JP2008158638A - 支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステム - Google Patents

支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】署名式デビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにし、署名式デビットカードを普及させる。
【解決手段】署名式デビットカード130がクレジットカードのPOS端末111で利用されたとき、バックエンドシステム10から送信されたJIS I型の第1の売上確定電文を支払い処理支援装置20で受信し、これを、JIS II型の第2の売上確定電文に変換し、これを、金融機関の勘定系システム30に送信し、デビット決済処理を行う。決済許否のときには、第1の売上確定電文を、支払い処理支援装置20からクレジットカード110のバックエンドシステム10に送信し、クレジット決済処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、金融機関等のイシュアーが発行する本人確認をオフラインで行うオフラインデビットカードをカード会員等のカードホルダが利用した際に、原則的にデビット決済を行い、例外的にクレジット決済を行うことを可能にする支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステムに関する。
商品を購入する際の決済手段として、クレジットカードやデビットカードがある。
クレジットカードのシステムでは、クレジットカードの利用できる加盟店で、カードホルダであるカード会員が商品の購入に際してクレジットカードを使用すると、一旦、イシュアーとなっているクレジットカード会社が加盟店への取引金額の支払いを肩代わりし、後でクレジットカード会社がカード会員に対して取引金額を請求し、カード会員がクレジットカード会社に対して請求された取引金額を一括又は分割で支払うようにしている。
具体的に、クレジットカードは、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別するために割り当てる口座番号として、クレジットカードの発行者識別番号、カード会員の個人口座識別番号、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録され、更に、裏面等に、所持するカード会員の署名が記述され、BANKNET(MasterCard International Incorporatedの米国商標)、CAFIS(Credit And Finance Information System、登録商標)、GPnet(登録商標)、JCN等の通信ネットワークシステムで運用されている。
図6(A)に示すように、クレジットカード110をクレジットカード加盟店で利用するときには、クレジットカード加盟店のPOS端末111で磁気ストライプからクレジットカード情報を読み取って、通信ネットワーク113を介して、クレジットカード110のバックエンドシステム112に与信照会を行い、商品購入等の取引を行い、事後的に、売上確定の処理を行う。
他方、デビットカードのシステムは、店頭での支払い決済において、デビットカードの利用できる加盟店で、デビットカードを使用すると、取引金額分を直ちに金融機関の預貯金口座から引き落として支払いを完了させるようにしている。一般に、デビットカードは、クレジットカードと異なり即時決済となるため、デビットカードの発行に当たって、クレジットカードのように年齢、信用等の審査が無く、債務を好まない消費者や信用供与が比較的困難な消費者に利用しやすいものとなっている。
このようなデビットカードには、カード会員の本人確認を、暗証番号(PIN:Personal Identification Number)を用いて行うPIN式デビットカードと、署名によって行う署名式デビットカードとがある。PIN式デビットカードでは、加盟店のPOS端末でカード会員が入力した暗証番号がオンラインで金融機関の勘定系システムに送信され、このシステムに登録された暗証番号と送信された暗証番号とを照合することによって本人確認が行われる。例えば、金融機関が発行するATM(Automated Teller Machine)キャッシュカードは、ATMでしか利用することができないが、オンラインでPINを用いて本人確認を行うPIN式デビットカードの一種である。
具体的に、デビットカードは、エンボス、印刷、磁気記録等によって、デビットカードに必要な金融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系で記録され、MICS(全国キャッシュサービス、Multi Integrated Cash Service、登録商標)、BANCS(BANks Cash Service、登録商標)、ACS(All Japan Card Service、登録商標)等の通信ネットワークシステムで運用されている。
図6(B)に示すように、PIN式デビットカード120がデビットカード加盟店で利用されるときには、デビットカード120の加盟店のPOS端末121で磁気ストライプからデビットカード情報を読み取ると共にカード会員によってPINが入力されると、これらの情報と共に通信ネットワーク123を介して金融機関の勘定系システム122にアクセスして、PINの照合の後、即時にカード会員の預金口座で決済処理を行う。
これに対して、署名式デビットカードは、加盟店のカード伝票にカード会員が記入した署名とデビットカードの裏面に記入された署名とを加盟店が目視によって照合することによって、すなわちオフラインで本人確認が行われ、事後的に、オンライン又はオフラインで、預金口座で決済処理が行われる。すなわち、署名式デビットカードの利用方法は、利用時にオフラインで本人確認を行う点で、クレジットカードの利用方法と同じである。このため、署名式デビットカードは、クレジットカードの通信設備を利用して運営される。そこで、署名式デビットカードでは、クレジットカードと同じ規格、すなわち第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で、クレジットカード情報と同じ情報が記録されている。
なお、本人確認をオフラインで行うデビットカードには、以上のような署名式の他に、カードに内蔵されたICチップにPINを格納しておき、利用時に、カード会員がPINを入力し、入力されたPINとICチップに格納されたPINとを照合することによって本人確認を行うデビットカードがある。このオフラインのPIN式デビットカードは、署名式デビットカードより本人確認の精度が高い点で優れるものであるが、本人確認がオフラインという点で署名式デビットカードと同じである。以下の説明では、このオフラインのPIN式デビットカードも含めて署名式デビットカード130と言う。
図7に示すように、署名式デビットカード130を運用するに当たっては、クレジットカード110の通信ネットワーク113と金融機関の勘定系システム122との間に第1の規格と第2の規格の電文変換を行うコンバータ131が設けられている。クレジットカード110は、第1の規格の番号体系でクレジットカード情報が記録され、デビットカード120は、第2の規格の番号体系でデビットカード情報が記録されているからである。クレジットカード加盟店のPOS端末111で署名式デビットカード130が利用されたとき、クレジットカード用のPOS端末111は、署名式デビットカード130から読み取った第1の規格(JIS I型/ISO規格)の与信照会電文をコンバータ131に送信し、コンバータ131は、受信した第1の与信照会電文を、第2の規格(JIS II型)の第2の与信照会電文に変換し、金融機関の勘定系システム122にアクセスし、決済処理を行うようにしている。この際、このコンバータ131は、PINを用いた本人確認を行う金融機関の勘定系システム122に対応するため、PIN式デビットカード120の利用に際して求めるPINの照合を無効にするフラグを付加して勘定系システム122に第2の規格の第2の与信照会電文を送信する。そして、与信照会の回答は、勘定系システム122から第2の規格でコンバータ131に送信され、コンバータ131で第1の規格に変換され、第1の規格でPOS端末121に送信されることになる。預金口座での決済処理は、原則として、商品購入時である与信照会処理時に行われ、売上確定処理時に金額変更があったり、売上確定電文が送信されなかった場合には、決済処理の取消処理が行われることになる。
