JP2008173205A - 徐放器 - Google Patents

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誠二 遠藤
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Abstract

【課題】使い勝手が良くて美観に優れ、かつ保存性にも優れた徐放器を提供する。
【解決手段】放散剤1が収容される収容空間3を形成する凸部10を有したブリスター部材2と、上記ブリスター部材2に対して収容空間3を覆うように貼着され、上記凸部10への押圧力で破膜可能な放散剤不透過性のフィルム4と、上記フィルム4を隔ててブリスター部材2と反対側に存在し、破膜されたフィルム4の破膜箇所14から流出した放散剤1を徐放する徐放部材5とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、芳香剤や防虫剤等の有効成分を含む放散剤を大気中に徐々に放散するための放散器に関するものである。
従来から、香料、防虫剤、殺虫剤、揮発性薬剤等を室内に除放する徐放器としては、薬剤を不織布等の徐放性基材に含浸させて徐放するもの等各種のものが利用されている。
例えば、下記の特許文献1には、図8に示すように、複数の収納室100を有する複合容器101の上記収納室100に放散剤107が分割充填され、微細孔フィルム102と調整孔フィルム103と不透過フィルム104の3層構造の蓋材105で上記収納室100を覆ったものが提案されている。この特許文献1の徐放器は、微細孔フィルム102と調整孔フィルム103を残して不透過フィルム104を剥離することにより、微細孔フィルム102を通過した放散剤が室内に放散され、上記放散剤の放散量を調整孔フィルム103の開口106で調整しようとするものである。
特開2003−111827号公報
しかしながら、上記徐放器では、使用するときには、微細孔フィルム102と調整孔フィルム103を残して薄い不透過フィルム104を引き剥がさねばならず、引き剥がしの作業が煩雑で、特に最初に爪先等で少し剥くのが人によっては困難で、ユニバーサルデザイン性に劣るという問題がある。さらに、用途に応じて1つ乃至複数の収納室100から放散剤を徐放するよう不透過フィルム104の引き剥がし量を調節することが行われるが、途中まで引き剥がしたあとの不透過フィルム104を挟みやカッターナイフで処理しなければならず、その作業が面倒で美観も悪いという問題がある。また、引き剥がす時の力加減で不必要な収納室100まで開けてしまうおそれもあり、そうなると放散剤を無駄に消費してしまうこととなる。
また、不透過フィルム104と複合容器101との間に微細孔フィルム102が存在するため、製造されてから実際に使用されるまでの保管時や流通時に、収納室100内に収納された放散剤が徐々に微細孔フィルム102を通過して大気に漏れ出すため、実際に使用されるまでの保管時間が長期にわたる場合には放散剤が減少してしまうという問題がある。このように、収納室100の気密性に劣るため、収納室100内に収容された放散剤の劣化も早く、保存性に劣るという問題がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたもので、使い勝手が良くて美観に優れ、かつ保存性にも優れた徐放器を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の徐放器は、放散剤が収容される収容空間を形成する凸部を有したブリスター部材と、上記ブリスター部材に対して収容空間を覆うように貼着され、上記凸部への押圧力で破膜可能な放散剤不透過性のフィルムと、上記フィルムを隔ててブリスター部材と反対側に存在し、破膜されたフィルムの破膜箇所から流出した放散剤を吸収して徐放する徐放部材とを備えたことを要旨とする。
すなわち、本発明の徐放器は、使用するときには、ブリスター部材の凸部を押圧することによりフィルムを破膜し、破膜箇所から流出した放散剤を徐放部材に吸収させて徐放する。したがって、従来のように薄いフィルムを引き剥がす必要がなく、凸部を押し潰すだけでよいことから、作業が簡単でユニバーサルデザイン性に優れる。引き剥がしたフィルムの処理も不要で美観にも優れる。また、引き剥がす力加減等で放散剤を無駄に消費してしまうこともなくなる。さらに、ブリスター部材に対して放散剤不透過性のフィルムが貼着されていることから、保管時や流通時に放散剤が大気に漏れ出すこともなく、収容室の気密性も確保されていることから内部の放散剤の劣化防止にも有利であり、極めて保存性に優れている。
