JP2008170766A - 可変表示構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】白色表示を行うことができ、表示性能を向上させることができる可変表示構造を提供する。
【解決手段】色光源4の波長を透過させ、且つ色光源3の波長を透過させない青色印刷部分101と、シート10eに施された、色光源3の波長を透過させ、且つ色光源4の波長を透過させない赤色印刷部分102と、色光源3の波長と色光源4の波長を透過させない背景印刷部分10dと、第1表示と第2表示の重複する部分で、色光源3及び色光源4の光を抑制して透過する調光印刷部分103と、青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光フィルタと、青色光の通過を制限する黄色印刷部分を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、同一表示面に異なる表示を切り換えて表示させる可変表示構造の技術分野に属する。
従来においては、第1波長領域の青色光を通過させる第1領域、第2波長領域の緑色光を通過させる第2領域、背景を形成するその他の領域を箔シート後面にプリント印刷し、後方から、青色光の第1光源と緑色光の第2光源で照明している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−100679号公報(第2−8頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、白色表示が困難であり、表示色に制限があり、表示性能が充分ではなかった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、白色表示を行うことができ、表示性能を向上させることができる可変表示構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、透光性のあるシートに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、第1表示と第2表示を行わせる可変表示構造であって、第1光源として設けた青色光源と、前記シートに施された、第1光源の波長を透過させ、且つ第2光源の波長を透過させない第1印刷部分と、前記シートに施された、第2光源の波長を透過させ、且つ第1光源の波長を透過させない第2印刷部分と、前記第1光源の波長と第2光源の波長を透過させない背景印刷部分と、前記第1表示と前記第2表示の重複する部分で、第1光源及び第2光源の光を抑制して透過する調光印刷部分と、青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光体層と、青色光の通過を制限する黄色印刷層からなる白色変換部と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明にあっては、白色表示を行うことができ、表示性能を向上させることができる。
以下、本発明の請求項1、2に係る可変表示構造を実現する実施の形態を、実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の可変表示構造を示す断面図である。図2は実施例1の可変表示構造のカラーフィルタの正面図である。図3は図2のA−A断面図である。図4は実施例1の可変表示構造の第1表示と第2表示を示す説明図である。
実施例1は可変表示構造を押して入力を行うスイッチに用いている。
スイッチ1は、まず、矩形枠状のスイッチフィニッシャ2の内部に矩形枠状のガイドハウジング7を設ける(図1参照)。
ガイドハウジング7には、矩形枠状のスイッチフィニッシャ2の開口面から開口面へ向かう方向、つまり、前後面に摺動可能なレール部分を設ける。
スイッチフィニッシャ2及びガイドハウジング7の背面側には、開口を塞ぐ板状の基板6を設ける。
基板6の前面側、つまりスイッチフィニッシャ2の内部側には、波長が約640nmをピークとする赤色の色光源3と、波長が約470nmをピークとする青色の色光源4と、押されることによりON/OFFの操作入力を行うタクトスイッチ5を設ける。
色光源3及び色光源4は、LEDがコスト抑制、メンテナンス性から好ましいが、別のものであってもよい。色光源3は他の色であってもよい。
次に内外で2重の枠部分を有するスライダ8を設ける。スライダ8の内部の枠部分は、色光源3及び色光源4側に行くに従って角錐状に内側が狭くなる形状にする。また、スライダ8の内側の枠形状部分は後方に延長し、色光源3及び色光源4の側方を覆うようにする。
さらに、スライダ8の内側の枠形状部分の下方傾斜面には、下方に突出する形状の係合部8aを設ける。係合部8aの位置は、下方に移動するとタクトスイッチ5と係合する位置にする。
