JP2008165328A - データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム - Google Patents

データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008165328A
JP2008165328A JP2006351645A JP2006351645A JP2008165328A JP 2008165328 A JP2008165328 A JP 2008165328A JP 2006351645 A JP2006351645 A JP 2006351645A JP 2006351645 A JP2006351645 A JP 2006351645A JP 2008165328 A JP2008165328 A JP 2008165328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
content
terminal
acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006351645A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinri Sugiura
真利 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006351645A priority Critical patent/JP2008165328A/ja
Priority to EP07830848A priority patent/EP2098960A4/en
Priority to PCT/JP2007/071114 priority patent/WO2008078450A1/ja
Publication of JP2008165328A publication Critical patent/JP2008165328A/ja
Priority to US12/492,945 priority patent/US20090259698A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L12/2807Exchanging configuration information on appliance services in a home automation network
    • H04L12/2812Exchanging configuration information on appliance services in a home automation network describing content present in a home automation network, e.g. audio video content
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/17Details of further file system functions
    • G06F16/178Techniques for file synchronisation in file systems
    • G06F16/1794Details of file format conversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/06Protocols specially adapted for file transfer, e.g. file transfer protocol [FTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1095Replication or mirroring of data, e.g. scheduling or transport for data synchronisation between network nodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】1台の取得端末が複数の提供端末に接続してファイルを取得している場合において、提供端末と取得端末とのファイルのデータの同期を取るデータ同期システムを提供する。
【解決手段】コンテンツ表示装置ではコンテンツファイルが変更されるとログファイルに変更の履歴を記録する。PCはコンテンツ表示装置に接続し、ログファイルを取得して(S131)、すべてのレコードの処理が行われるまで、(S133:NO)、S133〜S141が繰り返し実施される。まずレコードが読み出され(S134)、コンテンツファイル記憶エリアからコンテンツファイルが読み出される(S135)。そして、アーカイブファイルに1つのレコードが追加され(S138)、コンテンツファイル更新前の情報が記憶される(S139)。そして、コンテンツファイルの更新が行われ(S140)、ログファイルの削除指示コンテンツ表示装置に対して送信される(S141)。
【選択図】図12

Description

本発明は、データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラムに関するものであり、詳細には、複数のデータからなるファイルを記憶している提供端末、及び、提供端末に接続して、接続した提供端末に記憶されているファイルを取得する取得端末におけるデータ同期システム、当該データ同期システムにおける取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラムに関するものである。
従来、ある端末(提供端末)に記憶されているファイル(コンテンツ)を、他の端末(取得端末)にダウンロードして使用することが行われている。例えば、パーソナルコンピュータ(提供端末)に記憶されているコンテンツを携帯端末(取得端末)にダウンロードして閲覧するといった利用がなされている。この場合、取得端末においてコンテンツに付随する情報(閲覧日時、コンテンツに対する評価情報など)のファイルがある場合に、このファイルについて、提供端末と取得端末との同期を取る必要が生じる。異なる端末間のデータの同期の方法として、例えば、端末システム間でのデータの同期を行う分散環境におけるスケジューデータ管理方法(特許文献1参照)や、情報処理機器間での同期処理を行う情報処理方法(特許文献2参照)が提案されている。
特開2000−132603号公報 特開平9−6693号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明のスケジュールデータ管理方法や、特許文献2に記載の発明の情報処理方法では、2つの端末間に同期処理、つまり1対1の関係での同期処理についてのみ考えられており、提供端末が複数あるような多対1若しくは多対多の関係については考えられていないという問題点がある。提供端末が複数ある場合、提供端末は、取得端末に記憶されているコンテンツのうち、いずれのコンテンツが自身の提供したコンテンツであるかを調べる必要がある。しかしそのためには、提供端末が取得端末に記憶されているすべてのコンテンツに対して自身の提供したコンテンツであるか否かの判断を、提供端末側の全てのファイルと取得端末側の全てのファイルとの比較とで行なう必要がある。また、同期の必要なファイルであるか否かを判断するためには、これら全てのファイルのデータ同士の比較が必要であるので提供端末の処理量が増大するという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、1台の取得端末が複数の提供端末に接続してファイルを取得しているような場合において、提供端末と取得端末とのファイルのデータの同期を容易に取ることが可能なデータ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明のデータ同期システムでは、複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末と、前記提供端末に接続して前記提供端末に記憶されているファイルを取得する取得端末とを備え、前記ファイルごとに前記複数のデータを、前記提供端末と前記取得端末との間で同期させるデータ同期システムであって、前記取得端末は、前記提供端末に接続する第一接続手段と、前記第一接続手段により前記提供端末に接続して、前記提供端末から前記ファイルを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記ファイルを記憶する第一ファイル記憶手段と、前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの変更を指示するデータ変更指示手段と、前記データ変更指示手段による変更の指示に基づいて前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第一データ変更手段と、前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末が識別可能な状態で、前記第一データ変更手段による前記データの変更の変更履歴を記憶する変更履歴記憶手段とを備え、前記提供端末は、前記取得端末と接続する第二接続手段と、前記ファイルを記憶する第二ファイル記憶手段と、前記第二接続手段により前記取得端末と接続された際に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴のうち、当該提供端末を取得元提供端末とする前記ファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得するファイル履歴取得手段と、前記該当ファイル履歴取得手段により取得された前記該当ファイル履歴に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第二データ変更手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明のデータ同期システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記提供端末は、前記該当ファイル履歴取得手段により前記該当ファイル履歴を取得した後に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示を前記取得端末へ送信する削除指示送信手段を備え、前記取得端末は、前記削除指示送信手段から前記削除指示が送信されてきた場合に、当該削除指示を送信した前記提供端末が前記取得元提供端末である前記変更履歴を前記変更履歴記憶手段から削除する第一削除手段を備えている。
また、請求項3に係る発明のデータ同期システムでは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の取得端末では、接続された端末に提供するための複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末に接続して、前記ファイルを取得する取得端末であって、前記提供端末に接続する第一接続手段と、当該第一接続手段により前記提供端末に接続して、前記提供端末に記憶されている前記ファイルを取得する取得手段と、当該取得手段が取得した前記ファイルを記憶する第一ファイル記憶手段と、前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの変更を指示するデータ変更指示手段と、前記データ変更指示手段による変更の指示に基づいて前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記データを変更する第一データ変更手段と、前記第一データ変更手段により前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データが変更された履歴を変更履歴として記憶する変更履歴記憶手段とを備え、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴は、前記ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末を識別可能な構成であることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の取得端末では、請求項4に記載の発明の構成に加えて、前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の取得端末では、請求項4又は5に記載の発明の構成に加えて、前記変更履歴は、前記取得元提供端末ごとにファイルを構成して前記変更履歴記憶手段に記憶されることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の取得端末では、請求項6に記載の発明の構成に加えて、前記提供端末から前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、当該削除指示を送信した前記提供端末が前記取得元提供端末である前記変更履歴のファイルを前記変更履歴記憶手段から削除する第一削除手段を備えている。