本発明において、上記フィルムを隔てて上記凸部と反対側の部分に、上記凸部への押圧力によるフィルムの破膜を容易とするための破膜容易化領域が設けられている場合には、凸部を手指で押し潰したときに容易かつ確実にフィルムを破膜して内部の放散剤を徐放部材に吸収させて徐放することができ、よりユニバーサルデザイン性に優れたものとなる。
本発明において、上記徐放剤が充填された収容空間内に気泡を存在させている場合には、凸部に少しくらいの押圧力が加わっても気泡の弾力がクッションとなって、容易にフィルムが破膜しないため、輸送中や保管中に誤って外力が加わることにより不要にフィルムが破膜して徐放剤が流出してしまうのを防止することができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の徐放器の一実施形態を示す図である。
この徐放器は、放散剤1が収容されるブリスター部材2と、上記ブリスター部材2に対して収容空間3を覆うように貼着されたフィルム4と、上記フィルム4を隔ててブリスター部材2と反対側に存在する徐放部材5とを備えている。
より詳しく説明すると、上記ブリスター部材2は、放散剤1が収容される収容空間3を形成する円錐台上の凸部10と、上記凸部10の周縁に形成されたフランジ部9とから構成されている。また、上記ブリスター部材2は、透明の樹脂シートが成形されて形成され、内部に収容された放散剤1の有効成分や揮発成分の不透過性を保つようになっている。そして、上記ブリスター部材2の収容空間3に、液状の放散剤1が充填された状態で、フランジ部9の下面にフィルム4が貼着されている。
上記フィルム4は、上記凸部10への押圧力で破膜可能な放散剤1の有効成分や揮発成分が不透過性のフィルム4であり、この例ではアルミニウム箔等の金属箔が用いられている。これにより、上記収容空間3内に充填された放散剤1は、ブリスター部材2とフィルム4とによって外気と気密を保った状態で収容される。この例では、円形のフランジ部9と略同じ形状大きさのフィルム4が貼着されている。
また、上記徐放部材5は、破膜されたフィルム4の破膜箇所から流出した放散剤1を吸収して徐放するよう構成されている。この例では、上記徐放部材5は、吸水性に富むフェルト,コースター紙,吸取紙,スポンジ,不織布等を用いることができる。上記徐放部材5は、用途によっては必要に応じてある程度の形状保持性を有するものを用いるのが好ましい。
この例では、円盤状の徐放部材5の上面に、放散剤1が充填されてフィルム4が貼着され密封されたブリスター部材2が複数(この例では6個)載置され貼着されている。
そして、上記ブリスター部材2が貼着された状態において、上記フィルム4を隔てて上記凸部10と反対側の部分に、上記凸部10への押圧力によるフィルム4の破膜を容易とするための破膜容易化領域6が設けられている。上記破膜容易化領域6は、この例では、円盤状の徐放部材5に形成された円形の貫通部6として構成されている。
換言すれば、上記徐放部材5には、円形の貫通部6が複数(この例では6個)形成され、上記各貫通部6を覆うように放散剤1が充填されてフィルム4が貼着され密封されたブリスター部材2が貼着されている。
上記貫通部6の大きさは、ブリスター部材2のフランジ部9の外周よりも小さくなるよう設定され、フランジ部9に対応する部分を含むフィルム4の下面が徐放部材5の上面に貼着されている。
そして、上記徐放部材5のブリスター部材2と反対側の面には、各貫通部6を覆うとともに徐放部材5の下面を覆うカバー部材7が貼着されている。この例では、上記カバー部材7としては、フィルム4が破膜して放散剤1が貫通部6に流出したときに放散剤1の飛び散りを防止するものが用いられる。例えば、放散剤1の有効成分や揮発成分が不透過性の樹脂フィルムを用いたり、放散剤1の有効成分や揮発成分が透過性の紙を用いたりすることが可能である。また、徐放部材5が外力に対して変形容易な材質である場合に、ある程度の形状保持を可能とする厚手の紙や樹脂シート等を用いることも可能である。
図2は、上記徐放器の作用を説明する図である。
上記徐放器を使用するときは、ブリスター部材2の凸部10を上から押圧して凹ませることにより、収容空間3内の内部圧力を上昇させ、この圧力によってフィルム4を破膜する。このとき、上記圧力によってフィルム4が貫通部6内に膨出するように押出されるため、貫通部6の存在によりフィルム4の破膜が容易化する。
この破膜によって形成された破膜箇所14から放散剤1を貫通部6に流出させ、流出した放散剤1が徐放部材5に吸収されて大気中に徐放される。このとき、放散剤1として液状等の流体状のものを使用することにより、破膜箇所14から放散剤1が速やかに貫通部6に流出して徐放部材5に吸収され徐放される。
ここで、例えば、放散剤1が不透過性のカバー部材7を使用した場合には、放散剤1は主として徐放部材5の上面から放出される。また、放散剤1が透過性のカバー部材7を使用した場合には、放散剤1は主として徐放部材5の上面から放出されるが、下面からも放出される。
