JP2008176715A - 情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 文書共有システムにおいて、共有のフォルダに対してユーザ独自の文書の振り分け条件を設定しておくことで、共有フォルダに登録される文書が振り分け条件に合致した場合、ユーザが作成した独自のフォルダに文書を振り分けることを可能とし、所望の文書を容易に参照することを可能とすることを目的とする。
【解決手段】 登録ユーザにしか参照することができないフォルダに対して、共有フォルダ内の文書のリンクを作成する。
【選択図】 図11
【解決手段】 登録ユーザにしか参照することができないフォルダに対して、共有フォルダ内の文書のリンクを作成する。
【選択図】 図11
Description
本発明は、情報管理方法及び情報管理システムに関し、特に情報管理システムに登録される文書情報を分類し、特定のフォルダに格納して管理する情報管理方法及び情報管理システムに関するものである。
従来、文書共有システムにおいて、登録する文書の格納のためにフォルダ構成を作成し、作成したフォルダに文書を格納している。また、このフォルダ構成は、文書共有システムにおいては複数のユーザが共有しているため、複数のユーザがこのフォルダ構成に新たにフォルダを作成し、文書を登録することが可能である。しかしながら、複数のユーザがフォルダや文書を自由に登録できること等から、フォルダや文書の構成の管理が複雑になることが多く、ユーザは所望のフォルダや文書を参照するために、検索等をおこなって探さなければならないため、効率的に参照できることが求められている。
こうした要望に応えるために、解決策のひとつとして、フォルダ構成の中の適切なフォルダに文書を保存すると、複数のフォルダに対応する内容を有する文書を、対応するフォルダにそれぞれ保存したのと同じ状態に管理して、該文書の編集に伴うフォルダ間の同一性を維持する方法がある(例えば特許文献1参照)。この方法は、複数のフォルダで同一の文書を、同一性を持たせて管理するという利点を有している。
特開2004−220347号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、複数のフォルダで同一の文書を、同一性を持たせて管理することは可能であり、フォルダごとに文書を分類して管理するには便利な方法であるが、それぞれのフォルダも文書管理システム内の複数のユーザで共有するため、フォルダ構成としてはより複雑になりかねないという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するために、自分だけが参照できる他のユーザと共有しないユーザ独自のフォルダを作成するための情報管理方法と、を有することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、従来の他のユーザと共有する通常のフォルダに文書が登録された際、前記他のユーザと共有しないユーザ独自フォルダに所望の文書を振り分けるための振り分け条件を設定するための情報管理方法と、前記振り分け条件に従って、前記振り分け条件を設定したフォルダに登録される文書のリンクを前記ユーザ独自フォルダに自動的に作成するための情報管理方法と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザが使用する文書共有システムにおいて、自分だけが参照することができる他のユーザと共有しないユーザ独自フォルダを作成し、通常フォルダに対して作成したユーザ独自フォルダへの文書の振り分け条件を指定することによって、通常フォルダに文書が登録された際、登録された文書がユーザ独自フォルダへの振り分け条件に合致する文書であった場合に、自動的にユーザ独自フォルダに該文書のリンクが作成されるため、ユーザは所望の文書を容易に参照することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態である文書共有システムの構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態は文書管理サーバ101及びクライアント端末102(1)、102(2)、・・・、102(N)が、ネットワーク100を介して常時接続、またはクライアント端末によるダイアルアップ接続される構成を表している。なお、クライアント端末102(1)、102(2)、・・・、102(N)は、各々同様な構成をしているため、ここでは説明の簡略化のため、複数クライアント端末102(1)、102(2)、・・・、103(N)の中で特定されたクライアント端末102を示す場合は、クライアント端末102(X)や102(Y)と記す。また、複数クライアント端末102(1)、102(2)、・・・、102(N)の全体を指す場合は、単にクライアント端末102と記すこととする。
クライアント端末102は、本実施形態における文書共有システムの利用者であるユーザが、例えば自宅や会社から直接操作をおこなうための情報端末装置(図2の説明において詳しく記述する、CPU、ROM、RAM、HDD等から構成されるコンピュータシステム)である。文書共有システムのユーザは、クライアント端末102に保持している文書共有システムを利用するためのアプリケーションやWEBブラウザ等を用いてネットワーク100を介して文書管理サーバ101にアクセスし、文書管理サーバ101に文書を送信して文書共有システムに文書を格納することや、文書管理サーバ101に格納されている文書情報等を取得することができる。
