JP2008195396A - 水分検出システムおよびその使用方法 - Google Patents

水分検出システムおよびその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容量性センサシステムでは、容量変化を検出できるような十分な容量を有する必要性がある。抵抗性センサシステムでは、抵抗素子が天候に曝されて劣化する可能性がある。超音波センサシステムや光センサシステムでは、最適位置とはとても言えない位置にセンサシステムが配置される。
【解決手段】水分検出システムは基板上に搭載された導電体を含む。導電体はそれに隣接する基板上の水分量の関数として変動する共振周波数を有する。発振器が予め定められた振幅および予め定められた周波数で発振器信号を出力する。共振器回路が基板に接続されており、発振器信号および導電体の共振周波数に応答して導電体の共振周波数に関連する振幅を有する、共振器信号を出力する。フィルタ回路が共振器信号を整流かつフィルタリングし、アナログ/デジタルコンバータはデジタル化した信号を出力する。コントローラがこれに応答して基板に関連付けられたシステムを動作させる。
【選択図】図3

Description

(発明の分野)
本発明は基板上の水分検出に関し、特に、輸送機関ウィンドシールド上の水分検出に関する。
(従来技術の説明)
従来、輸送機関のウィンドシールド上の水分検出は4つの基本的方法で遂行されている。すなわち、容量性センサシステム、抵抗性センサシステム、超音波センサシステムおよび光センサシステムである。
容量性センサシステムはウィンドシールド上に形成されたキャパシタを含んでいる。ウィンドシールド上の水分に応答して、キャパシタの容量が変化する。変化する容量を検出しその関数としてウィンドシールドワイパの動作を制御するために感知回路が接続される。容量性水分センサの例としてブシュールの米国特許第5,668,478号、ネッツァの第5,682,788号、ネッツァの第5,801,307号、およびホフスタインの第6,094,981号が含まれる。
抵抗測定システムはウィンドシールドまたは、従来のホイップアンテナ等の、輸送機関の他の部分上に間隔をとって配置される2つの導電素子を含んでいる。導電素子に接続された回路が抵抗素子を橋絡する水分に応答してその抵抗変化を測定し、抵抗変化の関数としてウィンドシールドワイパの動作を制御する。抵抗測定システムの例としてシュロダーの米国特許第5,659,294号、シュロダーの第5,598,146号、ウエバーの第5,780,718号、バンダムの第5,780,719号、ウエバーの第5,783,743号、およびペツォルドの第5,900,821号が含まれる。
超音波センサシステムはシートの第1面へ向けて超音波信号を発し反射超音波信号をシートの第2面上で受信するトランスデューサを含んでいる。反射信号の変動はシートの第2面上における異質物体の存否を決定するのに利用される。超音波センサシステムの例としてソーラ等の米国特許第5,818,341号および欧州出願第EP0638822号が含まれる。
光センサシステムは光源からのウィンドシールドで反射される光を検出するように配置された光検出器を含んでいる。ウィンドシールド上の水分の存在に応答して、光センサにより検出される光の量は光源からの光の反射が変化するために変化し、光センサの出力に変化を生じる。検出回路が入射光の変化に応答して光検出器の出力変化を検出し、その変化の関数としてウィンドシールドワイパを作動させる。光検出システムの例としてピエンカ等の米国特許第5,694,012号、ゼットラーの第5,990,647号、ピエンカ等の第6,052,196号、ポンジアナの第6,066,933号、クーリング等の第6,084,519号、ホフスタインの第6,207,967号、テダーの第5,661,303号、リナムの第6,250,148号、ブラウン等の第6,218,741号、およびネルソンの第6,232,603号が含まれる。
容量性センサシステムの問題点として、ウィンドシールド上の雨の存在に応答して適切な検出回路により容量変化を検出できるような十分な容量を有するキャパシタを形成する必要性が含まれる。容量性センサシステムのもう一つの問題点はキャパシタを形成する金属膜の加熱または冷却により容量が変化して使用中にキャパシタの容量が変化することである。
抵抗性センサシステムの問題点として、ウィンドシールドの外面に形成された抵抗素子を有する必要性が含まれ、抵抗素子は天候に曝されて劣化する可能性がある。さらに、抵抗性センサシステムの抵抗素子は温度変化による抵抗変化の影響も受ける。