例えば、放散剤1として芳香剤を使用した場合、押し潰すブリスター部材2の数によって流出させる放散剤1の量を調節し、香りの強さ等放散剤1の効き目を調整することが可能となる。
この例では、上記放散剤1が充填された収容空間3内に気泡8を存在させている。このようにすることにより、凸部10に少しくらいの押圧力が加わっても気泡8の弾力がクッションとなって、容易にフィルム4が破膜しないため、輸送中や保管中に誤って外力が加わることにより不要にフィルム4が破膜して放散剤1が流出してしまうのを防止することができる。
上記気泡8の容積は、収容空間3の容積に対して2容量%以上50容量%以下程度に設定するのが好ましく、10容量%以上40容量%以下程度であればなお好ましい。上限値を超えると、凸部10を押圧したときのフィルム4の破膜が困難になって使い勝手が悪くなり、下限値未満では、気泡8のクッション効果に乏しくてフィルム4が破膜しやすくなるからである。
以上のように、本実施形態の徐放器によれば、使用するときには、ブリスター部材2の凸部10を押圧することによりフィルム4を破膜し、破膜箇所14から流出した放散剤1を徐放部材5に吸収させて徐放する。したがって、従来のように薄いフィルムを引き剥がす必要がなく、凸部10を押し潰すだけでよいことから、作業が簡単でユニバーサルデザイン性に優れる。引き剥がしたフィルムの処理も不要で美観にも優れる。また、引き剥がす力加減等で放散剤1を無駄に消費してしまうこともなくなる。さらに、ブリスター部材2に対して放散剤不透過性のフィルム4が貼着されていることから、保管時や流通時に放散剤1が大気に漏れ出すこともなく、収容空間3の気密性も確保されていることから内部の放散剤1の劣化防止にも有利であり、極めて保存性に優れている。
また、上記フィルム4を隔てて上記凸部10と反対側の部分に、上記凸部10への押圧力によるフィルム4の破膜を容易とするための破膜容易化領域6が設けられている場合には、凸部10を手指で押し潰したときに容易かつ確実にフィルム4を破膜して内部の放散剤1を徐放部材5に吸収させて徐放することができ、よりユニバーサルデザイン性に優れたものとなる。
図3は、本発明の第2実施形態を示す。
この例は、ブリスター部材2aが、複数の凸部10が平坦部15で一体に連結されて構成されている。そして、フィルム4は、上記各凸部10で形成される各収容空間3を覆うように平坦部15の略全面に貼着されている。徐放部材5には、ブリスター部材2aの凸部10に対応する部分に貫通部(破膜容易化領域)6が形成されている。
この例では、徐放部材5上面の全面がブリスター部材2aに覆われており、このままでは上面からの徐放ができないため、徐放部材5下面には、放散剤1の有効成分や揮発成分が透過する徐放シート11が貼着されている。図において、符号12は、ブリスター部材2aの平坦部15を隠す装飾シート12である。
なお、この例において、ブリスター部材2aの平坦部15とフィルム4を貫通する多数の開口を設けて徐放部材5上面からの徐放を可能にすることもできる。この場合、徐放部材5下面には、放散剤1の有効成分や揮発成分を透過しないカバー部材7を貼着することもできる。
それ以外は、上記第1実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
図4は、本発明の第3実施形態を示す。
この例は、収容空間3内に気泡8が存在しないかわりに、フィルム4の収容空間3を覆う部分が弛んでおり、この弛みがクッションとなって凸部10がある程度押圧されたときに容易にフィルム4を破膜させないようになっている。なお、この例において、収容空間3内に気泡を存在させてもよい。
この第3実施形態を第2実施形態と組み合わせることもできる。それ以外は、上記第1および第2実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも上記第1および第2実施形態と同様の作用効果を奏する。
図5は、本発明の第4実施形態を示す。
この例は、徐放部材5に形成した貫通部6内に、柔らかいスポンジのような軟質多孔質部材13が充填されている。このように、破膜容易化領域6には、比較的柔らかい多孔質部材や繊維等を充填させることもできる。
この第4実施形態を第2実施形態や第3実施形態と組み合わせることもできる。それ以外は、上記第1〜第3実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも上記第1〜第3実施形態と同様の作用効果を奏する。
図6は、本発明の第5実施形態を示す。
