JP2008181257A - 情報処理システム及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008181257A
JP2008181257A JP2007013131A JP2007013131A JP2008181257A JP 2008181257 A JP2008181257 A JP 2008181257A JP 2007013131 A JP2007013131 A JP 2007013131A JP 2007013131 A JP2007013131 A JP 2007013131A JP 2008181257 A JP2008181257 A JP 2008181257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
output device
image input
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007013131A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoe Azuma
基衞 東
Eiji Ishida
英次 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007013131A priority Critical patent/JP2008181257A/ja
Publication of JP2008181257A publication Critical patent/JP2008181257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】異なる言語環境において、画像を入力又は出力しようとする場合におけるユーザーの操作の困難さを解消することができるようにした情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムの画像情報記憶手段は、出力され得る画像情報又は入力された画像情報を記憶し、利用者情報記憶手段は、利用者の認証に関する情報及び該利用者の使用言語に関する情報を含む利用者情報を記憶し、利用者認証手段は、前記利用者の認証に関する情報に基づいて、利用者を認証し、画像入出力装置情報記憶手段は、画像入出力装置の使用言語に関する情報を記憶し、言語設定変更手段は、前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置の操作に関して表示する言語の設定を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
近年では、海外へ出張する際には、ノートPC(パーソナルコンピュータ)を持参し、ネットワークに接続して使用することが珍しい状況ではなくなっている。
しかしながら、このような状況において、使用言語が異なる場所、例えば海外のホテルのビジネスセンターやインターネットカフェに設置されているプリンタにおいて印刷を実行しようとしたり、スキャン(画像入力)を実行しようとしたりしても、プリンタ・スキャナ自体はユーザーが使用する言語に対応していないため、多大な労力がかかるという場合がある。具体的には、操作画面等に表示される言語が異なるために操作方法自体がわからなかったり、母国との時差によって印刷・スキャンの指示をした時刻の混乱が生じたり、通貨が異なるために利用料金がわかりにくかったり、ということが生じうる。
これらに関連する技術として、例えば、特許文献1の技術では、画像入力装置から入力された受信者宛の情報を受信者IDに関連付けて格納し、受信者が情報の出力要求を行ったとき、受信者の認証結果に基づき情報を出力装置へ転送する機能が提供されている。すなわち、特許文献1には、ネットワークを介して複数の画像入出力装置間で情報の送受信を行う際の処理を簡略化することを課題とし、あらかじめサービス利用者A及びCを登録してそれぞれに識別情報を付与し、サービス利用者Aが、送信サービス機器を用いてサービス利用者C宛の情報をサーバーにアップロードしたときに、該情報の送信に関するサービス情報として、送信サービス機器の識別情報とサービス利用者A及びCの識別情報とを格納し、サービス利用者Cに情報が送信されることを通知し、サービス利用者Cが受信サービス機器を用いて情報の出力を要求したときに、受信サービス機器に情報を転送し、情報の転送に関する料金を算出し、サービス情報として、情報の出力先としての受信サービス機器の識別情報と、算出された料金の情報とを付加することが開示されている。
また、例えば、特許文献2に記載の技術では、コンビニエンスストア等において、ユーザー認証後に画像データをサーバーへ送信する機能が提供されている。すなわち、特許文献2には、ネットワーク接続可能な画像処理装置をコンビニエンスストア等の店舗に設置して、カメラ付き携帯電話等に記録した画像データを容易かつ信頼性の高い方法で保管することを課題とし、画像処理装置は、印刷装置を有する画像処理ユニット,該画像処理ユニットに接続された情報処理ユニットからなり、サーバー装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理ユニットは、ユーザーのID情報,指紋データ,顔写真データを含む会員登録情報を記憶した記憶装置,認証手段,アップロード手段を有し、ユーザーから指紋が入力された場合に該指紋データと、記憶装置の指紋データとを照合し、両者が一致した場合に前記指紋データに応じたID情報及び顔写真データを記憶装置から抽出して画面上に表示し、前記ユーザーのカメラ付き携帯電話等の機器に記録された画像データを前記サーバー装置のあらかじめ決められた保管領域にアップロードすることが開示されている。
特開2005−026815号公報 特開2005−020582号公報
本発明は、異なる言語環境において、画像を入力又は出力しようとする場合におけるユーザーの操作の困難さを解消することができるようにした情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[請求項1] 出力され得る画像情報又は入力された画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、
利用者の認証に関する情報及び該利用者の使用言語に関する情報を含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の認証に関する情報に基づいて、利用者を認証する利用者認証手段と、
画像を入力又は出力する画像入出力装置の使用言語に関する情報を記憶する画像入出力装置情報記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置の操作に関して表示する言語の設定を変更する言語設定変更手段
を具備することを特徴とする情報処理システム。
