JP2008186297A - 電子マネー決済システムおよび携帯端末 - Google Patents

電子マネー決済システムおよび携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】電波圏外でも端末同士で電子マネーの受渡しが可能な電子マネー決済システムおよび携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、携帯端末20の設定手段25により設定された電子マネー譲渡金額の情報を、記憶手段23に記憶されている携帯端末20の識別情報と共に近距離無線通信によって受信すると、これらの情報を対応付けて記憶手段13に記憶し、携帯端末10を用いてPOS端末40で電子マネー決済を行う際には、POS端末40の制御手段43は、記憶手段13に記憶された電子マネー残高および譲渡金額のうち、譲渡金額から優先して請求金額を差引いた値を新たな電子マネー残高として記憶手段13を更新すると共に、POS側送信手段42は、請求金額のうち、譲渡金額による決済分は携帯端末10によるものとして、また電子マネー残高からの決済分は携帯端末20によるものとして、各携帯端末の識別情報と共にサーバ50に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子マネー決済システムに関し、特に、非接触式の電子マネー決済(非接触ICカード)機能を搭載する携帯端末と、POS(Point Of Sales)端末等の決済端末とを有する電子マネー決済システムおよびそれに用いられる携帯端末および決済端末に関する。
近年、例えばSuicaやEdy等の非接触ICカードを用いることによる電子マネーを利用した支払いが急速に普及している。これらの使用にあたっては、事前に専用端末により電子マネーを非接触ICカードにチャージ(入金)しておき、そのチャージした金額を限度額として金銭の支払いに使用するものが一般的である。これらを用いれば、現金を必要とせずに簡単に支払いを済ますことができ、さらに釣銭の小銭がたまる煩わしさもなく、大変便利である。チャージした金額以上に支払うことはできないため、クレジットカードの場合のように思わずお金を使い過ぎてしまうという心配もない。
最近では、上述の非接触ICカードの機能を携帯電話などの携帯端末に搭載することも一般的になってきている。このような携帯端末においては、ユーザは、インターネット網等を通じて特定のサイトにアクセスすることで、自らが所有する非接触ICカードの内部情報を見ることができる。すなわち、過去の利用履歴を参照したり、専用端末を使用せずにクレジットカード決済などでICカードにチャージをしたり、さらには非接触ICカードの機能に交通定期券の機能も搭載させている場合には、その定期券使用期間の更新等もインターネット網等を通じて行うことができる。
特に、携帯電話のような携帯端末は、腕時計と同等かまたはそれ以上に、常に携帯することが一般化したツールになっている。さらに、最近の携帯端末においては、電子メール送受信機能、カメラとしてのデジタル画像撮影機能、動画撮影機能といった機能のみならず、デジタルラジオ、ワンセグテレビ放送、シリコンオーディオの機能といったような、長時間利用する機能まで搭載されてきている。このように種々の便利な機能を備えているため、一般に財布を持ち歩かないような場面でも携帯端末は携帯するというユーザも多く、少額の金銭の支払いが必要になった際に、携帯端末でさらに支払いまで済ますことができる機能は大変便利である。このような利便性から、非接触ICカードの機能を搭載した携帯端末で電子マネーの支払いの機能を利用するユーザは増加の一途を辿っている。
電子マネーで金銭の支払いを行う場合は、非接触ICカード(以下、適宜「ICカード」と称する)機能を有するカードまたは携帯端末を、支払いを行う店舗のPOS(Point Of Sales)端末などに接続されているICカードリーダライタにかざすように近づけることにより、非接触式に自動で支払いが行われる。この時、店舗のPOS端末などの決済端末は、ICカードリーダライタを経て、カードまたは携帯端末のICカードに記録されている電子マネー残高を参照し、決済金額以上に電子マネー残高がある場合には、この電子マネー残高から決済金額を差し引いた金額を新たな電子マネー残高としてICカードに上書きする。こうすることで、ICカードまたは携帯端末のユーザは、釣り銭が発生せずスムーズに支払を済ませることができる。
ところで、上述したようなICカード機能による支払いにおいては、一度の会計に対する支払いは、1人のユーザが1回の決済で行うことを想定しているのが一般的である。したがって、複数のユーザからなるグループがまとまって飲食したり商品を購入したりする際の支払いを電子マネー決済で行おうとする場合には、基本的には、最初に電子マネーで支払いをするユーザ1人が代表として全ての支払いをしなければならない。最初に支払いをするユーザが自分のカードまたは携帯端末をICカードリーダライタにかざした瞬間に、決済総額が電子マネー残高以下であれば一度に電子マネーが全決済総額ぶん差し引かれてしまう。しかしながら、これでは、例えばグループ全体の飲食や購入などの総額を、請求総額に対してグループの人数で割り勘(勘定を各人に平均に割り当てて支払う)にして支払いするなど、数人のユーザで支払金額を分担することはできず、著しく不便である。
そこで、上記の問題を解決すべく、割勘支払などの決済処理を行うことができるPOS端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示の方法では、次のような問題点がある。すなわち、この方法では、一度にまとめた会計に対して複数のユーザで支払をする際に、割り勘、すなわち請求金額を人数で割ることしかできないため、分担支払(例えば自らの利用金額に応じて、各人が任意に個別の決済額を決めて支払いを行う)など、支払を行うユーザが自らの支払金額(支払希望金額)を設定するような決済方法を選択することはできず不便である。また、各決済処理を行う際には、電子マネーカードの挿入および排出も含めて、基本的に全ての処理操作を店舗のPOS端末の操作者が行わなければならないため、操作者の負担が大きいという問題点もある。
このような問題を解決し得るものとして、ユーザ同士で電子マネーをやり取りする送金処理方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
