガスと副燃料ガスとの合計供給流量に対する副燃料ガスの供給流量の割合を、ガスエンジンにおいて安定運転ができる所定の割合を超えない範囲内で初期設定しておく。
なお、上記初期設定を行うときには、圧力レギュレータによって設定圧力に調整し、副燃料配管に設けた手動バルブ等の開度を調整して流量の微調整を行うことができる。
こうして、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量が増加したときには、ガスエンジンへの燃焼用空気及び副燃料ガスの供給流量も増加させることができる。
こうして、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量が減少したときには、ガスエンジンへの燃焼用空気及び副燃料ガスの供給流量も減少させることができる。
また、副燃料ガスの熱量が変動した場合、又は発電機に対する負荷が変動してガスエンジンの出力が変動する場合においても、ガスエンジンへの主燃料ガスと副燃料ガスとの合計供給熱量に対する副燃料ガスの供給熱量の割合が、ガスエンジンにおいて安定運転ができる所定の割合を超えないようにすることができる。そのため、ガスエンジンの運転が不安定になってしまうことを防止することができる。
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた圧力レギュレータと、
上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該第1混合気に当該副燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御手段とを有しており、
上記制御手段により上記発電機の目標出力に応じて上記スロットルバルブの開度を調整することにより、上記副燃料ガスだけでは不足する上記目標出力を出すために必要な熱量を、上記主燃料ガスによって補い、上記ガスエンジンへの上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとの合計供給流量に対する上記副燃料ガスの供給流量の割合を、初期設定した割合以下に保つよう構成したことを特徴とする発電システムにある(請求項3)。
具体的には、本発明の発電システムにおいては、副燃料配管に設けた圧力レギュレータによって、第2ミキサーへの副燃料ガスの流入量を調整しておき、ガスエンジンへの主燃料ガスと副燃料ガスとの合計供給流量に対する副燃料ガスの供給流量の割合を、ガスエンジンにおいて安定運転ができる所定の割合を超えない範囲内で初期設定しておく。
なお、上記初期設定を行うときには、圧力レギュレータによって設定圧力に調整し、副燃料配管に設けた手動バルブ等の開度を調整して流量の微調整を行うことができる。
こうして、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量が増加したときには、ガスエンジンへの燃焼用空気及び副燃料ガスの供給流量も増加させることができる。
こうして、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量が減少したときには、ガスエンジンへの燃焼用空気及び副燃料ガスの供給流量も減少させることができる。
また、副燃料配管から第2ミキサーへ供給される副燃料ガスの圧力は、圧力レギュレータによって所定の値に設定してあることにより、副燃料ガスのタンク等における元圧が変動しても、第2ミキサーへの第1混合気の流入量に応じて、第2ミキサーへの副燃料ガスの流入量を安定して変化させることができる。また、第2ミキサーへの副燃料ガスの流入量は、常に第2ミキサーへの第1混合気の流入量と、圧力レギュレータによる設定圧力により決定され、ガスエンジンへの主燃料ガスの供給流量の変化に応じて、ガスエンジンへの副燃料ガスの供給流量を安定して変化させることができる。
また、副燃料ガスの熱量が変動した場合、又は発電機に対する負荷が変動してガスエンジンの出力が変動する場合においても、ガスエンジンへの主燃料ガスと副燃料ガスとの合計供給熱量に対する副燃料ガスの供給熱量の割合が、ガスエンジンにおいて安定運転ができる所定の割合を超えないようにすることができる。そのため、ガスエンジンの運転が不安定になってしまうことを防止することができる。
第1、第2の発明において、上記主燃料ガスとしては、メタン等を含有する都市ガス(13A等)を用いることができる。また、上記副燃料ガスとしては、有機性廃棄物(家畜糞尿、生ゴミ、有機性残さ、下水汚泥等)を発酵させて生成したバイオガス、木質系廃棄物(工場端材、建築廃材等)を熱分解させて発生させたバイオガス、工場等で発生する副生ガス等の燃料ガスを用いることができる。また、これ以外にも、副燃料ガスとしては、主燃料ガスと異なる一般的なガス体燃料を用いることもできる。
また、第2の発明においては、上記圧力レギュレータは、その設定圧力を調整するパイロット部が、上記第1ミキサーと上記第2ミキサーとを接続する吸気配管に接続してあることにより、該吸気配管における上記第1混合気の圧力が低下したときには、この圧力の低下に応じて上記設定圧力を低く補正するよう構成することが好ましい(請求項4)。
これらの場合には、空気配管における燃焼用空気の圧力が若干変動したときでも、この変動による影響により、ガスエンジンへの副燃料ガスの供給流量が変動してしまうことを防止することができる。