[請求項2] 前記利用者情報記憶手段は、利用者の使用地域に関する情報をも記憶し、
前記画像入出力装置情報記憶手段は、画像入出力装置の設置地域に関する情報をも記憶し、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報に基づいて、時差を計算する時差計算手段と、
前記時差計算手段によって計算された時差に基づいて、前記画像入出力装置が入力又は出力する画像に関する画像情報を提示する場合に、前記利用者の使用地域に応じた時刻を表示する時刻表示手段
を具備することを特徴とする[請求項1]に記載の情報処理システム。
[請求項3] 通貨の換算に関する情報を記憶する通貨記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報、前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報及び前記通貨記憶手段に記憶されている通貨の換算に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置による画像の入力又は出力の場合に発生する利用料金を換算する通貨換算手段
を具備することを特徴とする[請求項1]又は[請求項2]に記載の情報処理システム。
[請求項4] 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置に該利用者の使用言語によって文字を入力する入力手段
を具備することを特徴とする[請求項1]、[請求項2]又は[請求項3]に記載の情報処理システム。
[請求項5] 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置の使用説明書を出力する使用説明書出力手段
を具備することを特徴とする[請求項1]、[請求項2]、[請求項3]又は[請求項4]に記載の情報処理システム。
[請求項6] コンピュータを、
出力され得る画像情報又は入力された画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、
利用者の認証に関する情報及び該利用者の使用言語に関する情報を含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の認証に関する情報に基づいて、利用者を認証する利用者認証手段と、
画像を入力又は出力する画像入出力装置の使用言語に関する情報を記憶する画像入出力装置情報記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置の操作に関して表示する言語の設定を変更する言語設定変更手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
[請求項7] 前記利用者情報記憶手段は、利用者の使用地域に関する情報をも記憶し、
前記画像入出力装置情報記憶手段は、画像入出力装置の設置地域に関する情報をも記憶し、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報に基づいて、時差を計算する時差計算手段と、
前記時差計算手段によって計算された時差に基づいて、前記画像入出力装置が入力又は出力する画像に関する画像情報を提示する場合に、前記利用者の使用地域に応じた時刻を表示する時刻表示手段
を具備することを特徴とする[請求項6]に記載の情報処理プログラム。
[請求項8] 通貨の換算に関する情報を記憶する通貨記憶手段と、
前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報、前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報及び前記通貨記憶手段に記憶されている通貨の換算に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置による画像の入力又は出力の場合に発生する利用料金を換算する通貨換算手段
を具備することを特徴とする[請求項6]又は[請求項7]に記載の情報処理プログラム。
[請求項9] 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置に該利用者の使用言語によって文字を入力する入力手段
を具備することを特徴とする[請求項6]、[請求項7]又は[請求項8]に記載の情報処理プログラム。
[請求項10] 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置の使用説明書を出力する使用説明書出力手段
を具備することを特徴とする[請求項6]、[請求項7]、[請求項8]又は[請求項9]に記載の情報処理プログラム。
請求項1に記載の情報処理システムによれば、異なる言語環境において、画像を入力又は出力しようとする場合におけるユーザーの操作の困難さを解消することができる。具体的には、異なる言語環境に設置された画像入出力装置の操作画面等に表示される言語を利用者の自国語とし、操作方法がわかりやすくなり、その画像入出力装置の利便性を高めることができる。
請求項2に記載の情報処理システムによれば、請求項1に記載の情報処理システムによる効果に加えて、異なる国・地域において、画像入出力装置を用いて画像の入力又は出力をしようとする場合における時差による時刻の混乱を解消する一助とすることができる。
請求項3に記載の情報処理システムによれば、請求項1又は2に記載の情報処理システムによる効果に加えて、通貨が異なる国・地域であっても、画像入出力装置を用いた場合の利用料金を把握しやすくなる。
請求項4に記載の情報処理システムによれば、請求項1、2又は3に記載の情報処理システムによる効果に加えて、異なる言語環境に設置された画像入出力装置を利用するにあたって、入力する言語を利用者の自国語とできるので、言語入力の利便性を高めることができる。
請求項5に記載の情報処理システムによれば、請求項1、2、3又は4に記載の情報処理システムによる効果に加えて、異なる言語環境に設置された画像入出力装置を利用するにあたって、利用者は自国語による使用説明書を得ることができるので、本構成を有していない場合に比較して、画像入出力装置の利便性がより一層向上する。
請求項6に記載の情報処理プログラムによれば、異なる言語環境において、画像を入力又は出力しようとする場合におけるユーザーの操作の困難さを解消することができる。具体的には、異なる言語環境に設置された画像入出力装置の操作画面等に表示される言語を利用者の自国語とし、操作方法がわかりやすくなり、その画像入出力装置の利便性を高めることができる。
請求項7に記載の情報処理プログラムによれば、請求項6に記載の情報処理プログラムによる効果に加えて、異なる国・地域において、画像入出力装置を用いて画像の入力又は出力をしようとする場合における時差による時刻の混乱を解消する一助とすることができる。
