JP2008171282A - 最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法 - Google Patents

最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択すること。
【解決手段】最適な予測パラメータを探索する装置である最適パラメータ探索装置100は、予測パラメータを生成する予測パラメータ生成部112と、生成された予測パラメータの性能を評価する予測性能評価部115と、予測性能評価部115の評価結果に基づいて、予測パラメータと予測性能の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成部116と、近似関数生成部116によって生成された近似関数に予測パラメータ生成部112によって生成された予測パラメータを適用し、得られた予測性能の近似値が良好な予測パラメータを優先して選抜することにより、予測パラメータの探索領域を限定する予測パラメータ選抜部113とを備える。
【選択図】 図5

Description

この発明は、目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法に関し、特に、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することができる最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法に関する。
近年、情報処理装置の処理能力の向上を背景として、多数のパラメータの中から、最も目的に適合するパラメータを情報処理装置に選択させる技術が広く使用されるようになっている。例えば、特許文献1では、ベース部の厚みやフィンの数等をパラメータとし、所定の条件を満たしながら最も放熱効率のよいヒートシンクを得ることができるパラメータを情報処理装置に選択させる技術が開示されている。
また、特許文献2では、最も目的に適合するパラメータを情報処理装置に選択させるために要する処理時間を短縮させる技術が開示されている。この技術をもちいれば、パラメータが膨大に存在する場合であっても、応答曲面の近似精度を考慮して領域分割をおこない、最適なパラメータを探索する領域を限定していくことにより、処理時間を短縮させることが可能になっている。
特開2004−311885号公報 特開2003−173328号公報
しかしながら、特許文献2のように、領域分割をおこなって最適なパラメータの探索領域を限定する方式をとる場合、最適なパラメータを予測する予測性能の精度が低い場合に、真に最適なパラメータが選択されない場合があった。予測性能の精度が低いと、領域分割のある段階で、真に最適なパラメータを含む領域が探索対象から除外され、それ以降は、真に最適なパラメータを含む領域の探索がおこなわれなくなってしまう可能性があるためである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、多数のパラメータの中から、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することができる最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索プログラムであって、前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成手順と、前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価手順と、前記性能評価手順の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成手順と、前記近似関数生成手順によって生成された近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明の態様によれば、性能評価値の近似関数に基づいてパラメータの探索領域を限定することにより、パラメータの性能評価の精度の向上に合わせて探索領域を段階的に限定することとしたので、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記近似関数生成手順は、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を複数生成し、前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜することを特徴とする。
この発明の態様によれば、複数の近似関数により求められた性能評価値の近似値の平均値に基づいて探索領域を限定することとしたので、個々の近似関数の精度の低さに起因する悪影響を低減することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜する代わりに、得られた性能評価値の近似値の分散値が大きいパラメータを優先して選抜することを特徴とする。
