JP2008178111A - リモートコントローラ、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット、遠隔制御機器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータの決定方法、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ - Google Patents

リモートコントローラ、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット、遠隔制御機器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータの決定方法、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟にプログラムでき、様々な遠隔制御機器を遠隔制御するために用いることができるリモートコントローラを提供する。
【解決手段】リモートコントローラは、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを生成し、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信する。この要求メッセージを受信したリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットは、少なくとも1つのコンフィギュレーションデータを生成し、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージとしてりモートコントローラに返送する。この応答メッセージを受信したリモートコントローラは、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージから少なくとも1つのコンフィギュレーションデータを決定してメモリに記憶し、少なくとも1つのコンフィギュレーションデータに基づき設定を行う。
【選択図】図9

Description

発明の詳細な説明
本発明は、リモートコントローラ、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット、遠隔制御機器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器、リモートコントローラコンフィギュレーションデータの決定方法、リモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法、および遠隔制御機器を遠隔操作する方法に関するものである。
近年、柔軟にプログラムでき、様々な遠隔制御機器を遠隔制御するために用いることができるリモートコントローラが所望されている。なお、リモートコントローラにより遠隔制御可能となっている機器を遠隔制御機器と称する。
以下において、本発明の実施形態を図面に示し、詳細に説明する。なお図面では、同一の部材または類似する部材には、同一の参照符号を付すこととする。
図1は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラと、遠隔制御機器とを備えた通信システムを示す図である。
図2は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラの構成部材を示す図である。
図3は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラの平面図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器の構成部材を示す図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器の平面図である。
図6は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラコンフィギュレーションデータの決定方法を示すフローチャートである。
図7は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法を示すフローチャートである。
図8は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器を遠隔制御するための方法を示すフローチャートである。
図9は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラにて設定され、遠隔制御機器を遠隔操作するためのメッセージフローを示すメッセージフローチャートである。
図10は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラと遠隔制御機器とを備えた通信システムを示す図である。
図11は、本発明の他の一実施形態に係るリモートコントローラを示す図である。
図12は、本発明のさらに他の一実施形態に係るリモートコントローラを示す図である。
なお、本明細書では、「結ばれた」、「接続された」、および、「結合された」という用語を、直接的に結ばれた状態だけでなく間接的に結ばれている状態、すなわち、直接的または間接的な接続、あるいは直接的または間接的な結合を説明するものとして用いている。また、図面では、同一または類似する部材には、それが有効な限り、同一の参照符号を付している。
ところで、IR(赤外線)信号とRF(無線)信号とを同時に送信する、学習リモートコントローラが知られている。通常、上記RF(無線)信号は、上記IR信号と同じ情報を含むことができ、該情報を、壁を貫いて送信することができるという利点を有する。上記RF信号は、通常、付加的に設けられた中継機器により受信される。このような方法では、上記中継機器の視界内に制御対象となる機器、すなわち制御機器を設置する。上記中継機器は、無線を介して得られた情報をIR信号に変換し、上記制御機器をその視界内にて制御する。従って、このように構成されたリモートコントローラによって、例えば隣室にある等の理由により直接的には目に見えない制御機器を上記ユーザは制御することができる。
一般的に、学習リモートコントローラは、制御機器に適合している。つまり、より詳細には、上記リモートコントローラから送信される制御指示が、上記制御機器に適合するように選択されていることを示す。
このような場合、予め個々の制御指示が上記リモートコントローラ内に記憶されていてもよい。なお、このように制御指示が記憶されている場合、通常、機器の製造者、機器のクラス、および機器の種類の少なくとも1つを示す数字コードを、ユーザが手動で入力することにより、上記リモートコントローラに対して、上記制御指示としてどの制御メッセージを上記制御機器に用いるべきかを伝えることができる。
なお、上記個々の制御指示を逐次学習コントローラに送信するために、オリジナルのリモートコントローラを用いてもよい。そして、上記IR信号は、学習リモートコントローラ内のIRセンサにより読み取られ、キーが割り当てられ、その後の使用のために保存される。
多くの場合、学習リモートコントローラに対して、利用者により容易にプログラムできるようにするためのソフトウェアプログラムも送信されている。この場合、上記したように数字コードを入力したり、制御指示を手動で伝送したりすることよりも、操作が幾分容易となる。なぜならば、上記学習リモートコントローラを、例えば、シリアル通信インターフェースを介してパーソナルコンピュータ(PC)に接続し、新たな制御指示を、上記パーソナルコンピュータの内部のデータベース、または、インターネット上の外部のデータベースから読み出すことができるからである。この方法は、上記制御指示を後から更新する場合に特に好適である。
また、いくつかのリモートコントローラでは、ユーザが、該リモートコントローラの状態や、複数機能を有する制御機器の状態に依存することなく、独自の考えに基づいてキー割り当てをすることができるようになっている。そして、多くの場合、複数のコマンドを相互に関連させることもできる(いわゆるマクロ機能を実現するプログラミング)。
また、学習リモートコントローラでは、ソフトキーを用いることができる。これらソフトキーは、恒常的な使用に即して、様々な機能が割り当てられるキーである。「ソフト」という名称は、上記キーの機能が前もって明確に決まっておらず、動的に適合可能となっていることに由来する。学習リモートコントローラのソフトキーの機能割り当ては、通常、上記リモートコントローラの状態に応じて(すなわち、メニュー構造の選択をクリックした場合の進捗状態に応じて)変動する。多くの場合、ソフトキーと、ディスプレイまたは少なくとも1つの隣接するディスプレイの一部とが連携されており、その時々で上記ソフトキーに現在割り当てられている機能はどの機能かを、ユーザに示すことができる。この場合、この機能割り当ての表示は、通常、予め規定された表示対象(ピクトグラム、テキストモジュール(短縮記号)、これら2つを組み合わせたもの、ならびにこれらと同様なもの)を用いて行われる。
キーおよびソフトキーの機能割り当てでは、ユーザは、特別なコンピュータソフトウェアを用いて、それ自体が新しいピクトグラムをデザインするか、あるいは、予め規定された多数の表示対象から1つの特定のピクトグラムを選択して、特定のキーまたは特定のマクロ機能に集中的に割り当てることが可能になる。
ところで、ソニーエリクソン社製携帯無線機器は、いわゆるHIDコンフィギュレーションデータを利用することができる。HIDプロファイルは、Bluetooth(登録商標)アプリケーションプロファイル等を示す名称であり、HIDは、ヒューマンインターフェースデバイス(つまりマンマシンインターフェース)を示す。XMLデータおよび/または画像データを含むことが可能な上記HIDのコンフィギュレーションデータを用いて、ソニーエリクソン社製の携帯無線機器に以下の内容を伝えることができる。すなわち、特定のキーを押下することによって本来のキーボード割り当てとは異なるように、どのHID制御コマンドを送信すべきか伝えることができる。ソニーエリクソン社のいくつかの携帯無線機器では、このような方法により、キー割り当てを、所定時間、独自仕様とするように、(独自の方法により)変更することができる。例えば、上記画像データを用いて、選択された携帯無線機器のモニタ上において、この変更されたキー割り当てをユーザに示すことができる。HIDコンフィギュレーションデータは、(例えばEメールまたはMMS(マルチメディアメッセージングサービス)のような)通常の経路を介して、携帯無線機器に送信されるか、もしくは予めインストールされていてもよい。
Bluetooth技術(ad−hoc情報ネットワークにおける無線伝送技術の一例)の規格化を委託されている委員会Bluetooth SIGは、物理的な伝送方法およびプロトコル層に加えて、アプリケーションプロファイル(英語では「Bluetooth profiles」)を定義している。これは、異なる製造者によるBluetooth機器同士の連携を保証する必要があるためである。このようなアプリケーションプロファイルでは、規則、プロトコル、および、データフォーマットが、規定のアプリケーションシナリオ用に規定されている。多くの場合、1つのアプリケーションプロファイルは、全プロトコル層モデルを横断するものとして解される。つまり、各プロトコル層において、強制的にプロトコルの割合が定められるか、または、所定のプロトコル層用のアプリケーションプロファイルに固有のパラメータが定義されるからである。これによって、高度のインターオペラビリティが保証される。さらに、利用者は、アプリケーションプロファイルを用いることによって、2つまたはそれ以上の端末装置を手動で互いに同調させる必要がないという利点を有する。最も重要なアプリケーションプロファイルは、コネクション確立および認証のための基本的機能を有する汎用アクセスプロファイル(GAP:generic access profile)であり、該最も重要なアプリケーションプロファイルに、他の全アプリケーションプロファイルは基づいている。
ところで、従来のシステムでは、上記学習リモートコントローラが、制御機器に対して最適となるように適合するまで、該学習リモートコントローラとユーザとの間で高度な対話を行う必要がある。このため、リモートコントローラに関して、平均的な技術知識を有するユーザであっても、多くの場合、過度の労力を強いられることとなる。
さらに、数字コードを手動で入力する場合は、以下に示すようなさらなる問題点が加わる。すなわち、上記ユーザは、多数の数字コードを順番に手動で入力し、これを一つ一つ試すことが頻繁に必要となる点である。つまり、同一のクラス内の機器、または、同一製造者の機器グループ内の機器であっても、様々な機器がそれぞれ異なる数字コードを要求するからである。
また、上記HIDコンフィギュレーションデータを用いる方法では、所定のキーを押下した場合に、上記HID遠隔ステーションから携帯無線機器に対して、該HID遠隔ステーションが要求するHID制御コマンドがいずれであるのか伝えることができる場合のみ機能することができる。従って、携帯無線機器だけでなく、HID遠隔ステーションも、同一のHIDコンフィギュレーションデータを用いることに同意している必要がある。しかしながら、関係する機器間において、このような同意を取り決めておくことはできない。関係する機器のうちのいずれか一方(送信側または受信側)のみが、送信された制御コマンドの異なる割り当てに関する知識を有する場合、2つの機器が「ちぐはぐな」ためにエラーが生じる危険性がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102と遠隔制御機器(リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット)104とを備えた通信システム100を示す図である。
本発明の一実施形態では、リモートコントローラ102は、例えば1つの機器または構成部材である。そして、リモートコントローラ102は自身により制御するため、すなわち、例えば遠隔制御機器104のように、自身と同一のハウシング内に格納されていない機器を遠隔制御するために、制御信号または制御メッセージを生成する。リモートコントローラ102は、原則的には、任意の好適な通信接続(光学、有線、ワイヤレス、無線ベース、サウンドベース等)により、遠隔制御機器104と接続される。以下に詳細に説明する本発明の実施形態では、リモートコントローラ102および遠隔制御機器104は、Bluetooth無線通信接続によって互いに接続され、その通信規格に従って、データを交換するものとする。