PIN式デビットカード120と署名式デビットカード130とを比較したとき、PIN式デビットカード120は、PINを用いて金融機関の勘定系システム122で本人確認が行われる点で、本人確認の精度が高く、署名式デビットカード130より優れている。しかしながら、PIN式デビットカード120は、PINを、金融機関の勘定系システムにオンラインで送信する必要があり、送信するPINの暗号化処理、新たな電文方式の構築といった大規模な通信ネットワーク設備が新たに必要となる。この点、署名式デビットカード130は、クレジットカード110と同様、署名によって本人確認を行うことから既存のクレジットカード110の通信ネットワーク設備113を利用することができ、PIN式デビットカード120より有利である。
しかしながら、署名式デビットカード130は、上記利点を有しながらも、所定地域、例えば日本では余り普及していない。これは次のような理由による。
通常、クレジットカード110のシステムでは、図6(A)に示すように、原則として、商品購入時において、カード会員がクレジットカード110を加盟店に提示すると、加盟店がPOS端末111を介してクレジットカード110のバックエンドシステム112に与信照会電文を送信し、与信照会を行い、この与信照会の後、加盟店がPOS端末111を介してクレジットカード110のバックエンドシステム112に売上確定電文を送信することによって、取引処理が完了する。
しかしながら、与信照会電文を用いた与信照会も、オフラインで行われることもあり、全てがリアルタイムにオンラインで行われているわけではない。日本において、オフライン処理の割合は、クレジットカード110の取引全体の10%〜20%程度ある。このため、このような例外的なクレジットカード110の取引においては、善意、悪意にかかわらず超過利用のおそれがある。
例えば、与信照会がオフラインで行われて遅延したり、後述のフロアリミット取引のように、事務処理効率を優先させるために与信照会が省略されると、クレジットカード会社が取引時点でクレジットカード110を利用するカード会員の与信照会をすることができず、結果として、カード会員に設定されたクレジットカード110の利用限度額を超えてしまうことがある。例えば、利用限度額30万円で既に29万5千円利用済みのカード会員が9千円の買い物をすると、利用限度額を4000円超えてしまう。このように、カード会員が意図すること無く、超過利用が発生してしまうことがある。
署名式デビットカード130を、既存のクレジットカード110と同様に運用しようとすると、与信照会と売上確定の処理が必要となり、与信照会が省略されるときやリアルタイムに行われないとき、クレジットカード110と同様に超過利用の問題が発生してしまう。すなわち、署名式デビットカード130が利用された際にオフラインのため事後的に与信照会を行ったり、与信照会を行わず売上確定処理のみの手続きが行われたときは、取引時に直ちに預金口座で決済処理が行われるのではなく、数日から数ヶ月経過の後、預金口座で決済処理が行われることになる。この際、カード会員の金融機関の預金口座に取引金額より少ない金額しか貯金されていないと、超過利用となってしまう。超過利用分に関しては、カード会員からの回収に失敗した場合、金融機関が負担することになってしまう。これが、日本で、署名式デビットカードが普及しない大きな要因となっている。
また、署名式デビットカード130が余り普及していない理由として、次のような事情もある。
クレジットカード110のシステムでは、例外的に、百貨店等大規模店舗において、例えば1万円と言った所定の金額(以下、フロアリミットとも言う。)以下の取引について、与信照会を行わず、オンライン又はオフラインで売上確定処理しか行わないことがある。
また、ガソリンスタンド等では、クレジットカード110の有効性を目的とし、1円、1ドルといった極めて低額で与信照会のみをオンラインで行い、売上確定処理を行わないことがある(以下、この与信照会を1円オーソリとも言う。)。
更に、ホテル等では、事前に取引金額枠を予約することを目的とし、宿泊費等よりやや多めの取引金額枠をオンラインで与信照会を行って予約し、売上確定処理で実際の取引金額の売上確定処理を行うこともある(以下、この与信照会をオーソリ予約とも言う。)。この場合、与信照会時の金額と売上確定時の金額が異なることになる。
このような電文処理が存在する中で、図7に示したように、コンバータ131を用いた署名式デビットカード130を運用すると、署名式デビットカード130が使用された場合にも、売上確定電文に対応する与信照会電文は存在するか、与信照会電文に対応する売上確定電文は存在するか、与信照会電文の取引金額と売上確定電文の取引金額は一致するか、と言った突合処理が必要となる。
クレジットカード110のシステムの場合、売上確定電文に基づいて取引を成立させれば良いことから、基本的には、以上のような突合処理を行う必要は無く、突合処理を行うのは、例えば不正利用があった場合等だけでも良い。しかしながら、図7に示した署名式デビットカード130のシステムでは、原則として、与信照会時に、決済処理が行われることから、1円オーソリのように売上確定電文が行われず取引が成立しない場合や与信照会電文と売上確定電文との取引金額が不一致の場合には、カード会員に対して、決済の取消、返金、追加引落等の処理が必要となる。したがって、署名式デビットカード130のシステムでは、原則として、全ての電文に対して、与信照会電文と売上確定電文との突合処理が必要となる。
クレジットカード110や署名式デビットカード130のシステムで行われる突合処理は、例えば、本件出願人が先に出願した特願2006−110272号では支払い処理支援装置で行っている。また、現時点では、この突合処理を人による目視で行っている場合もある。しかしながら、支払い処理支援装置で行う場合、与信照会電文と売上確定電文とを突合するための組み合わせは、極めて多く、そのソフトウェアも極めて複雑なものとなってしまう。また、人的に行う場合、高コストである。
また、一度、カード会員の預金口座から引落を行った後に、同じ取引に関し、引落の取消、返金、追加引落が行われると、カード会員の混乱と不信を招くものとなり、サービスとしては不十分である。
特開平11−134416号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、オフラインで本人確認を行うクレジットカード系のデビットカードを普及させることができる支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、オフラインのデビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにし、金融機関の負担を低減することができる支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、クレジットカードのシステムで発生する与信照会電文と売上確定電文との突合処理を省略し、装置の構成を簡素化することができる支払い処理支援システム及び支払い処理支援方法並びに支払い処理支援装置及びクレジットカードのバックエンドシステムを提供することにある。
本発明に係る支払い処理支援システムは、クレジットカードのPOS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステムと、預金口座が開設された金融機関の勘定系システムと、上記クレジットカードのバックエンドシステムと上記金融機関の勘定系システムとに接続された支払い処理支援装置とを備え、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記支払い処理支援装置が上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能にする支払い処理支援システムである。
