JP2008174095A - 始動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】防盗性は確保しながらも携帯器を所持していなくても始動可能として使い勝手の向上を図ること。
【解決手段】コントロールユニット4は、スタータスイッチ2が押された際に、指紋センサ5が読み取った指紋とRAM43にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、送受信部7が受信したID信号と、RAM43にあらかじめ登録された登録信号と、を比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、始動装置3による始動を許可する始動処理を実行することを特徴とする始動制御装置とした。
【選択図】図1
【解決手段】コントロールユニット4は、スタータスイッチ2が押された際に、指紋センサ5が読み取った指紋とRAM43にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、送受信部7が受信したID信号と、RAM43にあらかじめ登録された登録信号と、を比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、始動装置3による始動を許可する始動処理を実行することを特徴とする始動制御装置とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のエンジンなどの駆動源を始動させる始動制御装置に関し、特に、エンジンなどの駆動源の始動時に、利用者が正当な利用者であるか否かの認証を行うものに関する。
近年、自動車では、盗難防止や利便性を図るため、携帯式キーなどの無線信号を出力する携帯器を用いて正当な運転者であるか否かの認証を行い、この認証が認められた場合にエンジンの始動を許可する始動制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−96302号公報
しかしながら、このような無線式の携帯器を用いる技術では、携帯器の電池が切れた場合や、あるいは運転者が携帯器を所持していない場合に、エンジンを始動させることができず不便であった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、防盗性は確保しながらも携帯器を所持していなくても始動可能として使い勝手の向上を図ることを目的とするものである。
本発明は、上述の目的を達成するためになされたもので、駆動源の始動を指令する始動スイッチと、駆動源を始動させる始動手段と、指紋を読み取る指紋センサと、無線式の携帯器から送られる携帯器固有の固有信号を受信する受信器と、前記指紋センサ、前記受信器、前記始動スイッチからの入力に基づいて前記始動手段の作動を制御する始動処理を実行する制御手段と、を備えた始動制御装置であって、前記制御手段は、前記始動スイッチにより始動が指令されたときに、前記始動手段による始動を実行する前に、前記指紋センサが読み取った指紋と前記制御手段の記憶部にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、前記受信器が受信した固有信号と前記記憶部にあらかじめ登録された登録信号とを比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、前記始動手段による始動を許可することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の始動制御装置において、前記制御手段は、始動制御において、まず、指紋照合を実行し、指紋照合で一致判定がなされた場合は、始動作動を実行させ、指紋照合で不一致判定の場合に、前記信号照合を実行し、この信号照合で信号一致の場合に、始動作動を実行するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の始動制御装置において、前記始動スイッチが、押しボタン式のスイッチであり、この始動スイッチの押圧部に、前記指紋センサが設けられ、前記制御手段は、前記始動スイッチが押されたときに、前記指紋センサが検出した指紋の読み取りを行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の始動制御装置において、前記制御手段は、始動制御において、まず、指紋照合を実行し、指紋照合で一致判定がなされた場合は、始動作動を実行させ、指紋照合で不一致判定の場合に、前記信号照合を実行し、この信号照合で信号一致の場合に、始動作動を実行するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の始動制御装置において、前記始動スイッチが、押しボタン式のスイッチであり、この始動スイッチの押圧部に、前記指紋センサが設けられ、前記制御手段は、前記始動スイッチが押されたときに、前記指紋センサが検出した指紋の読み取りを行うことを特徴とする。
