JP2008176887A - 対物レンズアクチュエータ及びそれを備えた光ピックアップ装置 - Google Patents

対物レンズアクチュエータ及びそれを備えた光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の対物レンズを有する対物レンズアクチュエータにおいて、接着固定に伴う対物レンズ間の相対チルト量の変化を軽減でき、信頼性の高い対物レンズアクチュエータを提供する。
【解決手段】対物レンズアクチュエータ21が備える第2対物レンズ18は、チルト調整用ホルダ25に保持された状態でレンズホルダ24に搭載される。チルト調整用ホルダ25には、組立て時にチルト調整用ホルダ25をレンズホルダ24に対して摺動させる摺動部25bと、摺動部25bより外周側に配置されて光が入射する側に向かって突出する突出部25aと、が形成される。レンズホルダ24には、突出部25aを接着固定する溝部31が形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、光記録媒体に光ビームを照射して情報の記録や情報の読み取りを可能とする光ピックアップ装置に備えられる対物レンズアクチュエータに関し、特に対物レンズを複数有する対物レンズアクチュエータの構造に関する。また、本発明は、そのような対物レンズアクチュエータを備えた光ピックアップ装置に関する。
コンパクトディスク(以下、CDという。)やデジタル多用途ディスク(以下、DVDという。)といった光記録媒体が普及している。更に、近年、光記録媒体の情報量を増やすために、光記録媒体の高密度化に関する研究が進められ、例えば、HD−DVDやブルーレイディスク(以下、BDという。)といった高密度化された光記録媒体も実用化されてきている。
このような光記録媒体の情報の読み取りや光記録媒体への情報の書き込みには光ピックアップ装置が用いられるが、光記録媒体の種類によって、光ピックアップ装置で用いる対物レンズの開口数(NA)や光源の波長を異ならせる必要がある。例えば、CDに対しては、対物レンズのNAが0.45、光源の波長が780nm、DVDに対しては、対物レンズのNAが0.60、光源の波長が650nm、BDに対しては、対物レンズのNAが0.85、光源の波長が405nm、が用いられる。
このように光記録媒体の種類によって、使用する対物レンズのNAや光源の波長が異なるために、光記録媒体ごとに異なる光ピックアップ装置を用いることも考えられるが、1つの光ピックアップ装置で複数種類の光記録媒体を互換できる方が好ましく、そのような光ピックアップ装置が多く開発されている。そして、このような光ピックアップ装置の中には、光記録媒体の種類によって対物レンズを切り換えて使用できるように、複数の対物レンズを備えるものがある。
ところで、光ピックアップ装置に備えられる対物レンズは、一般的には、フォーカス方向やトラッキング方向の調整が可能となるように、対物レンズアクチュエータが有するレンズホルダに搭載される。この点は、複数の対物レンズを備える光ピックアップ装置でも同様であるが、複数の対物レンズをレンズホルダに搭載する場合には、複数の対物レンズの間でお互いが傾かない(各対物レンズの中心軸が平行となる)ように搭載する必要がある。
複数の対物レンズを有する対物レンズアクチュエータにおいては、通常は、その光ピックアップ装置にとってメインとなる対物レンズを用いて、コマ収差等の影響を低減するように対物レンズアクチュエータの傾角調整が行われる。しかし、対物レンズをレンズホルダに接着する際等に貼付角にズレが生じて、対物レンズ間に相対的なチルト(相対チルト)が発生する場合がある。この場合、対物レンズアクチュエータの傾角調整に用いなかった対物レンズを使用する場合にコマ収差が発生し、光ピックアップ装置による情報の読み取り等の品質が悪化するといった問題が生じる。
このため、複数の対物レンズを有する対物レンズアクチュエータにおいては、対物レンズ間に発生する相対チルトを抑制する必要があり、従来このような技術について提案が行われている。例えば、特許文献1には、対物レンズアクチュエータが有する対物レンズをその主点中心にアオリ調整可能なレンズ設計とし、且つ対物レンズを接着剤等の手段で固定できる対物レンズ保持筒を対物レンズの主点中心にアオリ調整可能な構造に設計する技術が紹介されている。そして、この構成によれば、対物レンズ間の相対チルトの低減が可能となる。
特開2005−174485号公報
