JP2008181428A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メディア格納コンテンツに対応するコウハツデータの効率的かつ正確な管理構成を実現する。
【解決手段】情報記録媒体に格納されたコンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データをハードディスクなどのローカル記憶部に格納する構成において、記憶部に記録された後発データがどのメディア(情報記録媒体)やどのコンテンツに対応する後発データであるかを認識可能とした情報を格納した管理テーブルを生成して記憶部に記録し、管理テーブルの格納データに基づくリストを表示部に表示する。本構成により、後発データの選択的な削除、移動、バックアップ、再生などの処理を正確に効率的に行なうことが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、情報記録媒体に格納されたコンテンツに対応して後発的にサーバからダウンロードしたデータやユーザが生成したデータなどの後発データの効率的な管理を行なう情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
音楽等のオーディオデータ、映画等の画像データ、ゲームプログラム、各種アプリケーションプログラム等、様々なソフトウエアデータ(以下、これらをコンテンツ(Content)と呼ぶ)は、記録メディア、例えば、Blu−ray Disc(登録商標)、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)にデジタルデータとして格納することができる。特に、青色レーザを利用したBlu−ray Disc(登録商標)は、高密度記録可能なディスクであり大容量の映像コンテンツなどを高画質データとして記録することができる。
これら様々な情報記録媒体(記録メディア)にデジタルコンテンツが格納され、ユーザに提供される。ユーザは、所有するPC(Personal Computer)、ディスクプレーヤ等の再生装置においてコンテンツの再生、利用を行う。
音楽データ、画像データ等、多くのコンテンツは、一般的にその作成者あるいは販売者に頒布権等が保有されている。従って、これらのコンテンツの配布に際しては、一定の利用制限、すなわち、正規なユーザに対してのみ、コンテンツの利用を許諾し、許可のない複製等が行われないような制御、例えば暗号化処理等が行なわれる。
さらに、DVDなどのメディアに記録されたコンテンツに対応する付属データ、例えば映画コンテンツに対応する字幕データや吹き替えデータ、その他のコンテンツ対応のサービスデータ、例えば効果音や動画、静止画等の付属コンテンツをサーバからダウンロードしてPCなど再生機器のハードディスクなどの記憶手段に格納し、DVDなどのメディアに記録されたコンテンツに併せて再生するというコンテンツ利用システムについても提案されている。このようなコンテンツ利用システムについては、例えば特許文献1に開示されている。
このように、後発データをPCなどの再生装置の記憶手段、例えばハードディスクに格納する構成とした場合、時間の経過に従って再生装置が利用したDVDやBlu−ray Disc(登録商標)など様々なメディア格納コンテンツに対応する多くの後発データが記憶手段、例えばハードディスクに記憶されることになる。この結果、ユーザはPCなどの再生装置の記憶手段に格納されたデータが、どのメディアのどのコンテンツに対応する後発データであるのかが分からなくなってしまうという問題がある。
特開2003−140662号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、DVDやBlu−ray Disc(登録商標)などのメディア格納コンテンツに対応する後発データとしてサーバからダウンロードしたデータや、後発的にユーザが生成したデータをハードディスクなどの記憶手段に格納する構成において、後発データの対応するメディアやメディアコンテンツを容易に判別可能として、後発データの効率的な利用管理を実現する情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
情報処理装置であり、
メディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データを格納する記憶部と、
前記記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに関する管理情報を格納した管理テーブルを生成または更新して前記記憶部に記録する制御部を有し、
前記制御部は、
前記記憶部に記録される各後発データ各々について、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を前記管理テーブルに記録し、該管理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記管理テーブルに、前記記憶部における各後発データに対するパス情報と、各後発データに対応するメディア格納コンテンツの識別情報を記録し、前記記憶部管理メニューとして、前記メディア格納コンテンツの識別情報を表示部に表示する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記メディア格納コンテンツの識別情報には、後発データに対応するメディア格納コンテンツのタイトルまたは代表画サムネイルの少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記管理テーブルに、前記後発データに対応するメディア格納コンテンツに設定された組織識別子(Org−ID)、ディスク識別子(Disc−ID)の少なくともいずれかを記録する処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記管理テーブルに登録された後発データの記憶容量情報を表示部に表示する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記記憶部管理メニュー中に表示されたエントリに対するユーザによるエントリ指定情報および処理指定情報の入力に基づいて、指定されたエントリに対応する後発データに対して指定処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記指定処理は、後発データの削除処理、移動処理、バックアップ処理、再生処理のいずれかであり、制御部はユーザにより指定されたエントリに対応する後発データを指定処理情報に従って削除、または移動、またはバックアップ、または再生することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記記憶部に記録する後発データに関する説明情報である後発データ説明情報をメディアまたはサーバから取得して、記憶部に記録するとともに表示処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記後発データ説明情報は、後発データのタイトル、後発データの取得または生成または記録日時、後発データの取得価格、上記情報の少なくともいずれかの情報を含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記後発データ説明情報を、記憶部の後発データ格納データに対応するディレクトリ中の、各後発データに対応するメディア固有のディレクトリに設定して記録する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記後発データ説明情報に含まれるデータの少なくとも一部を前記管理テーブルに記録し、前記管理テーブルから後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報処理装置においてメディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データに対応する処理を実行する情報処理方法であり、
制御部が、記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を記録した管理テーブルの記録処理を実行するデータ記録ステップと、
前記制御部が、前記理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行するデータ表示ステップと、