超音波センサシステムおよび光センサシステムの問題点として、超音波センサシステムのトランスデューサおよび光センサシステムの光送信器および光受信器を輸送機関内部に配置してウィンドシールド上の適切な位置における水分の存在を検出する必要性が含まれる。しかしながら、超音波センサシステムや光センサシステムをウィンドシールド上の適切な位置に配置すると、しばしばウィンドシールドを介したドライバの視界が一部遮られたり、ウィンドシールド上の水分の存在を検出するための最適位置とはとても言えない位置にこのようなセンサシステムが配置される。さらに、水分を検出する光センサの感度は光送信器から光受信器までの光伝播経路内のウィンドシールドの色や濃淡により弱められることがある。
したがって、本発明の目的はウィンドシールド等の基板上に搭載された本質的に不可視の小型センサ、センサを刺激する回路、および基板上の水分の存在、特に、基板上の水分の量によるセンサの共振周波数の変化を検出する検出回路を有する水分検出システムを提供することにより前記問題点およびその他の問題点を克服することである。センサの共振周波数の変化を検出することにより基板上の水分の存在を検出する方法を提供することも本発明の目的である。当業者ならば下記の詳細な説明を読んで理解すれば他の目的も自明であろう。
(発明の概要)
したがって、我々はウィンドシールド等の基板上に搭載された導電体を含む水分検出システムを発明した。導電体はそれに隣接する基板上の水分の関数として変動する共振周波数を有する。発振器が予め定められた振幅および予め定められた周波数で発振器信号を出力する。共振器回路が導電体に接続されており発振器信号に応答して導電体の共振周波数に関連する振幅を有する共振器信号を出力する。フィルタ回路が共振器信号に応答して整流されフィルタリングされた信号を出力する。アナログ/デジタルコンバータが整流されフィルタリングされた信号に応答してそれに関連するデジタル信号を出力する。最後に、コントローラがデジタル信号に応答してシステムをデジタル信号に従って作動させる。
好ましくは、このシステムはワイパシステムであり、それはコントローラに応答して基板上の水分の量および/または基板上に水分が受け入れられる割合の関数として、いつワイパシステムが基板から水分を拭き取るかを調節する。
基板は間に導電体が挟まれた複数の積層ガラス板を有する輸送機関ウィンドシールドとすることができる。予め定められた周波数は、好ましくは、300−700kHzであり、より好ましくは、400−600kHzである。
共振器回路は導電体および基準電圧間に並列接続されたキャパシタおよびインダクタを有するタンク回路を含むことができ、抵抗が発振器およびタンク回路の導電体側間に接続されている。フィルタ回路は共振器からアナログ/デジタルコンバータへ向けて電流を伝導するように接続されたダイオード、およびアナログ/デジタルコンバータに隣接するダイオードの端部および基準電圧間に接続されたキャパシタを含むことができる。
我々は輸送機関ウィンドシールド等の基板上の水分を検出する水分検出器も発明した。水分検出器は基板上に配置されて電流を伝導する手段を含んでいる。伝導手段はそれに隣接する基板上の水分の関数として変化する共振周波数を有する。発振器は所望の周波数および第1の振幅を有する発振器信号を伝導手段に出力する。発振器信号に応答する手段が伝導手段の共振周波数に関連する第2の振幅を有する共振器信号を出力する。第2の振幅は第1の振幅よりも大きくても小さくてもよい。最後に、水分検出器は共振器信号に応答して第2の振幅に関連する値を有する制御信号を出力する手段を含んでいる。
好ましくは、基板はその上に作動関係に配置されたワイパシステムを含んでいる。ワイパシステムは制御信号に応答し基板上の水分量および/または基板上に水分が受け入れられる割合に基づいて基板を拭く。
伝導手段は、導電材料のラインまたはシート、あるいは導電粒子の分散等の、基板上に配置された一つ以上の導電体から形成することができる。基板は本質的に電気的および磁気的に非伝導性のガラス等の材料の複数のシートを含むことができ、それらは伝導手段を挟んで互いに積層されている。