また、請求項8に係る発明の取得端末では、請求項4又は5に記載の発明の構成に加えて、前記変更履歴は、前記取得元提供端末を識別する取得端末識別情報を前記データとして有していることを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の取得端末では、請求項8に記載の発明の構成に加えて、前記提供端末から前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、前記取得元提供端末が当該削除指示を送信した前記提供端末である変更履歴を前記変更履歴記憶手段から削除する第二削除手段を備えている。
また、請求項10に係る発明の取得プログラムでは、請求項4乃至9のいずれかに記載の取得端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる。
また、請求項11に係る発明の提供端末では、接続された端末に提供する複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末であって、当該提供端末に接続して前記ファイルを取得する端末である取得端末は、当該提供端末から提供されたファイルが変更された履歴を、当該ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末を識別可能に構成された変更履歴として記憶する変更履歴記憶手段を備えており、当該提供端末は、前記取得端末と接続する第二接続手段と、前記取得端末へ提供する前記ファイルを記憶する第二ファイル記憶手段と、前記第二接続手段により前記取得端末と接続された際に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴のうち、当該提供端末を取得元提供端末とする前記ファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得する該当ファイル履歴取得手段と、前記該当ファイル履歴取得手段により取得された前記該当ファイル履歴に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第二データ変更手段とを備えている。
また、請求項12に係る発明の提供端末では、請求項11に記載の発明の構成に加えて、前記該当ファイル履歴取得手段により前記該当ファイル履歴を取得した後に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示を前記取得端末へ送信する削除指示送信手段を備えている。
また、請求項13に係る発明の提供端末では、請求項11又は12に記載の発明の構成に加えて、前記第二データ変更手段により前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データが変更される前に、前記第二ファイル記憶手段に記憶されていた前記データを少なくとも含む情報である復元情報を前記データの変更が行われた順序を識別可能に記憶した復元情報記憶手段と、前記第二データ変更手段により変更された前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの値を、変更前の値に復元する指示を行う復元指示手段と、当該復元指示手段により復元の指示が行われた際には、前記復元情報記憶手段に記憶されている前記復元情報に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの値を前記第二データ変更手段により変更される前の値に戻す復元手段とを備えている。
また、請求項14に係る発明の提供端末では、請求項11乃至13のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする。
また、請求項15に係る発明の提供プログラムでは、請求項11乃至14のいずれかに記載の提供端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる。
請求項1に係る発明のデータ同期システムでは、取得端末の第一接続手段は、提供端末に接続し、取得手段は、第一接続手段により提供端末に接続して、提供端末からファイルを取得し、第一ファイル記憶手段は、取得手段が取得したファイルを記憶し、データ変更指示手段は、第一ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータの変更を指示し、第一データ変更手段は、データ変更指示手段による変更の指示に基づいてファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータを変更し、変更履歴記憶手段は、第一ファイル記憶手段に記憶されているファイルの取得元の提供端末である取得元提供端末が識別可能な状態で、第一データ変更手段によるデータの変更の変更履歴を記憶することができる。そして、提供端末の第二接続手段は、取得端末と接続し、第二ファイル記憶手段はファイルを記憶し、該当ファイル履歴取得手段は、第二接続手段により取得端末と接続された際に、変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴のうち、提供端末を取得元提供端末とするファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得し、第二データ変更手段は、該当ファイル履歴取得手段により取得された該当ファイル履歴に基づいて、第二ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータを変更することができる。したがって、取得端末で変更されたデータを提供端末に反映する際に、取得端末が複数の提供端末からファイルを取得していても、提供端末では、どのファイルが自身の提供したファイルのデータであるか識別でき、さらに、データが変更された履歴がわかる。よって、複数の提供端末からファイルを取得していても、それぞれの提供端末におけるファイルと、取得端末のファイルとの同期をとることができる。さらに、取得端末に記憶されているすべてのファイルについて、自身が提供したファイルであるかどうかを自身に記憶されているファイルと比較することにより判断する必要がない。さらに、データについても、変更されたか否かを個々に判断する必要がない。よって、提供端末への負担が重くならない。
また、請求項2に係る発明のデータ同期システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、提供端末の削除指示送信手段は、該当ファイル履歴取得手段により該当ファイル履歴を取得した後に、変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴の削除を指示する削除指示を取得端末へ送信することができる。そして、取得端末の第一削除手段は、削除指示送信手段から削除指示が送信されてきた場合に、削除指示を送信した提供端末が取得元提供端末である変更履歴を変更履歴記憶手段から削除することができる。したがって、取得端末の変更履歴が蓄積され続けることはなく、不要となった変更履歴が削除され、取得端末の記憶容量を圧迫することがない。
また、請求項3に係る発明のデータ同期システムでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、データは、取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかとすることができる。したがって、コンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、付箋情報、しおり情報を提供端末においても管理することができる。
また、請求項4に係る発明の取得端末では、第一接続手段は、提供端末に接続し、取得手段は、第一接続手段により提供端末に接続して、提供端末に記憶されているファイルを取得し、第一ファイル記憶手段は、取得手段が取得したファイルを記憶し、データ変更指示手段は、第一ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータの変更を指示し、第一データ変更手段は、データ変更指示手段による変更の指示に基づいて第一ファイル記憶手段に記憶されているデータを変更し、変更履歴記憶手段は、第一データ変更手段により第一ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータが変更された履歴を変更履歴として記憶することができる。そして、変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴は、ファイルの取得元の提供端末である取得元提供端末を識別可能な構成とすることができる。したがって、変更履歴があるので、取得端末で変更されたデータを提供端末において反映させる際に、変更されたか否かを個々に判断する必要がない。さらに、変更履歴は、どの提供端末から提供されたファイルであるかを識別できるので、複数の提供端末からファイルを取得しても管理することができる。そして、提供端末では、取得端末に記憶されているすべてのファイルについて、自身が提供したファイルであるかどうかを自身に記憶されているファイルと比較することにより判断する必要がなく、提供端末への負担が重くならない。
また、請求項5に係る発明の取得端末では、請求項4に記載の発明の効果に加えて、データを、取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかとすることができる。したがって、コンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、付箋情報、しおり情報を提供端末においても管理させることができる。
また、請求項6に係る発明の取得端末では、請求項4又は5に記載の発明の効果に加えて、変更履歴を、取得元提供端末ごとにファイルを構成して変更履歴記憶手段に記憶することができる。したがって、提供端末ごとに変更履歴がまとまっているので、複数の取得端末からファイルを取得しても管理しやすい。また、取得端末でデータが変更されたファイルを端末において反映させる際に、提供端末において、自身が提供したファイルの変更履歴を簡単に識別することができ、処理負担がない。
また、請求項7に係る発明の取得端末では、請求項6に記載の発明の効果に加えて、第一削除手段は、提供端末から変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、削除指示を送信した提供端末が取得元提供端末である変更履歴のファイルを変更履歴記憶手段から削除することができる。したがって、提供端末からの変更履歴の削除指示に対して、簡単に該当する変更履歴を削除することができる。
また、請求項8に係る発明の取得端末では、請求項4又は5に記載の発明の効果に加えて、変更履歴は、取得元提供端末を識別する取得端末識別情報をデータとして有することができる。したがって、取得端末識別情報を参照することにより、どの提供端末から取得されたファイルの変更履歴であるかを判断することができるので、複数の取得端末からファイルを取得しても管理しやすい。取得端末で変更されたデータを提供端末において反映させる際に、提供端末において、自身が提供したファイルの変更履歴を簡単に識別することができ、処理負担がない。
また、請求項9に係る発明の取得端末では、請求項8に記載の発明の効果に加えて、第二削除手段は、提供端末から変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、取得元提供端末が削除指示を送信した提供端末である変更履歴を変更履歴記憶手段から削除することができる。したがって、提供端末からの変更履歴の削除指示に対して、取得端末識別情報を参照することにより、簡単に該当する変更履歴を削除することができる。
また、請求項10に係る発明の取得プログラムでは、請求項4乃至9のいずれかに記載の取得端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる。したがって、請求項4乃至9の効果と同様の効果を得ることができる。
