JP2008191914A - 路車間セキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を不法行為から保護しつつ、バッテリ消費電力の低減を抑制し得る路車間セキュリティシステムを提供する。
【解決手段】路車間セキュリティシステムでは、車載セキュリティシステム30により検知された駐車車両BDの異常を表す情報が、DSRC車載器40(狭域無線通信車載器)からDSRC路側機20(狭域無線通信路側機)を経て駐車場管理センター10内の制御装置12(路側制御手段)へ無線通信するように構成される。制御装置12は、DSRC車載器40に対して通常動作モード、および消費電力が少ないスリープモードの何れか一方から何れか他方に切り換わるようにDSRC路側機20を介して指示信号を送信する。DSRC車載器40内の制御部41(車側制御手段)は、前記切換指示信号に応じて、車載セキュリティシステム30の電源をオフとする指示信号を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路車間セキュリティシステムに関し、特に狭域無線通信を利用した路車間セキュリティシステムに関する。
この種の路車間セキュリティシステムとして、車載セキュリティシステムにより検出された駐車車両の異常を表す信号が、無線装置を通じて場内セキュリティシステムへ無線送信するように構成されたものがあり、例えば下記特許文献1に記載されている。この路車間セキュリティシステムにおいては、車載セキュリティシステムを搭載した車両が、場内セキュリティシステムを備えた駐車場に駐車している状態で、両システムが無線リンクで接続されていて、駐車車両に振動等の異常が発生した場合には、その異常を表す信号が場内セキュリティシステムへ無線送信される。そして、場内セキュリティシステムにより、信号の発生源となった車両に警備員が派遣する等の盗難防止対策が施されるようになっている。
特開2002−216256号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された路車間セキュリティシステムでは、車載セキュリティシステムの電源が一旦オンとされた以降は、駐車車両に異常が発生しない状態が続いても、電源オンの状態が維持される。ところで、車載セキュリティシステムは、通常、車両のバッテリから電源の供給を受けている。このため、例えば、旅行や出張等により車両が駐車場に長期に渡って放置される場合等には、バッテリ上がりが懸念される。
本発明は、上記課題に対処するためになされたものであり、その目的は、路側セキュリティシステムと車載セキュリティシステムとの協働により車両を不法行為から保護しつつ、バッテリ消費電力の低減を抑制し得る路車間セキュリティシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記目的を達成するため、本発明による路車間セキュリティシステムは、車載セキュリティシステムにより検出された駐車車両の異常を表す情報が、狭域無線通信車載器を通じて路側セキュリティシステムへ無線通信するように構成された路車間セキュリティシステムにおいて、前記路側セキュリティシステムは、前記狭域無線通信車載器に対して通常動作モード、および消費電力が少ないスリープモードの何れか一方から何れか他方に切り換わるように指示を与える路側制御手段を備え、前記狭域無線通信車載器は、前記路側制御手段による前記通常動作モードから前記スリープモードへの切換指示に応じて、前記車載セキュリティシステムの電源をオフとする指示を与える車側制御手段を備えていることを特徴とする。
この路車間セキュリティシステムでは、狭域無線通信車載器が、通常動作モードからスリープモードへの切換指示に応じて、車載セキュリティシステムの電源をオフとする指示を与えるように設定されている。このため、バッテリの消費電力の低減を抑制することができる。
本発明の実施に際して、前記車側制御手段は、前記路側制御手段との間で相互認証が完了した後、前記路側制御手段から切換指示を受けるように設定されていることも可能である。
これによれば、路側制御手段からのスリープ指示が、車両制御手段間との相互認証の完了後に行われる。このため、路側制御手段からの指示が車側制御手段に伝達される経路が確保された状態で、狭域無線通信車載器をスリープモードに移行させることができる。