この発明の態様によれば、性能評価値の分散が大きい領域を探索することとしたので、近似性能の精度が悪い領域を少なくすることができ、データ傾向を適切に説明することが可能になる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータをもちいて、所定の入力情報に対して得られる結果を予測する予測器を作成する予測器作成手順と、入力情報と、該入力情報に対して実際に得られた結果との対応を示す分析対象データをサンプリングして、前記予測器作成手順が前記予測器を作成するためにもちいる予測器作成データと、前記性能評価手順が前記予測器の性能を評価するためにもちいる性能評価データとを生成するデータサンプリング手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明の態様によれば、性能評価値の近似関数に基づいてパラメータの探索領域を限定することにより、パラメータの性能評価の精度の向上に合わせて探索領域を段階的に限定しながら予測器を作成することとしたので、真に最適なパラメータをもつ予測器を高速かつ確実に作成することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記データサンプリング手順は、前記パラメータ選抜手順によってパラメータが選抜される度に、前記予測器作成データおよび前記性能評価データを再作成することを特徴とする。
この発明の態様によれば、探索の試行の度に予測器の作成用のデータと評価用のデータを再作成することとしたので、データの偏りに起因する悪影響を低減することができる。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明の一つの態様によれば、性能評価値の近似関数に基づいてパラメータの探索領域を限定することにより、パラメータの性能評価の精度の向上に合わせて探索領域を段階的に限定することとしたので、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、複数の近似関数により求められた性能評価値の近似値の平均値に基づいて探索領域を限定することとしたので、個々の近似関数の精度の低さに起因する悪影響を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、性能評価値の分散が大きい領域を探索することとしたので、近似性能の精度が悪い領域を少なくすることができ、データ傾向を適切に説明することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、性能評価値の近似関数に基づいてパラメータの探索領域を限定することにより、パラメータの性能評価の精度の向上に合わせて探索領域を段階的に限定しながら予測器を作成することとしたので、真に最適なパラメータをもつ予測器を高速かつ確実に作成することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、探索の試行の度に予測器の作成用のデータと評価用のデータを再作成することとしたので、データの偏りに起因する悪影響を低減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、本発明について、予測器が予測処理をおこなうためにもちいる予測パラメータを最適化する場合を例にして説明するが、本発明は、このような用途に限定されるものではなく、多数のパラメータから最適なパラメータを選択する用途に広く適用することができる。
まず、本実施例に係る最適パラメータ探索方法をもちいて最適パラメータの探索をおこなう対象である予測器について説明する。図1は、予測器について説明するための図である。同図に示した予測器1は、入力データ2に基づいて予測をおこなった結果を出力データ3として出力する手段である。
具体的には、予測器1は、年齢や属性といった個人の属性情報からなる入力データ2に基づいて、その個人がある製品を購入するか否かを予測し、その結果を出力データ3として出力する。予測器1は、この予測をおこなうために、下記のような計算式に入力データを適用し、その演算結果を判定ルールと照合する。
年齢×A+年収×B+C
ここで、上記の計算式におけるA、BおよびCは、予測パラメータと呼ばれ、固定値が設定される。予測器1の予測性能を向上させるには、これらの予測パラメータに適切な値を設定する必要がある。本実施例に係る最適パラメータ探索方法は、これらの予測パラメータの最適な値を探索することを可能にする。なお、上記の計算式は、一例であり、予測器の用途に応じて、計算式の内容は適宜変更される。
このような予測器は、例えば、CRM(Customer Relationship Management)の分野において、収集された各種顧客情報に基づいて顧客の行動を予測する目的や、生体認証の分野において、本人であるか否かを推定する目的でもちいられており、最適な予測パラメータの探索による予測器の性能向上は、広い分野で必要とされている。
次に、従来の最適パラメータ探索方法について説明する。図15および16は、従来の最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。従来の最適パラメータ探索方法では、最適な予測パラメータを高速に得るため、予測パラメータの領域を分割しながら、最も有望な領域を探索していく方式がとられていた。
具体的には、従来の最適パラメータ探索方法では、まず、図15に示すように、予測パラメータの領域全体が幾つかの領域(図15の例では、領域R1〜R4)に分割され、各領域内の代表となる予測パラメータが選択される。そして、選択された予測パラメータをもちいて予測が実行され、予測誤差、すなわち、予測結果が誤りとなる確率が求められる。
続いて、最も予測誤差が低い予測パラメータが存在する領域が、選択され、再分割される。図16は、領域R2が選択され、領域R2−1〜R2−4に再分割された例を示している。そして、再分割された各領域内の代表となる予測パラメータが選択され、選択された予測パラメータをもちいて予測が実行され、最も予測誤差が低い予測パラメータが存在する領域が再分割される。