また、請求項11に係る発明の提供端末では、変更履歴記憶手段は、提供端末に接続してファイルを取得する端末である取得端末は、提供端末から提供されたファイルが変更された履歴を、ファイルの取得元の提供端末である取得元提供端末を識別可能に構成された変更履歴として記憶することができる。そして、提供端末の第二接続手段は、取得端末と接続し、第二ファイル記憶手段は、取得端末へ提供するファイルを記憶し、該当ファイル履歴取得手段は、第二接続手段により取得端末と接続された際に、変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴のうち、提供端末を取得元提供端末とするファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得し、第二データ変更手段は、該当ファイル履歴取得手段により取得された該当ファイル履歴に基づいて、第二ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータを変更することができる。したがって、取得端末で変更されたデータを提供端末に反映する際に、取得端末が複数の提供端末からファイルを取得していても、提供端末では、どのファイルが自身の提供したファイルであるか識別でき、さらに、データが変更された履歴がわかる。よって、取得端末に記憶されているすべてのファイルについて、自身が提供したファイルであるかどうかを自身に記憶されているファイルと比較することにより判断する必要がない。さらに、データについても、変更されたか否かを個々に判断する必要がない。よって、提供端末への負担が重くならない。
また、請求項12に係る発明の提供端末では、請求項11に記載の発明の効果に加えて、削除指示送信手段は、該当ファイル履歴取得手段により該当ファイル履歴を取得した後に、変更履歴記憶手段に記憶されている変更履歴の削除を指示する削除指示を取得端末へ送信することができる。したがって、取得端末でのデータの変更を自身のファイルのデータに反映させた後に、変更履歴を削除する指示を取得情報に与えることができるので、取得端末において削除指示に基づいて変更履歴を削除すれば、取得端末の記憶容量を圧迫させないようにできる。
また、請求項13に係る発明の提供端末では、請求項11又は12に記載の発明の効果に加えて、復元情報記憶手段は、第二データ変更手段により第二ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータが変更される前に、第二ファイル記憶手段に記憶されていたデータを少なくとも含む情報である復元情報をデータの変更が行われた順序を識別可能に記憶したと、復元指示手段は、第二データ変更手段により変更された第二ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータの値を、変更前の値に復元する指示を行い、復元手段は、復元指示手段により復元の指示が行われた際には、復元情報記憶手段に記憶されている復元情報に基づいて、第二ファイル記憶手段に記憶されているファイルのデータの値を第二データ変更手段により変更される前の値に戻すことができる。したがって、提供端末のデータを取得端末のデータに合わせて変更したくなかった場合であっても、変更前のデータの値に戻すことができるので便利である。
また、請求項14に係る発明の提供端末では、請求項11乃至13のいずれかに記載の発明の効果に加えて、データは、取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかとすることができる。したがって、コンテンツが使用されたか否かの情報、コンテンツが使用された日時、コンテンツに対する評価、付箋情報、しおり情報を提供端末においても管理することができる。
また、請求項15に係る発明の提供プログラムでは、請求項11乃至14のいずれかに記載の提供端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる。したがって、請求項11乃至14の効果と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の第一の実施の形態から第四の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、第一の実施の形態から第四の実施の形態において「取得端末」に該当するコンテンツ表示装置1の外観及び主な動作について説明する。図1はコンテンツ表示装置1の正面図であり、図2はコンテンツ表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、コンテンツ表示装置1は、略直方体形状をしており、その正面には表示部10が設けられている。また、図1において図示しないが、コンテンツ表示装置1の右側面には、「提供端末」に該当するパーソナルコンピュータ9(以下、PCという、図3参照)に接続するケーブルを接続するためのポートが設けられている。コンテンツ表示装置1では、PC9から取得したコンテンツをフラッシュメモリ14(図2参照)に記憶し、表示部10において表示させることができる。このコンテンツ表示装置1は複数のPC9からコンテンツを取得することが可能である。なお、第一の実施の形態から第四の実施の形態における「コンテンツ」は文字や静止画像を含む文書データである。
そして、表示部10の右側には、操作部20が設けられている。操作部20には決定キー25が設けられている。決定キー25の上下左右にはそれぞれ、上キー21,下キー22,左キー24,右キー23が設けられている。そして、決定キー25,上キー21,下キー22,左キー24及び右キー23の上部には目次キー26が設けられている。目次キー26は目次画面を表示するためのキーであり、上キー21及び下キー22は目次画面やメニュー画面においてコンテンツを選択するためのキーであり、左キー24及び右キー23は表示されているコンテンツのページめくりを行うためのキーである。
これらのキー21〜26を操作することにより、フラッシュメモリ14に記憶されているコンテンツの閲覧等の動作が行われる。具体的には、目次キー26を選択すると、フラッシュメモリ14に記憶されているコンテンツの一覧を記載した目次画面(図示外)が表示部10に表示される。この目次画面では、上キー21及び下キー22を操作することにより、カーソルを移動させ、コンテンツを選択することができる。そして、決定キー25を選択するとカーソルにより選択されているコンテンツが表示コンテンツとして決定され、表示部10に表示される。表示部10にコンテンツが表示されている際には、左キー24を選択すると、コンテンツの次のページが表示され、右キー23を選択すると、コンテンツの前のページが表示される。
また、コンテンツ表示装置1では、表示させたコンテンツに対して評価(スコア)を与える機能を有している。この評価(スコア)は「1」〜「10」までの数値を与え、数が大きい方が評価の高いことを示している。さらに、付箋機能を有しており、印を付けたいページを付箋ページとして記憶することができる。
コンテンツが表示部10に表示されている状態で決定キー25を選択すると、「スコア」と「付箋」のメニュー選択画面が表示される。そこで、上キー21及び下キー22を操作することにより、カーソルを移動させ、メニューを選択することができる。そして、決定キー25を選択するとカーソルにより選択されているメニューが選択され、「スコア」メニューが選択された場合にはスコアを入力するスコア入力画面が表示される。このスコア入力画面では、「1」〜「10」の数値をリストボックスにより選択可能となっており、上キー21及び下キー22を操作することにより、カーソルを移動させ数値を選択し、決定キー25を選択すると選択されている数値がスコアとして記憶される。また、「付箋」メニューが選択された場合には、表示されているページが付箋ページとして記憶される。なお、第一の実施の形態〜第四の実施の形態では、このスコア及び付箋の情報に加え、コンテンツを最初に閲覧した日時である表示日時、コンテンツを閉じた際に開かれていたページであるしおりページの情報を属性情報としてコンテンツと共に記憶している。
次に、図2を参照して、コンテンツ表示装置1の電気的構成について説明する。図2に示すように、コンテンツ表示装置1にはコンテンツ表示装置1の制御を司るCPU11、取得プログラム等を記憶したROM12と、各種のデータを一時的に記憶するRAM13と、各種データを記憶する不揮発性メモリであるフラッシュメモリ14とが設けられている。さらに、コンテンツ表示装置1には、画像を表示する表示部10(図1参照)が設けられている。さらに、PC9と接続するための通信部15が設けられている。さらに、コンテンツ表示装置1には、上キー21,下キー22,左キー24,右キー23、決定キー25、目次キー26(図1参照)が設けられている。これらのROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、表示部10、通信部15、上キー21,下キー22,左キー24,右キー23、決定キー25、目次キー26はバスを介してCPU11に接続されている。
なお、RAM13には、取得元PC記憶エリア131,変更データ項目記憶エリア132,変更データ記憶エリア133,対象コンテンツ記憶エリア134等が設けられている。なお、RAM13には図示外の種々の記憶エリアも設けられている。取得元PC記憶エリア131には、属性情報が変更された際にその属性情報を含むコンテンツファイルを取得したPCを示す情報が記憶され、変更データ項目記憶エリア132には、属性情報が変更されたデータ項目を示す情報が記憶され、変更データ記憶エリア133には、属性情報が変更されたデータ項目の変更後のデータが記憶される。対象コンテンツ記憶エリア134には、属性情報が変更されたコンテンツファイル(対象コンテンツ)を識別するための情報(文書ID)が記憶される。そして、フラッシュメモリ14には、コンテンツファイル記憶エリア141,取得元PC情報記憶エリア142,ログファイル記憶エリア143等が設けられている。なお、フラッシュメモリ14には図示外の種々の記憶エリアも設けられている。フラッシュメモリ14のこれらの記憶エリアについては、図4乃至図6を参照して、後述する。
次に、図3を参照して、PC9の電気的構成について説明する。図3は、PC9の電気的構成を示すブロック図である。PC9は所謂パーソナルコンピュータであり、汎用型の装置である。図3に示すように、PC9にはPC9の制御を司るCPU901が設けられており、CPU901には、各種のデータを一時的に記憶するRAM902と、BIOS等を記憶したROM903と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス904とが接続されている。I/Oインタフェイス904には、ハードディスク装置920が接続され、当該ハードディスク装置920には、コンテンツファイル記憶エリア921とアーカイブファイル記憶エリア922と、プログラム記憶エリア923と、その他の情報記憶エリア924とが少なくとも設けられている。
なお、コンテンツファイル記憶エリア921には、コンテンツ表示装置1へ送信したコンテンツファイルが記憶される。このコンテンツファイルは、コンテンツ表示装置1で表示されるコンテンツ自体のデータに加えて、前述の属性情報やコンテンツを識別するための情報で構成されている。そして、アーカイブファイル記憶エリア922には、コンテンツファイルの情報になされた変更を元に戻すための情報であるアーカイブファイルが記憶される。なお、このアーカイブファイルは、第三の実施の形態のみで使用される。そして、プログラム記憶エリア923にはCPU901で実行される提供プログラムが記憶されており、その他の情報記憶エリア924には、PC9で使用されるその他の情報が記憶されている。
また、I/Oインタフェイス904には、マウス911と、ビデオコントローラ906と、キーコントローラ907と、USBインタフェイス909とが接続され、ビデオコントローラ906にはディスプレイ912が接続され、キーコントローラ907にはキーボード913が接続される。そして、USBインタフェイス909にはUSBケーブルを用いてコンテンツ表示装置1を接続可能となっている。