ここで、上記デビットカードは、オフラインで本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従ったオフラインデビットカードである。
本発明に係る上記クレジットカードのバックエンドシステムは、上記クレジットカードのPOS端末と通信を行う第1の通信手段と、上記支払い処理支援装置と通信を行う第2の通信手段と、上記第1の通信手段で受信する上記第1の規格に従った取引金額を含む第1の売上確定電文の中から上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する選別手段と、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文に基づき、クレジット決済処理を可能にするクレジット決済処理手段とを備える。
そして、上記第1の通信手段が上記POS端末から送信された上記第1の売上確定電文を受信したとき、上記選別手段は、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別し、上記第2の通信手段は、上記選別手段で選別された上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記支払い処理支援装置に送信する。
また、本発明に係る上記支払い処理支援装置は、上記クレジットカードのバックエンドシステムと通信を行う第3の通信手段と、上記金融機関の勘定系システムと通信を行う第4の通信手段と、上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段から送信され、上記第3の通信手段で受信した上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換する変換手段とを備える。そして、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記第3の通信手段で受信すると、上記変換手段は、上記第3の通信手段で受信した上記第1の売上確定電文を、上記第2の売上確定電文に変換し、上記第4の通信手段は、上記第2の売上確定電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。また、上記第4の通信手段が上記金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信したとき、上記第3の通信手段は、先に上記第3の通信手段で受信した第1の売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムの上記第2の通信手段に送信する。
上述した本発明に係るクレジットカードのバックエンドシステムのクレジット決済処理手段は、上記支払い処理支援装置の第3の通信手段から送信された第1の売上確定電文を上記第2の通信手段で受信したとき、この第1の売上確定電文に基づきクレジット決済処理を可能にする。
ここで、上記支払い処理支援装置の変換手段は、上記第1の売上確定電文を第2の売上確定電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加するようにしても良い。
また、上記クレジットカードのバックエンドシステムの選別手段は、上記第1の売上確定電文に含まれるBIN(Bank Identification Number)で上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別するようにしても良い。
更に、上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段と上記支払い処理支援装置の第3の通信手段との間の通信は、バッチ送信で行うようにしても良い。
また、本発明に係る支払い処理支援方法は、以上のような支払い処理支援システムによって実行される方法である。この方法は、ハードウェアで構成された支払い処理支援装置、クレジットカードのバックエンドシステムを用いて実現することができる他、これらの装置として機能する情報処理装置に、コンピュータプログラムをインストールすることによっても実現することができる。このコンピュータプログラムは、ネットワークや光ディスク等の記録媒体に格納された状態で拡布することができる。
本発明によれば、オフラインデビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたとき、支払い処理支援装置で、クレジットカードのバックエンドシステムから送信された第1の規格に従った第1の売上確定電文を受信すると、この第1の売上確定電文を、金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換し、この第2の売上確定電文を、金融機関の勘定系システムに送信し、金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。また、支払い処理支援装置では、金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信したとき、先にバックエンドシステムから送信された第1の売上確定電文を、クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。すなわち、本発明では、原則的にはデビット決済を行い、例外的に超過利用が発生すると、クレジット決済を行うようにする。
以上のように、本発明では、オフラインデビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにしたので、金融機関の負担を低減し、署名式デビットカードを普及させることができる。また、デビット決済処理を、クレジットカードのバックエンドシステムで選別済みのオフラインデビットカードの売上確定電文に基づいて行うことから、支払い処理支援装置で、与信照会電文との突合処理等を行う必要が無くなり、装置の簡素化を図ることができると同時に、与信照会時にデビット決済処理をする場合には必要になる取消、返金、追加引落といったカード会員の混乱と不信を招く処理を不要化することができる。
以下、本発明を適用した支払い処理支援システムついて図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明を適用した支払い処理支援システム1は、クレジットカード110の加盟店に設置されたクレジットカード110のPOS端末111とクレジットカード110のバックエンドシステム10とがクレジットカード110の通信ネットワーク113によって相互に接続され、更に、ATMやデビットカードの加盟店に設置されたPIN式デビットカード用のPOS端末121と金融機関の勘定系システム30とが金融機関用の通信ネットワーク123を介して相互に接続されており、支払い処理支援装置20がクレジットカード110のバックエンドシステム10と金融機関の勘定系システム30とに接続されている。そして、この支払い処理支援システム1では、クレジットカード110のバックエンドシステム10と金融機関の勘定系システム30との間で通信電文の変換を行うようになっている。
<クレジットカードの利用について>