また、本発明の実施に際して、前記路側セキュリティシステムは、前記駐車車両に接近する人体を感知する人体感知センサを備え、前記路側制御手段は、前記人体感知センサによる感知信号に応じて、前記狭域無線通信車載器が前記スリープモードから前記通常動作モードに切り換わるためのウェイクアップ指示を前記車側制御手段に与え、前記車側制御手段は、前記ウェイクアップ指示を受けたとき、前記駐車車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多いことを条件として、前記狭域無線通信車載器を前記通常モードに移行させ、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオンとする指示を与えるように設定されていることも可能である。
これによれば、車両に異常が発生するおそれがある場合には、路側制御手段からのウェイクアップ指示に応じて、電源がオフとなっている車載セキュリティシステムを直ちに起動させることができ、車載セキュリティシステムによる保護の実効を図ることができる。
また、本発明の実施に際して、前記車側制御手段は、前記狭域無線通信車載器が前記通常動作モードにウェイクアップされた後は、前記路側制御手段から前記スリープ指示を受けるまでの間、前記狭域無線通信車載器を前記通常動作モードに維持し、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオンとする指示を与えるように設定されていることも可能である。
これによれば、車両の安全が確保されていると判断できる状態となるまで、車載セキュリティシステムの機能によって車両が保護される。
また、本発明の実施に際して、前記車側制御手段は、前記路側制御手段による前記ウェイクアップ指示に対して、前記車両のバッテリ蓄電量が所定の残量以下である場合は、前記バッテリ蓄電量が所定の残量以下であることを前記路側制御手段に通知し、前記狭域無線通信車載器を前記スリープモードに移行させ、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオフとする指示を与えるように設定されていることも可能である。
これによれば、車載セキュリティシステムの電源がオフであっても、路側セキュリティシステムによって車両を不法行為から有効に保護することができる。
また、本発明の実施に際して、前記路側セキュリティシステムは、前記路側制御手段を有する駐車場管理センターと、この駐車場内の1つ以上の駐車スペースに対応して設けられ前記人体感知センサを有してなる複数の狭域無線通信路側機とを備え、前記狭域無線通信路側機は、対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器と前記駐車場管理センターとの間での情報の授受を行うように設定されており、前記駐車場管理センターは、前記人体感知センサのうち検知のあった前記狭域無線通信路側機を通じて対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器に対してウェイクアップ指示を与えるとともに、その周辺の前記狭域無線通信路側機を通じてそれぞれ対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器に対してウェイクアップ指示を与えるように設定されていることも可能である。
これによれば、検知のあった狭域無線通信路側機およびその周辺の狭域無線通信路側機を通じて対応する駐車車両の全ての車載セキュリティシステムを起動させることが可能となり、人体感知センサとして、人のみならず車両等の移動体にも感知する安価なものを用いても、車両を不法行為から有効に保護することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明による路車間セキュリティシステムを採用した駐車場セキュリティシステムの全体を概略的に表すブロック図である。この駐車場セキュリティシステムは、路側セキュリティシステムとしての役割を果たす駐車場PKに設置された駐車場管理センター10および複数の狭域無線通信路側機20(以下、DSRC路側機20という)と、車両BDに搭載された車載セキュリティシステム30および狭域無線通信車載器40(以下、DSRC車載器40という)とで構成されるようになっている。
駐車場PKには、その場内を撮影可能な複数の監視カメラKCが設けられている。駐車場管理センター10には、モニタ11を備えたモニタルーム内に警備員が常駐していて、警備員がモニタ11に映し出された監視カメラKCの撮影画像および再生画像を見ることで、場内を監視できるように構成されている。また、駐車場管理センター10には、制御装置12および通信装置13が設けられている。