本発明のコンテンツ表示装置1及びPC9では、コンテンツ表示装置1において属性情報に変更があった場合にログファイルを作成する。第一の実施の形態〜第三の実施の形態では、コンテンツ表示装置1において、コンテンツを取得したPC(取得元PC)ごとにログファイルを作成する。そして、第一の実施の形態では、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新する。第二の実施の形態では、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新し、コンテンツ表示装置1に対してログファイルを削除する指示を行う。そして、コンテンツ表示装置1では、削除指示に従って対象のログファイルを削除する。第三の実施の形態では、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新し、コンテンツ表示装置1に対してログファイルを削除する指示を行う。さらに、第三の実施の形態では、UNDO処理を行うことができる。つまり、属性情報を更新した後、更新した内容を元の状態に戻すことができる。そのために、属性情報を更新した際に内容を戻すためのアーカイブファイルを作成する。そして、第四の実施の形態では、コンテンツ表示装置1において、取得元PCごとにログファイルを作成するのではなく、1つのログファイルを作成する。取得元PCを識別する情報はログファイルのデータ項目として有している。そして、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新する。
ここで、第一の実施の形態について図4乃至図9を参照して説明する。第一の実施の形態では、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新する。まず、フラッシュメモリ14に設けられている記憶エリアについて説明する。図4は、フラッシュメモリ14のコンテンツファイル記憶エリア141の構成を示す模式図であり、図5は、取得元PC情報記憶エリア142の構成を示す模式図であり、図6は、ログファイル記憶エリア143の構成を示す模式図である。
図4に示すように、コンテンツファイル記憶エリア141には、コンテンツファイルがファイルごとに記憶される。このコンテンツファイルには以下のデータ項目が設けられている。コンテンツファイルを識別するための「文書ID」、コンテンツのタイトルを示す「タイトル」、コンテンツ自体のデータである「文書データ」、コンテンツに対する閲覧者の評価を示す情報である「スコア」、そのコンテンツのうち、最後に表示されていたページを示す「しおりページ」、そのコンテンツのうち、付箋ページとして指定されているページを示す「付箋」、コンテンツが最初に閲覧された日時を示す「表示日時」である。
図4に示す例では、コンテンツファイル記憶エリア141には、4つのコンテンツファイル1411〜1414が記憶されている。コンテンツファイル1411の文書IDは「Data01」であり、タイトルは「株式投資の基礎」であり、文書データは図4では省略されている。そして、スコアは「3」、しおりページは「10」ページ、付箋は「4」ページ、表示日時は「2006/11/27 11:25:23」とされている。そして、コンテンツファイル1412の文書IDは「Data02」であり、タイトルは「待ちのケーキ屋さん」であり、文書データは図4では省略されている。そして、スコアは「8」、しおりページは「14」ページ、付箋は「4」ページ、表示日時は「2006/11/30 22:56:12」とされている。そして、コンテンツファイル1413の文書IDは「Data03」であり、タイトルは「おいしい紅茶の淹れ方」であり、文書データは図4では省略されている。そして、スコアは「2」、しおりページは「9」ページ、付箋は「5」ページ、表示日時は「2006/11/29 15:30:15」とされている。そして、コンテンツファイル1414の文書IDは「Data04」であり、タイトルは「空飛ぶきりんの話」であり、文書データは図4では省略されている。そして、スコアはなく、しおりページは「30」ページ、付箋はなく、表示日時は「2006/11/25 16:04:09」とされている。
図5に示すように、取得元PC情報記憶エリア142にはデータ項目として、「PCID」と「文書ID」とが設けられている。そして、「PCID」には取得元PCを識別するための識別情報が記憶され、それに対応した「文書ID」にそのPCから取得したコンテンツを識別するための情報が記憶される。図5に示す例では、識別情報が「PC−A」のPC9からは「Data01」というコンテンツが取得されており、識別情報が「PC−B」のPC9からは「Data02」と「Data04」というコンテンツが取得されており、「PC−C」という識別情報のPC9からは「Data03」というコンテンツが取得されている。
そして、図6に示すように、ログファイル記憶エリア143には、取得元PCごとにログファイルが記憶されている。図6に示す例では、PC−A,PC−B,PC−C用の3つのログファイルが記憶されている。ログファイルにはデータ項目としてコンテンツを識別するための「文書ID」、変更された属性情報のデータ項目を示す値が記憶される「種類」、変更された属性情報の値が記憶される「内容」が設けられている。また、どのPC用のログファイルであるかを識別するために、ログファイルのファイル名にPCを識別するための識別情報であるPCIDを用いることとする。
図6に示す例では、PC−A用ログファイル1431には文書ID「Data01」の「スコア」が「3」とされた変更履歴、文書ID「Data01」の「しおりページ」が「10」とされている変更履歴が記憶されている。そして、PC−B用ログファイル1432には、文書ID「Data04」の「しおりページ」が「30」とされている変更履歴、文書ID「Data02」の「表示日時」が「2006/11/30 22:56:12」とされている変更履歴、文書ID「Data02」の「しおりページ」が「14」とされている変更履歴が記憶されている。そして、PC−C用ログファイル1433には、文書ID「Data03」の「付箋」が「5」とされている変更履歴、文書ID「Data03」の「スコア」が「2」とされている変更履歴、文書ID「Data03」の「しおりページ」が「9」とされている変更履歴が記憶されている。
次に、図7及び図8に示すフローチャートを参照して、コンテンツ表示装置1で実施される表示装置処理について説明する。図7は表示装置処理のフローチャートであり、図8は表示装置処理の中で実施されるログファイル作成処理のフローチャートである。
図7に示す表示装置処理は、コンテンツ表示装置1に電源が投入され、動作確認等の初期処理が行われた後に実施される。まず、ユーザからの操作が行われたか否かの判断が行われる(S1)。これは、目次キー26,決定キー25,上キー21,下キー22,左キー24及び右キー23等のキー操作が行われたか否かにより判断される。各種キー21〜26の操作が行われたら(S1:YES)、その時点でのキー操作に応じた処理が行われる(S6)。これは、上キー21や下キー22の操作によるカーソルの移動、目次キー26の操作による目次画面の表示、決定キー25の操作による選択項目の決定に応じた処理などである。具体的には、コンテンツが表示部10に表示されている状態での決定キー25を選択によるメニュー選択画面の表示、メニュー選択画面表示中の上キー21又は下キー22の操作による「スコア」メニューと「付箋」メニューとのカーソル移動、メニュー選択画面表示中の決定キー25の選択によるメニュー選択、「スコア」メニューが選択された場合に、スコア入力画面を表示させる処理、スコア入力画面での上キー21又は下キー22の操作による、スコア数値の選択などである。
本発明の要部に関連する処理は属性情報が変更される処理である。属性情報が変更される処理としては、以下の4つの処理があげられる。[1]メニュー選択画面において決定キー25が選択された際に「付箋」メニューが選択されている場合に、表示中のコンテンツのコンテンツファイルのデータ項目「付箋」に表示ページを示す数値を記憶する処理。[2]決定キー25の選択による、表示中のコンテンツのコンテンツファイルのデータ項目「スコア」への選択されている数値を記憶する処理。
[3]目次画面において決定キー25が選択された際に、コンテンツを表示部10に表示する処理が行われると共に、そのコンテンツが始めて表示されるものであるか否かの判断が行われて、初めて表示されるものであれば、コンテンツファイルのデータ項目「表示日時」に現在の日時を記憶する処理。なお、初めて表示されるものであるか否かの判断は、コンテンツファイルのデータ項目「表示日時」に日時が記憶されているか否かにより行われる。[4]表示部10にコンテンツが表示されている状態で左キー24又は右キー23の操作が行われた際に、表示されているページをめくる処理が行われると共に、表示されるページをコンテンツファイルのデータ項目「しおりページ」に記憶する処理。なお、属性情報が変更された際には、変更されたデータ項目を示す情報がRAM13の変更データ項目記憶エリア132に記憶され、変更後の値が変更データ記憶エリア133に記憶され、その属性情報を有するコンテンツファイルの文書IDが対象コンテンツ記憶エリア134に記憶される。
そして、操作に応じた処理が行われたら(S6)、属性情報に変更があったか否かの判断が行われる(S7)。属性情報に変更があったか否かの判断は、ユーザの操作が属性情報を変更するものであったか否かにより行われる。属性情報に変更がある操作とは、上述した4つの操作である。そして、属性情報に変更の操作であり、属性情報が変更されている場合には(S7:YES)、ログファイル作成処理が行われる(S8、図8参照)。なお、属性情報に変更のない操作であり、属性情報が変更されていない場合には(S7:NO)、そのままS1へ戻る。
ここで、図8を参照して、ログファイル作成処理について説明する。図8に示すように、ログファイル作成処理では、まず、取得元PCがどのPCであるかの情報が取得元PC情報記憶エリア142から取得され、RAM13に設けられている取得元PC記憶エリア131に記憶される(S21)。具体的には、取得元PC情報記憶エリア142の「文書ID」において、操作指示の対象となるコンテンツの文書IDが探索され、それに対応して記憶されているPCIDが読み出される。例えば、対象コンテンツが「Data02」であれば、図5に示す例では、「PC−B」が読み出される。
そして、取得元PCのログファイルがログファイル記憶エリア143に存在するか否かの判断が行われる(S22)。取得元PCのログファイルが存在しなければ(S22:NO)、ログファイル記憶エリア143に取得元PC用の新たなログファイルが作成される(S23)。取得元PCのログファイルが存在すれば(S22:YES)、そのログファイルを用いるので新たなログファイルを作成する必要はなく、作成しない。
そして、取得元PC用のログファイルに1つのレコードが追加され(S24)、追加されたレコードの「文書ID」に対象コンテンツ記憶エリア134に記憶されている文書IDが記憶され、「種類」に変更データ項目記憶エリア132に記憶されているデータ項目を示す情報が記憶され、「内容」に変更データ記憶エリア133に記憶されている情報が記憶される(S25)。そして、ログファイル作成処理は終了し、表示装置処理へ戻る。
また、図7に示すように、表示装置処理では、ユーザの操作が行われなければ(S1:NO)、PC9からコンテンツファイルを受信したか否かの判断が行われる(S2)。PC9からコンテンツファイルを受信していれば(S2:YES)、コンテンツファイル記憶エリア141に受信したコンテンツファイルが記憶される(S11)。そして、取得元PC情報記憶エリア142にレコードが追加され、PCIDに接続しているPC9のIDが記憶され、文書IDに取得したコンテンツファイルの文書IDが記憶される(S12)。そして、S1へ戻る。
また、PC9からコンテンツファイルを受信していない場合には(S2:NO)、電源OFFの指示があったか否かの判断が行われ(S3)、電源OFFの指示が行われていなければ(S3:NO)、その他処理が行われ(S16)、S1へ戻る。また、電源OFFの指示が行われた場合には(S3:YES)、表示装置処理は終了して、電源OFFのための処理が行われた後に、コンテンツ表示装置1の電源がOFFされる。
次に、図9を参照して、PC9におけるシンクロ処理について説明する。図9は、PC9で実施されるシンクロ処理のフローチャートである。このシンクロ処理は、PC9において、実施されている提供プログラムにおいて、「コンテンツ表示装置とのシンクロ」処理の指示が行われ、コンテンツ表示装置1との接続が確認されると開始される。