こうして、予測パラメータの探索対象となる領域を限定していき、所定の閾値よりも低い予測誤差が得られた段階、もしくは、分割回数が所定の回数に達した段階で探索を中止し、その段階で最も低い予測誤差が得られた予測パラメータを最適な予測パラメータとする。
このように、従来の最適パラメータ探索方法は、領域を分割しながら予測パラメータの探索を進めていくため、最適な予測パラメータを高速に得ることができる。しかしながら、この方式では、例えば、図15に示した例において、領域R3に真に最適な予測パラメータが存在する場合であっても、代表として選択された予測パラメータの予測誤差が領域R3よりも領域R2の方が低ければ、領域R3は探索対象外となるため、真に最適な予測パラメータが得られなくなってしまう可能性がある。
次に、本実施例に係る最適パラメータ探索方法について説明する。図2〜4は、本実施例に係る最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。本実施例に係る最適パラメータ探索方法では、真に最適な予測パラメータを高速かつ高確率で得るため、予測パラメータと予測誤差(予測性能)の関係を近似する複数の近似関数を作成し、予測誤差(予測性能)の近似値の平均が良好な領域を探索していく。
具体的には、本実施例に係る最適パラメータ探索方法では、まず、図2に示すように、予測パラメータの領域全体から代表となる予測パラメータが複数選択される。そして、選択された予測パラメータをもちいて予測が実行され、予測誤差が求められる。
続いて、図3に示すように、予測パラメータと予測誤差の関係を近似する近似関数が作成される。好ましくは、近似関数は、予測パラメータの組合せを変える等して複数作成される。例えば、上記の式のように、A、BおよびCという3つの予測パラメータが存在する場合は、例えば、
fa(A、B)≒予測誤差

fb(A、C)≒予測誤差
のように、予測パラメータの組合せを変更して、予測誤差の近似値を計算する関数が複数作成される。
そして、本実施例に係る最適パラメータ探索方法では、作成された近似関数により得られる予測誤差の近似値の平均値が良好な領域を対象として探索が進められる。例えば、図3の例では、2つの近似関数によって得られる予測誤差の近似曲線A1およびA2の高さの平均が低い領域であるT1とT2の間を対象として探索がおこなわれる。
ここで、複数の近似関数を作成し、その平均値が良好な領域を探索対象としているのは、作成された近似関数の精度の問題によって、真に最適なパラメータが探索されなくなることを防止するためである。単一の近似関数だけに基づいて探索対象の領域を定めた場合には、適切な領域が探索対象とされるか否かが、その近似関数の精度に大きく依存することになるが、複数の近似関数を作成し、その平均値が良い領域を探索対象とすれば、個々の近似関数の精度の問題は軽減される。
続いて、本実施例に係る最適パラメータ探索方法では、図4に示すように、近似関数により得られる予測誤差の近似値の平均値が良好な領域から代表となる予測パラメータが複数選択される。そして、選択された予測パラメータをもちいて予測が実行され、予測誤差が求められ、求められた予測誤差を加味して近似関数が更新される。
この処理を何度か繰り返すうちに、各近似関数の精度が高まっていき、探索領域が徐々に狭まっていく。そして、処理回数が所定の回数に達した段階で探索を中止し、その段階で最も低い予測誤差が得られた予測パラメータを最適な予測パラメータとする。
このように、本実施例に係る最適パラメータ探索方法では、予測誤差(予測性能)の近似関数の精度の向上に合わせて探索領域を限定していくため、予測誤差(予測性能)の近似関数の精度の影響を過度に受けることなく、探索領域を限定していくことができ、真に最適なパラメータが存在する領域が探索対象外となることを回避することができる。
次に、本実施例に係る最適パラメータ探索方法をもちいて予測器の予測パラメータの最適化をおこなう最適パラメータ探索装置100について説明する。図5は、最適パラメータ探索装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、最適パラメータ探索装置100は、制御部110と、記憶部120と、ユーザインターフェース部130とを有する。ユーザインターフェース部130は、利用者との間で情報のやりとりをおこなう処理部であり、キーボードや液晶ディスプレイ等からなる。
制御部110は、最適パラメータ探索装置100を全体制御する制御部であり、データサンプリング部111と、予測パラメータ生成部112と、予測パラメータ選抜部113と、予測器作成部114と、予測性能評価部115と、近似関数生成部116と、評価結果出力部117とを有する。
データサンプリング部111は、予測対象の事象の実績データである記憶部120の分析対象データ121の一部を抜粋して、予測器の予測ルールを設定するためにもちいられる予測器作成データ122と、作成された予測器の性能を評価するためにもちいられる予測性能評価データ123とを生成し、記憶部120に記憶させる処理部である。
ここで、ある商品を顧客が購入するか否かを予測する場合における分析対象データ121、予測器作成データ122および予測性能評価データ123の例を示す。図6は、分析対象データ121の一例を示す図である。同図に示すように、分析対象データ121は、顧客番号、年齢、年収といった顧客の属性情報と、その顧客が当該の商品を購入したか否かを示す購入実績のような実績情報とを含んでいる。