制御装置12(路側制御手段)は、タイマ12aを含むマイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、LANケーブル51を介して複数のDSRC路側機20内の制御部21とそれぞれ通信可能に接続されている。制御装置12は、DSRC路側機20を通じて駐車車両のDSRC車載器40との間で通信データを授受する。具体的には、制御装置12は、タイマ12aのカウントに基づいたスリープ指示信号、後述する人体感知センサ22による感知信号に基づいたウェイクアップ指示信号をDSRC路側機20を介してDSRC車載器40に送信する一方、車載セキュリティシステム30により検知された車両BDの異常信号、バッテリ残量を表す信号をDSRC車載器40からDSRC路側機20を介して受信し、また人体感知センサ22による感知信号をDSRC路側機20から受信する。
通信装置13は、駐車場PKに駐車した車両のモバイル通信端末(例えば、携帯電話機)との間で通信可能とされていて、車載セキュリティシステム30により車両の異常が検知されたとき、車載セキュリティシステム30から車両BDの異常を表す信号を受信するように構成されている。
DSRC路側機20は、駐車場PKに設置された無線装置であり、駐車場PK内にて、例えば駐車スペース1つ〜3つに対して1機の割合で設けられている。DSRC路側機20内の制御部21は、マイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、人体感知センサ22と接続されていて、人体感知センサ22により人体が感知されたとき、その感知信号と、DSRC路側機20毎に予め定められた路側機番号を表す信号を制御装置12に送信する。
人体感知センサ22は、例えばセンサーライトで使用されているような赤外線センサであり、車両BDに接近する人の他、駐車スペースに進入・退出する車両BDを感知して感知信号を出力する。このように、人体感知センサ22として上記のような赤外線センサを用いれば、DSRC路側機20を安価に構成することができる。なお、人体感知センサ22としての赤外線センサに加えてまたは代えて、例えばCCDカメラや超音波センサを使用し、車両に接近する人のみを精度良く検知するような構成としてもよい。
車載セキュリティシステム30は、車両BDのキーロック32によるロック信号に応じて電源オンとなる(セキュリティON状態)。車載セキュリティシステム30内の車両異常情報検知部31は、マイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、振動センサ33、傾斜センサ34およびドア開閉センサ35と接続されている。振動センサ33は、駐車状態での車両BDの振動・衝撃を検出する。傾斜センサ34は、駐車状態での車両BDの傾きを検出する。ドア開閉センサ35は、駐車状態でのドアの異常開放を検出する。車両異常情報検知部31は、各センサ33〜35のうちの少なくとも一つから検出信号が出力されたとき、自己防衛として、例えば光の点滅や、ブザー等の警告音により車両BDの周囲に報知し、これと同時に、車両BDの異常を表す信号を、DSRC車載機40内の制御部41に送信するとともに駐車場管理センター10の通信装置13に送信する。
DSRC車載器40は、車両BDに搭載された無線装置である。DSRC車載器40内の制御部41は、マイクロコンピュータを主要構成部品とするものであり、5.8GHz帯の電波を信号処理するRF回路42と接続されている。制御部41(車側制御手段)は、駐車場管理センター10内の制御装置12からのスリープ指示信号またはウェイクアップ指示信号に対し、車載セキュリティシステム30の電源をオンまたはオフとする信号を送信する。具体的には、制御部41は、ウェイクアップ指示信号に対して、バッテリBの蓄電量が所定の残量よりも多い場合には車載セキュリティシステム30の電源をオンとする信号を送信する一方、バッテリBの蓄電量が所定の残量よりも少ない場合には車載セキュリティシステム30の電源をオフとする信号を送信するように設定されている。
次に、上記のように構成した実施形態の作動について図2〜図6を用いて説明する。図2〜図6では、駐車場管理センター10、DSRC路側機20、車載セキュリティシステム30およびDSRC車載器40間における通信データの授受が時系列的に示されている。
最初に、車両BDが駐車場PK内に進入し、所定の駐車スペース〔1〕に駐車した場合について説明する。この場合、図2に示すように、人体感知センサ22により車両BDが検知され(M101)、DSRC路側機20内の制御部21が、その感知信号と共に駐車スペース〔1〕に対応した路側機番号〔1〕を、駐車場管理センター10内の制御装置12に送信する。これを受けて、制御装置12は、駐車スペース〔1〕に加えてその周辺の駐車スペースに対応したDSRC路側機20内の制御部21にそれぞれウェイクアップ指示信号を送信する。これに伴って、各DSRC路側機20内の制御部21は、対応する駐車車両のDSRC車載器40内の制御部41にウェイクアップ指示信号を送信する。