本発明では、利用者が正当な利用者であるか否かの認証を行うのにあたり、指紋センサが読み取った指紋があらかじめ登録された登録指紋に一致するかを判定する指紋照合と、携帯器から送信される固有信号があらかじめ登録された登録信号と一致するかを判定する信号照合と、のいずれか一方の一致判定で、正当な利用者と認証し、始動を許可する。
したがって、あらかじめ指紋を登録した利用者であれば、携帯器を持っていなかったり、携帯器が電池切れなどで携帯器が固有信号を送信できなかったりしても、始動可能として使い勝手に優れ、また、指紋で照合するため、高い防盗性能を確保できる。
また、指先をけがしたり、冬季に手袋をしていたり、指先が乾燥して指紋が読みとれなかったり、指紋センサの読取り部分が汚れていたりして、指紋センサで正常に指紋を読み取ることができなくても、携帯器による信号照合で始動が可能となり、この場合も、使い勝手に優れるとともに、防盗性能を確保することができる。 加えて、指紋を登録していない利用者であっても、携帯器を有していれば、始動させることが可能であり、使い勝手に優れる。
請求項2に記載の発明では、指紋照合と信号照合とを実行するのにあたり、指紋照合を先に実行し、指紋センサが検出した指紋と登録指紋とが一致した場合には、携帯器を用いた信号照合を実行することなく、エンジン始動を許可するため、信号照合を先に実行するものと比較して、携帯器の電力消費を抑えることができる。
請求項3に記載の発明では、利用者が始動スイッチを押した際に、その押圧部を押圧する指の指紋を指紋センサで検出して指紋照合が行われる。
したがって、運転者の始動操作が1回で済み、指紋センサと始動スイッチとを別々に設置する場合に比べて、運転者の始動時の操作を少なくすることができる。
請求項2に記載の発明では、指紋照合と信号照合とを実行するのにあたり、指紋照合を先に実行し、指紋センサが検出した指紋と登録指紋とが一致した場合には、携帯器を用いた信号照合を実行することなく、エンジン始動を許可するため、信号照合を先に実行するものと比較して、携帯器の電力消費を抑えることができる。
請求項3に記載の発明では、利用者が始動スイッチを押した際に、その押圧部を押圧する指の指紋を指紋センサで検出して指紋照合が行われる。
したがって、運転者の始動操作が1回で済み、指紋センサと始動スイッチとを別々に設置する場合に比べて、運転者の始動時の操作を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の始動制御装置は、駆動源の始動を指令する始動スイッチ(2)と、駆動源を始動させる始動手段(3)と、指紋を読み取る指紋センサ(5)と、無線式の携帯器(8)から送られる携帯器固有の固有信号を受信する受信器(7)と、前記指紋センサ(5)、前記受信器、前記始動スイッチ(2)からの入力に基づいて前記始動手段(3)の作動を制御する始動処理を実行する制御手段(4)と、を備えた始動制御装置であって、前記制御手段(4)は、前記始動スイッチ(2)により始動が指令されたときに、前記始動手段(3)による始動を実行する前に、前記指紋センサ(5)が読み取った指紋と制御手段(4)の記憶部(43)にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、前記受信器(7)が受信した固有信号と前記記憶部(43)にあらかじめ登録された登録信号とを比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、前記始動手段(3)による始動を許可することを特徴とする始動制御装置である。
この実施の形態の始動制御装置は、駆動源の始動を指令する始動スイッチ(2)と、駆動源を始動させる始動手段(3)と、指紋を読み取る指紋センサ(5)と、無線式の携帯器(8)から送られる携帯器固有の固有信号を受信する受信器(7)と、前記指紋センサ(5)、前記受信器、前記始動スイッチ(2)からの入力に基づいて前記始動手段(3)の作動を制御する始動処理を実行する制御手段(4)と、を備えた始動制御装置であって、前記制御手段(4)は、前記始動スイッチ(2)により始動が指令されたときに、前記始動手段(3)による始動を実行する前に、前記指紋センサ(5)が読み取った指紋と制御手段(4)の記憶部(43)にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、前記受信器(7)が受信した固有信号と前記記憶部(43)にあらかじめ登録された登録信号とを比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、前記始動手段(3)による始動を許可することを特徴とする始動制御装置である。
以下に、図1〜図3に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の始動制御装置Aについて説明する。