顧客番号は、顧客を識別するための識別番号である。年齢は、その顧客の年齢であり、年収は、その顧客の年収である。購入実績は、その顧客が当該の商品を購入している場合に「1」となり、購入していない場合に「0」となる。
図7は、予測器作成データ122の一例を示す図であり、図8は、予測性能評価データ123の一例を示す図である。これらの図が示すように、予測器作成データ122および予測性能評価データ123は、分析対象データ121と同様の構成を有し、分析対象データ121の一部を抜粋して作成される。
なお、データサンプリング部111は、同一のデータが予測器作成データ122および予測性能評価データ123の両方に含まれることがないように抜粋をおこなう。これは、予測器を作成するためのデータと、予測器の性能を評価するためのデータに同一のデータが含まれていると、予測器の性能が不当に高く評価されてしまう可能性があるためである。
また、データサンプリング部111は、近似関数が更新され、探索領域が設定し直される度に、予測器作成データ122および予測性能評価データ123を生成し直す。これは、データの偏りが原因で、予測パラメータが誤って最適化されることを防止するためである。
予測パラメータ生成部112は、予測器が予測にもちいる予測パラメータを生成する処理部である。予測パラメータの生成は、ランダムサンプリングによりおこなうこともできるし、後述する予測性能評価結果データ125を参照して、既に作成済みのパラメータの隙間を埋めるようにサンプリングすることによりおこなうこともできる。
図9は、予測パラメータ生成部112によって生成される予測パラメータの一例を示す図である。同図に示すように、A、B、Cといった予測パラメータは、組み合わせて管理される。そして、予測パラメータの組合せは、IDによって識別される。
予測パラメータ選抜部113は、予測パラメータ生成部112によって生成された予測パラメータから、最適な予測パラメータの候補を選抜する処理部である。具体的には、予測パラメータ選抜部113は、近似関数生成部116によって生成された各近似関数(予測パラメータを引数として予測性能の近似値を出力する関数)に予測パラメータ生成部112によって生成された予測パラメータを適用して予測性能の近似値を算出し、算出された予測性能の近似値の平均値が良好な予測パラメータを所定の個数選抜し、最適な予測パラメータの候補とする。
このように、最適パラメータ探索装置100は、予測パラメータ生成部112によって生成された予測パラメータの予測性能を予測パラメータ選抜部113が近似関数をもちいて評価し、評価結果が良好な予測パラメータを選抜することにより、最良な予測パラメータの探索範囲を絞り込んでいる。
予測器作成部114は、予測パラメータ選抜部113によって選抜された予測パラメータと、予測器作成データ122とを照合して、予測パラメータに対応する判定ルールを生成し、予測パラメータと判定ルールの組合せからなる予測器を作成する処理部である。
具体的には、予測パラメータを係数等として含む所定の計算式に、予測器作成データ122の各データの属性情報部分を適用して計算結果を求め、その計算結果と当該のデータの実績情報部分の相関を統計処理する等して分析し、計算結果から実績情報部分を導出するための判定ルールを導出する。ここで導出される判定ルールは、例えば、閾値を設けて、計算結果と閾値の比較結果により、実績情報部分を予測するというものである。
図10は、予測器作成部114によって作成される予測器の一例を示す図である。同図に示すように、予測器作成部114によって作成される予測器は、予測パラメータ生成部112によって生成される予測パラメータに、判定ルールを加えたものとなる。例えば、1行目の予測パラメータに加えられている「計算結果>200→1」という判定ルールは、計算結果が200よりも大きければ、予測結果として1を出力し、さもなければ予測結果として規定値である0を出力すべき旨を示している。
予測性能評価部115は、予測器作成部114によって作成された予測器に予測性能評価データ123の属性情報部分を適用して予測をおこない、予測結果が当該のデータの実績情報部分と一致するか否かを確認していくことにより、各予測器の予測性能の高さ(予測誤差の少なさ)を評価する処理部である。予測性能評価部115は、評価結果を記憶部120の予測性能評価結果データ125に記録する。
図11は、予測性能評価結果データ125の一例を示す図である。同図に示すように、予測性能評価結果データ125は、予測器毎に予測誤差率を予測性能として記録したものである。例えば、1行目の予測性能の値は「0.2」となっており、同行の予測器は、2割の確率で誤った予測結果を出力することを示している。
また、予測性能評価部115は、各予測器の予測性能を評価する過程において、予測性能評価部115の各データ毎に予測器が誤った予測結果を出力した回数を集計し、その結果を記憶部120の誤判定データ124に記録する。
図12は、誤判定データ124の一例を示す図である。同図に示した例では、予測性能評価部115の各データを識別するための番号である顧客番号毎に、そのデータをもちいて予測器の性能を評価した際に誤った予測結果が出力された回数が記録されている。このように、データ毎に誤判定の回数を記録しておくことにより、特異性のあるデータを抽出することが可能になり、例えば、予測器の性能が期待するほど最適化されない場合に、その原因を検討するための有力な情報を得ることができる。
