JP2008169629A - つらら防止機能付雨樋 - Google Patents

つらら防止機能付雨樋 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明のつらら防止機能付雨樋は、折板屋根の軒下側に取り付けられる軒樋に雪解け水が凍結して氷柱を形成する既存の軒樋に代えて、折板屋根の軒先を覆い包むように改良施工ができる。
【解決手段】本発明のつらら防止機能付雨樋は、屋根傾斜方向に沿って折板屋根の山部上に固定された取付支持板と、該取付支持板の突出先端に桁行き方向に沿って固定された略V字状の雨樋カバーと、該雨樋カバーの内底部に桁行き方向に沿って延設したヒーターと、前記雨樋カバーと家屋壁面との間の折板屋根の軒下裏を覆って断熱する上げ裏用断熱材と、前記折板屋根の軒先及び前記雨樋カバーの上部開口を桁行き方向に沿って被うポリカ板製屋根カバーと、前記雨樋カバーの略V字状内面上部と折板屋根の谷部との間に掛渡した塩ビシート製樋カバーとから構成され、前記樋カバーにより前記雨樋カバーと前記折板屋根の谷部との隙間を塞ぐようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、折板屋根の軒先に取り付けられる雨樋に関し、特に雪解け水が凍結して雨樋に氷柱を形成しないように折板屋根の軒先を覆い包むようにしたつらら防止機能付雨樋に関する。
従来、雪国では折板屋根の軒先に軒樋が取り付けられるが、軒先に取り付けられる軒樋が屋根を滑り落ちる雪により破壊されることがないように軒下側に取り付けられる。
軒樋が軒下側に取り付けられるため、折板屋根の谷間底部に排水孔を設けて雨水を軒樋に集水するようになっている。
この構造であると、冬期に雪解け水が凍って排水孔を塞ぎ、該排水孔を越えて軒先から氷柱が垂れ下がって落下事故原因となり危険であった。
これを防止するため、折板屋根の軒先を覆い包むように形成された折板屋根用軒樋が公知となっている(特許文献1を参照)。
上記公知技術は、桁行き方向へ連続する水路空間を確保すると共に折板屋根の軒先を覆い包むべく形成された本体部と、側方から折板屋根の軒先を挿入すべく形成されると共に前記水路空間に連通した取付開口部とを備え、前記取付開口部は折板屋根の上面に止着される開口上縁部と、同折板屋根の下面に止着される開口下縁部とを有し、前記開口上縁部には上方へ立ち上がると共に桁行き方向へわたる雪止部が形成されている折板屋根用軒樋である。
またその他に、本出願人が開発した軒樋に接続した垂直排水管の凍結を防止するドレンパイプヒーターが公知となっている(特許文献2を参照)。
特開2002‐227355号公報 実用新案登録第3089081号公報
本発明は、折板屋根の軒下側に取り付けられる軒樋に雪解け水が凍結して氷柱を形成する既存の軒樋に代えて、折板屋根の軒先を覆い包むように改良施工ができるつらら防止機能付雨樋を得ることを目的とする。
本発明のつらら防止機能付雨樋は、折板屋根の軒先から突出するように屋根傾斜方向に沿って折板屋根の山部上に固定された取付支持板と、該取付支持板の突出先端に桁行き方向に沿って排水用長樋となるように固定された略V字状の雨樋カバーと、該雨樋カバーの内底部に桁行き方向に沿って延設したヒーターと、前記雨樋カバーと家屋壁面との間の折板屋根の軒下裏を覆って断熱する上げ裏用断熱材と、前記折板屋根の軒先及び前記雨樋カバーの上部開口を桁行き方向に沿って被うポリカ板製屋根カバーと、前記雨樋カバーの略V字状内面上部と折板屋根の谷部との間に掛渡した塩ビシート製樋カバーとから構成され、前記樋カバーにより前記雨樋カバーと前記折板屋根の谷部との隙間を塞ぐようにしたものである。
また、前記雨樋カバーは、2分割された上部雨樋構造と下部雨樋構造とから組み立てられ、長方形のガルバリュームの長手方向端部を折板屋根の山部に固定された取付支持片に重なるように折り曲げた上部係合片と該上部係合片から所定間隔を空けて下方に延びた長辺側壁と該長辺側壁の下端から前記上部係合片と同方向へ折り曲げた下部係合片を形成した下部雨樋構造と、長方形の塩ビ鋼板の長手方向端部を内側に直角に折り曲げて上部取付片を形成し、該上部取付片から下方へ所定間隔を空けて長辺側壁を形成し、引き続きV字状に折り曲げて底部を形成し、更に水平に上部取付片と同方向に折り曲げて下部取付片を形成した下部雨樋構造とからなる。