この送金処理方法においては、例えば、図12に示すように、ユーザAが電子マネー決済機能を有する携帯端末100を所有し、ユーザBも電子マネー決済機能を有する携帯端末200を所有し、それぞれが無線により電子マネー処理サーバ(以下、適宜「サーバ」と称する)500と通信可能な状況下で電子マネーの受渡しを行う。一例として、ユーザAおよびユーザBが2人で合計7,000円の買い物をし、店舗側に対する電子マネーによる決済をユーザAのみが一括して行うが、その内訳として、ユーザAの電子マネーから4,000円分、ユーザBの電子マネーから3,000円分の支払いを希望しているものとする。
この場合、ユーザBは、自分の携帯端末200を用いて、まず電子マネー受渡用のアプリケーションを起動させ、携帯端末200の入力部を用いて、ユーザAに3,000円分の電子マネーを送金するようにアプリケーションの指示に従って操作を行い、さらにユーザAが電子マネーを受け取るためのパスワードを決めて入力する。すると、携帯端末200とサーバ500との間の通信が開始され、ユーザAに3,000円の電子マネーを送金する旨の情報がサーバ500に送信され、それと共に携帯端末200の記憶領域210では、電子マネー残金が元の8,000円から5,000円に減額される。
サーバ500では、サーバ500のユーザB用の領域520にて、やはり電子マネー残金が元の8,000円から5,000円に減額される。それと共に、この3,000円は、ユーザAに送金するためのものであるから、サーバ500のユーザA用の領域510にて、ユーザAの電子マネー残高が3,000円増額され、元の残高と合計10,000円とが合計されて13,000円になる。この時点では、まだユーザAの携帯端末100は電子マネーを受け取ったことにはなっていない。
ユーザBは、ユーザAに電子マネーを送金した旨と、電子マネーを受け取るためのパスワードを伝え、その後ユーザAは、携帯端末100の電子マネー受渡用のアプリケーションを起動させ、携帯端末100の入力部を用いて、ユーザBから知らされたパスワードを入力して、ユーザBからの電子マネーを受け取る操作を行う。すると、携帯端末100とサーバ500との間の通信が開始され、携帯端末100のアクセスが認証された後に、ユーザAから3,000円の電子マネーが送金される旨の情報がサーバ500から受信され、それと共に携帯端末100の記憶領域110では、電子マネー残金が元の10,000円から13,000円に増額される。
この後、ユーザAは、ユーザBから送金された3,000円を自分の電子マネーとして決済に使うことができるので、店舗側のPOS端末などを介して購入金額の7,000円を電子マネーで一括で決済することにより、実質的には、ユーザBが3,000円、ユーザAが4,000円の電子マネーを支払ったことになる。なお、ここでは説明の簡略のために、電子マネーの受け渡しに必要な手数料の差引などの細目については考慮していない。
このようにすることで、電子マネー決済の前に、ユーザ間で電子マネーの受け渡しを行うことにより、ユーザのうち1人が代表で一度に決済を行うことができると共に、各ユーザは、実質的に自分が支払いを希望する額だけの支払いを行うことができる。さらに、店舗側からすると、電子マネー決済を1人が1回行う手間と全く変わらないため、POS端末の操作者の負担は著しく低減される。
特開平11−16032 特開2004−272470
しかしながら、この特許文献2に開示の方法には次のような問題点がある。すなわち、ユーザ同士が電子マネーのやり取りを行う際には、やり取りを行うユーザの所有する携帯端末のそれぞれがサーバと無線通信を行わなければならないため、いわゆる電波圏外(無線通信可能エリア外)では、ユーザAもユーザBもサーバとのやり取りができないため、上述のような電子マネーの受け渡しは一切できない。特に、ユーザが買い物や飲食を済ませた後に決済を行うにあたり、その決済の前に電子マネーの受け渡しを行う場面は、屋内であることが多いと想定される。しかしながら建物の中や地下などでは、無線通信機器の電波が弱くなったり、電波圏外になったりすることが多いことも予想される。このような場面で、電子マネーの受け渡しがたびたび中断されたり不可能となったりするのは、著しく利便性を損ねることとなる。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、各端末と電子マネー処理サーバとの通信が不可能な電波圏外であっても、ユーザの端末同士で電子マネーの受け渡しを行うことができ、ユーザの1人がまとめて決済を行うことを可能にする、電子マネー決済システムおよびそれに用いる携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る電子マネー決済システムの発明は、第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、決済端末と、電子マネー管理サーバとを含み、
前記第1の携帯端末は、
ユーザ入力に基づき譲渡金額を譲渡先情報と共に設定する設定手段と、
自らの識別情報および電子マネー残高を記憶する記憶手段と、
前記設定手段により設定された譲渡金額に相当する電子マネーを、前記記憶手段に記憶されている自らの識別情報と共に前記第2の携帯端末に送信する送信手段とを備え、
前記第2の携帯端末は、
前記第1の携帯端末から送信された識別情報および前記譲渡金額に相当する電子マネーを受信する受信手段と、
自らの識別情報と電子マネー残高を記憶すると共に、前記受信手段により受信した前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記第1の携帯端末の識別情報と対応付けて記憶する記憶手段とを備え、
前記決済端末は、
前記第2の携帯端末の記憶手段に記憶される情報の読み取りおよび更新が可能なリーダライタと、
前記リーダライタが読み取った情報に含まれる前記電子マネー残高および前記譲渡金額に相当する電子マネーのうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーから優先的に請求金額を差し引いた値を新たな残高として算出し、前記リーダライタを介して前記記憶手段の電子マネー残高を前記算出した新たな残高に更新する制御手段と、
前記請求金額のうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーによる決済分は前記第1の携帯端末の識別情報と共に前記電子マネー管理サーバに送信し、前記電子マネー残高からの決済分は前記第2の携帯端末の識別情報と共に前記電子マネー管理サーバに送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子マネー決済システムにおいて、
前記第1の携帯端末では、
前記送信手段は、さらに前記第2の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記第2の携帯端末に送信し、
