JP2008183088A - 電動送風機、及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーボンブラシの温度上昇を低減すると共に、カーボンブラシの摺動性の劣化を抑制し、信頼性の高い電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】開口された両方の端部が略四角形の開口断面を成す筒体45と、筒体45の一方の端部を閉塞する蓋体16と、断面形状が略四角形を成すと共に収納された筒体45内で摺動可能なカーボンブラシ26と、カーボンブラシ26と蓋体16の間に設けられカーボンブラシ26を反蓋体の方向へ付勢して整流子9と接触させるコイルバネ17とで構成されたブラシホルダーユニット15を有し、筒体45の他方の端部が反整流子側に凹んだ形状を成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機に搭載される電動送風機に関するものである。
まず、従来の一般的な電気掃除機用の電動送風機の構成について、図7および図8の図面を用いて説明する。
図7は、電気掃除機用の電動送風機の構成を示す要部断面図であり、図8は、同電動送風機の要部拡大断面図である。
図7および図8に示すように、電気掃除機用の電動送風機1は、電動機31と、電動機31の出力軸であるシャフト6の一端に設けられたインペラ35と、インペラ35の周囲に設けられるエアガイド36、およびそれらを覆うケーシング37によって構成される。
電動機31は、界磁コア3に界磁巻線4を施してなるステータ2と、シャフト6に具備される電機子コア7に電機子巻線8を施し、整流子9を同軸上に配置してシャフト6の両端に設けられた軸受10によって回転自在に固定されたロータ5とから構成される。
ロータ5は軸受10を介しハウジング11とブラケット12に固定され、ステータ2はハウジング11の内面に固定される。また、ハウジング11には、一対のブラシホルダーユニット15が、樹脂からなる保持器13を介してビス14などで固定される。
ブラシホルダーユニット15は、真鍮など金属の平板をプレスで折り曲げられて中空に成形された外形が略直方体の筒体23と、筒体23の開口部の一方を閉塞する蓋体16によって構成されるホルダー20と、ホルダー20内面を摺動する直方体のカーボンブラシ26と、カーボンブラシ26の反整流子の端面と前記蓋体16とを電気的に接続する導電線17と、筒体23内の蓋体16とカーボンブラシ26の間に挿入されるコイルバネ18によって構成される。そして、カーボンブラシ26は、コイルバネ18の弾力により整流子9側に常に付勢される。
上記構成において、電動送風機1が運転される場合、電動送風機1はカーボンブラシ26から整流子9を通じて電機子巻線8に通電される。そして、界磁巻線4で生成される磁界と、電機子巻線8の磁界との作用によりロータ5の回転位置が移動する。ロータ5の回転位置が移動しても、整流子9とカーボンブラシ26が常に接触するように構成されているため、電機子巻線8への通電は継続され、ロータ5の回転が継続するように電動機31は動作する。この動作に連動してファン部37が動作し、シャフト6に連結されたインペラ35の回転により風を巻き起こす。そして、インペラ35の回転によって図7の上部中央部から空気が取り込まれ、取り込んだ空気はエアガイド36を通じてハウジング11内に導入され、下方の外部へと放出される。
電動送風機1が外部から取り込む風は、吸引風として機能し、電気掃除機の吸込部から塵埃を吸引させるために用いられる。また、電動送風機1から外部へ放出する風は、カーボンブラシ26や整流子9等を含む電動送風機1全体を冷却する冷却風として用いられる。
カーボンブラシ26は、回転する整流子9に常に機械的に接触しているため、カーボンブラシ26の先端部は磨耗し、カーボンブラシ26の磨耗粉(カーボン粉)を飛散させながら徐々に減っていく。飛散した摩耗粉は、電動送風機1のハウジング11内に発生した風の流れに沿って周囲に飛び散る。
このように従来の構成の電気掃除機に用いられる電動送風機1では、飛散した摩耗粉は、ハウジング11の内面や、ハウジング11の外部まで風に運ばれるが、摩耗粉の一部はホルダー20の内面に堆積する。