本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器104は、例えば、リモートコントローラ102を用いて遠隔制御されることが可能な機器である。上記遠隔制御機器104は、リモートコントローラ102によって、例えば当該遠隔制御機器104において予め設定されている機能が選択され、実行される。あるいは、例えば遠隔制御機器104の操作状態が変更される。
以下において、さらに詳細に説明する。本発明の一実施形態では、リモートコントローラ102は、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を生成し、これをリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信する。上記生成ユニットは、本発明の一実施形態では、遠隔制御機器104に備えられている。また、本発明の一実施形態では、リモートコントローラ102の操作特性が含まれているリモートコントローラのコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106によって、1つまたは複数のリモートコントローラのコンフィギュレーションデータが要求される。
上記および下記に記載する、リモートコントローラ102および遠隔制御機器104の構成部材は、そのハードウェアとして、1つまたは複数の対応する電子回路を装備することで実現可能である。あるいは、ソフトウェアとして、1つまたは複数の対応するコンピュータプログラムを用いることで実現可能である。または、ハイブリッド型、すなわち任意の部分をハードウェアまたはソフトウェアによって実現することができる。
リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を受信すると、遠隔制御機器104は、遠隔制御機器104に設けられた、(以下にて詳述する)リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットを用いて、1つまたは複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータを生成する。上記1つまたは複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータは、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108として、リモートコントローラ102に返送される。
また、本発明の他の実施形態では、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットが、遠隔制御機器104自体に設けられていないことに留意されたい。この場合、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106は、遠隔制御機器104でなく、別の機器内に備えられたリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに直接送信されるか、または、遠隔制御機器104を介して該リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットを備える別の機器に転送される。場合によっては、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106は、遠隔制御機器104から別の機器へ転送される前に、例えば、遠隔制御機器104の識別特徴を補足するなど、修正されてもよい。また、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106は、第1のインターフェース(例えば、リモートコントローラ102と遠隔制御機器104との間)では無線で、第2のインターフェース(例えば、遠隔制御機器104と上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットを備える別の機器との間)では有線で伝送される。本実施形態では、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットは、(例えば、遠隔制御機器用に1つのコンフィギュレーションデータが記憶されたデータベース、または複数の様々な遠隔制御機器用に複数のコンフィギュレーションデータが記憶されたデータベースを用いて)、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106により指定された、すなわち特定の遠隔制御機器用に提供されたリモートコントローラコンフィギュレーションデータを、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106に含有されるリモートコントローラ102の操作特性から決定する。なお、上記操作特性については、以下において詳述する。この場合、生成された上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータは、例えば、1つまたは複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108により、リモートコントローラ102に同様に伝送される。遠隔制御機器104によって修正されたリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106については、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットは、該リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106から、1つまたは複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータを決定し、リモートコントローラ102と遠隔制御機器104とから成る一組の機器間にて同調させる。
また、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108を受信すると、リモートコントローラ102は、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108からの1つまたは複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータを決定して、この決定された1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ、またはこの決定された複数のリモートコントローラコンフィギュレーションデータをメモリに記憶する。
さらに、上記リモートコントローラ102は、少なくとも部分的に1つ、または複数の受信した上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき、自動的または半自動的(すなわちリモートコントローラ102の利用者による操作を含めることによって)に設定を行う。以下においてさらに詳細に説明する。
まず、遠隔制御機器104を遠隔操作するために、リモートコントローラ102は、対応する制御指示を含む制御信号および制御メッセージのうち少なくとも1つを生成する。そして、これらを、1つまたは複数のリモートコントロールメッセージ110として、遠隔制御機器104に送信する。
一方、遠隔制御機器104は、1つまたは複数の上記リモートコントロールメッセージ110を受信すると、上記制御信号または上記制御メッセージを検出し、そこに含まれる制御指示に従って動作する。
図2は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102の構成部材を示す図である。
本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102は、アンテナ202、送信器204、受信器206、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ生成ユニット208、リモートコントローラのコンフィギュレーションユニット210、およびメモリ214を備えてなる構成である。個々の構成部材202、204、206、208、210、および214は、単方向または双方向で通信されるように接続されており、例えばコンピュータバス216等を介して互いに結合されている。
リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ生成ユニット208、およびリモートコントローラコンフィギュレーションユニット210は、独立した別々の構成部材として形成されている。なお、本発明の他の一実施形態では、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ生成ユニット208、およびリモートコントローラコンフィギュレーションユニット210はともに、プログラマブルなプロセッサ、例えばマイクロプロセッサ212によって、これらと対応するコンピュータプログラム手順、すなわち選択したコンピュータプログラムにより実現することができる。
送信器204および受信器206のうちの少なくとも一方は、同一または異なる伝送技術を利用して信号を送信または受信するために備えられている。
例えば、送信器204および受信器206のうちの少なくともいずれか一方は、以下の伝送技術のうちの1以上の技術を利用して、信号を送信または受信することができる。
・赤外線信号(例えばIrDA(Infrared Data Association)による)を用いた光伝送技術。
・サウンドベースの伝送技術。
・無線ベースの伝送技術(例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)、3GPP(Third Generation Partnership Project)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、FOMA(登録商標)(Freedom of Mobile multimedia Access)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)、EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)、GPRS(General Packet Radio Service)のような携帯無線通信規格によるセルベースの携帯無線伝送技術や、Bluetoothワイヤレス通信技術および/またはウルトラワイドバンドのような近距離無線規格や、それに類するもの)。
また、この実施形態では、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を、例えば遠隔制御機器104が備える上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信するために、送信器204が備えられている。
また、この実施形態では、以下にさらに詳細に説明するような、少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信するために、受信器206が備えられている。
また、この実施形態では、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ生成ユニット208が、1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ(例えば106)を生成するために備えられている。なお、このリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106は、リモートコントローラ102の制御特性を含んでいる。
また、この実施形態において、上記リモートコントローラ102の制御特性とは、例えばリモートコントローラ102のハードウェアの特徴、リモートコントローラ102のソフトウェアの特徴に関する情報、リモートコントローラ102を利用するユーザの嗜好に関する情報、およびリモートコントローラ102の利用に関する履歴を示す情報などが挙げられる。なお、本発明の他の実施形態において、リモートコントローラ102による制御を特徴付ける他の特性を示す情報が含まれていてもよい。
また、この実施形態では、上記リモートコントローラ102の制御特性には、リモートコントローラ102が備える少なくとも1つの入力ユニットの特性、および/またはリモートコントローラ102の少なくとも1つの出力ユニットの特性についての情報も含まれている。
なお、本実施形態において、1つの入力ユニットは、複数の入力部を備えてなる構成であってもよい。この場合、1つの入力ユニットを構成する上記複数の入力部は、同一のタイプ(例えば1つのキーボードにおける複数のキー)で構成されてもよいし、異なるタイプ(キーとマイクロフォン)で構成されてもよい。この入力ユニットと同じことが、出力ユニットについても当てはまる。つまり、出力ユニットが備える出力部は、(例えば、1つの表示ユニットにおいて表示する複数画素、またはランプとスピーカーとの組み合わせなどによって実現できる。
また、本実施形態では、リモートコントローラ102が備える少なくとも1つの入力ユニットの上記特性として、少なくとも1つの入力ユニットの機能に関してプログラムできるかについての情報、および/または、少なくとも1つの入力ユニットの配置に関してプログラムできるかについての情報が含まれている。なお、上記入力ユニットの機能に関してプログラムできるかについての情報とは、上記入力ユニット(例えば、複数のキーを備えたキーボード)が有する1つの入力部(例えば1つのキー)により、該入力部に割り当てられた機能を指定することでその機能を変更することができるか否か、つまりプログラムできるか否かを示す情報が挙げられる。また、上記入力ユニットの配置に関してプログラムできるかについての情報とは、例えば、上記入力ユニットが備える1つの入力部をどの位置に配置することができるかを示す情報、あるいは(例えば、上記入力部がタッチセンサ式スクリーン上にあるソフトウェアベースのキーである場合)上記入力ユニットにて入力部がどの位置に配置されているかを示す情報が挙げられる。