スライダ8の内側枠部分の前面部分には、カラーフィルタ10を設ける。
さらに、カラーフィルタ10の前面には、蛍光フィルタ9を設ける。
蛍光フィルタ9はYAGシートとも呼ばれるものである。
蛍光フィルタ9の前面部分には、黄色印刷部分15を全面に設ける。
さらに、黄色印刷部分15の前面部分には、消灯時に外光によって印刷パターンが見えてしまうのを防ぐために全体的に透光性が低くされたスモークレンズ11を設ける。
ここで、スモークレンズ11、カラーフィルタ10、蛍光フィルタ9、黄色印刷部分15を取り付けたスライダ8を、ガイドハウジング7のレール部分に係合させて前後に摺動自在にする。
これにより、スライダ8をタクトスイッチ5に向かって押すと、スライダ8が摺動して傾斜面から下方に突出する形状の係合部8aがタクトスイッチ5を押す構造にする。
また、押された後に、自由状態にすると、タクトスイッチの反力で戻る構造にする。
カラーフィルタ10は、図2に示すように、透明なシート10e前面に、第1印刷部分10a、第2印刷部分10b、第3印刷部分10c、背景印刷部分10dを設ける。
図5は、実施例1の可変表示構造の印刷部分の特性と各光源の波長との関係を示す説明図である。
ここで、第1表示12を図4(a)に示すように文字の「A」、第2表示13を図4(b)に示すように文字の「E」とする。
第1印刷部分10aは、第1表示12である「A」の第2表示13「E」と重ならない図2の部分である。この部分は、青色光を通過させる青色印刷部分101と、蛍光フィルタ9の重なる部分である。青色印刷部分101の波長に対する透過効率の特性は、図5の線23で示す特性となる。
第2印刷部分10bは、第2表示13である「E」の第1表示12「A」と重ならない図2の部分である。この部分は、色光源3の光を通過させる部分であり、赤色印刷部分102で形成される。赤色印刷部分102の波長に対する透過効率の特性は、図5の線21で示す特性となる。
第3印刷部分10cは、第1表示12の「A」と第2表示13の「E」とが重なった部分である。この部分は、調光印刷部分103で形成される。調光印刷部分103の波長に対する透過効率の特性は、図5の線25で示す特性となる。
背景印刷部分10dは、第1〜第3の印刷部分10a〜10c以外の表示部分であり、黒い印刷である。この部分は色光源3、色光源4の光を吸収する。
次に作用を説明する。
[表示作用]
(a)非表示状態
色光源3、色光源4のどちらも点灯しない状態では、スモークレンズ11により外から内側への入光も、反射光も輝度と紫外線を抑制されるため、表示構造が外部から見えることも、表示が見えることもない(図6参照)。
(b)第1表示
図9は実施例1における白色変換の状態を示す説明図である。
実施例1において、第1表示12を表示させるには、色光源4を点灯させ、色光源3を消灯させる。
まず、第1印刷部分10aにおいて、青色光は青色印刷部分101を通過し、表示部分として青色に発光する。図5では、線24と線23の関係となる。
次に第2印刷部分10bでは、青色光は赤色印刷部分102を通過できないため、表示に寄与しない。図5では、線24と線21の関係となる。
次に第3印刷部分10cでは、青色光は調光印刷部分103を通過し、輝度が調整され、第1印刷部分10aとほぼ同じ輝度で発光する。図5では、線24と線25の関係となる。
また、背景印刷部分10dでは、青色光は通過しないため、表示に寄与しない。
さらに、第1印刷部分10aを通過した青色光、及び第3印刷部分10cを通過した青色光は、第1表示12を表示させつつ、蛍光フィルタ9を通過する。
すると、蛍光フィルタ9の内部では、内部に有する蛍光体91に青色光があたると、励起され黄色に発光して、表示側外部へ光が向かう(図9における符号aが符号bに変化)。また、蛍光フィルタ9の内部では、内部に有する蛍光体91にあたらなかった青色光は、そのまま青色光として通過して外部へ向かう(図9における符号aのまま通過)。
そのため、表示光としては、青色光と黄色光の混在したものとなる(図9参照)。ここで、光の3原色(図11参照)では、それぞれが加色された場合に何色に見えるかがわかっており、G(グリーン)とR(レッド)の加色によりY(イエロー)となり、Y(イエロー)とB(ブルー)の加色は、W(ホワイト)となり白色光となる。
言い換えて説明すると、黄色(Y)は3原色のうちの2色、緑(G)と赤(R)を加えたもののため、この表示色の場合、3原色である緑(G)、赤(R)、青(B)を全て加えたことになり、白色光の表示となる。
これにより、第1表示12、つまり図4(a)に示す「A」が白く表示されることになる(図7参照)。
(c)第2表示
実施例1において、第2表示13を表示させるには、色光源3を点灯させ、色光源4を消灯させる。