まず、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143から自身のPC用のログファイルが読み出され、RAM902に記憶される(S111)。なお、自身のPCIDは、ハードディスク装置920のその他の情報記憶エリア924に記憶されており、ファイル名にこのPCIDが使われているログファイルが自身のPC用のログファイルとして読み出される。そして、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143に自身のPC用のログファイルが存在し、読み込めたか否かの判断が行われる(S112)。ログファイルが読み込めなければ(S112:NO)、同期を取るための履歴がない、つまり、コンテンツファイルに変更がないということになるので、シンクロ処理は終了する。
一方、ログファイルが読み込めた場合には(S112:YES)、すべてのレコードが処理されたか否かの判断が行われる(S113)。すべてのレコードが読み出されていなければ、すべてのレコードの処理が行われたと判断されずに(S113:NO)、次のレコードが読み出される(S114)。ここでは、1つめのレコードが読み出される。そして、読み出されたレコードの示す履歴に基づいて、PC9のハードディスク装置920のコンテンツファイル記憶エリア921に記憶されているコンテンツファイルが更新される(S115)。具体的には、ログファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルに対して、「種類」に記憶されている情報の示すデータ項目の値が、「内容」に記憶されている情報に書き換えられる。そして、S113へ戻る。
次いで、すべてのレコードの処理が行われたか否かの判断が行われる(S113)。読み出されていないレコードがあれば(S113:NO)、次のレコードが読み出され(S114)、コンテンツファイルの更新が行われる(S115)。そして、S113へ戻る。このようにして、S113〜S115の処理が繰り返し実施され、すべてのレコードの処理が終了したら(S113:YES)、シンクロ処理は終了する。
以上のようにして、コンテンツ表示装置1でコンテンツファイルに変更が行われた場合には、取得元PCごとにログファイルが作成され、PC9がコンテンツ表示装置1を接続してログファイルに基づいてシンクロ処理を行うことにより、コンテンツ表示装置1のコンテンツファイルとPC9のコンテンツファイルとの同期を取ることができる。したがって、コンテンツ表示装置1では、複数のPC9からコンテンツファイルを取得しても、それぞれのPC9とコンテンツファイルの同期を取ることができる。
なお、上記実施の形態のコンテンツファイルが「ファイル」に該当し、コンテンツファイルの文書ID,タイトル、文書データ、スコア、しおりページ、付箋、表示日時を示す情報が「データ」に該当する。そして、コンテンツ表示装置1の通信部15が「第一接続手段」に該当し、フラッシュメモリ14のコンテンツファイル記憶エリア141が「第一ファイル記憶手段」に該当する。そして、フラッシュメモリ14のログファイル記憶エリア143が「変更履歴記憶手段」に該当し、ログファイル記憶エリア143に記憶されている各取得元PC用のログファイル全体が「変更履歴」に該当する。そして、図7に示す表示装置処理のS2,S11の処理を行うCPU11が「取得手段」に相当し、S1及びS2において、属性情報に変更の必要な操作が行われた場合に属性情報を変更する処理を行うCPU11が「第一データ変更手段」に相当する。
そして、図9に示すシンクロ処理のS111でコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143から自身のPC用のログファイルを読み出す処理を行うCPU901が「該当ファイル履歴取得手段」に相当し、S115でハードディスク装置920のコンテンツファイル記憶エリア921に記憶されているコンテンツファイルを更新する処理を行うCPU901が「第二データ変更手段」に相当する。
次に、図10、図11を参照して、第二の実施の形態について説明する。PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新した第一の実施の形態に加え、第二の実施の形態ではコンテンツ表示装置1に従ってログファイルを削除する指示を行う。そして、コンテンツ表示装置1では、削除指示に対して対象のログファイルを削除する。ここでは、第一の実施の形態と異なる部分のみ説明する。図10は第二の実施の形態のシンクロ処理のフローチャートであり、図11は表示装置処理のその他処理(図7、S16)のフローチャートである。
図10に示すように、第二の実施の形態のシンクロ処理では、第一の実施の形態と同様に、まず、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143から自身のPC用のログファイルが読み出され、RAM902に記憶される(S121)。そして、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143に自身のPC用のログファイルが存在し、読み込めたか否かの判断が行われる(S122)。ログファイルが読み込めなければ(S122:NO)、シンクロ処理は終了する。
一方、ログファイルが読み込めた場合には(S122:YES)、すべてのレコードが処理されたか否かの判断が行われる(S123)。すべてのレコードが読み出されていなければ、すべてのレコードの処理が行われたと判断されずに(S123:NO)、次のレコードが読み出される(S124)。そして、読み出されたレコードの示す履歴に基づいて、PC9のハードディスク装置920のコンテンツファイル記憶エリア921に記憶されているコンテンツファイルが更新される(S125)。具体的には、ログファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルに対して、「種類」に記憶されている情報の示すデータ項目の値が、「内容」に記憶されている情報に書き換えられる。そして、第二の実施の形態では、自身のログファイルを削除する指示が接続しているコンテンツ表示装置1に対して送信される(S126)。この指示は、ログファイル削除を示すコマンドに、自身のPCIDを付与することにより、どのログファイルを削除すべきかを示している。そして、S123へ戻る。
次いで、すべてのレコードの処理が行われたか否かの判断が行われる(S123)。読み出されていないレコードがあれば(S123:NO)、次のレコードが読み出され(S124)、コンテンツファイルの更新が行われる(S125)。そして、自身のログファイルを削除する指示が接続しているコンテンツ表示装置1に対して送信され(S126)、S123へ戻る。このようにして、S123〜S126の処理が繰り返し実施され、すべてのレコードの処理が終了したら(S123:YES)、シンクロ処理は終了する。
また、コンテンツ表示装置1では、表示装置処理のその他処理(S16)において、図11に示すフローチャートの処理が行われる。図11に示すように、まず、PC9からログファイルの削除指示を受信したか否かの判断が行われる(S221)。削除指示を受信していれば(S221:YES)、指定されたPCIDのログファイルがログファイル記憶エリア143から削除される(S222)。そして、表示装置処理へ戻る。また、削除指示を受信していなければ(S221:NO)、その他の処理が行われて(S223)、表示装置処理へ戻る。
以上のようにして、コンテンツ表示装置1でコンテンツファイルに変更が行われた場合には、取得元PCごとにログファイルが作成され、PC9がコンテンツ表示装置1を接続してログファイルに基づいてシンクロ処理を行うことにより、コンテンツ表示装置1のコンテンツファイルとPC9のコンテンツファイルとの同期を取ることができる。したがって、コンテンツ表示装置1では、複数のPC9からコンテンツファイルを取得しても、それぞれのPC9とコンテンツファイルの同期を取ることができる。さらに、PC9において、シンクロ処理を行った後にコンテンツ表示装置1のログファイルを削除する指示を出し、コンテンツ表示装置1においてログファイルを削除するので、不要となったログファイルが溜まり、メモリの容量を圧迫することがない。さらに、すでにシンクロ処理の行われた履歴に対して、再度シンクロ処理を行ってしまうことがない。
なお、第二の実施の形態において、図10に示すシンクロ処理のS126でログファイルの削除指示を行うCPU901が「削除指示送信手段」に相当する。図11に示すその他処理のS221,S222でPC9から削除指示を受信した際にログファイルを削除する処理を行うCPU11が「第一削除手段」に相当する。
次に、図12乃至図14を参照して、第三の実施の形態について説明する。第一の実施の形態では、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新した。そして、第二の実施の形態では、さらにコンテンツ表示装置1に対してログファイルを削除する指示を行った。さらに、第三の実施の形態では、UNDO処理を行う。つまり、属性情報を更新した際には、更新した内容を戻すことができる。そのために、属性情報を更新した際に内容を戻すためのアーカイブファイルを作成する。ここでは、第一の実施の形態及び第二の実施の形態と異なる部分のみ説明する。図12は第三の実施の形態のシンクロ処理のフローチャートであり、図13は、PC9で行われるUNDO処理のフローチャートであり、図14は表示装置処理のその他処理(図7、S16)のフローチャートである。
図12に示すように、第二の実施の形態のシンクロ処理では、第一の実施の形態と同様に、まず、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143から自身のPC用のログファイルが読み出され、RAM902に記憶される(S131)。そして、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143に自身のPC用のログファイルが存在し、読み込めたか否かの判断が行われる(S132)。ログファイルが読み込めなければ(S132:NO)、シンクロ処理は終了する。
一方、ログファイルが読み込めた場合には(S132:YES)、すべてのレコードが処理されたか否かの判断が行われる(S133)。すべてのレコードが読み出されていなければ、すべてのレコードの処理が行われたと判断されずに(S133:NO)、次のレコードが読み出される(S134)。そして、第三の実施の形態では、アーカイブファイルを作成するために、S134で読み出されたログファイルのレコードの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルが、PC9のHDD920のコンテンツファイル記憶エリア921から読み出される(S135)。そして、アーカイブファイル記憶エリア922にアーカイブファイルが記憶されているか否かにより、アーカイブファイルが存在するか否かの判断が行われる(S136)。アーカイブファイルが存在していなければ(S136:NO)、アーカイブファイルが作成される(S137)。アーカイブファイルが存在していれば(S136:YES)、新たに作成する必要はない。このアーカイブファイルは、コンテンツファイルの更新を元の状態に戻すためのファイルであり、データ項目として、コンテンツファイルを識別するための文書IDを記憶する「文書ID」、変更されるデータ項目を示す情報を記憶する「種類」、変更されるデータ項目の変更前の情報を記憶する「内容」が設けられている。
そして、アーカイブファイルに1つのレコードが追加される(S138)。そして、ログファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDがアーカイブファイルの「文書ID」に記憶され、ログファイルの「種類」に記憶されている情報がアーカイブファイルの「種類」に記憶される。そして、S139にて読み出されたコンテンツファイルにおいて、ログファイルの「種類」の示すデータ項目に記憶されている情報が、アーカイブファイルの「内容」に記憶される(S139)。
そして、第一の実施の形態や第二の実施の形態と同様に、読み出されたレコードの示す履歴に基づいて、PC9のハードディスク装置920のコンテンツファイル記憶エリア921に記憶されているコンテンツファイルが更新される(S140)。具体的には、ログファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルに対して、「種類」に記憶されている情報の示すデータ項目の値が、「内容」に記憶されている情報に書き換えられる。そして、第二の実施の形態と同様に、自身のログファイルを削除する指示が接続しているコンテンツ表示装置1に対して送信される(S141)。この指示は、ログファイル削除を示すコマンドに、自身のPCIDを付与することにより、どのログファイルを削除すべきかを示している。そして、S133へ戻る。
