JP2008172675A - 水晶発振器 - Google Patents

水晶発振器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008172675A
JP2008172675A JP2007005633A JP2007005633A JP2008172675A JP 2008172675 A JP2008172675 A JP 2008172675A JP 2007005633 A JP2007005633 A JP 2007005633A JP 2007005633 A JP2007005633 A JP 2007005633A JP 2008172675 A JP2008172675 A JP 2008172675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
crystal
crystal oscillator
oscillation
output side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007005633A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yokota
茂樹 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2007005633A priority Critical patent/JP2008172675A/ja
Publication of JP2008172675A publication Critical patent/JP2008172675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

【課題】起動特性を良好とする水晶発振器を提供する。
【解決手段】インダクタ成分としての水晶振動子3と分割コンデンサC1、C3とからなる共振回路1の両端に発振用増幅器2を接続してなる水晶発振器において、前記発振用増幅器の出力側と前記水晶振動子との間に制限抵抗R1を接続し、さらに前記水晶振動子と前記制限抵抗との接続点と、前記発振用増幅器の後段に設けた緩衝用増幅器出力側との間に、帰還コンデンサC2を接続した構成とすることにより、帰還信号が水晶振動子を経由して行われるため、水晶振動子の基本周波数から外れることなく、起動特性の良好な水晶発振器を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水晶発振器に関するものであり、より詳細には、水晶発振器の起動特性を良好とする技術に関する。
従来の起動特性を改善した水晶発振器としては、インダクタ成分としての水晶振動子と分割コンデンサとからなる共振回路の両端に発振用増幅器を接続してなる水晶発振器において、発振用増幅器の入出力間に発振出力の一部を帰還するコンデンサを設けた構成として、発振出力の一部を帰還することで発振用増幅器の見かけ上の増幅度を大きくして負性抵抗を大きくした水晶発信器がある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2005−303639号公報 (第2図)
しかしながら、前記従来の構成では、実際に得られる発信周波数が帰還コンデンサの影響により、水晶振動子の持つ基本周波数からずれてしまったり、発信安定のために設けた帰還抵抗と帰還コンデンサにより、水晶振動子に関係なく発振してしまう、という課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、起動特性を良好とした水晶発振器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の水晶発振器は、インダクタ成分としての水晶振動子と分割コンデンサとからなる共振回路の両端に発振用増幅器を接続し、前記発振用増幅器の出力側と前記水晶振動子との間に制限抵抗を接続し、前記発振用増幅器の後段に緩衝用増幅器を接続してなる水晶発振器において、さらに前記水晶振動子と前記制限抵抗との接続点と、前記緩衝用増幅器の出力側との間に、帰還コンデンサを接続したことを特徴としたものである。
さらに、前記制限抵抗をR1、前記帰還コンデンサの容量値をC2、前記発信用増幅器の出力側に設けた前記分割コンデンサの容量値をC1、水晶発信機の基本周波数をfoscとしたとき
fosc < 1/(R1×(C1+2×C2))
なる条件を満足することを特徴としたものである。
本発明の水晶発振器によれば、帰還抵抗と帰還コンデンサにより意図しない発振をさせることなく、水晶発振器の起動特性を良好にすることができる。
以下に、本発明の水晶発振器の実施の形態を図面とともに説明する。
図1は、本発明の実施例における水晶発振器の回路図を示す。
図1において、1は共振回路、2は発振用増幅器、3は水晶振動子、4は緩衝用増幅器である。共振回路1は、水晶振動子3及び分割コンデンサC1(15pF)、C3(15pF)からなる。そして、発振用増幅器2の出力側と水晶振動子3との間に制限抵抗R1(330kΩ)を接続し、さらに水晶振動子3と制限抵抗R1との接続点と、緩衝用増幅器4との間に帰還コンデンサC2(0.5pF)を接続する。
以上の様に構成された水晶発振器についてその動作を以下に説明する。
電源投入時に、発振回路を構成するICや電源自体のインピーダンス成分により回路側の負性抵抗が小さいことに起因して起動が出来ない場合において、緩衝用増幅器4により増幅された信号を、帰還コンデンサC2及び共振回路1を介して発信用増幅器2に帰還することにより、発信用増幅器2と緩衝用増幅器4の合計された増幅率による帰還がかかるため回路側の負性抵抗を大きくすることが可能となり、起動特性を良好にする。
また、共振回路1を経由しているため、帰還信号も含めて共振周波数にて選択増幅されるため発振周波数foscが共振周波数からずれる危険性を回避できる。
以上の実施例において帰還コンデンサC2の値を大きくしすぎると、緩衝用増幅器4、制限抵抗R1、帰還コンデンサC2により発振を行う危険性があるため安定した発振を行う為には、制限抵抗R1、帰還コンデンサC2、分割コンデンサC1で構成される時定数を水晶振動子3の基本周波数以下にする必要がある。具体的には以下の式を満足させる必要がある。
fosc<1/(R1×(C1+2×C2))
以上の条件を満足させることにより良好な起動特性と正確な発振周波数を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる水晶発振器は、帰還抵抗と帰還コンデンサにより意図しない発振をさせることなく、水晶発振器の起動特性を良好にすることができるため、広範囲な発振周波数において有用な水晶発振器を設計することが出来る。
本発明の実施例における水晶発振器の回路図 従来の水晶発振器の回路図
符号の説明
1 共振回路
2 発振用増幅器
3 水晶振動子
4 緩衝用増幅器
5 帰還抵抗
6 共振回路
7 発振用増幅器
8 水晶振動子
9 緩衝用増幅器
10 帰還抵抗