まず、第1印刷部分10aにおいて、赤色光は、青色印刷部分101を通過させない。そのため、表示に寄与しない。図5では、線22と線23の関係となる。
次に第2印刷部分10bでは、赤色印刷部分102を赤色光が通過するため、赤色の表示部分となる。図5では、線22と線21の関係となる。
第3印刷部分10cでは、赤色光は調光印刷部分103を通過し、輝度が調整され、第2印刷部分10bとほぼ同じ輝度で発光する。図5では、線22と線25の関係となる。
また、背景印刷部分10dでは、青色光は通過しないため、表示に寄与しない。
さらに、第2印刷部分10b、第3印刷部分10cを通過した赤色光は、第2表示13を表示しつつ、蛍光フィルタ9を通過する(図10参照)。
すると、蛍光フィルタ9の内部では、内部に有する蛍光体91に赤色光があたるが、蛍光体91は赤色光には励起されない。そのため変換されず、赤色光のまま通過して、表示側外部へ光が向かう(図10中の蛍光体前後の符号c)。また、蛍光フィルタ9の内部で、内部に有する蛍光体91にあたらなかった赤色光は、そのまま赤色光として通過して外部へ向かう(図10中の蛍光体に当たらない符号c)。
また、背景印刷部分10dは、赤色光を通過させない。
これにより、第2表示13、つまり図4(b)に示す「E」が赤く表示されることになる(図8参照)。
[スイッチ作用]
実施例1では、操作する人がスモークレンズ11を押すと、一体化したスライダ8が摺動し、スライダ8の一部8aがタクトスイッチ5を押す。
スイッチ1としては、基板6に設けられる図示しない回路によって、どちらの表示状態において、タクトスイッチ5に入力があったかを判断し、2つの操作入力として使用する。これにより、1つのスイッチにおいて、異なるモードでの操作入力が可能となる。
さらに、その異なるモードでの操作入力において、モードの状態に変化がある場合には、それを色で表示することが可能となる。よって、操作者は、そのモードの状態を、インジケータ等を設けることなく、知ることができる。
[白色表示を行う作用]
実施例1では、青色光と黄色の蛍光フィルタ9により、白色表示を行うことができる。白色表示は、背景の黒色とのコントラストが最も強く、見やすい表示ということができる。2つの重ねた表示を行い、且つ白色表示ができることは、非常に見やすい表示を用いることができる。
また、具体的に、例えば車両の車室内におけるスイッチ等の表示においては、ハイグレードな車種において、白色表示が増加傾向にあり、実施例1のように白色表示を行えることは有利である。
[蛍光フィルタの厚さについて]
ここで、実施例1の可変表示構造における更なる課題について説明する。
実施例1では、上記説明のように、蛍光フィルタ9を用いて、重なる意匠を可変に表示させ、且つその表示を白色で表示することができる。
この実施例1の可変表示構造では、光源と蛍光体層の距離により、ある程度の蛍光体量が必要となる。つまり、印刷面全体に必要としているため、例えば単に白色光を生成するために青色LEDと黄色LEDを点灯させる構成を考えた場合に、これと比較すると多くの量の蛍光体を必要とすることになる。このことは、コスト上、問題である。
また、赤系表示に用いる赤系LEDの光は、蛍光フィルタ9によって光の吸収があり、表示輝度が低下する問題があった。
実施例1の可変表示構造では、この問題を解決している。
[コストを抑制し、赤系の表示輝度を向上させる作用]
実施例1の可変表示構造では、蛍光フィルタ9を薄く構成するとともに、その前面に黄色印刷部分15を設けている。
蛍光フィルタ9を薄くすることによって、コストが非常に抑制される。これは、表示の全面に蛍光フィルタ9を全面に設ける実施例1の可変表示構造にあっては、非常に効果の大きいものとなる。
図12は、蛍光フィルタ9を充分に厚くした場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。
青色LEDを発光させた場合の波長特性は図12中の線200のようになる。そして、蛍光フィルタ9を充分に厚くした場合に、上記説明のように蛍光体により励起された黄色成分、つまり赤色+緑色成分が表れる。この特性は、図12中の線201のようになる。青色成分の高いピークを持つ山と黄色成分の低いピークを持つ山により白色表示となることが図12からわかる。
図13は、蛍光フィルタ9を実施例1の構成のように薄くした場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。
コストの抑制のために、蛍光フィルタ9を薄くすると、蛍光体による黄色成分の励起が減少するため、青い色が残り充分な白色光を得ることができない。図13では線202のようになる。充分な厚さを得た線201に比較して、青色成分はあまり変化していないが、黄色成分、つまり赤色+緑色成分が低いパーセンテージしか得られていないことが図13からわかる。
