JP2008186668A - Led駆動回路およびそれを用いた映像表示装置 - Google Patents

Led駆動回路およびそれを用いた映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い駆動効率を保ちつつ部品点数を削減し、小型で安価な構成を可能にしたLED駆動回路を提供する。
【解決手段】スイッチング・レギュレータ回路5aは、入力コンデンサ51、インダクタ52、コントローラIC7、スイッチングFET53、ダイオード54、出力コンデンサ55、切断FET56aおよび56b、センス抵抗57によって構成される。LEDストリング26aまたは26bに流れる電流は、センス抵抗57の電圧降下によって電圧値に変換され、コントローラIC7にフィードバックされる。コントローラIC7のゲート駆動回路72は、フィードバック結果に基づいて、安定的に内部回路を動作させLEDストリングに一定の電流が流れるように制御する。また、駆動信号生成回路6は、コントローラIC7の代わりに切断FET56a、56bを交互にオンオフすることにより、2つのLEDストリングを時分割駆動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、発光ダイオード(以下、単にLED(Light Emitting Diode)とも称する)を発光させるための駆動回路、およびそのLEDからの光を液晶表示素子のバックライト光として用いた映像表示装置に関するものである。
近年、PC(Personal Computer)のモニタやTVの映像表示等の用途において透過型の液晶表示素子を用いた映像表示装置が普及している。液晶表示素子は自ら発光するものではなく、映像表示面の背面側にバックライト装置と呼ばれる面光源装置を設置し、バックライト装置が発する光を透過させることで映像の表示を行うものである。
バックライト装置に用いられる光源としては、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)(冷陰極蛍光ランプ)、LED(発光ダイオード)、有機EL(electroluminescence)(エレクトロルミネッセンス)素子などが知られている。LEDはこれまで小型のバックライト装置で主に用いられていたが、CCFLと比較して応答速度が高速であり、またHg(水銀)を用いないHgフリー、色再現範囲が広いことなどの特徴を有するため、発光効率の向上が進むにつれ、大型の映像表示装置用のバックライト装置にも用いられるようになってきた。
LEDを用いたバックライト装置では、多数のLEDを電流駆動する必要があるが、その駆動方式として定電流シンク方式およびスイッチング・レギュレータ方式が知られている。
このうちスイッチング・レギュレータ方式については、特許文献1に示されるような昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路(DC/DCコンバータ)を用いてLEDを駆動するものが知られている。
図7は、従来のLED駆動回路の基本的な動作原理を説明する図である。
図7(a)を参照して、従来のLED駆動回路8aは、入力コンデンサ81、コントローラIC82a、インダクタ83、スイッチングFET84、ダイオード85、出力コンデンサ86および抵抗値RSENであるセンス抵抗87を含み、昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路8aを形成する。
動作について説明する。スイッチングFET84が高速でスイッチングされ、その間にインダクタ83に蓄えられたエネルギーを出力側に開放することにより外部から入力された電圧VINを昇圧して出力し、負荷である直列接続した複数のLED(以下ではLEDストリングとも称する)に電流を供給する。
入力電圧VINに対する出力電圧VOUTの比、即ち昇圧比は、スイッチングFET84のオン時間とオフ時間の比(デューティ)で決定される。LEDストリングに流れる電流はセンス抵抗87の電圧降下によって電圧値に変換されコントローラIC82aにフィードバックされる。
コントローラIC82aの内部では、コンパレータ821によりセンス電圧を基準電圧VREFと比較し、比較結果に基づいてゲート駆動回路822の設定を変更する。ゲート駆動回路822は、その設定に基づいてスイッチングFET84のゲートを駆動するスイッチング信号のオン時間とオフ時間を変更して、出力電圧VOUTを変化させる。このようなフィードバックを行うことにより、常にLEDストリング88に一定の電流が流れるように制御している。
個々のLEDのVF(順方向電圧)には個体間ばらつきおよび温度変化が存在するため、定電流駆動時のLEDストリングの電圧は一定とならないが、スイッチング・レギュレータ方式のLED駆動回路では、上記のようにセンス抵抗での電流検出および出力電圧VOUTへのフィードバックを行うことで出力電圧VOUTを常に最適な値に保つことができるため、定電流シンク方式など他の駆動方式よりも高い駆動効率を実現できるという利点を有する。
一方、通常のスイッチング・レギュレータの制御動作に加え、外部からPWM信号を入力し、それに応じて負荷をPWM駆動する要求もある。
しかしながら、通常のコントローラICを用いた昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路においては、図7(a)に示したように入力側と出力側が非絶縁であるため、LEDストリングに流れる電流を個別にオン/オフする手段がない。従ってPWM駆動を実行することができない。
これに対し、コントローラICの改良および部品の追加により、昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路においてPWM駆動を可能にする手法が知られている(特許文献2おおよび3)。
図7(b)は、従来のLED駆動回路を変形した回路例を説明する図である。
図7(b)を参照して、従来のLED駆動回路8bは、図7(a)で説明したLED駆動回路と比較して、負荷に直列に切断FET89と呼ばれるFETスイッチが接続され、さらにコントローラIC82b内部にPWM制御手段823が設けられた点が異なる。