前記決済端末では、
前記送信手段は、前記請求金額のうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーによる決済分は、当該譲渡金額が前記第2の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記電子マネー管理サーバに送信することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の電子マネー決済システムにおいて、
前記第1の携帯端末では、
前記送信手段は、さらに前記譲渡金額に相当する電子マネーに前記固有の取引IDを付加して前記第2の携帯端末に送信することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の電子マネー決済システムにおいて、前記第1の携帯端末は、前記記憶手段に記憶されている電子マネー残高から、前記設定手段で設定された譲渡金額を差し引いた値を新たな電子マネー残高として更新することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項5に係る発明は、電子マネー決済システムに用いる携帯端末であって、
ユーザ入力に基づき譲渡金額を譲渡先情報と共に設定する設定手段と、
自らの識別情報および電子マネー残高を記憶する記憶手段と、
前記設定手段により設定された譲渡金額に相当する電子マネーを、自らの識別情報と共に、他の携帯端末に近距離無線通信により送信する送信手段と、
前記他の携帯端末から近距離無線通信により送信された識別情報および電子マネーを受信する受信手段と、
前記送信手段により前記他の端末に送信した電子マネーまたは前記受信手段で前記他の端末から受信した電子マネーに基づいて、前記記憶手段に記憶されている電子マネー残高の更新を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の携帯端末において、
前記送信手段は、さらに前記他の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記他の携帯端末に送信することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項5または6に記載の携帯端末において、
前記送信手段は、さらに前記譲渡金額に相当する電子マネーに固有の取引IDを付加して前記他の携帯端末に送信することを特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザの端末同士が近距離無線通信を行うことにより電子マネーの受け渡しを行うことができるようにしたので、ユーザが持つ各端末と電子マネー処理サーバとの通信が不可能な電波圏外であっても、まとめて会計をする各ユーザが自分の電子マネー支払い分を自由に設定しつつ、実際の決済は1人が一度に行うだけで済ますことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る電子マネー決済システムに用いる携帯端末10および20と、店舗側に設置されるPOS端末40と、電子マネー処理サーバ50とのそれぞれの概略を示す機能ブロック図である。説明の便宜上、携帯端末10はユーザAが所有する端末とし、携帯端末20はユーザBが所有する端末とする。
図1に示すように、本発明の携帯端末10は、音声その他の各種データの通信を無線で行う無線通信手段11と、ICカードリーダライタに近づけることで近距離無線通信を行い電子マネーのやり取りを行う非接触ICカード機能部12と、電子マネーに関連する各種情報が記憶されている記憶手段13と、赤外線またはRFIDなどの近距離無線通信を行うことで他の端末とのデータのやり取りを可能にする近距離無線通信機能部14と、電子マネーのやり取りに関連する各種設定機能を提供する設定手段15と、各種設定または情報の入力を行う際にユーザによる入力を受け付ける入力手段16と、必要な各種情報を画面上に表示する表示手段17と、これらと接続されて携帯端末10全体の制御を行う制御部18とを備えている。なお、設定手段15は、ハードウェアにより構成することもできるし、アプリケーションなどのソフトウェアで構成することもできる。また、近距離無線通信機能部14は、非接触ICカード機能部12に兼ねても良い。
設定手段15は、ユーザが入力手段16に入力した情報に基づいて、受け渡しを行う電子マネーの金額やパスワードなどの情報を設定するように構成されている。また、記憶手段13には、電子マネー決済システムにおいて携帯端末10を特定する識別情報をはじめとして、携帯端末10にチャージ(入金)されている電子マネー残高、設定手段15により設定された受け渡しを行う電子マネーの金額、パスワードおよび電子マネーを送金する送金先情報などが記憶されている。
携帯端末20は、携帯端末10と同様に構成され、無線通信手段21、非接触ICカード機能部22、記憶手段23、近距離無線通信機能部24、設定手段25、入力手段26、表示手段27、制御手段28を備えている。近距離無線通信機能部24は、ユーザ同士が携帯端末20と携帯端末10とを近づけることによって、携帯端末10の近距離無線通信機能部14と赤外線またはRFIDなどの近距離無線通信を行うことによりデータの送受信をすることができる。また、近距離無線通信機能部24を、非接触ICカード機能部22に兼ねることにより、携帯端末20と携帯端末10とで非接触型IC通信によるデータの送受信を行うこともできる。
さらに、本実施の形態のPOS端末40は、携帯端末10または20を近づけることで携帯端末10または20の非接触ICカード機能部12または22とデータ通信を行うことにより電子マネー決済を行うことを可能にするICカードリーダライタ41と、電子マネー処理サーバ50に電子マネーなどの情報を送信するPOS側送受信手段42と、これらと接続されてPOS端末40全体の制御を行う制御手段43とを備えている。POS端末40と電子マネー処理サーバ50とは、例えば専用線を介して接続される電子マネー決済システム網(図示せず)を経て接続されている。なお、POS端末40および電子マネー処理サーバの基本的な構成は一般的な電子マネー決済システムに用いられているものと何ら変わりはないため、その詳細については説明を省略する。