近似関数生成部116は、予測性能評価結果データ125に基づいて、予測パラメータと予測性能の関係を近似する近似関数を生成する処理部である。近似関数生成部116は、予測パラメータの組合せを変える等して近似関数を複数作成する。なお、予測パラメータをどのように組み合わせて、何個の近似関数を作成するかについては、予測パラメータの数や予測対象の事象の特性等に合わせて適宜設定することができる。
最適パラメータ探索装置100は、近似関数生成部116による近似関数の作成が完了すると、データサンプリング部111に、予測器作成データ122と予測性能評価データ123を再作成させる。そして、予測パラメータ生成部112に新たな予測パラメータを作成させ、近似関数生成部116によって作成された近似関数をもちいた予測パラメータの選抜を予測パラメータ選抜部113におこなわせる。
そして、選抜された予測パラメータと予測器作成データ122に基づく予測器の作成を予測器作成部114におこなわせ、作成された予測器の評価を予測性能評価部115におこなわせ、予測性能評価結果データ125にそれらの予測器の評価結果を追加させる。そして、新たな評価結果が追加された予測性能評価結果データ125に基づいた近似関数を近似関数生成部116に生成させる。
最適パラメータ探索装置100は、この一連の処理を所定の回数繰り返すことにより、探索領域を適切に絞り込みながら、最適な予測パラメータを探索していく。そして、その過程において評価された予測器(予測パラメータと判定ルールの組合せ)の評価結果は、予測性能評価結果データ125に記録されていく。
評価結果出力部117は、上記の一連の処理が完了した後に、予測性能評価結果データ125と誤判定データ124の内容を出力する処理部である。なお、評価結果出力部117は、予測性能評価結果データ125や誤判定データ124の内容を全件出力することもできるし、例えば、予測性能が高いデータや誤判定回数が多いデータを選択して抽出するというように所定の検索条件に合うデータのみを出力することもできる。
次に、図5に示した最適パラメータ探索装置100の処理手順について説明する。図13は、最適パラメータ探索装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、最適パラメータ探索装置100が、繰り返し計算回数Lを取得すると(ステップS101)、データサンプリング部111が、N件の予測パラメータを生成する(ステップS102)。
ここで、繰り返し計算回数Lが0よりも大きければ(ステップS103肯定)、データサンプリング部111が、分析対象データ121から予測器作成データ122を作成し(ステップS104)、さらに、分析対象データ121から予測性能評価データ123を作成する(ステップS105)。
そして、予測器作成部114が、N件の予測パラメータと予測器作成データ122に基づいてN件の予測器を作成し(ステップS106)、予測性能評価部115が、予測性能評価データ123をもちいてそれらの予測器の性能を評価し(ステップS107)、各予測器の評価結果を予測性能評価結果データ125に出力するとともに(ステップS108)、誤判定となった予測性能評価データ123の集計結果を誤判定データ124に出力する(ステップS109)。
続いて、近似関数生成部116が、予測性能評価結果データ125に基づいて、予測パラメータと予測性能の関係を近似する近似関数を生成する(ステップS110)。そして、データサンプリング部111が、M(M>N)件の予測パラメータを生成し(ステップS111)、予測パラメータ選抜部113が、近似関数をもちいて各予測パラメータの予測性能を評価して(ステップS112)、予測性能の平均値が良好な予測パラメータをN件選抜する(ステップS113)。
そして、最適パラメータ探索装置100は、繰り返し計算回数Lを1だけ減算し(ステップS114)、繰り返し計算回数Lが0以下になるまで、ステップS103〜114を繰り返し実行する。そして、繰り返し計算回数Lが0以下になったならば(ステップS103否定)、評価結果出力部117が、予測性能評価結果データ125の内容を出力し(ステップS115)、さらに、誤判定データ124の内容を出力する(ステップS116)。
なお、図5に示した本実施例に係る最適パラメータ探索装置100の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、最適パラメータ探索装置100の制御部110の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、最適パラメータ探索装置100と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部110の機能をソフトウェアとして実装した最適パラメータ探索プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図14は、最適パラメータ探索プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図5に示した制御部110と同様の機能を有する最適パラメータ探索プログラム1071と、図5に示した記憶部120に記憶される各種データに対応する最適パラメータ探索用データ1072とが記憶される。なお、最適パラメータ探索用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が最適パラメータ探索プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、最適パラメータ探索プログラム1071は、最適パラメータ探索プロセス1061として機能するようになる。そして、最適パラメータ探索プロセス1061は、最適パラメータ探索用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の最適パラメータ探索プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、性能評価値の近似関数に基づいてパラメータの探索領域を限定することにより、パラメータの性能評価の精度の向上に合わせて探索領域を段階的に限定することとしたので、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することができる。