を実行することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ記録ステップは、前記管理テーブルに、前記記憶部における各後発データに対するパス情報と、各後発データに対応するメディア格納コンテンツの識別情報を記録するステップであり、前記データ表示ステップは、前記記憶部管理メニューとして前記メディア格納コンテンツの識別情報を表示部に表示する処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記メディア格納コンテンツの識別情報には、後発データに対応するメディア格納コンテンツのタイトルまたは代表画サムネイルの少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ記録ステップは、前記管理テーブルに、前記後発データに対応するメディア格納コンテンツに設定された組織識別子(Org−ID)、ディスク識別子(Disc−ID)の少なくともいずれかを記録する処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ表示ステップは、前記管理テーブルに登録された後発データの記憶容量情報の表示処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記制御部が、前記記憶部管理メニュー中に表示されたエントリに対するユーザによるエントリ指定情報および処理指定情報の入力に基づいて、指定されたエントリに対応する後発データに対して指定処理を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記指定処理は、後発データの削除処理、移動処理、バックアップ処理、再生処理のいずれかであり、制御部はユーザにより指定されたエントリに対応する後発データを指定処理情報に従って削除、または移動、またはバックアップ、または再生することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記制御部が、前記記憶部に記録する後発データに関する説明情報である後発データ説明情報をメディアまたはサーバから取得して、記憶部に記録するとともに表示処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記後発データ説明情報は、後発データのタイトル、後発データの取得または生成または記録日時、後発データの取得価格、上記情報の少なくともいずれかの情報を含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、前記後発データ説明情報を、記憶部の後発データ格納データに対応するディレクトリ中の、各後発データに対応するメディア固有のディレクトリに設定して記録することを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記制御部は、前記後発データ説明情報に含まれるデータの少なくとも一部を前記管理テーブルに記録し、前記管理テーブルから後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報処理装置においてメディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データに対応する処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を記録した管理テーブルの記録処理を実行させるデータ記録ステップと、
前記制御部に、前記理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行させるデータ表示ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、DVD、CD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、情報記録媒体に格納されたコンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データをハードディスクなどのローカル記憶部に格納する構成において、記憶部に記録された後発データが、どのメディア(情報記録媒体)やどのコンテンツに対応する後発データであるかを認識可能とした情報を格納した管理テーブルを生成して記憶部に記録し、さらに管理テーブルの格納データに基づくリストを表示部に表示する構成としたので、後発データの選択的な削除、移動、バックアップ、再生などの処理を正確に効率的に行なうことが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
図1には、例えばDVDやBlu−ray Disc(登録商標)などの情報記録媒体200の再生処理を実行する例えばPCやメディア再生装置等の情報処理装置100を示している。情報処理装置100は、コンテンツ再生処理などを実行するCPUなどのプログラム実行機能を持つ制御部101、ハードディスク等によって構成されるデータ記憶部102、情報記録媒体200に対するデータ入出力を行なう記録媒体インタフェース103、プログラムの実行領域、パラメータ格納領域などに利用されるROM,RAMによって構成されるメモリ104、ネットワークを介した通信を実行する通信インタフェース105、コンテンツやコンテンツ情報表示を行なう表示部106有する。
情報処理装置100は、情報記録媒体200から記録媒体インタフェース103を介して情報記録媒体100に格納されたコンテンツを読み取り、コンテンツの再生処理などを行なう。これらの処理は制御部101の制御の下に行なわれる。情報記録媒体200は、例えば、コンテンツが予め記録されたROMメディア、あるいはユーザがサーバからダウンロードするなどの処理によって取得したコンテンツを記録したデータ書き込み可能なR型や、RE型などのメディアなど様々である。
情報処理装置100は、情報記録媒体200に格納されたコンテンツ再生に併せて利用可能なサプコンテンツ、例えば、情報記録媒体200に格納されたコンテンツが映画コンテンツである場合の字幕データや吹き替えデータ、その他、情報記録媒体200に格納されたメディア格納コンテンツに対応するサービスデータなどを、サーバ131,132を介して取得し、取得データを例えばハードディスク等によって構成されるデータ記憶部102に記憶する。また、情報記録媒体200に格納されたコンテンツがゲームプログラムである場合には、そのゲームの実行によって得られた得点情報、経過情報などの後発データをデータ記憶部102に記憶する。制御部101は、後発データの記録に際して、後発データに関する管理情報を格納した管理テーブルを生成または更新して記憶部102に記録する。制御部101は、記憶部102に記録される各後発データ各々について、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を管理テーブルに記録するとともに、管理テーブル記録情報に基づいて表示部106にデータ表示処理を実行する。これらの処理の詳細については後述する。
図2は、情報記録媒体(メディア)200に記録されたコンテンツに対応するディレクトリ構成と、コンテンツに対応して記録されているコンテンツ識別情報の構成およびその利用例について説明する図である。なお、図2に示すディレクトリ例は、Blu−ray Disc(登録商標)のROMメディアにおける格納コンテンツに対応するディレクトリ例であり、AACS(Advanced Access Content System)規格に従って設定されるディレクトリ例である。
AACS規定のディレクトリでは、BDMVディレクトリ201の下位ディレクトリとしてメタ(META)データディレクトリ202が設定され、さらに、メタ(META)データディレクトリ202の下位にディスクライブラリ(DL)ディレクトリ203が設定され、ディスクライブラリ(DL)ディレクトリ203の下位にコンテンツ識別情報ファイルが設定される。コンテンツ識別情報ファイルには例えば以下の情報が含まれる。
(a)コンテンツ(メディア)識別情報としてのコンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル[bdmt_eng.xml]204、
(b)コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイル[Image1.jpg]205、
XMLデータファイル204は、コンテンツ識別情報としてのコンテンツ名称、タイトル個別の名称などの情報をXML形式で記述したデータであり、サムネイル画像データファイル205は、コンテンツや個別のタイトルを代表する静止画、特徴のあるシーンの静止画を記録したデータである。なお、コンテンツ識別情報は、メディア(ディスクその他の記録媒体)識別情報としても利用可能である。