次に、図2の処理の概念図、図3〜5のフローチャート、および図6を参照して、本実施の形態による電子マネー決済システムによる決済処理について説明する。なお、以下、ユーザAの携帯端末20には10,000の電子マネーがチャージ(入金)され、ユーザBの携帯端末10には8,000円の電子マネーがチャージされている状態で、7,000円の商品Xに対して、ユーザAの電子マネーから4,000円分、ユーザBの電子マネーから3,000円分の支払いを行う場合について説明する。即ち、最初に、ユーザAの携帯端末10の記憶手段(メモリ領域)13には10,000円、ユーザBの携帯端末20の記憶手段23には8,000円の電子マネーが記憶(チャージ)されているものとする。
先ず、図3のフローチャートを参照して、送金側であるユーザBの携帯端末20にて行われる処理について説明する。
送金側のユーザBは、電子マネーの送金にあたり、携帯端末20を操作して、設定手段25である電子マネー受渡しアプリケーションを起動させて、電子マネー送金の設定ができる状態にする(ステップS1)。この際、安全性を考慮して、暗証番号またはパスワードなどを用いて、ユーザBの本人認証を行うようにする(ステップS2)。
ステップS3にて暗証番号などの入力によりユーザBの本人認証ができたら、携帯端末20の制御手段28は、表示手段27に送金先と送金金額(譲渡金額)の入力フォームを表示させ(ステップS4)、電子マネーの送金先と送金金額の入力をユーザBに促す(ステップS5)。この時、携帯端末20の表示手段27には、例えば図6(A)のような表示をするのが好適である。
設定手段25は、ユーザBに、入力手段26を用いて、この例の場合の送金先であるユーザAの携帯端末10の識別情報と譲渡金額3,000円とを入力させ、それらの情報を記憶手段23に記憶させる。なお、送金先の入力には、一般に、電子マネー決済システムにおいて各ユーザ(が所有する携帯端末)に割当てられる識別情報を用いるが、例えば端末の電話番号または電話帳など予め登録してあるデータから選択して入力するなどの方法も可能である。ユーザの入力が完了すると、制御手段28は、送金についての最終確認の旨を表示手段27に表示し(ステップS6)、ユーザに確認を促す(ステップS7)。この時、表示手段27には、例えば図6(B)のような表示をするのが好適である。
ステップS7にて送金についての確認が取れない場合、例えば図6(B)において「No」が選択された場合には、ユーザが送金する意思はないものと判断し、送金は行われずに処理は終了する。
これに対し、ステップS7にて送金についての確認が取れた場合、例えば図6(B)において「Yes」が選択された場合には、制御手段28は、ユーザBの携帯端末20とユーザAの携帯端末10とを接近させる旨を表示手段27に表示させると共に、携帯端末20の近距離無線通信機能部24と、携帯端末10の近距離無線通信機能部14との間にて、赤外線通信またはRFID通信などの近距離無線通信を開始する(ステップS8)。
図2に示すように、2つの端末間にて近距離無線通信が行われることにより、携帯端末20から携帯端末10に3,000円分の電子マネー(譲渡金額)が移動することになる。この際、携帯端末10に送金される3,000円の電子マネーの情報には、携帯端末20の識別情報ID2が付加される。この通信が完了すると、携帯端末20の制御手段28は、記憶手段23に記憶されていた(チャージされていた)電子マネーの8,000円から譲渡金額の3,000円を減額した残額である5,000円を、新たな電子マネー残高として記憶手段23を更新する(ステップS9)。
次に、図4のフローチャートを参照して、受け取り側であるユーザAの携帯端末10にて行われる処理について説明する。
ユーザAの携帯端末10の制御手段18は、ステップS11にて、2つ携帯端末の間の近距離無線通信が行われることにより電子マネーを受領すると、表示手段17に受領の確認を促す表示をする(ステップS12)。この時、表示手段17には、例えば図6(C)のような表示をするのが好適である。
ステップS13にて電子マネーを受領する確認が取れなかった場合、例えば図6(C)で「No」が選択された場合には、ユーザAはユーザBからの電子マネーを受領する意思がないものと判断して、制御手段18は、取引拒否の旨の通知をユーザAに知らせる処理(ステップS14)をした後、電子マネー受け取り処理を終了する。この場合には、電子マネーの受渡しは行われない。
ステップS13にて電子マネーを受領する確認が取れた場合、例えば図6(C)で「Yes」が選択された場合には、図2に示すように、携帯端末20から携帯端末10に3,000円分の電子マネーが移動したことになる。したがって、携帯端末10の制御手段18は、記憶手段13に記憶されていた(チャージされていた)電子マネーの10,000円に譲渡金額の3,000円を増額した額である13,000円を、新たな電子マネー残高として記憶手段13を更新する(ステップS15)。なお、記憶手段13の内部では、携帯端末20から受領した3,000円分の電子マネーには携帯端末20の識別情報ID2を付加して記憶することにより、もともと記憶されていた電子マネー10,000円と、譲渡金額である3,000円とを区別する。これによって、ユーザBの携帯端末20からユーザAの携帯端末10への、近距離無線通信による3,000円分の電子マネーの受け渡し処理が完了したことになる。なお、携帯端末10は、ユーザAに対する受領確認を行わないようにしても良い。即ち、例えば、近距離無線通信機能部14,24が、それぞれ非接触ICカード機能部12,22に兼ねられて非接触型IC通信を実現する場合、携帯端末10と携帯端末20が、お互いの非接触ICカード機能部12,22部分を近づけ、送金する側(携帯端末20)が「送信ボタン」を押下するだけで、受領側(携帯端末10)は何もせずにデータを受領できることが望ましい(この場合、受領側のフローは、図4において「スタート」→S11→S15→「エンド」となる)。
次に、携帯端末間で電子マネーの受渡しを行った後に、電子マネーを受領した側の携帯端末が店舗側のPOS端末に対して電子マネーによる決済を行う場合の処理について説明する。
なお、図5のフローチャートにおいて、ユーザB(携帯端末20)からユーザA(携帯端末10)に3,000円の電子マネーを送金済みであるものとして説明する。
ユーザAが、商品Xの値段(購入金額)である7,000円の決済を行うにあたり、携帯端末10の非接触ICカード機能部12を店舗側POS端末40のICカードリーダ/ライタ41に近づけることにより、POS端末40は携帯端末10と通信を開始して、携帯端末10の記憶手段13に記憶されている電子マネー残高を読み出す(ステップS21)。
POS端末40の制御手段43は、商品Xの値段(7,000円)と、携帯端末20から受領した電子マネー(3,000円)を含む携帯端末10の電子マネー残高を比較する(ステップS22)。
