JP2008188708A - ボルト・ナット締結治具 - Google Patents

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Makoto Kinoshita
信 木下
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Abstract

【課題】回転手段からの回転動力をボルトおよびナットに確実に伝達させることができるボルト・ナット締結治具を提供する。
【解決手段】フレーム2と、フレーム2に回転可能に設けられ、ボルトの頭部を保持可能なソケット3と、フレーム2に移動可能に設けられ、ソケット3と対向し、ナットを保持可能なスパナ4、一端部がソケット3と接続され、駆動することでソケット3を回転させるフレキシブルチューブ7と、フレキシブルチューブ7の他端部と接続され、ソケット3を回転させるハンドル6と、一端部がスパナ4に接続され、駆動することでスパナ4を移動させるワイヤーチューブ9と、ワイヤーチューブ9の他端部と接続され、スパナ4を移動させるレバー8と、フレーム2とスパナ4との間に設けられ、スパナ4をソケット3側に付勢するバネ5とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ボルトおよびナットの一方を保持する第1の保持体と、他方を保持する第2の保持体とを有し、第1の保持体または第2の保持体を回転させることで、ボルトとナットとの締結および取外しを行うボルト・ナット締結治具に関する。
従来、ボルトを固定する第1のソケットと、ナットと嵌合し、外周面に歯車が形成された第2のソケットと、前記第1のソケットが固定され、前記歯車と歯合して前記第2のソケットを回転させる回転駆動体とを備えたボルト・ナット締結治具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実願平6−7351号公報
しかしながら、このものの場合、第2のソケットと回転駆動体とは歯合しているだけなので、第2のソケットの回転を開始する際に、第2のソケットと回転駆動体とが外れてしまい、回転動力体の回転動力がナットに伝達されない恐れがあるという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、回転手段からの回転動力をボルトおよびナットに確実に伝達させることができるボルト・ナット締結治具を提供するものである。
この発明に係るボルト・ナット締結治具は、フレームと、前記フレームの一端部に回転可能に設けられ、ボルトの頭部またはナットの一方を保持可能な第1の保持体と、前記フレームの他端部に設けられ、前記第1の保持体と対向し、前記ボルトの頭部または前記ナットの他方を保持可能な第2の保持体と、前記第1の保持体と一端部が接続され、駆動することで前記第1の保持体を回転させるフレキシブルチューブと、前記フレキシブルチューブの他端部と接続され、前記フレキシブルチューブを介して前記第1の保持体を回転させる回転手段と、前記フレームに設けられ、前記第1の保持体または前記第2の保持体と一端部が接続され、駆動することで前記第1の保持体または前記第2の保持体を移動させるワイヤーチューブと、前記フレームに設けられ、前記ワイヤーチューブの他端部と接続され、前記ワイヤーチューブを介して前記第1の保持体または前記第2の保持体を移動させる移動手段と、前記フレームに設けられ、前記第1の保持体または前記第2の保持体に対して、前記第1の保持体と前記第2の保持体との間を狭める方向に付勢する付勢手段とを備えている。
この発明に係るボルト・ナット締結治具によれば、回転手段からの回転動力をボルトおよびナットに確実に伝達させることができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るボルト・ナット締結治具1の全体斜視図、図2は図1のボルト・ナット締結治具1の下部を示す拡大図、図3は昇降路17内のエレベータかご室18を示す側面図、図4(a)は図3のA部におけるボルト16とナット15との締結状態を示す斜視図、図4(b)は図4(a)のIV−IV線に沿った矢視断面図である。
実施の形態1に係るボルト・ナット締結治具1は、長棒部2aと短棒部2bとがL字形状に接続されたフレーム2と、短棒部2bに回転可能に設けられた第1の保持体であるソケット3と、長棒部2aに設けられた第2の保持体であるスパナ4とを備えている。
また、ボルト・ナット締結治具1は、一端部がソケット3と接続され、駆動することでソケット3を回転させるフレキシブルチューブ7と、このフレキシブルチューブ7の他端部と接続され、フレキシブルチューブ7を介してソケット3を回転させるハンドル6と、一端部がスパナ4と接続され、駆動することでスパナ4を移動させるワイヤーチューブ9と、このワイヤーチューブ9の他端部と接続され、ワイヤーチューブ9を介してスパナ4を移動させるレバー8とを備えている。
ソケット3は、有底円筒形状をしており、内側は六角形状のナット15を保持可能に形成されている。
スパナ4は、L字形状をしており、一端部がフレーム2の長棒部2aに沿って移動可能であり、他端部は、ソケット3と対向して、ボルト16の頭部を保持可能に形成されている。
スパナ4の一端部とフレーム2の短棒部2bとの間には、付勢手段であるバネ5が設けられており、このバネ5はスパナ4をソケット3側に付勢している。
フレーム2は、長棒部2aの中間から長棒部2aに垂直な方向に延びたフレーム延長部2cを有している。
このフレーム延長部2cは、ネジ(図示せず)を介して、フレーム2に着脱可能となっている。
ハンドル6は、フレーム延長部2cの端部に回転可能に設けられており、ハンドル6を回転させると、フレキシブルチューブ7を介して、ソケット3が回転する。