DSRC車載器40が通常モードとなった状態では、DSRC車載器40内の制御部41と、DSRC路側機20内の制御部21との間で相互認証が行われる。これにより、互いが不正な機器でないことを確認し合うことで、例えば偽のDSRC路側機を利用した、なりすまし等の不正行為が防止される。相互認証が完了した後、DSRC車載器40内のICカードに記憶されている車両ナンバー、車種、所有者などの車両情報が駐車場管理センター10内の制御装置12に通知され、車両の登録が行われる。なお、既に相互認証が完了している周辺の駐車車両においては、改めて相互認証は行われない。
車載セキュリティシステム30により車両BDのキーロック32が検出されると(S101)、車載セキュリティシステム30の電源がオンとなる(S102)。そして、車載セキュリティシステム30の電源オン(セキュリティON)信号が、DSRC車載器40からDSRC路側機20を経て制御装置12に送信される。その後、車両BDの状況が定期的に制御装置12に送信され、車両BDに異常が発生していなければ、異常なしを内容とする定期通信が行われる。なお、車載セキュリティシステム30の電源がオンとなった当初は、人体感知センサ22により車両BDから降りた人が検知されるため、DSRC路側機20の通信内容には人体感知センサ22による検知有りを表す信号が含まれている。
車両BDから人が離れて人体感知センサ22により人が検知されなくなると、異常なしの通信内容に、検知有りの信号に代わって検知無しの信号が含まれるようになる。この時点から、駐車場管理センター10内における制御装置12のタイマ12aによるカウントが開始され(P101)、異常なしの定期通信が予め設定された所定時間続くと(P102)、制御装置12は、DSRC路側機20を介してDSRC車載器40にスリープ指示信号を送信する。このスリープ指示信号を受けて、DSRC車載器40内の制御部41は、車載セキュリティシステム30の電源をオフとする信号を送信した後、通常動作モードから消費電力が少ないスリープモードに移行する(C101)。なお、上記した信号の授受は、周辺の駐車車両毎に行われるようになっている。
このように、車両BDに異常が発生しない状態が所定時間続いた場合には、車載セキュリティシステム30の電源がオフとなり、DSRC車載器40がスリープモードとなるため、車両BDの安全が確保されている状態で、バッテリBの消費電力の低減を抑制することができる。また、制御装置12からのスリープ指示が、上記した相互認証の完了後に行われる。このため、相互認証の完了後は、制御装置12からの指示がDSRC車載器40に伝達される経路が保証されているので、車両BDに異常が発生した場合には、電源がオフとなっている車載セキュリティシステム30を直ちに起動させることができ、バッテリBの消費電力の低減を図りながら、車載セキュリティシステム30による保護の実効を図ることができる。
次に、DSRC車載器40がスリープモードにあり、車両BDのバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、駐車スペース〔1〕に対応した人体感知センサ22により人体が検知された場合について説明する。この場合には、図3に示すように、人体感知センサ22による検知有りの信号に応じて、制御装置12は、駐車スペース〔1〕に対応したDSRC路側機20内の制御部21にウェイクアップ指示信号を送信する。これを受けて、制御部21は、DSRC車載器40内の制御部41にウェイクアップ指示信号を送信する。制御部41は、バッテリBの蓄電量が所定の残量よりも多いか否かを判定するが、いま、バッテリBの蓄電量が所定の残量よりも多いので、車載セキュリティシステム30の電源をオンとする信号を送信する(C102)。以後の流れは、図2に示した場合と同様である。また、周辺の駐車車両においても同様の処理が実行される。
次に、DSRC車載器40がスリープモードにあり、車両BDのバッテリ蓄電量が所定の残量よりも少ない状態で、駐車スペース〔1〕に対応した人体感知センサ22により人体が検知された場合について説明する。この場合には、図4に示すように、DSRC車載器40内の制御部41は、車載セキュリティシステム30の電源をオンとする信号を送信することなく(C103)、バッテリBの残量不足を表す信号を制御装置12に送信する(P103)。そして、この送信後は、制御装置12からのウェイクアップ指示信号に応じないように設定されている。これにより、車両BDのバッテリ上がりが防止される。
制御装置12は、バッテリBの残量不足を表す信号に応じて、車両BDをウェイクアップ不可車両とする登録を行う。駐車場管理センター10は、車両BDのウェイクアップ不可車両登録に基づいて、車両BDに対して特別な監視体制を敷くことができる。その結果、車載セキュリティシステム30の電源がオフであっても、駐車場管理センター10によって車両BDが不法行為から有効に保護される。