我々は水分検出方法も発明した。この方法はその上に導電体が配置された基板を提供することを含んでいる。導電体はそれに隣接する基板上に水分が存在しなければ発振器信号により刺激される。この刺激に対する導電体の応答の第1の振幅が決定される。次に、導電体はそれに隣接する基板上に水分が存在する時に発振器信号により刺激される。この刺激に対する導電体の応答の第2の振幅が決定される。導電体に隣接する基板上に水分の追加に応答する導電体の共振周波数の変化により第2の振幅は第1の振幅とは異なる。最後に、第1の振幅と第2の振幅の差が決定され、この差は導電体に隣接する基板上の水分の量に関連している。
この方法はこの差に関連する割合で基板から水分を拭き取ることを含むこともできる。
我々は基板、基板上に配置された導電体、導電体を発振器信号で刺激する手段、および発振器信号および導電体に応答して導電体に隣接する基板上の水分量の変化に応答する導電体の共振周波数の変化を検出する手段を含む水分検出システムも発明している。
このシステムは基板から水分を拭き取る手段および検出手段に応答して、いつワイピング手段が基板から水分を拭き取るかを制御する手段を含むこともできる。
最後に、我々はその上に導電体が配置された電気的および磁気的に非伝導性の流体リザーバを含む流体レベル検出システムを発明している。刺激手段は導電体を発振器信号により刺激し、発振器信号および導電体に応答する手段は流体リザーバ内の流体レベルに関連する導電体の共振周波数の変化を検出し、導電体の共振周波数の検出された変化が流体リザーバ内の所望の流体レベルよりも低いレベルに対応する時は制御信号を出力する。
(好ましい実施例の詳細な説明)
図1について、ガラス板や輸送機関ウィンドシールド2等の基板、たとえば、光学的に透明な材料のシートまたはパネルはその上に配置されたアンテナ4を含んでいる。アンテナ4は電子回路を導電体6に接続するのに利用される導電性ホイル8に接続された一つ以上の導電体6を含んでいる。図1に示す実施例では、ホイル8はウィンドシールド2の周辺外部に延びている。しかしながら、ホイル8はウィンドシールド2の周辺内に配置することもできるので、これは本発明を制約するものではない。
図2および引き続き図1について、ウィンドシールド2はプラスチック中間層14、好ましくはポリビニルブチラル、により一緒に固着されてウィンドシールド2をユニット構造として形成するアウタおよびインナガラス層10および12により形成される。しかしながら、層10および12はポリカーボネート等の他の透明な剛性材料とすることができる。好ましくは、導電体6はガラス層10および12間、より好ましくは、ガラス層10およびプラスチック中間層14間に挟まれる。導電体6は導電性ワイヤまたはシート、ラインまたはシートの形のウィンドシールド2の一方の表面に塗布された導電性コーティング、またはラインまたはシートの形のウィンドシールド2の一方の表面に塗布された導電性粒子の分散とすることができる。好ましくは、導電体6は本質的に肉眼では見えない幅および/または厚さを有する。
好ましくは、導電体6はガラス層10またはガラス層12の内向き表面の一方に配置される。しかしながら、導電体6はガラス層10またはガラス層12の外向き表面上に配置することができる。
図3および引き続き図1および2について、ホイル8を介してアンテナ4に接続される電子回路はマイクロプロセッサ20、周波数発生器22、共振回路24、フィルタ回路26、およびアナログ/デジタルコンバータ28を含んでいる。ウィンドシールドワイパシステム30はその動作を後述するように制御する一つ以上の制御信号をマイクロプロセッサ20から受信するように接続されている。
マイクロプロセッサ20は、説明を簡単にするために図3には含まれていない、ROMメモリ、RAMメモリ、I/Oバッファ、クロック回路、等のある電子的ハードウェアとインターフェイスされている。マイクロプロセッサ20はそれに接続されたメモリ内に格納されたソフトウェアプログラムの制御下で動作する。このソフトウェアプログラムの制御下で、マイクロプロセッサ20は予め定められた振幅および予め定められた周波数を有する発振器信号を周波数発生器22に出力させる。好ましくは、この予め定められた周波数は300kHzと700kHzの間であり、より好ましくは、400kHzと600kHzの間である。発振器信号はアンテナ4に接続された共振回路24に供給される。発振器信号の受信に応答して、共振回路24はアンテナ4の共振周波数に関連する振幅を有する共振器信号を出力する。
共振回路24は発振器信号を共振器信号から分離する抵抗R1を含んでいる。共振回路24は、抵抗R1の周波数発生器22と反対側で、アンテナ4と大地等の基準電圧34との間に接続されたタンク回路32も含んでいる。好ましくは、タンク回路32は発振器信号の予め定められた周波数で共振するように構成されている。タンク回路32はアンテナ4と基準電圧34との間に並列接続された抵抗R2、インダクタI1およびキャパシタC1を含んでいる。