また、本実施形態では、上記リモートコントローラが備えるハードウェアの特徴に関する情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでいる。
・機器の識別特徴(例えば、機器を区別する特徴)。
・プラグラマブル性を有さないキーの数とその配置(例えば明確に表記されたキーの数と配置)。
・プラグラマブル性を有するキーの数とその配置。
・ソフトウェアベースのキーの数とその配置。
・少なくとも1つの表示ユニットの数、特性、およびその配置。
・(例えばマクロ機能などのための)メモリにおける利用可能なメモリ領域(つまり利用可能なメモリ容量)。
・表示ユニット(例えばディスプレイ)またはタッチセンサ式表示ユニット(例えばタッチセンサ式ディスプレイ)の数、性質、および配置。
また、本実施形態では、リモートコントローラ102が有するソフトウェアの特徴に関する情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでいる。
・ソフトウェアの識別特徴(例えばコンピュータプログラムを区別する特徴)。
・画像要素(例えばピクトグラム)またはテキスト要素(例えばテキストモジュール)を表示するために、リモートコントローラ102によってサポートされているコードに関する情報。
・リモートコントローラ102によってサポートされているマクロ機能に関する情報。
・マクロ機能において最大限許容される相互に関連する度合い。
また、本実施形態では、上記リモートコントローラ102のユーザの嗜好に関する情報は、以下の情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでいる。
・ユーザにより好まれ使用される、少なくとも1つの入力ユニットのうちの1つの入力部に関する情報(実施形態では、操作が容易であるとしてユーザにより好まれ使用される入力部は、アップル社のiPod(登録商標)が備えるクリックホイール)。
・ユーザにより好まれ使用される、少なくとも1つの出力ユニットのうちの1つの出力部に関する情報(実施形態では、ユーザにより好まれ使用される出力部は、メニュー案内、すなわちLG電子社製の無線携帯電話のマンマシンインターフェース(HMI;Human Machine Interface))。
・ユーザにより使用が慣れているものの情報(パナソニック社製のカラーテーマ(Color Themes))。
なお、この実施形態において、マンマシンインターフェース(HMI)は、マンマシンシステムにおけるサブシステムのことを称す。上記サブシステムによって、ユーザは、ユーザーインターフェースを介してマシンを操作することができる。このマシンは、ユーザによる特定の要望に合わせて操作できるようになっている。またユーザは、上記HMIを介して、マシンの操作状態、配置状態を把握することができる。さらに、必要であればマシンにおいて実行されるプロセスへの介入が可能となる。上記した情報の利用は、例えば、信号ランプ、スピーカー、ディスプレイ用パネル、およびキーを有する制御盤を利用してハードウェア的に、または、例えば端末内で稼動する画像表示システムを利用してソフトウェア的に実現することができる。
また、本実施形態では、上記リモートコントローラ102の利用履歴を示す情報として、以下の情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでいる。
・リモートコントローラにおいて以前に設定された少なくとも1つのコンフィギュレーションに関する情報(例えば、ある実施形態では、直近にて設定された5つのキーボード割り当てとして、ヤマハ社製のHiFi機器が設定されているなど(この場合タイプIDは「HiFi機器」、製造者IDは「ヤマハ」となる))。
・少なくとも1つの入力ユニットが備える1つの入力部の使用頻度についての情報。
・少なくとも1つの出力ユニットが備える1つの出力部の使用頻度についての情報(例えば、ある実施形態では、ミュートキーが割り当てられたミュートスイッチが、8ヶ月前から使用されていないなど)。
また、本実施形態では、上記リモートコントローラ102が備える少なくとも1つの出力ユニットの特性についての情報として、以下の情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでいる。
・少なくとも1つの出力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報。
・少なくとも1つの出力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報。
上述した分類は、リモートコントローラ102のコンフィギュレーションの詳細(例えばキーボード割り当て)を取り決めるために用いることができるパラメータの典型的な例を示している。
上述した方法により以下の点を達成することができる。すなわち、携帯通信機器の形態として十分に存在し得るユニバーサルリモートコントローラ102の適合を自動的に実行する点である。すなわち、ユニバーサルリモートコントローラ102におけるキーに対する最適な機能割り当てや、(備えられている場合は)ディスプレイの最適な表示などを完全に自動的に実行する、つまり、関連する機器間で取り決める点である。従って、ユーザとリモートコントローラとの対話を最小限に抑制することができる。このような方法の場合、リモートコントローラ102として機能する機器(例えばキーボードが配置された機器)のハードウェアの特徴とソフトウェアの特徴とを考慮するだけでなく、付随的に、他の機器、該機器のクラス、および該機器の製造者などに関する、ユーザの実体験、信頼性、および嗜好性など、多数の「柔軟な」基準も考慮する構成としてもよい。
なお、本実施形態の効果としては、例えば以下の点を挙げることができる。
・ユニバーサルリモートコントローラ102を、制御機器104に完全に(あるいは部分的に)自動的に適合させることができる点。
・機能割り当てを取り決める方法において、大きな柔軟性を提供することができる点。
・プログラミングする際のリモートコントローラ102とユーザとの間の対話を最小限に抑制することができる点。
・ユーザの個人的な要求および嗜好に適合したリモートコントローラ102を、ユーザに提供することができる点。
・新しいBluetoothアプリケーションの開発において、Bluetooth SIGのメンバーの要求を満たすことができる点。
また、上記メモリ214には、以下にさらに詳細に説明するリモートコントローラコンフィギュレーションデータが記憶されている。このデータは、例えば上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットから伝送される。
上記リモートコントローラコンフィギュレーションユニット210は、リモートコントローラ102において、少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき設定を行うためのものである。例えば、上記リモートコントローラコンフィギュレーションユニット210は、リモートコントローラ102のキーを、機能および/またはその配置、あるいは構成に関してプログラムするために備えられている。
図3は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102の平面図である。
リモートコントローラ102は、本明細書においては、明確であるため詳細には記載していない通常の操作部材に加えて、1つまたは複数の表示ユニット302(例えばディスプレイ、例えばタッチセンサ式ディスプレイ(タッチスクリーン))、ならびに1つまたは複数のスピーカー304を出力ユニットとして有している。
さらに、リモートコントローラ102は、例えば、「0」、「1」、・・・、「9」などの複数の数字キー、および/または、例えば、所定のものとして、または可変のものとして予め決められている機能が割り当てられた、1以上の制御キーを有するキーボード306、ならびに入力ユニットとしての1つまたは複数のマイクロフォン308を備えている。
図4は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器104の構成部材を示す図である。
本実施形態によると、上記遠隔制御機器104は、アンテナ402およびリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404を備えてなる構成である。
本実施形態では、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404は、リモートコントローラの制御特性を含んでいる、少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを受信する受信器408と、受信された上記リモートコントローラの制御特性を考慮しながら、1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを生成する、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器410と、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータを、リモートコントローラに送信する送信器406とを備える。
なお、受信器408、送信器406、およびリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器410は、単方向または双方向の通信接続によって、例えばコンピュータバス412を介して互いに結合されている。
上記送信器406および受信器408のうちの少なくとも1つは、同一または異なる伝送技術によって、信号を送信または受信するためのものである。例えば、送信器406および受信器408のうちの少なくとも1つは、以下に示す1以上の伝送技術に基づき、信号を送信または受信することができる。
・赤外線信号を用いた光伝送技術(例えばIrDAによる(Infrared Data Association))。
・サウンドベースの伝送技術。
・無線ベースの伝送技術(例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)、3GPP(Third Generation Partnership Project)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、FOMA(登録商標)(Freedom of Mobile multimedia Access)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)、EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)、GPRS(General Packet Radio Service)のような携帯無線通信規格によるセルベースの携帯無線伝送技術や、Bluetoothワイヤレス通信技術および/またはウルトラワイドバンドのような近距離無線規格や、それに類するもの)。
本発明の一実施形態では、リモートコントローラコンフィギュレーションデータは、リモートコントローラ102において設定される、指示および構造情報のうちの少なくとも1つを含んでいる。上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータは、予め定められた独自仕様のフォーマットの形式とすることができる。しかしながら、他の一実施形態では、標準化されたフォーマット形式であってもよい。
本実施形態では、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータは、以下の形式(フォーマット)のうちの少なくとも1つによって符号化され、記述される。
・拡張マークアップ言語(XML)。
・ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)。
・Java(登録商標)コンピュータプログラムコード。
さらに、遠隔制御器104は、制御指示を実行するための制御ユニット414を備えている。上記制御指示は、遠隔制御器104の利用者によって、例えば、以下に記載する、遠隔制御器104の入力ユニットを用いて、部分的に入力されるか、またはリモートコントローラ102から遠隔制御器104に伝送される。制御ユニット414は、同様に遠隔制御器104に備えられており、所望の(場合によってはリモートコントローラ102によって入力された)機能を実行するための、アクチュエータおよびセンサのうちの少なくとも1つを制御する。なお、アクチュエータ「Aktoren」は、その英語表現が「actuator」であるために、多くの場合「Aktuatoren」とも称される。「Aktoren」と「Aktuatoren」とは、制御技術および自動制御技術では、同じものとして扱われている。
図5は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御器104の平面図である。
遠隔制御器104は、本明細書においては、明確であるため詳細には記載していない通常の操作部材に加えて、1つまたは複数の表示ユニット502(例えばディスプレイ、例えばタッチセンサ式ディスプレイ(タッチスクリーン))、ならびに1つまたは複数のスピーカー504を出力ユニットとして有している。
さらに、遠隔制御器104は、例えば、「0」、「1」、・・・、「9」など複数の数字キーと、例えば、所定のものとして、または可変のものとして予め決定された機能が割り当てられた、1以上の制御キーとのうちの少なくとも1つを有するキーボード506、ならびに入力ユニットとして1つまたは複数のマイクロフォン508を備えている。
図6は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102のコンフィギュレーションを決定する方法を示すフローチャート600である。
まず、ステップS602では、リモートコントローラ102は、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を生成する。なお、このリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106は、リモートコントローラ102の制御特性を含んでいる。