しかしながら、特許文献1の構成の場合、相対チルトを低減する目的で対物レンズに対して特別の加工を施す必要があり、対物レンズの作製に要するコストが高くなるという問題がある。また、対物レンズ間の相対チルトを低減するように対物レンズの傾角調整を行う場合に、対物レンズ自体を球面等に沿って動かす構成であるため、対物レンズを滑らかに動かすのが必ずしも容易ではなく、調整作業が負担になるといった問題も生じる。
この点、図7に示すように、レンズホルダ101に搭載する対物レンズ100を、チルト調整を行い易い構造を有するチルト調整用ホルダ102に搭載する構成とすることで、低コストで作業性良く相対チルト調整を行うことが行われている。しかしながら、この構成の場合には、以下に述べる問題点を有する。なお、図7は、従来の対物レンズアクチュエータの構成を説明するための図で、図7(a)は対物レンズアクチュエータが備えるレンズホルダ101の一部を示す概略断面図、図7(b)は、図7(a)に点線で囲んだ部分の拡大図である。
チルト調整用ホルダ102を動かして行う相対チルト調整が終了すると、チルト調整用ホルダ102はレンズホルダ100に接着固定される。通常、作業性等を考慮してチルト調整用ホルダ102を固定する状態が決まってから接着剤を供給するのではなく、チルト調整用ホルダ102又はレンズホルダ101の該当箇所(例えば、図7(b)の黒塗り部分103が該当する)にUV照射によって硬化するUV接着剤を塗布しておき、この状態でチルト調整用ホルダ102が動かされる。そして、相対チルトの調整が終了すると、UV照射を行って接着剤を硬化させてチルト調整用ホルダ102の固定が行われる。
この場合、相対チルトの調整時に、接着剤が接着部103以外の箇所に回り込む可能性が高い。そして、接着部103から回り込んだ接着剤104は、ある程度厚みを持った状態で存在することとなる。このため、対物レンズアクチュエータ周囲の温度変化が起こった場合等に、熱膨張等の影響でチルト調整用ホルダ102等を設定位置からずれしてしまうということがあった。この場合、対物レンズ間の相対チルトが大きくなり、対物レンズアクチュエータの信頼性が低下するという問題が生じていた。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、複数の対物レンズを有する対物レンズアクチュエータにおいて、接着固定に伴う対物レンズ間の相対チルト量の変化を軽減でき、信頼性の高い対物レンズアクチュエータを提供することである。また、本発明の他の目的は、そのような対物レンズアクチュエータを備えることにより、対物レンズ間の相対チルトが原因となって生じるコマ収差を低減できる光ピックアップ装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、光源と、前記光源から出射された光ビームを光記録媒体の記録層に集光するために用いられ、前記光記録媒体の種類によって切り換えて使用される2つの対物レンズと、前記2つの対物レンズが搭載される第1レンズホルダと、前記第1レンズホルダを駆動する駆動手段と、を有する対物レンズアクチュエータと、を備える光ピックアップ装置において、前記2つの対物レンズのうち1つは、第2レンズホルダに保持された状態で前記第1レンズホルダに搭載され、前記第2レンズホルダには、組立て時に前記第2レンズホルダを前記第1レンズホルダに対して摺動させる摺動部と、前記摺動部より外周側であって前記第2レンズホルダに保持される対物レンズの中心軸に対して略対称の位置に配置されて、光が入射する側に向かって突出する突出部と、が形成され、前記第1レンズホルダには、前記突出部が接着固定される溝部が形成され、前記第2レンズホルダと前記第2レンズホルダに保持される対物レンズとを接着する第1接着部は、前記対物レンズが配置される側から見た場合に、前記第1レンズホルダと前記第2レンズホルダとを接着する第2接着部と重なり合わないことを特徴としている。
また、上記目的を達成するために本発明は、複数の対物レンズと、前記複数の対物レンズが搭載される第1レンズホルダと、前記第1レンズホルダを駆動する駆動手段と、を備える対物レンズアクチュエータにおいて、前記複数の対物レンズのうちの少なくとも1つは、第2レンズホルダに保持された状態で前記第1レンズホルダに搭載され、前記第2レンズホルダには、組立て時に前記第2レンズホルダを前記第1レンズホルダに対して摺動させる摺動部と、前記摺動部より外周側に配置されて光が入射する側に向かって突出する突出部と、が形成され、前記第1レンズホルダには、前記突出部が接着固定される溝部が形成されることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