従来と同様、クレジットカード110のカード会員は、クレジットカード110をクレジットカード加盟店で利用することができる。すなわち、クレジットカード110は、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別するために割り当てる口座番号として、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座識別番号、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録されていると共に、裏面に本人認証のための署名が記述されている。クレジットカード110の利用時には、カード裏面の署名とカード伝票に記載された署名とを目視照合し、更に、図1に示すように、クレジットカード加盟店のPOS端末111で磁気ストライプのクレジットカード情報を読み取り、通信ネットワーク113を介してクレジットカード110のバックエンドシステム10に第1の規格の与信照会電文を送信し、与信照会をオンラインで行う。また、ファクシミリ、郵送等の手段を使ってオフラインで与信照会を行う。この後、加盟店は、バックエンドシステム10にオンラインで売上確定電文を送信し、売上確定の処理を行う。また、オフラインで売上確定処理を行う。
また、例外的に、クレジットカード110の利用に当たって、百貨店等大規模店舗では、上述のフロアリミット取引と言ったように、与信照会を行わず、オンライン又はオフラインで売上確定処理しか行わないこともある。
また、ガソリンスタンド等では、1円オーソリと言ったように、クレジットカード110の有効性を目的とした極めて低額で与信照会のみをオンラインで行い売上確定処理を行わないことがある。
更に、ホテル等では、オーソリ予約と言ったように、事前に取引金額枠を予約し、売上確定処理で実際の取引金額の売上確定処理を行うこともある。
<PIN式デビットカードの利用について>
また、従来と同様に、PIN式デビットカード120のカード会員は、PIN式デビットカード120をATMやデビットカードの加盟店で利用することができる。PIN式デビットカード120は、エンボス、印刷、磁気記録等によって、デビットカードに必要な金融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系で記録されている。
PIN式デビットカード120の利用時には、図1に示すように、デビットカード加盟店のPOS端末121で磁気ストライプのデビットカード情報を読み取ると共にカード会員によってPINが入力され、これらの情報と共に通信ネットワーク123を介して金融機関の勘定系システム30にアクセスし、PINを用いた本人照合の後、即時に預金口座で決済処理を行う。
<署名式デビットカードの利用について>
署名式デビットカード130は、従来の署名式デビットカードと同様で、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別するために割り当てる口座番号として、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座識別番号、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録され、更に、裏面等に、所持するカード会員の署名が記述されている。また、署名式デビットカード130は、PANの前半部分のBIN(Bank Identification Number)で、クレジットカード110と区別できるようになっている。なお、この署名式デビットカード130には、ここでは、上述のように、カードに内蔵されたICチップにPINを格納しておき、利用時に、カード会員がPINを入力し、入力されたPINとICチップに格納されたPINとを照合することによって本人確認を行うオフラインのPIN式デビットカードも含まれるものとする。そして、署名式デビットカード130を運用するに当たっては、本発明が適用されたバックエンドシステム10と支払い処理支援装置20が用いられる。
支払い処理支援装置20は、従来のコンバータ131の機能を含む装置であり、クレジットカード110のバックエンドシステム10から署名式デビットカード130の第1の規格(JIS I型/ISO規格)に従った第1の売上確定電文が送信されたとき、この第1の規格に従った第1の売上確定電文を第2の規格(JIS II型)に従った第2の売上確定電文に変換し、変換した第2の規格に従った第2の売上確定電文を金融機関の勘定系システム30にアクセスし、決済処理を行うようにしている。この際、支払い処理支援装置20は、PINを用いた本人確認を行う金融機関の勘定系システム30に対応するため、デビットカードの利用に際して求めるPINの照合を無効にするフラグを付加して勘定系システム30に第2の規格の第2の売上確定電文を送信する。
この支払い処理支援装置20では、基本的に、与信照会の後の売上確定処理の際に、勘定系システム30が決済処理を行い、カード会員の金融機関の預金口座に取引金額より少ない金額しか貯金されておらず、勘定系システム30からの決済拒否応答電文を受信したとき、第1の売上確定電文をクレジットカード110のバックエンドシステム10に送信するようにし、クレジットカードとしての処理を行うようにするものである。
<クレジットカードのバックエンドシステム10について>
図2に示すように、本発明を適用したクレジットカードのバックエンドシステム10は、通信系として、クレジットカードのPOS端末111と通信を行うPOS端末インタフェース(以下、単にI/Fと言う。)11と、支払い処理支援装置20と通信を行う支払い処理支援装置I/F 12とを備えている。
POS端末I/F 11は、POS端末111との間で通信ネットワーク113を介して通信を行うI/Fであり、第1の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、POS端末I/F 11は、POS端末111から送信された与信照会電文を受信し、その回答電文を、第1の規格に従いPOS端末111に送信する。また、POS端末I/F 11は、POS端末111から送信された第1の規格に従った第1の売上確定電文を受信し、On-Us取引(自社直接契約先加盟店での取引)の場合にはその回答電文を第1の規格に従いPOS端末111に送信する。
支払い処理支援装置I/F 12は、支払い処理支援装置20との間でネットワークや専用線を使用して通信を行うI/Fであり、第1の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、支払い処理支援装置I/F 12は、支払い処理支援装置20に対して、POS端末111からの署名式デビットカード130の第1の売上確定電文を支払い処理支援装置20に送信する。また、支払い処理支援装置I/F 12は、金融機関の勘定系システム30で決済拒否応答が支払い処理支援装置20にあったとき、支払い処理支援装置20から送信された先にバックエンドシステム10から送信した第1の売上確定電文と同じ第1の売上確定電文を受信する。
なお、支払い処理支援装置I/F 12は、支払い処理支援装置20との間の第1の売上確定電文のやり取りを所定数まとめて行うバッチ送信で行うようにしても良い。バックエンドシステム10が行う売上確定のためのクレジット決済処理は、リアルタイム処理ではないからである。したがって、バッチ送信の場合、バックエンドシステム10と支払い処理支援装置20との間の通信設備を、リアルタイム処理の場合より簡易なもの、例えばFTP(File Transfer Protocol)送信と同程度にすることができる。
このバックエンドシステム10は、更に、POS端末I/F 11で受信した与信照会電文に基づき、カード会員の与信照会を行う与信照会処理部13と、POS端末I/F 11で受信したクレジットカード110と署名式デビットカード130の売上確定電文の中から署名式デビットカード130の売上確定電文を選別して抽出する選別部14と、売上確定電文に基づいてクレジット決済処理を行うクレジット決済処理部15とを備えている。
与信照会処理部13は、POS端末I/F 11でクレジットカード110や署名式デビットカード130の与信照会電文を受信したとき、カード会員毎のカード利用履歴、利用限度額等の個人情報が格納されたデータベースにアクセスして、所定の基準を満たすかを判断し、基準を満たす旨又は満たさない旨の与信応答電文を生成し、与信回答電文を、POS端末I/F 11からPOS端末111に送信するようにする。