この実施例1の始動制御装置Aは、運転者が図3に示すインストルメントパネル1に設けられた始動スイッチとしてのスタータスイッチ2を押すのに連動して、図外のエンジンを始動させる始動手段としての始動装置3(図1参照)を始動作動させる車載の装置であって、その始動作動の際に、指紋照合と信号照合とを用いた利用者の認証を行い、始動許可と始動禁止との判定を行うもので、図1に示すように、コントロールユニット(制御手段)4と指紋センサ5とアンテナ6と送受信部(受信器)7とを備えている。
スタータスイッチ2は、図3に示すように、インストルメントパネル1において、ステアリング10の右横に設置された押しボタン式のスイッチであり、通常はOFF状態となっており、頭部に設けられた押圧部としての押圧面2aを押されるとON状態に切り替わり、押圧力を取り除くとOFF状態に戻るスイッチである。
コントロールユニット4は、あらかじめ記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)41、プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)42、データの読み書きが成される記憶部としてのRAM(Random Access Memory)43、入力インタフェースとしての入力部44、出力インタフェースとしての出力部45を備えている。
指紋センサ5は、図3に示すスタータスイッチ2の押圧面2aに設けられ、この押圧面2aを押圧する指Fの指紋を読み取るもので、静電容量式、電界検知式、光学式、感熱式、感圧式などの周知のものを用いることができ、本実施例1では、指紋を撮像する光学的センサを用いているものとする。
送受信部7は、アンテナ6を介して利用者が所有する無線式の携帯キー(携帯器)8との間で通信を行うもので、本実施例1では、スタータスイッチ2が押されると、コントロールユニット4の制御に基づいて、リクエスト信号reqを出力し、これを受信することで携帯キー8から送信される携帯キー8固有に設定された固有信号であるID信号idを受信する。
なお、携帯キー8は、アンテナ81、送受信部82、制御部83、電池84を備えており、リクエスト信号reqを受信した際に、あらかじめ与えられているID信号idを出力する。
次に、コントロールユニット4による始動処理を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
なお、この始動処理は、乗員が降車した状態から乗車判断がなされることで実行を開始されるものとする。また、乗車判断は、図外のドアセンサの出力、あるいは図外のシートに設けられたシートセンサの出力、あるいは、携帯キー8からのID信号idの出力に基づく乗車判定処理などに基づいて行うことができる。
なお、この始動処理は、乗員が降車した状態から乗車判断がなされることで実行を開始されるものとする。また、乗車判断は、図外のドアセンサの出力、あるいは図外のシートに設けられたシートセンサの出力、あるいは、携帯キー8からのID信号idの出力に基づく乗車判定処理などに基づいて行うことができる。
まず、ステップS1では、スタータスイッチ2が押されてONとなったか否か判定し、ONとなった場合には次のステップS2に進み、OFFのままであれば、このステップS1の判定を繰り返す。
ステップS2では、スタータスイッチ2の押圧面2aに設けられた指紋センサ5に接している指Fの指紋を読み込み、次のステップS3において、この読み込んだ指紋が登録指紋に一致するか否かの指紋照合判定を行い、指紋照合がとれればステップS4に進む。すなわち、本実施例1では、この始動制御装置Aが搭載された車両の使用を許可された正当な利用者の指紋が、あらかじめ指紋センサ5により登録指紋として読み込まれてRAM43に記憶されており、ステップS2で読み込んだ指紋が、この登録指紋と一致するか否かの指紋照合が行われる。
ここで読み込んだ指紋と登録指紋とが一致した場合、すなわち、ステップS3においてYESと判定された場合には、利用者が正当な利用者であるとの認証を行い、ステップS4に進んで、始動装置3による始動を許可して始動作動を実行させ、図外のエンジンを始動させる。
一方、読み込んだ指紋が登録指紋と不一致で正当な利用者でないと判定された場合、すなわち、ステップS3においてNOと判定された場合、ステップS5に進んで、送受信部7によりリクエスト信号reqを出力させる。
続くステップS6では、ID信号idの受信があるか否か判定し、あらかじめ設定された時間内にID信号idが受信された場合には、さらに、ステップS7に進んで、このID信号idがあらかじめRAM43に記憶された登録IDに一致するか否かの信号照合を実行する。
ここで登録IDと一致した場合には、利用者が正当な利用者と判定してステップS4に進んで、エンジンの始動を行う。
続くステップS6では、ID信号idの受信があるか否か判定し、あらかじめ設定された時間内にID信号idが受信された場合には、さらに、ステップS7に進んで、このID信号idがあらかじめRAM43に記憶された登録IDに一致するか否かの信号照合を実行する。