の対物レンズアクチュエータにおいて、前記突出部は、前記第2レンズホルダに保持される対物レンズの中心軸に対して略対称の位置に形成されることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の対物レンズアクチュエータにおいて、前記第2レンズホルダと前記第2レンズホルダに保持される対物レンズとを接着する第1接着部は、前記対物レンズが配置される側から見た場合に、前記第1レンズホルダと前記第2レンズホルダとを接着する第2接着部と重なり合わないことを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の対物レンズアクチュエータを備える光ピックアップ装置であることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、光ピックアップ装置が備える対物レンズアクチュエータは、2つの対物レンズ間の相対チルトについて、組立て時に第2レンズホルダを用いて調整できる。そして、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着が、従来の構成のように摺動部で行われるのではなく、第2レンズホルダに摺動部とは別に設けられる突出部と、第1レンズホルダに形成される溝部とを用いて行われる構成となっている。このため、第2レンズホルダを第1レンズホルダに接着する接着剤が、接着箇所以外の部分に回り込むのを防止できる。従って、光ピックアップ装置が備える対物レンズアクチュエータは、接着固定に伴う対物レンズ間の相対チルト量の変化を軽減でき、これを備える光ピックアップ装置は、コマ収差の影響が低い、高品質の再生や記録が可能となる。
また、光ピックアップ装置が備える対物レンズアクチュエータにおいて、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着を、UV(紫外線)を照射することによって硬化するUV接着剤を用いて行う場合において、第2レンズホルダとそれに保持される対物レンズとを接着する接着部によってUVの透過量が減少する可能性が低い。このため、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着を確実に行える。従って、装置信頼性の高い光ピックアップ装置を提供できる。
また、本発明の第2の構成によれば、対物レンズアクチュエータが備える複数の対物レンズ間の相対チルトについて、組立て時に第2レンズホルダを用いて調整できる。そして、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着が、従来の構成のように摺動部で行われるのではなく、第2レンズホルダに摺動部とは別に設けられる突出部と、第1レンズホルダに形成される溝部とを用いて行われる構成となっている。このため、第2レンズホルダを第1レンズホルダに接着する接着剤が、接着箇所以外の部分に回り込むのを防止できる。従って、接着固定に伴う対物レンズ間の相対チルト量の変化を軽減でき、信頼性の高い対物レンズアクチュエータを提供することが可能となる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の対物レンズアクチュエータにおいて、第2レンズホルダを第1レンズホルダに接着する際に使用される突出部が、第2レンズホルダに保持される対物レンズの中心軸に対して略対称の位置に形成されるために、第2レンズホルダを第1レンズホルダに対してバランス良く接着することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成の対物レンズアクチュエータにおいて、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着を、UV(紫外線)を照射することによって硬化するUV接着剤を用いて行う場合において、第2レンズホルダとそれに保持される対物レンズとを接着する接着部によってUVの透過量が減少する可能性が低い。このため、第1レンズホルダと第2レンズホルダとの接着を確実に行える。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第2から第4のいずれかの構成の対物レンズアクチュエータにおいて、対物レンズアクチュエータに搭載される対物レンズの数が多すぎず、実現し易い。また、対物レンズ間の相対チルトの調整時に、いずれか一方の対物レンズのみを動かす構成であり、作製容易である。