請求項8に記載の情報処理プログラムによれば、請求項6又は7に記載の情報処理プログラムによる効果に加えて、通貨が異なる国・地域であっても、画像入出力装置を用いた場合の利用料金を把握しやすくなる。
請求項9に記載の情報処理プログラムによれば、請求項6、7又は8に記載の情報処理プログラムによる効果に加えて、異なる言語環境に設置された画像入出力装置を利用するにあたって、入力する言語を利用者の自国語とできるので、言語入力の利便性を高めることができる。
請求項10に記載の情報処理プログラムによれば、請求項6、7、8又は9に記載の情報処理プログラムによる効果に加えて、異なる言語環境に設置された画像入出力装置を利用するにあたって、利用者は自国語による使用説明書を得ることができるので、本構成を有していない場合に比較して、画像入出力装置の利便性がより一層向上する。
以下、図面に基づき本発明を含む好適な一実施の形態を説明する。本実施の形態は、文書を印刷・スキャンする印刷・スキャンサーバーが、ネットワーク化された状態で世界中に存在する状況において、その印刷・スキャンサーバーを異なる言語、異なる地域において操作する場合の支援サービスを提供する装置に関するものである。
(装置の全体構成)
図1は、本実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
本実施の形態は、図1に示すように、印刷・スキャンサーバー6、通貨サーバー9、制御サーバー22を備え、これらを通信回線であるネットワーク23によって接続している。なお、印刷・スキャンサーバー6、通貨サーバー9、制御サーバー22の各サーバーは、独立して構成しているが、例えば通貨サーバー9と制御サーバー22とを組み合わせて1つのサーバーとしてもよく、その組み合わせは任意である。
印刷・スキャンサーバー6は、ネットワーク23に接続された複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している)であり、ユーザー認証モジュール1、印刷画像生成モジュール2、印刷モジュール3、印刷・スキャンサーバー制御モジュール4、スキャンモジュール5を有している。
ユーザー認証モジュール1は、ユーザーが印刷・スキャンサーバー6を利用するにあたって、そのユーザーの認証を実施する。印刷画像生成モジュール2は、印刷画像を生成する。印刷モジュール3は、印刷画像生成モジュール2が生成した印刷画像の印刷を実行する。スキャンモジュール5は、スキャン処理を実行する。印刷・スキャンサーバー制御モジュール4は、印刷処理及びスキャン処理を制御する。
通貨サーバー9は、ネットワーク23に接続された異なる地域・国における通貨の換算を行うサーバーであり、通貨DB7、通貨換算結果送信モジュール8を有している。
通貨DB7は、通貨の換算レート情報を記憶しているデータベースである。通貨換算結果送信モジュール8は、通貨DB7が記憶している通貨の換算レート情報をもとに通貨の換算計算を実施して結果を返送する。
制御サーバー22は、通貨サーバー9と連携し、印刷・スキャンサーバー6における多言語処理(操作画面をユーザーが普段使用している言語(自国語という)にカスタマイズする、印刷・スキャンサーバー6における画像入出力の時刻をユーザーの自国時間で表示、記憶等する、印刷・スキャンサーバー6への言語入力を自国語で行う、印刷・スキャンサーバー6の使用説明書を自国語で印刷する等)を支援し、カスタマイズ情報生成モジュール10、時差計算モジュール11、通貨換算モジュール12、多言語入力モジュール13、多言語マニュアル提供モジュール14、多言語マニュアルDB15、多言語処理制御モジュール16、コンテンツDB17、ユーザー管理モジュール18、ユーザー情報DB19、印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール20、印刷・スキャンサーバー情報DB21を有している。
多言語処理制御モジュール16は、印刷・スキャンサーバー6の多言語処理を支援するモジュールであり、制御サーバー22全体の処理を制御する。
カスタマイズ情報生成モジュール10は、印刷・スキャンサーバー6のユーザーインターフェースをユーザーの使用言語にあわせてカスタマイズするためのカスタマイズ情報を生成する。
時差計算モジュール11は、印刷・スキャンサーバー6が設置されている地域とユーザーが普段使用している地域の時差情報を計算する。
通貨換算モジュール12は、印刷・スキャンサーバー6が設置されている地域の通貨とユーザーが普段使用している地域の通貨との間の換算等を通貨サーバー9との通信によって計算する。
多言語入力モジュール13は、印刷・スキャンサーバー6で入力できない言語(文字)の入力処理を提供する。印刷・スキャンサーバー6で入力できない言語とは、印刷・スキャンサーバー6が単独で有している言語入力機能では対処できない言語のことをいう。例えば、米国に設置された印刷・スキャンサーバー6は、一般的には日本語入力機能を有していないが、その印刷・スキャンサーバー6においては、日本語が入力できない言語である。
多言語マニュアル提供モジュール14は、ユーザーの自国語と異なる言語で表示されたユーザーインターフェースを操作するためのヘルプマニュアル情報を生成する。
多言語マニュアルDB15は、多言語マニュアルを記憶する。
コンテンツDB17は、印刷するコンテンツ(文書)情報を記憶する。
ユーザー管理モジュール18は、ユーザー属性情報を管理する。
ユーザー情報DB19は、ユーザー管理モジュール18で管理するユーザー属性情報や使用言語情報、所属地域情報等を記憶する。
印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール20は、印刷・スキャンサーバー6に関する情報を管理する。
印刷・スキャンサーバー情報DB21は、印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール20で管理する印刷・スキャンサーバー6の使用言語情報、設置地域情報等を記憶する。
(設置イメージ)
図2は、本実施の形態を実現させた多言語印刷サービス装置の設置イメージを示したものである。
印刷・スキャンサーバー6は、インターネット(つまりネットワーク23にあたる)に接続された状態で、海外のインターネットカフェ等に設置されている。当然のことながら、図3に示すように、操作画面やボタン等は現地の言語で表示される。ユーザーはこの言語を使用することができなければ、操作は困難である。制御サーバー22及び通貨サーバー9は、インターネットに接続されたデータセンター等に設置されている。