選別部14は、POS端末I/F 11がPOS端末111から送信された売上確定電文を受信したとき、売上確定電文に含まれるPANの前半部分にあるBIN(Bank Identification Number)の部分を参照してPOS端末I/F 11が受信した売上確定電文がクレジットカード110のものであるか、署名式デビットカード130のものであるかを判断し、署名式デビットカード130の売上確定電文を支払い処理支援装置I/F 12に出力する。また、選別部14は、クレジットカード110の売上確定電文についてはクレジット決済処理部15に出力する。
クレジット決済処理部15は、クレジットカード110の売上確定電文については選別部14から入力され、入力された売上確定電文に基づいて、クレジットカード110が使用された加盟店への支払いとカード会員に対する請求を行うためのクレジット決済処理を行う。また、クレジット決済処理部15は、署名式デビットカード130に関し、金融機関の勘定系システム30で決済拒否応答があり、支払い処理支援装置20から送信され、支払い処理支援装置I/F 12で受信した第1の売上確定電文が入力されると、入力された売上確定電文に基づいてクレジット決済処理を行う。
<支払い処理支援装置20について>
図3に示すように、本発明を適用した支払い処理支援装置20は、通常のサーバと同様な構成を有した装置であり、データベース、プログラム等が格納されたハードディスク、データがロードされるRAM(Random Access Memory)、演算を行うCPU(Central Processing Unit)等を備えている。そして、支払い処理支援装置20は、サーバにコンピュータプログラムをインストールすることによって、以下のような機能が実現される。なお、支払い処理支援装置20は、その機能を、ハードウェアによって実現しても良い。
この支払い処理支援装置20は、通信系として、クレジットカード110のバックエンドシステム10と通信を行うバックエンドシステムI/F 21と、金融機関の勘定系システム30と通信を行う勘定系システムI/F 22とを備えている。
バックエンドシステムI/F 21は、クレジットカード110のバックエンドシステム10の支払い処理支援装置I/F 12との間で第1の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、バックエンドシステムI/F 21は、バックエンドシステム10から第1の規格の取引金額を含む第1の売上確定電文を受信する。また、バックエンドシステムI/F 21は、金融機関の勘定系システム30からデビット決済処理の決済拒否応答電文を受信したとき、先に受信した第1の規格の取引金額を含む第1の売上確定電文と同じ内容の第1の売上確定電文をバックエンドシステム10の支払い処理支援装置I/F 12に送信し、バックエンドシステム10でクレジット決済処理を行うことができるようにする。
なお、バックエンドシステムI/F 21は、支払い処理支援装置I/F 12との間の第1の売上確定電文のやり取りを所定数まとめて行うバッチ送信で行うようにしても良い。バックエンドシステム10が行う売上確定を行うクレジット決済処理は、リアルタイム処理ではないからである。したがって、バッチ送信の場合、バックエンドシステム10と支払い処理支援装置20との間の通信設備を、リアルタイム処理の場合より簡易なもの、例えばFTP送信と同程度にすることができる。
勘定系システムI/F 22は、金融機関の勘定系システム30との間で第2の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、勘定系システムI/F 22は、バックエンドシステムI/F 21で、バックエンドシステム10から第1の規格の取引金額を含む第1の売上確定電文を受信したとき、第1の規格の第1の売上確定電文から第2の規格に変換された第2の売上確定電文を、金融機関の勘定系システム30に送信し、金融機関の勘定系システム30でデビット決済処理を行うことができるようにする。また、勘定系システムI/F 22は、金融機関の勘定系システム30からデビット決済処理の決済拒否応答電文を受信する。
なお、勘定系システムI/F 22と金融機関の勘定系システム30との間の通信は、例えば、ATMやPOS端末121と勘定系システム30との間で使用されているATMのプロトコルに従った通信ネットワークと同じものを用いることができる。
この支払い処理支援装置20は、更に、クレジットカードに採用されている第1の規格を、金融機関の勘定系で採用されている第2の規格に電文を変換するため変換テーブル23と、この変換テーブル23を参照して第1の規格に従った第1の電文から第2の規格に従った第2の電文を生成したり、第2の電文から第1の電文を生成する電文変換生成部24とを備えている。
変換テーブル23は、第1の規格の番号体系と第2の規格の番号体系とを関連付けたテーブルである。すなわち、第1の規格は、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座識別番号、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系であり、第2の規格は、融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系である。変換テーブル23は、第1の規格の番号体系と第2の規格の番号体系とを関連付け、電文変換生成部24が第1の規格から第2の規格又は第2の規格から第1の規格に変換し、電文を生成することができるようにする。
電文変換生成部24は、以上のような変換テーブル23を参照することによって電文の規格を変換する。例えば、バックエンドシステムI/F 21がバックエンドシステム10から送信された第1の規格に従った第1の売上確定電文を受信したとき、この第1の規格の第1の売上確定電文を第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換し、この生成された第2の売上確定電文を、デビット決済処理のため、金融機関の勘定系システム30に送信できるようにする。また、勘定系システムI/F 22で金融機関の勘定系システム30から第2の規格に従ったデビット決済処理の決済拒否応答電文を受信したとき、この決済拒否応答電文に基づいて第1の規格の第1の売上確定電文を、バックエンドシステムI/F 21からバックエンドシステム10に送信するようにし、バックエンドシステム10でクレジット決済処理ができるようにする。
更に、勘定系システム30は、PIN式デビットカード120にも対応しているため、第2の規格に従った第2の売上確定電文を受信したとき、PINを要求することになる。しかしながら、署名式デビットカード130には、PINは無い。そこで、電文変換生成部24は、変換テーブル23を参照して第1の売上確定電文から第2の売上確定電文を生成するとき、合わせて、勘定系システム30のPIN要求を無効化する無効化フラグを付加する。これにより、支払い処理支援装置20は、第2の売上確定電文を、勘定系システムI/F 22から送信することによって、勘定系システム30でデビット決済を行うことができるようになる。
<勘定系システムについて>
図3に示すように、金融機関の勘定系システム30は、カード会員等の預金口座を管理する預金口座データベース31と、支払い処理支援装置20の勘定系システムI/F 22から送信された第2の売上確定電文に含まれる取引金額を参照し預金口座の貯金額と比較する判定部32とを備えている。
判定部32は、勘定系システムI/F 22から送信された第2の売上確定電文を受信したとき、預金口座データベース31にアクセスし、該当する口座名義人の口座の預かり金額を参照し、取引金額より小さいかを判断する。そして、判定部32は、預かり金額より取引金額が小さいとき、決済処理を行うと共に、決済完了の回答電文を勘定系システムI/F 22に送信する。また、判定部32は、預かり金額より取引金額が大きいとき、決済不能のため、デビット決済処理の決済拒否応答電文を勘定系システムI/F 22に送信する。
<支払い処理支援装置の動作説明>
以下、本発明が適用された支払い処理支援システム1の動作について説明する。