また、本発明の第6の構成によれば、光ピックアップ装置は、上記第2から第5のいずれかの構成の対物レンズアクチュエータを備えるために、対物レンズ間の相対チルトが原因となって生じるコマ収差を低減でき、高品質の再生や記録が可能となる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
まず、本発明の対物レンズアクチュエータを備える光ピックアップ装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態の光ピックアップ装置1の構成を示す概略平面図である。なお、図1においては、光ピックアップ装置1が備える光学系について説明し易いように、光学系の本来覆われて見えない部分についても便宜的に見えるものとして示している。
本実施形態の光ピックアップ装置1は、CD、DVD、及びBDの3種類の光ディスク(光記録媒体)50にレーザ光を照射して、情報の書き込み及び読み取りを行うことが可能に設けられている。光ピックアップ装置1は、それを備える光ディスク装置内に配置された2本のガイドレール2に摺動可能に支持される。そして、2本のガイドレール2が光ディスク50の半径方向(ラジアル方向)に平行に配置されているために、光ピックアップ装置1はラジアル方向に移動可能となっている。
図1に示すように、光ピックアップ装置1が備える光学系には、第1光源11と、第2光源12と、ダイクロプリズム13と、コリメートレンズ14と、ビームスプリッタ15と、立ち上げミラー16と、第1対物レンズ17と、第2対物レンズ18と、が含まれる。なお、必要に応じて、例えば波面収差の補正を行う波面収差補正素子等、他の光学部材が適宜配置される。
第1光源11は、単一の波長を出射するレーザダイオードで、BDに用いられる波長405nm帯のレーザ光を出射する。第2光源12は、2種類の波長のレーザ光を出射できる2波長対応のレーザダイオードで、DVD用いられる波長650nm帯のレーザ光及びCD用に用いられる780nm帯のレーザ光を出射する。第1光源11及び第2光源12を出射したレーザ光は、ダイクロプリズム13に送られる。
ダイクロプリズム13は、第1光源11から出射されたレーザ光を透過し、第2光源12から出射されたレーザ光を反射する。ダイクロプリズム13を通過したレーザ光は、コリメートレンズ14に送られて平行光に変換される。ビームスプリッタ15は、第1光源11及び第2光源12から出射されたレーザ光を反射して光ディスク50側に導くとともに、光ディスク50の記録面(図示せず)からの反射光を透過して光検出器20側へと導く。
第1光源11又は第2光源12から出射され、ビームスプリッタ15で反射されたレーザ光は立ち上げミラー16で反射されて、光ディスク50のディスク面と略垂直の方向とされる。立ち上げミラー16で反射されたレーザ光は、第1対物レンズ17又は第2対物レンズ18へと送られる。
第1対物レンズ17と第2対物レンズ18とは、いずれも入射したレーザ光を光ディスク50の記録層に集光する機能を有し、いずれの対物レンズも、その詳細は後述する対物レンズアクチュエータ21に搭載されている。第1対物レンズ17はBD用の対物レンズとして、第2対物レンズ18はDVD及びCD用の対物レンズとして設計されており、いずれを光路中に配置するかは、光ディスク50の種類に対応して切り換えられる。
なお、本実施形態においては、第1対物レンズ17と第2対物レンズ18との切り換えは、対物レンズアクチュエータ21を図示しない移動手段で、光ピックアップベース3に対してラジアル方向に移動することによって行う。ただし、2つの対物レンズ17、18を切り換えて使用する構成はこれに限定される趣旨ではなく、例えば光学系の構成で切り換えて使用できるようにしても構わない。
光ディスク50の記録層で反射された反射光は、第1対物レンズ17又は第2対物レンズ18を透過して立ち上げミラー16で反射され、ビームスプリッタ15を透過する。ビームスプリッタ15を透過した反射光は、集光レンズ19によって集光されて光検出器20の受光領域(図示しない)に集光する。
光検出器20は、図示しない受光領域で受光した光信号を電気信号へと変換する役割を果たす。そして、光検出器20からの電気信号は、処理されて情報を再生するための再生信号や、対物レンズ17、18のフォーカス調整やトラッキング調整を行うために用いられるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号等となる。