以下、説明のため、印刷・スキャンサーバー6は、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビのインターネットカフェに設置されているものとする。UAEでの使用言語はアラビア語、日本との時差は5時間、使用通貨はディルハム(ダーラム)である。ここに、アラビア語を解さないユーザーが日本から出張で訪れている場面を想定する。ユーザーは、日本及びUAEにおいて印刷指示を出したコンテンツを印刷し、現地で入手した情報をスキャンして日本へ送付するというような操作を行うとする。
(印刷処理)
図4は、コンテンツ(文書)を印刷する処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザーは、ユーザー認証モジュール1によってユーザー認証を実施する。ここでは、図5に示すように、印刷・スキャンサーバー6に付属しているICカードリーダー501に、ICカード502をかざすことによって、ユーザー認証を実施する。この段階で、印刷・スキャンサーバー6は、ICカード502内のユーザーID情報を得ることになる(ステップS402)。
このユーザーID情報とユーザー認証を受け付けた印刷・スキャンサーバー6は、ユーザーID情報を、自分自身のサーバーID(印刷・スキャンサーバーID)とともに、制御サーバー22へ送付する(ステップS404)。
制御サーバー22は、ユーザー管理モジュール18が、ユーザーID情報をキーとしてユーザー情報DB19を検索し、ユーザーの各種属性情報を取り出す。
ユーザー情報DB19内のユーザー属性情報は、図6に示すような形態で記憶されている。つまり、ユーザー属性情報は、ユーザーを一意に識別できるユーザーID(図6では、U−0001)、姓、名、会社名、部署名、役職等から構成されている。
また、ユーザーごとの使用言語及び属する国・地域の情報は、図7に示すようにユーザーIDと関連付けられて記憶されている。つまり、ユーザーID、そのユーザーが普段使用している言語を一意に識別できる使用言語ID、その言語の説明、そのユーザーが普段用いている印刷・スキャンサーバー6の設置国、地域を一意に識別できる設置国・地域ID、その設置国、地域の説明から構成されている。
次に、送付されてきた印刷・スキャンサーバーIDから、印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール20が、印刷・スキャンサーバー情報DB21に、図8に示すような形態で記憶されている印刷・スキャンサーバー6の属性情報を取り出す。つまり、印刷・スキャンサーバー6を一意に識別できる印刷・スキャンサーバーID、その印刷・スキャンサーバー6が操作画面等に表示する言語を一意に識別できる使用言語ID、その使用言語の説明、その印刷・スキャンサーバー6が設置されている設置国、地域を一意に識別できる設置国・地域ID、その設置国、地域の説明から構成されている。
そして、制御サーバー22は、ユーザーIDと印刷・スキャンサーバーIDとから、ユーザーの使用言語と印刷・スキャンサーバー6の使用言語が一致するかどうかを判定する(ステップS406)。
一致する場合(多言語処理が不要の場合、ステップS406でNO)には、ステップS414以降の印刷処理を実施する。
一致しない場合(多言語処理が必要の場合、ステップS406でYES)には、カスタマイズ情報生成モジュール10が、印刷・スキャンサーバー6へダウンロードするためのカスタマイズ情報を生成する。このカスタマイズ情報は、単なるフォント情報やアイコン等のイメージ情報であったり、日本語を入力するためのフロント・エンド・プロセッサモジュール(FEP:Front‐End Processor)であってもよい(ステップS408)。
制御サーバー22は、そのカスタマイズ情報を印刷・スキャンサーバー6へ送付する(ステップS410)。
送付されてきたカスタマイズ情報を用いて、印刷・スキャンサーバー制御モジュール4が印刷・スキャンサーバー6をカスタマイズする(ステップS412)。このカスタマイズによって、印刷・スキャンサーバー6の操作画面には、アラビア語ではなく日本語による操作手順が表示されるようになり、印刷・スキャンサーバー6が文字入力できる場合には、日本語(仮名、漢字等の文字)を入力できるようにもなる。
次に、多言語処理制御モジュール16は、コンテンツDB17に図9に示すような形態で記憶されているコンテンツ(印刷指示情報)から、ユーザーIDが一致するものを取り出し、リスト化する(ステップS414)。コンテンツDB17には、あらかじめユーザーからの印刷指示情報を受け付けた結果が記憶されている。また、この印刷指示情報には、そのコンテンツを一意に識別できるコンテンツID、印刷指示を行ったユーザーを示すユーザーID、そして印刷指示が出された時刻情報も付与されている。なお、ここでは、あらかじめコンテンツの属性としてユーザーIDが付与されている場合で説明したが、ユーザーが使用しているPC等から、コンテンツごとに印刷指示が行われ、コンテンツDB17に印刷指示命令が記憶されるように構成してもよい。その場合の印刷指示とは、図10に示すような形態であり、コンテンツとコンテンツID、印刷指示の時刻情報、その印刷指示を行ったユーザーのユーザーIDからなっている。
そして、時差計算モジュール11が、印刷・スキャンサーバー6が設置されている国・地域情報、ユーザーが所属する国・地域情報、印刷可能コンテンツのリスト情報における印刷指示時刻情報の3つから、ユーザーが所属する国・地域の時刻情報と、印刷・スキャンサーバー6が設置されている国・地域の時刻情報とを計算する(ステップS416)。例えば、図9に示すコンテンツ情報においては、印刷指示時刻がグリニッジ標準時(GMT)によって記憶されている。これを日本の標準時と、UAEの標準時の両方に変換する。
次に、印刷に必要な料金を換算する。これは、通貨換算モジュール12が、各コンテンツの印刷料金を計算した後、通貨サーバー9に換算問い合わせを実施する。通貨サーバー9において通貨換算結果送信モジュール8が通貨DB7を検索して現時点での換算レートを計算し、換算結果を返送する(ステップS418)。例えば、UAEの通貨であるディルハムで1枚30ディルハムの印刷料金がかかると仮定する。通貨換算モジュール12は、30ディルハムが日本円でいくらになるのかを通貨サーバー9に問い合わせる。通貨サーバー9では、当日の換算レート、例えば1ディルハム=31円といった換算を実施し、30ディルハムは930円という結果を返す。
そして、この印刷可能コンテンツ、印刷指示時刻(UAE)、印刷指示時刻(日本)、印刷料金(ディルハム)、印刷料金(円)のリストが印刷・スキャンサーバー6へ送信される。そして、この結果を図11に示すように提示する(ステップS420)。つまり、ユーザーIDからユーザーの姓名を抽出し、日本語による操作説明を表示する。そして、文書名、送信時刻(現地(アブダビ)での時刻、ユーザーの自国(日本)での時刻)、料金(現地での通貨(ディルハム)、ユーザーの自国での通貨(円))を表示する。なお、一般に最終的な通貨換算レート及びそれに基づく利用料金は、代金請求時に計算されることが多いため、ここでは参考情報として表示されることが多いと想定される。また、通貨サーバー9を本システム内で持つ必要はなく、一般的にインターネットサービスとして公開されているサーバーを利用することも可能である。