文書管理サーバ101は、クライアント端末102と通信をおこなう機能を有する情報処理装置であり、クライアント端末102からネットワーク100を介して送信される文書を受信し、文書管理サーバ内の所定の後述する図3の情報格納装置320に文書を格納することや、情報格納装置320内の文書の検索や取得をおこなう機能を有する情報処理装置である。
ネットワーク100は、本実施形態ではインターネットを例に説明するが、LAN(Local Area Network)等の他のネットワークシステムであっても構わない。
図2は、本発明の実施形態として例に挙げた文書管理サーバ101及びクライアント端末102の情報処理装置の内部構成を示す図である。なお、本実施例では文書管理サーバ101及びクライアントシステム102において必要とされる内部構成については、ほぼ同一の構成であるので説明の簡略化のために同一の図で説明をすることとする。
201は、情報処理装置の演算・制御をつかさどる中央演算装置(以下、CPUと記す)である。
202は、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと記す)であり、CPU201の主メモリとして、また実行プログラムの領域や該プログラムの実行エリア並びにデータエリアとして機能する。
203は、CPU201の動作処理手順を記憶しているリードオンリーメモリ(以下、ROMと記す)である。ROM203には情報処理装置の機器制御をおこなうシステムプログラムである基本ソフト(OS)を記録したプログラムROMと、システムを稼動させるために必要な情報等が記録されているデータROMがある。ROM203の代わりに後述のHDD209を用いる場合もある。
204は、フレキシブルディスクドライブ(FDD)やCD−ROMドライブのような外部記憶メディアのデータ入出力装置であり、それぞれに対応した記憶メディアの情報を入出力する機能を有する。以下、総称してCD−ROMと記す。
205は、ネットワークインターフェース(NETIF)であり、後述するモデム206を介して外部ネットワークに接続するものである。NETIF205は、ネットワークを介して情報処理装置間のデータ転送をおこなうための制御や接続状況の診断をおこなう。
206は、モデム等の信号変換器であり、外部ネットワークと情報処理装置とを電話回線等を介して接続し、データの通信をおこなう機器である。以下、モデムと記す。
207は、ビデオRAMであり、情報処理装置の稼動状態を示す後述するCRT208の画面に表示される画像を展開し、その表示の制御をおこなう機能を有する。以下、VRAMと記す。
208は、表示装置であり、例えばCRT等のディスプレイ装置である。以下、CRTと記す。
209は、後述する外部入力装置210及び212からの入力信号を制御するコントローラ(以下、KBCと記す)である。
210は、情報記憶装置の利用者が入力操作をおこなうためのキーボード(以下、KBと記す)である。
211は、情報記憶装置の利用者が入力操作をおこなうためのポインティングデバイス(以下、マウスと記す)である。
212は、ハードディスクドライブ(以下、HDDと記す)であり、アプリケーションプログラムや各種データ保存用に用いられる。本実施例におけるアプリケーションプログラムとは、本実施例を構成する各種処理手段を実行するソフトウェアプログラム等のことである。
200は、上述した各ユニット間を接続するための伝送バス(アドレスバス、データバス、入出力バス及び制御バス)である。
図3は、本実施形態の文書共有システムにおける文書管理サーバ101内で動作する処理モジュール群及び情報を格納する格納装置群、それらの処理モジュール群及び格納装置間の制御及び情報の流れを説明するための図である。同図において、310は処理モジュールであり、図2に示したROM203、FDD204またはHDD212より読み込まれてRAM202に展開され、CPU201で使用されるアプリケーションプログラムまたはプログラムの一部として動作するモジュールである。
図3において、320は情報格納装置であり、ファイルシステムまたはデータベースシステムを用いて文書管理サーバ101におけるRA202、FDD204またはHDD212の少なくとも一つを用いて情報を格納する。また、情報処理装置320に格納された情報へは、特定のキーや条件で直接特定の情報へのアクセスが可能である。
情報処理装置(文書管理サーバ101及びクライアント端末102)とその中の処理モジュールや情報格納装置との関係は、自動起動されるかもしくは操作者がKB210より入力した情報や指示によりKBC209を通じて、必要に応じてRAM202に展開しCPU201へ伝えられる。CPU201で演算し、情報格納装置に格納された情報をROM203、FDD204、HDD212或いはRAM202等よりRAM202に展開しCPU201へ伝え、CPU201で演算した結果を必要ある場合、RAM202、HDD212FDD204等に存在する情報格納装置にその演算結果の情報を書き込む。また同時に、CPU201での演算した結果を、必要がある場合、VRAM207を介してCRT208に結果の情報を表示するものである。CPU201、RAM202、ROM203、NETIF205、VRAM207、KBC209、HDD212、FDD204間の伝送は伝送バス200を通じておこなわれる。