次に、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21の全体構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。ここで、図2は、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21の構成を示す概略斜視図である。また、図3は、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21が備えるレンズホルダ24の構成を説明するための図で、図3(a)はレンズホルダ24の構成を示す概略斜視図、図3(b)はレンズホルダ24の構成を示す分解斜視図である。
対物レンズアクチュエータ21は、大きくは、ベース22と、永久磁石23a、23bと、レンズホルダ24と、ワイヤ29と、から成る。
ベース22は、強磁性を有する金属から成り、そのほぼ中央にはレーザ光を通過させる貫通孔22cが形成されている。この貫通孔22cの上には詳細は後述するレンズホルダ24が配置される。また、ベース22上には、レンズホルダ24を挟むように所定間隔をあけて相互に対向する一対の永久磁石23a、23bが立設されている。
永久磁石23a、23bは、いずれも分割線BLを境として磁極の構成が逆となっている。また、永久磁石23aと永久磁石23bとは、同じ磁極が向かい合うように配置されている。すなわち、例えば、図2の分割線BLより手前側においてはN極が向かい合い、分割線BLより奥側ではS極が向かい合うように構成される。また、永久磁石23a、23bは、それぞれの外面がベース22から折曲形成された突片22a、22bに着磁された状態となっている。
レンズホルダ24には、第1対物レンズ17及び第2対物レンズ18を保持できるように、2つの保持部24a、24bが形成されている。そして、第1対物レンズ17は、第1保持部24aに直接接着剤で接合されて保持される。一方、第2対物レンズ18は、チルト調整用ホルダ25に接着剤で接合保持され、このチルト調整用ホルダ25が第2保持部24bに接着剤で接合されることによって、レンズホルダ24に保持される。
このように、第2対物レンズ18をチルト調整用ホルダ25に保持した状態でレンズホルダ24に搭載するのは、対物レンズアクチュエータ21の組立て時において、第1対物レンズ17と第2対物レンズ18との間の相対チルトの調整を、コスト及び作業上の負担をかけずに調整できるようにするためである。レンズホルダ24とチルト調整用ホルダ25の関係の詳細については後述する。
なお、本実施形態では、第2対物レンズ18についてのみチルト調整用ホルダ25に搭載する構成としているが、第1対物レンズ17についてもチルト調整用ホルダ25に搭載する構成としても構わない。ただし、いずれか一方についてのみチルト調整できれば、対物レンズ17、18間の相対チルトの調整は行えるので、いずれか一方をチルト調整用ホルダ25で保持する構成とすれば良い。
レンズホルダ24の側壁のうち、永久磁石23a、23bと対面する両側壁の外側には、それぞれトラッキングコイル26a、26bが対向するように設けられている。このトラッキングコイル26a、26bは、全体で一本の線で繋がっている。
また、レンズホルダ24の内部側には、第1対物レンズ17の光軸を取り巻くようにフォーカスコイル27aが、第2対物レンズ18の光軸を取り巻くようにフォーカスコイル27bが、その高さが同一となるように並んで設けられる。フォーカスコイル27a、27bは、一本の線で繋がっている。
また、レンズホルダ24の内部側で、フォーカスコイル27a、27bの下部側には、第1対物レンズ17の光軸を取り巻くようにチルトコイル28aが、第2対物レンズ18の光軸を取り巻くようにチルトコイル28bが、その高さが同一となるように並んで設けられる。チルトコイル28a、28bは、一本の線で繋がっている。
このように構成されるレンズホルダ24は、レンズホルダ24の左右の側壁(トラッキングコイル26a、26bが設けられない側壁)に一方の端を固定される複数の導電性のワイヤ29(左右の各3本設けられる)によって揺動可能に支持されている。このワイヤ29の他端は、ベース22上に形成されるゲルホルダ30のゲル孔30aを挿通され、ゲルホルダ30に隣接して設けられる回路基板(図示せず)にはんだ付けにて接続されている。
なお、ゲル孔30aには、ゲル材が充填されており、これによりゲルホルダ30は、レンズホルダ24の駆動に応じて各ワイヤ29に生じた振動をゲル材によって減衰し、抑制する役割を果たす。