ユーザーは、この中から必要な印刷コンテンツを選択し、印刷を指示する(ステップS422)。印刷・スキャンサーバー6はステップS412においてユーザーの使用言語である日本語にカスタマイズされているので、表示は全て日本語で行われる。また、印刷指示時刻もアブダビでの時刻と日本での時刻で表示されるので、UAEへ渡航前に日本で印刷指示をしたコンテンツを指示する場合には、非常に想起しやすい。また、アブダビでの時刻でも表示されるので、UAEへ渡航後に印刷指示したコンテンツも、いつ印刷指示を出したのかを簡単に把握することが可能である。
指示されたコンテンツのID情報は制御サーバー22へ送付され(ステップS424)、多言語処理制御モジュール16が、コンテンツIDが一致するコンテンツをコンテンツDB17から検索し、印刷・スキャンサーバー6へ返送する(ステップS426)。
そして、印刷・スキャンサーバー6の印刷・スキャンサーバー制御モジュール4は、このコンテンツを受け取り、印刷画像生成モジュール2が印刷画像として構成し、印刷モジュール3が印刷する(ステップS428)。図12は、指定したコンテンツが印刷された例である。
(スキャン処理)
図13は、コンテンツ(紙文書)をスキャンする処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザーは、ユーザー認証モジュール1によってユーザー認証を実施する。ここでは、図5に示すように、印刷・スキャンサーバー6に付属しているICカードリーダー501に、ICカード502をかざすことによって、ユーザー認証を実施する。この段階で、印刷・スキャンサーバー6は、ICカード502内のユーザーID情報を得ることになる(ステップS1302)。
このユーザーID情報とユーザー認証を受け付けた印刷・スキャンサーバー6は、ユーザーID情報を、自分自身のサーバーID(印刷・スキャンサーバーID)とともに、制御サーバー22へ送付する(ステップS1304)。
制御サーバー22は、ユーザー管理モジュール18が、ユーザーID情報をキーとしてユーザー情報DB19を検索し、ユーザーの各種属性情報を取り出す。
次に、送付されてきた印刷・スキャンサーバーIDから、印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール20が印刷・スキャンサーバー情報DB21を検索し、印刷・スキャンサーバーの各種属性情報を取り出す。
そして、制御サーバー22は、ユーザーIDと印刷・スキャンサーバーIDとから、ユーザーの使用言語と印刷・スキャンサーバー6の使用言語が一致するかどうかを判定する(ステップS1306)。
一致する場合(多言語処理が不要の場合、ステップS1306でNO)には、ステップS1314以降のスキャン処理を実施する。
一致しない場合(多言語処理が必要の場合、ステップS1306でYES)には、カスタマイズ情報生成モジュール10が、印刷・スキャンサーバー6へダウンロードするためのカスタマイズ情報を生成する(ステップS1308)。
制御サーバー22は、そのカスタマイズ情報を印刷・スキャンサーバー6へ送付する(ステップS1310)。
送付されてきたカスタマイズ情報を用いて、印刷・スキャンサーバー制御モジュール4が印刷・スキャンサーバー6をカスタマイズする(ステップS1312)。
このカスタマイズの内容が、ユーザーの言語入力を可能にするようなモジュール(例えば、日本語フロント・エンド・プロセッサ等)を含んでいれば(ステップS1314でYES)、ステップS1322へ移り、図14に示すように、スキャンした画像の文書名を入力する(ステップS1322)。つまり、操作手順が印刷・スキャンサーバー6の操作画面に日本語で表示され、スキャンした画像に文書名を入力できる画面を表示する。図14に示す例では、50音文字を表示し、漢字変換可能となっている。
ユーザーの言語入力を可能にするようなモジュールを含んでいなければ(ステップS1314でNO)、単なるカスタマイズのみでは日本語等を入力することができない。そこで、制御サーバー22の多言語入力モジュール13を呼び出す(ステップS1316)。図15は、多言語入力モジュール13を呼び出した場合の操作画面表示例である。図14に示した操作画面表示例との違いは、日本語入力・転送サービス表示領域(図15ではグレーの部分)が外部モジュールによって提供されている点である。
そして、この多言語入力モジュール13を用いて、ユーザーの操作によってスキャンした画像の文書名を入力する(ステップS1318)。ステップS1322と同様の処理である。
この文書名の入力結果は、ネットワーク23を経由して印刷・スキャンサーバー6へ送付され、文書名として使用される(ステップS1320)。
文書名が確定したので、コンテンツ(紙文書)をスキャンし(ステップS1324)、そのスキャン結果である画像は制御サーバー22のコンテンツDB17へ送付され(ステップS1326)、コンテンツDB17に記憶される(ステップS1328)。
(多言語ヘルプマニュアルの印刷処理)
図16は、多言語環境におけるヘルプマニュアル情報を印刷する処理を示すフローチャートである。この多言語ヘルプマニュアルは、印刷・スキャンサーバー6が簡単に多言語対応となるようカスタマイズできないような環境で、ユーザーが何とか操作を完遂するための補助情報を印刷する処理である。
まず、ユーザーは、ユーザー認証モジュール1によってユーザー認証を実施する。ここでは、図5に示すように、印刷・スキャンサーバー6に付属しているICカードリーダー501に、ICカード502をかざすことによって、ユーザー認証を実施する。この段階で、印刷・スキャンサーバー6は、ICカード502内のユーザーID情報を得ることになる(ステップS1602)。
このユーザーID情報とユーザー認証を受け付けた印刷・スキャンサーバー6は、ユーザーID情報を、自分自身のサーバーID(印刷・スキャンサーバーID)とともに、制御サーバー22へ送付する(ステップS1604)。
そして、制御サーバー22は、ユーザーIDと印刷・スキャンサーバーIDとから、ユーザーの使用言語と印刷・スキャンサーバー6の使用言語が一致するかどうかを判定する(ステップS1606)。
一致する場合(多言語処理が不要の場合、ステップS1606でNO)には、処理を終了する(ステップS1624)。
一致しない場合(多言語処理が必要の場合、ステップS1606でYES)には、多言語処理制御モジュール16が、多言語ヘルプマニュアルを印刷するためのボタンを表示するよう指示を送信する(ステップS1608)。
印刷・スキャンサーバー6は、ボタン表示指示を受信すると、多言語ヘルプマニュアルを印刷するためのボタンを表示する(ステップS1610)。例えば、図17は、多言語ヘルプマニュアルの印刷ボタンが表示されている例である。ユーザーインターフェース画面右下の「International Help Print」ボタンがこれにあたる。