なお、上記の実施例では、近似関数をもちいて求めた予測性能の良好な領域を探索する例を示したが、近似関数をもちいて求めた予測性能の分散が大きい領域を探索することとしてもよい。
予測パラメータが最適化されていることを説明するためには、予測パラメータと予測性能のデータ傾向を分かり易く提示することが重要であるが、従来の領域分割によるパラメータの最適化方法では、探索の疎な領域が多く、データ傾向を十分に把握することが困難であった。近似関数をもちいて求めた予測性能の分散が大きい領域を探索することにより、近似性能の精度が悪い領域を少なくすることができ、データ傾向を適切に説明することが可能になる。
(付記1)目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索プログラムであって、
前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成手順と、
前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価手順と、
前記性能評価手順の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成手順と、
前記近似関数生成手順によって生成された近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする最適パラメータ探索プログラム。
(付記2)前記近似関数生成手順は、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を複数生成し、前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記1に記載の最適パラメータ探索プログラム。
(付記3)前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜する代わりに、得られた性能評価値の近似値の分散値が大きいパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記2に記載の最適パラメータ探索プログラム。
(付記4)前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータをもちいて、所定の入力情報に対して得られる結果を予測する予測器を作成する予測器作成手順と、
入力情報と、該入力情報に対して実際に得られた結果との対応を示す分析対象データをサンプリングして、前記予測器作成手順が前記予測器を作成するためにもちいる予測器作成データと、前記性能評価手順が前記予測器の性能を評価するためにもちいる性能評価データとを生成するデータサンプリング手順と
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の最適パラメータ探索プログラム。
(付記5)前記データサンプリング手順は、前記パラメータ選抜手順によってパラメータが選抜される度に、前記予測器作成データおよび前記性能評価データを再作成することを特徴とする付記4に記載の最適パラメータ探索プログラム。
(付記6)前記性能評価手順は、前記性能評価データに含まれる結果と、前記性能評価データに含まれる入力情報を前記予測器に適用した場合に得られる予測値との相違を示す情報を出力することを特徴とする付記4または5に記載の最適パラメータ探索プログラム。
(付記7)目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索装置であって、
前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成手段と、
前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価手段と、
前記性能評価手段の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成手段と、
前記近似関数生成手段によって生成された近似関数に前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜手段と
を備えたことを特徴とする最適パラメータ探索装置。
(付記8)前記近似関数生成手段は、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を複数生成し、前記パラメータ選抜手段は、前記近似関数生成手段によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記7に記載の最適パラメータ探索装置。
(付記9)前記パラメータ選抜手段は、前記近似関数生成手段によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜する代わりに、得られた性能評価値の近似値の分散値が大きいパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記8に記載の最適パラメータ探索装置。