次に、DSRC車載器40がスリープモードにあり、車両BDのバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、車両BDに異常が発生した場合について説明する。この場合には、図5に示すように、人体感知センサ22による検知有りの信号に応じて、制御装置12は、駐車スペース〔1〕に対応したDSRC路側機20内の制御部21にウェイクアップ指示信号を送信し、制御部21は、DSRC車載器40内の制御部41にウェイクアップ指示信号を送信する。これを受けて、制御部41は、車載セキュリティシステム30の電源をオンとする信号を送信する(C102)。
車載セキュリティシステム30内の車両異常情報検知部31は、センサ33〜35の検出信号に応じて、上述したように、例えば光の点滅や、ブザー等の警告音により車両BDの周囲に報知して自己防衛する。これと同時に、車両異常情報検知部31は、車両BDの異常信号を、DSRC車載機40からDSRC路側機20を経て制御装置12に送信するとともに駐車場管理センター10内の通信装置13に別途送信する。これらの情報に基づいて、駐車場管理センター10の警備員は、モニタ11を通して車両BDの周辺を確認し、また駐車スペース〔1〕に出向いて車両BDの周辺を詳細に調査することができる。また、車両BDに異常があった場合には、携帯電話機を通じて車両BDの所有者と連絡を取り、至急戻る旨を通知することもできる。
次に、DSRC車載器40がスリープモードにあり、車両BDのバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、車両BDが駐車場PK内から退出する場合について説明する。この場合には、図6に示すように、人体感知センサ22による車両BDの所有者の感知信号に応じて、制御装置12は、駐車スペース〔1〕に対応したDSRC路側機20内の制御部21にウェイクアップ指示信号を送信し、制御部21は、DSRC車載器40内の制御部41にウェイクアップ指示信号を送信する。これを受けて、制御部41は、車載セキュリティシステム30の電源をオンとする信号を送信する。キーロック32が正常にアンロックされると(S104)、車載セキュリティシステム30の電源オフ(セキュリティOFF)信号が、DSRC車載器40からDSRC路側機20を経て制御装置12に送信される。これにより、駐車場管理センター10による車両BDの監視体制が解除される。
上記実施形態においては、人体感知センサ22により車両、人などが検知されたとき、制御装置12が、検知のあった人体感知センサ22を有するDSRC路側機20に加えて、その周辺のDSRC路側機20にウェイクアップ指示信号を送信するように構成した。これにより、人体感知センサ22として、人のみならず車両等の移動体にも感知する安価なものを用いても、車両を不法行為から有効に保護することができた。しかし、これに限らず、例えば人のみを精度良く検知できる人体感知センサを使用して、検知のあった人体感知センサを有するDSRC路側機のみにウェイクアップ指示信号を送信するように構成して実施してもよい。
また、上記実施形態においては、駐車場管理センター10内の制御装置12がDSRC路側機20を介してDSRC車載器40内の制御部41との間で情報を授受できるように構成したが、これに限らず、例えば各DSRC路側機内の制御部が、それぞれ駐車場管理センター内の制御装置としてのインテリジェント機能を果たすように構成して実施してもよい。
本発明による路車間セキュリティシステムの実施形態に係る駐車場セキュリティシステムの全体を概略的に表すブロック図。 図1に示した駐車場セキュリティシステムにおいて、車両の進入に伴う初期登録時の通信データの授受を時系列的に示す説明図。 図1に示した駐車場セキュリティシステムにおいて、DSRC車載器がスリープモードにあり、車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、人体感知センサにより感知信号が出力された場合の通信データの授受を時系列的に示した説明図。 図1に示した駐車場セキュリティシステムにおいて、DSRC車載器がスリープモードにあり、車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも少ない状態で、人体感知センサにより感知信号が出力された場合の通信データの授受を時系列的に示した説明図。 図1に示した駐車場セキュリティシステムにおいて、DSRC車載器がスリープモードにあり、車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、車両の異常が検出された場合の通信データの授受を時系列的に示した説明図。 図1に示した駐車場セキュリティシステムにおいて、DSRC車載器がスリープモードにあり、車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多い状態で、車両の退出に伴う登録解除時の通信データの授受を時系列的に示した説明図。