また、一方では、運転中のカーボンブラシ26は内部を流れる電流により発熱し、また整流子9との摩擦によっても発熱して高温となる。カーボンブラシ26の温度上昇を低減させるため、ホルダー20の筒体23の側面に複数の冷却口19を設け、カーボンブラシ26の温度低減を図り、電動送風機1の信頼性を向上させるものがある(特許文献1を参照)。
特開2004−169592号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の構成においては、ホルダー20に冷却口19を有し、その冷却口19を連通して吹き付ける冷却風によってカーボンブラシ26の温度が低減されるものの、一番発熱するカーボンブラシ26の先端が冷却口19を設けた位置から離れており、カーボンブラシ26の先端を十分には冷却できなかった。
また、摩耗粉が冷却口19からホルダー20内面に進入しやすく、このためにカーボンブラシ26とホルダー20の隙間へ摩耗粉が入り込み、カーボンブラシ26とホルダー20内面との摺動性を損なう恐れがある。ホルダー20内面に堆積した摩耗粉はカーボンブラシ26がホルダー20内を摺動する際の機械的抵抗となり、カーボンブラシ26が整流子9に付勢される力が小さくなる。カーボンブラシ26の付勢力が小さくなると、カーボンブラシ26と整流子9との間に微少な隙間が発生し、カーボンブラシ26先端部と整流子9との間でスパークが発生し易くなり、整流子9やカーボンブラシ26が逆に高温になるだけでなく消耗し易くなり、電動送風機1の信頼性を損ねることが問題となる。
本発明は、上記課題を解決し、カーボンブラシの温度上昇を低減して、信頼性の高い電動送風機を実現することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、開口された両方の端部が略四角形の開口断面を成す筒体と、前記筒体の一方の端部を閉塞する蓋体と、断面形状が略四角形を成すと共に収納された前記筒体内で摺動可能なカーボンブラシと、前記カーボンブラシと前記蓋体の間に設けられ前記カーボンブラシを反蓋体の方向へ付勢して整流子と接触させる弾性部材とで構成されたブラシホルダーユニットを有し、前記筒体の他方の端部が反整流子側に凹んだ形状を成している。
本発明の電動送風機は、発熱し易いカーボンブラシの先端部に、冷却風が当たり易くなり、カーボンブラシの温度上昇を低減することができ、信頼性が高い電動送風機を実現できるものである。
第1の発明の電動送風機は、開口された端部を両端に有す筒体と、前記筒体の一方の端部を閉塞する蓋体と、収納された前記筒体内で摺動可能なカーボンブラシと、前記カーボンブラシと前記蓋体の間に設けられ前記カーボンブラシを反蓋体の方向へ付勢して整流子と接触させる弾性部材とで構成されたブラシホルダーユニットを有し、前記筒体の他方の端部が反整流子側に凹んだ形状を成している。これによって、発熱し易いカーボンブラシの先端部に冷却風が当たり易くなり、カーボンブラシの温度上昇を低減することができ、信頼性が高い電動送風機を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成に加えて、凹んだ形状を成す筒体の凹部は、整流子側に向かって幅広くなる構成を有しているから、カーボンブラシの先端部に冷却風がより多く当たり易くなり、カーボンブラシや整流子の温度上昇をより効果的に低減することができる。
第3の発明は、第2の発明の構成に加えて、筒体は両方の端部が略四角形の開口断面を有しており、カーボンブラシは断面形状が略四角形を成しており、筒体の凹部はカーボンブラシの断面の角部に対応して設けられている。これによって、カーボンブラシの先端部に冷却風を当たり易くして、カーボンブラシの温度上昇を低減するだけでなく、塵埃が堆積しやすい角部に凹部を有しているから、塵埃の堆積を抑制することができ、信頼性が高い電動送風機を提供することができる。