次にステップS604では、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を、リモートコントローラ102の送信器204から、(例えば遠隔制御器104が備える)リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404に送信する。
そして、ステップS606では、リモートコントローラ102が備える受信器206によって、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404から送信された)少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信する。
ステップS608では、上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションユニット210によって)上記リモートコントローラ102においてコンフィギュレーションの設定を行う。
図7は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法を示すフローチャート700である。
まず、ステップS702では、遠隔制御機器104において、リモートコントローラ102から少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を受信する。なお、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106には、リモートコントローラ102の制御特性を含んでいる。
次にステップS704において、受信したリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106に含まれる上記リモートコントローラ102の制御特性に基づき、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器410によって)1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを生成する。
そして、ステップS706では、生成したリモートコントローラコンフィギュレーションデータを、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108に含めて、)リモートコントローラ102に送信する。
次に図8は、本発明の一実施形態に係る遠隔制御器104を遠隔操作するための方法を示すフローチャート800である。
リモートコントローラは、上述したようにステップS602において、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を生成する。そして、このリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106には、リモートコントローラ102の制御特性が含まれている。
次いでステップS604では、上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージ106を、リモートコントローラ102の送信器204から、(例えば遠隔制御器104が備える)リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404に送信する。
そして、ステップS606では、リモートコントローラ102の受信器206が、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット404から送信された、)少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信する。
ステップS608では、上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき、(例えば、リモートコントローラコンフィギュレーションユニット210によって)上記リモートコントローラ102おいてコンフィギュレーションの設定を行う。
そして、ステップS802において、上記コンフィギュレーションが設定されたリモートコントローラ102を使用して、遠隔制御機器104を遠隔制御する。
図9は、本発明の一実施形態に係るリモートコントローラ102にて設定され、遠隔制御機器104を遠隔制御するためのメッセージフローを示すメッセージフローチャート900である。
メッセージフローチャート900の左側には、制御されるエンティティI、例えば遠隔制御器104が示され、メッセージフローチャート900の右側には、リモートコントローラ(リモートコントロールユニット、RCU)102が示されている。図9の一番右には、リモートコントローラRCU102との間で最適な対話を実現するための、一人の利用者、すなわちユーザ902が示されている。リモートコントローラ102とユーザ902との間で行われる複数の対話を、それぞれ、左右のブロック矢印904、906を用いて示している(図9の916および924参照)。
図9に示すように、本実施形態に係るこの方法では、リモートコントローラ特有の情報をリモートコントローラ102とエンティティI(例えば遠隔制御機器104)との間で交換するために、3つの段階、すなわち初期化段階928、ネゴシエート段階930、および制御段階932を有する。
リモートコントローラ102と制御されるエンティティI(例えば遠隔制御機器104)との間のインターフェース934は、「L」という文字によって示した点線によって表され、上記インターフェースは、例えば短距離無線伝送技術規格(例えばAd−hoc通信ネットワーク規格)に従った、無線通信インターフェースとして構成されている。リモートコントローラRCU102とエンティティI(例えば遠隔制御機器104)との間にて、このインターフェースを介して交換されるメッセージは、細い矢印で示され、これらには、図番号936、938、940、および942が付されている。
なお、リモートコントローラ102とエンティティI(例えば遠隔制御機器104)との間でのデータ交換を行う構成を以下のように一般的に示す。すなわち、図10のシステム1000に示すように、制御対象となる複数のエンティティ(エンティティI1004、I1006、・・・、I1008)それぞれが同一の機器D1002に備えられており、機器D1002とリモートコントローラ102との間には、1つのインターフェースL934だけが存在する場合であっても、本発明の一実施形態による上記方法を用いることができる。そして、システム1000では、1つのインターフェースL934を介して、無線信号が、リモートコントローラ102のアンテナ202、機器D1002のアンテナ1010それぞれを通じて交換される。従って例えば、パーソナルコンピュータの異なるアプリケーションが、短距離無線伝送技術Bluetoothを介して、同一のリモートコントローラ102を、そのそれぞれ異なる目的のために設定することができる。
上記した本実施の形態に係る図9の方法では、リモートコントローラ102とエンティティI(例えば遠隔制御機器104)との間でのデータ交換は、3つの段階に分かれている。
まず、初期化段階928では、プロセス908、910、912、914、および916が実行される。これらのプロセスについては、以下にて詳細に説明する。
プロセス908では、リモートコントローラRCU102は、例えば、キー/操作指示補正部の種類、数、配置、および文字や、ソフトキーの数および配置や、ディスプレイの特性および配置、タッチスクリーンの性能および配置等についての情報を確認する。さらに、プロセス908では、ユーザ902の嗜好および経験や、過去にさかのぼったコンフィギュレーション手順についての情報や、ユーザ902の使用態様の特性についての情報も確認する。これらの情報の一部は、例えば、ローカルのデータメモリから(例えばメモリ214から)読み出したり、別の一部として新たに決定したりしてもよい。場合によっては、これら情報(例えば、固定的なハードウェア情報およびソフトウェア情報のうちの少なくともいずれか1つなどの)の多くは、それぞれについての詳細な情報の代わりに、それぞれの識別特徴が判定されるだけの情報で十分である。例えば、リモートコントローラ102と遠隔制御器104とにおいて既知の、リモートコントローラ102の機器IDを用いることによって、上記個々の詳細を、遠隔ステーション(例えば遠隔制御器104に)に割り当てることができ、これによってデータの送受信において利用する帯域幅を節約することができる。
プロセス910では、リモートコントローラRCU102は、初期化メッセージ936を、プロセス908において決定した情報(ネゴシエート段階において利用される情報)と共に、制御対象となるエンティティI(例えば遠隔制御機器104)に送信する。
プロセス912では、リモートコントローラRCU102の制御コマンド(制御指示)を受信し実行する必要のあるエンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、まず、初期化メッセージ936を評価する。そして、そのメッセージ中に含まれる、上述のハードウェアの特徴、ソフトウェアの特徴、ユーザの嗜好、および利用履歴それぞれ4つの分類から成るパラメータに基づいて、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、第一のコンフィギュレーションデータCを算出する。そして、これをコンフィギュレーション提案メッセージ938の形式(例えばリモートコントローラコンフィギュレーションデータ応答メッセージ108の形式)にしてリモートコントローラRCU102に返送する準備をする。なお、このコンフィギュレーション提案メッセージ938を独語で表記すると、「Konfigurationsvorschlagsnachricht」となる。この場合、上記コンフィギュレーションデータCは、階層型構造を有していることが有利であり、これによって、ユーザ902の手動によって、またはリモートコントローラRCU102によって自動的に、アプリケーションシナリオに応じて、上記コンフィギュレーション提案メッセージ938に含まれるコンフィギュレーション提案の一部を受け入れたり、それ以外の他の部分を拒否したりすることができる。これについての詳細な実施形態を、以下に示す。この実施形態では、上記コンフィギュレーションデータCは、少なくとも、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)の視野の範囲内にあるデータであり、初期化メッセージ936として伝送された情報および識別特徴の少なくとも1つに基づいて、リモートコントローラRCU102の最適なキーボード割り当てを行うための情報を含んでいる。
プロセス914では、上記エンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、第1のコンフィギュレーションデータCを含むコンフィギュレーション提案メッセージ938を、リモートコントローラRCU102に返送する。第1のコンフィギュレーションデータCは階層型構造を有するため、リモートコントローラRCU102用のコンフィギュレーション提案を補う情報だけではなく、それに代わる情報を示すことができる。
リモートコントローラRCU102では、第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938から、(例えば第1のコンフィギュレーションデータCの形式にて)得られた第1のコンフィギュレーション提案を自動的に評価するか、あるいはユーザ902との対話により評価する。
次にプロセス916にて示される処理を説明する。このプロセス916では、本実施形態に係る上記エンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、認証特徴を、第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938に統合するようになっている。この第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938に基づいて、リモートコントローラRCU102は、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)のクラス、製造者、タイプそれぞれを間違いなく調べることができる。上記第1のコンフィギュレーションデータCが有する階層型構造のおかげで、リモートコントローラRCU102は、上記第1のコンフィギュレーション提案を、完全にまたは部分的に、受け入れるか、または、拒否することができる。
また、本実施形態に係る認証処理(英語ではauthenticationと表記される)では、対応するもの(例えば、対応するユーザや対応するコンピュータプログラムであって、本実施形態では第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938の著者や、以下にて詳細に示す第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942)の同一性を調べる手順を実行する。
上記ネゴシエート段階930は、プロセス918、920、922、および924を有しており、これらプロセスについて以下に詳細に説明する。
プロセス918では、リモートコントローラRCU102は、受信した第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938のエンティティI(例えば遠隔制御機器104)に、応答メッセージ940を返送する。この応答メッセージ940によって、第1のコンフィギュレーションデータCの受け入れられた部分、または、拒否された部分に関してのリモートコントローラRCU102の決定が、上記エンティティI(例えば遠隔制御機器104)に報告され得る。
本発明の一実施形態では、応答メッセージ940は、リモートコントローラRCU102において、上記コンフィギュレーションの詳細なネゴシエートを続行することを所望しているか否か、または続行することが必要であるか否かに関する情報も含んでいる。