情報処理装置100は、情報記録媒体(メディア)200に記録されたコンテンツ識別情報を取得し、表示部106に表示する処理を行なう。図に示す表示部106の表示データ例はメディアに記録されたコンテンツ識別情報を利用した再生履歴情報の例である。情報処理装置100は、情報記録媒体200を利用してコンテンツ再生を実行した場合、再生コンテンツに対応して情報記録媒体200に記録されているコンテンツ識別情報(メディア識別情報)、すなわち、上述したXMLデータファイル204、サムネイル画像データファイル205を取得して、例えば再生日時情報とともにハードディスクなどの記憶部102に保持する。ユーザによる再生履歴情報の表示要求に基づいて、記憶部102に保持されたコンテンツ識別情報を取得して再生日時情報に基づくソート処理を行なって図2に示すような再生履歴情報を表示部106に表示する。
図2に示す再生履歴一覧中の上段のサムネイル画像251、タイトル252は、最も最近の再生対象コンテンツ(メディア)に対応するコンテンツ識別情報であり、最新の再生コンテンツを記録したメディアにコンテンツに対応して記録されていたXMLデータファイル、サムネイル画像データファイルを情報処理装置が読み出して記憶部102に格納していたデータが読み出されて生成、表示されたデータである。以下、再生順に、各コンテンツ対応のコンテンツ識別情報に基づくデータ表示が実行される。
本発明の情報処理装置においては、このメディアに記録されたコンテンツ識別情報(メディア識別情報)などを利用して情報処理装置100の記憶部102に格納された後発データの管理を実行する。先に説明したように、情報処理装置100は、情報記録媒体200の格納コンテンツに対応する後発データ、すなわち、サーバから取得する字幕データや、ユーザの生成したゲーム経過情報などの後発データが、ハードディスクなどの記憶部102に順次記録される。これらの後発データは、様々なメディアやメディア格納コンテンツに対応する後発データであり、何らかの管理を行なわないと、それぞれの後発データがどのコンテンツやメディアに対応するのかが分からなくなる。
本発明の情報処理装置100の実行する後発データ管理構成例について図3以下を参照して説明する。図3は、ハードディスクなどの記憶部102における後発データの管理構成を説明する図である。
情報処理装置は、様々なメディア(情報記録媒体)301,302に格納されたメディア格納コンテンツの再生を行なう。この再生に際してサーバから取得、あるいは情報処理装置において生成した後発データを記憶部102に記録する。図に示すディレクトリ320は、後発データ記録ディレクトリである。後発データは、対応するメディアごとにディレクトリが分けられて記録される。図に示す例では、
メディア(情報記録媒体)301は、組織ID(Org_id)=002,ディスクID(Disc_id)=123のメディアであり、このメディアに対応する後発データは、記憶部102のDirectory−A321以下に設定されたディスクID(Disc_id)=123対応のディレクトリに記録される。
メディア(情報記録媒体)302は、組織ID(Org_id)=XXX,ディスクID(Disc_id)=YYYであり、このメディアに対応する後発データは、記憶部102のDirectory−B323以下に設定されたディスクID(Disc_id)=YYY対応のディレクトリに記録される。
なお、組織ID(Org_id)はコンテンツ格納メディアに格納されたコンテンツの提供者やディスクの製造者を識別する情報であり、ディスクID(Disc_id)は、特定のコンテンツを格納したメディア(ディスク)を識別する識別子である。
なお、図に示す後発データ322,324は、それぞれメディア(情報記録媒体)301に対応する後発データ、メディア(情報記録媒体)302に対応する後発データを模式的に示しているものである。これらの後発データの各々、すなわち、
後発データ322は、記憶部102のDirectory−A321以下に記録され、
後発データ324は、記憶部102のDirectory−B323以下に記録される。
さらに、情報処理装置は、記憶部301にローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308を記録する。この管理テーブルに、先に図2を参照して説明したメディアに記録されたコンテンツ識別情報、すなわち、コンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル、コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイルを記録する。
図4にローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルの格納データ例を示す。図4に示す例は、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに以下のデータが記録された例である。
(1)パス情報
(2)組織ID(Org_id)
(3)ディスクID(Disc_id)
(4)コンテンツ(メディア)識別情報
図4は、これらのデータが格納された管理テーブルの構成例である。
パス情報は、ローカル記憶部、すなわち図3に示す記憶部102におけるディレクトリ320中の後発データの格納位置を示すパス情報である。
組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)は、各後発データに対応するコンテンツを格納したメディアから取得した識別情報である。
コンテンツ(メディア)識別情報は、先に図2を参照して説明したコンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル、コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイルであり、コンテンツを格納したメディアから読み取られた情報である。
情報処理装置は、記憶部に対して新たな後発データが記録される毎に、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308を更新する。すなわち、新たな後発データに対応するエントリを追加するテーブル更新処理を実行する。ユーザは、後発データの内容を確認する場合、この管理テーブルに記録された情報に基づくリストを表示部に表示することができる。リストには、例えば先に図2を参照して説明したように、コンテンツ(メディア)を識別することの可能なタイトルや代表画像が含まれる。例えば、ユーザは提示されるリストに基づいて、再生コンテンツを指定して再生を開始したり、あるいは削除する後発データを指定して削除するといった処理が可能となる。テーブルにはパス情報が対応付けられており、後発データに対するアクセスが可能な構成となっている。
なお、図4に示すローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルのデータ構成例は、一例であり、これらのデータ以外にも詳細情報、例えば後発データの取得(生成)日時情報、後発データの記憶容量、後発データに対応するコンテンツの説明情報、例えば、コンテンツ制作スタジオ名、コンテンツ名称、コンテンツジャンル、その他の後発データの説明情報を記録する構成としてもよい。他のテーブル例については後段でさらに説明する。また、組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)で管理されるローカルストレージの管理ディレクトリ領域よりも上の階層のディレクトリ情報についても、必要に応じて管理テーブルに保持しておく構成としてもよい。また、再生装置が複数のローカル記憶部を利用可能な構成においては、各記憶部に後発データを分散した記録を行っても一元的な管理を行うことを可能とするため、1つのコンテンツ対応の後発データの記録された記憶部識別情報とディレクトリ情報をパス情報として記録する構成とする。
なお、図3に示す記憶部のディレクトリ構成では、ディスレクトリ名として組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)を設定しているが、このようなディレクトリ構成とした場合には、管理テーブル中にはパス情報のみ記録し、組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)を記録しない構成としてもよい。
情報処理装置は、例えば図4に示すローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルのデータに基づいて、表示部に後発データのリストを表示することが可能である。表示データの一例を図5に示す。