また、導電性を有する各ワイヤ29のレンズホルダ24側の端部は、上段の2本のワイヤ29がトラッキングコイル26a、26bと、中段の2本のワイヤ29がフォーカスコイル27a、27bと、下段の2本のワイヤ29がチルトコイル28a、28bとはんだ付けにて電気的に接続された状態となっている。
これにより、トラッキングエラー信号から生成される信号に基づいて、回路基板からワイヤ29を通じてトラッキングコイル26a、26bに電流が供給されると、永久磁石23a、23bによって形成される磁界とコイルを流れる電流との電磁気的な作用により、レンズホルダ24はトラッキング方向(ラジアル方向に同じ)に変位される。
同様に、フォーカスエラー信号から生成される信号に基づいて、回路基板からワイヤ29を通じてフォーカスコイル27a、27bに電流が供給されると、電磁気的な作用により、レンズホルダ24はフォーカス方向に変位される。また、光ピックアップ装置1に備えられるチルトセンサ(図示せず)を用いて生成される信号に基づいて回路基板からワイヤ29を通じてチルトコイル28a、28bに電流が供給されると、電磁気的な作用により、レンズホルダ24は、フォーカス方向とトラッキング方向とに対して直交する軸回り方向に回転される。
すなわち、永久磁石23a、23b、トラッキングコイル26a、26b、フォーカスコイル27a、27b、及びチルトコイル28a、28bは、レンズホルダ24を駆動させる駆動手段として機能している。
本実施形態の対物レンズアクチュエータ21の全体構成は以上のようであるが、次に本実施形態の対物レンズアクチュエータ21の特徴的部分について説明する。対物レンズアクチュエータ21は、2つの対物レンズ17、18を有しており、この場合、上述のように対物レンズ17、18間の相対チルトを極力小さくする必要がある。このため、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21は、上述のように第2対物レンズ18をチルト調整用ホルダ25に接着固定し、レンズホルダ24に対するチルト調整用ホルダ25の傾きを調整することで対物レンズ17、18間の相対チルトを調整できる構成としている。
そして、上述のように、従来においてはチルト調整用ホルダ25による相対チルト調整時に接着剤の回り込みが生じ、この接着剤の回り込みによって接着固定後に調整した相対チルトがずれるという問題があった。このため、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21においては、接着剤の回り込みを防止できる構成としている。以下、この構成について、図4及び図5を参照しながら説明する。なお、図4は、図3(a)のA−A位置で切った概略断面図である。また、図5は、図4の点線で囲った部分を拡大して示した拡大図である。
図4に示すように、チルト調整用ホルダ25の下部側のレンズホルダ24と接する部分には、摺動部25bが設けられている。この摺動部25bは、レンズホルダ24に対するチルト調整用ホルダ25の傾き調整を滑らかに行えるようにするもので、例えば曲面状に設けられる。そして、この摺動部25bによって、チルト調整用ホルダ25をレンズホルダ24に対して摺動させることで相対チルトの調整が行われる。
チルト調整用ホルダ25には、この摺動部25bよりも外周側に配置され、第2対物レンズ18の中心軸18aに対して略対称となる位置に、光が入射する側(図4の下側が該当する)に向かって突出する断面視略矩形状の突出部25aが形成されている。この突出部25aは、紙面方向に所定の長さだけ延びている(図3(b))参照)。
一方、レンズホルダ24には、その上部側に溝部31(図3(b)も参照)が形成されている。この溝部31は、チルト調整用ホルダ25の突出部25aと嵌め合うように形成されている。ただし、突出部25と溝部31との関係は、図5に示すようになっている。
すなわち、突出部25aの幅tと溝部31の幅t´との関係がt<t´となり、さらに、突出部25aと溝部31の底面31aとの間には、所定間隔のクリアランスCLが設けられている。突出部25aと溝部31との関係をこのように構成するのは、レンズホルダ24に対してチルト調整用ホルダ25を摺動させる際に、突出部25aと溝部31とが接触することによりチルト調整用ホルダ25の摺動が邪魔されないようにするためである。
次に、以上のように構成される対物レンズアクチュエータ21において、第1対物レンズ17と第2対物レンズ18との間で相対チルトの調整が行われる手順を説明しながら、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21の作用について説明する。