外部からコントローラIC82bにPWM駆動信号が入力された場合、PWM制御手段823は、切断FET89のゲートをPWM駆動信号の波形に合わせて駆動する。
切断FET89のゲートがオフになると、負荷であるLEDストリング88に流れる電流は強制的に切断される。
このとき、センス抵抗87で検出した電圧の値はゼロとなるが、フィードバック系が一時的に不安定になることを防ぐため、コントローラIC82b内部のPWM制御手段823は、コンパレータ821の電圧レベルを一時的にホールドするものとする。
これにより、フィードバック系を安定化し、負荷に対しPWM駆動を行っても安定なスイッチング動作を実現することができる。
特開2002−244103号公報 特許第3747036号公報 特許第3747037号公報 特開2004−253804号公報
一方、スイッチング・レギュレータ方式のLED駆動回路においては、その原理上、1回路ごとにコントローラIC、コイル、スイッチングFET、ダイオードおよび出力コンデンサ等の構成部品が必要となる。
この点で、大型の映像表示装置に用いるバックライト装置においては、必要な輝度を確保するため数百から数千個ものLEDを駆動する必要がある。
一例として1,000個のLEDを駆動する場合、出力電圧を約70Vに設定しLEDの直列接続個数を20個とすると、50個のLEDストリングを駆動することになる。
この駆動回路を全て独立のスイッチング・レギュレータ回路によって構成する場合、部品点数が膨大となるため、バックライト装置が大きくかつ高価なものとなってしまうという問題がある。
図8は、駆動回路の数を削減する従来のLED駆動回路を説明する図である。
図8(a)を参照して、駆動回路の数を削減するためには、昇圧型スイッチング・レギュレータ回路の昇圧比を上げて出力電圧を高め、1つのLED駆動回路に接続可能なLEDの直列数を可能な限り増やすことが考えられる。
先の例では、出力電圧を2倍の140Vにすると、接続可能なLEDの個数は2倍の40個程度となるため、駆動回路数を25個に半減させることができる。
しかしながら、出力電圧を高める場合、スイッチングFET、ダイオード、出力コンデンサ、およびLED駆動回路とLEDとを接続するコネクタなどに耐圧の高い高価な部材を使用する必要がある。
また、出力電圧が高くなると、安全対策のための保護回路部品を追加する必要が生じる。そのため出力電圧がある程度以上になると、出力電圧が低い場合よりも部材価格がかえって高くなってしまう可能性が考えられる。
また、別の方式として、図8(b)に示されるように複数回路を内蔵したコントローラICを用いることも考えられる。
図8(b)においては、2つの回路入りのコントローラICを用いているため、コントローラIC1個で2個のスイッチング・レギュレータ方式のLED駆動回路を構成することが可能であり、コントローラICの個数を半減させることができる。
しかしながら、この回路構成においてはスイッチングFETやダイオード、コイル、および出力コンデンサ等は依然として複数個必要であるため、価格の低減効果は限定されてしまうことになる。
さらに、別の方式として、特許文献4に示されるような構成も考えられる。具体的には、1つの昇圧型スイッチング・レギュレータ方式のLED駆動回路に複数のLEDストリングを接続し、そのうちの基準となる1列に設けた切断FETと、他のLEDストリングの切断FETとで、カレントミラー回路を構成する。
基準となるLEDストリングの切断FETを高速でスイッチングすることにより、カレントミラー接続された全てのLEDストリングをほぼ同じ平均電流値で駆動することができる。
しかしながら、この駆動方式においては、スイッチング・レギュレータ回路の出力電圧は、全てのLEDストリングで共通となるため、個々のLEDのVF(順方向電圧)に対応することができない。すなわち、LEDストリングごとのVF(順方向電圧)ばらつきは吸収されない。
この場合、最もLEDのVF(順方向電圧)の和が大きなLEDストリングによって出力電圧が決まるため、そのLEDストリングのVFの和と、他のLEDストリングのVFの和との差に相当する余分な電圧降下は、全て熱損失となってしまうことになる。
従って、各LEDストリングのLEDのVF(順方向電圧)ばらつきが大きい場合には、駆動効率が悪化し発熱が増大するために、スイッチング・レギュレータ方式の本来の特長である効率の高さを生かしきれないという欠点が存在する。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、高い駆動効率を保ちつつ部品点数を削減し、小型で安価な構成を可能にしたLED駆動回路、およびそれを用いた映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係るLED駆動回路は、各々が、少なくとも1つの発光ダイオードを含み、互いに並列に接続される複数個のLEDストリングを駆動するためのLED駆動回路であって、複数個のLEDストリングのそれぞれに対して所定の電流を供給するスイッチング方式の電力変換回路と、複数個のLEDストリングにそれぞれ対応して設けられ、対応するLEDストリングを流れる通過電流を遮断するための複数の切断スイッチと、通過電流に従う帰還信号に基づいて通過電流を安定化するように電力変換回路を調整する調整回路と、外部から入力された信号に基づいて、複数の切断スイッチのそれぞれを順に開閉動作させて、複数個のLEDストリングの各々を時分割駆動させる制御回路とを備える。
好ましくは、電力変換回路および調整回路は、少なくとも一つの昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路に相当する。
特に、スイッチング・レギュレータ回路は、50V〜100Vの範囲の電圧を出力する。
好ましくは、複数個のLEDストリングは、2個あるいは3個のLEDストリングに相当する。制御回路は、2個あるいは3個のLEDストリングを時分割駆動する。
好ましくは、制御回路は、外部から入力されたパルス幅変調信号に基づいて、複数の切断スイッチのそれぞれを順に開閉動作させるための切断スイッチ駆動信号を出力する。
特に、制御回路は、時分割数がNの場合、パルス幅変調信号を入力とするN分周回路を含む。
