JP2008161643A - X線撮影装置および3次元ロードマップ位置合わせ方法 - Google Patents

X線撮影装置および3次元ロードマップ位置合わせ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】3Dロードマップにおける透視像とマスク像の位置合わせを容易に行えるようにすること。
【解決手段】3Dロードマップ表示制御部50が3Dロードマップ開始にあたってマスク像の画像収集時のSID、FOV、寝台高およびアーム角度を自動設定する。具体的には、設定条件特定部52が、マスク像の再構成元の3D−DSA画像のうち主回転が0度近辺の3D−DSA画像の情報から画像収集時のSID、FOV、寝台高およびアーム角度を特定し、設定部53が設定条件特定部52によって特定されたSID、FOV、寝台高およびアーム角度に自動設定する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、X線撮影装置における3次元ロードマップに関し、特に、3次元ロードマップの位置合わせ方法に関するものである。
血管の治療を目的として患者の血管にワイヤを挿入する際に、ワイヤの挿入を支援する技術として3D(3次元)ロードマップ技術がある。3Dロードマップ技術は、デジタルフルオログラフィなどのX線撮影装置において、透視像に血管の3Dボリュームレンダリング(以下「3D−VR」という)画像などの血管の3次元画像をマスク像として重ねて表示することによって、ワイヤの挿入をガイドする技術である。
この3Dロードマップによって透視像に3Dマスク像を重ねるためには、透視像と3Dマスク像の正確な位置合わせが必要となる。図9は、透視像と3Dマスク像の位置合わせを説明するための説明図である。同図において、左の透視像と右の3Dマスク像の血管が重なるように透視像の幾何学的位置と3Dマスク像の幾何学的位置を合わせる必要がある。
従来、透視像と3Dマスク像の正確な位置合わせは困難であるため、3Dロードマップ直前に収集した3D画像データを使用して位置合わせが不要な状態とすることによって、3Dロードマップが行われていた。あるいは、別の方法として、図10に示すように、3D−VRマスク像の血管走行と透視像のワイヤの形状から位置合わせを行うことも行われていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−116789号公報
しかしながら、3Dロードマップ直前に収集した3D画像データを使用する方法には、3Dマスク像の作成処理中に患者が動いてしまうことで、位置ずれがおきてしまうという問題がある。また、この方法では、手技の前に必ず3D−VRマスク像作成のために3D−DSAを実施する必要があり、患者の被曝および造影剤の使用が増えるという問題がある。ここで、3D−DSAとは、患者の周りに回転しながらX線を照射して複数のDSA画像を得ることであり、DSA画像とは、造影剤を入れて収集したX線画像(コントラスト像)から造影剤をいれずに収集したX線画像を引いて得られる血管画像(サブトラクション画像)である。
また、3D−VRマスク像の血管走行と透視像のワイヤの形状から位置合わせを行う方法では、3Dロードマップの前にワイヤをある程度位置が判断できる部位まで進めておく必要があるが、本来ロードマップは目標の血管にワイヤを持っていくためのものであり、ロードマップの前にワイヤを進めておかなければならないとすると、ロードマップ前のワイヤ操作が依然として困難であることにかわりがないという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、3Dロードマップにおいて透視像と3Dマスク像の位置合わせを容易にすることができるX線撮影装置および3次元ロードマップ位置合わせ方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置であって、3次元ロードマップのマスク像として使用する画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定する設定条件特定手段と、前記設定条件特定手段により特定された設定条件に装置を設定する条件設定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項7記載の本発明は、3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置による3次元ロードマップ位置合わせ方法であって、3次元ロードマップのマスク像として使用する画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定する設定条件特定ステップと、前記設定条件特定ステップにより特定された設定条件に装置を設定する条件設定ステップと、を含んだことを特徴とする。