フィルタ回路26は共振器信号を共振回路24からアナログ/デジタルコンバータ28へ向けて伝えるように接続されたダイオードD1を含んでいる。キャパシタC2および抵抗R3がダイオードD1の共振回路24とは反対側と基準電圧34との間に並列接続されている。随意、インダクタI2がキャパシタC2および抵抗R3に並列接続される。フィルタ回路26の出力はアナログ/デジタルコンバータ28に供給される整流されフィルタリングされた信号である。マイクロプロセッサ20の制御下で、アナログ/デジタルコンバータ28は整流されフィルタリングされた信号をサンプリングしてマイクロプロセッサ20によりサンプリングされる等価デジタル信号へ変換する。
ウィンドシールド2上の水分の存在を検出するために、マイクロプロセッサ20はウィンドシールド2の外向表面上に水分が存在しなければ、最初に周波数発生器22に発振器信号を発生させる。次に、マイクロプロセッサ20はアンテナ4が発振器信号を受信している時にアナログ/デジタルコンバータ28により出力される第1のデジタル信号をサンプリングすることにより発振器信号に対するアンテナ4の応答を決定する。マイクロプロセッサ20はこのデジタル信号を将来使用するために格納する。
次に、水分、たとえば、水等の凝縮または拡散された液体がウィンドシールド2の外向表面上に存在する時は、マイクロプロセッサ20はアンテナ4が発振器信号を受信している時にアナログ/デジタルコンバータ28により出力される第2のデジタル信号をサンプリングする。
フィルタ回路26から出力される整流されフィルタリングされた信号はアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に水分が存在する時は異なる振幅を有することが観察されている。より詳細には、フィルタ回路26から出力される整流されフィルタリングされた信号はアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の水分の増加と共に限界まで増減する振幅を有する。たとえば、アンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に水分が存在しなければ、整流されフィルタリングされた信号は第1の振幅を有する。しかしながら、水滴状の水分がアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上で受け入れられると、フィルタ回路26から出力される整流されフィルタリングされた信号は第1の振幅とは異なる第2の振幅を有する。さらに、拡散された水の形の水分がアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上で受け入れられると、フィルタ回路26から出力される整流されフィルタリングされた信号は第2の振幅とは異なる第3の振幅を有する。
この変化する振幅はアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の増加する水分量によるアンテナ4の共振周波数の変化に応答して変化する、発振器信号の予め定められた周波数における、アンテナ4のインピーダンスにより生じる。より詳細には、アンテナ4の共振周波数はアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の増加する水分に応答して増加する。したがって、たとえば、発振器信号の予め定められた周波数がアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に拡散された液体が存在する時のアンテナ4の共振周波数に等しく選定されると、アンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の水分量が無水分から拡散液体まで増加する時にアンテナ4のインピーダンスが減少してフィルタ回路26により出力される整流されフィルタリングされた信号の振幅が減少する。同様に、たとえば、発振器信号の予め定められた周波数がアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に水分が存在しない時のアンテナ4の共振周波数に等しく選定されると、アンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の水分量が無水分から拡散液体まで増加する時にアンテナ4のインピーダンスが増加してフィルタ回路26により出力される整流されフィルタリングされた信号の振幅が増加する。したがって、アンテナ4の共振周波数に対する発振器信号の予め定められた周波数の関係に応じて、フィルタ回路26により出力される整流されフィルタリングされた信号の振幅を増減することができる。