また、第2の発明において、上記圧力レギュレータによる上記副燃料ガスの設定圧力は、上記第2ミキサーの入口における上記第1混合気の圧力とほぼ同じに設定することができる。これにより、第2ミキサーへの第1混合気の流入量に応じて、第2ミキサーへの副燃料ガスの流入量を一層安定して変化させることができる。
この場合には、電磁弁により副燃料配管を閉じたときには、主燃料ガスのみを用いて発電システムの運転を行うことができる。
(実施例1)
本例の発電システム1は、図1に示すごとく、複数の気筒21を備えたガスエンジン2の出力によって発電機11を作動させるよう構成してある。この発電システム1は、都市ガス等の主燃料ガスF1をガスエンジン2へ供給する主燃料供給系統と、バイオガス等の副燃料ガスF2をガスエンジン2へ供給する副燃料供給系統とを有しており、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを混焼させてガスエンジン2を運転するよう構成してある。
また、第2ミキサー7Bの下流側には、ガスエンジン2からの排ガスGを利用し第2ミキサー7Bから流入する第2混合気M2を圧縮して圧縮混合気M3を作り出す過給機3と、過給機3から流入する圧縮混合気M3を複数の気筒21へ分岐させて供給する吸気マニホールド22とが接続してある。また、発電システム1は、電子制御ユニット等の制御手段8によって制御可能であり、スロットルバルブ51の開度は、制御手段8によって、発電機11の発電出力が目標出力になるよう制御される。
本例の発電システム1は、商用電源との連系により発電機11を作動させる系統連系タイプのものであり、商用電源の周波数(50Hz又は60Hz)に合わせて、発電機11を回転させる。そして、本例の発電機11は、商用電源の周波数によって決定される一定の回転数でロータを回転させて発電を行う。
本例のスロットルバルブ51は、制御手段8からの指令を受け、主燃料ガスF1を通過させる通過口に配設したバルブ本体511を、アクチュエータ512によって動作させて、上記通過口の開度を調整するよう構成されている。
また、本例の第2ミキサー7Bも、第1ミキサー7Aと同様の構成を有しており、メイン通路70を通過する第1混合気M1に主燃料ガスF1を混合するよう構成されている。
また、本例の副燃料配管6には、圧力レギュレータ61の下流側に、副燃料配管6を開閉することができる電磁弁62が設けてある。この電磁弁62は、他の制御手段8等によって動作可能であり、ガスエンジン2において、主燃料ガスF1と副燃料ガスF2とを用いて混焼させて運転を行う際には、常時、副燃料配管6を開けた状態にあり、ガスエンジン2において、主燃料ガスF1のみを燃焼させて運転を行う際には、副燃料配管6を閉じるよう構成してある。
空気配管4の入口部には、ガスエンジン2への異物混入を防止するためのエアフィルター41が配設してある。そして、発電システム1を長期間稼働させる際には、空気配管4におけるエアフィルター41の下流側においては、エアフィルター41に生じた詰まりによって大気圧よりも若干負圧になっている。
また、圧力レギュレータ61による副燃料ガスF2の圧力の設定により、副燃料ガスF2中に、水素やブタン等のノッキングを起こしやすいガスが含まれる場合には、ノッキングを回避するために副燃料ガスF2の混合割合を、所定の割合以下に抑えることができる。
具体的には、本例の発電システム1においては、副燃料配管6に設けた圧力レギュレータ61によって、第1ミキサー7Aへの副燃料ガスF2の流入量を調整しておき、ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給流量に対する副燃料ガスF2の供給流量の割合を、ガスエンジン2において安定運転ができる所定の割合を超えない範囲内で初期設定しておく。
なお、上記初期設定を行うときには、圧力レギュレータ61によって設定圧力に調整し、副燃料配管6に設けた手動バルブの開度を調整して流量の微調整を行うことができる。
こうして、ガスエンジン2への主燃料ガスF1の供給流量が増加したときには、ガスエンジン2への燃焼用空気A及び副燃料ガスF2の供給流量も増加させることができる。
こうして、ガスエンジン2への主燃料ガスF1の供給流量が減少したときには、ガスエンジン2への燃焼用空気A及び副燃料ガスF2の供給流量も減少させることができる。
また、副燃料ガスF2の熱量が変動した場合、又は発電機11に対する負荷が変動してガスエンジン2の出力が変動する場合においても、ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給熱量に対する副燃料ガスF2の供給熱量の割合が、ガスエンジン2において安定運転ができる所定の割合を超えないようにすることができる。そのため、ガスエンジン2の運転が不安定になってしまうことを防止することができる。
本例は、図3に示すごとく、燃焼用空気Aと主燃料ガスF1とを混合した第1混合気M1に、副燃料ガスF2を混合して第2混合気M2を作り出すよう構成した例である。
本例の発電システム1も、都市ガス等の主燃料ガスF1をガスエンジン2へ供給する主燃料供給系統と、バイオガス等の副燃料ガスF2をガスエンジン2へ供給する副燃料供給系統とを有している。
また、本例の圧力レギュレータ61は、その設定圧力を調整するパイロット部611が、配管612によって第1ミキサー7Aと第2ミキサー7Bとを接続する吸気配管12に接続してある。
なお、上記初期設定を行うときには、圧力レギュレータ61によって設定圧力に調整し、副燃料配管6に設けた手動バルブ等の開度を調整して流量の微調整を行うことができる。