請求項1または7記載の本発明によれば、3次元ロードマップの位置合わせを容易にすることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るX線撮影装置および3次元ロードマップ位置合わせ方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明をデジタルフルオログラフィ装置に適用した場合を中心に説明する。
まず、本実施例に係る3Dロードマップ位置合わせ方法について説明する。図1は、本実施例に係る3Dロードマップ位置合わせ方法を説明するための説明図である。同図に示すように、この3Dロードマップ位置合わせでは、操作者が3Dロードマップ用マスク像(以下「マスク像」という)を選択する(ステップSA1)と、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置はマスク像の再構成元である3D−DSAアンサブ画像を検索し(ステップSA2)、検索したアンサブ画像から主回転が0度近辺のアンサブ画像を選択する(ステップSA3)。ここで、アンサブ画像とは、造影剤をいれずに収集したX線画像すなわちマスク画像である。
そして、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置は、選択したアンサブ画像を収集した際のX線管焦点−X線検出器間距離(SID)、画像の視野サイズ(FOV)、寝台高、アーム角度に装置を設定するとともに、選択したアンサブ画像のネガポジを反転する(ステップSA4)。なお、SID、FOV、寝台高、アーム角度に加えて、管電圧を設定するようにすることもできる。
そして、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置は、ネガポジを反転した画像をマスク像とし(ステップSA5)、透視像に重ね合わせる(ステップSA6)。そして、操作者が、重ね合わされたマスク像をサブトラクションとしてパンニングを行い、水平方向の位置合わせを行うことによって、3Dロードマップの位置合わせを行う(ステップSA7)。ここで、パンニングとは、透視/撮影中に寝台の天板を動かして画像として見る位置を動かすことである。
このように、本実施例に係る3Dロードマップ位置合わせでは、操作者によって選択されたマスク像に対応する3D−DSAアンサブ画像を収集した際の設定条件にデジタルフルオログラフィ装置を自動設定することによって、操作者はマスク像と透視像の位置合わせを容易に行うことができる。
次に、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このデジタルフルオログラフィ装置100は、寝台17上の患者45に照射するX線を発生するX線発生部1と、患者45を透過したX線を検出して画像データを生成するX線検出部2と、X線発生部1および平面検出器21を保持する保持アーム5ならびに寝台17を移動する機構部3と、X線発生部1がX線の発生に必要とする高電圧を供給する高電圧発生部4と、機構部3を制御する機構制御部6と、X線検出部2により検出されたX線に基づいて生成された画像データに演算を行うとともに画像データを記憶する画像演算・記憶部7と、画像を表示する表示部8と、操作者による操作を受け付ける操作部9と、デジタルフルオログラフィ装置100全体を制御するシステム制御部10とを有する。
X線発生部1は、高電圧発生部4から供給される高電圧を用いてX線を発生するX線管15と、X線管15が発生したX線の一部を遮蔽することによって照射野を制御するX線絞り器16とを有する。
X線検出部2は、患者45を透過したX線を電荷に変換して検出する平面検出器21と、平面検出器21から電荷を取り出すゲートドライバ22と、平面検出器21により検出された電荷から画像データを生成する画像データ生成部11とを有する。画像データ生成部11は、平面検出器21が検出した電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器23と、電荷・電圧変換器23により変換された電圧をデジタル値に変換するA/D変換器24と、A/D変換器24のパラレル出力をシリアル出力に変換するパラレル・シリアル変換器25とを有する。
機構部3は、機構制御部6の指示に基づいて保持アーム5を移動する保持アーム移動機構41と、機構制御部6の指示に基づいて寝台17を移動する寝台移動機構42とを有する。画像演算・記憶部7は、画像データ生成部11により生成された画像データに対して再構成演算やサブトラクション演算を行う画像演算回路12と画像データを記憶する画像データ記憶回路13とを有する。
表示部8は、表示用画像データを保持する表示用画像メモリ31と、表示用画像メモリ31の画像データをアナログ信号に変換するD/A変換器32と、D/A変換器32の出力に応じた表示をモニタ34に対して行う表示回路33と、モニタ34とを有する。