本発明のつらら防止機能付雨樋は、雨樋カバーの略V字状内面上部と折板屋根の軒先との間には塩ビシート製樋カバーを掛渡して前記雨樋カバーと前記折板屋根の軒先との隙間を塞ぐようにしたため、折板屋根から雨樋カバーに至るまでの水の流れを連続的にし、水が止まることがないようにして、折板屋根の軒先に氷柱が形成されるのを防止できる。
さらに、前記折板屋根から雨樋カバーに至るまで連続して流れた水が雨樋カバーのV字の頂部に溜まり、その溜まりの部分にヒーターを設置するので、より凍結を防ぐことができる。
また、前記雨樋カバーは、2分割された上部雨樋構造と下部雨樋構造とから組み立てられるため、取付施工が簡便かつ効率的になる。
本発明のつらら防止機能付雨樋の一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
本発明のつらら防止機能付雨樋は、図1の全体斜視図及び図2の断面図に示すように、折板屋根1の軒先から突出するように屋根傾斜方向に沿って所定間隔で折板屋根の山部2上に固定された細幅板状の取付支持板3と、該取付支持板3の突出先端に桁行き方向に沿って排水用長樋となるように固定された略V字状の雨樋カバー4と、該雨樋カバーの内底部に桁行き方向に沿って延設された線状のヒーター5と、前記雨樋カバー4と家屋壁面6との間の折板屋根1の軒下裏を覆って断熱する上げ裏用断熱材7と、前記折板屋根1の軒先及び前記雨樋カバー4の上部開口を桁行き方向に沿って被う平板状のポリカ板製屋根カバー8と、前記雨樋カバー8の略V字状内面上部と折板屋根の谷部9との間に掛渡した可撓性の塩ビシート製樋カバー10とから構成される。
なお、前記雨樋カバー4の適宜位置には集水した雨水を排水する傾斜排水管11が接続される。
図2の断面図に示すように、前記雨樋カバー4は、2分割された上部雨樋構造と下部雨樋構造とから組み立てられ、長方形のガルバリュームの長手方向端部を折板屋根の山部2に固定された取付支持片3に重なるように折り曲げた上部係合片12と該上部係合片12から所定間隔を空けて下方に延びた長辺側壁13と該長辺側壁13の下端から前記上部係合片12と同方向へ折り曲げた下部係合片14を形成した下部雨樋構造と、長方形の塩ビ鋼板の長手方向端部を内側に直角に折り曲げて上部取付片15を形成し、該上部取付片15から下方へ所定間隔を空けて長辺側壁16を形成し、引き続きV字状に折り曲げて底部17を形成し、更に水平に上部取付片15と同方向に折り曲げて下部取付片18を形成した下部雨樋構造とからなる。
そして、前記上部係合片12には前記取付支持板3に固定するためのボルト挿入穴とボルトをそれぞれ複数個設け、さらに前記下部取付片14と前記上部取付片15には両者を固定するためのボルト挿入穴(図示せず)を配設し、前記下部取付片18により前記上げ裏用断熱材7を挟み、前記取付支持板3と一体に連結するための貫通ボルト19を設ける。
図1及び図2に示す前記樋カバー10は可撓性を有する塩ビシートから形成され、前記雨樋カバー4の略V字状内面上部と折板屋根1の谷部9との間に掛渡して、前記雨樋カバー4と前記折板屋根の谷部9との隙間を塞ぐようにしたものである。
このように、前記樋カバー10は前記雨樋カバー4と前記折板屋根1の谷部9との隙間を塞ぐようにしたため、折板屋根1から雨樋カバー4に至るまでの水の流れを連続的にし水が止まることがないようにして、折板屋根1の軒先に氷柱が形成されるのを防止できる。
次に、本発明のつらら防止機能付雨樋の組立施工について、以下に図面に基づいて説明する。
先ず、最初に折板屋根1の軒先下部に設けた既存の角樋(図示せず)を撤去し、図2に示すように、折板屋根1の谷部9と雨樋カバー4との間に樋カバー10を掛渡し、家屋壁面6に取付アングル20を取り付け、さらに前記折板屋根1の谷部9下面に上げ裏用断熱材7を当てて塞ぎ、折板屋根1の軒先下部を寒風に曝されるのを防ぐ。