第4の発明は、第2の発明の構成に加えて、筒体は両方の端部が略四角形の開口断面を有しており、カーボンブラシは断面形状が略四角形を成しており、筒体の凹部はカーボンブラシの断面の辺部に対応して設けられている。これによって、カーボンブラシの先端部に冷却風がより強く当たり、カーボンブラシの温度上昇を低減することができ、信頼性が高い電動送風機を提供できるものである。
第5の発明は、第1の発明の構成に加えて、筒体の内面のうちの少なくとも1つの面に、前記筒体の長手方向に連なる凸部を形成している。これによって、カーボンブラシと筒体内面との間に一定のクリアランスを設けて空間を形成することができ、その空間内を冷却風が通過して、カーボンブラシ全体の温度上昇を低減することができると共に、摩耗粉が堆積してもカーボンブラシの摺動性を劣化させずにスパークを抑制することができ、信頼性が高い電動送風機を提供できるものである。
第6の発明は、塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室に連通するように接続された吸込部とを備え、前記吸込部から塵埃を取り込んで前記集塵室に導入する第1から第4の発明のいずれかの電動送風機を内蔵した電気掃除機であり、安価に信頼性が高い電気掃除機を実現できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の第1の実施の形態について図1から図2を用いて説明する。なお従来例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図1は本実施の形態における電気掃除機用の電動送風機を示す要部断面図であり、図2は電動送風機のブラシホルダーユニットを示す斜視図である。
電動送風機1のブラシホルダーユニット15は、図7に示される従来例と同様に、電動機31のハウジング11に保持器13を介し取り付けられている。
そして、図1に示すように、ブラシホルダーユニット15は、両方の端部が開放状態になった筒状の筒体45と、筒体45の一方の端部を塞ぐ蓋体16とで構成されたホルダー40と、ホルダー40内に収納され内面を摺動するカーボンブラシ26と、カーボンブラシ26の一端と蓋体16とを電気的に接続する導電線17と、蓋体16とカーボンブラシ26の間に挿入されるコイルバネ(弾性部材)18とによって構成される。
筒体45は、真鍮などの導電性金属の板をプレスで型抜きした後、折り曲げ・カシメなどの加工工程を経て成形され、外形が略直方体で内部が空洞であり両端が開放された状態の筒状に仕上げられている。
図2に示すように、ホルダー40を成す筒体45の整流子9側の端部は、開口断面が略四角形であり、具体的には略正方形であっても良いし、略長方形であっても良いし、それらの類似形であっても良い。そして、その筒体45の4つの角部は、整流子9の角部に対応して反整流子側に向けて欠落して凹んだ凹部を有している。従って、ホルダー40内部に設けられたカーボンブラシ26の整流子9側の先端部は、その角部がその他の部分(辺部)と比べ露出している格好となる。
上記構成において、動作を説明する。
電動送風機1はカーボンブラシ26から整流子9を通じて電機子巻線8に通電される。そして、界磁巻線4で生成される磁界と、電機子巻線8の磁界との作用によりロータ5の回転位置が移動する。ロータ5の回転位置が移動しても、整流子9とカーボンブラシ26が常に接触するように構成されているため、電機子巻線8への通電は継続され、ロータ5の回転が継続するように電動機31は動作する。この動作に連動してファン部32が動作し、シャフト6に連結されたインペラ35の回転によって冷却風が発生され、その冷却風はエアガイド36を通じてハウジング11内に導入され、整流子9とカーボンブラシ26との摩擦で発生する熱を冷却する。
ホルダー40は、整流子9側の先端部の角部が欠落しているので、カーボンブラシ26の先端に多くの冷却風が当たることになり、カーボンブラシ26の先端部と整流子9との摩擦による発熱をより多く放熱して、カーボンブラシ26の先端部の温度上昇を低減することができる。また、飛散する摩耗粉が溜まりやすい略四角形のホルダー40の端部が欠落しているため、飛散する摩耗粉がホルダー40内面に堆積することも抑制することができる。