ユーザーがこのボタンを押下すると(ステップS1612)、印刷・スキャンサーバー6の現在のステータス情報(例えば、「ステータスID=S−0234:処理機能選択画面表示中」等)を制御サーバー22へ送付する(ステップS1614)。
そして、印刷・スキャンサーバー6の使用言語情報、ユーザーの使用言語情報、印刷・スキャンサーバー6のステータス情報をキーとして、多言語マニュアルDB15に図18に示すような形態で記憶されているヘルプマニュアルから適切なヘルプマニュアル情報を検索する(ステップS1616)。つまり、多言語マニュアルDB15に記憶されているヘルプマニュアル情報は、ステータスを一意に識別できるステータスID、印刷・スキャンサーバー6の使用言語を示すサーバー言語ID、ユーザーの使用言語を示すユーザー言語IDが付されており、ユーザーの使用言語に合致したヘルプマニュアルであり、図18に示すように、現地の言語による表示とユーザーの自国語による表示を対比して表示し、その説明をユーザーの自国語によって記載したものである。また、ユーザーIDよりユーザーの姓名を得て、説明文に入れるようにしてもよい。このようなヘルプマニュアル情報は、あらかじめ他の言語で作成されたものを多言語マニュアルDB15が記憶するようにしてもよいし、現地の言語によって記載されたヘルプマニュアル情報をユーザーの自国語に翻訳するようにしてもよい。
そして、この検索結果であるヘルプマニュアル情報を、印刷・スキャンサーバー6へ送付する(ステップS1618)。
このヘルプマニュアル情報を受け取った印刷・スキャンサーバー制御モジュール4は、印刷画像生成モジュール2によって印刷画像を生成し、印刷モジュール3が図19に示すように印刷する(ステップS1620)。印刷されたヘルプマニュアルは、アラビア語の画面状態を示した図と、対応する日本語の画面が示され、スキャンサービスを起動するには、どのボタンを押せばよいかをガイドするものとなっている。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図20に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。ユーザー認証モジュール1、印刷画像生成モジュール2、印刷・スキャンサーバー制御モジュール4、カスタマイズ情報生成モジュール10、時差計算モジュール11、通貨換算モジュール12、多言語入力モジュール13、多言語マニュアル提供モジュール14等のプログラムを実行するCPU(マイクロプロセッサ)2001と、そのプログラムやデータを記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)2002と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM(リードオンリメモリ)2003と、補助記憶装置であるHD(ハードディスク)2004と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置2006と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置2005と、例えばネットワークを介して他の装置と通信を行うための通信回線インターフェース2007、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2008により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
なお、図20に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図20に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図20に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
前記実施の形態においては、図6〜図10、図18で示したデータ構造は、これらのデータ構造に限らず他のデータ構造であってもよい。例えば、テーブル構造のものはリンク構造等であってもよい。また、データ項目は、これらに図示したものに限られず、他のデータ項目を有していてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラム又はその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 制御サーバー、通貨サーバー、印刷・スキャンサーバーの設置例を示す説明図である。 印刷・スキャンサーバーの設置例と操作画面イメージ例を示す説明図である。 印刷処理例を示すフローチャートである。 印刷・スキャンサーバーでのユーザー認証の例を示す説明図である。 ユーザー情報DBに記憶されているユーザー属性情報のデータ構造例を示す説明図である。 ユーザー情報DBに記憶されているユーザーごとの仕様言語情報のデータ構造例を示す説明図である。 印刷・スキャンサーバー情報DBに記憶されているサーバーごとの言語処理能力情報のデータ構造例を示す説明図である。 コンテンツDBに記憶されているコンテンツのデータ構造例を示す説明図である。 印刷指示情報として送付されるコンテンツのデータ構造例を示す説明図である。 印刷対象文書のリストから印刷対象の文書を選択する例を示す説明図である。 印刷が実施された例を示す説明図である。 スキャン処理例を示すフローチャートである。 印刷・スキャンサーバーからスキャンする文書名を入力する例を示す説明図である。 制御サーバーによってスキャンする文書名を入力する例を示す説明図である。 多言語ヘルプマニュアルの印刷処理例を示すフローチャートである。 多言語ヘルプマニュアル印刷処理を起動した場合の画面例を示す説明図である。 多言語マニュアルDBに記憶されている多言語ヘルプマニュアルの例を示す説明図である。 多言語ヘルプマニュアルを印刷した例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…ユーザー認証モジュール
2…印刷画像生成モジュール
3…印刷モジュール
4…印刷・スキャンサーバー制御モジュール
5…スキャンモジュール
6…印刷・スキャンサーバー
7…通貨DB
8…通貨換算結果送信モジュール
9…通貨サーバー
10…カスタマイズ情報生成モジュール
11…時差計算モジュール
12…通貨換算モジュール
13…多言語入力モジュール
14…多言語マニュアル提供モジュール
15…多言語マニュアルDB
16…多言語処理制御モジュール
17…コンテンツDB
18…ユーザー管理モジュール
19…ユーザー情報DB
20…印刷・スキャンサーバー情報管理モジュール
21…印刷・スキャンサーバー情報DB