次いで、すべてのレコードの処理が行われたか否かの判断が行われる(S133)。読み出されていないレコードがあれば(S133:NO)、次のレコードが読み出される(S134)。アーカイブファイルが存在しているので(S137:YES)、アーカイブファイルに1つのレコードが追加され(S138)、アーカイブファイルに情報が記憶される(S139)。そして、コンテンツファイルの更新が行われ(S140)、自身のログファイルを削除する指示が接続しているコンテンツ表示装置1に対して送信される(S141)。そして、S133へ戻る。このようにして、S133〜S141の処理が繰り返し実施され、すべてのレコードの処理が終了したら(S133:YES)、シンクロ処理は終了する。
次に図13のフローチャートを参照して、UNDO処理について説明する。UNDO処理は、PC9において、実施されている提供プログラムにおいて、「UNDO」処理の指示が行われ、コンテンツ表示装置1との接続が確認されると開始される。この「UNDO」処理の指示は、例えば、ディスプレイ912に表示されているメニュー画面において「UNDO」ボタンを表示させたり、メニューバーで選択可能なメニューに「UNDO」メニューを表示させたりし、ユーザのキー操作やマウス911の操作により「UNDO」ボタンや「UNDO」メニューが選択されたことを「UNDO」指示として扱えばよい。この指示が「復元指示手段」に相当する。
図13に示すように、UNDO処理では、まず、コンテンツ表示装置1と接続しているか否かの判断が行われる(S31)。コンテンツ表示装置1が接続していなければ(S31:NO)、UNDO処理を行うことはできないので、接続していない旨を記したエラーメッセージがディスプレイ912に表示され(S39)、UNDO処理は終了する。
一方、コンテンツ表示装置1が接続していれば(S31:YES)、アーカイブファイル記憶エリア922にアーカイブファイルが記憶されているか否かにより、アーカイブファイルが存在するか否かの判断が行われる(S32)。アーカイブファイルが存在しなければ(S32:NO)、戻すべきコンテンツファイルの更新がないということなので、そのまま、UNDO処理は終了する。
また、アーカイブファイルがあれば(S32:YES)、読み込むレコードがあるか否かにより、すべてのレコードを処理したか否かの判断が行われる(S33)。まだ読み込むレコードがあれば、すべてのレコードを処理していないので(S33:NO)、アーカイブファイルから一番新しいレコードが読み出される(S34)。そして、アーカイブファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルがコンテンツファイル記憶エリア921から読み出され、「種類」に示されているデータ項目の情報が、「内容」に記憶されている情報に更新される(S35)。そして、このコンテンツファイルのデータを変更する指示がコンテンツ表示装置1に対して送信される(S36)。この指示は、コンテンツファイルの変更を示すコマンドに、文書ID、変更されるデータ項目を示す情報及び変更されるデータ項目の情報が付与されることにより、どのコンテンツファイルのどのデータを変更すべきかを示している。そして、アーカイブファイルからS34で読み込んだレコードが処理済として削除される(S37)。そして、S33へ戻る。
S33では、すべてのレコードを処理したか否かの判断が行われる(S33)。まだ読み込むレコードがあれば、すべてのレコードを処理していないので(S33:NO)、アーカイブファイルから次に新しいレコードが読み出される(S34)。そして、アーカイブファイルが更新され(S35)。このコンテンツファイルのデータを変更する指示がコンテンツ表示装置1に対して送信され(S36)。アーカイブファイルからS34で読み込んだレコードが処理済として削除される(S37)。そして、S33へ戻る。このようにして、S33〜S37の処理が繰り返し実施され、すべてのレコードが削除されて、読み込むレコードがなくなり、すべてのレコードの処理が終了したら(S33:YES)、UNDO処理は終了する。
また、コンテンツ表示装置1では、表示装置処理のその他処理(S16)において、図14に示すフローチャートの処理が行われる。図14に示すように、まず、PC9からログファイルの削除指示を受信したか否かの判断が行われる(S231)。削除指示を受信していれば(S231:YES)、指定されたPCIDのログファイルがログファイル記憶エリア143から削除される(S233)。そして、表示装置処理へ戻る。また、削除指示を受信していなければ(S231:NO)、PC9からコンテンツファイル変更指示を受信したか否かの判断が行われる(S232)。コンテンツファイル変更指示を受信していれば(S232:YES)、指定された文書IDのコンテンツファイルの、指定されたデータ項目のデータが、指定された情報に変更される(S234)。そして、表示装置処理へ戻る。また、コンテンツファイル変更指示も受信していなければ(S232:NO)、その他の処理が行われて(S235)、表示装置処理へ戻る。
以上のようにして、コンテンツ表示装置1でコンテンツファイルに変更が行われた場合には、取得元PCごとにログファイルが作成され、PC9がコンテンツ表示装置1を接続してログファイルに基づいてシンクロ処理を行うことにより、コンテンツ表示装置1のコンテンツファイルとPC9のコンテンツファイルとの同期を取ることができる。さらに、PC9において、シンクロ処理を行った後にコンテンツ表示装置1のログファイルを削除する指示を出し、コンテンツ表示装置1においてログファイルを削除するので、不要となったログファイルが溜まり、メモリの容量を圧迫することがない。さらに、すでにシンクロ処理の行われた履歴に対して、再度シンクロ処理を行ってしまうことがない。そして、PC9においてUNDO処理を実施することができ、PC9のコンテンツファイルだけなく、コンテンツ表示装置のコンテンツファイルも復元させることができるので、コンテンツファイルの同期を取ることができる。
なお、第三の実施の形態において、アーカイブファイルが「復元情報」に該当し、PC9のハードディスク装置920のアーカイブファイル記憶エリア922が「復元情報記憶手段」に該当する。そして、図13に示すUNDO処理を行い、UNDOの指示に対してアーカイブファイルに基づいて、コンテンツファイルのデータを復元する処理を行うCPU901が「復元手段」に相当する。
次に、図15乃至図17を参照して、第四の実施の形態について説明する。第四の実施の形態では、第一の実施の形態と同様に、PC9はコンテンツ表示装置1に接続した際に、そのログファイルを取得し、自身のコンテンツファイルの属性情報を更新する。しかしながら、第四の実施の形態では、コンテンツ表示装置1において、第一の実施の形態のように、取得元PCごとにログファイルを作成するのではなく、1つのログファイルを作成する。図15は、第四の実施の形態におけるログファイルの構成を示す模式図であり、図16は、第四の実施の形態におけるログファイル作成処理のフローチャートであり、図17は、第四の実施の形態におけるシンクロ処理のフローチャートである。
図15に示すように、第四の実施の形態のログファイル443は、データ項目として「取得元PC」、「文書ID」、「種類」、「内容」を有している。「取得元PC」には、データの変更されたコンテンツファイルを取得したPC9(取得元PC)を示すPCIDが記憶され、「文書ID」にはデータの変更されたコンテンツファイルを示す文書IDが記憶され、「種類」にはデータの変更されたデータ項目を示す情報が記憶され、「内容」には、データの変更されたデータ項目の変更後の情報が記憶される。
図15に示す例では、取得元PCが「PC−A」、文書IDが「Data01」の「スコア」が「3」に変更されており、取得元PCが「PC−A」、文書IDが「Data01」の「しおりページ」が「10」に変更されている。そして、取得元PCが「PC−B」、文書IDが「Data04」の「しおりページ」が「30」に変更されており、取得元PCが「PC−B」、文書IDが「Data02」の「表示日時」が「2006/11/30 22:56:12」に変更されており、取得元PCが「PC−B」、文書IDが「Data02」の「しおりページ」が「14」に変更されている。そして、取得元PCが「PC−C」、文書IDが「Data03」の「付箋」が「5」に変更されており、取得元PCが「PC−C」、文書IDが「Data03」の「スコア」が「2」に変更されており、取得元PCが「PC−C」、文書IDが「Data03」の「しおりページ」が「9」に変更されている。
次に、図16を参照して、コンテンツ表示装置1で実施される第四の実施の形態におけるログファイル作成処理について説明する。ログファイル作成処理では、まず、第一の実施の形態と同様に、取得元PCがどのPCであるかの情報が取得され、RAM13に設けられている取得元PC記憶エリア131に記憶される(S241)。
そして、ログファイル記憶エリア143にログファイル443が存在するか否かの判断が行われる(S242)。ログファイル443が存在しなければ(S242:NO)、ログファイル記憶エリア143にログファイル443が作成される(S243)。ログファイル443が存在すれば(S242:YES)、新たなログファイルを作成する必要はなく、作成しない。
そして、ログファイル443に1つのレコードが追加され(S244)、追加されたレコードの「取得元PC」に取得元PC記憶エリア131に記憶されたPCIDが記憶され、「文書ID」に対象コンテンツ記憶エリア134に記憶されている文書IDが記憶され、「種類」に変更データ項目記憶エリア132に記憶されているデータ項目を示す情報が記憶され、「内容」に変更データ記憶エリア133に記憶されている情報が記憶される(S245)。そして、ログファイル作成処理は終了し、表示装置処理へ戻る。
次に、図17を参照して、PC9で実施される第四の実施の形態におけるシンクロ処理について説明する。
まず、接続しているコンテンツ表示装置1のログファイル記憶エリア143からログファイル44が読み出され、RAM902に記憶される(S151)。そして、ログファイル44が読み込めたか否かの判断が行われる(S152)。ログファイル44が読み込めなければ(S152:NO)、同期を取るための履歴がない、つまり、コンテンツファイルに変更がないということになるので、シンクロ処理は終了する。
一方、ログファイル44が読み込めた場合には(S152:YES)、すべてのレコードが処理されたか否かの判断が行われる(S153)。すべてのレコードが読み出されていなければ、すべてのレコードの処理が行われたと判断されずに(S153:NO)、次のレコードが読み出される(S154)。そして、読み出されたレコードの「取得元PC」が自身を示しているか否かの判断が行われる(S155)。自身のPCIDは、ハードディスク装置920のその他の情報記憶エリア924に記憶されており、「取得元PC」に記憶されているPCIDと比較される。「取得元PC」に記憶されているPCIDと、自身のPCIDが同じでない場合には(S155:NO)、そのレコードの履歴に対する処理をする必要はないので、S153へ戻る。
一方、「取得元PC」に記憶されているPCIDと、自身のPCIDが同じ場合には(S155:YES)、コンテンツファイルを更新する必要がある。そこで、読み出されたレコードの示す履歴に基づいて、PC9のハードディスク装置920のコンテンツファイル記憶エリア921に記憶されているコンテンツファイルが更新される(S156)。具体的には、ログファイルの「文書ID」に記憶されている文書IDのコンテンツファイルに対して、「種類」に記憶されている情報の示すデータ項目の値が、「内容」に記憶されている情報に書き換えられる。そして、S153へ戻る。
次いで、すべてのレコードの処理が行われたか否かの判断が行われる(S153)。読み出されていないレコードがあれば(S153:NO)、次のレコードが読み出され(S154)、「取得元PC」に記憶されているPCIDと、自身のPCIDが同じ場合には(S155:YES)、コンテンツファイルの更新が行われる(S156)。そして、S153へ戻る。このようにして、S153〜S156の処理が繰り返し実施され、すべてのレコードの処理が終了したら(S153:YES)、シンクロ処理は終了する。
以上のようにして、コンテンツ表示装置1でコンテンツファイルに変更が行われた場合には、1つのログファイルが作成され、PC9がコンテンツ表示装置1を接続してログファイルのうち、自身に関するレコードの履歴のみに基づいてシンクロ処理を行うことにより、コンテンツ表示装置1のコンテンツファイルとPC9のコンテンツファイルとの同期を取ることができる。