特に、パルス幅変調信号の周波数は、150Hz〜500Hzの範囲に設定される。
特に、制御回路は、所定条件の場合には、パルス幅変調信号の状態にかかわらず複数の切断スイッチを強制的にオフにする。
好ましくは、制御回路は、外部からの入力信号に基づいて複数個のLEDストリングあるいは電力変換回路のいずれかに異常が生じているかどうかを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づいて、異常が生じていると判断される場合には、外部に異常を報知する報知部とを備える。
本発明に係る映像表示装置は、液晶表示素子で構成される透過型の液晶パネルと、液晶パネルのバックライト光を出力するためのバックライト装置とを備える。バックライト装置は、上記のLED駆動回路を含む。
本発明に従うLED駆動回路によれば、スイッチング方式のLED駆動回路において複数のLEDストリングを時分割で駆動することにより、部品点数を増やすことなく多数のLEDを接続し、部材価格を低減することを可能とする。
また、昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路を用いることで、入力電圧よりも高い電圧を発生させることができるため、昇圧しない場合と比較して少ない駆動回路数で多数のLEDを接続することができる。
また、出力電圧が50Vから100Vの間であるため、100V以下の耐圧の回路部品が使用できる。即ち、100V以上の高耐圧の回路部品を使用する必要がなくなり、比較的安価に、また小さい面積でLED駆動回路を構成することができる。
さらに、LEDストリングの時分割駆動数を2または3に設定し、各LEDストリングを駆動するPWMデューティを極端に小さくしすぎないことで、駆動電流のピーク値を高めることによる駆動効率の低下を防ぐことができる。
また、外部からのパルス幅変調信号に基づいて時分割駆動を行うための切断スイッチ駆動信号を生成するため、映像表示装置側からバックライト装置に入力する信号の変更を行う必要がない。また、LED駆動回路内に複数のスイッチング・レギュレータ回路を有する場合でも制御回路は一つで済むので、バックライト装置側の部品の追加を最小限に抑えながら時分割駆動を実現することができる。
また、分周回路を構成するフリップフロップ等の少数の部品を用いてパルス幅変調信号から複数のLEDストリングを駆動するための切断スイッチ駆動信号を容易に生成できるため、LED駆動回路を安価に構成することができる。
また、パルス幅変調信号の周波数を150Hzから500Hzの間に設定することにより、バックライト装置のちらつきの発生を抑制し、かつ精度のよい調光を実現することができる。
また、LEDストリングや電力変換回路のいずれかに過熱や過電流等の異常が発生した場合に、切断スイッチを強制的にオフにすることができるため、障害に対して安全なLED駆動回路を実現することができる。
また、LEDストリングや電力変換回路のいずれかの異常を駆動信号生成回路で判別し、それを外部に報知することにより、異常発生時の被害の拡大を防ぎ、LED駆動回路の安全性を高めることができる。
また、本発明に従う映像表示装置は、バックライト装置として上記のLED駆動回路を用いているため、低価格でかつ消費電力を低減した映像表示装置を実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に従う映像表示装置1の外観構成を説明する図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う映像表示装置1は、映像部11、透過型の液晶パネル12、光学シート13、電源回路部14、バックライト装置2などからなる。
液晶パネル12は、液晶ドライバ回路を内蔵しており、多数のマトリクス状に配置されたTFT(薄膜トランジスタ)素子による画素構造を有している。
バックライト装置2は、液晶パネル12の視聴者から見て裏面側に配置される。光学シート13は、バックライト装置2と液晶パネル12との間に配置され、光源であるバックライト装置2の輝度ムラの低減や、正面方向の輝度の向上などの機能を有する。
電源回路部14は、家庭のコンセントから供給されるAC100Vの電圧から複数の直流電圧を得るスイッチング電源である。得られた直流電圧は映像部11およびバックライト装置2等の電源として用いられる。
図2は、本発明の実施の形態に従う映像表示装置1の概略ブロック図である。
図2を参照して、本発明の実施の形態に従う映像表示装置1の映像表示原理について説明する。
映像部11に含まれる映像回路部111は、外部のアンテナや映像機器等から入力された映像信号をデコードし、液晶パネル12に表示するのに適した信号形式およびタイミングに変換して液晶パネル12内に実装された液晶ドライバ回路(垂直ドライバ回路121および水平ドライバ回路122)に送信する。
液晶ドライバ回路(垂直ドライバ回路121および水平ドライバ回路122)は、TFT素子をスイッチングして特定の画素を選択し、その画素に対応する液晶素子の透過率を変化させる。
そして、バックライト装置2を液晶パネル12の裏面側に配置して発光させた状態で、映像回路部111から入力された信号に応じて液晶パネル12の左上から右下までの全画素を一定の順序で走査し、各画素の液晶の透過率を変化させることで、画像を表示することが可能になる。
さらに、この画像表示を人の眼の応答時間よりも短い一定のフィールド期間ごとに行い、画像を順次更新することで、動画映像の表示を行っている。
映像部11および電源回路部14は、プリント基板上に各種回路部品が実装された回路基板であって、液晶パネル12の裏側に配置されている。
次に、バックライト装置2の構成について説明する。
本発明の実施の形態に従うバックライト装置2は、複数のLED基板21、ドライバ基板22、LED基板同士およびLED基板とドライバ基板とを接続するハーネス23および温度センサ24とを含む。
LED基板21は、液晶パネル12の裏側に光学シート13を挟んで配置され、ドライバ基板22はさらにその背面の、映像部11および電源回路部14と同じ位置に配置される。
温度センサ24は、LED基板21の近傍に配置される。