また、副燃料配管6から第2ミキサー7Bへ供給される副燃料ガスF2の圧力は、圧力レギュレータ61によって所定の値に設定してあることにより、副燃料ガスF2のタンク等における元圧が変動しても、第2ミキサー7Bへの第1混合気M1の流入量に応じて、第2ミキサー7Bへの副燃料ガスF2の流入量を安定して変化させることができる。また、第2ミキサー7Bへの副燃料ガスF2の流入量は、常に第2ミキサー7Bへの第1混合気M1の流入量と、圧力レギュレータ61による設定圧力により決定され、ガスエンジン2への主燃料ガスF1の供給流量の変化に応じて、ガスエンジン2への副燃料ガスF2の供給流量を安定して変化させることができる。
また、副燃料ガスF2の熱量が変動した場合、又は発電機11に対する負荷が変動してガスエンジン2の出力が変動する場合においても、ガスエンジン2への主燃料ガスF1と副燃料ガスF2との合計供給熱量に対する副燃料ガスF2の供給熱量の割合が、ガスエンジン2において安定運転ができる所定の割合を超えないようにすることができる。そのため、ガスエンジン2の運転が不安定になってしまうことを防止することができる。
11 発電機
2 ガスエンジン
21 気筒
22 吸気マニホールド
3 過給機
4 空気配管
5 主燃料配管
51 スロットルバルブ
6 副燃料配管
61 圧力レギュレータ
62 電磁弁
7A 第1ミキサー
7B 第2ミキサー
71 ベンチュリー
8 制御手段
A 燃焼用空気
F1 主燃料ガス
F2 副燃料ガス
M1 第1混合気
M2 第2混合気
M3 圧縮混合気
G 排ガス
Claims (5)
- 複数の気筒を備えたガスエンジンと、
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた圧力レギュレータと、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
該空気配管から流入する上記燃焼用空気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該燃焼用空気に当該副燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御手段とを有しており、
上記制御手段により上記発電機の目標出力に応じて上記スロットルバルブの開度を調整することにより、上記副燃料ガスだけでは不足する上記目標出力を出すために必要な熱量を、上記主燃料ガスによって補い、上記ガスエンジンへの上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとの合計供給流量に対する上記副燃料ガスの供給流量の割合を、初期設定した割合以下に保つよう構成したことを特徴とする発電システム。 - 請求項1において、上記圧力レギュレータは、その設定圧力を調整するパイロット部が上記空気配管に接続してあることにより、該空気配管における上記燃焼用空気の圧力が低下したときには、この圧力の低下に応じて上記設定圧力を低く補正するよう構成してあることを特徴とする発電システム。
- 複数の気筒を備えたガスエンジンと、
該ガスエンジンの出力によって作動させる発電機と、
燃焼用空気が供給される空気配管と、
主燃料ガスが供給される主燃料配管と、
該主燃料配管に設けたスロットルバルブと、
上記空気配管から流入する上記燃焼用空気に、上記主燃料配管から上記スロットルバルブによる流量調整後の上記主燃料ガスを混合して、第1混合気を作り出す第1ミキサーと、
バイオガス等の副燃料ガスが供給される副燃料配管と、
該副燃料配管に設けた圧力レギュレータと、
上記第1ミキサーから流入する上記第1混合気がベンチュリーを通過する際に生じる吸引力に応じて、上記副燃料配管から上記圧力レギュレータによる圧力設定後の上記副燃料ガスが流入することにより、当該第1混合気に当該副燃料ガスを混合して、第2混合気を作り出す第2ミキサーと、
上記ガスエンジンからの排ガスを利用し、上記第2ミキサーから流入する上記第2混合気を圧縮して、圧縮混合気を作り出す過給機と、
該過給機から流入する上記圧縮混合気を、上記複数の気筒へ分岐させて供給する吸気マニホールドと、
上記発電機の発電出力が目標出力になるよう上記スロットルバルブの開度を調整する制御手段とを有しており、
上記制御手段により上記発電機の目標出力に応じて上記スロットルバルブの開度を調整することにより、上記副燃料ガスだけでは不足する上記目標出力を出すために必要な熱量を、上記主燃料ガスによって補い、上記ガスエンジンへの上記主燃料ガスと上記副燃料ガスとの合計供給流量に対する上記副燃料ガスの供給流量の割合を、初期設定した割合以下に保つよう構成したことを特徴とする発電システム。 - 請求項3において、上記圧力レギュレータは、その設定圧力を調整するパイロット部が、上記第1ミキサーと上記第2ミキサーとを接続する吸気配管に接続してあることにより、該吸気配管における上記第1混合気の圧力が低下したときには、この圧力の低下に応じて上記設定圧力を低く補正するよう構成してあることを特徴とする発電システム。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、上記副燃料配管には、該副燃料配管を開閉することができる電磁弁が設けてあることを特徴とする発電システム。
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