好ましくは、ガラス層10および12間に挟まれた導電体6を有するアンテナ4に接続された電子回路は無水分および拡散液体間のウィンドシールド2上の水分変化によるアンテナ4の共振周波数の変化を検出することができる。しかしながら、ウィンドシールド2の表面上の露やミストはそれらを受け入れるウィンドシールド2の表面上に導電体6が配置される時に最も良く検出される。
次に、マイクロプロセッサ20は、アンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に水分が存在しない時にフィルタ回路26により出力される整流されフィルタリングされた信号に対応する、第1のデジタル信号を水分、たとえば、露、ミストまたは水滴等の凝縮液体、または拡散水等の拡散液体がアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に存在する時にフィルタ回路26により出力される整流されフィルタリングされた信号に対応する、第2のデジタル信号と比較してアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に存在する水分量を決定する。より詳細には、マイクロプロセッサ20は第1および第2のデジタル信号の差を取りアンテナ4に隣接するウィンドシールド2上に存在する水分量をそこから決定する。この決定に基づいて、マイクロプロセッサ20はウィンドシールド2上の水分量に基づいてその動作を制御する制御信号をウィンドシールドワイパシステム30に出力する。
図4および引き続き前の全ての図を参照して、ウィンドシールドワイパシステム30はマイクロプロセッサ20から制御信号を受信するウィンドシールドワイパモータコントロール36、およびウィンドシールド2上に配置されたウィンドシールドワイパブレード40に接続されるウィンドシールドワイパモータ38を含んでいる。前記したように、マイクロプロセッサ20によりウィンドシールドワイパモータコントロール36へ供給される制御信号はマイクロプロセッサ20によりサンプリングされた第1および第2のデジタル信号間の差に関連している。アンテナ4に隣接するウィンドシールド2上の水分量に従ってウィンドシールドワイパシステム30を制御するために、マイクロプロセッサ20により処理することができるデジタル差値の数値範囲はウィンドシールドワイパシステム30の所望の制御に基づいて区分される。たとえば、デジタル差値の範囲が2つの区画に分けられる場合、差値の上部数値範囲に対応する区画はウィンドシールドワイパシステム30の高速動作に対応し、差値の下部数値範囲はウィンドシールドワイパシステム30の低速動作に対応する。したがって、第2のデジタル信号の現在のサンプルと第1のデジタル信号との差値が差値の上部数値範囲内であれば、マイクロプロセッサ20は制御信号を出力しそれによりウィンドシールドワイパモータコントロール36はウィンドシールドワイパブレード40を高速で作動させるようにウィンドシールドワイパモータ38を制御する。同様に、第2のデジタル信号の現在のサンプルと第1のデジタル信号との差値が差値の下部数値範囲内であれば、マイクロプロセッサ20は制御信号を出力しそれによりウィンドシールドワイパモータコントロール36はウィンドシールドワイパブレード40を低速で作動させるようにウィンドシールドワイパモータ38を制御する。
ウィンドシールドワイパシステム30の他のさまざまな動作モードも第2のデジタル信号の現在のサンプルと第1のデジタル信号との差値の関数としてマイクロプロセッサ20およびウィンドシールドワイパモータコントロール36により可能とすることができる。これらのモードはウィンドシールドワイパブレード40が一度ウィンドシールド2を拭く、たとえば、ウィンドシールド2から露やミストを除去するシングルパルスモード、たとえば、ウィンドシールド2上に水滴が定常的に蓄積されるがウィンドシールドワイパシステム30の低速動作を正当化するのに十分な蓄積ではない連続デューティサイクルパルスモード、およびウィンドシールドワイパブレード40によるウィンドシールド2の拭き取りがウィンドシールド2上の水分蓄積の量および/または割合の関数として変動する可変デューティサイクルパルスモードを含むことができる。