Claims (2)

  1. インダクタ成分としての水晶振動子と分割コンデンサとからなる共振回路の両端に発振用増幅器を接続し、
    前記発振用増幅器の出力側と前記水晶振動子との間に制限抵抗を接続し、
    前記発振用増幅器の後段に緩衝用増幅器を接続してなる水晶発振器において、
    さらに前記水晶振動子と前記制限抵抗との接続点と、前記緩衝用増幅器の出力側との間に、帰還コンデンサを接続したことを特徴とする水晶発振器。
  2. 前記制限抵抗をR1、前記帰還コンデンサの容量値をC2、
    前記発信用増幅器の出力側に設けた前記分割コンデンサの容量値をC1、
    水晶発信機の基本周波数をfoscとしたとき
    fosc < 1/(R1×(C1+2×C2))
    なる条件を満足する請求項1記載の水晶発振器。
JP2007005633A 2007-01-15 2007-01-15 水晶発振器 Pending JP2008172675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005633A JP2008172675A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 水晶発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005633A JP2008172675A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 水晶発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172675A true JP2008172675A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39700318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007005633A Pending JP2008172675A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 水晶発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008172675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110176905A (zh) * 2019-01-24 2019-08-27 上海磐启微电子有限公司 一种单管脚无片外电容频率可调的晶体振荡器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110176905A (zh) * 2019-01-24 2019-08-27 上海磐启微电子有限公司 一种单管脚无片外电容频率可调的晶体振荡器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006197294A (ja) 対称インバーター対圧電発振器
JP2008172675A (ja) 水晶発振器
US20120081187A1 (en) Oscillator
JP2007116487A (ja) 高周波コルピッツ発振回路
US20060208819A1 (en) Oscillating circuit for suppressing second harmonic wave
JP2010193208A (ja) 水晶発振回路
US9077281B2 (en) Oscillator circuit
JP2005277917A (ja) 水晶発振器
JP5098979B2 (ja) 圧電発振器
JP4259237B2 (ja) 圧電発振器
JP2007028504A (ja) 圧電発振器
JP2005303639A (ja) 水晶発振器
US8154355B2 (en) High-frequency colpitts circuit
JP2004304667A (ja) 圧電発振器
JP6148894B2 (ja) 発振回路
JP2006186949A (ja) ピアース型発振回路
JP2016189564A (ja) 発振装置
JP5732322B2 (ja) 発振回路
JP2005341473A (ja) 低雑音水晶発振器
JP2015019241A (ja) 発振回路およびその調整方法
JP4190874B2 (ja) 圧電発振回路
JP2015037256A (ja) 発振器
JP2003060438A (ja) 圧電発振器
JP2006352270A (ja) 発振器
JP5336953B2 (ja) 圧電発振回路