図5に示す例は、記憶部102のローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータに基づいて表示部に表示される後発データのリストからなる表示データとしてのローカル記憶部(Local Storage)管理メニュー331の例である。図5に示す例では、後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる後発データ表示例を示している。これらは、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータから取得される。
ユーザは、この後発データのリストから、例えば1つの後発データエントリを選択し、ローカル記憶部(Local Storage)上に記録されている後発データがどのコンテンツ(メディア)に対応するデータであるかを確認した上で、特定のエントリを選択して必要な処理、例えば削除、移動、バックアップ、再生などの処理を実行することができる。例えば、不要なものを選択・削除することによって記憶部の記録可能容量を回復できる。
具体的な処理としては、まず、ステップS1において、ユーザがローカル記憶部(Local Storage)管理メニューからエントリ332を選択し、処理指定ボタン334から削除を選択して実行すると、Org_ID=YY、Disc_ID=BBに該当するディレクトリ333が消去され、ローカル記憶部(Local Storage)の容量を0.5GB回復させることができる。さらに、ステップS2において、Org_ID=YY、Disc_ID=BBに該当するディレクトリ333が消去された時点でローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308からも該当するエントリ332を削除する。
このように、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に後発データの対応するコンテンツ(メディア)情報を記録し、このテーブル格納情報に基づくリスト表示を実行することで、ユーザは容易にローカル記憶部(Local Storage)に記録された後発データのコンテンツ対応関係を把握するこが可能であり、不要な後発データの削除、あるいは再生指定を効率的に正確に行なうことが可能となる。また、不要な後発データの削除により限られた記憶部の記憶容量を無駄にすることなく効率的な利用を行なうことができる。
図6に示すフローチャートを参照して、情報処理装置においてローカル記憶部(Local Storage)に新たな後発データの記録を行なう際の処理シーケンスについて説明する。図6に示すフローに従った処理は情報処理装置の制御部の制御に基づいて実行される。
まず、ステップS101において、新たな後発データに対応する組織識別子(Org_ID)、ディスク識別子(Disc_ID)に対応したディレクトリをローカル記憶部(Local Storage)上に作成する。これらの識別子データは、後発データに対応するコンテンツを格納したメディアの記録データから取得する。あるいはサーバから取得する後発データに設定された情報を利用してもよい。
次に、ステップS102において、生成したディレクトリに、後発データを記録する。後発データは、先にも説明したように例えば映画コンテンツに対応する字幕データ、吹き替えデータ、その他のサブコンテンツや、ゲームコンテンツに対応する経過情報などであり、サーバから取得したデータ、あるいは情報処理装置における生成データのいずれかのデータである。
次に、ステップS103において、ディスク上にコンテンツに対応して記録されているコンテンツ識別情報、例えば、先に説明した以下の情報、
(a)コンテンツ(メディア)識別情報としてのコンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル[bdmt_eng.xml]204、
(b)コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイル[Image1.jpg]205、
これらのコンテンツ(メディア)識別情報をローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに登録する。
なお、ステップS102、S103の処理順は、入れ替わってもよく、また並列に実行してもよい。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、情報処理装置においてローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに基づくデータを表示して、特定の後発データを指定した処理、例えば削除処理、バックアップ処理、移動処理、後発データの再生処理などの後発データ指定処理を行なう際の処理シーケンスについて説明する。図7に示すフローに従った処理は情報処理装置の制御部の制御に基づいて実行される。例えば、コンテンツ再生中にローカル記憶部(Local Storage)の残容量が足りないと表示された場合など、ユーザがローカル記憶部(Local Storage)の残容量を増やしたい場合などに後発データを指定して削除するといった処理に際して行なわれる。
まず、ステップS201において、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに基づいて、ローカル記憶部管理メニューを表示する。具体的には、例えば、図5に示す後発データリスト、すなわち記憶部に記録された後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる後発データリストが表示される。表示に必要なデータはローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータから取得される。
次に、ステップS202において、ローカル記憶部(Local Storage)管理メニューに含まれるエントリに対するユーザ指定情報を入力し、ステップS203において、選択エントリに対する処理のユーザ指定情報(削除、バックアップ、移動、再生など)を入力する。次に、ステップS204において、選択エントリに対する指定処理(削除、バックアップ、移動、再生など)を実行する。
このように、本発明の情報処理装置では、メディアに記録されているコンテンツ識別情報を適用して後発データに対応するコンテンツ(メディア)を識別可能としたローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルを記憶部(Local Storage)に記録して、表示部に、後発データに関するリスト、すなわち、図5に示すようなコンテンツ(メディア)識別情報を表示する構成としたので、後発データがどのコンテンツ(メディア)に対応するかを確認した上で、後発データの削除、バックアップ、移動、再生などの処理を効率的にかつ正確に実行することが可能となる。
上述の実施例では、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルとして図4を参照して説明したデータ、すなわち、
(1)パス情報
(2)組織ID(Org_id)
(3)ディスクID(Disc_id)
(4)コンテンツ(メディア)識別情報
これらのデータを格納したローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルを利用した処理例として説明した。先にも簡単に説明したように、これらのデータ以外のコンテンツ関連情報を利用可能な構成としてもよい。以下、さらに詳細な後発データ説明情報をローカル記憶部(Local Storage)に格納して利用する処理例について説明する。
図8は、先に図3を参照して説明したと同様、ハードディスクなどの記憶部102における後発データの管理構成を説明する図である。先に説明したように、情報処理装置は、様々なメディア(情報記録媒体)301,302に格納されたメディア格納コンテンツの再生を行ない、再生に際してサーバから取得、あるいは情報処理装置において生成した後発データを記憶部102に記録する。図に示すディレクトリ410は、後発データ記録ディレクトリである。