携帯端末10の電子マネー残高が購入金額に満たない場合には、電子マネー不足のため電子マネーによる決済はできない。この場合には、電子マネーによる決済処理は終了して、ユーザは現金で支払いをするなど他の方法により対処する。
電子マネー残高の合計が購入金額以上ある場合には、全額を電子マネーにより決済することが可能であるため、POS端末40の制御手段43は、携帯端末10の電子マネー残高から購入金額を決済する。このとき、POS端末40は、携帯端末10の記憶手段13に記憶された電子マネー残高のうち、他の携帯端末のIDが付加された金額から優先的に決済する。以下、決済手順の詳細を説明する。
まず、制御手段43は、携帯端末10の記憶手段13に記憶された電子マネー残高に、他の携帯端末の識別情報が付いている金額データがあるか否かを判定する(ステップS24)。ここで、記憶手段13に記憶された電子マネー残高に他の携帯端末の識別情報が付加された金額データが無い場合には、通常の電子マネー決済と同じ手順にて決済が行われる。即ち、制御手段43は、POS端末40と携帯端末10との通信を開始して、携帯端末10の記憶手段13に記憶されている電子マネー残高情報を更新する(ステップS25)と共に、一連の取引情報を、POS側送信手段42を介してサーバ50に送信して(ステップS26)、電子マネー決済処理を終了する。
ステップS24にて他の携帯端末の識別情報が付加された金額データが見つかった場合には、制御手段43は、まずは他の携帯端末の識別情報が付加された電子マネーから優先して決済をするようにする(ステップS27)。次に、他の携帯端末の識別情報が付加された電子マネーによって全ての決済が完了したかどうかを判定し(ステップS28)、完了した場合にはステップ25以降の処理を行い、電子マネー決済処理を終了する。他の携帯端末の識別情報が付加された電子マネーのみでは決済が完了しない場合には、携帯端末10がもともと有していた電子マネー残高(10,000円)から差し引いて不足分の決済を行う(ステップS29)。
本例の場合には、図2に示すように、ユーザAが携帯端末10を用いて決済を行う前にユーザBの携帯端末20から3,000円分の電子マネーの送金を受けている。したがって、携帯端末10とPOS端末40との通信により、携帯端末10が有する電子マネー残高には、携帯端末20の識別情報ID2付きの電子マネーが3,000円分含まれることが認識される。しかしながら、3,000円では購入金額の7,000円に満たないため、不足額の4,000円分がユーザAの携帯端末10にチャージされている電子マネーから支払われることになる。POS端末40は、携帯端末10から受領した、ユーザA(携帯端末10)の識別情報ID1の付加された4,000円分の電子マネーと、ユーザB(携帯端末20)の識別情報ID2の付加された3,000円分の電子マネーとを、専用線などを介してサーバ50に送信する。サーバ50には、各ユーザ(識別情報)に対するメモリ領域、即ちユーザA(識別情報ID1)のサーバ領域51およびユーザB(識別情報ID2)のサーバ領域52が存在し、それぞれのサーバ領域では、ユーザ毎に電子マネーによる取引明細(電子マネー残高、取引日時、取引金額、取引内容等)を記憶している。サーバ50は、POS端末40から受信した電子マネーに付加される識別情報に基づいて、各サーバ領域に記憶される取引明細を更新する。即ち、サーバ50は、識別情報ID1の付加された4,000円分の電子マネー、識別情報ID2の付加された3,000円分の電子マネーをPOS端末40から受信すると、識別情報ID1に基づいてサーバ領域51の電子マネー残高から4,000円を差し引き、識別情報ID2に基づいてサーバ領域52の電子マネー残高から3,000円を差し引いて、それぞれのサーバ領域の取引明細を更新する。
また、図示しないが、サーバ50は、店舗側の電子マネーの取引明細を記憶するサーバ領域も有しており、POS端末40から送信される際に電子マネーに付加される店舗識別情報(図示せず)に基づき、店舗のサーバ領域に記憶される取引明細を更新する(本実施例の場合、店舗のサーバ領域の電子マネー残高に7,000円を加算する)。また、電子マネーに付加される上記店舗識別情報に基づいて、サーバ領域51およびサーバ領域52には、それぞれ4,000円および3,000円の取引内容として「店舗Y」での支払金額である旨を記録しても良い。
このようにすることで、ユーザAおよびユーザBの一方または両方が、いわゆる電波圏外(無線通信可能エリア外)で携帯端末を操作している場合であっても、ユーザ同士で電子マネーの受渡しができるため、例えば複数人で飲食した際の支払い時等に、各ユーザが自分の支払い分を自由に設定しつつ、実際の決済は1人が一度行うだけで済ますことができるようになる。また、電子マネー処理サーバ50を介さずに赤外線通信またはRFID通信などの近距離無線通信を用いて携帯端末同士で電子マネーの譲渡を行うため、送金相手に送金した旨を別途伝える必要はない。さらに、任意の2人のユーザ間で近距離無線通信を繰り返すことにより、3人以上での分担支払いを行うこともできる。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態による電子マネー決済システムによる決済処理について、図7の概念図を参照して説明する。なお、本実施の形態においては、処理手順の概略については前述の第1実施の形態と同じであるので、同じ説明は省略する。また、本実施の形態においても、前述の第1実施の形態と同じ例を用いて、ユーザAの携帯端末20には10,000の電子マネーがチャージ(入金)され、ユーザBの携帯端末10には8,000円の電子マネーがチャージされている状態で、7,000円の商品Xに対して、ユーザAの電子マネーから4,000円分、ユーザBの電子マネーから3,000円分の支払いを行う場合について説明する。
本実施の形態においては、図7に示すように、ユーザBの携帯端末20からユーザAの携帯端末10に3,000円分の電子マネー(譲渡金額)を送金する際に、その電子マネーに、携帯端末20の識別情報ID2を付すとともに、さらに、ユーザAに対する送金である旨を示すギフトタグ2も付すようにする。ギフトタグ2のA/Gとは、便宜的に「ユーザAへのギフト」であることを示している。このギフトタグ2は、ユーザBが携帯端末20を操作することでユーザAに対する送金金額を設定する際に、設定手段25により自動的に付されるものであり、ユーザBはそのことを意識せずとも処理が行われる。
ギフトタグ2付きの電子マネーをユーザBの携帯端末20から受信したユーザAの携帯端末10は、この電子マネーを記憶手段13に記憶すると共に、電子マネー残高を更新する。次いで、店舗において、ユーザAが7,000円の商品Xについて支払いを行う際に、携帯端末10の非接触ICカード機能部12を、POS端末40のICカードリーダ/ライタ41に近づけると、POS端末40は、携帯端末10の記憶手段13に記憶された電子マネー残高から、携帯端末20の識別情報ID2の付加された電子マネー3,000円分を含む計7,000円分の電子マネーを受領する。