このように本実施の形態によれば、ホルダー40の整流子9側の端部に凹部を設けることにより、カーボンブラシ26の先端部に冷却風をより多く当てることができ、カーボンブラシ26の先端部の温度上昇は低減される。また、飛散する摩耗粉が溜まりやすい略四角形のホルダー40の端部を欠落させているため、ホルダー40内面に摩耗粉が堆積することを抑制し、カーボンブラシ26が摺動できなくなることを防止し、スパークの発生を抑制することができる、信頼性が高い電動送風機を実現できる。
なお、上述した第1の実施の形態では、ホルダー40の整流子9側の端部に在る凹部は形状を特定するものではないが、その凹部は整流子側に向かってV字状に幅広くすると、放熱効果をより大きく発揮させることができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の第2の実施の形態について図3を用いて説明する。なお従来例および第1の実施の形態と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図3は本実施の形態の電動送風機のブラシホルダーユニットを示す斜視図である。
図3に示すように、ホルダー40を成す筒体45の整流子9側の端部は、開口断面が略四角形であり、具体的には略正方形であっても良いし、略長方形であっても良いし、それらの類似形であっても良い。そして、その四角形の4つの辺部は、整流子9の辺部に対応して反整流子側に向けて欠落して凹んだ凹部を有している。従って、ホルダー40内部に設けられたカーボンブラシ26の整流子9側の先端部は、その側面の中央部が他の部分(角部)と比べ露出している格好となる。
上記構成において、動作を説明する。
電動送風機1は、カーボンブラシ26から整流子9を通じて電機子巻線8に通電されると、整流子9を装備したロータ5が回転され、それに連動したファン部32のインペラ35を回転させて冷却風を発生させる。そして、ロータ5の回転によって整流子9の位置が変動したとしても、カーボンブラシ26は回転する整流子9に対し摺動しながら電機子巻線8への電力供給を継続する。
エアガイド36を介してハウジング11内に導入された冷却風は、ロータ5の回転方向に沿って吹き付ける風流をなす。その一方で、ホルダー40の凹部が整流子9側の開口の辺部に設けられているため、冷却風がカーボンブラシ26の側面に対して垂直に近い角度で吹付けられ、冷却風の風当たりを強くすることができ、カーボンブラシ26の先端部と整流子9との摩擦による発熱をより多く放熱して、カーボンブラシ26の先端部の温度上昇をより低減することができる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の第3の実施の形態について図4および図5を用いて説明する。なお従来例および第1、第2の実施の形態と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図4は本実施の形態のブラシホルダーの断面図、図5はその斜視図である。
図4に示すように、ホルダー40の筒体45の内面の少なくとも一面には、筒体45を成形する際に同時に形成される凸部50が、ホルダー40の長手方向全体にわたり形成される。凸部50の列はホルダー40の内面の一面に対して複数個形成される。ホルダー40内に設けられるカーボンブラシ26は、ホルダー40内面に形成されている凸部50の頂点と接しながらホルダー40内部を摺動する。
上記構成において、動作を説明する。
カーボンブラシ26が内面に凸部50を有したホルダー40の中に収納されるため、 ホルダー40の内面とカーボンブラシ26との間には凸部50の高さ分のクリアランスが生じて、このクリアランス部分の空間に冷却風が流れ込むことになる。従って、より広い表面積でカーボンブラシ26を冷却風で冷却することができ、カーボンブラシ26と整流子9の摩擦で生じる熱を放熱して、カーボンブラシ26や整流子9の温度上昇を抑制することができる。