ここで登録IDと一致した場合には、利用者が正当な利用者と判定してステップS4に進んで、エンジンの始動を行う。
一方、ステップS6において、設定時間内にID信号idの入力が無い場合(ステップS8においてYES判定の場合)、ならびに入力されたID信号idが登録IDと不一致の場合(ステップS7においてNO判定の場合)には、利用者が携帯キー8を所持していない、すなわち、正当な利用者でないと判定し、ステップS8に進んで、エンジン始動禁止処理を実行し、始動装置3の始動作動を禁止する。なお、このエンジン始動禁止処理を実行した場合、例えば、エンジン始動禁止処理を行ったことを、利用者の携帯キー8あるいはあらかじめ登録された携帯電話に向けて出力するようにしてもよい。
次に、実施例1の動作を、場合分けして説明する。
(登録利用者が、携帯キー8を所持してエンジンを始動させる場合)
登録利用者は、エンジン始動時には、乗車後、スタータスイッチ2を指で押す。このときコントロールユニット4は、指紋センサ5で読み取られた指紋を読み込み、正常に指紋が読み取られた場合、その指紋は登録指紋と一致することになり、エンジンを始動させる(ステップS1→S2→S3→S4の処理流れによる)。
(登録利用者が、携帯キー8を所持してエンジンを始動させる場合)
登録利用者は、エンジン始動時には、乗車後、スタータスイッチ2を指で押す。このときコントロールユニット4は、指紋センサ5で読み取られた指紋を読み込み、正常に指紋が読み取られた場合、その指紋は登録指紋と一致することになり、エンジンを始動させる(ステップS1→S2→S3→S4の処理流れによる)。
一方、登録利用者が、指を怪我したり、手袋をはめていたり、あるいは指紋センサ5が汚れていたりして、指紋を正常に読み取ることができない場合、指紋照合において登録指紋と不一致となり、ステップS3→S5の処理に基づき、コントロールユニット4は、リクエスト信号reqを出力し、ID認証を実行する。この例の場合、登録利用者は、携帯キー8を所持していることから、ステップS5→S6→S7→S4の処理流れとなって、ID認証がなされ、エンジンが始動される。
このように、登録利用者が携帯キー8を所持して始動を行う場合、スタータスイッチ2を押すだけで指紋照合が実行され、エンジンの始動がなされ、また、なんらかの不都合で指紋照合が不一致と判断された場合も、携帯キー8によるID認証によりエンジンの始動がなされる。
このように、スタータスイッチ2を押す1操作でエンジン始動ができ、使い勝手に優れる。
このように、スタータスイッチ2を押す1操作でエンジン始動ができ、使い勝手に優れる。
(登録利用者が携帯キー8の非所持でエンジンを始動させる場合)
この場合、登録利用者がスタータスイッチ2を押すと、ステップS1→S2→S3の指紋照合がなされ、指紋センサ5が正常に指紋を読み取った場合は、利用者認証が成され、エンジンを始動させることができる。
この場合、登録利用者がスタータスイッチ2を押すと、ステップS1→S2→S3の指紋照合がなされ、指紋センサ5が正常に指紋を読み取った場合は、利用者認証が成され、エンジンを始動させることができる。
また、何らかの理由で指紋センサ5が読み取った指紋が登録指紋と一致すると判定されない場合、携帯キー8を所持していないことから、ステップS6でNOと判定され、ステップS8のエンジン始動禁止処理が実行され、エンジンを始動させることができない。
(非登録利用者が携帯キー8を所持してエンジンを始動させる場合)
この場合、非登録利用者がスタータスイッチ2を押すと、指紋照合でNOと判定されるため、ステップS5〜S7による信号照合が実行される。この信号照合において、携帯キー8を所持していることから、ステップS5→S6→S7→S4の処理が順に実行され、利用者認証が成され、エンジンが始動される。
この場合、非登録利用者がスタータスイッチ2を押すと、指紋照合でNOと判定されるため、ステップS5〜S7による信号照合が実行される。この信号照合において、携帯キー8を所持していることから、ステップS5→S6→S7→S4の処理が順に実行され、利用者認証が成され、エンジンが始動される。
このように、非登録利用者であっても、携帯キー8を所持していれば、正当な利用者と認証されて、エンジンの始動を行うことができ、使い勝手に優れる。
(非登録利用者が携帯キー8の非所持でエンジンを始動させる場合)
非登録利用者が携帯キー8の非所持でスタータスイッチ2を押した場合、ステップS1〜S3の指紋照合においてNOと判定されて、ステップS5以降の信号照合が実行される。そして、携帯キー8の非所持であることで、ステップS5〜S7の信号照合においてNOと判定され、正当な利用者と認証されずに、ステップS8のエンジン始動禁止処理が実行されて、エンジンの始動が禁止される。
非登録利用者が携帯キー8の非所持でスタータスイッチ2を押した場合、ステップS1〜S3の指紋照合においてNOと判定されて、ステップS5以降の信号照合が実行される。そして、携帯キー8の非所持であることで、ステップS5〜S7の信号照合においてNOと判定され、正当な利用者と認証されずに、ステップS8のエンジン始動禁止処理が実行されて、エンジンの始動が禁止される。