先ず、図4を参照して、クレジットカード110や署名式デビットカード130がPOS端末121で使用された際の与信照会処理について説明する。
先ず、クレジットカード110のバックエンドシステム10は、ステップS1において、POS端末I/F 11で、商品購入時等の取引時において、POS端末111から送信された与信照会電文を受信すると、ステップS2において、与信照会処理部13がカード会員のデータベースにアクセスして、所定の基準を満たすかを判断し、ステップS3において、基準を満たす旨又は満たさない旨の与信応答電文を生成し、与信回答電文を、POS端末I/F 11からPOS端末111に送信する。
かくして、カード会員が加盟店では、クレジットカード110や署名式デビットカード130を使用しようとしたときに、与信照会を行うことができ、与信照会で基準を満たす旨の回答を得た後、商品の売買が行われることになる。すなわち、図4に示す与信照会処理は、従来から行われている与信照会処理と同じであり、与信照会には、上述の1円オーソリ、オーソリ予約と言った特殊与信照会電文も含まれ、バックエンドシステム10では、通常の与信照会電文に合わせて特殊与信照会電文に対しても与信照会を行うようにしている。また、署名式デビットカード130の与信照会に対してもクレジットカード110の与信照会と同様に行うようにしている。
次に、図5を参照して、クレジットカード110や署名式デビットカード130がPOS端末121で使用された後に行われる売上確定処理について説明する。
図5に示すように、クレジットカード110のバックエンドシステム10は、ステップS11において、POS端末I/F 11で、POS端末111から送信された第1の売上確定電文を受信すると、ステップS12において、選別部14で、受信した第1の売上確定電文が署名式デビットカード130のものであるかを判断する。具体的に、選別部14は、売上確定電文に含まれるPANの前半部分にあるBINの部分を参照して署名式デビットカード130を選別する。そして、バックエンドシステム10は、署名式デビットカード130の第1の売上確定電文であるとき、ステップS13に進み、署名式デビットカード130の第1の売上確定電文以外のとき、通常のクレジットカード110としてのクレジット決済処理を行うべく、ステップS24に進む。
ステップS13において、バックエンドシステム10は、署名式デビットカード130の第1の売上確定電文を、支払い処理支援装置I/F 12より支払い処理支援装置20に送信する。すなわち、バックエンドシステム10は、署名式デビットカード130の第1の売上確定電文のみを支払い処理支援装置20に送信するようにし、特殊電文を含むクレジットカード110の売上確定電文は、クレジット決済処理部15で決済処理を行うようにしている。これにより、支払い処理支援装置20では、与信照会電文と売上確定電文との突合処理を省略でき、構成の簡素化を図ることができる。
なお、この場合における署名式デビットカード130の第1の売上確定電文の支払い処理支援装置20への送信は、バッチ送信であっても良い。
ステップS14において、支払い処理支援装置20は、バックエンドシステムI/F 21で、署名式デビットカード130の第1の売上確定電文を受信すると、ステップS15において、電文変換生成部24で署名式デビットカード130の第1の売上確定電文を第2の売上確定電文に変換する処理を行う。すなわち、電文変換生成部24は、変換テーブル23を参照して、クレジットカード110に準拠した第1の規格に従った第1の売上確定電文を、金融機関系の第2の規格に準拠した第2の売上確定電文に変換する。この際、電文変換生成部24は、金融機関の勘定系システム30に対応すべく、PINを無効にするフラグを、第2の売上確定電文に付加する。そして、支払い処理支援装置20は、ステップS16において、勘定系システムI/F 22より、生成した第2の売上確定電文を勘定系システム30に送信する。
勘定系システム30は、ステップS17において、支払い処理支援装置20から送信された第2の売上確定電文を受信すると、決済を行おうとするカード会員の情報を元に、預金口座データベース31にアクセスし、ステップS18において、判定部32で第2の売上確定電文に含まれる取引金額が預金口座の預かり金額より大きいかを判断し、大きくないとき、すなわち取引金額が預金口座の預かり金額内のとき、ステップS19において、預金口座データベース31でデビット決済処理を行う。
また、勘定系システム30は、第2の売上確定電文に含まれる取引金額が預金口座の預かり金額より大きいとき、すなわち超過利用となるとき、ステップS20において、決済拒否応答電文を支払い処理支援装置20に送信する。
ステップS21において、支払い処理支援装置20は、勘定系システムI/F 22で決済拒否応答電文を受信すると、ステップS22において、ステップS14で受信した第1の売上確定電文と同じ第1の規格に従った第1の売上確定電文を生成し、デビット決済処理を行うことができなかった決済処理についてクレジット決済処理を行うため、生成した第1の売上確定電文をバックエンドシステムI/F 21からバックエンドシステム10に送信する。
なお、この場合における第1の売上確定電文のバックエンドシステム10への送信は、第1の売上確定電文を所定数まとめて送信するバッチ送信であっても良い。
バックエンドシステム10は、ステップS23において、支払い処理支援装置I/F 12で、支払い処理支援装置20から送信された第1の規格に従った第1の売上確定電文を受信すると、ステップS24において、クレジット決済処理部15で、クレジット決済処理を行う。
ステップS24において、バックエンドシステム10のクレジット決済処理部15は、選別部14よりクレジットカード110の第1の売上確定電文が入力されたとき(ステップS12のNOの場合)やステップS23のデビット決済処理が拒否された場合の第1の売上確定電文がバックエンドシステムI/F 21から入力されたとき、入力された売上確定電文に基づいてクレジット決済処理を行う。例えば、クレジット決済処理部15は、選別部14よりクレジットカード110の第1の売上確定電文が入力されたとき、売上確定電文に含まれる支払方法(一括払いか分割払いか)で決済処理を行う。また、クレジット決済処理部15は、デビット決済処理が拒否されたときの売上確定電文が入力されたとき、例えば、原則として支払方法を分割払いとする。デビット決済処理が拒否された場合は、一括払いが困難である可能性が高いからである。
以上のような本発明を適用した支払い処理支援システム1では、署名式デビットカード130がPOS端末121で使用された場合、売上確定処理の際に、デビット決済処理を行うようにしたので、支払い処理支援装置20において、与信照会電文と売上確定電文との突合処理を行う必要が無くなり、支払い処理支援装置20の構成の簡素化を図ることができる。また、クレジットカード110のバックエンドシステム10で行う与信照会電文と売上確定電文との突合処理は、従来から行われている処理であるから、この点において、システムの改修も必要でなくなる。クレジットカード110のバックエンドシステム10では、売上確定電文の中から署名式デビットカード130の売上確定電文を選別する選別部14を設けるだけで良いことから、システムの改修を少なくすることができる。勘定系システム30で改修が必要な部分は、PIN無し与信照会電文に対応するための改修のみに済ますことができる。
また、支払い処理支援システム1では、デビット決済処理を売上確定処理時に行うようにしたので、クレジットカード110のバックエンドシステム10と署名式デビットカード130との間の通信をリアルタイム処理する必要が無くなる。これによって、第1の売上確定電文のやり取りを所定数まとめて行うバッチ送信で行うことできるようになり、バックエンドシステム10と支払い処理支援装置20との間の通信設備を簡易なもの、例えばFTP送信と同程度のものにすることができる。
更に、従来からバックエンドシステム10に設けられたカード不正利用検知システムを用いて、クレジットカード110や署名式デビットカード130の不正利用を検出することができる。