また、整流子9を含むロータ5の回転を継続すると、カーボンブラシ26の先端部が摩耗し、その摩耗粉が周囲を流れる空気(冷却風)の流れに乗ってクリアランス部分の空間に流れ込むことになる。しかし、摩耗粉より十分大きなクリアランス部分の空間が摩耗粉の移動の自由度を拡大することから、磨耗粉がホルダー40の内面とカーボンブラシ26との間の空間に流入するだけでなく、逆にその空間から流出する作用を持たせることも可能であり、クリアランス部分の空間に堆積する磨耗粉の堆積量を増大させずに、カーボンブラシ26を冷却する作用を維持することができる。そのため、ホルダー40内に収納されたカーボンブラシ26の摺動性を妨げることはなく、スパークの発生を防止するので、より信頼性が高い電動送風機が実現できる。
なお、第3の実施の形態は、上述した記実施の形態1または2と合わせて実施することでより大きな効果が得られることはいうまでもない。
(実施の形態4)
以下に、本発明の第4の実施の形態について図6を用いて説明する。
図6は、電気掃除機の一例の全体構成を示す斜視図であり、第4の実施の形態である電気掃除機は、上述した第1〜第3の実施形態の電動送風機を用いたものである。
図6に示すように、電気掃除機は、その本体には少なくとも集塵室61と電動送風機1とを内蔵しており、塵埃を取り込むための吸込部62は、接続パイプやホース等によってその集塵室61に連通するように接続されている。そして、電動送風機1は、吸気風を発生するために用いられ、吸込部62から塵埃を取り込んで集塵室61に導入する働きを行っている。
なお、上述した第4の実施の形態は、一般的に多用される一例を示したものであり、電気掃除機の本体を、集塵室61および電動送風機1だけでなく、吸込部62をも含めて一体的に構成してもよい。
以上のように、本発明にかかる電動送風機は、信頼性を向上することができるので、電気掃除機や、その他家庭用電化機器、産業機器等の用途にも幅広く適用できる有用なものである。
本発明の第1の実施の形態である電動送風機の要部断面図 同電動送風機のブラシホルダーの斜視図 第2の実施の形態である電動送風機のブラシホルダーの斜視図 第3の実施の形態である電動送風機のブラシホルダーの斜視図 第3の実施の形態である電動送風機のブラシホルダーの断面図 第4の実施の形態である電気掃除機の全体構成を示す斜視図 従来の電動送風機の要部断面図 同電動送風機の要部拡大断面図
符号の説明
9 整流子
11 ハウジング
13 保持器
14 ビス
15 ブラシホルダーユニット
16 蓋体
17 導電線
18 コイルバネ
26 カーボンブラシ
40 ホルダー
45 筒体

Claims (6)

  1. 開口された端部を両端に有す筒体と、前記筒体の一方の端部を閉塞する蓋体と、収納された前記筒体内で摺動可能なカーボンブラシと、前記カーボンブラシと前記蓋体の間に設けられ前記カーボンブラシを反蓋体の方向へ付勢して整流子と接触させる弾性部材とで構成されたブラシホルダーユニットを有し、
    前記筒体の他方の端部が反整流子側に凹んだ形状を成している電動送風機。
  2. 前記の凹んだ形状を成す前記筒体の凹部は、整流子側に向かって幅広くなっている請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記筒体は、両方の端部が略四角形の開口断面を有しており、
    前記カーボンブラシは、断面形状が略四角形を成しており、
    前記筒体の凹部は、前記カーボンブラシの断面の角部に対応して設けられている請求項2に記載の電動送風機。
  4. 前記筒体は、両方の端部が略四角形の開口断面を有しており、
    前記カーボンブラシは、断面形状が略四角形を成しており、
    前記筒体の凹部は、前記カーボンブラシの断面の辺部に対応して設けられている請求項2に記載の電動送風機。
  5. 前記筒体の内面のうちの少なくとも1つの面に、前記筒体の長手方向に連なる凸部を形成している請求項1から4のいずれか1項に記載の電動送風機。
  6. 塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室に連通するように接続された吸込部とを備え、前記吸込部から塵埃を取り込んで前記集塵室に導入する上記請求項1から5のいずれか1項に記載の電動送風機を内蔵した電気掃除機。
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