好ましくは、マイクロプロセッサ20はウィンドシールド2上の変動する水分量に応答して2つ以上の前記動作モードをウィンドシールドワイパシステム30に実施させる2つ以上の異なる制御信号を出力するように構成される。最後に、ウィンドシールド2上に水分が無ければ、マイクロプロセッサ20はウィンドシールドワイパシステム30にウィンドシールドワイパブレード40によるウィンドシールド2の拭き取りを中止させるか開始させないようにする。
図5a−5dにアンテナ4のさまざまな異なる実施例が例示されている。図5aに示すアンテナ4の実施例では、導電体6は蛇行パターンに形成される。図5bおよび5cでは、3本の平行導電体6が間隔をとって配置されている。図5bおよび5cに導電体6の延長破線で示すように、導電体6は任意の所望の長さに形成することができる。最後に、図5dでは、2本の平行導電体6が間隔をとって配置されている。ここでも、図5dにおいて導電体6から延びる破線は導電体6が任意の所望の長さを有することができることを示す。
本発明には従来技術の水分検出システムに優るいくつかの利点がある。これらの利点にはアンテナ4が本質的におよそ1mから肉眼では見えない、アンテナ4をウィンドシールド2の透明または非透明部内に配置できる、アンテナ4がごみに敏感ではない、アンテナ4は匹敵するサイズの従来技術のセンサよりも大きい面積にわたって水分の存在を検出することができる、アンテナ4はさまざまな厚さおよび構成で有用である、および本発明は従来技術の水分検出システムよりもウィンドシールド2上のより小さいサイズの水滴、たとえば、露やミストの存在を検出できることが含まれる。
図6および図3に関して、本発明は輸送機関内の流体のレベル等の一つ以上の流体のレベルを検出するのにも利用することができる。特に、アンテナ4は電気的および磁気的に非伝導性の流体リザーバ42上に搭載することができる。好ましくは、アンテナ4は流体リザーバ42の外面上にその下端に隣接して搭載される。しかしながら、これは本発明を制限するものと解釈してはならない。流体リザーバ42は、図3に示すアンテナ4および電子回路を利用してその流体のレベルを測定することができる、ウィンドシールドウォッシャ流体、ラジエータ流体、または任意の他の流体を受け入れるように構成することができる。
流体リザーバ42内の流体のレベルを検出するために、流体リザーバ42内に流体が受け入れられない時に発振器信号がアンテナ4に供給される。この発振器信号に対するアンテナ4の第1の応答が取得され後で使用するために格納される。流体リザーバ内に流体が受け入れられる適切な時に、発振器信号に対するアンテナ4の第2の応答が取得される。各第2の応答が第1の応答と比較される。第2の応答が第1の応答に対して予め定められた関係にあれば、電子回路は適切なインジケータ、たとえば、“ウォッシャ流体チェック”、“ラジエータ流体チェック”等を活性化させる対応する制御信号を出力する。
流体リザーバ42内の流体のレベルが低下するとアンテナ4の第1の応答と第2の応答間の差が減少することが理解される。このようにして、第2の応答が第1の応答に対して流体レベルが予め定められたレベルまで低下することを示す予め定められた関係にあれば、電子回路は制御信号を出力する。アンテナ4の共振周波数の変化の検出を容易にするために、発振器信号の予め定められた周波数は流体リザーバ42内の流体の存在に応答してアンテナ4のインピーダンス変化を最適化するように選定することができる。ウィンドシールド2上の水分の存在によるアンテナ4の共振周波数の変化についても同様なコメントが適用される。
輸送機関が多数のアンテナ4を含む場合には、各アンテナ4と図3に示す電子回路との間にマルチプレクサ(multiplexer)(図示せず)を接続することができる。マイクロプロセッサ20の制御下で、マルチプレクサは電子回路を各アンテナ4に選択的に接続して各アンテナ4に発振器信号を適切な周波数で供給し、供給された発振器信号に対する各アンテナ4の応答を検出することができる。好ましくは、ソフトウェアプログラムの制御下で、マイクロプロセッサ20は周波数発生器22により出力される発振器信号の周波数を調整して特定の流体の存否を検出する各アンテナ4の共振周波数の変化を最適化することができる。