以上のような効果を有する支払い処理支援システム1では、署名式デビットカード130がPOS端末111で利用されたとき、原則として、デビット決済を行うようにし、デビット決済を行うときができないとき、クレジット決済を行うようにしたので、従来のように、金融機関が超過利用分を負担することが無くなり、金融機関の負担を軽減することができる。一方、クレジットカード会社にあっても、超過利用分がクレジット決済になることは、従来からのクレジット取引で負担しているリスクの範囲内であり、また、与信照会電文と売上確定電文との突合処理も従来から行っている処理であることから、クレジットカード会社に新たな負担を負わせることを防止できる。したがって、支払い処理支援システム1では、署名式デビットカード130を金融機関が採用しやすい環境を提供することができ、署名式デビットカード130の普及に貢献することができる。
本発明が適用された支払い処理支援システムの構成を示す図である。 本発明が適用されたクレジットカードのバックエンドシステムを示すブロック図である。 本発明が適用された支払い処理支援装置と金融機関の勘定系システムを示すブロック図である。 与信照会処理時のフローチャートである。 売上確定処理時のフローチャートである。 (A)は、クレジットカードのシステムを示す図であり、(B)は、PIN式デビットカードのシステムを示す図である。 署名式デビットカードのシステムを示す図である。
符号の説明
1 支払い処理支援システム、10 バックエンドシステム、11 POS端末I/F、12 支払い処理支援装置I/F、13 与信照会処理部、14 選別部、15 クレジット決済処理部、20 支払い処理支援装置、21 バックエンドシステムI/F、22 勘定系システムI/F、23 変換テーブル、24 電文変換生成部、30 勘定系システム、31 預金口座データベース、32 判定部、110 クレジットカード、111 POS端末、112 バックエンドシステム、113 通信ネットワーク、120 PIN式デビットカード、121 POS端末、122 勘定系システム、123 通信ネットワーク、130 署名式デビットカード、131 コンバータ

Claims (14)

  1. クレジットカードのPOS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステムと、預金口座が開設された金融機関の勘定系システムと、上記クレジットカードのバックエンドシステムと上記金融機関の勘定系システムとに接続された支払い処理支援装置とを備え、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記支払い処理支援装置が上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能にする支払い処理支援システムにおいて、
    上記デビットカードは、オフラインで本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従ったオフラインデビットカードであり、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムは、
    上記クレジットカードのPOS端末と通信を行う第1の通信手段と、
    上記支払い処理支援装置と通信を行う第2の通信手段と、
    上記第1の通信手段で受信する上記第1の規格に従った取引金額を含む第1の売上確定電文の中から上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する選別手段と、
    上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文に基づき、クレジット決済処理を可能にするクレジット決済処理手段とを備えており、
    上記第1の通信手段が上記POS端末から送信された上記第1の売上確定電文を受信したとき、上記選別手段は、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別し、
    上記第2の通信手段は、上記選別手段で選別された上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記支払い処理支援装置に送信し、
    上記支払い処理支援装置は、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムと通信を行う第3の通信手段と、
    上記金融機関の勘定系システムと通信を行う第4の通信手段と、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段から送信され、上記第3の通信手段で受信した上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換する変換手段とを備えており、
    上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記第3の通信手段で受信すると、上記変換手段は、上記第3の通信手段で受信した上記第1の売上確定電文を、上記第2の売上確定電文に変換し、
    上記第4の通信手段は、上記第2の売上確定電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにし、
    上記第4の通信手段が上記金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信したとき、上記第3の通信手段は、先に上記第3の通信手段で受信した第1の売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムの上記第2の通信手段に送信し、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムのクレジット決済処理手段は、上記支払い処理支援装置の第3の通信手段から送信された第1の売上確定電文を上記第2の通信手段で受信したとき、この第1の売上確定電文に基づきクレジット決済処理を可能にする支払い処理支援システム。
  2. 上記支払い処理支援装置の変換手段は、上記第1の売上確定電文を第2の売上確定電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加する請求項1記載の支払い処理支援システム。
  3. 上記クレジットカードのバックエンドシステムの選別手段は、上記第1の売上確定電文に含まれるBIN(Bank Identification Number)で上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する請求項1記載の支払い処理支援システム。
  4. 上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段と上記支払い処理支援装置の第3の通信手段との間の通信は、バッチ送信で行う請求項1記載の支払い処理支援システム。
  5. クレジットカードのPOS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステムと、預金口座が開設された金融機関の勘定系システムと、上記クレジットカードのバックエンドシステムと上記金融機関の勘定系システムとに接続された支払い処理支援装置との間で、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記支払い処理支援装置が上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能とする支払い処理支援方法において、