図3において、クライアント端末102から文書ファイルを登録する文書共有システムのユーザは、インターネット閲覧可能なネットワーク閲覧手段301を用いて文書管理サーバ101に対して、文書名や文書のコメント等の登録文書情報と該登録文書ファイルを指定してアップロードすることにより文書を登録する。
文書管理サーバ101の画面処理部311は、クライアント端末102がネットワーク閲覧手段301を用いて閲覧する画面情報を生成する手段であり、ユーザはWebブラウザや該文書共有システムを利用できるアプリケーションを用いて該画面情報を閲覧することができる。
文書/フォルダ登録処理部312は、登録文書ファイル及び登録文書に対して設定した文書情報を受け付ける。ユーザから文書の登録処理を受け付けると、文書の管理番号を発行すると共に、ユーザがアップロードした該登録文書ファイルを情報格納装置320中の文書/フォルダ情報格納部321の後述する図4の文書/フォルダ情報テーブル400へ管理番号を関連付けて格納する。また、ユーザがユーザ独自フォルダを作成する時に、ユーザ独自フォルダの作成要求を受け付ける。ユーザ独自フォルダの作成要求を受け付けると、通常のフォルダと同様、ユーザ独自フォルダの管理番号を発行すると共に、フォルダ情報を情報格納装置320中の文書/フォルダ情報格納部321の後述する図4の文書/フォルダ情報テーブル400へ管理番号を関連付けて格納する。
振り分け条件処理部313は、ユーザが任意のフォルダに対して設定した、ユーザ独自フォルダへの振り分け条件の設定情報を受け付ける。ユーザから振り分け条件の設定情報を受け付けると、ユーザ独自フォルダの管理番号と振り分け元のフォルダとの関連付け及び振り分け条件を、情報格納装置320中の振り分け条件格納部322の後述する図5の振り分け条件テーブル500へ格納する。
関連付け情報処理部314は、ユーザ独自フォルダへの振り分け条件を設定したフォルダにユーザ独自フォルダへの振り分け条件に合致した文書が登録されると、ユーザ独自フォルダの管理番号と前記文書の管理番号を関連付けて、情報格納装置320中の関連付け情報格納部323の後述する図6の関連付けテーブル600へ格納する。
図4は、文書管理サーバ101の情報格納装置320内の文書/フォルダ格納部321に格納される文書/フォルダ情報テーブル400の構成例を表す図である。
文書管理テーブル400は、ユーザからフォルダやユーザ独自フォルダの作成、または文書の登録要求を受けた時にレコードが作成される。また、文書やフォルダまたはユーザ独自フォルダが参照される時に本テーブルのレコードが参照される。
401は、文書/フォルダ管理番号を表し、文書やフォルダが作成される時に文書管理サーバ101中の文書/フォルダ登録処理部312が自動的に発番するシステム上でユニークな管理番号である。
402は、文書/フォルダ名を表し、文書やフォルダを作成する時にクライアント端末102のユーザが指定するか、または文書管理サーバ101中の文書/フォルダ登録処理部312が自動的に生成するものである。
403は、文書/フォルダ区分を表し、文書やフォルダを作成する時に使用し、文書やフォルダ、ユーザ独自フォルダを本文書管理テーブル400内で扱う場合に使用するものであり、文書やフォルダまたはユーザ独自フォルダを別々のテーブルで管理する場合は特に必要としない。
404、405及び406は、文書やフォルダまたはユーザ独自フォルダを管理する上で便利な項目で、本発明を説明するためのものであって、実際には必ずしも同じ項目であるとは限らず、別の項目であっても構わない。
図5は、文書管理サーバ101の情報格納装置320内の振り分け条件格納部322に格納される振り分け条件テーブル500の構成例を表す図である。
振り分け条件テーブル500は、ユーザが任意のフォルダに対して文書を振り分け条件を設定した時に、レコードが作成される。また、クライアント端末102のユーザが、フォルダに文書を登録すると本テーブルが参照され、該当するフォルダがないか検索処理がおこなわれる。
501は、振り分け元フォルダ管理番号を表し、ユーザが任意のフォルダに対して文書の振り分け条件を設定した時に、前述の図4の文書/フォルダ管理番号401の該当するフォルダ管理番号を取得したものである。後述する図11のユーザが選択した任意のフォルダ1101に対応する管理番号である。
502は、ユーザ管理番号を表し、ユーザが任意のフォルダに対して文書の振り分け条件を設定した時の、そのユーザのユーザ管理番号である。ユーザ管理番号502は、クライアント端末102を操作する文書共有システムのユーザであり、システム上でユニークな管理番号である。
503は、ユーザ独自フォルダの管理番号を表し、ユーザが任意のフォルダに対して文書の振り分け条件を設定すると、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400で管理されている文書/フォルダ管理番号501から該当する文書の振り分け先の管理番号を取得したものである。後述する図11の振り分け先ユーザ独自フォルダ1102に対応する管理番号である。