図8に示すディレクトリ410では、先に説明した図3に示すディレクトリ320と異なり、各後発データに対応する後発データ説明情報421,422が設定されている。この後発データ説明情報は、例えばサーバから取得する後発データに付属するメタデータ、後発データの取得日時情報など、後発データに対応する属性情報、説明情報によって構成される。情報処理装置は、後発データの取得または生成毎に後発データ説明情報を後発データとあわせて記憶部102に記録する。記憶されるディレクトリは、組織ID(Org_id),ディスクIDによって区分された下位ディレクトリとなる。
この後発データ説明情報は、例えばサーバからの後発データの取得に際して、サーバから取得する構成としてもよいが、例えばコンテンツの記録されたメディアにコンテンツ属性情報を記録するメタデータフォーマットを利用して、タイトル単位の情報を説明する部分にタイトル単位でコンテンツ説明情報を記録しておき、情報処理装置が、このコンテンツ説明情報を後発データの記録時に取得して、図8に示すように、後発データ説明情報421,422のファイルを生成して記憶部に記録しディレクトリに設定する構成としてもよい。
あるいは、組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)ごとに後発データ管理を行う後発データ管理ファイル(マニフェストファイル)内に、後発データの説明情報を追加設定し、情報処理装置が、このコンテンツ説明情報を後発データの記録時に取得して、図8に示すように、後発データ説明情報421,422のファイルを生成して記憶部に記録しディレクトリに設定するという構成としてもよい。
なお、後発データ管理ファイル(マニフェストファイル)は、コンテンツを記録したメディアにコンテンツに対応付けて記録される後発データ管理用データファイルである。情報処理装置は、後発データをハードディスクなどのローカル記憶部に記録する際、マニフェストファイルを参照して、後発データの管理情報を取得する。このマニフェストファイルに後発データの説明情報を記録する構成として、後発データのローカルストレージに対する記録に際してこの説明情報を読み取り、図8に示すように、後発データ説明情報421,422のファイルを生成して記憶部に記録しディレクトリに設定する。
この後発データ説明情報を利用した後発データのリスト表示例を図9に示す。図9に示す例は、記憶部102のローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータと、さらに、各コンテンツ対応の後発データ対応のディレクトリに設定された後発データ説明情報421,422に基づいて表示部に表示される後発データのリストからなる表示データとしてのローカル記憶部(Local Storage)管理メニュー430の例である。図9に示す例では、図5を参照して説明したと同様のローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に基づいて生成される基本情報表示データ431、すなわち、
後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる表示データに加え、各コンテンツ対応の後発データ対応のディレクトリに設定された後発データ説明情報421に基づいて生成される後発データ説明情報表示データ432が示される。
図に示す例では、後発データ説明情報421に基づいて生成される表示データには、
*後発データのタイトル、
*後発データの取得または生成、記録日時、
*後発データの取得価格、
が含まれた後発データ説明情報の例を示している。
なお、図に示す後発データ説明情報表示データ432は一例であり、これらの他にもユーザが後発データの管理(削除や移動)を行うために有益な情報を含めることが可能である。なお、後発データ説明情報表示データ432の表示処理は、ユーザの要求に応じて実行する設定としてもよい。例えば、初期的には、後発データ説明情報表示データ432の表示を行なわず、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に基づいて生成される基本情報表示データ431の表示のみとして、ユーザが特定の後発データの詳細情報の表示要求を入力した場合に、後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行する構成としてもよい。
ユーザは、この後発データのリストから、例えば1つの後発データエントリを選択し、ローカル記憶部(Local Storage)上に記録されている後発データがどのコンテンツ(メディア)に対応するデータであるかを確認した上で、特定のエントリを選択して必要な処理、例えば削除、移動、バックアップ、再生などの処理を実行することができる。例えば、不要なものを選択・削除することによって記憶部の記録可能容量を回復できる。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、情報処理装置においてローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルおよび後発データ説明情報からなるローカル記憶部(Local Storage)管理メニューを表示して、特定の後発データを指定した処理、例えば削除処理、バックアップ処理、移動処理、後発データの再生処理などの後発データ指定処理を行なう際の処理シーケンスについて説明する。図10に示すフローに従った処理は情報処理装置の制御部の制御に基づいて実行される。例えば、コンテンツ再生中にローカル記憶部(Local Storage)の残容量が足りないと表示された場合など、ユーザがローカル記憶部(Local Storage)の残容量を増やしたい場合などに後発データを指定して削除するといった処理に際して行なわれる。
まず、ステップS301において、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに基づいて、ローカル記憶部管理メニューを表示する。具体的には、例えば、図5に示す後発データリスト、すなわち記憶部に記録された後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる後発データリストが表示される。表示に必要なデータはローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータから取得される。
次に、ステップS302において、特定の表示エントリに対応する説明情報の表示要求の入力に基づいて後発データ説明情報を取得して表示する。この表示処理は、図8、図9を参照して説明した後発データ説明情報421,422の各データ取得に基づく情報表示処理として実行される。
次に、ステップS303において、ローカル記憶部(Local Storage)管理メニューに含まれるエントリに対するユーザ指定情報を入力し、ステップS304において、選択エントリに対する処理のユーザ指定情報(削除、バックアップ、移動、再生など)を入力する。次に、ステップS305において、選択エントリに対する指定処理(削除、バックアップ、移動、再生など)を実行する。
このように、本実施例の情報処理装置では、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルのみならず、さらに詳細な後発データ対応の説明情報をユーザに提示可能な構成としたので、ユーザによる処理判断、例えば後発データの削除処理に際して、的確な判断を行なわせることが可能となる。
なお、上述した実施例では、後発データ説明情報は、図8、図9に示すように各後発データの対応ディレクトリに設定した構成としたが、これらの後発データ説明情報をローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに含ませる構成としてもよい。
ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに後発データ説明情報を含ませた構成とした場合のローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルのデータ構成例を図11に示す。図11に示す例では、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルには、
(1)パス情報
(2)組織ID(Org_id)
(3)ディスクID(Disc_id)
(4)コンテンツ(メディア)識別情報
(5)後発データ説明情報
これらのデータが格納される。
パス情報は、ローカル記憶部、すなわち図8に示す記憶部102におけるディレクトリ410中の後発データの格納位置を示すパス情報である。
組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)は、各後発データに対応するコンテンツを格納したメディアから取得した識別情報である。