なお、本発明のデータ同期システムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記実施の形態において、「取得端末」をコンテンツ表示装置1とし、「コンテンツ」を文字や静止画像を含む文書データとしたが、「取得端末」や「コンテンツ」はこれに限らないことはいうまでもない。例えば、「コンテンツ」を文書データだけでなく画像データとしてもよい。また、「取得端末」を音楽プレーヤーとして、「コンテンツ」を音楽データとしてもよい。また、「取得端末」を、動画を閲覧可能な端末として、「コンテンツ」を動画データとしてもよい。また、「コンテンツ」を文書データ、画像データ、音楽データ、動画データとし、これらすべてを再生可能な複合型の端末装置と「取得端末」としてもよい。また、上記実施の形態では、コンテンツファイルの属性情報を変更しているが、変更するのは属性情報だけでなく、コンテンツのタイトルや文書データであってもよいことはいうまでもない。
また、上記第四の実施の形態においても、コンテンツ表示装置1へログファイルの削除指示を行うようにしてもよい。この場合には、PC9は、第二の実施の形態や第三の実施の形態と同様に、ログファイル削除を示すコマンドに、自身のPCIDを付与して、コンテンツ表示装置1へ送信すればよい。そして、コンテンツ表示装置1では、ログファイル443から取得元PCがコマンドに付与されているPCIDであるレコードを削除すればよい。
さらに、第四の実施の形態において、第三の実施の形態のように、PC9においてアーカイブファイルを作成して、シンクロ処理により変更されたコンテンツファイルのデータを復元させるようにしてもよい。この場合には、図17に示すシンクロ処理において、S156の前に、図12に示す第三の実施の形態のシンクロ処理におけるS135〜S139の処理を挿入すればよい。そして、図13に示すUNDO処理を行わせればよい。そして、コンテンツ表示装置1では、コンテンツファイル変更指示を受信したら、指定された文書IDのコンテンツファイルの、指定されたデータ項目のデータを指定された情報に変更すればよい。
コンテンツ表示装置1の正面図である。 コンテンツ表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。 PC9の電気的構成を示すブロック図である。 フラッシュメモリ14のコンテンツファイル記憶エリア141の構成を示す模式図である。 取得元PC情報記憶エリア142の構成を示す模式図である。 ログファイル記憶エリア143の構成を示す模式図である。 表示装置処理のフローチャートである。 表示装置処理の中で実施されるログファイル作成処理のフローチャートである。 PC9で実施されるシンクロ処理のフローチャートである。 第二の実施の形態のシンクロ処理のフローチャートである。 表示装置処理のその他処理(図7、S16)のフローチャートである。 第三の実施の形態のシンクロ処理のフローチャートである。 PC9で行われるUNDO処理のフローチャートである。 表示装置処理のその他処理(図7、S16)のフローチャートである。 第四の実施の形態におけるログファイルの構成を示す模式図である。 第四の実施の形態におけるログファイル作成処理のフローチャートである。 第四の実施の形態におけるシンクロ処理のフローチャートである。
符号の説明
1 コンテンツ表示装置
9 パーソナルコンピュータ
11 CPU
14 フラッシュメモリ
15 通信部
21 上キー
22 下キー
23 右キー
24 左キー
25 決定キー
44 ログファイル
141 コンテンツファイル記憶エリア
142 取得元PC情報記憶エリア
143 ログファイル記憶エリア
1431 PC−A用ログファイル
1432 PC−B用ログファイル
1433 PC−C用ログファイル
443 ログファイル
901 CPU
909 USBインタフェイス

Claims (15)

  1. 複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末と、前記提供端末に接続して前記提供端末に記憶されているファイルを取得する取得端末とを備え、前記ファイルごとに前記複数のデータを、前記提供端末と前記取得端末との間で同期させるデータ同期システムであって、
    前記取得端末は、
    前記提供端末に接続する第一接続手段と、
    前記第一接続手段により前記提供端末に接続して、前記提供端末から前記ファイルを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記ファイルを記憶する第一ファイル記憶手段と、
    前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの変更を指示するデータ変更指示手段と、
    前記データ変更指示手段による変更の指示に基づいて前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第一データ変更手段と、
    前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末が識別可能な状態で、前記第一データ変更手段による前記データの変更の変更履歴を記憶する変更履歴記憶手段とを備え、
    前記提供端末は、
    前記取得端末と接続する第二接続手段と、
    前記ファイルを記憶する第二ファイル記憶手段と、
    前記第二接続手段により前記取得端末と接続された際に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴のうち、当該提供端末を取得元提供端末とする前記ファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得する該当ファイル履歴取得手段と、
    前記該当ファイル履歴取得手段により取得された前記該当ファイル履歴に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第二データ変更手段とを備えたことを特徴とするデータ同期システム。
  2. 前記提供端末は、
    前記該当ファイル履歴取得手段により前記該当ファイル履歴を取得した後に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示を前記取得端末へ送信する削除指示送信手段を備え、
    前記取得端末は、
    前記削除指示送信手段から前記削除指示が送信されてきた場合に、当該削除指示を送信した前記提供端末が前記取得元提供端末である前記変更履歴を前記変更履歴記憶手段から削除する第一削除手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ同期システム。
  3. 前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ同期システム。
  4. 接続された端末に提供するための複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末に接続して、前記ファイルを取得する取得端末であって、
    前記提供端末に接続する第一接続手段と、
    当該第一接続手段により前記提供端末に接続して、前記提供端末に記憶されている前記ファイルを取得する取得手段と、
    当該取得手段が取得した前記ファイルを記憶する第一ファイル記憶手段と、
    前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの変更を指示するデータ変更指示手段と、
    前記データ変更指示手段による変更の指示に基づいて前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記データを変更する第一データ変更手段と、
    前記第一データ変更手段により前記第一ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データが変更された履歴を変更履歴として記憶する変更履歴記憶手段とを備え、
    前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴は、前記ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末を識別可能な構成であることを特徴とする取得端末。
  5. 前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の取得端末。
  6. 前記変更履歴は、前記取得元提供端末ごとにファイルを構成して前記変更履歴記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項4又は5に記載の取得端末。
  7. 前記提供端末から前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、当該削除指示を送信した前記提供端末が前記取得元提供端末である前記変更履歴のファイルを前記変更履歴記憶手段から削除する第一削除手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の取得端末。
  8. 前記変更履歴は、前記取得元提供端末を識別する取得端末識別情報を前記データとして有していることを特徴とする請求項4又は5に記載の取得端末。
  9. 前記提供端末から前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示が送信されてきた場合に、前記取得元提供端末が当該削除指示を送信した前記提供端末である変更履歴を前記変更履歴記憶手段から削除する第二削除手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の取得端末。
  10. 請求項4乃至9のいずれかに記載の取得端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる取得プログラム。
  11. 接続された端末に提供する複数のデータからなるファイルを複数記憶した複数の提供端末であって、
    当該提供端末に接続して前記ファイルを取得する端末である取得端末は、当該提供端末から提供されたファイルが変更された履歴を、当該ファイルの取得元の前記提供端末である取得元提供端末を識別可能に構成された変更履歴として記憶する変更履歴記憶手段を備えており、
    当該提供端末は、
    前記取得端末と接続する第二接続手段と、
    前記取得端末へ提供する前記ファイルを記憶する第二ファイル記憶手段と、
    前記第二接続手段により前記取得端末と接続された際に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴のうち、当該提供端末を取得元提供端末とする前記ファイルについての変更履歴である該当ファイル履歴を少なくとも取得する該当ファイル履歴取得手段と、
    前記該当ファイル履歴取得手段により取得された前記該当ファイル履歴に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データを変更する第二データ変更手段とを備えたことを特徴とする提供端末。
  12. 前記該当ファイル履歴取得手段により前記該当ファイル履歴を取得した後に、前記変更履歴記憶手段に記憶されている前記変更履歴の削除を指示する削除指示を前記取得端末へ送信する削除指示送信手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の提供端末。
  13. 前記第二データ変更手段により前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データが変更される前に、前記第二ファイル記憶手段に記憶されていた前記データを少なくとも含む情報である復元情報を前記データの変更が行われた順序を識別可能に記憶した復元情報記憶手段と、
    前記第二データ変更手段により変更された前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの値を、変更前の値に復元する指示を行う復元指示手段と、
    当該復元指示手段により復元の指示が行われた際には、前記復元情報記憶手段に記憶されている前記復元情報に基づいて、前記第二ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記データの値を前記第二データ変更手段により変更される前の値に戻す復元手段とを備えたことを特徴とする請求項11又は12に記載の提供端末。