プロセス920では、制御対象のエンティティI(例えば遠隔制御機器104)が、応答メッセージ940を評価し、場合によっては、新しいコンフィギュレーション提案、つまり例えば第2のコンフィギュレーションデータCを作成する。ここでも本実施形態に係る第2のコンフィギュレーションデータCは階層型構造を有しており、この階層構造を参照して、アプリケーションシナリオに応じ、ユーザ902による手動によって、またはリモートコントローラRCU102により自動的にこの第2のコンフィギュレーション提案の一部分を受け入れるか、または拒否することができるようになっている。
プロセス922では、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、上記コンフィギュレーションに関する詳細情報、特にはキーボード割り当てについてのネゴシエートを続行するための、例えば第2のコンフィギュレーションデータCを含む第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942のような、1つのコンフィギュレーション提案メッセージを、リモートコントローラRCU102に新たに返送する。ここでも、上記第2のコンフィギュレーションデータCが有する階層型構成によって、コンフィギュレーション提案を補足する情報、または、それに代わる情報を、リモートコントローラRCU102のために表すことができる。
次に、上述したプロセス916と同様に、リモートコントローラRCU102は、プロセス924において、第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942から、第2のコンフィギュレーションデータCを取り出して、これを評価する。この新たなコンフィギュレーション提案を利用する/有効とするがについては、アプリケーションシナリオに応じて、リモートコントローラRCU102によって自動的に行うか、もしくはユーザ902との対話によって実行する。ここでも第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942または第2のコンフィギュレーションデータCは、認証特徴を含んでいることが前提とされ、該認証特徴は、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)と比較される。このようにして、リモートコントローラRCU102は、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)のクラス、製造者、およびタイプのうち少なくとも1つを間違いなく確認することができる。第2のコンフィギュレーション提案が、完全にまたは部分的にでも受け入れられない場合、本実施形態ではその後、ネゴシエートが行われる。
すなわち、完全にまたは部分的にでも受け入れられない場合、プロセス918、920、922、および924を、再度実行する。これはつまり、リモートコントローラRCU102が自動的に、またはユーザ902の手動による対話によって、受信したコンフィギュレーション提案メッセージにおける新しいコンフィギュレーション提案に最終的に同意し、リモートコントローラRCU102が、上述の制限条件(ハードウェアの特徴、ソフトウェアの特徴、ユーザの嗜好、および利用履歴のうちの少なくとも1つ)に基づき、エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)に好適に適合するまで実行される。また、本実施形態では、プロセス918、920、922、および924を、両方の側で実行する回数を計算し、その回数が既に定義された閾値を越える場合にはさらにプロセスを反復して実行することを認めず、ネゴシエートを終了させるようになっている。なお、上記制限条件を独語表記すると「Randbedingungen」となる。
一方、コンフィギュレーション提案が認められると、リモートコントローラRCU102において、エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)を最適に制御できるように設定される。例えば、個々のキーの割り当て、およびソフトキーに関連するディスプレイの使用などの設定を、上記した判別条件を考慮して、ハードウェアの特徴、ソフトウェアの特徴、ユーザの嗜好、および利用履歴からなる4つのカテゴリーについて行われる。
上記制御段階932では、プロセス926が実行される。プロセス926を、以下に詳細に説明する。
プロセス926では、リモートコントローラRCU102は、制御コマンド(制御指示)をエンティティ(例えば、遠隔制御機器104)に送信する。この送信を、図9において、タイプCC(制御コマンド:Control Command)を含むメッセージ944、946として示す。一方、エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)は、付随的に、リモートコントローラRCU102から送信された制御コマンドをエラーなく受信したことを、例えば、図9の点線によって示されたメッセージ948、950によって肯定応答(ACK)することができる。
また、図示した処理900では、そのさらなる経過処理として、アプリケーションシナリオに基づく、制御コマンドCCと付加的な承認メッセージとの交換を、従来技術によって実行することができる。
・リモートコントローラRCU102がエンティティI(例えば、遠隔制御機器104)にIR信号を送信する。この場合、肯定応答(ACK)を示すメッセージの返信は必要ではない。
・リモートコントローラRCU102がRF信号をエンティティI(例えば、遠隔制御機器104)に送信する場合、該エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)からの肯定応答メッセージを要求する。RF信号の送信において伝送エラーが発生した場合、またはシンタックスが未知の場合には、肯定応答メッセージに含まれるエラーコードに応じて、制御コマンドCCを、エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)に応じたRF信号形式で送信する。
・リモートコントローラRCU102は、例えば音声/映像遠隔制御プロファイル(AVRCP:Audio/Video Remote control profile)またはHID(Human Interface Device)プロファイルのような従来のプロファイルを利用する方法によって、エンティティI(遠隔制御機器104)を制御するための、固有のBluetoothアプリケーションプロファイルを利用する。
なお、この明細書中に記載した、リモートコントローラ102において設定する情報を交換するための方法、すなわち初期化段階928およびネゴシエート段階930は、基本的にはあらゆるネットワーク(例えば、あらゆる通信ネットワーク)においても実現され得るものである。本実施形態では、ここに開示したリモートコントローラ102において設定する情報を交換するための方法を、ワイヤレスAd−hoc通信ネットワーク環境を想定して実行している。なお、このワイヤレスAd−hoc通信ネットワークでは、例えば、Bluetooth通信規格に基づく、個別のBluetoothアプリケーションプロファイルそれぞれを生成する。
以下において、リモートコントローラRCU1 1100(図11参照)に適合しており、ガレージの門T1を遠隔操作する実施形態を例に挙げて記載する。
なお、この実施例では、新たな機能を容易にキー割り当てできる点について記載する。
この実施例を実行するにあたり以下点を前提とする。
・リモートコントローラとガレージの門T1とは、RF信号(無線)を介して、互いに通信している。
・ガレージの門T1は、遠隔操作可能な以下の機能を提供する。
−開門。
−停止。
−閉門。
・リモートコントローラRCU1 1100は、図11に示すように、アンテナ1102と、記号が付された3つのキー1104、1106、および1108を備えている。
まず、リモートコントローラRCU1 1100が、ガレージの門T1の制御ユニット(遠隔制御器104)との通信が可能な範囲内に位置すると、このリモートコントローラRCU1 1100は、ガレージの門T1の上記制御ユニット(例えば遠隔制御機器104)に、自身の「性能」を、上述の初期化メッセージ936の形式で通知する。なお、初期化メッセージ936は、例えば以下の表1に示すような構成となる。
Figure 2008178111
詳細には、初期化メッセージ936は、ハードウェアの特徴および/またはソフトウェアの特徴および/またはユーザの嗜好および/または利用履歴に関する個々の情報を、ここでは詳細には特定していないが文書型定義(DTD)の下、XML形式で表現することができる。
また、表2および表3は、本実施形態に係る、2つの想定され得る実施例を示す。
最初に表2を考察する。表2では、製品の1つの識別特徴とその格納場所を示す参照先だけが、インターネットを通じて入手できるようになっている。また、このインターネットを通じて、新たな情報をダウンロードして利用することも可能となっている。この場合、初期化メッセージ936を受信したエンティティI(例えば遠隔制御機器104、本実施例では、ガレージの門T1の制御ユニット)が有する課題は、リモートコントローラ1100の必要な全ての特徴、特に多数の固定的なハードウェアの特徴およびソフトウェアの特徴を決定する。そして、この決定した特徴の情報を制限された文として記述し、コンフィギュレーション提案Cを作成することである。上記ハードウェアの特徴および上記ソフトウェアの特徴を決定するために、場合によっては、例えば図9のプロセス912のように、エンティティI(例えば、遠隔制御機器104)は、インターネットを通じて外部のデータベースと接続する。一方、ユーザの嗜好に関する情報および/またはリモートコントローラ1100の利用履歴を示す情報は、多くの動的性質を含む情報であり、表2において示されるXML形式の文書によっては、機器D(遠隔制御機器104)には伝送することはできない。
Figure 2008178111
また、下記に示す表3は、他の構造的な構成を有する別のXML形式による文書を示す図である。上記構成によって、別のXML形式による文書が記述可能となる。
つまり、表3に示された典型的なXML形式による文書によって、各関連する特徴の詳細が、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)に通知される。
本実施例では、これら各関連する特徴の詳細は以下の通りである。
・ハードウェアの特徴
リモートコントローラRCU1(図11参照)は、記号が記された3つのキーを有する。第1のキー1104には「上向き矢印」が記され、第2のキー1106には「四角」が記され、第3のキー1108には「下向き矢印」が記されている。ソフトキーはなく、ディスプレイもない。
・ソフトウェアの特徴
リモートコントローラRCU1 1100は、マクロ機能のプログラミングをサポートしない。
・ユーザの嗜好
ユーザ902は、該ユーザのリモートコントローラRCU1 1100の設定が可能な限り容易に行われることを望んでいる。
・利用履歴
リモートコントローラRCU1 1100は、最後に、「company_xyz」社の製品ID「002.608.197.409.041.975」を有するビデオレコーダ「VCR」と同調した。
Figure 2008178111
上記表2とは異なり、このように実行されるエンティティI(例えば遠隔制御機器104、本実施例では、ガレージの門T1の制御ユニット)のXML文書によって、明らかにより多くの関連特徴についての情報を伝えることが可能となる。この場合、ガレージの門T1の制御ユニットは、例えば、インターネットを通じて外部のデータベースとの接続を必ずしも確立している必要はなく、コンフィギュレーション提案を直接考量してもよい(例えば、図9のプロセス912)。
上記表2および上記表3に示した典型的なXML形式により記述された文書に加えて、もちろん、これらを組み合わせた形式および他の形式への変形、つまりXML形式とは異なるコーディングも、制御対象のエンティティI(例えば遠隔制御機器104)に、リモートコントローラRCU1 1100の関連特徴についての情報を与えるために利用することができる。
図9に示すプロセス914では、リモートコントローラRCU1 1100の関連特徴と同調させた第1のコンフィギュレーションデータCを有する第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938が、ガレージの門T1の制御ユニットから、リモートコントローラRCU1 1100に返送される。
第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938は、例えば表4に示すように構成されていても良い。
Figure 2008178111
また、表5では、本発明の一実施形態による、第1のコンフィギュレーションデータCの構成を示す。
Figure 2008178111
上記第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938では、コンフィギュレーション提案が、詳細には特定していない文書型定義(DTD)を用いて、XMLコーディングの形式で組み込まれている。
なお、表5では、本発明の実施の形態において想定され得る形態を示す。
第1の部分“hardware”には、新たなキー機能のために3つの変更コマンドが、一覧で記載されている。基本的には、キーの割り当てには、2つの場合が考えられる。これら2つの場合を表5に示しており、(キーT1およびキーT3の場合は)タグ要素<new_command>、および(キーT2の場合は)<new_key_id>として区別する。
最初の場合の<new_command>では、16進数の値“0×20”を、新しい制御コードとして、第1のキー1104を押下する場合に、直接送信されることが要求される(なお、第3のキー1108を押下する場合には、“0×21”が直接送信されることが要求される)。
次の場合の<new_key_id>では、16進数の値“0×15”は、ID“0×15”を受けてリモートコントローラRCU1 1100に記憶された制御コードを参照するものとして機能する。この制御コードは、第2のキー1106が押下される度毎に、予め設定されている制御コードの代わりとなる制御コードとして送信されることが要求される。