相対チルトの調整時には、第1対物レンズ17は、上述のようにレンズホルダ24の第1保持部24aに接着固定されており、相対チルト調整時には動かされない。一方、第2対物レンズ18は、チルト調整用ホルダ25に接着固定され、チルト調整用ホルダ25を動かすことでその傾きの調整が行われる。このチルト調整用ホルダ25による相対チルトの調整を行う前に、レンズホルダ24の溝部31にUV接着剤(UV照射により硬化する接着剤)を所定量注入しておき、チルト調整用ホルダ25をレンズホルダ24の第2保持部24b(図3(b)参照)に配置する。
この状態で、チルト調整用ホルダ25を動かしながら相対チルトの調整を行う。なお、対物レンズ17、18間の相対チルトの調整は、例えば、測定対象物の傾きを非接触で測定することが可能な公知の装置であるレーザオートコリメータを用い、対物レンズ17、18のコバ面での反射光の傾きに関する数値を得て、この数値が一致する場合に傾きが同じであると判断をする方法によって行われる。
そして、対物レンズ17、18間の相対チルト調整が終ると、上面側から溝部31に向けてUVが照射されて、UV接着剤32が硬化してチルト調整用ホルダ25がレンズホルダ24に対して固定される。なお、チルト調整用ホルダ25は、UV透過性の良い材料(例えば、ポリカーボネートやアクリル系の材料など)で形成されている。
以上に示すように、レンズホルダ24とチルト調整用ホルダ25を接着する接着剤は、溝部31に充填された構成であるために、接着剤が接着箇所以外の部分に回り込む可能性が低い。また、突出部25aと溝部31の幅、及び突出部25aと溝部31との間のクリアランスCLを適切に調整し、溝部31に充填する接着剤32の量を適切な量とすることで、接着層をなるべく薄膜とすることができる。接着層が薄膜とできれば、温度環境等の影響によってチルト調整用ホルダ25の設定位置がずれる量も低減できる。更に、突出部25aと溝部31の構成の仕方によって接着面積を増加することも可能となる。従って、本実施形態の対物レンズアクチュエータ21は、対物レンズ17、18間の相対チルトを極力低減することが可能である。
なお、対物レンズアクチュエータ21においては、図6に示すように、第2対物レンズ18とチルト調整用ホルダ25とを接着する第1接着部33は、上から見た場合に、チルト調整用ホルダ25とレンズホルダ24とを接着する第2接着部34(レンズホルダ24の溝部31で接着されるチルト調整用ホルダ25の突出部25aが設けられる位置がほぼ該当する)と重なり合わないように構成されている。なお、図6は、チルト調整用ホルダ25を上から見た概略平面図である。なお、図6においては、第2対物レンズ18についても、一緒に示している。
このような構成とした場合、レンズホルダ24とチルト調整用ホルダ25とをUV照射によって接着固定する際に、第1接着部33の存在によってUVの透過率が悪くなって、レンズホルダ24とチルト調整用ホルダ25との接着が不十分となることがないので好ましい。
以上に示した本実施形態においては、レンズホルダ24の溝部31及びチルト調整用ホルダ25の突出部25aを、第2対物レンズ18の中心軸18aを挟んで略対称な位置に2箇所設ける構成としたが、この構成に必ずしも限定される趣旨ではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。すなわち、例えば、第2対物レンズ18を取り囲むように突出部25a及び溝部31を設ける構成等としても構わない。
また、以上に示した実施形態においては、対物レンズアクチュエータは、ワイヤで支持するワイヤ支持方式の対物レンズアクチュエータとした。しかし、本発明は、複数の対物レンズを有し、対物レンズ間の相対チルト調整を行う対物レンズアクチュエータに広く適用可能である。すなわち、例えば、対物レンズアクチュエータの構成を、いわゆる軸摺動型の対物レンズアクチュエータとしても構わないし、対物レンズアクチュエータが搭載する対物レンズの配置や数についても本実施形態の構成に限定されない。
その他、本実施形態においては、本発明の対物レンズアクチュエータを備える光ピックアップ装置について、BD/DVD/CDを互換する構成としたが、これに限らず、複数の対物レンズを使用する光ピックアップ装置に広く適用可能であるのは言うまでもない。
本発明によれば、複数の対物レンズを搭載する対物レンズアクチュエータにおいて、対物レンズ間の相対チルトを極力小さくすることが可能である。このために、本発明の対物レンズアクチュエータを搭載する光ピックアップ装置においてはコマ収差の発生を抑制できる。従って、本発明は有用な発明と言える。