LED基板21には、複数のLED25が実装されており、基板上のパターンによりLED同士が直列接続されている。LED25は、青色のLEDチップと黄色の蛍光体とを組み合わせて白色光を得るタイプの白色LEDである。LED基板21には、アルミ板をベース材として、絶縁層を隔てた表面に銅箔によるパターンを形成した所謂アルミベース基板が用いられており、LED25が発する熱を銅箔およびアルミ板を介して効率よく外部に逃がす構造となっている。
なお、本バックライト装置に用いるLEDは、上述の白色LED以外に、例えば紫外光のLEDチップと蛍光体とを組み合せたものや、R(赤)・G(緑)・B(青)の各原色のLEDを組み合せたものとすることも可能である。
また、LED基板としては、上に述べたアルミベース基板以外に、LEDの放熱に問題がなければ汎用のガラスエポキシ基板等を用いても良い。
LED基板21は、製造時のワークサイズの制約から350mmを超える長さのものを形成するのが難しい。大型の映像表示装置では、表示画面の横方向の寸法が1000mm以上となるため、一つのLED基板で表示画面の端から端までをカバーすることができず、基板を分割する必要がある。
本例においては、一例としてLED基板2枚を一組としてハーネスで接続し、その両端を別のハーネスによりドライバ基板22に接続した構成としている。即ち、2枚のLED基板で一つのLEDストリングを形成している。本例においては、1つのスイッチングレギュレータ5aに対応して設けられたLEDストリング26a,26bが代表的に示されている。他のLEDストリングについても同様の構成であるのでその詳細な説明は繰り返さない。
図3は、本発明の実施の形態に従うドライバ基板に形成されるLED駆動回路の構成を説明する概略ブロック図である。
図3を参照して、本発明の実施の形態に従うドライバ基板22に搭載されているLED駆動回路3は、駆動信号生成回路6および複数の昇圧型スイッチング・レギュレータ回路(以下、単にスイッチング・レギュレータ回路とも称する)を含む。ここでは、駆動信号生成回路6により駆動されるスイッチング・レギュレータ回路5a〜5cが示されており、代表的にスイッチング・レギュレータ回路5aの構成について説明する。
本発明の実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5aは、入力コンデンサ51、インダクタ52、コントローラIC7、スイッチングFET53、ダイオード54、出力コンデンサ55、切断FET56aおよび56b、センス抵抗57によって構成される。
本実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5aは、負荷として2つのLEDストリング26aおよび26bが接続されており、切断FETと呼ばれるFETスイッチ56aおよび56bを交互にオンオフすることにより、2つのLEDストリングを時分割駆動する。
以下においては、まず一方のLEDストリングのみを駆動している状態の動作について説明する。時分割駆動の動作の詳細については後に詳細に説明する。
本発明の実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5aは、スイッチングFET53を高速でスイッチングし、その間にインダクタ52に蓄えられたエネルギーを出力側に開放することにより、外部から入力された電圧VINを昇圧して出力し、負荷であるLEDストリング26aまたは26bに電流を供給する。
入力電圧VINに対する出力電圧VOUTの比、即ち昇圧比は、スイッチングFET53のオン時間とオフ時間の比で決定される。LEDストリング26aまたは26bに流れる電流は、センス抵抗57の電圧降下によって電圧値に変換され、コントローラIC7にフィードバックされる。
コントローラIC7の内部では、コンパレータ71によりセンス抵抗値RSENに基づくセンス電圧を基準電圧VREFと比較し、比較結果に基づいてゲート駆動回路72の設定を変更する。
ゲート駆動回路72は、その設定に基づいてスイッチングFET53のゲートを駆動するスイッチング信号のオン時間とオフ時間を変更して、出力電圧を変化させる。
このようなフィードバックを行うことにより、常にLEDストリング26aまたは26bに一定の電流が流れるように制御している。
また、スイッチングFET53のスイッチング周波数fSWは、通常数百kHz程度の値に設定される。スイッチング周波数fSWを高めるとインダクタ52のインダクタンス値を小さくして回路を小型化できるが、スイッチングFET53およびダイオード54におけるスイッチング損失が大きくなる。本実施例では、この関係や他の回路定数とのバランス等を考慮して、一例としてスイッチング周波数fSW=400(kHz)に設定している。
また、本例においては、昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路5aの動作を用いる構成であるので、昇圧しない場合と比較して同じ回路数で多数のLED25を直列接続して駆動することが可能である。すなわち、スイッチング・レギュレータ回路5aの価格を低減し、さらに映像表示装置1を安価にすることができるという利点を有する。
なお、入力電圧VINよりも高い出力電圧VOUTを得るには、昇圧型(ブースト型)のスイッチング・レギュレータ回路以外に、昇降圧型(バック・ブースト型)、およびSEPIC(Single-Ended Primary Inductance Converter)型のスイッチング・レギュレータ回路を用いても可能である。本例においては、一例として昇降圧型よりも駆動効率が高く、部品点数の面で有利な昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路を用いて説明する。
また、本実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5aは、スイッチングFET53をコントローラIC7に内蔵せず、外付けの構成としている。従って、スイッチングFET53を駆動する駆動電流は、コントローラIC7内部を流れることはない。
一方、スイッチング・レギュレータ回路においてスイッチング素子をICに内蔵する場合や、電流シンク方式のLED駆動ICを使用する場合においては、IC内部を駆動電流が流れるため、出力電力を大きくするとIC内部における損失が増大し、ICのチップ温度が上昇する可能性がある。そのためICチップの熱定格の観点から1駆動回路あたりの出力電力に制約が発生することにもなる。