<new_command>という表現を用いることは、リモートコントローラRCU1 1100が、適合する制御コードを自身の内部に備えるメモリに予め記憶させておく必要がないという利点を有する。その一方で、<new_command>という表現を用いることによって、リモートコントローラRCU1 1100が備えるメモリでは、両方の機器(つまり、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)とリモートコントローラRCU1 1100)は、それぞれの実際の割り当て表についての知識を有している必要がある。
この例では、リモートコントローラRCU1 1100は、第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938から、さらなるネゴシエート(図9のプロセス918、920、922、924参照)を行うことなくプロセス916に従って、上記コンフィギュレーション提案を受け入れる。
次に、制御段階932の説明に移る。
以下に、ガレージの門T2を遠隔操作するために、リモートコントローラRCU1 1100が適合されている場合についての他の実施形態について説明する。
この実施例では、リモートコントロール機能のネゴシエートについて、さらに説明する必要がある。
まず、本実施例について以下の前提がなされているものとする。
・リモートコントローラRCU1 1100およびガレージの門T2は、RF信号(無線)により互いに通信する。
・ガレージの門T2は、以下の遠隔制御可能な機能を提供する。
−開門
−停止
−閉門
−照明点灯
−照明消灯
また、リモートコントローラRCU1 1100は、図11に従って、符号が付された3つのキー1104、1106、1108を有している。
また、プロセス908、910、912それぞれは、上述の例において示した実施形態と同様に行われるものとする。
また、この実施例の場合では、初期化メッセージ936は、キー1104、1106、1108の符号についての詳細な説明は含んでおらず、「3つのキーが存在する」という情報のみを含んでいることを前提とする。
ガレージの門T2の制御ユニットは、ガレージの門T1の場合よりも、より多くの機能(現段階では5つであり、以前では3つのみである)の実行を可能としている。そして、ガレージの門T2は、別の内容を含んだ第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938を、リモートコントローラRCU1 1100に返送する。
なお、以下に示す表6では、再度、詳細に特定していない文書型定義(DTD)を用いた、XMLコーディングによる記述を示す。
「0」であるタグ要素<alternative>によって開始され、終了される第1の部分には、エンティティI(例えば遠隔制御機器104、つまり、ガレージの門T2の制御機器)により決定された所望の3つの変更コマンドが、順番に、上記キーを割り当てるために、一覧として記載させられている。上述した例とは異なり、ここでは、さらに簡略化するために、タグ要素<new_key_id>の使用についてだけ説明する。
序数「1」であるタグ要素<alternative>によって開始され、終了される第2の部分では、リモートコントローラRCU1 1100に、コンフィギュレーション代替案を提供する。つまり、新しい制御コマンド0×20(開門)を有する第1のキー1104と、0×21(閉門)を有する第3のキー1108とを割り当てる代わりに、リモートコントローラRCU1 1100には、新しい制御コマンド0×1B(点灯)を有する第1のキー1104と、0×1C(消灯)を有する第3のキー1108とを割り当てる代替案が提供される。ただし、第2のキー1106(停止)の機能割り当てについては変更されないままである。すなわち、第2のキー1106には、代替案は提供されない。
上記第2の部分において定義された代替案では、タグ要素<new_key_id>の代わりに、そのつど、タグ要素<new_command>を用いることも可能である。
XML文書において、さらに異なる代替案を記述することもできる。エンティティI(例えば遠隔制御機器104、ここではガレージの門T2の制御ユニット)は、上記エンティティIから算出された順序を、代替案(一種の優先リスト)に基づき、XML構造における対応部分の順序によって、または、(序数を用いた)番号付けによって表すことができる。
表6の例では、用いられているタグ要素<alternative>の範囲内で番号付けを行う。他にも、これとは異なるコーディングにより記述することもできる。
Figure 2008178111
表6のコンフィギュレーションデータCを含有する第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938を受信した場合の対応として、リモートコントローラRCU1 1100は、プロセス916に示す実施形態に従って自動的に、あるいはユーザ902に質問することによって決定を行う必要がある。なお、本実施例では、リモートコントローラRCU1 1100とユーザ902とを統合させることは、リモートコントローラRCU1 1100の構成上、不可能である。なぜなら、リモートコントローラRCU1 1100は、ディスプレイ、スピーカーなどを有していないからである。従って本実施形態では、上記決定は、上記操作履歴に基づき決定され、リモートコントローラRCU1 1100は、主要な提案(<alternative=「0」>)を受け入れるのに有利な決定を下す。上記中心となる提案は、表6のXML文書の第1の部分に含まれている。
しかしながら、上記割り当て表は、タグ要素<new_key_id>を用いた正確な機能割り当てのための必要条件であるが、本実施例では、リモートコントローラRCU1 1100は、上記割り当て表を持っていない。
本実施例では、リモートコントローラRCU1 1100は、タイプ<new_comand>のタグ要素を要求しているものと想定できる。ここでは、リモートコントローラRCU1 1100は、図9のネゴシエート段階930(プロセス918、920、922、および924参照)を開始して、この状況をエンティティI(例えば遠隔制御機器104)に通知する必要がある。このため、リモートコントローラRCU1 1100から、応答メッセージ940が、ガレージの門T2の制御ユニット(「エンティティI」)に送信される。この応答メッセージ940は、例えば、下記に示す表7に従って構成されている。
また、下記に示す表8は、応答メッセージ940内に含まれる、XML文書の形のネゴシエートデータNの考えられ得る構成を示す。
Figure 2008178111
Figure 2008178111
プロセス920に従って、エンティティI(例えば遠隔制御機器104)は、応答メッセージ940を評価し、新しいコンフィギュレーション提案、つまり第2のコンフィギュレーションデータCを作成する。この場合、上記リモートコントローラRCU1 1100の、2つの機能割り当ての変数を交換する要求(<alternative=「0」>で、<new_key_id>を<new_comand>に換える)が考慮される。
その結果を表9に示した。ここでは、タグ要素を変更することによって、上記タグ要素に続く値も、上記したXML文書内の値(表6)とは異なる。
Figure 2008178111
なお、ここでは、割り当て表にて配置された制御コマンドに関する参照先ではなく、リモートコントローラRCU1 1100により用いる必要がある制御コードを、直接問題としている。
プロセス922では、エンティティIは、第2のコンフィギュレーションデータCを含む第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942を、コンフィギュレーションの詳細なネゴシエートを続行するために、リモートコントローラRCU1 1100に返送する。そして、リモートコントローラRCU1 1100は、第2のコンフィギュレーション提案メッセージ942内に含まれる第2のコンフィギュレーションデータCを評価する。
本実施例では、エンティティIが、リモートコントローラRCU1 1100の変更提案を完全に受け入れたので、リモートコントローラRCU1 1100は、プロセス924において、上記第2のコンフィギュレーション提案を、後段でのさらなるネゴシエートを実行することなく受け入れる。
次にここで、制御段階の説明に移る。
以下に、別のリモートコントローラRCU2 1200(図12参照)によってガレージの門T2を遠隔制御するように適合させる、さらなる他の実施形態について説明する。
まず、この実施形態に関して、以下の仮定がなされるものとする。
・リモートコントローラ1200および上記ガレージの門は、RF信号(無線)によって互いに通信する。
・ガレージの門T2は、以下の遠隔制御可能な機能を提供する。
−開門
−停止
−閉門
−照明点灯
−照明消灯
・リモートコントローラRCU2 1200は、図12に示すように、アンテナ1202、記号が付された3つのキー1204、1206、1208、2つのソフトキー1210、1212、および、(例えば、750*250画素の)小型のディスプレイ1214を備えている。ディスプレイ1214には、テキストおよびピクトグラムのうちの少なくとも1つを表示するための2つの領域1216、1218が設けられ、2つの領域1216、1218の横に、2つのソフトキー1210、1212が表示される。あるいは、2つのソフトキー1210、1212の代わりに、ディスプレイ1214に、タッチスクリーン(つまりタッチセンサ式ディスプレイ)を設けてもよい。このタッチスクリーンには、2つのソフトキー1210、1212の機能とディスプレイ1214の機能とが、1つに統合されている。
リモートコントローラRCU2 1200が、初めて、ガレージの門T2の制御ユニットと通信可能な範囲にくると、リモートコントローラRCU2 1200は、ガレージの門T2の制御ユニットに、その「性能」を、上述の初期化メッセージ936の形式で通知する。
ここでもまた、初期化メッセージ936は、ハードウェアの特徴に関する情報、ソフトウェアの特徴に関する情報、ユーザの嗜好に関する情報、および利用履歴に関する情報のうちの少なくとも1つに関する全般的な詳細を、本実施形態では詳細には特定していない文書型定義(DTD)を用いて、XMLコーディングの形式で記述する。
表10は、このような典型的なXML文書を示す。
Figure 2008178111
・ハードウェアの特徴:
リモートコントローラRCU2 1200(図12参照)は、記号が付された3つのキー1204、1206、および1208を有する。第1のキー1204には「上向き矢印」が、第2のキー1206には「四角」が、第3のキー1208には「下向き矢印」がそれぞれ記されている。2つのソフトキー1210および1212、2つの領域1216および1218を有する小型のディスプレイ1214も備えており、2つの領域は、ソフトキーを表示するために用いることが可能である(その代替としては、2つの設定可能な領域を有するタッチスクリーン)。
・ソフトウェアの特徴:
リモートコントローラRCU2 1200は、相互に関連する度合いとして、最大3つの機能から成るマクロ機能のプログラミングをサポートする。
・ユーザの嗜好:
ユーザ902は、該ユーザのリモートコントローラRCU2 1200の設定が該ユーザのmp3−PlayerのHMI(HMI−Human Machine Interface、マンマシンインターフェース)に可能な限り適合され、その操作がユーザ自身に委ねられることを望む。ユーザは、このセットアップを、例えばユーザのリモートコントローラRCU2 1200を最初に操作する場合に、リモートコントローラRCU2 1200に記憶されたデータレコードから、メニューによって選択することができる。例えば、ディスプレイ1214、および、記号が記された3つのキー1204、1206、1208、および2つのソフトキー1210、1212のうちの少なくとも1つを用いて(あるいは、タッチスクリーンを用いて)選択することができる。
・利用履歴:
本実施形態では、これに関する情報は、明瞭であるので省略する。
図9では、プロセス914において、表4の第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938が、ガレージの門T2の制御ユニットから、リモートコントローラRCU2 1200に返送される。上記第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938は、リモートコントローラRCU2 1200に関連する特徴と同調させた第1のコンフィギュレーションデータCを有している。
下記に示す表11では、コンフィギュレーション提案のための考えられ得る形態が、本実施形態では詳細には特定していない文書型定義(DTD)を用いて、XMLコーディングの形式で記述されている。
第1の(および本実施形態では単一の)部分“hardware”では、記号が付されたキー1204、1206、および1208それぞれには、順番に、新しい機能(つまり新しい制御コード)を割り当てる。その後、2つのソフトキー1210および1212に、新しい制御コードとエンティティIにより所望される記号とが与えられる。
その後、さらなる2つのパラメータが続き、これによって、エンティティIは、ユーザの「look and feel」に関する要望に対応する。なお、mp3−Playerのユーザが慣れているような、類似のHMI(マンマシンインターフェース)を達成するために、画面の背景照明および文字の色が、状況に応じて適合される必要がある。
本実施例では、その後、タグ要素<new command>が用いられる。タグ要素<new command>は、16進数の値“0×32”を、新しい制御コードとして、第1のキー1204を押下する場合に、直接送信することが要求されることを示している(第2のキー1206を押下する場合には“0×33”等)。別のタグ要素<new_key_id>は、これを用いることによって、対応するキーを押下する場合に、予め提供されている制御コードの代わりに送信すべき必要のある、リモートコントローラRCU2 1200に記憶された制御コードを参照することは可能であるが、分かりやすくするために本実施例では省略する。
しかしながら、本実施例でも、原則的にこれらを組み合わせた形が可能であり、ある場合によっては、有効である。