携帯端末10から7,000円分の電子マネーを受領したPOS端末40は、ユーザA(携帯端末10)の識別情報ID1の付加された4,000円分の電子マネーと、ユーザB(携帯端末20)の識別情報ID2の付加された3,000円分の電子マネーとの計7,000円分の電子マネーを、専用線などを介してサーバ50に送信する。サーバ50は、POS端末40から電子マネーを受信すると、当該電子マネーに付加される識別情報に基づき、対応するサーバ領域の取引明細を更新する。即ち、識別情報ID1に基づいてサーバ領域51の電子マネー残高から4,000円を差し引き、識別情報ID2に基づいてサーバ領域52の電子マネー残高から3,000円を差し引いて、それぞれのサーバ領域の取引明細を更新する。
また、図示しないが、POS端末40からサーバ50に電子マネーが送信される際に、当該電子マネーには、POS端末40を使用している店舗(店舗Y)の識別情報(店舗識別情報)が付加される。サーバ領域51には、電子マネーに付加される店舗識別情報に基づいて、4,000円の取引内容として「店舗Y」での支払金額である旨が記録される。一方、識別情報ID2の付加された3,000円分の電子マネーには、前述のギフトタグ2が付加されており、このギフトタグ2をPOS端末で付加される店舗識別情報より優先する。即ち、サーバ領域52には、3,000円の取引内容として「Aへのギフト(譲渡金額)」である旨が記録される。
なお、第1実施の形態と同様に、サーバ50は店舗側の電子マネーの取引明細を記録するサーバ領域(図示せず)も有しており、POS端末40から送信される際に電子マネーに付加される店舗識別情報に基づき、店舗のサーバ領域の電子マネー残高に7,000円を加算して、取引明細を更新する。
以上、本実施の形態によれば、ユーザAが、ユーザBから電子マネーの譲渡を受けた後、ユーザBの関知しない支払いを行った場合に、その支払先がユーザBのサーバ領域52に反映されてユーザBに支払内容が知れてしまうことを回避できる。
(第3実施の形態)
次に、図8の処理の概念図および図9のフローチャートを参照して、本発明の第3実施の形態による電子マネー受渡方法を用いた決済方法について説明する。なお、本実施の形態において、処理手順の概略が前述の第1および第2実施の形態と同じである部分については、同じ説明は省略する。また、本実施の形態においても、前述の第1および第2実施の形態と同じ例を用いて、ユーザAの携帯端末20には10,000の電子マネーがチャージ(入金)され、ユーザBの携帯端末10には8,000円の電子マネーがチャージされている状態で、7,000円の商品Xに対して、ユーザAの電子マネーから4,000円分、ユーザBの電子マネーから3,000円分の支払いを行う場合について説明する。
本実施の形態においては、図8に示すように、ユーザBが携帯端末20を用いて、ユーザAの携帯端末10に3,000円分の電子マネーの送金を行う際に、携帯端末20の設定手段25は、識別情報ID1、およびギフトタグ2に加えて、さらに、端末間の各取引を特定するための取引ID3を付した電子マネーを送信するようにする。この電子マネーは、ユーザAの携帯端末10に送信されると共に、ユーザBの携帯端末20の記憶領域23にもその情報が残るようにする。この取引ID3は、例えば端末間の取引についての通し番号や、日時に基づいて定めた番号など、取引ごとに異なる番号にして各取引が特定できるようにする。また、この取引ID3は、設定手段25によって自動に設定されるようにするのが好適であるが、その取引IDを各ユーザが視認できるように、例えば図6(A)〜(C)などの各場面で携帯端末の表示手段に表示されるようにすることもできる。
ユーザAの携帯端末10は、記憶領域13にユーザBの携帯端末20から受信した電子マネーを記憶させる際に、この取引ID3も一緒に記憶する。また、ユーザAが携帯端末10を用いた電子マネーによる決済を行ってPOS端末40に電子マネーを送信し、さらにPOS端末40がサーバ50に電子マネーを送信する際にもこの取引ID3を付して送信する。POS端末40にて行われる電子マネー決済処理の場面、および電子マネーがサーバ50に送られるまでの場面では、送金した電子マネーに取引ID3を付す以外には、前述の第2実施の形態と異なるところはない。
次に、図9のフローチャートを参照して、取引ID3を付した電子マネーをPOS端末40から受信したサーバ50が行う処理について説明する。
先ず、ステップS31にて、サーバ50は、POS端末40から受信した電子マネーに取引ID3が付されているか否かを判断する。電子マネーに取引ID3が付されている場合は、当該電子マネーに付加されている識別情報に対応するサーバ領域を参照して、当該電子マネーに付加された取引IDと同じ取引IDを付した取引の内容が記憶されていないかどうかを判断する(ステップS32)。
既に同じ取引IDを付した取引の内容が記憶されている場合には、当該取引ID3に係る取引の内容を再び記憶させようとすると、電子マネー情報を二重に加算したり減算したりすることになるため、この場合は当該取引に係る内容を対応するサーバ領域には反映させないで、当該電子マネー情報のサーバ50における処理を終了する。
ステップS32にて、同じ取引IDを付した取引の内容が記憶されていない場合には、該当するサーバ領域の取引明細を、取引ID3を含む電子マネーに基づき更新し(ステップS33)、当該電子マネー情報のサーバ50における処理を終了する。
ステップS31にて、電子マネー情報に取引ID3が付されていない場合には、第1実施の形態もしくは第2実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
本例の場合には、図8に示すように、サーバ50は、POS端末40から電子マネーを受信すると、識別情報ID1に基づいてサーバ領域51の電子マネー残高から4,000円を差し引き、サーバ領域51の取引明細を更新する。
また、POS端末40からサーバ50に電子マネーが送信される際に当該電子マネーに付加される店舗識別情報に基づき、サーバ領域51の取引明細には、4,000円の取引内容として「店舗Y」での支払金額である旨が記録される。