本実施の形態においては、スイッチング素子をコントローラIC7内部にではなく、外付けの構成とすることにより、時分割駆動を行う場合に出力電力を大きくすることが可能であり、さらに有利な構成とすることが可能である。
ここで、スイッチング・レギュレータ回路の出力電圧VOUTについて説明する。
出力電圧VOUTの設定値としては、電圧が高すぎる場合には、前述のようにスイッチング・レギュレータ回路5に使用する部品に高い耐圧が必要となり、回路部材の価格が高価となる恐れがある。特に、100Vを超えるとコネクタや基板の耐圧、安全対策等を考慮する必要が出てくるため、バックライト装置2全体で見た場合のローコスト化が困難となる。従って、出力電圧VOUTは100V以下に設定するものとする。
逆に、出力電圧VOUTが低すぎる場合、接続可能なLED25の直列個数が少なくなるため、昇圧しない場合と比較してやはり価格メリットは乏しくなる。一般に、AC100Vの商用交流電圧からスイッチング電源により48V程度までの直流電圧が生成可能であるため、50Vより低い場合は、昇圧を行わず電源回路部14のスイッチング電源の出力電圧をそのまま使用する方が安価となると考えられる。
したがって、本実施の形態においては、スイッチング・レギュレータ回路の出力電圧VOUTの設定値としては50V〜100Vまでの電圧が適していると考えられる。
本発明の実施の形態においては、一例として、出力電圧VOUTを85V程度に設定し、24個の白色LED25(LED基板1枚あたり12個×2枚)を直列接続して1つのLEDストリング26を構成する。
また、本発明の実施の形態に従うLED駆動回路3は、図7(b)の構成で説明したように外部からのPWM信号入力によりLEDストリングのPWM駆動が可能な構成となっている。具体的には、コントローラIC7は、PWM制御部73を含み、後述するが、PWM制御部73は、切断FET56aおよび56bのゲートがともにオフの場合に、フィードバック系が一時的に不安定となることを防ぐためコンパレータ71の電圧レベルを一時的にホールドする機能を有しているものとする。これにより、フィードバック系を安定化し、負荷に対しPWM駆動を行っても安定なスイッチング動作を実現することができる。
なお、本発明の実施の形態に従うLED駆動回路3は、図7(b)のLED駆動回路の構成と比較して、コントローラIC1個に対しLEDストリングと切断FETの組が2組接続されている点、また切断FETのゲートがコントローラICに接続されていない点が異なる。
以下、本発明の実施の形態に従う時分割駆動の動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に従う駆動信号生成回路6について説明する図である。
図4を参照して、本発明の実施の形態に従う駆動信号生成回路6は、PWM信号発生器41と、Dフリップフロップ42および論理ゲートAD0〜AD3と、判別部43とを含む。なお、このような回路は、個別のロジックICを用いても、またCPLD(Complex Programmable Logic Device)などのデバイスを用いても実現することが可能である。
本発明の実施の形態に従う駆動信号生成回路6には、外部の映像回路部11から調光信号60が入力される。
調光信号60は、0〜100までの値を有し、バックライト光の輝度レベルの、最大輝度レベルに対する割合[%]を示すディジタル信号である。
PWM信号発生器41は、周期がtPWM、即ち周波数fPWM=1/tPWMであり、デューティ(=tON/tPWM)が調光信号の値に等しいPWM信号61を発生する。
PWM信号発生器41から発生したPWM信号61は、スイッチング・レギュレータ回路のPWM制御部73に入力される。また、PWM信号61は、Dフリップフロップ42のCLK端子に入力される。また、Dフリップフロップ42の出力端子/Qと入力端子Dとが接続され、Dフリップフロップ42は、2分周回路として動作する。
論理ゲートAD0は、PWM信号61と、Dフリップフロップ42の出力端子Qからの出力信号の入力とを受けてAND論理演算結果を論理ゲートAD2に出力する。論理ゲートAD1は、PWM信号61と、Dフリップフロップ42の出力端子Qからの出力信号の入力とを受けてAND論理演算結果を論理ゲートAD3に出力する。論理ゲートAD2は、論理ゲートAD0の出力信号と判別部43の出力信号の反転信号との入力を受けてそのAND論理演算結果を切断FET駆動信号として出力する。また、論理ゲートAD3は、論理ゲートAD1の出力信号と判別部43の出力信号の反転信号との入力を受けてそのAND論理演算結果を切断FET駆動信号として出力する。本例においては、一例として、切断FET56aのゲートに対応して論理ゲートAD2の出力信号である切断FET駆動信号が入力されるものとする。また、切断FET56bのゲートに対応して論理ゲートAD3の出力信号である切断FET駆動信号が入力されるものとする。
なお、判別部43は、後述するが異常を検知した場合に異常信号を「H」レベルに設定する。一方、判別部43は、通常時においては、異常信号を「L」レベルに設定する。したがって、通常時においては、論理ゲートAD2,AD3の入力ノードにはその反転信号である「H」レベルが入力されている。すなわち、通常時においては、論理ゲートAD2,AD3は、論理ゲートAD0,AD1の出力信号のバッファ回路として機能し、論理ゲートAD0,AD1の出力信号と同様の波形で切断FET駆動信号が出力されることになる。
図5は、時分割駆動の動作について説明するタイミングチャート図である。
図5の(a)には、PWM信号61の信号波形が示されている。このPWM信号61をDフリップフロップ42のCLK端子に入力すると、Q端子からは同図5の(b)に示されるような周期2倍の信号波形(2分周信号)62が出力される。このとき、Dフリップフロップ42はPWM信号を入力とする2分周回路として動作する。