符号の説明
PK 駐車場
BD 車両
B バッテリ
10 駐車場管理センター(路側セキュリティシステム)
11 モニタ
12 制御装置(路側制御手段)
12a タイマ
13 通信装置
20 DSRC路側機(路側セキュリティシステム)
21 制御部
22 人体感知センサ
30 車載セキュリティシステム
31 車両異常情報検知部
32 キーロック
33 振動センサ
34 傾斜センサ
35 ドア開閉センサ
40 DSRC車載器
41 制御部(車側制御手段)
42 RF回路
51 LANケーブル

Claims (6)

  1. 車載セキュリティシステムにより検知された駐車車両の異常を表す情報が、狭域無線通信車載器を通じて路側セキュリティシステムへ無線通信するように構成された路車間セキュリティシステムにおいて、
    前記路側セキュリティシステムは、前記狭域無線通信車載器に対して通常動作モード、および消費電力が少ないスリープモードの何れか一方から何れか他方に切り換わるように指示を与える路側制御手段を備え、
    前記狭域無線通信車載器は、前記路側制御手段による前記通常動作モードから前記スリープモードへの切換指示に応じて、前記車載セキュリティシステムの電源をオフとする指示を与える車側制御手段を備えていることを特徴とする路車間セキュリティシステム。
  2. 前記車側制御手段は、前記路側制御手段との間で相互認証が完了した後、前記路側制御手段から切換指示を受けるように設定されている請求項1に記載の路車間セキュリティシステム。
  3. 前記路側セキュリティシステムは、前記駐車車両に接近する人体を感知する人体感知センサを備え、前記路側制御手段は、前記人体感知センサによる感知信号に応じて、前記狭域無線通信車載器が前記スリープモードから前記通常動作モードに切り換わるためのウェイクアップ指示を前記車側制御手段に与え、前記車側制御手段は、前記ウェイクアップ指示を受けたとき、前記駐車車両のバッテリ蓄電量が所定の残量よりも多いことを条件として、前記狭域無線通信車載器を前記通常モードに移行させ、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオンとする指示を与えるように設定されている請求項1または2に記載の路車間セキュリティシステム。
  4. 前記車側制御手段は、前記狭域無線通信車載器が前記通常動作モードにウェイクアップされた後は、前記路側制御手段から前記スリープ指示を受けるまでの間、前記狭域無線通信車載器を前記通常動作モードに維持し、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオンとする指示を与えるように設定されている請求項3に記載の路車間セキュリティシステム。
  5. 前記車側制御手段は、前記路側制御手段による前記ウェイクアップ指示に対して、前記車両のバッテリ蓄電量が所定の残量以下である場合は、前記バッテリ蓄電量が所定の残量以下であることを前記路側制御手段に通知し、前記狭域無線通信車載器を前記スリープモードに移行させ、かつ前記車載セキュリティシステムの電源をオフとする指示を与えるように設定されている請求項3または4に記載の路車間セキュリティシステム。
  6. 前記路側セキュリティシステムは、前記路側制御手段を有する駐車場管理センターと、この駐車場内の1つ以上の駐車スペースに対応して設けられ前記人体感知センサを有してなる複数の狭域無線通信路側機とを備え、前記狭域無線通信路側機は、対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器と前記駐車場管理センターとの間での情報の授受を行うように設定されており、前記駐車場管理センターは、前記人体感知センサのうち人体を感知した前記狭域無線通信路側機を通じて対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器に対してウェイクアップ指示を与えるとともに、その周辺の前記狭域無線通信路側機を通じてそれぞれ対応する前記駐車車両の狭域無線通信車載器に対してウェイクアップ指示を与えるように設定されている請求項3〜5のうちの何れか一つに記載の路車間セキュリティシステム。
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