そして、前記折板屋根1の山部2に固定した取付支持板3の先端に雨樋カバー4の上部雨樋構造の上部係合片12を取付け、前記折板屋根1の軒先及び前記雨樋カバー4の上部開口を桁行き方向に沿って屋根カバー8で被い、ボルトにより前記屋根カバー8と取付支持板3とを前記折板屋根1の山部2に固定し、その後、下部取付片14と上部取付片15を重ね合わせて両者をボルトで固定して上部雨樋部材と下部雨樋部材を連結し、下部取付片18により前記上げ裏用断熱材7を挟み、前記上部係合片12と前記取付支持板3と前記屋根カバー8とをボルトナットで共締め固定すると共に、前記下部取付片18と前記取付支持板3と前記屋根カバー8とに貫通ボルト19を貫通して上げ裏用断熱材7を一体に固定する。
したがって、屋根カバー6と折板屋根1の谷部9との間には断面V字形の温風通路の空間が形成される。
寒冷時には、前記雨樋カバー4の底部17に延設されたヒーター5からの暖気が、前記雨樋カバー4と屋根カバー8の間の上方空間を通り、屋根カバー8で覆われた断面V字形の温風通路の空間を通って、折板屋根1の軒先を暖める。
このようにして暖めることにより、前記折板屋根1から雨樋カバー4に至るまでの水の流れを連続的にし水が止まることがないようにして、前記雨樋カバー4と前記折板屋根1の谷部9との隙間を前記樋カバー10で塞ぐようにしたため、折板屋根1の軒先に氷柱が形成されるのを防止することができる。
本発明のつらら防止機能付雨樋の全体斜視図である。 本発明のつらら防止機能付雨樋の断面図である。
符号の説明
1 折板屋根
2 山部
3 取付支持板
4 雨樋カバー
5 ヒーター
6 壁面
7 上げ裏用断熱材
8 屋根カバー
9 谷部
10 樋カバー
11 傾斜排水管
12 上部係合片
13 長辺側壁
14 下部係合片
15 上部取付片
16 長辺側壁
17 底部
18 下部取付片
19 貫通ボルト
20 取付アングル

Claims (3)

  1. 折板屋根の軒先から突出するように屋根傾斜方向に沿って折板屋根の山部上に固定された取付支持板と、該取付支持板の突出先端に桁行き方向に沿って排水用長樋となるように固定された略V字状の雨樋カバーと、該雨樋カバーの内底部に桁行き方向に沿って延設したヒーターと、前記雨樋カバーと家屋壁面との間の折板屋根の軒下裏を覆って断熱する上げ裏用断熱材と、前記折板屋根の軒先及び前記雨樋カバーの上部開口を桁行き方向に沿って被うポリカ板製屋根カバーと、前記雨樋カバーの略V字状内面上部と折板屋根の谷部との間に掛渡した塩ビシート製樋カバーとから構成され、前記樋カバーにより前記雨樋カバーと前記折板屋根の谷部との隙間を塞ぐようにしたことを特徴とするつらら防止機能付雨樋。
  2. 前記雨樋カバーは、2分割された上部雨樋構造と下部雨樋構造とから組み立てられることを特徴とする請求項1記載のつらら防止機能付雨樋。
  3. 前記雨樋カバーは、長方形のガルバリュームの長手方向端部を折板屋根の山部に固定された取付支持片に重なるように折り曲げた上部係合片と該上部係合片から所定間隔を空けて下方に延びた長辺側壁と該長辺側壁の下端から前記上部係合片と同方向へ折り曲げた下部係合片を形成した下部雨樋構造と、長方形の塩ビ鋼板の長手方向端部を内側に直角に折り曲げて上部取付片を形成し、該上部取付片から下方へ所定間隔を空けて長辺側壁を形成し、引き続きV字状に折り曲げて底部を形成し、更に水平に上部取付片と同方向に折り曲げて下部取付片を形成した下部雨樋構造とからなることを特徴とする請求項2記載のつらら防止機能付雨樋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013157746A1 (ko) * 2012-04-20 2013-10-24 Lee Jung-Yeop 빗물받이 패널을 갖는 조립식 건축물용 육면체 단위 유닛
JP2014015720A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Misawa Homes Co Ltd 屋根構造

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