コンテンツ(メディア)識別情報は、先に図2を参照して説明したコンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル、コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイルであり、コンテンツを格納したメディアから読み取られた情報である。
後発データ説明情報は、図9を参照して説明したように、例えば、
*後発データのタイトル、
*後発データの取得または生成、記録日時、
*後発データの取得価格、
これらの後発データに対応する説明情報である。
情報処理装置は、記憶部に対して新たな後発データが記録される毎に、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308を更新する。すなわち、新たな後発データの記録字には、後発データ説明情報についても、例えばコンテンツを格納したメディアに記録されたタイトル対応のメタデータ、あるいはマニフェストファイルなどから後発データ説明情報を取得して管理テーブルに記録する。あるいは後発データがサーバ取得データである場合は、サーバから受信する後発データに含まれる各種の説明情報を取得して記録する処理を行なう構成としてもよい。
後発データ説明情報をローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に記録し、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308の格納データに基づく後発データリストの表示例を図12に示す。
図12に示す例は、記憶部102のローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308のデータに基づいて表示部に表示される後発データのリストからなる表示データとしてのローカル記憶部(Local Storage)管理メニュー450の例である。図12に示す例では、基本情報表示データ451、後発データ説明情報表示データ452のすべてが、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に基づいて生成される表示データである。
すなわち、基本情報表示データ451には、後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる表示データが含まれ、後発データ説明情報表示データ452には、
*後発データのタイトル、
*後発データの取得または生成、記録日時、
*後発データの取得価格、
が含まれる。
なお、図に示す後発データ説明情報表示データ452は一例であり、これらの他にもユーザが後発データの管理(削除や移動など)を行うために有益な情報を含めることが可能である。なお、後発データ説明情報表示データ452の表示処理は、ユーザの要求に応じて実行する設定としてもよい。例えば、初期的には、後発データ説明情報表示データ452の表示を行なわず、基本的な基本情報表示データ451の表示のみとして、ユーザが特定の後発データの詳細情報の表示要求を入力した場合に、後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行する構成としてもよい。本構成例では、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル308に記録される1つのファイルに全ての情報が記録されており、詳細な情報の取得、表示を即座に実行することができる。
ユーザは、この後発データのリストから、例えば1つの後発データエントリを選択し、ローカル記憶部(Local Storage)上に記録されている後発データがどのコンテンツ(メディア)に対応するデータであるかを確認した上で、特定のエントリを選択して必要な処理、例えば削除、移動、バックアップ、再生などの処理を実行することができる。例えば、不要なものを選択・削除することによって記憶部の記録可能容量を回復できる。
次に、図13に示すフローチャートを参照して、情報処理装置においてローカル記憶部(Local Storage)に新たな後発データの記録を行なう際、後発データの記録に併せて後発データ説明情報、およびローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルの記録または更新を実行する処理シーケンスについて説明する。図13に示すフローに従った処理は情報処理装置の制御部の制御に基づいて実行される。
まず、ステップS401において、新規に組織識別子(Org_ID)、ディスク識別子(Disc_ID)に対応したディレクトリをローカル記憶部(Local Storage)上に作成するか否かを判定する。すでに作成済みである場合は、ステップS403に進み、新たに作成する場合はステップS402に進む。ステップS402では、組織識別子(Org_ID)、ディスク識別子(Disc_ID)に対応したディレクトリをローカル記憶部(Local Storage)上に作成する。これらの識別子データは、後発データに対応するコンテンツを格納したメディアの記録データから取得する。あるいはサーバから取得する後発データに設定された情報を利用してもよい。
ステップS403では、生成したディレクトリまたは生成済みのディレクトリに、後発データと後発データ説明情報を記録する。後発データは、先にも説明したように例えば映画コンテンツに対応する字幕データ、吹き替えデータ、その他のサブコンテンツや、ゲームコンテンツに対応する経過情報などであり、サーバから取得したデータ、あるいは情報処理装置における生成データのいずれかのデータである。また後発データ説明情報は、図9を参照して説明したように、例えば、
*後発データのタイトル、
*後発データの取得または生成、記録日時、
*後発データの取得価格、
これらの情報である。これらの後発データ説明情報は、例えばサーバからの後発データの取得に際してサーバから取得する。あるいは、コンテンツの記録されたメディアに記録された様々なデータ、例えば、タイトル単位のコンテンツ説明情報、あるいは、組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)ごとに後発データ管理を行う後発データ管理ファイル(マニフェストファイル)内から取得するといった処理のいずれかによって、後発データの記録を行なう情報処理装置によって取得される。
次に、ステップS404において、ディスク上にコンテンツに対応して記録されているコンテンツ識別情報、例えば、先に説明した以下の情報、
(a)コンテンツ(メディア)識別情報としてのコンテンツタイトルやコンテンツ説明情報からなるXMLデータファイル[bdmt_eng.xml]、
(b)コンテンツの代表画像に基づくサムネイル画像データファイル[Image1.jpg]、
これらのコンテンツ(メディア)識別情報をローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに登録する。
次に、ステップS405において、後発データ記録用ディレクトリに記録された後発データ説明情報から、ローカル記憶部(Local Storage)管理UIにおいて表示対象となる後発データ説明情報を選択してローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに登録する。各ディレクトリに設定される後発データ説明情報は、サーバあるいはメディアから取得した様々な情報が含まれるが、必ずしもこれらの全てをローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに登録することは必須でなく、先に図12を参照して説明した表示データ中に含める情報のみを各組織ID(Org_id)、ディスクID(Disc_id)ごとに設定されたディレクトリに登録された後発データ説明情報ファイル中から選択してローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに登録する。なお、これらの選択項目は、予め設定されたものを適用するか、あるいはユーザが任意に設定する構成としてもよい。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、情報処理装置においてローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに基づく基本データを表示し、さらに、ユーザ要求に応じてローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに含まれる後発データ説明情報の表示を実行して、特定の後発データを指定した処理、例えば削除処理、バックアップ処理、移動処理、後発データの再生処理などの後発データ指定処理を行なう際の処理シーケンスについて説明する。図14に示すフローに従った処理は情報処理装置の制御部の制御に基づいて実行される。例えば、コンテンツ再生中にローカル記憶部(Local Storage)の残容量が足りないと表示された場合など、ユーザがローカル記憶部(Local Storage)の残容量を増やしたい場合などに後発データを指定して削除するといった処理に際して行なわれる。