(付記10)前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータをもちいて、所定の入力情報に対して得られる結果を予測する予測器を作成する予測器作成手段と、
入力情報と、該入力情報に対して実際に得られた結果との対応を示す分析対象データをサンプリングして、前記予測器作成手段が前記予測器を作成するためにもちいる予測器作成データと、前記性能評価手段が前記予測器の性能を評価するためにもちいる性能評価データとを生成するデータサンプリング手段と
をさらに備えたことを特徴とする付記7〜9のいずれか1つに記載の最適パラメータ探索装置。
(付記11)前記データサンプリング手段は、前記パラメータ選抜手段によってパラメータが選抜される度に、前記予測器作成データおよび前記性能評価データを再作成することを特徴とする付記10に記載の最適パラメータ探索装置。
(付記12)前記性能評価手段は、前記性能評価データに含まれる結果と、前記性能評価データに含まれる入力情報を前記予測器に適用した場合に得られる予測値との相違を示す情報を出力することを特徴とする付記10または11に記載の最適パラメータ探索装置。
(付記13)目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索方法であって、
前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成工程と、
前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価工程と、
前記性能評価工程の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成工程と、
前記近似関数生成工程によって生成された近似関数に前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜工程と
を含んだことを特徴とする最適パラメータ探索方法。
(付記14)前記近似関数生成工程は、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を複数生成し、前記パラメータ選抜工程は、前記近似関数生成工程によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記13に記載の最適パラメータ探索方法。
(付記15)前記パラメータ選抜工程は、前記近似関数生成工程によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜する代わりに、得られた性能評価値の近似値の分散値が大きいパラメータを優先して選抜することを特徴とする付記14に記載の最適パラメータ探索方法。
(付記16)前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータをもちいて、所定の入力情報に対して得られる結果を予測する予測器を作成する予測器作成工程と、
入力情報と、該入力情報に対して実際に得られた結果との対応を示す分析対象データをサンプリングして、前記予測器作成工程が前記予測器を作成するためにもちいる予測器作成データと、前記性能評価工程が前記予測器の性能を評価するためにもちいる性能評価データとを生成するデータサンプリング工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記13〜15のいずれか1つに記載の最適パラメータ探索方法。
(付記17)前記データサンプリング工程は、前記パラメータ選抜工程によってパラメータが選抜される度に、前記予測器作成データおよび前記性能評価データを再作成することを特徴とする付記16に記載の最適パラメータ探索方法。
(付記18)前記性能評価工程は、前記性能評価データに含まれる結果と、前記性能評価データに含まれる入力情報を前記予測器に適用した場合に得られる予測値との相違を示す情報を出力することを特徴とする付記16または17に記載の最適パラメータ探索方法。
以上のように、本発明に係る最適パラメータ探索プログラム、最適パラメータ探索装置および最適パラメータ探索方法は、目的に最も適合するパラメータの探索に有用であり、特に、真に最適なパラメータを高速かつ確実に選択することが必要な場合に適している。
予測器について説明するための図である。 本実施例に係る最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。 本実施例に係る最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。 本実施例に係る最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。 本実施例に係る最適パラメータ探索装置の構成を示す機能ブロック図である。 分析対象データの一例を示す図である。 予測器作成データの一例を示す図である。 予測性能評価データの一例を示す図である。 予測パラメータの一例を示す図である。 予測器の一例を示す図である。 予測性能評価結果データの一例を示す図である。 誤判定データの一例を示す図である。 最適パラメータ探索装置の処理手順を示すフローチャートである。 最適パラメータ探索プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。 従来の最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。 従来の最適パラメータ探索方法の概要について説明するための図である。