この2分周信号62と元のPWM信号61とを後段の論理ゲートAD0,AD1に入力することにより、同図5の(c1)および(c2)に示されるような、PWMパルスを1つおきに含むような2つの信号波形63a,63bが出力される。上述したようにこの信号波形が切断FET駆動信号として、切断スイッチ56a,56bのゲートに入力されることになる。
これにより、切断FETを交互にオン/オフすることができる。すなわち、2つのLEDストリング26a,26bを時分割で駆動することが可能である。
なお、上述したようにコントローラIC7には元のPWM信号61が入力されるが、切断FET56a、56bのゲートとは接続されていない。
従って、コントローラIC7は、1つのLEDストリングを駆動している場合と同じように安定的に内部回路を動作させLEDストリングに一定の電流が流れるように制御している。すなわち、外部の駆動信号生成回路6は、コントローラIC7の代わりに切断FET56a、56bを交互にオンオフすることになる。
結果として、1つのコントローラIC7に対して、2つのLEDストリング26a、26bを時分割で駆動することができる。
したがって、本発明に従うLED駆動回路の構成により、スイッチング・レギュレータ方式のLED駆動回路において、複数のLEDストリングを時分割で駆動することが可能となり、部品点数を増やすことなく多数のLEDを接続し、部材価格を低減することが可能である。
なお、図4に示されるDフリップフロップ42による2分周回路は非同期回路であるため、PWM信号の入力に対して出力には遅延が発生することが考えられる。
しかしながら、本発明の実施の形態に従う回路規模は小規模であり、また、後述のとおりPWM周波数は比較的低速であるため、遅延時間は殆ど問題にはならない。なお、本例においては、非同期回路として説明するが、同期回路として設計することも当然に可能である。
また、本発明の実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5は、通過電流を検出するために設けられるセンス抵抗57(抵抗値RSEN)を有し、センス抵抗57は、2つのLEDストリング26a,26bに対応して設けられる。そして、時分割駆動した場合、LEDストリング26a,26bは、互いに同じ通過電流値Io(=VREF/RSEN)の通過電流が流れるようコントローラIC7によってフィードバック制御される。
LEDの個体間ばらつきおよび温度ドリフトのため、両LEDストリング26a,26bにおいて、通過電流値Ioに相当する電圧は等しくならないが、LEDストリング26a、26bのいずれかが駆動されている場合には、スイッチング・レギュレータ回路5のフィードバック制御機能により、出力電圧の変化に追随しながら電流駆動することができる。本発明の実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5における出力電圧の変化は、同図5(d)に示す波形64のようになる。
2つのLEDストリング26a、26bのどちらも駆動されていない無負荷状態においては、上述したように出力電圧レベルは図5(d)の斜線で示すようにPWM制御部73によりホールドされている。本例においては、一例として、元のPWM信号61の入力を受けるPWM制御部73が「L」レベルの入力を受けた際に、コンパレータ73に与える電圧レベルを保持するものとする。
そして、いずれかの切断FET56a、56bがオンとなると、LEDストリングの負荷に合わせてすなわちLEDストリングごとのVF(順方向電圧)ばらつきに従って出力電圧が追随するので、結果として、時分割駆動することで出力電圧は2つの値VOUT1およびVOUT2の間で変動することになる。即ち、2つのLEDストリング間の電圧差を吸収し、損失を低減することができる。
従って、本発明に従うLED駆動回路の構成により、各LEDストリングのLEDのVF(順方向電圧)ばらつきに対応して時分割駆動することが可能である。すなわち、高い駆動効率を保ちつつ部品点数を削減し、小型で安価な構成のLED駆動回路を実現することが可能である。
なお、上述した電圧変動へのスイッチング・レギュレータ回路5の追随はΔtの時間を要するため、各LEDストリングの切断FETがオンしてからΔtの間は、各LEDストリングに流れる電流は同図5の(e1)および図5の(e2)に示す65a,65bのような信号波形になり、通過電流値Ioに完全には一致せず、通過電流値Ioより少し大きいか少し小さい値となる。
このため、2つのLEDストリングを同じPWMデューティで駆動しても、電流の時間平均値Iave1およびIave2は正確には等しくならない。但し、後で述べるようにΔtをPWMパルス周期tPWMに対し十分小さい値に設定すれば、この電流値の差はほぼ無視するレベルとなる。
次に、本発明の実施の形態に従うスイッチング・レギュレータ回路5の出力電流および出力電力について説明する。
本発明の実施の形態においては、一例として時分割数N=2で時分割駆動を行うため、各LEDストリングの駆動電流波形のデューティは最大50%までの値となり、電流の時間平均値Iaveは最大で出力電流のピーク値Ioの1/2となる。時分割駆動しない場合(N=1の場合)と等しい平均電流IaveをLEDに与えてバックライト装置の輝度を等しくするためには、LEDストリングへの通過電流値Ioは時分割しない場合の2倍にする必要がある。
なお、本実施例において電流の時間平均値Iaveを時分割駆動しない場合と等しくした場合、1LEDストリングあたりに投入される電力も時分割駆動しない場合と等しくなる。
但し、駆動回路側から見た場合、1回路に2つのLEDストリングを接続しているため、1駆動回路あたりの出力電力は時分割駆動しない場合の2倍となる。
次に、駆動信号生成回路4で生成されるPWM信号およびPWM周波数について考える。
バックライト装置2を調光するための調光信号60は、図2に示すように映像回路部111から送信される。映像回路部111においては、周囲の明るさや映像信号の内容などに基づいてバックライト装置2に求める輝度を決定し、対応する調光信号60を生成してバックライト装置2内の駆動信号生成回路4に送信する。
先に述べたように、この調光信号に基づいて駆動信号生成回路4でLEDストリングを駆動するためのPWM信号61が生成される。なお、このような構成の他に、バックライト装置2内に駆動信号生成回路とは別にCPUなどを設け、その内部でPWM信号を生成しても構わないし、映像回路部111内部で直接PWM信号を生成し、それをバックライト装置2側に送信する構成であっても構わない。