22…制御サーバー
23…ネットワーク

Claims (10)

  1. 出力され得る画像情報又は入力された画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、
    利用者の認証に関する情報及び該利用者の使用言語に関する情報を含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の認証に関する情報に基づいて、利用者を認証する利用者認証手段と、
    画像を入力又は出力する画像入出力装置の使用言語に関する情報を記憶する画像入出力装置情報記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置の操作に関して表示する言語の設定を変更する言語設定変更手段
    を具備することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記利用者情報記憶手段は、利用者の使用地域に関する情報をも記憶し、
    前記画像入出力装置情報記憶手段は、画像入出力装置の設置地域に関する情報をも記憶し、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報に基づいて、時差を計算する時差計算手段と、
    前記時差計算手段によって計算された時差に基づいて、前記画像入出力装置が入力又は出力する画像に関する画像情報を提示する場合に、前記利用者の使用地域に応じた時刻を表示する時刻表示手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 通貨の換算に関する情報を記憶する通貨記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報、前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報及び前記通貨記憶手段に記憶されている通貨の換算に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置による画像の入力又は出力の場合に発生する利用料金を換算する通貨換算手段
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置に該利用者の使用言語によって文字を入力する入力手段
    を具備することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報処理システム。
  5. 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置の使用説明書を出力する使用説明書出力手段
    を具備することを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の情報処理システム。
  6. コンピュータを、
    出力され得る画像情報又は入力された画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、
    利用者の認証に関する情報及び該利用者の使用言語に関する情報を含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の認証に関する情報に基づいて、利用者を認証する利用者認証手段と、
    画像を入力又は出力する画像入出力装置の使用言語に関する情報を記憶する画像入出力装置情報記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置の操作に関して表示する言語の設定を変更する言語設定変更手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  7. 前記利用者情報記憶手段は、利用者の使用地域に関する情報をも記憶し、
    前記画像入出力装置情報記憶手段は、画像入出力装置の設置地域に関する情報をも記憶し、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報に基づいて、時差を計算する時差計算手段と、
    前記時差計算手段によって計算された時差に基づいて、前記画像入出力装置が入力又は出力する画像に関する画像情報を提示する場合に、前記利用者の使用地域に応じた時刻を表示する時刻表示手段
    を具備することを特徴とする請求項6に記載の情報処理プログラム。
  8. 通貨の換算に関する情報を記憶する通貨記憶手段と、
    前記利用者情報記憶手段に記憶されている利用者の使用地域に関する情報、前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の設置地域に関する情報及び前記通貨記憶手段に記憶されている通貨の換算に関する情報に基づいて、前記画像入出力装置による画像の入力又は出力の場合に発生する利用料金を換算する通貨換算手段
    を具備することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報及び前記画像入出力装置情報記憶手段に記憶されている画像入出力装置の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置に該利用者の使用言語によって文字を入力する入力手段
    を具備することを特徴とする請求項6、7又は8に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記利用者情報記憶手段から抽出した前記利用者認証手段によって認証された利用者の使用言語に関する情報に基づいて、該画像入出力装置の使用説明書を出力する使用説明書出力手段
    を具備することを特徴とする請求項6、7、8又は9に記載の情報処理プログラム。
JP2007013131A 2007-01-23 2007-01-23 情報処理システム及び情報処理プログラム Pending JP2008181257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013131A JP2008181257A (ja) 2007-01-23 2007-01-23 情報処理システム及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013131A JP2008181257A (ja) 2007-01-23 2007-01-23 情報処理システム及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008181257A true JP2008181257A (ja) 2008-08-07

Family