一方、識別情報ID2を付加された3,000円分の電子マネーには、取引ID3が付加されている。サーバ50は、当該電子マネーに付加されている識別情報ID2に基づき、サーバ領域52を参照し、取引ID3と同一の取引IDが既に記録されていないことを確認してから、サーバ領域52の取引明細を更新する。当該電子マネーには、前述のギフトタグ2が付加されているため、ギフトタグ2を店舗識別情報より優先し、サーバ領域52には、3,000円の取引内容として「Aへのギフト(譲渡金額)」である旨が記録されるとともに、当該取引内容に取引ID3が対応付けて記録される。
なお、第1実施の形態と同様に、サーバ50は店舗側の電子マネーの取引明細を記憶するサーバ領域(図示せず)も有しており、POS端末40から送信される際に電子マネーに付加される店舗識別情報に基づき、店舗のサーバ領域の電子マネー残高に7,000円を加算して、取引明細を更新する。
続いて、図10を参照して、図8に示す処理の後、即ち、ユーザAがユーザBの携帯端末20から受領した電子マネーを含む携帯端末10の電子マネーによって決済を行った後に、ユーザBが他の商品を携帯端末20の電子マネーにより購入する場合の処理について説明する。
図8において携帯端末10に電子マネーを譲渡した後、ユーザBの携帯端末20の記憶領域23には、ユーザAに3,000円分の電子マネーを送金したという情報、即ち、ギフトタグ2および取引ID3が付加され、残高5,000円とは別に記憶されている3,000円分の電子マネーがまだ残っている。
この後、例えば、ユーザBが100円の「商品Y」を購入し、その代金を自らの携帯端末20を用いて電子マネー決済したとする。すると、この時に初めて、100円分の電子マネーと共に、ユーザAに送金した3,000円分の電子マネーも、取引タグ3付きで、POS端末40’を経てユーザBのサーバ領域52に送信されることになる。
サーバ50に到達した電子マネーのうち、「商品Y」購入分の100円分については、通常の電子マネー決済にしたがって、ユーザBのサーバ領域52にて、通常通り取引明細に記載される。しかしながら、3,000円分の電子マネーについては、その取引ID3を参照すると、既に同一の取引IDを持つ電子マネーの取引情報がユーザBのサーバ領域52に記録されている。したがって、この場合には、同じ取引IDを持つ電子マネーの取引情報を二重に記録することなく処理を終了するようにする。
このようにすることで、ユーザBから送金を受けたユーザAが、携帯端末10で電子マネー決済を行うよりも前に、ユーザBが携帯端末20で電子マネー決済を行った場合であっても、各携帯端末10および20の記憶手段13および23に記憶される電子マネー残高と、ユーザAおよびユーザBのサーバ領域51および52に記録される電子マネー残高とが矛盾をきたすことを回避できる。
以下、例として、図11を参照して、ユーザBがユーザAに電子マネーを送金した後、ユーザAが
携帯端末10を用いて電子マネーによる支払いを行う前に、ユーザBが携帯端末20を用いて電子マネーによる支払いを行った場合の処理について説明する。
先ず、ユーザBの携帯端末20からユーザAの携帯端末10に3,000円分の電子マネーを送金する際には取引ID3が付されるため、各携帯端末10および20の記憶手段13および23には、受渡しを行った電子マネーと共に取引ID3も記憶される。
この後、図2、図7、図8に示すように、ユーザAが携帯端末20の電子マネーを直ぐに使用すれば問題ないが、ユーザAが携帯端末10の電子マネーをしばらく使用しなかった場合、端末間における電子マネー3,000円分の譲渡について、サーバ50の各ユーザ領域は更新されない。したがって、図2および図7に示す処理では、ユーザAが携帯端末20の電子マネーを使用しない限りユーザBのサーバ領域52も更新されないため、ユーザBが携帯端末20の電子マネーを使用した際に、記憶手段23に記憶されている残高とサーバ領域52に記憶されている残高とが一致しないという問題が生じ得る。
そこで、図8に示すように、端末間における電子マネーの譲渡について、取引ID3を付加し、両端末が当該譲渡について記憶することで、上記のような問題を解決する。
即ち、図11において、携帯端末20から携帯端末10に3,000円分の電子マネーを譲渡した後、ユーザAが携帯端末10の電子マネーを使用する前に、ユーザBが100円の商品を携帯端末20の電子マネーを用いて購入したとする。
POS端末40’は、100円分の電子マネーを携帯端末20の記憶手段23から受領する際に、取引ID3の付加された3,000円分の電子マネーが記憶されていることを識別すると、当該取引ID3の付加された3,000円分の電子マネーも受領する。続いて、POS端末40’は、受領した100円分の電子マネーおよび3,000円分の電子マネーを、専用線などを介してサーバ50に送信する。
サーバ50は、POS端末40’から受信した100円分の電子マネーに付加されている識別情報ID2に基づき、サーバ領域52の電子マネー残高から100円を差し引く。さらに、POS端末40’から受信した3,000円分の電子マネーに付加されている識別情報ID2に基づき、サーバ領域52を参照し、当該電子マネーに付加されている取引ID3と同一の取引IDが既に記録されていないことを確認してから、サーバ領域52の取引明細を更新する。この時、当該電子マネーには、前述のギフトタグ2が付加されているため、ギフトタグ2を店舗識別情報より優先し、サーバ領域52には、3,000円の取引内容として「Aへのギフト(譲渡金額)」である旨が記録されるとともに、当該取引内容に取引ID3が対応付けて記録される。
この時点では、携帯端末10の記憶手段13には、携帯端末20から送金された3,000円分の電子マネーは使わないまま留保されている。この後に、ユーザAが何か他の商品を購入するなどして、ユーザBから送金された電子マネーで決済を行うと、その電子マネーは、図8で説明したように、取引ID3を付したままユーザBのサーバ領域52に送られることになる。しかしながら、当該電子マネー情報に付している取引ID3は、既にサーバ領域52に記録されている取引明細中に存在するため、当該電子マネー情報については、減額の記録は残らない。したがって、ユーザAが時間を置いてからユーザBが送金した電子マネーを使って決済を行ったとしても、そのことでユーザBのサーバ領域52に二重に請求の記録が残ることは回避される。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、第2実施の形態ではギフトタグ2を用い、第3実施の形態ではギフトタグ2と取引ID3とを用いているが、これらギフトタグ2と取引ID3とは、それぞれ目的に応じて、別個に用いることも、あるいは組み合わせて用いることも当然可能である。