本実施の形態では、PWM信号61のPWM周波数fPWMは、スイッチング・レギュレータ回路5自体のスイッチング周波数fSWよりも十分遅い周波数に設定される。即ち、PWMパルスの幅がスイッチング時間と比較して十分大きいため、スイッチング動作のタイミングの影響を受けずに駆動パルス幅を調整することができる。
PWM信号61のPWM周波数fPWMが低すぎると、LEDストリングが交互に点滅するのが人の眼にちらつきとなって認識されてしまう可能性がある。一般的に、光の点滅が視覚的にちらつきとして認識できる限界の周波数は60Hz前後とされていることから、PWM信号61のPWM周波数fPWMは、時分割駆動における時分割数をNとして60×N[Hz]以上である必要がある。
本例においては、一例としてN=2のため120Hz以上となるが、マージンを考慮すると150Hz以上とすることが望ましい。
一方、PWM信号61のPWM周波数fPWMが高すぎると、切断FETのオン/オフによる2つのLEDストリング間の電圧変動にスイッチング・レギュレータ回路が追随できなくなってしまう。追随に要する時間Δtは、負荷である2つのLEDストリングの電圧差ΔV、出力コンデンサの容量値Coおよび充電電流の大きさIoから下記の式で与えられる。
Figure 2008186668
本実施の形態において、電圧差ΔV、容量値Co、充電電流の大きさIoの大まかな値をそれぞれ4V、5μF、200mAと見積もって概算すると、Δt=100(μsec)が得られる。
バックライト装置を精度よく調光するためには、LEDストリングを駆動するPWMパルスの周期tPWMが、追随に要する時間Δtより十分大きいことが要件となる。PWMパルスの周期tPWMをΔtの20倍以上とすると、PWMパルスの周期tPWM≧2(msec)となり、PWM周波数fPWMの上限として500Hzが得られる。
以上の考察より、PWM周波数は150Hz以上、500Hz以下であることが望ましい。本実施の形態においては、PWM周波数を300Hzに設定している。
本発明の実施の形態に従うバックライト装置2は、安全性を高めるため、異常発生時にLEDストリング26の駆動を強制的に停止可能な機能を有しているものとする。
具体的には、バックライト装置2のLEDストリング26の近傍には、温度センサ24が配置されている。温度センサ24は、LEDストリング26の温度を測定し、駆動信号生成回路4に出力する。
駆動信号生成回路4では、温度センサ24から入力された値が正常範囲内であるかどうかを判別する判別部43が設けられている。
LEDストリング26内のLEDに何らかの障害が発生し、温度が異常に上昇していると判別した場合、判別部43はLEDストリングの異常を示す異常信号66を出力する。
異常信号66は、駆動信号生成回路4内の後段の論理ゲートに入力され、切断FET56a、56bを強制的にオフするように動作する。具体的には、判別部43は、異常と判別した場合には、異常信号66を「H」レベルに設定する。これに応答して、論理ゲートAD2,AD3の入力ノードの一方には、「L」レベルの信号が入力される。したがって、論理ゲートAD2,AD3の出力信号である切断FET駆動信号は強制的に「L」レベルに設定される。
これにより、LEDストリング26の駆動が停止され、LEDストリングの異常な過熱による事故の発生を防止することができる。
なお、ここでは、一例として、温度センサ24による異常過熱の検出に基づいて異常を検知する方式について説明したが、過電流の検出に基づいて異常を検知することも可能である。
例えば、スイッチング・レギュレータ回路3の異常やLEDの断線等によりLEDストリングに大電流が流れた場合、センス抵抗57における電圧降下が上昇する。従って、スイッチング・レギュレータ回路3のセンス抵抗57における電圧値を駆動信号生成回路4の判別部43に入力する構成として、電圧値をしきい値となる電圧値と比較判定する構成とする。そして、電圧値が異常に上昇していると判別した場合、判別部43は、上述したのと同様に異常信号66を出力する。この異常信号により切断FET56a、56bをオフし、LEDストリング26の駆動を強制的に停止することも可能である。
この異常信号66は、駆動信号生成回路4から映像回路部111にも送信される。
映像回路部111においては、バックライト装置2に異常が発生していることを映像表示装置1のユーザに知らせる処理が行われる。例えばビープ音の発生やパイロットランプの点灯などの手段により、ユーザに異常が発生していることを知らせ、機器の保守対応を求めることが可能である。このような構成により、映像表示装置の安全性をさらに高めることができる。
上記の実施の形態においては、LEDストリングの時分割駆動における時分割数を2とした場合について説明した。一方、、時分割数を3としてLED駆動回路を構成することも可能である。この場合、図4に示される駆動信号生成回路6を変更する必要がある。
図6は、時分割数を3とした場合の駆動信号生成回路6#を説明する図である。
図6を参照して、駆動信号生成回路6#は、駆動信号生成回路6と比較して、Dフリップフロップ42と置換するDフリップフロップ42a,42bと、論理ゲートAD0〜AD3と置換する論理ゲートAD4〜AD10とを含む点が異なる。
図6の駆動信号生成回路は2個のDフリップフロップと、1個の論理ゲートにより構成される3分周回路を具備しており、映像回路部111から入力されたバックライト調光のための調光信号を入力として、PWMパルスを1つずつ含むような3つの切断FET駆動信号を生成することが可能である。
この信号を3つの切断FETにそれぞれ入力することで、1つのスイッチング・レギュレータ回路に接続された3つのLEDストリングを時分割で駆動することが可能である。
同様の方式に従って、3分周回路を4分周回路、あるいは5分周回路等に変更することにより、時分割数を4、5、あるいはそれ以上に上げて多数のLEDストリングを時分割で駆動することも可能である。
なお、時分割数を上げて多数のLEDストリングを駆動する場合、個々のLEDストリングを駆動するPWMパルス波形のデューティは小さくなる。時分割数4ではPWMデューティは25%以下、時分割数5では20%以下となる。