好ましい実施例に関して本発明を説明してきた。前記した詳細な説明を読んで理解すれば明らかな修正および変更が考えられる。たとえば、ウィンドシールド2上の水分の検出に関して記述してきたが、本発明は他の応用に関して利用される硬質基板またはフレキシブル基板の表面上の水分の検出にも利用することができる。同様に、輸送機関上に搭載された流体リザーバ42内の流体レベルの検出に関して記述したが、本発明は他の応用で利用される流体リザーバ42内に受け入れられる流体のレベルを検出するのにも利用することができる。さらに、ウィンドシールドワイパシステム30の制御に関して説明したが、マイクロプロセッサ20は輸送機関ヘッドランプシステム、輸送機関ウィンドシールド除湿システムおよび/または基板上の水分の存在の関数として制御したい任意の他の輸送機関または非輸送機関ベースシステムを制御するのにも利用することもできる。さらに、電子回路のさまざまな部品が好ましくは導体により接続されるが、適切な無線周波数(RF)および/または光信号手段を介して適切な信号を2つ以上のこれらの部品間で運ぶことができる。最後に、マイクロプロセッサ20は後で検索してディスプレイするために基板上で水分が検出される日および/またはウィンドシールドワイパシステム30の動作範囲を記録することができる。この情報は、次に、たとえば、一月の降雨日数の決定および/またはウィンドシールドワイパシステム30のブレード交換時の推定等の情報目的に使用することができる。本発明は添付特許請求の範囲またはそれに対応するものの範囲内に入る限り、このような修正および変更を全て含むものである。
基板上の水分を検出するのに利用される導電体を含む、ウィンドシールドのガラス板等の、基板の平面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1に示す導電体を刺激してその応答を検出するのに利用される回路の回路図である。 図3に示すウィンドシールドワイパシステムの回路図である。 図1に示す導電体の代替実施例を示す図である。 図1に示す導電体の代替実施例を示す図である。 図1に示す導電体の代替実施例を示す図である。 図1に示す導電体の代替実施例を示す図である。 図1に示す導電体を含む輸送機関用流体リザーバの分離された斜視図である。

Claims (21)

  1. 基板上に搭載された導電体であって、導電体に隣接する基板上の水分量の関数として変動する共振周波数を有する導電体と、
    予め定められた振幅および予め定められた周波数で発振器信号を出力する発振器と、
    導電体に接続され発振器信号に応答して導電体の共振周波数に関連する振幅を有する共振器信号を出力する共振器回路と、
    共振器信号に応答して整流されフィルタリングされた信号を出力するフィルタ回路と、
    整流されフィルタリングされた信号に応答して整流されフィルタリングされた信号に関連するデジタル信号を出力するアナログ/デジタルコンバータと、
    デジタル信号に応答してシステムをデジタル信号に従って作動させるコントローラと、
    を含む水分検出システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記システムはワイパシステムであり、それはコントローラに応答してワイパシステムがいつ基板から水分を拭き取るかを基板上の水分量および/または基板上に水分が受け入れられる割合の関数として調節するシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、
    ワイパシステムは拭き取り手段を含み、かつ、
    ワイパシステムはデジタル信号に応答して拭き取り手段に基板の表面から水分を拭き取らせるシステム。
  4. 請求項1に記載のシステムであって、
    基板は積層された複数のガラス板を有する輸送機関ウィンドシールドであり、
    導電体はガラス板の間に挟まれているシステム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、予め定められた周波数は(i)300および700kHz間、および(ii)400および600kHz間の一方であるシステム。
  6. 請求項1に記載のシステムであって、共振器回路は、
    導電体および基準電圧間に並列接続されたキャパシタおよびインダクタを有するタンク回路と、
    発振器およびタンク回路の導電体側間に接続された抵抗と、
    を含むシステム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、フィルタ回路は、