  14. 前記データは、前記取得端末で画像、動画又は音声として出力されるコンテンツが使用されたか否かの情報、前記コンテンツが使用された日時、前記コンテンツに対する評価、前記コンテンツ内の所定の位置を特定する付箋情報及び、前記コンテンツの示す情報が連続した情報である場合に使用済みと未使用の境界位置を特定するしおり情報のいずれかであることを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の提供端末。
  15. 請求項11乃至14のいずれかに記載の提供端末の各種処理手段としてコンピュータを動作させる提供プログラム。
JP2006351645A 2006-12-27 2006-12-27 データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム Pending JP2008165328A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006351645A JP2008165328A (ja) 2006-12-27 2006-12-27 データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム
EP07830848A EP2098960A4 (en) 2006-12-27 2007-10-30 DATEMSYNCHRONISIERUNGSSYSTEM
PCT/JP2007/071114 WO2008078450A1 (ja) 2006-12-27 2007-10-30 データ同期システム
US12/492,945 US20090259698A1 (en) 2006-12-27 2009-06-26 Data synchronizing system, acquiring terminal, and providing terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006351645A JP2008165328A (ja) 2006-12-27 2006-12-27 データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008165328A true JP2008165328A (ja) 2008-07-17

Family

ID=39562244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006351645A Pending JP2008165328A (ja) 2006-12-27 2006-12-27 データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090259698A1 (ja)
EP (1) EP2098960A4 (ja)
JP (1) JP2008165328A (ja)
WO (1) WO2008078450A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110097024A (ko) * 2010-02-24 2011-08-31 삼성전자주식회사 Dlna 기반의 동기화 수행 방법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8606889B2 (en) * 2010-01-21 2013-12-10 Microsoft Corporation Roaming application settings across multiple computing devices
KR20130035603A (ko) * 2011-09-30 2013-04-09 삼성전자주식회사 적어도 하나의 어플리케이션 데이터를 동기화하기 위한 장치 및 방법
CN103780638B (zh) * 2012-10-18 2019-02-19 腾讯科技(深圳)有限公司 数据同步方法及***
CN110209642A (zh) * 2018-02-05 2019-09-06 北京智明星通科技股份有限公司 信息处理的方法、装置、服务器及计算机可读介质
CN113672531B (zh) * 2021-07-12 2024-07-30 贵阳锐泰电力科技有限公司 一种具备定值修改与校核功能的手持终端

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311105A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Toshiba Corp コンピュータおよびデータ同期方法
JP2001052025A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電子ブックコンテンツとメモ情報の共有方法および電子ブック閲覧用プログラムの記録媒体
JP2003296171A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Fujitsu Ltd 電子帳票管理方法及びプログラム
JP2005234836A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理用コンピュータプログラムならびに文書管理装置および方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594441A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Toshiba Corp 文書処理装置
JPH096693A (ja) 1995-06-22 1997-01-10 Toshiba Corp 情報処理方法
US5870765A (en) * 1996-10-09 1999-02-09 Oracle Corporation Database synchronizer
US5924096A (en) * 1997-10-15 1999-07-13 Novell, Inc. Distributed database using indexed into tags to tracks events according to type, update cache, create virtual update log on demand
JP2000132603A (ja) 1998-10-27 2000-05-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散環境におけるスケジュールデータ管理方法および装置とスケジュールデータ管理プログラムを記録した記録媒体
US20050181790A1 (en) * 2004-02-10 2005-08-18 Yach David P. Apparatus, and associated method, for facilitating efficient communication of data communicated pursuant to a syncrhonization session
US7523146B2 (en) * 2005-06-21 2009-04-21 Apple Inc. Apparatus and method for peer-to-peer N-way synchronization in a decentralized environment

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311105A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Toshiba Corp コンピュータおよびデータ同期方法
JP2001052025A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電子ブックコンテンツとメモ情報の共有方法および電子ブック閲覧用プログラムの記録媒体
JP2003296171A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Fujitsu Ltd 電子帳票管理方法及びプログラム
JP2005234836A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 文書管理用コンピュータプログラムならびに文書管理装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110097024A (ko) * 2010-02-24 2011-08-31 삼성전자주식회사 Dlna 기반의 동기화 수행 방법
KR101623990B1 (ko) * 2010-02-24 2016-06-07 삼성전자주식회사 Dlna 기반의 동기화 수행 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP2098960A1 (en) 2009-09-09
WO2008078450A1 (ja) 2008-07-03
US20090259698A1 (en) 2009-10-15
EP2098960A4 (en) 2011-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7870315B2 (en) Method and apparatus for managing data of a portable device using a virtual device for the portable device, and a user interface method using the same
TWI585670B (zh) 呈現應用程式選單之方法、電子裝置及電腦可讀取媒體
AU2007202768B2 (en) Document processing device, program, and document processing method
US8707203B2 (en) Object display apparatus and control method thereof
KR101668206B1 (ko) 프로그램 및 전자 메뉴얼 표시 장치
JP2006276926A (ja) データの再配置方法
JP2008165328A (ja) データ同期システム、取得端末、提供端末、取得プログラム及び提供プログラム
JP5057563B2 (ja) 表示画像制御装置及びその制御方法
CN102402572B (zh) 文档管理***及搜索指定方法
JP2010165030A (ja) 文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラム
US20080201659A1 (en) Computer system having multipurpose desktops
CN104519411A (zh) 多媒体播放器及其播放方法
KR102035766B1 (ko) 클리어런스 체크 프로그램, 클리어런스 체크 방법, 및 클리어런스 체크 장치
JP2008532103A (ja) ポータブル装置のコンテンツを更新する方法
JP2014154971A (ja) 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム
US9329760B2 (en) Information processing apparatus, control method thereof, and program
JP2007232776A (ja) プログラマブル表示器、ドキュメント表示方法とその方法を実行するプログラムおよびそれを記録した記録媒体、並びにドキュメント作成方法とその方法を実行するプログラムおよびそれを記録した記録媒体
JPH10198816A (ja) 情報処理システム及びネットワーク型情報処理システム
JP6079819B2 (ja) 情報処理システム、サーバ、その処理方法及びプログラム
JP2009265902A (ja) 文書管理装置、文書管理方法、情報処理プログラム及び記録媒体
JP4674726B2 (ja) ファイルの管理方法および情報処理装置
JPH1115851A (ja) Wwwページリンク制御システムおよびその制御処理プログラムを記録した記録媒体
JP2009064256A (ja) ファイル管理システム、ファイル管理プログラム、およびファイル管理端末
JP5074818B2 (ja) 会議記録管理装置及び方法
JP2012502329A (ja) 自動検索転送装置および自動検索転送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306