図3は、表示部8および操作部9の構成例を示す図である。同図に示すように、この構成例では、モニタ34は透視像を表示する透視モニタ、収集済みの画像やマスク像などの3D−VR画像を表示する参照モニタ、デジタルフルオログラフィ装置100が出力するメッセージなどを表示するシステムモニタから構成される。また、操作部9は、操作ボタンなどを配置したメインコンソール、文字入力などに使用するキーボード、モニタ画面からの指示などに用いるマウスから構成される。なお、ここでは、3Dロードマップ画像を透視モニタに表示することとするが、参照モニタに表示するようにすることもできる。
システム制御部10は、3Dロードマップの表示を制御する3Dロードマップ表示制御部50を有する。図4は、3Dロードマップ表示制御部50の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この3Dロードマップ表示制御部50は、操作受付部51と、設定条件特定部52と、設定部53と、サブトラクション処理部54と、3Dロードマップ処理部55とを有する。なお、この3Dロードマップ表示制御部50は、システム制御部10が備えるCPUで動作するソフトウェアとして実装される。
操作受付部51は、操作部9から操作者の操作に関する情報を受け取り、操作に対応する処理を行う機能部に情報を振り分ける処理部である。例えば、この操作受付部51は、操作者によってマスク像が指定されるとマスク像の指定があったことを設定条件特定部52に通知し、操作者によって3Dロードマップ開始が指定されると、3Dロードマップ開始の指定があったことを3Dロードマップ処理部55に通知する。
設定条件特定部52は、マスク像を撮影した際の設定条件を特定する処理部であり、具体的には、操作受付部51からマスク像の指定があったことを通知されると、指定されたマスク像の再構成元である3D−DSAを選択し、そのアンサブ画像のうち主回転が0度近辺のアンサブ画像を抽出し、そのアンサブ画像を収集したときのSID、FOV、寝台高およびアーム角度を特定する。
設定部53は、設定条件特定部52によって特定されたSID、FOV、寝台高およびアーム角度にデジタルフルオログラフィ装置100を設定する処理部である。
このように、マスク像を撮影したときの設定条件をマスク像に対応するアンサブ画像から設定条件特定部52が特定し、設定部53がマスク像を撮影したときの設定条件にデジタルフルオログラフィ装置100を合わせることによって、3Dロードマップ時の位置合わせを容易にすることができる。
また、設定部53は、サブトラクション処理部54によって表示されたサブトラクションに対して操作者が行った位置合わせに関する情報を操作受付部51を介して受け取り、機構制御部6に対して寝台の移動を指示する。
サブトラクション処理部54は、設定条件特定部52により抽出されたアンサブ画像のネガポジを反転させ、この反転させた画像をマスク像としてサブトラクションを表示する処理部である。
3Dロードマップ処理部55は、操作受付部51から3Dロードマップ開始の指定があったことを通知されると、3Dロードマップ表示を行う処理部である。
次に、3Dロードマップ表示制御部50による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順について図5〜図7を用いて説明する。図5は、3Dロードマップ表示制御部50による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この3Dロードマップ表示制御処理では、3Dロードマップ表示制御部50は、操作受付部51が操作者からマスク像とする3D−VR画像の指定を受け付けて設定条件特定部52に通知する(ステップS1)。
すると、設定条件特定部52は、画像演算・記憶部7を検索してマスク像の元3D−DSAアンサブ画像を選択し(ステップS2)、選択した3D−DSAアンサブ画像からRAO/CRA=0度/0度近傍の画像すなわち主回転角度が0度近辺の画像を選択する(ステップS3)。なお、図6−1にステップS1〜ステップS3の手順を関連する画像とともに示す。
そして、設定条件特定部52は、ステップS3で選択した画像の情報から画像収集時のSID、FOV、寝台高およびアーム角度を特定し、設定部53が設定条件特定部52によって特定されたSID、FOV、寝台高およびアーム角度に設定する(ステップS4)。
なお、図6−2にステップS3〜ステップS4の手順を関連する画像とともに示す。また、図7に、SID、FOV、寝台高およびアーム角度の設定例を示す。図7の例では、3Dロードマップ前は、SIDが「短め」、FOVが「拡大状態」、寝台高が「低目」、アーム角度が「傾いてる」という設定が、透視像とマスク像の位置合わせをするために、アームの主回転が0度付近の3D−DSAアンサブ画像を収集したときの設定にSID、FOV、寝台高およびアーム角度が変更されている。