レバー8は、ハンドル6の近傍に設けられており、レバー8を一方向に傾けると、ワイヤーチューブ9を介して、スパナ4が移動する。
ハンドル6とフレキシブルチューブ7との間には、ラチェット機構10が設けられており、ハンドル6を一方向に回転させたときに、フレキシブルチューブ7へ回転動力が伝達され、他方向に回転させたときに、フレキシブルチューブ7へは回転動力が伝達されないようになっている。
ハンドル6とレバー8との間のフレーム延長部2cには、利用者がフレーム延長部2cを把持しやすい形状をしたグリップ11が設けられている。
フレーム延長部2cには、ソケット3およびスパナ4に向かって光を放つライト12がマジックバンド13を介して取外し可能に設けられている。
なお、ソケット3およびスパナ4は、フレーム2から取外し可能であり、締結するボルト16およびナット15の形状に合わせて、取り替え可能である。
次に、実施の形態1に係るボルト・ナット締結治具1を用いて、昇降路17内のエレベータかご室パネルにおける緩んだボルト16とナット15との締結を増し締めする手順について説明する。
まず、図4に示すようなボルト16とナット15との取付られた方向を確認し、スパナ4がボルト16の頭部を保持し、ソケット3がナット15を保持するようにフレーム延長部2cをフレーム2に取付ける。
ラチェット機構10の回転方向を確認し、レバー8を引いてスパナ4を移動させて、ソケット3とスパナ4との間の距離を広げた後、ボルト・ナット締結治具1を緩んだボルト16およびナット15に取付ける。
レバー8を元の位置に戻すと、バネ5により、ソケット3とスパナ4との間には、両者を引寄せる方向に力が作用するので、ソケット3およびスパナ4からボルト16およびナット15が外れにくくなっている。
この状態で、グリップ11を持ち、バランスを保ちながら、ハンドル6を回転させて、ボルト16とナット15との締結を増し締めする。
増し締めが完了すると、再びレバー8を引いて、スパナ4を移動させて、ソケット3とスパナ4との間の距離を広げた後、ボルト・ナット締結治具1をボルト16およびナット15から取り外す。
なお、スパナ4の形状とボルト16の頭部の形状とが合わない場合であっても、バネ5により、スパナ4とボルト16の頭部との間には、摩擦力が生じているので、ハンドル6をゆっくり回すことで、ボルト16とナット15との締結を増し締めすることができる。
実施の形態1に係るボルト・ナット締結治具1によれば、ソケット3とスパナ4との間にはバネ5が設けられ、ソケット3がスパナ4側に付勢されているので、ボルト16およびナット15がソケット3およびスパナ4から外れることを抑制することができる。その結果、ハンドル6からの回転動力をボルト16およびナット15に確実に伝達させることができる。
また、フレーム2にはフレーム延長部2cが設けられ、フレーム延長部2cにはソケット3およびスパナ4を照らすライト12が設けられているので、エレベータかご室18と昇降路17側面との間の狭く、暗い場所であっても、ライト12を点灯して、作業することができる。
また、ボルト16の頭部をスパナ4が保持し、ナット15をソケット3が保持するので、ボルト16とナット15を確実に保持することができる。
また、付勢手段は、バネ5であるので、簡単な構成で、スパナ4をソケット3側に付勢させることができる。
実施の形態2.
図5は実施の形態2に係るボルト・ナット締結治具1の下部を示す斜視図である。
フレーム2の長棒部2aには、L字形状をした連結棒14aを介して移動ソケット14が設けられている。
連結棒14aは、ソケット3の長棒部2aに沿って、移動可能となっており、移動ソケット14は、ソケット3に対向して配置されている。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2に係るボルト・ナット締結治具1によれば、ボルト16の頭部を移動ソケット14が保持し、ナット15をソケット3が保持するので、ボルト16とナット15を確実に保持することができる。
なお、上記各実施の形態では、スパナ4および移動ソケット14がソケット3側に移動可能なボルト・ナット締結治具1について説明したが、勿論、ソケット3がスパナ4および移動ソケット14側に移動可能なボルト・ナット締結治具1であってもよい。この場合、バネ5は、ソケット3とフレーム2との間に設けられ、ワイヤーチューブ9の一端部がソケット3と接続される。
また、上記各実施の形態では、ハンドル6を用いてソケット3を回転させるボルト・ナット締結治具1について説明したが、勿論、例えば、モータ等の他の回転手段を用いて、ハンドル6を回転させてもよい。
また、上記各実施の形態では、バネ5を用いてスパナ4および移動ソケット14をソケット3側に付勢させたボルト・ナット締結治具1について説明したが、勿論、その他の付勢手段であってもよい。
実施の形態1に係るボルト・ナット締結治具の全体斜視図である。 図1のボルト・ナット締結治具の下部を示す拡大図である。 昇降路内のエレベータを示す側面図である。 図4(a)は図3のA部におけるボルトとナットとの締結状態を示す斜視図、図4(b)は図4(a)のIV−IV線に沿った矢視断面図である。 実施の形態2に係るボルト・ナット締結治具の下部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ボルト・ナット締結治具、2 フレーム、2a 長棒部、2b 短棒部、2c フレーム延長部、3 ソケット、4 スパナ、5 バネ、6 ハンドル、7 フレキシブルチューブ、8 レバー、9 ワイヤーチューブ、10 ラチェット機構、11 グリップ、12 ライト、13 マジックバンド、14 移動ソケット、14a 連結棒、15 ナット、16 ボルト、17 昇降路、18 エレベータかご室。