504は、振り分け条件を表し、ユーザが任意のフォルダに対して文書の振り分け条件を設定する時に登録される振り分け条件である。振り分け条件は、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400で管理されている項目等を使用し、例えば文書の作成者405や文書を登録した登録日406の値を振り分け条件として設定する。振り分け条件についての詳細は、後述する図11の1103で説明をする。
本テーブルの項目の構成は、本発明の説明をするためのものであって、実際には必ずしも同じ項目であるとは限らず、別の項目であっても構わない。
図6は、文書管理サーバ101の情報格納装置320内の振り分け文書情報格納部323に格納される振り分け文書テーブル600の構成例を表す図である。
振り分け文書テーブル600は、ユーザが任意のフォルダに対して文書を登録した時に、前述の図5の振り分け元管理番号501に該当するフォルダの管理番号があるかどうかを検索し、該当する管理番号があった場合に対応するユーザ独自フォルダの管理番号503と、該文書の管理番号401を関連付けるために使用される。
601は、ユーザ独自フォルダの管理番号を表し、ユーザが任意のフォルダに文書を登録した時に、そのフォルダの管理番号401に対応するデータが前述の図5の振り分け元のフォルダ管理番号501にあるかどうかを検索し、あった場合に対応するユーザ独自フォルダの管理番号503を取得し、本テーブルの本項目に登録される。
602は、文書の管理番号を表し、ユーザが任意のフォルダに文書を登録した時に文書管理サーバ101の文書/フォルダ処理部312によって発番される管理番号であり、前述の図4の401で管理されている。
図7は、文書管理サーバ101がクライアント端末102(X)からユーザ独自フォルダの作成要求を受けてから、登録完了までの一連の処理の概要を順に示したものである。
ステップS701は、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである画面処理部311が、クライアント端末102(X)のユーザに対して通常のフォルダの作成と同じようにユーザ独自フォルダの作成画面等を送信し、ユーザはその画面を利用してユーザ独自フォルダの情報等を設定し、ユーザ独自フォルダの作成を指示する処理を表している。
ステップS702は、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである文書/フォルダ処理部312が、ステップS701で受信したユーザ独自フォルダ情報を情報格納装置320内の文書/フォルダ情報格納部321に格納するために管理番号を発番する処理を表す。
ステップS703は、ステップS702で発番された管理番号を用いて、ユーザ独自フォルダ及びユーザ独自フォルダ情報を、情報格納装置320内の文書/フォルダ格納部321に格納する処理を表す。
ステップS704は、ステップS703の処理でユーザ独自フォルダの作成に成功した場合、クライアント端末102に対してユーザ独自フォルダの作成の完了を通知する処理を表す。
ステップS705は、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである画面処理部311が、クライアント端末102(X)のユーザに対してユーザ独自フォルダの作成の完了を表す情報を送信し、ユーザはその画面を参照してユーザ独自フォルダが作成されたことを確認する処理を表す。
図8は、クライアント端末102(X)のユーザが任意のフォルダに対して既に作成されているユーザ独自フォルダへの振り分け設定をおこない、文書管理サーバ101が設定情報の登録を完了させるまでの一連の処理の概要を順に示したものである。
ステップS801は、クライアント端末102(X)のユーザが、例えば後述する図11のような文書共有システムのフォルダ構成を表す画面1100に表示されている任意のフォルダ1101を選択する処理を表す。
ステップS802は、クライアント端末102(X)のユーザが、ステップS801で選択したフォルダに対して、既にクライアント端末102(X)のユーザによって作成されているユーザ独自フォルダへの文書の振り分け設定をおこなうことを、文書管理サーバ101に対して指示する処理を表す。
ステップS803は、クライアント端末102(X)からステップS802の指示を受け、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである画面処理部311が、クライアント端末102(X)のユーザに対して後述する図11のユーザ独自フォルダへの振り分け条件の設定画面1100のような情報を送信し、その画面を利用してユーザ独自フォルダの設定条件等の設定を促すことを表す。
ステップS804は、クライアント端末102(X)のユーザがステップS803によって文書管理サーバ101から受信したユーザ独自フォルダの振り分け条件の設定項目に対して設定をおこない、設定した値で文書の振り分け処理をおこなうように文書管理サーバ101に指示する処理を表す。
