JP2008193371A - スピーカ - Google Patents

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Takashi Suzuki
隆司 鈴木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は各種音響機器に使用されるスピーカに関するものであり、特に車載用等に要求される軽量化をスピーカの構造的強度を低下させることなく提供するものである。
【解決手段】本発明のスピーカは、フレーム2aの少なくとも磁気回路1との結合部分を除いた部分に多角形状のリブを樹脂成形時に一体に設けたものであり、この構成とすることにより、フレーム2aの剛性を向上させ、スピーカとしてのスピーカの構造的強度を低下させることのない軽量のスピーカの提供を特別な部品や組立工法を使用することなく行えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は各種音響機器等に使用されるスピーカに関するものである。
従来のスピーカを図2のスピーカの断面図および図3の同要部であるフレームの斜視図により説明する。
同図によると、1はセンターポールを有する下部プレート1aとこの下部プレート1a上に接着結合されたリング状のマグネット1bとこのリング状のマグネット1b上に接着結合されたリング状の上部プレート1cとからなり、前記センターポール側面と前記リング状の上部プレート1cの内径側面との間に磁気ギャップ1dを形成した外磁型の磁気回路であり、2は前記磁気回路1の前記上部プレート1c上に接着結合された樹脂製のフレームである。
3はこのフレーム2に外周をエッジ部3aを介して接着結合し、内周を下部のコイル部4aを前記磁気ギャップ1d内に配置したボイスコイル4に接着結合した振動板であり、5は内周を前記ボイスコイル4に接着結合し、外周を前記フレーム2に接着結合してなり、前記ボイスコイル4を上下動可能に支持するダンパーである。
なお、前述の従来技術においては、磁気回路を外磁型の磁気回路1として説明したが、有底円筒状のヨークの底面に円筒状のマグネットを接着結合し、更に、この円筒状のマグネット上に円板状の上部プレートを接着結合し、前記ヨークの内周側面と前記上部プレート間に磁気ギャップを設けた内磁型の磁気回路も従来技術の磁気回路として存在する。
また、前記従来技術では、磁気回路1とフレーム2の結合は、フレーム2の底面外側と上部プレート1c間で行なっているものとして説明したが、フレーム2の底面内側と下部プレート1a(内磁型の磁気回路においては前記ヨーク)を接着結合するものも従来のスピーカとして存在する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平6−169498号公報
近年、機器の軽量化の傾向の中で、従来、金属プレスにより形成されていたスピーカのフレーム2は、上述の如く樹脂成形によるものが採用されてきている。
しかしながら、樹脂は曲げ弾性強度が金属より劣るため、スピーカのフレーム2に採用した場合、フレーム2を薄くしたり、桟部2iを細くすることには限界があり、結果として、金属プレスのフレームに比べて軽量化したとしても著しい軽量効果をあげうるものではなかった。
軽量で剛性の高いフレームとしてガラス繊維やマイカ等の無機質を樹脂に混入し、剛性の向上を図ったものもあるが、重量の増加を伴うと共に、コスト上昇、成形時の流動性が悪くなり、ウェルドやショートショット等の防止のために成形工程の管理も複雑となる等の課題を有するものであった。
上記課題を解決するために、本発明のスピーカは、磁気回路と、この磁気回路に結合された樹脂成形により形成されたフレームと、外周をこのフレームに接着接合すると共に、内周を下方が前記磁気回路の磁気ギャップ内に配置されるボイスコイルに接着結合した振動板と、内周を前記ボイスコイルに接着結合し、外周を前記フレームに接着結合して前記ボイスコイルを上下動可能に支持するダンパーとで形成されるスピーカであって、前記フレームの少なくとも前記磁気回路との結合部分を除いた部分に多角形状のリブを樹脂成形時に一体に設けたスピーカであり、多角形状のリブをフレームに一体に設けることで、フレームの軽量化と構造的強度(剛性)を高めた樹脂製のフレームを用いたスピーカの提供を可能とするものである。
以上のように本発明のスピーカは、樹脂製スピーカの成形時にフレームに一体に複数のリブを設けることで、フレームの軽量化と構造的強度(剛性)を高めた樹脂製のフレームを用いたスピーカを特別なスピーカの組立工程を経ることなく提供できるものである。
以下、本発明の実施の形態を図1により説明する。
なお、説明にあたっては、従来技術と同一部分については、説明を省略して説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態を図1の要部であるフレームの斜視図により説明する。従来の技術と本実施の形態との相違点はフレームの形状であるので、フレームの形状について以下に説明する。