そして、サブトラクション処理部54が、ステップS3で選択された画像のネガポジを反転させ、サブトラクションのマスク像として登録し、サブトラクションモードに移行する(ステップS5)。そして、操作受付部51が、操作者によるマスク像とライブ像(透視像)の位置ずれの修正指示を受け付けて設定部53に通知し、設定部53は位置ずれがなくなるように機構制御部6に寝台17の移動を指示する(ステップS6)。なお、図6−3にステップS5〜ステップS6の手順を関連する画像とともに示す。
そして、操作受付部51が操作者からの3Dロードマップ開始指示を受け付けて(ステップS7)、3Dロードマップ処理部55に通知し、3Dロードマップ処理部55が3Dロードマップの表示を行う(ステップS8)。なお、図6−4にステップS7〜ステップS8の手順を関連する画像とともに示す。
このように、設定条件特定部52が、マスク像の再構成元の3D−DSAアンサブ画像のうち主回転が0度近辺の3D−DSAアンサブ画像の情報から画像収集時のSID、FOV、寝台高およびアーム角度を特定し、設定部53が設定条件特定部52によって特定されたSID、FOV、寝台高およびアーム角度に自動設定することによって、マスク像と透視像の位置合わせを容易にすることができる。
上述してきたように、本実施例では、3Dロードマップ表示制御部50が3Dロードマップ開始にあたってマスク像の画像収集時のSID、FOV、寝台高およびアーム角度を自動設定することとしたので、3Dロードマップ用の位置合わせを容易にすることができる。また、3Dロードマップのために、改めて3D画像を収集する場合と比べて、被曝を少なくし、造影剤の使用を少なくすることができる。また、ワイヤの形状とマスク像を用いて位置合わせを行う場合と比べて、マスク像と位置合わせ可能な位置までワイヤを進める必要がなくなり、手技の難易度を下げることができる。
なお、上記実施例では、寝台の高さは画像情報から合わせることができるが、画像収集時の頭の高さと3Dロードマップ時の頭の高さは、枕の置き方などにより若干のずれが生じる可能性がある。したがって、寝台の水平方向の修正に加えて高さ方向の修正が必要な場合もある。このような場合には、図5に示したステップS3でアーム主回転角度が0度近辺の画像を抽出する代わりに、ステップS3’として0度近辺の画像だけでなく、90度近辺の画像を抽出し、ステップS4〜ステップS6で水平方向の調整を行った後、アーム主回転角度が90度近辺の画像収集時の設定に自動設定して高さ方向の微調整を操作者に行ってもらうことによって、位置ずれをなくすことができる。
図8に、アーム主回転角度が0度近辺の画像を用いて水平方向の位置合わせを行った後、アーム主回転角度が90度近辺の画像を用いて高さ方向の位置合わせを行う場合を示す。なお、ここでは水平方向の位置合わせを行った後に高さ方向の位置合わせを行うこととしたが、高さ方向の位置合わせを行った後に水平方向の位置合わせを行うようにすることもできる。
また、図5に示したステップS6では、操作者による位置ずれの修正指定を受け付けて位置ずれをなくすこととしたが、この位置ずれの修正を自動で行うようにすることもできる。具体的には、DSA画像にて使用されるオートピクセルシフト技術を用いて位置ずれを自動修正することができる。すなわち、DSA画像にて使用される位置ずれ補正技術を用いて透過像とDSA画像のピクセルのずれを算出し、算出したピクセルのずれから寝台17の移動量を算出して位置ずれを自動修正することができる。
なお、本実施例では、デジタルフルオログラフィ装置100のモニタ34に3D−VR画像(マスク像)を表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、3D−VR画像は3Dワークステーションに表示し、3Dワークステーションで選択された3D−VR画像の情報をデジタルフルオログラフィ装置100に通知することによってデジタルフルオログラフィ装置100がマスク像を特定する場合にも同様に適用することができる。3Dワークステーションの3D−VR画像を表示することによって、3Dワークステーションの優れた3D処理および3D表示能力を利用した3D−VR画像を表示させることができる。
また、本実施例では、デジタルフルオログラフィ装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、X線を用いて被検体をモニタする装置に同様に適用することができる。
以上のように、本発明に係るX線撮影装置および3次元ロードマップ位置合わせ方法は、3次元ロードマップ機能を備えたX線装置に有用であり、特に、透視像とマスク像を正確に位置合わせする必要がある場合に適している。