ステップS805は、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである振り分け条件処理部312が、ステップS804でクライアント端末102(X)のユーザが設定したユーザ独自フォルダへの振り分け条件を、情報格納装置320中の振り分け情報格納部322の図5の振り分け条件テーブル500に格納する処理を表す。
ステップS806は、ステップS805の処理でユーザ独自フォルダへの振り分け条件の登録に成功した場合、クライアント端末102(X)に対してユーザ独自フォルダへの振り分け条件の登録の完了を通知する処理を表す。
ステップS807は、文書管理サーバ101がプログラムROM203からRAM202に読み込まれて利用可能となるプログラムである画像処理部311が、クライアント端末102(X)のユーザに対してユーザ独自フォルダへの文書の振り分け設定の登録が完了したことを確認する処理を表す。
図9は、任意のクライアント端末102(X)のユーザが任意のフォルダに対して文書を登録し、そのフォルダにユーザ独自フォルダへの振り分け条件が設定されているかを判定し、ユーザ独自フォルダに振り分けられるまでの一連の処理の概要を順に示したものである。
ステップS901は、クライアント端末102(X)のユーザから任意のフォルダに対して文書の登録指示を受ける処理を表す。
ステップS902は、文書の登録指示がされたフォルダに文書の振り分け条件が設定されているかをチェックする処理を表す。文書の振り分け条件が設定されているかのチェックは、全ユーザ分おこなわれる。
ステップS903は、前述の図5の振り分け条件テーブル500で、対象フォルダに文書の振り分け条件が設定されているかどうかの判断を表す。対象のフォルダに文書の振り分け条件が設定されていなければ、これら一連の処理の流れは終了する。
ステップS904は、ステップS903で対象のフォルダに振り分け条件が設定されていた場合の処理で、対象のフォルダ管理番号が、前述の図5の振り分け条件テーブル500の振り分け元フォルダ管理番号501に登録されているものから、文書の振り分け先である独自フォルダ管理番号503を取得する処理を表す。
ステップS905は、ステップS903で対象のフォルダに振り分け条件が設定されていて、その振り分け先の独自フォルダの管理番号503と、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400に登録された文書の管理番号401とを関連付けして、前述の図6の振り分け文書テーブル600に登録する処理を表す。
図10は、クライアント端末102のユーザが操作する文書共有システムの画面の一例を表すもので、一般的な文書共有システムで使用するフォルダの階層構成を表した画面である。
1001は、フォルダの階層構造を表し、一般的な文書共有システムにおいて、他のユーザと共有するフォルダを表す。1001の個々のフォルダ情報は、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400によって管理されている。
1002は、本発明によるユーザ独自フォルダを表し、作成したユーザのみ参照可能であり、他のユーザはこのフォルダを参照することができない。1002の個々のユーザ独自フォルダの情報は、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400によって管理されている。
1001のフォルダに対して1002のユーザ独自フォルダに文書が振り分けられるように文書の振り分け条件を設定した後、前記1001のフォルダに文書が登録されると、前記文書が振り分け条件に合致した場合に1002のユーザ独自フォルダに文書が振り分けられる。
図11は、クライアント端末102のユーザが操作する文書共有システムの画面の一例を表すもので、任意のフォルダに対して本発明におけるユーザ独自フォルダへの文書の振り分け条件の設定をおこなうための画面である。
1101は、クライアント端末102のユーザがユーザ独自フォルダへの振り分け条件を設定する任意のフォルダを表す。フォルダ1101の情報は、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400によって管理されている。
1102は、1101で指定したフォルダに文書が登録された時に、その文書が振り分けられるユーザ独自フォルダを指定する入力欄である。図11の画面例では入力欄になっているのは、本発明を説明するためのものであって、実際には選択型等の別のリソースであっても構わない。
1103は、1101で指定したフォルダに文書が登録された時に、その文書を1102で指定するユーザ独自フォルダへ振り分けるための条件を入力する欄である。1103の振り分け条件で入力される値は、前述の図5の振り分け条件504で管理されている。図11の画面例では、文書名、コメント、作成者、作成日、キーワードを入力欄として設けているが、これは本発明を説明するためのものであって、実際には別の項目を振り分け条件として指定できるようにしても構わない。
図12は、クライアント端末102のユーザが操作する文書共有システムの画面の一例を表すもので、任意のフォルダに対して本発明におけるユーザ独自フォルダへの文書の振り分けがおこなわれ、前記ユーザ独自フォルダ内の文書を一覧で画面上に表示させたもの例である。