は、本発明の対物レンズアクチュエータを備える光ピックアップ装置の構成を示す概略平面図である。 は、本実施形態の対物レンズアクチュエータの構成を示す概略斜視図である。 は、本実施形態の対物レンズアクチュエータが備えるレンズホルダの構成を説明するための図である。 は、図3(a)のA−A位置で切った概略断面図である。 は、図4の点線で囲った部分を拡大して示した拡大図である。 は、本実施形態の対物レンズアクチュエータが備えるチルト調整用ホルダを上から見た概略平面図である。 は、従来の対物レンズアクチュエータの構成を説明するための図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
11 第1光源
12 第2光源
17 第1対物レンズ
18 第2対物レンズ
18a 第2対物レンズの中心軸
21 対物レンズアクチュエータ
23a、23b 永久磁石(駆動手段)
24 レンズホルダ(第1レンズホルダ)
25 チルト調整用ホルダ(第2レンズホルダ)
25a 突出部
25b 摺動部
26a、26b トラッキングコイル(駆動手段)
27a、27b フォーカスコイル(駆動手段)
28a、28b チルトコイル(駆動手段)
31 溝部
33 第1接着部
34 第2接着部

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光ビームを光記録媒体の記録層に集光するために用いられ、前記光記録媒体の種類によって切り換えて使用される2つの対物レンズと、
    前記2つの対物レンズが搭載される第1レンズホルダと、前記第1レンズホルダを駆動する駆動手段と、を有する対物レンズアクチュエータと、
    を備える光ピックアップ装置において、
    前記2つの対物レンズのうち1つは、第2レンズホルダに保持された状態で前記第1レンズホルダに搭載され、
    前記第2レンズホルダには、組立て時に前記第2レンズホルダを前記第1レンズホルダに対して摺動させる摺動部と、前記摺動部より外周側であって前記第2レンズホルダに保持される対物レンズの中心軸に対して略対称の位置に配置されて、光が入射する側に向かって突出する突出部と、が形成され、
    前記第1レンズホルダには、前記突出部が接着固定される溝部が形成され、
    前記第2レンズホルダと前記第2レンズホルダに保持される対物レンズとを接着する第1接着部は、前記対物レンズが配置される側から見た場合に、前記第1レンズホルダと前記第2レンズホルダとを接着する第2接着部と重なり合わないことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 複数の対物レンズと、
    前記複数の対物レンズが搭載される第1レンズホルダと、
    前記第1レンズホルダを駆動する駆動手段と、
    を備える対物レンズアクチュエータにおいて、
    前記複数の対物レンズのうちの少なくとも1つは、第2レンズホルダに保持された状態で前記第1レンズホルダに搭載され、
    前記第2レンズホルダには、組立て時に前記第2レンズホルダを前記第1レンズホルダに対して摺動させる摺動部と、前記摺動部より外周側に配置されて光が入射する側に向かって突出する突出部と、が形成され、
    前記第1レンズホルダには、前記突出部が接着固定される溝部が形成されることを特徴とする対物レンズアクチュエータ。
  3. 前記突出部は、前記第2レンズホルダに保持される対物レンズの中心軸に対して略対称の位置に形成されることを特徴とする請求項2に記載の対物レンズアクチュエータ。
  4. 前記第2レンズホルダと前記第2レンズホルダに保持される対物レンズとを接着する第1接着部は、前記対物レンズが配置される側から見た場合に、前記第1レンズホルダと前記第2レンズホルダとを接着する第2接着部と重なり合わないことを特徴とする請求項2又は3に記載に対物レンズアクチュエータ。
  5. 前記複数の対物レンズは2つであり、前記第2レンズホルダに保持される対物レンズの数は1つであることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の対物レンズアクチュエータ。
  6. 請求項2から5のいずれかに記載の対物レンズアクチュエータを備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
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