デューティが小さくなる分、同じ光出力を得るためには電流ピーク値を上げる必要がある。この点で、LEDの電流−光出力特性は出力が極めて高い状態では飽和するため、デューティを1/N、電流ピーク値をN倍にしても同じ光出力が得られない。従って、時分割数を高くし過ぎると駆動効率が逆に悪化する可能性もある。また、通常LEDのパルス駆動における順方向電流の定格値は、DC駆動の場合の定格値の2〜3倍程度である。
したがって、本実施の形態においては、効率的な時分割駆動を実行するために一例として時分割数Nを2あるいは3程度とすることが望ましいと考える。
また、上記の実施の形態においては、スイッチング・レギュレータ回路におけるフィードバック制御をセンス抵抗の両端電圧に基づいて行う電圧モード制御方式を用いた構成について説明したが、電流モード制御方式のレギュレータ回路を用いることも当然に可能である。
電流モード制御方式では、電圧フィードバックに加えて1スイッチング周期で流れる電流を制限するためのフィードバック経路がさらに追加され、コントローラICの内部および周辺回路の一部が変更される。但し、駆動信号生成回路など、上記実施形態の基本構成については変更は不要である。電流モード制御方式においては、電圧モード制御方式と比較して回路構成は複雑となるが、スイッチング・レギュレータ回路の動作をより安定にできるという利点が存在する。
以上の実施形態の説明では、駆動信号生成回路などコントローラIC以外の部分は個別部品で構成するものとして説明したが、必要に応じてこれらの一部もしくは全部を集積回路化することも当然に可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更点が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う映像表示装置1の外観構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う映像表示装置1の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に従うドライバ基板に形成されるLED駆動回路の構成を説明する概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に従う駆動信号生成回路6について説明する図である。 時分割駆動の動作について説明するタイミングチャート図である。 時分割数を3とした場合の駆動信号生成回路6#を説明する図である。 従来のLED駆動回路の基本的な動作原理を説明する図である。 駆動回路の数を削減する従来のLED駆動回路を説明する図である。
符号の説明
1 映像表示装置、2 バックライト装置、3 LED駆動装置、5a〜5c スイッチング・レギュレータ回路、6 駆動信号生成回路、7 コントローラIC、11 映像部、12 液晶パネル、13 光学シート、14 電源回路部、21 LED基板、22 ドライバ基板、23 ハーネス、24 温度センサ、25 LED、26a,26b LEDストリング、51 入力コンデンサ、52 インダクタ、53 スイッチングFET、54 ダイオード、55 出力コンデンサ、56a,56b 切断FET、57 センス抵抗、71 コンパレータ、72 ゲート駆動回路、73 PWM制御部。

Claims (10)

  1. 各々が、少なくとも1つの発光ダイオードを含み、互いに並列に接続される複数個のLEDストリングを駆動するためのLED駆動回路であって、
    前記複数個のLEDストリングのそれぞれに対して所定の電流を供給するスイッチング方式の電力変換回路と、
    前記複数個のLEDストリングにそれぞれ対応して設けられ、対応するLEDストリングを流れる通過電流を遮断するための複数の切断スイッチと、
    前記通過電流に従う帰還信号に基づいて前記通過電流を安定化するように前記電力変換回路を調整する調整回路と、
    外部から入力された信号に基づいて、前記複数の切断スイッチのそれぞれを順に開閉動作させて、前記複数個のLEDストリングの各々を時分割駆動させる制御回路とを備える、LED駆動回路。
  2. 前記電力変換回路および前記調整回路は、少なくとも一つの昇圧型のスイッチング・レギュレータ回路に相当する、請求項1に記載のLED駆動回路。
  3. 前記スイッチング・レギュレータ回路は、50V〜100Vの範囲の電圧を出力する、請求項2に記載のLED駆動回路。
  4. 前記複数個のLEDストリングは、2個あるいは3個のLEDストリングに相当し、
    前記制御回路は、2個あるいは3個のLEDストリングを時分割駆動する、請求項1に記載のLED駆動回路。
  5. 前記制御回路は、外部から入力されたパルス幅変調信号に基づいて、前記複数の切断スイッチのそれぞれを順に開閉動作させるための切断スイッチ駆動信号を出力する、請求項1に記載のLED駆動回路。
  6. 前記制御回路は、時分割数がNの場合、前記パルス幅変調信号を入力とするN分周回路を含む、請求項5に記載のLED駆動回路。
  7. 前記パルス幅変調信号の周波数は、150Hz〜500Hzの範囲に設定される、請求項5に記載のLED駆動回路。
  8. 前記制御回路は、所定条件の場合には、前記パルス幅変調信号の状態にかかわらず前記複数の切断スイッチを強制的にオフにする、請求項5に記載のLED駆動回路。
  9. 前記制御回路は、
    外部からの入力信号に基づいて前記複数個のLEDストリングあるいは前記電力変換回路のいずれかに異常が生じているかどうかを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、異常が生じていると判断される場合には、外部に異常を報知する報知部とを備える、請求項1に記載のLED駆動回路。
  10. 液晶表示素子で構成される透過型の液晶パネルと、
    前記液晶パネルのバックライト光を出力するためのバックライト装置とを備え、
    前記バックライト装置は、請求項1〜9のいずれか一項に記載のLED駆動回路を含む、映像表示装置。
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