図14は、蛍光フィルタ9を薄くし、その前面に黄色印刷部分15を設けた実施例1の構成の場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。
図14において、黄色印刷部分15の波長特性は、線204のようになる。つまり約600nmより低い波長域へ行くに従って、透過率が低下していく特性となっている。
そのため、青色光は黄色印刷部分15にある程度、吸収されることになる。また、励起による黄色光は、黄色印刷部分15の波長特性の線204から吸収を殆ど受けないことがわかる。
これにより、青色光を発光させた際の蛍光フィルタ9、黄色印刷部分15を通過する光の特性は、図14の線203のようになる。線203の特性は、青色光と、黄色光、つまり赤色+緑色の光の比率が白色作用に適したものに線202よりも近づくことになる。
そのため、やや全体の輝度は、低下するものの、充分な品質の白色光を得ることができる。白色表示は、背景としている黒色に対して、非常に強いコントラストを得ることができるため、表示性能としては問題ないレベルである。コストを抑制して、充分な白色を得ることの方が有利である。
図15は、蛍光フィルタ9を薄くし、その前面に黄色印刷部分15を設けた実施例1の構成の場合の赤色表示作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。
赤色光の波長特性を図15中に線205として示す。蛍光フィルタ9の蛍光体により、赤色光の輝度は吸収され減少するが、実施例1では、蛍光フィルタ9の厚さを薄くしていることにより、この吸収量を低く抑えることができる。
この赤色光は、黄色印刷部分15では、図15中の線204と線205の関係となり、その影響をほとんど受けない。そのため、赤色表示の輝度は、向上させることができ、より表示性能を向上させることができる。
次に効果を説明する。実施例1の可変表示構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)透光性のあるシート10eに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、第1表示12と第2表示13を行わせる可変表示構造であって、第1光源として設けた色光源4と、シート10eに施された、色光源4の波長を透過させ、且つ色光源3の波長を透過させない青色印刷部分101と、シート10eに施された、色光源3の波長を透過させ、且つ色光源4の波長を透過させない赤色印刷部分102と、色光源3の波長と色光源4の波長を透過させない背景印刷部分10dと、第1表示12と第2表示13の重複する部分で、色光源3及び色光源4の光を抑制して透過する調光印刷部分103と、青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光フィルタ9と、青色光の通過を制限する黄色印刷部分15を備えるため、コストを抑制でき、赤系の表示輝度を向上できつつ、白色表示を行うことができ、表示性能を向上させることができる。
(2)白色変換を行う部分は、蛍光フィルタ9のみで白色へ変換する場合より蛍光フィルタ9を薄くしたものであり、蛍光フィルタ9を薄くしたことにより黄色光より多くなる青色光成分を調整する分の黄色印刷部分15を設けたものであるため、蛍光フィルタ9を薄くすることでコストを抑制し、このために強くなる青色成分を黄色印刷部分15で抑制して良好な白色表示を得ることができ、表示性能を向上させることができる。
[他の実施例]
図16は実施例の可変表示構造を車両メータに用いた表示例を示す説明図である。図17は実施例の可変表示構造をプッシュスタートスイッチに用いた表示例を示す説明図である。
図16に示す例では、車両メータ70において、色光源4の点灯時には、白色のメータ目盛表示を行い、色光源3の点灯時には、赤色のメータ目盛表示を行う。それぞれのメータ目盛表示は異なる形状にする。
すると、異なる色、形状の車両メータ70を表示できるため、例えば、個人の好みにより変更する。また、例えば、状況による見易さから変更するなどすれば、使用者がより見易い表示となる。
図17に示す例では、エンジンの始動スイッチでありプッシュスタートスイッチ80において、色光源4の点灯時には、白色の「START ENGINE」の文字表示をスイッチ中央に大きく表示させ、色光源3の点灯時には、赤色の「STOP ENGINE」の文字表示をスイッチ中央に大きく表示させる。
可変表示作用により、文字の位置が重なっても文字を小さくしたり位置を見難い位置に変えることなく、表示することができる。