    共振器からアナログ/デジタルコンバータへ向けて電流を伝導するように接続されたダイオードと、
    アナログ/デジタルコンバータに隣接するダイオードの端部および基準電圧間に接続されたキャパシタと、
    を含むシステム。
  8. 基板上の水分を検出する水分検出器であって、前記水分検出器は、
    基板上に配置されて電流を伝導する手段であって、それに隣接する基板上の水分の関数として変化する共振周波数を有する伝導手段と、
    予め定められた周波数および第1の振幅を有する発振器信号を伝導手段に出力する発振器と、
    発振器信号に応答して伝導手段の共振周波数に関連する第2の振幅を有する共振器信号を出力する手段であって、第2の振幅は第1の振幅とは異なる手段と、
    共振器信号に応答してその第2の振幅に関連する値を有する制御信号を出力する手段と、
    を含む水分検出器。
  9. 請求項8に記載の水分検出器であって、
    基板はそれと動作関係に配置されたワイパシステムを含み、
    ワイパシステムは制御信号に応答し基板上の水分量および/または水分が基板上に受け入れられる割合に基づいて基板を拭く水分検出器。
  10. 請求項8に記載の水分検出器であって、伝導手段は(i)1またはそれ以上の数の導電性材料、(ii)1またはそれ以上の数の導電性材料、および(iii)1またはそれ以上の数および/または1またはそれ以上の数の導電性粒子の分散の少なくとも一つを含む水分検出器。
  11. 請求項8に記載の水分検出器であって、基板は積層された複数枚のガラスを含むウィンドシールドである水分検出器。
  12. 請求項11に記載の水分検出器であって、伝導手段はガラス板間に挟まれている水分検出器。
  13. 請求項8に記載の水分検出器であって、発振器信号に応答する手段は予め定められた周波数で共振するように構成されたタンク回路を含む水分検出器。
  14. 水分検出方法であって、前記方法は、
    (a)その上に導電体が配置された基板を提供するステップと、
    (b)導電体に隣接する基板上に水分が存在しない時に導電体を発振器信号で刺激するステップと、
    (c)ステップ(b)の刺激に対する導電体の第1の振幅を決定するステップと、
    (d)導電体に隣接する基板上に水分が存在する時に導電体を発振器信号で刺激するステップと、
    (e)ステップ(d)の刺激に対する導電体の第2の振幅を決定するステップであって、導電体に隣接するガラス板上の水分の存在に応答する導電体の共振周波数の変化により第2の振幅は第1の振幅とは異なるステップと、
    (f)第1の振幅と第2の振幅間の差を決定するステップであって、この差は導電体に隣接する基板上の水分量に関連するステップと、
    を含む方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、さらに、この差に関連する割合で基板から水分を拭き取らせるステップを含む方法。
  16. 請求項14に記載の方法であって、基板は積層された複数枚のガラスを含む方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、導電体は2枚のガラス間に挟まれている方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、導電体は1枚のガラス板の表面上に形成される方法。
  19. 基板と、
    基板上に配置された導電体と、
    導電体を発振器信号で刺激する手段と、
    発振器信号および導電体に応答する手段であって、導電体に隣接する基板上の水分量の変化に応答して導電体の共振周波数の変化を検出する手段と、
    を含む水分検出システム。
  20. 請求項19に記載のシステムであって、さらに、
    基板から水分を拭き取る手段と、
    検出手段に応答して拭き取り手段がいつ基板から水分を拭き取るかを制御する手段と、
    を含むシステム。
  21. 流体リザーバと、
    流体リザーバ上に配置された導電体と、
    導電体を発振器信号で刺激する手段と、
    発振器信号および導電体に応答して流体リザーバ内の流体レベルに関連する導電体の共振周波数の変化を検出し、導電体の共振周波数の検出された変化が流体リザーバ内の所望の流体レベルよりも低いレベルに応答する時は制御信号を出力する手段と、
    を含む水分検出器。
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