2aは磁気回路(図示せず)を裏面に接着結合する中央底面部2bと、振動板(図示せず)の外周が接着結合される外周部2cと、この外周部2cの外縁に形成された鍔部2dと、この鍔部2dから突出して設けられたパネル等への取り付けのための孔2eを設けた複数の取付部2fと、前記中央底面部2bと前記外周部2cを橋絡する桟部2hで構成されると共に、前記中央底面部2bには6角形状のリブ6aの辺が隣接する他のリブ6aの辺を共用する形で前記中央底面部2bの底面全面にフレーム2aの樹脂成形時に一体に形成されている。
また、前記鍔部2d全面にも5角形状の他のリブ6bが隣接する他のリブ6bと隣接する辺を共用する形でフレーム2aの樹脂成形時に一体に形成されている。
また、前記取付部2fにも薄肉部分に6角形状のリブ6cが隣接する他のリブ6cと隣接する辺を共用する形でフレーム2aの樹脂成形時に一体に形成されている。
また、前記桟部2hにも6角形状のリブ6dが隣接する他のリブ6dと隣接する辺を共用する形でフレーム2aの樹脂成形時に一体に形成されている。
以上のように、上記実施の形態では比較的平面が形成されるフレーム2aの中央底面部2b、鍔部2d、取付部2fの薄肉部分および桟部2hに6角形状または5角形状のリブ(6a,6b,6cおよび6d)をフレーム2aの樹脂成形時に一体に形成することで、フレーム2aの剛性を向上させている。
このように、フレームを樹脂成形によって軽量化したスピーカにおいても、構造的強度(剛性)を高めたスピーカの提供を特別な工程や特別な部品の追加なしに行えるものである。
なお、前記実施の形態においては、リブの形状を6角形状または5角形状として説明したが、これに限定されるものではなく、3角形以上で辺の間に空間を有する多角形状のものであれば良い。
但し、構造的な強度を考慮した場合は、5角形以上のリブが好ましく、7角形以上になると、成形金型の製作コストが高く経済的に好ましくない。
また、4角形状のリブは、成形金型の製作は容易となるが、特定の方向の剛性は向上するが、斜めやねじれに対する剛性の向上は望めない。
三角形状のリブでは剛性は向上するが、辺内の空間の面積が小さく、結果として重くなって、本来の軽量化の目的の達成は難しくなる。
従って、多角形のリブの形状は5角形状または6角形状のものを選択することが最良であり、他の多角形の形状についてはフレームの大きさ、形状で5角形や6角形のリブ形状の採用が困難なときに適宜選択するべきものである。
なお、前記実施の形態においては、夫々の多角形状リブ6a,6b,6cおよび6dはフレーム2aの上表面にあるものとして説明したが、裏面側にあってもよく、また、表裏両面に形成されていてもよい。フレーム2aとしての剛性と重量の関係から、夫々の部位において多角形状の種類、形成する部位を適宜選択すればよいものである。
但し、中央底面部2bの多角形状リブ6aは、従来技術の図2のスピーカのように磁気回路1を底面の裏面に接着結合するためであり、従来技術の但し書きで記載した磁気回路の下面(下部プレート)とフレーム2aの中央底面部2bと接着結合するものにあっては、多角形状のリブを中央底面の裏面(外側)に設けることが、磁気回路の下面とフレームの中央底面部2bとの接着結合の結合強度を低下させることがないので好ましいものとなる。
本発明は、スピーカの軽量化において、フレームの軽量化と構造的強度(剛性)を高めた樹脂製のフレームを用いたスピーカの提供を特別な構造とすることなく提供することを可能とするものである。
本発明のスピーカの一実施の形態における要部であるフレームの斜視図 従来のスピーカの断面図 同スピーカの要部であるフレームの斜視図
符号の説明
1 磁気回路
2a フレーム
2b 中央底面部
2c 外周部
2d 鍔部
2h 桟部
3 振動板
4 ボイスコイル
5 ダンパ
6a,6b,6c,6d リブ

Claims (3)

  1. 磁気回路と、この磁気回路に結合された樹脂成形により形成されたフレームと、外周をこのフレームに接着結合すると共に、内周を下方が前記磁気回路の磁気ギャップ内に配置されるボイスコイルに接着結合した振動板と、内周を前記ボイスコイルに接着結合し、外周を前記フレームに接着結合して前記ボイスコイルを上下動可能に支持するダンパーとで形成されるスピーカであって、前記フレームの少なくとも前記磁気回路との結合部分を除いた部分に多角形状のリブを樹脂成形時に一体に設けたスピーカ。
  2. 多角形状リブが複数個隣接して設けられ、前記多角形状リブの辺が隣接している他の多角形状リブの辺も兼ねている請求項1に記載のスピーカ。
  3. 少なくともフレーム中央底面の表裏いずれかに設けられた多角形状のリブの形状と、外周の鍔部または外周と前記底面を連絡する桟部に設けられた他の多角形状のリブの形状が異なる請求項1または請求項2に記載のスピーカ。
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