まず、ステップS501において、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルから基本情報(例えばメディア一覧情報のみ)を表示データとしたローカル記憶部(Local Storage)管理メニューを表示する。具体的には、例えば、図12に示す基本情報表示データ451からなるメニューであり、後発データの対応するコンテンツの制作者としてのスタジオID[Studio−A]、コンテンツ名称[Content AAA]、後発データの記録容量[20GB]からなる表示データである。
次に、ステップS502において、特定の表示エントリに対応する後発データ説明情報のユーザによる表示要求の入力に基づいて後発データ説明情報を管理テーブルから取得して表示する。例えば図12に示す後発データ説明情報表示データ452である、
*後発データのタイトル、
*後発データの取得または生成、記録日時、
*後発データの取得価格、
が含まれる。
次に、ステップS503において、表示データとしてのローカル記憶部(Local Storage)管理メニューに含まれるエントリに対するユーザ指定情報を入力し、ステップS504において、選択エントリに対する処理のユーザ指定情報(削除、バックアップ、移動、再生など)を入力する。次に、ステップS505において、選択エントリに対する指定処理(削除、バックアップ、移動、再生など)を実行する。
このように、本実施例の情報処理装置では、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルから基本情報をまず表示し、さらに、ユーザ要求に応じて管理テーブルから詳細な後発データ対応の説明情報を取得してユーザに提示可能な構成としたので、ユーザによる処理判断、例えば後発データの削除処理に際して、的確な判断を行なわせることが可能となる。
なお、上述した実施例では後発データに対する処理、例えば削除処理や移動処理は、ローカル記憶部(Local Storage)管理テーブルに記録されたエントリ単位、すなわち、組織ID(Org_id)とディスクID(Disc_id)によって規定されるエントリに対応する後発データ単位とした例を説明したが、処理単位は、さらに小さな単位に設定した処理を可能な構成としてもよい。
例えば、後発データ単位でのデータの管理(削除、バックアップ、移動)を可能にする方法としては、後発データ説明情報や、前述したマニフェストファイルに、同じ組織ID(Org_id)とディスクID(Disc_id)に含まれる後発データを処理単位に区分した区分後発データに関する詳細情報を記録する。この詳細情報に、各区分後発データのファイル名などのファイル識別子を記録し、これらの情報についてもローカル記憶部(Local Storage)管理テーブル、あるいは後発データ説明情報に記録してローカル記憶部(Local Storage)に記録する。ユーザはこの情報を表示部に提示して、各区分後発データのファイルを処理単位として設定して削除や移動処理を実行する。
具体的な処理としては、例えば、特定の組織ID(Org_id)とディスクID(Disc_id)に該当するメディア(ディスク)を挿入した場合、情報処理装置において、その組織ID(Org_id)とディスクID(Disc_id)に該当する後発データの記録ディレクトリ内を自由に読み書きできるアプリケーション(例えばJava(登録商標))を実行させて区分後発データ単位で削除や移動などを行う。アプリケーションは、後発データの記憶部に対する記憶処理に際してどのような構成での記録がなされるかの情報を保持した構成とする。このような構成とすることで、例えば特定の区分後発データを削除した場合でも、残存する後発データのみを適用した再生処理を例えば、メディア格納コンテンツとローカル記憶部格納コンテンツに基づいて設定されるVFS(バーチャル・ファイルシステム)の再構築により問題なく再生が可能となる。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例においては、情報記録媒体に格納されたコンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データをハードディスクなどのローカル記憶部に格納する構成において、記憶部に記録された後発データが、どのメディア(情報記録媒体)やどのコンテンツに対応する後発データであるかを認識可能とした情報を格納した管理テーブルを生成して記憶部に記録し、さらに管理テーブルの格納データに基づくリストを表示部に表示する構成としたので、後発データの選択的な削除、移動、バックアップ、再生などの処理を正確に効率的に行なうことが可能となる。
本発明の一実施例に係る情報処理装置の構成について説明する図である。 情報記録媒体の格納データおよび格納データに基づく情報表示例について説明する図である。 ローカル記憶部に記録される後発データおよびローカル記憶部管理テーブルについて説明する図である。 ローカル記憶部管理テーブルのデータ構成例について説明する図である。 ローカル記憶部に記録されるローカル記憶部管理テーブルに基づく表示データについて説明する図である。 ローカル記憶部に対するデータ記録シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 ローカル記憶部に記録されるローカル記憶部管理テーブルに基づくローカル記憶部管理メニューの表示処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 ローカル記憶部に記録される後発データ、ローカル記憶部管理テーブル、および後発データ説明情報の設定例について説明する図である。 ローカル記憶部に記録されるローカル記憶部管理テーブル、後発データ説明情報に基づく表示データについて説明する図である。 ローカル記憶部に記録されるローカル記憶部管理テーブル、後発データ説明情報に基づくローカル記憶部管理メニューの表示処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 後発データ説明情報を含むローカル記憶部管理テーブルのデータ構成例について説明する図である。 後発データ説明情報を含むローカル記憶部管理テーブルに基づくデータ表示例について説明する図である。 ローカル記憶部に対するデータ記録シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 ローカル記憶部に記録される後発データ説明情報を含むローカル記憶部管理テーブルに基づくローカル記憶部管理メニューの表示処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 制御部
102 記憶部
103 記録媒体IF
104 メモリ
105 通信IF
106 表示部
131,132 サーバ
200 情報記録媒体
201 BDMVディレクトリ
202 メタ(META)データディレクトリ
203 ディスクライブラリ(DL)ディレクトリ
204 XMLデータファイル
205 サムネイル画像データファイル
251 サムネイル画像
252 ディスク識別子(コンテンツタイトル)
301,302 情報記録媒体
308 ローカル記憶部tylテーブル
320 ディレクトリ
321 Directory−A
322 後発データ
323 Directory−B
324 後発データ
331 ローカル記憶部管理メニュー
332 エントリ
333 ディレクトリ
334 処理指定ボタン
421,422 後発データ説明情報
430 ローカル記憶部管理メニュー
431 基本情報表示データ
432 後発データ説明情報表示データ
450 ローカル記憶部管理メニュー
451 基本情報表示データ
452 後発データ説明情報表示データ

Claims (23)

  1. 情報処理装置であり、
    メディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データを格納する記憶部と、