したがって、盗難時のように、非登録利用者が携帯キー8の非所持でエンジンを始動させようとしても、エンジンの始動が禁止される。
以上説明してきたように、実施例1では、登録利用者がエンジンを始動させる場合、スタータスイッチ2を押すだけで、エンジンの始動が実行され、操作が単純で操作性に優れる。
しかも、このように操作性が優れていながら、スタータスイッチ2に設けられた指紋センサ5で、指紋を読み取り、登録指紋であるか否かの指紋照合を実行するため、非登録利用者による始動を防止して、高い防盗性能を確保することができる。
さらに、携帯キー8を所持していれば、信号照合により正当な利用者と認証されてエンジン始動が許可されるため、指を怪我したり乾燥によりかさついたりした場合や、冬季に手袋をしたまま操作した場合や、指紋センサ5が汚れて指紋の読み取りが正常に成されない場合など、正当な利用者であるにもかかわらず指紋読み取り不良で指紋照合が一致しない場合でも、エンジンを始動させることができる。よって、信号照合による防盗性を確保しながらも、指紋照合を絶対条件としないことで、使い勝手に優れる。
加えて、携帯キー8を所持していれば、登録利用者以外の始動も可能で、使い勝手に優れる。
すなわち、指紋認証を絶対条件とした場合、上記のようなたまたま指紋認証が不可となるケースで、エンジン始動ができなくなるおそれがあり、また、登録利用者以外の運転が困難で、交替で長距離を運転する場合、緊急時などに不便である。それに対して、本実施例1の場合、指紋照合が不可の場合でも、携帯キー8による信号照合による始動を可能として、防盗性能を確保しつつ、使い勝手に優れる。
しかも、このように操作性が優れていながら、スタータスイッチ2に設けられた指紋センサ5で、指紋を読み取り、登録指紋であるか否かの指紋照合を実行するため、非登録利用者による始動を防止して、高い防盗性能を確保することができる。
さらに、携帯キー8を所持していれば、信号照合により正当な利用者と認証されてエンジン始動が許可されるため、指を怪我したり乾燥によりかさついたりした場合や、冬季に手袋をしたまま操作した場合や、指紋センサ5が汚れて指紋の読み取りが正常に成されない場合など、正当な利用者であるにもかかわらず指紋読み取り不良で指紋照合が一致しない場合でも、エンジンを始動させることができる。よって、信号照合による防盗性を確保しながらも、指紋照合を絶対条件としないことで、使い勝手に優れる。
加えて、携帯キー8を所持していれば、登録利用者以外の始動も可能で、使い勝手に優れる。
すなわち、指紋認証を絶対条件とした場合、上記のようなたまたま指紋認証が不可となるケースで、エンジン始動ができなくなるおそれがあり、また、登録利用者以外の運転が困難で、交替で長距離を運転する場合、緊急時などに不便である。それに対して、本実施例1の場合、指紋照合が不可の場合でも、携帯キー8による信号照合による始動を可能として、防盗性能を確保しつつ、使い勝手に優れる。
さらに、実施例1では、指紋照合と信号照合とを実行するのにあたり、指紋照合を先に実行し、照合が得られた場合には、携帯キー8を用いた信号照合を実行することなく、エンジン始動を許可するため、携帯キー8による信号照合を先に行うものと比較して、携帯キー8の電力消費を抑えることができる。
また、実施例1では、運転者がスタータスイッチ2を押した際に、その押圧面2aを押圧する指Fの指紋を指紋センサ5で検出して指紋照合が行われるため、運転者の始動操作が1回で済み、指紋センサ5をスタータスイッチ2とは別に設置する場合に比べて、運転者の始動時の操作を少なくすることができる。
また、実施例1では、運転者がスタータスイッチ2を押した際に、その押圧面2aを押圧する指Fの指紋を指紋センサ5で検出して指紋照合が行われるため、運転者の始動操作が1回で済み、指紋センサ5をスタータスイッチ2とは別に設置する場合に比べて、運転者の始動時の操作を少なくすることができる。
次に、図4に基づいてこの発明の実施の形態の実施例2の始動制御装置について説明する。なお、この実施例2は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1と同様の構成および作用効果については説明を省略する。
この実施例2では、コントロールユニット4における制御の流れが実施例1と異なるもので、この実施例2では、まず、信号照合を行い、その後、信号照合が得られない場合に、指紋照合を行うようにしている。
ステップS21では、乗車判定を行い、乗車判定時に、ステップS22に進む。
ステップS22では、リクエスト信号を出力し、次のステップS23では、ID信号idを受信したか否か判定し、所定時間内にID信号idを受信すると、ステップS24のID信号idが登録IDと一致するか否かの信号照合を行う。
ここで、ID信号idと登録IDとが一致した場合、ステップS25に進んで、エンジンを始動させる。