1201は、フォルダの階層構造を表し、一般的な文書共有システムにおいて、他のユーザと共有するフォルダを表す。
1202は、本発明によるユーザ独自フォルダを表し、作成したユーザのみ参照可能なフォルダである。ユーザ独自フォルダ1202は、フォルダ階層構造1201内のひとつまたは複数のフォルダに対して設定した文書の振り分け条件に従って、そのフォルダに登録される文書のリンクがユーザ独自フォルダ1202内のひとつまたは複数に作成される。
1203は、前記ユーザ独自フォルダ1202内に格納されている文書のリンク一覧であり、ユーザがフォルダ階層構造1201内のひとつまたは複数のフォルダに対して設定した文書の振り分け条件に該当する文書のリンクの一覧を表す。
1204は、ユーザ独自フォルダに振り分けられた文書のリンクであり、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400の文書/フォルダ名402で管理される該文書の文書名を表す。
1205は、ユーザ独自フォルダに振り分けられた文書のリンクであり、該文書の振り分け元のフォルダパスを表す。
1206は、ユーザ独自フォルダに振り分けられた文書のリンクであり、前述の図4の文書/フォルダ情報テーブル400の作成者405で管理される該文書の振り分け元のフォルダに該文書を登録した登録者名を表す。
図12の画面例では、文書名、リンク元フォルダ、登録者を表示項目として設けているが、これは本発明を説明するためのものであって、実際には別の項目を表示できるようにしても構わない。
Claims (5)
- クライアント端末のユーザから登録を指示された文書を、文書管理サーバの情報格納装置に登録して管理をおこない、複数のユーザで文書の共有をおこなう文書共有システムであって、
前記ユーザが、文書共有システム上のフォルダ構成内で、他のユーザが参照できない、そのユーザ独自のフォルダの作成を指示する手段と、
前記ユーザからのフォルダの作成指示に従って、前記情報格納装置に前記フォルダを作成する手段と、
を提供することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、文書共有システム上の共有フォルダに対して文書が登録された時に、前記文書のリンクが前記ユーザ独自フォルダに自動的に作成されるように、文書の振り分け条件の設定を指示する手段と、
前記ユーザからの文書の振り分け条件の設定指示に従って、前記情報格納装置に前記文書の振り分け条件の設定を登録する手段と、
を提供することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記共有フォルダに対して文書が登録された時に、登録された文書が前記ユーザ独自フォルダへの文書の振り分け条件に当てはまるかどうかを判断する手段と、
前記判断手段によって、文書の振り分け条件に当てはまると判断された時に、前記文書のリンクを前記ユーザ独自フォルダに自動的に作成する手段と、
前記ユーザ独自フォルダに作成されたリンクを前記ユーザが参照可能とする手段と、
を提供することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記ユーザが前記ユーザ独自フォルダ内に作成された前記リンクの操作をおこなうことを可能とする手段と、
前記編集可能なリンクの操作をおこなった時、リンクに対応した請求項3に記載の前記共有フォルダ内に格納された文書に対しても操作をおこなうことを可能とする手段と、
を提供することを特徴とする情報管理システム。 - 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記ユーザ独自フォルダ内に格納されているリンクは、前記ユーザ独自フォルダを作成した前記ユーザによる検索を可能とする手段と、
を提供することを特徴とする情報管理システム。
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JP2018173714A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 日本電気株式会社 | 共有装置、共有システム、共有方法、および共有プログラム |
US11429556B2 (en) | 2019-12-13 | 2022-08-30 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Document management apparatus and non-transitory computer readable medium |
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2007
- 2007-01-22 JP JP2007011604A patent/JP2008176715A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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