また、上記各実施の形態においては、近距離無線通信は赤外線通信またはRFID通信として説明しているが、無線LANまたはBluetooth(登録商標)などを使用する通信とすることも可能である。さらに、上記各実施の形態においては、各携帯端末の非接触ICカード機能部と、近距離無線通信部とは別個の機能ブロックとして説明したが、これら双方の機能を兼ねる単一の機能部として携帯端末に実装することも当然考えられる。
本発明の第1実施の形態に係る電子マネー決済システムに用いる携帯端末、店舗側に設置されるPOS端末、電子マネー処理サーバの概略を示す機能ブロック図である。 第1実施の形態に係る電子マネー決済処理の概念図である。 第1実施の形態に係る携帯端末の電子マネー送金処理を説明するフローチャートである。 第1実施の形態に係る携帯端末の電子マネー受け取り処理を説明するフローチャートである。 第1実施の形態に係るPOS端末の電子マネー決済処理を説明するフローチャートである。 第1実施の形態に係る携帯端末の表示画面の概略図である。 第2実施の形態に係る電子マネー決済処理の概念図である。 第3実施の形態に係る電子マネー決済処理の概念図である。 第3実施の形態に係る電子マネー処理サーバの明細更新処理を説明するフローチャートである。 同じく第3実施の形態に係る電子マネー決済処理の概念図である。 同じく第3実施の形態に係る電子マネー決済処理の概念図である。 従来の電子マネー受渡し処理を説明する概念図である。
符号の説明
1 送金タグ
2 ギフトタグ
3 取引ID
10 携帯端末
11 無線通信手段
12 非接触ICカード機能部
13 記憶手段
14 近距離無線通信部
15 設定手段
16 入力手段
17 表示手段
18 制御手段
10 携帯端末
21 無線通信手段
22 非接触ICカード機能部
23 記憶手段
24 近距離無線通信部
25 設定手段
26 入力手段
27 表示手段
28 制御手段
40 POS端末
41 ICカードリーダライタ
42 POS側送信手段
50 電子マネー処理サーバ
51 ユーザAのサーバ領域
52 ユーザBのサーバ領域

Claims (7)

  1. 第1の携帯端末と、第2の携帯端末と、決済端末と、電子マネー管理サーバとを含む電子マネー決済システムであって、
    前記第1の携帯端末は、
    ユーザ入力に基づき譲渡金額を譲渡先情報と共に設定する設定手段と、
    自らの識別情報および電子マネー残高を記憶する記憶手段と、
    前記設定手段により設定された譲渡金額に相当する電子マネーを、前記記憶手段に記憶されている自らの識別情報と共に前記第2の携帯端末に送信する送信手段とを備え、
    前記第2の携帯端末は、
    前記第1の携帯端末から送信された識別情報および前記譲渡金額に相当する電子マネーを受信する受信手段と、
    自らの識別情報と電子マネー残高を記憶すると共に、前記受信手段により受信した前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記第1の携帯端末の識別情報と対応付けて記憶する記憶手段とを備え、
    前記決済端末は、
    前記第2の携帯端末の記憶手段に記憶される情報の読み取りおよび更新が可能なリーダライタと、
    前記リーダライタが読み取った情報に含まれる前記電子マネー残高および前記譲渡金額に相当する電子マネーのうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーから優先的に請求金額を差し引いた値を新たな残高として算出し、前記リーダライタを介して前記記憶手段の電子マネー残高を前記算出した新たな残高に更新する制御手段と、
    前記請求金額のうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーによる決済分は前記第1の携帯端末の識別情報と共に前記電子マネー管理サーバに送信し、前記電子マネー残高からの決済分は前記第2の携帯端末の識別情報と共に前記電子マネー管理サーバに送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする電子マネー決済システム。
  2. 前記第1の携帯端末において、
    前記送信手段は、さらに前記第2の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記第2の携帯端末に送信し、
    前記決済端末において、
    前記送信手段は、前記請求金額のうち、前記譲渡金額に相当する電子マネーによる決済分は、当該譲渡金額が前記第2の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記電子マネー管理サーバに送信することを特徴とする、請求項1に記載の電子マネー決済システム。
  3. 前記第1の携帯端末において、
    前記送信手段は、さらに前記譲渡金額に相当する電子マネーに前記固有の取引IDを付加して前記第2の携帯端末に送信することを特徴とする、請求項1または2に記載の電子マネー決済システム。
  4. 前記第1の携帯端末は、前記記憶手段に記憶されている電子マネー残高から、前記設定手段で設定された譲渡金額を差し引いた値を新たな電子マネー残高として更新することを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の電子マネー決済システム。
  5. 電子マネー決済システムに用いる携帯端末であって、
    ユーザ入力に基づき譲渡金額を譲渡先情報と共に設定する設定手段と、
    自らの識別情報および電子マネー残高を記憶する記憶手段と、
    前記設定手段により設定された譲渡金額に相当する電子マネーを、自らの識別情報と共に、他の携帯端末に近距離無線通信により送信する送信手段と、
    前記他の携帯端末から近距離無線通信により送信された識別情報および電子マネーを受信する受信手段と、
    前記送信手段により前記他の端末に送信した電子マネーまたは前記受信手段で前記他の端末から受信した電子マネーに基づいて、前記記憶手段に記憶されている電子マネー残高の更新を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  6. 前記送信手段は、さらに前記他の携帯端末への譲渡である旨の情報を付加して前記譲渡金額に相当する電子マネーを前記他の携帯端末に送信することを特徴とする、請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記送信手段は、さらに前記譲渡金額に相当する電子マネーに固有の取引IDを付加して前記他の携帯端末に送信することを特徴とする、請求項5または6に記載の携帯端末。
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