符号の説明
1 予測器
2 入力データ
3 出力データ
100 最適パラメータ探索装置
110 制御部
111 データサンプリング部
112 予測パラメータ生成部
113 予測パラメータ選抜部
114 予測器作成部
115 予測性能評価部
116 近似関数生成部
117 評価結果出力部
120 記憶部
121 分析対象データ
122 予測器作成データ
123 予測性能評価データ
124 誤判定データ
125 予測性能評価結果データ
130 ユーザインターフェース部
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 最適パラメータ探索プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 最適パラメータ探索プログラム
1072 最適パラメータ探索用データ
1080 バス

Claims (7)

  1. 目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索プログラムであって、
    前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成手順と、
    前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価手順と、
    前記性能評価手順の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成手順と、
    前記近似関数生成手順によって生成された近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする最適パラメータ探索プログラム。
  2. 前記近似関数生成手順は、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を複数生成し、前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜することを特徴とする請求項1に記載の最適パラメータ探索プログラム。
  3. 前記パラメータ選抜手順は、前記近似関数生成手順によって生成された各近似関数に前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値の平均値が良好なパラメータを優先して選抜する代わりに、得られた性能評価値の近似値の分散値が大きいパラメータを優先して選抜することを特徴とする請求項2に記載の最適パラメータ探索プログラム。
  4. 前記パラメータ生成手順によって生成されたパラメータをもちいて、所定の入力情報に対して得られる結果を予測する予測器を作成する予測器作成手順と、
    入力情報と、該入力情報に対して実際に得られた結果との対応を示す分析対象データをサンプリングして、前記予測器作成手順が前記予測器を作成するためにもちいる予測器作成データと、前記性能評価手順が前記予測器の性能を評価するためにもちいる性能評価データとを生成するデータサンプリング手順と
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の最適パラメータ探索プログラム。
  5. 前記データサンプリング手順は、前記パラメータ選抜手順によってパラメータが選抜される度に、前記予測器作成データおよび前記性能評価データを再作成することを特徴とする請求項4に記載の最適パラメータ探索プログラム。
  6. 目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索装置であって、
    前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成手段と、
    前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価手段と、
    前記性能評価手段の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成手段と、
    前記近似関数生成手段によって生成された近似関数に前記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜手段と
    を備えたことを特徴とする最適パラメータ探索装置。
  7. 目的に最も適合するパラメータを探索する最適パラメータ探索方法であって、
    前記目的のためにもちいられるパラメータを生成するパラメータ生成工程と、
    前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータがどれだけ目的に適合するかを示す性能評価値を求める性能評価工程と、
    前記性能評価工程の処理結果に基づいて、パラメータと性能評価値の関係を示す近似関数を生成する近似関数生成工程と、
    前記近似関数生成工程によって生成された近似関数に前記パラメータ生成工程によって生成されたパラメータを適用し、得られた性能評価値の近似値が良好なパラメータを優先して選抜することにより、パラメータの探索領域を限定するパラメータ選抜工程と
    を含んだことを特徴とする最適パラメータ探索方法。
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