JP2008192115A - インターネット動画向けのコンテンツマッチ広告技術 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、ウェブサイトに掲載された動画に表示させる広告にて、ウェブサイトの内容に適した広告が自動選別出来るようにして、広告効果の高い動画広告を配信することを課題とする。
【解決手段】図１に示したように、ウェブページ上に動画呼び出しＨＴＭＬタグをＪａｖａＳｃｒｉｐｔで記述して、Ｏｂｊｅｃｔタグ、またはＥｍｂｅｄタグを生成する。その際にＪａｖａＳｃｒｉｐｔにより、閲覧中のウェブページＵＲＬ情報などをパラメータとして動画再生プレイヤーに渡すことにより、掲載ウェブページに適した広告が自動的に配信可能となる。
【選択図】図１

Description

この発明は、ウェブページ上の動画内におけるコンテンツマッチ広告に関する。

インターネット動画におけるこれまでの広告技術としては、動画再生前や動画再生後に動画広告を挿入する従来のテレビコマーシャルと同様のモデルが主体であった。

しかしながら、以上の従来技術では、動画広告の制作にコストがかかるため、低予算で動画上に広告を掲載することができなかった。これにより、広告を出稿できる広告主が限られてしまっていた。また、単純なテキストによる広告を動画上に掲載しても、関連性の低いテキスト広告では閲覧者の興味を示すことはなく、広告効果は期待できなかった。
そこでこの発明は、ウェブページに掲載される動画上にて、ウェブページの内容を自動解析して、コンテンツマッチ広告を実現することで、低予算でも動画上に効果の高い広告を掲載することを課題とする。

動画を掲載するウェブエージでは、広告を表示するための指定ＨＴＭＬタグを事前に取得しておく。このＨＴＭＬタグはＪａｖａＳｃｒｉｐｔにて記述されており、動画再生プレイヤー（一般的な拡張子は．ｓｗｆ）を参照するｏｂｊｅｃｔタグ、もしくはｅｍｂｅｄタグを呼び出すようになっている。この際に、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔの機能を使って、動画再生プレイヤー呼び出し時に、掲載ウェブページＵＲＬの情報を．ｓｅｆファイルにパラメータとして渡す。
呼び出された動画再生プレイヤーは受け取ったパラメータの内容から、動画ファイルのパス、及び、掲載ウェブページＵＲＬ情報を取得する。動画再生プレイヤーは、掲載ウェブページＵＲＬ情報を、広告配信サーバーに投げて、広告配信サーバーよりＸＭＬなどの再加工可能な形式でウェブページにマッチした広告データを取得し、この広告データを表示することで、ウェブページ内容にマッチした広告を、動画内に表示することが可能となる。

この発明によれば、ウェブサイトに掲載した動画にてウェブページのコンテンツにマッチした広告を自動的に表示させることが可能となり、動画に対して簡単に広告効果の高い広告を表示させることが可能となる。

この発明の一実施形態を、図２に示す。
動画を掲載したブログにおいて、掲載ブログと関連の高い広告を表示するには、動画スペースとは別に広告エリアを確保する必要があった。このような場合に本発明を利用すれば、広告エリアは動画上に設けられるので、ブログ内にあった無駄な広告スペースを減らすことが出来る。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、コンテンツにマッチした有益な広告を動画の中でのみ表示させることが出来るので、無駄に広告スペースを必要とせず、閲覧者に対してウェブページの利便性を向上させることが出来る。

「他の実施形態」
ＪａｖａＳｃｒｉｐｔの機能を用いて、現在表示中のウェブページＵＲＬだけでなく、リファラー（一つ前のページＵＲＬ）をパラメータで渡すことで、一つ前のページが検索エンジンだった場合は、検索キーワードを取得して、動画広告の選別に反映させるとも可能となる。

この発明の一実施形態を示す図である。

符号の説明

１ａ 動画が掲載されたウェブページを閲覧するインターネットユーザー
１ｂ 動画が掲載されたウェブページ
１ｃ 動画に貼り付けられたＪａｖａＳｃｒｉｐｔによるＨＴＭＬタグ

Claims (2)

1. ウェブサイトに掲載する動画内にて、掲載ページの内容をサーバーが自動解析し、掲載ページ内容にマッチした広告を自動表示するインターネット広告システム
2. ウェブサイトに掲載する動画内にて、検索エンジン経由のインターネットユーザーに対して、検索キーワードを取得し、その検索キーワードにマッチした広告を自動表示するインターネット広告システム

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