以上、本発明の可変表示構造を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
青色印刷部分101、赤色印刷部分102などのシートへの印刷は、シルク印刷、凸版印刷、インクジェット印刷、熱転写印刷があり、いずれの印刷によるものでもよい。また、他の印刷によるものであってもよい。
蛍光フィルタ及び加色フィルタは、印刷により形成されるものであってもよく、また、予めフィルタ素材として形成されたものであってもよい。
加色フィルタを設ける場合は、蛍光フィルタと近接した層構造となるようにし、離間させないことが望ましい。
黄色印刷部分は、黄色フィルタであってもよい。
本願の可変表示構造は、スイッチや、計器類等のように、見やすい表示が必要な部位への利用は容易である。
実施例1の可変表示構造を示す断面図である。 実施例1の可変表示構造のフィルタの正面図である。 図2のA−A断面図である。 実施例1の可変表示構造の第1表示と第2表示を示す説明図である。 実施例1の可変表示構造の印刷部分の特性と各光源の波長との関係を示す説明図である。 実施例1の可変表示構造の非表示状態の説明図である。 実施例1の可変表示構造の第1表示を表示した状態の説明図である。 実施例1の可変表示構造の第2表示を表示した状態の説明図である。 実施例1における白色変換の状態を示す説明図である。 実施例1における蛍光フィルムを通過する赤色光の状態を示す説明図である。 光の3原色の説明図である。 蛍光フィルタを充分に厚くした場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。 蛍光フィルタを実施例1の構成のように薄くした場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。 蛍光フィルタを薄くし、その前面に黄色印刷部分を設けた実施例1の構成の場合の白色作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。 蛍光フィルタを薄くし、その前面に黄色印刷部分を設けた実施例1の構成の場合の赤色表示作用を説明する波長と透過率及び相対光度のグラフである。 実施例の可変表示構造を車両メータに用いた表示例を示す説明図である。 実施例の可変表示構造をプッシュスタートスイッチに用いた表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 スイッチ
2 スイッチフィニッシャ
3 色光源
4 色光源
5 タクトスイッチ
6 基板
7 ガイドハウジング
8 スライダ
8a 係合部
9 蛍光フィルタ
91 蛍光体
10 カラーフィルタ
10a 第1印刷部分
10b 第2印刷部分
10c 第3印刷部分
10d 背景印刷部分
10e シート
101 青色印刷部分
102 赤色印刷部分
103 調光印刷部分
11 スモークレンズ
12 第1表示
13 第2表示
15 黄色印刷部分
70 車両メータ
80 プッシュスタートスイッチ
200 (青色LEDの特性を示す)線
201 (通過する青色+励起した黄色の特性を示す)線
202 (蛍光フィルタを薄くした場合の特性を示す)線
203 (蛍光フィルタ+黄色印刷部分で得られる特性を示す)線
204 (黄色印刷部分の特性を示す)線
205 (赤色LEDの特性を示す)線

Claims (2)

  1. 透光性のあるシートに波長の異なる第1光源の光と第2光源の光を切り換えて投光させ、
    第1表示と第2表示を行わせる可変表示構造であって、
    第1光源として設けた青色光源と、
    前記シートに施された、第1光源の波長を透過させ、且つ第2光源の波長を透過させない第1印刷部分と、
    前記シートに施された、第2光源の波長を透過させ、且つ第1光源の波長を透過させない第2印刷部分と、
    前記第1光源の波長と第2光源の波長を透過させない背景印刷部分と、
    前記第1表示と前記第2表示の重複する部分で、第1光源及び第2光源の光を抑制して透過する調光印刷部分と、
    青色光による蛍光体の励起で出力される黄色光と青色光の通過成分により白色光への変換を行う蛍光体層と、青色光の通過を制限する黄色印刷層からなる白色変換部と、
    を備えることを特徴とする可変表示構造。
  2. 請求項1に記載の可変表示構造において、
    前記白色変換部は、
    前記蛍光体層のみで白色へ変換する場合より前記蛍光体層を薄くしたものであり、
    前記蛍光体層を薄くしたことにより黄色光より多くなる青色光成分を調整する分の前記黄色印刷層を設けたものである、
    ことを特徴とする可変表示構造。
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