ステップS22では、リクエスト信号を出力し、次のステップS23では、ID信号idを受信したか否か判定し、所定時間内にID信号idを受信すると、ステップS24のID信号idが登録IDと一致するか否かの信号照合を行う。
ここで、ID信号idと登録IDとが一致した場合、ステップS25に進んで、エンジンを始動させる。
一方、ステップS24において、信号照合が得られない場合、およびステップS26において、設定時間が経過した場合、ステップS27に進んで、指紋センサ5で検出した指紋を読み込み、続くステップS28において、その指紋が登録指紋に一致するか否かの指紋照合を実行する。ここで、登録指紋と一致した場合には、ステップS25に進んでエンジンを始動させ、登録指紋と不一致の場合には、ステップS29に進んで、エンジン始動禁止処理を実行する。
したがって、この実施例2にあっても、実施例1と同様に、登録利用者がエンジンを始動させる場合、スタータスイッチ2を押すだけで、エンジンの始動が実行され、操作が単純で操作性に優れるという効果、信号照合および指紋照合による高い防盗性能を確保できる効果、信号照合と指紋照合とのいずれかを絶対条件とする場合と比較して、使い勝手に優れる効果、運転者の始動操作が1回で済み、指紋センサ5をスタータスイッチ2とは別に設置する場合に比べて、運転者の始動時の操作を少なくできる効果が得られる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1,2を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1,2に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1,2では、駆動源としてエンジンを示したが、これ以外のモータなどを駆動源として用いてもよい。
また、実施例1,2では、始動スイッチとして、押しボタン式のスイッチを示したが、これに限定されず、トグルスイッチ、レバースイッチ、ロータリースイッチ、あるいはディスプレイ上のスイッチなど、他の形式のスイッチを用いてもよい。特に、始動スイッチと指紋センサとを別個に設ける場合には、始動スイッチに押圧面が不要であり、スイッチの選択肢が増える。
また、実施例1,2では、始動スイッチを、インストルメントパネル1に設けた例を示したが、車両内のインストルメントパネル1以外のグローブボックスなどに設けてもよいし、あるいは、車両以外の携帯器に設けてもよい。
また、実施例2のように、信号照合を指紋照合の前に実行する場合、信号照合は、始動スイッチが操作される前に実行するようにしてもよい。この場合、始動スイッチの操作後に実行する処理を減らして、応答性を高めることができる。
2 スタータスイッチ(始動スイッチ)
2a 押圧面(押圧部)
3 始動装置(始動手段)
4 コントロールユニット(制御手段)
5 指紋センサ
7 送受信部(受信器)
8 携帯キー(携帯器)
43 RAM(記憶部)
A 始動制御装置
2a 押圧面(押圧部)
3 始動装置(始動手段)
4 コントロールユニット(制御手段)
5 指紋センサ
7 送受信部(受信器)
8 携帯キー(携帯器)
43 RAM(記憶部)
A 始動制御装置
Claims (3)
- 駆動源の始動を指令する始動スイッチと、
駆動源を始動させる始動手段と、
指紋を読み取る指紋センサと、
無線式の携帯器から送られる携帯器固有の固有信号を受信する受信器と、
前記指紋センサ、前記受信器、前記始動スイッチからの入力に基づいて前記始動手段の作動を制御する始動処理を実行する制御手段と、
を備えた始動制御装置であって、
前記制御手段は、前記始動スイッチにより始動が指令されたときに、前記始動手段による始動を実行する前に、前記指紋センサが読み取った指紋と制御部の記憶部にあらかじめ登録された登録指紋とを比較して、両者が一致するか否かを判定する指紋照合と、前記受信器が受信した固有信号と前記記憶部にあらかじめ登録された登録信号とを比較して両者が一致するか否かを判定する信号照合と、のいずれか一方の照合で一致判定がなされた場合に、利用者が正当な利用者であると認証し、前記始動手段による始動を許可することを特徴とする始動制御装置。 - 前記制御手段は、始動制御において、まず、指紋照合を実行し、指紋照合で一致判定がなされた場合は、始動作動を実行させ、指紋照合で不一致判定の場合に、前記信号照合を実行し、この信号照合で信号一致の場合に、始動作動を実行するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の始動制御装置。
- 前記始動スイッチが、押しボタン式のスイッチであり、
この始動スイッチの押圧部に、前記指紋センサが設けられ、
前記制御手段は、前記始動スイッチが押されたときに、前記指紋センサが検出した指紋の読み取りを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の始動制御装置。
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