本実施例に係る3Dロードマップ位置合わせ方法を説明するための説明図である。 本実施例に係るデジタルフルオログラフィ装置の構成を示す機能ブロック図である。 表示部および操作部の構成例を示す図である。 3Dロードマップ表示制御部の構成を示す機能ブロック図である。 3Dロードマップ表示制御部による3Dロードマップ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 3Dロードマップ表示制御部による処理および関連する画像を示す図(1)である。 3Dロードマップ表示制御部による処理および関連する画像を示す図(2)である。 3Dロードマップ表示制御部による処理および関連する画像を示す図(3)である。 3Dロードマップ表示制御部による処理および関連する画像を示す図(4)である。 SID、FOV、寝台高およびアーム角度の設定例を示す図である。 水平方向の位置合わせ後の高さ方向の位置合わせを示す図である 透視像と3Dマスク像の位置合わせを説明するための説明図である。 3D−VRマスク像の血管走行と透視像のワイヤの形状からの位置合わせを示す図である。
符号の説明
1 X線発生部
2 X線検出部
3 機構部
4 高電圧発生部
5 保持アーム
6 機構制御部
7 画像演算・記憶部
8 表示部
9 操作部
10 システム制御部
11 画像データ生成部
12 画像演算回路
13 画像データ記憶回路
15 X線管
16 X線絞り器
17 寝台
21 平面検出器
22 ゲートドライバ
23 電荷・電圧変換器
24 A/D変換器
25 パラレル・シリアル変換器
31 表示用画像メモリ
32 D/A変換器
33 表示回路
34 モニタ
41 保持アーム移動機構
42 寝台移動機構
45 患者
50 3Dロードマップ表示制御部
51 操作受付部
52 設定条件特定部
53 設定部
54 サブトラクション処理部
55 3Dロードマップ処理部
100 デジタルフルオログラフィ装置

Claims (7)

  1. 3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置であって、
    3次元ロードマップのマスク像として使用する画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定する設定条件特定手段と、
    前記設定条件特定手段により特定された設定条件に装置を設定する条件設定手段と、
    を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記設定条件特定手段は、前記マスク像の元となる複数の3D用収集画像のうちアーム角度が所定の角度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記設定条件特定手段は、前記マスク像の元となる複数の3D用収集画像のうちアーム角度が0度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定することを特徴とする請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記アーム角度が0度に最も近い3D用収集画像のネガポジを反転させた画像をマスク像として使用するサブトラクションにより水平方向の位置合わせを行う位置ずれ補正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のX線撮影装置。
  5. 前記設定条件特定手段は、前記マスク像の元となる複数の3D用収集画像のうちアーム角度が0度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件およびアーム角度が90度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定し、
    前記条件設定手段は、アーム角度が0度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件に装置の設定を合わせる他に、アーム角度が90度に最も近い3D用収集画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件に装置の設定を合わせることを特徴とする請求項3または4に記載のX線撮影装置。
  6. 前記設定条件特定手段により特定され、前記条件設定手段により設定される設定条件には、X線管焦点とX線検出器の距離、画像の視野サイズ、寝台の高さ、アーム角度が含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のX線撮影装置。
  7. 3次元ロードマップ機能を有するX線撮影装置による3次元ロードマップ位置合わせ方法であって、
    3次元ロードマップのマスク像として使用する画像の画像データが収集されたときの装置の設定条件を特定する設定条件特定ステップと、
    前記設定条件特定ステップにより特定された設定条件に装置を設定する条件設定ステップと、
    を含んだことを特徴とする3次元ロードマップ位置合わせ方法。
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