上述の実施形態の後に、プロセス916において、リモートコントローラRCU2 1200は、さらなるネゴシエートを実行することなしに、コンフィギュレーション提案メッセージ938から、典型的なコンフィギュレーション提案Cを受け入れる。つまり、図9のプロセス918、920、922、および924は、本実施例では実行されない。
Figure 2008178111
リモートコントローラRCU 102が、エンティティIを、制御する実際の期間よりも明らかに長い期間、1以上のコンフィギュレーションデータCを記憶することが可能である場合、この既に記憶されたコンフィギュレーションデータCの識別特徴を、初期化メッセージ936内に含めておくこともできる(表1の情報構成要素コンフィギュレーションIDはそのためにある)。
次の接続の確立の際に、エンティティIは、このような識別特徴を利用することによって、本発明による基準に関して役に立つコンフィギュレーションデータCが、リモートコントローラRCU 102において既に記憶されているかどうかを調べることができる。従って、初期化メッセージ936に続く第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938は、必然的に、全てのコンフィギュレーション提案をコンフィギュレーションデータCの形で含む必要がなく、コンフィギュレーションデータRを参照する形式のコンフィギュレーション提案を含むこともできる。従って、場合によっては、帯域幅を低減させることができる。
リモートコントローラRCU 102に記憶されたコンフィギュレーションデータCがもはや最新でなく、または、基準に関する、リモートコントローラRCU 102からの最新の要求に添わないことが、エンティティIにおいて確認された場合、第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938では、コンフィギュレーションの詳細のデルタ(つまり差分)のみが、リモートコントローラRCU 102に伝送される。
このため、第1のコンフィギュレーション提案メッセージ938(表2)には、2つの情報構成要素、コンフィギュレーションIDおよびコンフィギュレーション指令が存在する。
上記デルタのコーディングについては、例えば、XML文書形式によって無限に記述することが可能であるため、詳細については、ここでは説明しない。
表12は、本明細書内で頻繁に用いられる短縮形の一覧である。
Figure 2008178111
本発明の一実施形態では、リモートコントローラと該リモートコントローラによって制御可能なエンティティとの間のリモートコントローラ特有の情報を自動的に交換する方法が提供される。
この場合、リモートコントローラの機能性に関する詳細は、これら2つの関連機器間で、例えば、ハードウェアの特徴、ソフトウェアの特徴、および、多数の(経験、他の機器(クラス)に関するユーザの信頼と嗜好、操作コンセプト、および、利用履歴のような)「柔難な」基準を特に考慮しながら、ネゴシエートすることができる。
結果として得られたコンフィギュレーションデータは、上記リモートコントローラによって、例えば、キー、ソフトキーおよびディスプレイ(領域)、操作指示補正部、マクロメモリ、タッチスクリーン(領域)などにおいて、対応する機能を割り当てるために用いられる。
ここに記載した方法を、例えばワイヤレスAd−hoc通信ネットワークに用いてもよい。選んだ近距離無線伝送技術が、Bluetoothのピコネットワークである場合、ここに開示した方法では、個別のBluetoothアプリケーションプロファイルとして実現することができる。
本発明を、特に、独自の実施形態に関連させて記載したが、特許請求の範囲によって定義される本発明の本質および範囲から逸脱することなく、これら実施形態や、その詳細において多数の変更例が想定され得ることは、当業者には明らかであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義され、該特許請求の範囲の意味および同等な領域の範囲内にある全体的な変更例についても、該特許請求の範囲に含まれることを意図する。
本発明の一実施形態に係るリモートコントローラと、遠隔制御機器とを備えた通信システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラの構成部材を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラの平面図である。 本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器の構成部材を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器の平面図である。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラコンフィギュレーションデータの決定方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る遠隔制御機器を遠隔制御するための方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラにて設定され、遠隔制御機器を遠隔操作するためのメッセージフローを示すメッセージフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリモートコントローラと遠隔制御機器とを備えた通信システムを示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るリモートコントローラを示す図である。 本発明のさらに他の一実施形態に係るリモートコントローラを示す図である。

Claims (58)

  1. リモートコントローラであって、
    当該リモートコントローラに関する制御特性の情報を含むリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを生成する、リモートコントローラコンフィギュレーション要求メッセージ生成ユニットと、
    上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信する送信器と、
    少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信する受信器と、
    上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを記憶するメモリと、
    上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき、当該リモートコントローラにおける設定を行うリモートコントローラコンフィギュレーションユニットと、を備えることを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 上記制御特性の情報は、
    当該リモートコントローラにおける少なくとも1つの入力ユニットの特性についての情報と、
    当該リモートコントローラにおける少なくとも1つの出力ユニットの特性についての情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 当該リモートコントローラにおける少なくとも1つの入力ユニットの特性についての情報は、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項2に記載のリモートコントローラ。
  4. 当該リモートコントローラに関する上記制御特性の情報は、
    当該リモートコントローラのハードウェアの特徴に関する情報と、
    当該リモートコントローラのソフトウェアの特徴に関する情報と、
    当該リモートコントローラを利用するユーザの嗜好に関する情報と、
    当該リモートコントローラの利用の履歴を示す情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  5. 当該リモートコントローラの上記ハードウェアの特徴に関する情報は、
    機器の識別特徴についての情報と、
    プログラマブル性を有さないキーの数、およびその配置についての情報と、
    プログラマブル性を有するキーの数、およびその配置についての情報と、
    ソフトウェアベースのキーの数、およびその配置についての情報と、
    少なくとも1つの表示ユニットの数、特性、およびその配置についての情報と、
    上記メモリにおける利用可能なメモリ領域に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載のリモートコントローラ。
  6. 当該リモートコントローラの上記ソフトウェアの特徴に関する情報は、
    ソフトウェアの識別特徴についての情報と、
    当該リモートコントローラにおいてサポートされており、画像要素またはテキスト要素を表示するコードに関する情報と、
    当該リモートコントローラにおいてサポートされているマクロ機能に関する情報と、
    マクロ機能において最大限許容される相互に関連する度合いに関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載のリモートコントローラ。
  7. 当該リモートコントローラを利用する上記ユーザの嗜好に関する情報は、
    上記ユーザが使用を好む、上記少なくとも1つの入力ユニットが備える各入力部に関する情報と、
    上記ユーザが使用を好む、上記少なくとも1つの出力ユニットが備える各出力手段に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載のリモートコントローラ。
  8. 当該リモートコントローラの上記利用の履歴を示す情報は、
    当該リモートコントローラにおける、以前に設定された少なくとも1つのコンフィギュレーションに関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットが備える各入力部の使用頻度に関する情報と、
    上記少なくとも1つの出力ユニットが備える各出力部の使用頻度に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載のリモートコントローラ。
  9. 当該リモートコントローラが備える上記少なくとも1つの出力ユニットの特性についての情報は、
    上記少なくとも1つの出力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの出力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載のリモートコントローラ。
  10. 上記送信器は、光送信器として装備されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  11. 上記送信器は、赤外線送信器として装備されていることを特徴とする請求項10に記載のリモートコントローラ。
  12. 上記送信器は、無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  13. 上記送信器は、Ad hoc無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項12に記載のリモートコントローラ。
  14. 上記送信器は、Bluetooth無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項13に記載のリモートコントローラ。
  15. 上記受信器は、光受信器として装備されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  16. 上記送信器は、赤外線受信器として装備されていることを特徴とする請求項15に記載のリモートコントローラ。
  17. 上記受信器は、無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  18. 上記受信器は、Ad hoc無線通信ネットワークの無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項17に記載のリモートコントローラ。
  19. 上記受信器は、Bluetooth無線通信ネットワークの無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項18に記載のリモートコントローラ。
  20. 上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータは、
    拡張マークアップ言語、ハイパーテキストマークアップ言語、および、Javaコンピュータプログラムコードのうちの少なくとも1つの形式によって記述されたデータを含むことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  21. リモートコントローラの制御特性についての情報含む少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを受信する受信器と、
    受信した上記リモートコントローラの制御特性についての情報に基づき、リモートコントローラコンフィギュレーションデータを生成するリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器と、
    上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータを上記リモートコントローラに送信する送信器と、を備えることを特徴とするリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  22. 上記リモートコントローラの制御特性についての情報は、
    上記リモートコントローラが備える少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報と、
    上記リモートコントローラが備える少なくとも1つの出力ユニットの特性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  23. 上記リモートコントローラの少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報は、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項22に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  24. 上記リモートコントローラの制御特性の情報は、