    前記記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに関する管理情報を格納した管理テーブルを生成または更新して前記記憶部に記録する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記記憶部に記録される各後発データ各々について、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を前記管理テーブルに記録し、該管理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記管理テーブルに、前記記憶部における各後発データに対するパス情報と、各後発データに対応するメディア格納コンテンツの識別情報を記録し、前記記憶部管理メニューとして、前記メディア格納コンテンツの識別情報を表示部に表示する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記メディア格納コンテンツの識別情報には、後発データに対応するメディア格納コンテンツのタイトルまたは代表画サムネイルの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記管理テーブルに、前記後発データに対応するメディア格納コンテンツに設定された組織識別子(Org−ID)、ディスク識別子(Disc−ID)の少なくともいずれかを記録する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記管理テーブルに登録された後発データの記憶容量情報を表示部に表示する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記記憶部管理メニュー中に表示されたエントリに対するユーザによるエントリ指定情報および処理指定情報の入力に基づいて、指定されたエントリに対応する後発データに対して指定処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記指定処理は、後発データの削除処理、移動処理、バックアップ処理、再生処理のいずれかであり、制御部はユーザにより指定されたエントリに対応する後発データを指定処理情報に従って削除、または移動、またはバックアップ、または再生することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記記憶部に記録する後発データに関する説明情報である後発データ説明情報をメディアまたはサーバから取得して、記憶部に記録するとともに表示処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記後発データ説明情報は、
    後発データのタイトル、
    後発データの取得または生成または記録日時、
    後発データの取得価格、
    上記情報の少なくともいずれかの情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、
    前記後発データ説明情報を、記憶部の後発データ格納データに対応するディレクトリ中の、各後発データに対応するメディア固有のディレクトリに設定して記録する構成であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、
    前記後発データ説明情報に含まれるデータの少なくとも一部を前記管理テーブルに記録し、前記管理テーブルから後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置においてメディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データに対応する処理を実行する情報処理方法であり、
    制御部が、記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を記録した管理テーブルの記録処理を実行するデータ記録ステップと、
    前記制御部が、前記理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行するデータ表示ステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  13. 前記データ記録ステップは、
    前記管理テーブルに、前記記憶部における各後発データに対するパス情報と、各後発データに対応するメディア格納コンテンツの識別情報を記録するステップであり、
    前記データ表示ステップは、
    前記記憶部管理メニューとして前記メディア格納コンテンツの識別情報を表示部に表示する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記メディア格納コンテンツの識別情報には、後発データに対応するメディア格納コンテンツのタイトルまたは代表画サムネイルの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記データ記録ステップは、
    前記管理テーブルに、前記後発データに対応するメディア格納コンテンツに設定された組織識別子(Org−ID)、ディスク識別子(Disc−ID)の少なくともいずれかを記録する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  16. 前記データ表示ステップは、
    前記管理テーブルに登録された後発データの記憶容量情報の表示処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  17. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記制御部が、前記記憶部管理メニュー中に表示されたエントリに対するユーザによるエントリ指定情報および処理指定情報の入力に基づいて、指定されたエントリに対応する後発データに対して指定処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  18. 前記指定処理は、後発データの削除処理、移動処理、バックアップ処理、再生処理のいずれかであり、制御部はユーザにより指定されたエントリに対応する後発データを指定処理情報に従って削除、または移動、またはバックアップ、または再生することを特徴とする請求項17に記載の情報処理方法。
  19. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記制御部が、前記記憶部に記録する後発データに関する説明情報である後発データ説明情報をメディアまたはサーバから取得して、記憶部に記録するとともに表示処理を実行することを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  20. 前記後発データ説明情報は、
    後発データのタイトル、
    後発データの取得または生成または記録日時、
    後発データの取得価格、
    上記情報の少なくともいずれかの情報を含むことを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  21. 前記制御部は、前記後発データ説明情報を、記憶部の後発データ格納データに対応するディレクトリ中の、各後発データに対応するメディア固有のディレクトリに設定して記録することを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  22. 前記制御部は、前記後発データ説明情報に含まれるデータの少なくとも一部を前記管理テーブルに記録し、前記管理テーブルから後発データ説明情報を取得して表示する処理を実行することを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  23. 情報処理装置においてメディア格納コンテンツに対応するデータとして後発的に取得または生成した後発データに対応する処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    制御部に、記憶部に対する後発データの記録に際して、後発データに対応するメディア識別情報またはメディア格納コンテンツ識別情報を記録した管理テーブルの記録処理を実行させるデータ記録ステップと、
    前記制御部に、前記理テーブル記録情報に基づく記憶部管理メニューの表示処理を実行させるデータ表示ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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