Claims (5)

  1. フレームと、
    前記フレームの一端部に回転可能に設けられ、ボルトの頭部またはナットの一方を保持可能な第1の保持体と、
    前記フレームの他端部に設けられ、前記第1の保持体と対向し、前記ボルトの頭部または前記ナットの他方を保持可能な第2の保持体と、
    前記第1の保持体と一端部が接続され、駆動することで前記第1の保持体を回転させるフレキシブルチューブと、
    前記フレキシブルチューブの他端部と接続され、前記フレキシブルチューブを介して前記第1の保持体を回転させる回転手段と、
    前記フレームに設けられ、前記第1の保持体または前記第2の保持体と一端部が接続され、駆動することで前記第1の保持体または前記第2の保持体を移動させるワイヤーチューブと、
    前記フレームに設けられ、前記ワイヤーチューブの他端部と接続され、前記ワイヤーチューブを介して前記第1の保持体または前記第2の保持体を移動させる移動手段と、
    前記フレームに設けられ、前記第1の保持体または前記第2の保持体に対して、前記第1の保持体と前記第2の保持体との間を狭める方向に付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とするボルト・ナット締結治具。
  2. 前記フレームには、一方向に延びたフレーム延長部を有し、
    前記フレーム延長部には、前記第1の保持体および前記第2の保持体に向かって光を放つライトが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のボルト・ナット締結治具。
  3. 前記第1の保持体はソケットであり、前記第2の保持体はスパナであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボルト・ナット締結治具。
  4. 前記第1の保持体はソケットであり、前記第2の保持体もソケットであることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のボルト・ナット締結治具。
  5. 前記付勢手段は、バネであることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のボルト・ナット締結治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106926180A (zh) * 2016-07-29 2017-07-07 北京普华亿能风电技术有限公司 一种螺栓辅助拧紧装置
KR20200021763A (ko) * 2018-08-21 2020-03-02 앤스코 주식회사 스터드 볼트 검사 장치 및 이의 장착 방법

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