ID=39725128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007013131A Pending JP2008181257A (ja) 2007-01-23 2007-01-23 情報処理システム及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008181257A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010204790A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 操作画面表示装置、画像形成装置および操作支援方法
JP2013175024A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Mitsubishi Electric Corp 画像出力装置および画像出力方法
JP2016177372A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、出力システム及び出力方法
JP2017167680A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、出力システム及び出力方法
CN108292198A (zh) * 2015-11-19 2018-07-17 株式会社理光 信息处理设备、设置方法和信息处理***
JP2020087347A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社リコー 音声操作システム、音声操作方法、及び音声操作プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010204790A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 操作画面表示装置、画像形成装置および操作支援方法
JP2013175024A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Mitsubishi Electric Corp 画像出力装置および画像出力方法
JP2016177372A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、出力システム及び出力方法
CN108292198A (zh) * 2015-11-19 2018-07-17 株式会社理光 信息处理设备、设置方法和信息处理***
JP2017167680A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、出力システム及び出力方法
JP2020087347A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社リコー 音声操作システム、音声操作方法、及び音声操作プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8009142B2 (en) Virtual keyboard system and control method thereof
US20240040050A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium for setting a naming rule for a file name
US7613678B2 (en) Data transmission device with address searching feature, data transmission method, and data transmission program
US9554017B2 (en) Generating a username based on user name and domain name obtained from print data attribute information
JP6202048B2 (ja) 画像処理システム、クラウドサーバー、画像処理装置及びプログラム
JP2009301185A (ja) 印刷システムおよび印刷システムの制御方法およびプログラム
US8427673B2 (en) System, device, method and recording medium for transmitting data under transmission conditions
JP5278921B2 (ja) スキャン管理システム、スキャン管理装置、その制御方法、及びプログラム
JP5207696B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、並びにプログラム
JP2008181257A (ja) 情報処理システム及び情報処理プログラム
JP4900931B2 (ja) 情報処理装置及び画像処理システムとその制御方法
JP2008097253A (ja) 画像処理システム、画像処理装置及びプログラム
JP4194597B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2008134769A (ja) ユーザ認証システム
JP5920833B2 (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、携帯端末、携帯端末の制御方法、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2008119906A (ja) 画像データ管理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP4650852B2 (ja) 画像形成装置および認証情報管理システム、認証情報管理方法、認証情報管理プログラム
JP4315252B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2008165567A (ja) 印刷システム、印刷管理サーバおよびその制御方法とプログラム
JP2007259307A (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP4264568B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP6583381B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、および画像形成方法
JP5467497B2 (ja) 情報検索システム、情報検索装置及びプログラム
JP2007036533A (ja) インターネットファクシミリ装置およびインターネットファクシミリシステム
JP2007206808A (ja) 印刷文書登録プログラム及び記録媒体