図6(A)は、収容空間3の下部開口よりも破膜容易化領域6が小さくなるよう設定したものであり、図6(B)は、収容空間3の下部開口よりも破膜容易化領域6が大きくなるよう設定したものである。
この第5実施形態を第2実施形態〜第4実施形態と組み合わせることもできる。それ以外は、上記第1〜第4実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも上記第1〜第4実施形態と同様の作用効果を奏する。
図7は、本発明の第6実施形態を示す。
この例は、破膜容易化領域6を貫通部6ではなく凹部6aとして形成したものである。この第6実施形態を第2実施形態〜第5実施形態と組み合わせることもできる。それ以外は、上記第1〜第5実施形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この例でも上記第1〜第5実施形態と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記各実施形態に限定するものではなく、下記の各変形例を包含する趣旨である。
複数の収容空間3には、同じ種類の放散剤1を充填してもよいし、異なる種類の放散剤1を充填することもできる。例えば、放散剤1が芳香剤である場合、複数の収容空間3に同じ香りの芳香剤を収容して同じ香りを長期間楽しめるようにしてもよいし、異なる香りの芳香剤を収容して複数の香りを楽しめるようにすることもできる。また、芳香剤と消臭剤、あるいは防虫剤と消臭剤のように、異なる種類の放散剤1を組み合わせて収容し、複数の機能を利用できるようにすることもできる。
また、上記各実施形態では、破膜可能なフィルム4としてアルミニウム箔を用いた例を示したが放散剤に対して不透過性で破膜可能なフィルムであれば、これに限定するものではなく各種のフィルムを用いることができる。例えば、樹脂フィルムやアルミニウム箔等の金属箔に樹脂フィルムをラミネートしたラミネートフィルム等を用いることができる。これらのフィルムには、あらかじめ方向性のある微小疵等をつけておいて小さな力で破膜するようにすることも可能である。
また、フィルム4と対面する部分にフィルム4に穿孔を形成する突刺片を設けておいて凸部10に対して押圧力が加わったときにフィルム4を突刺片が突いて破膜させるようにすることも可能である。
上記放散剤1である液剤の有効成分は、自然蒸散させるようにしてもよいし、ヒータ等の加熱手段によって液剤を加熱することにより有効成分を積極的に蒸散させたりすることもできる。上記放散剤1としては、芳香剤や消臭剤に限定するものではなく、例えば、防虫剤、殺虫剤、忌避剤、殺菌剤等各種のものを適用することができる。
本発明の一実施形態の徐放器を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は部分拡大断面図である。 上記徐放器の作用を説明するための部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の徐放器を示す部分拡大断面図である。 本発明の第3実施形態の徐放器を示す部分拡大断面図である。 本発明の第4実施形態の徐放器を示す部分拡大断面図である。 本発明の第5実施形態の徐放器を示す部分拡大断面図である。 本発明の第6実施形態の徐放器を示す部分拡大断面図である。 従来例の徐放器を示す図であり、(A)は分解斜視図、(B)は部分拡大断面図である。
符号の説明
1:放散剤
2:ブリスター部材
2a:ブリスター部材
3:収容空間
4:フィルム
5:徐放部材
6:破膜容易化領域(貫通部)
6a:凹部
7:カバー部材
8:気泡
9:フランジ部
10:凸部
11:徐放シート
12:装飾シート
13:軟質多孔質部材
14:破膜箇所
15:平坦部
100:収納室
101:複合容器
102:微細孔フィルム
103:調整孔フィルム
104:不透過フィルム
105:蓋材
106:開口
107:放散剤

Claims (3)

  1. 放散剤が収容される収容空間を形成する凸部を有したブリスター部材と、
    上記ブリスター部材に対して収容空間を覆うように貼着され、上記凸部への押圧力で破膜可能な放散剤不透過性のフィルムと、
    上記フィルムを隔ててブリスター部材と反対側に存在し、破膜されたフィルムの破膜箇所から流出した放散剤を徐放する徐放部材とを備えたことを特徴とする徐放器。
  2. 上記フィルムを隔てて上記凸部と反対側の部分に、上記凸部への押圧力によるフィルムの破膜を容易とするための破膜容易化領域が設けられている請求項1記載の徐放器。
  3. 上記徐放剤が充填された収容空間内に気泡を存在させている請求項1または2記載の徐放器。
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