    上記リモートコントローラのハードウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラのソフトウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラを利用するユーザの嗜好に関する情報と、
    上記リモートコントローラの利用の履歴を示す情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  25. 上記リモートコントローラのハードウェアの特徴に関する情報は、
    機器の識別特徴についての情報と、
    プログラマブル性を有さないキーの数、およびその配置についての情報と、
    プログラマブル性を有するキーの数、およびその配置についての情報と、
    ソフトウェアベースのキーの数、およびその配置についての情報と、
    少なくとも1つの表示ユニットの数、特性、および、その配置についての情報と、
    上記メモリにおける利用可能なメモリ領域に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  26. 上記リモートコントローラのソフトウェアの特徴に関する情報は、
    ソフトウェアの識別特徴についての情報と、
    上記リモートコントローラにおいてサポートされており、画像要素またはテキスト要素を表示させるコードについての情報と、
    上記リモートコントローラにサポートされているマクロ機能についての情報と、
    マクロ機能において最大限許容される相互に関連する度合いについての情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  27. 上記リモートコントローラを利用するユーザの嗜好に関する上記情報は、
    上記ユーザが使用を好む、上記少なくとも1つの入力ユニットが備える各入力部に関する情報と、
    上記ユーザが使用を好む、上記少なくとも1つの出力ユニットが備える各出力部に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  28. 上記リモートコントローラの利用の履歴を示す情報は、
    上記リモートコントローラにおける、以前に設定された少なくとも1つのコンフィギュレーションに関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットが備える各入力部の使用頻度に関する情報と、
    上記少なくとも1つの出力ユニットが備える各出力部の使用頻度に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項24に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  29. 上記リモートコントローラの少なくとも1つの上記出力ユニットの特性に関する情報は、
    上記少なくとも1つの出力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの出力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項22に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  30. 上記送信器は、光送信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  31. 上記送信器は、赤外線送信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  32. 上記送信器は、無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  33. 上記送信器は、Ad hoc無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  34. 上記送信器は、Bluetooth無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項33に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  35. 上記受信器は、光受信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  36. 上記送信器は、赤外線受信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  37. 上記受信器は、無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  38. 上記受信器は、Ad hoc無線通信ネットワークの無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項37に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  39. 上記受信器は、Bluetooth無線通信ネットワークの無線受信器として装備されていることを特徴とする請求項39に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  40. 上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータは、拡張マークアップ言語、ハイパーテキストマークアップ言語、およびJavaコンピュータプログラムコードのうちの少なくとも1つの形式により記述されたデータを有することを特徴とする請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニット。
  41. 請求項21に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットを有することを特徴とする遠隔制御機器。
  42. 受信したリモートコントローラの制御特性に関する情報に基づき、リモートコントローラコンフィギュレーションデータを生成することを特徴とするリモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成器。
  43. リモートコントローラの制御特性に関する情報を含む、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを生成するステップと、
    上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信するステップと、
    少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信するステップと、
    上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づき、上記リモートコントローラにおける設定を行うステップと、を含むことを特徴とするリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  44. 上記リモートコントローラの制御特性を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項43に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  45. 上記制御特性の情報は、
    上記リモートコントローラが備える少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報と、
    上記リモートコントローラが備える少なくとも1つの出力ユニットの特性に関する情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項43に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  46. 上記リモートコントローラが備える少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報は、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項43に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  47. 上記リモートコントローラの制御特性の情報は、
    上記リモートコントローラのハードウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラのソフトウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラを利用するユーザの嗜好に関する情報と、
    上記リモートコントローラの利用の履歴を示す情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項43に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  48. 上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータは、
    拡張マークアップ言語、ハイパーテキストマークアップ言語、およびJavaコンピュータプログラムコードのうちの少なくとも1つの形式で記述されたデータを含むことを特徴とする請求項43に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションの決定方法。
  49. リモートコントローラの制御特性の情報を含む、少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを受信するステップと、
    受信した上記リモートコントローラの上記制御特性についての情報に基づき、リモートコントローランフィギュレーションデータを生成するステップと、
    上記リモートコントローランフィギュレーションデータを、リモートコントローラに送信するステップと、を含むことを特徴とするリモートコントローラコフィギュレーションデータの生成方法。
  50. 上記制御特性に関する情報は、
    上記リモートコントローラの少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報と、
    上記リモートコントローラの少なくとも1つの出力ユニットの特性に関する情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法。
  51. 上記リモートコントローラの少なくとも1つの入力ユニットの特性に関する情報は、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの機能についてのプログラマブル性に関する情報と、
    上記少なくとも1つの入力ユニットの配置についてのプログラマブル性に関する情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項50に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法。
  52. 上記リモートコントローラの制御特性の情報は、
    上記リモートコントローラのハードウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラのソフトウェアの特徴に関する情報と、
    上記リモートコントローラを利用するユーザの嗜好に関する情報と、上記リモートコントローラの利用の履歴を示す情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項49に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法。
  53. 上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータは、
    拡張マークアップ言語、ハイパーテキストマークアップ言語、およびJavaコンピュータプログラムコードのうちの少なくとも1つの形式により記述されたデータを含むことを特徴とする請求項49に記載のリモートコントローラコンフィギュレーションデータの生成方法。
  54. リモートコントローラの制御特性の情報を含むリモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを生成するステップと、
    上記リモートコントローラコンフィギュレーションデータ要求メッセージを、リモートコントローラコンフィギュレーションデータ生成ユニットに送信するステップと、
    少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータを受信するステップと、
    上記少なくとも1つのリモートコントローラコンフィギュレーションデータに基づいて、上記リモートコントローラを設定するステップと、
    設定された上記リモートコントローラを用いて、遠隔制御機器を遠隔制御するステップと、を含むことを特徴とする遠隔制御機器を遠隔制御する方法。
  55. 請求項1に記載のリモートコントローラを有することを特徴とする遠隔通信端末装置。
  56. 携帯無線通信端末装置として装備されていることを特徴とする請求項55に記載の遠隔通信端末装置。
  57. 上記リモートコントローラの送信器は、Ad hoc無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項55に記載の遠隔通信端末装置。
  58. 上記リモートコントローラの送信器は、ワイヤレスAd hoc無線通信ネットワークの無線送信器として装備されていることを特徴とする請求項55に記載の遠隔通信端末装置。
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