    上記デビットカードは、オフラインで本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従ったオフラインデビットカードであり、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムの第1の通信手段で、上記POS端末から送信された上記第1の売上確定電文を受信するステップと、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムの選別手段で、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別するステップと、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段で、上記選別手段で選別された上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記支払い処理支援装置に送信するステップと、
    上記支払い処理支援装置の第3の通信手段で、上記第2の通信手段から送信された上記第1の売上確定電文を受信するステップと、
    上記支払い処理支援装置の変換手段で、上記第3の通信手段で受信した上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を、上記上記金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換するステップと、
    上記支払い処理支援装置の第4の通信手段で、上記変換手段で変換した第2の売上確定電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにするステップと、
    上記支払い処理支援装置の第4の通信手段で、上記金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信するステップと、
    上記支払い処理支援装置の第3の通信手段で、先に上記第3の通信手段で受信した第1の売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段に送信するステップと、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段で、上記支払い処理支援装置の第3の通信手段から送信された第1の売上確定電文を受信するステップと、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムのクレジット決済処理手段で、上記第2の通信手段で受信した第1の売上確定電文に基づき、クレジット決済処理をするステップとを有する支払い処理支援方法。
  6. 更に、上記第1の売上確定電文を第2の売上確定電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加するステップを有する請求項5記載の支払い処理支援方法。
  7. 上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別するとき、上記第1の売上確定電文に含まれるBIN(Bank Identification Number)で上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する請求項5記載の支払い処理支援方法。
  8. 上記クレジットカードのバックエンドシステムの第2の通信手段と上記支払い処理支援装置の第3の通信手段との間の通信は、バッチ送信で行われる請求項5記載の支払い処理支援方法。
  9. クレジットカードのPOS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステムと預金口座が開設された金融機関の勘定系システムとに接続され、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能にする支払い処理支援装置において、
    上記デビットカードは、オフラインで本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従ったオフラインデビットカードであり、
    上記支払い処理支援装置は、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムと通信を行う第1の通信手段と、
    上記金融機関の勘定系システムと通信を行う第2の通信手段と、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムから送信された上記クレジットカード系の第1の規格に従った上記取引金額を含む第1の売上確定電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換する変換手段とを備え、
    上記オフラインデビットカードが上記クレジットカードのPOS端末で利用された場合において、上記第1の規格に従った第1の売上確定電文を上記第1の通信手段で受信すると、上記変換手段は、上記第1の通信手段で受信した第1の売上確定電文を、上記第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換し、
    上記第2の通信手段は、上記第2の売上確定電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにし、
    上記第2の通信手段が上記金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信したとき、上記第1の通信手段は、先に受信した第1の売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を可能にする支払い処理支援装置。
  10. 上記変換手段は、上記第1の売上確定電文を第2の売上確定電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加する請求項9記載の支払い処理支援装置。
  11. 上記第1の通信手段は、上記クレジットカードのバックエンドシステムとの間の通信をバッチ送信で行う請求項9記載の支払い処理支援装置。
  12. クレジットカードのPOS端末とネットワークを介して接続されると共に、預金口座が開設された金融機関の勘定系システムに、デビットカードがクレジットカードの上記POS端末で利用されたときに上記金融機関の勘定系システムでデビット決済処理を可能とする支払い処理支援装置を介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステムにおいて、
    上記デビットカードは、オフラインで本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従ったオフラインデビットカードであり、
    上記クレジットカードのバックエンドシステムは、
    上記クレジットカードのPOS端末と通信を行う第1の通信手段と、
    上記支払い処理支援装置と通信を行う第2の通信手段と、
    上記第1の通信手段で受信するクレジットカード系の第1の規格に従った取引金額を含む第1の売上確定電文の中から上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する選別手段と、
    上記第1の売上確定電文に基づき、クレジット決済処理をするクレジット決済処理手段とを備え、
    上記第1の通信手段が上記POS端末から送信された上記第1の売上確定電文を受信したとき、上記選別手段は、上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別し、
    上記第2の通信手段は、上記選別手段で選別された上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を上記支払い処理支援装置に送信し、
    上記支払い処理支援装置が、受信した上記第1の売上確定電文を、上記上記金融機関系の第2の規格に従った第2の売上確定電文に変換して、上記金融機関の勘定系システムに送信することでデビット決済処理を行うことができるようにし、上記金融機関の勘定系システムから決済拒否応答電文を受信したときに先に送信した第1の売上確定電文を上記第2の通信手段で受信したとき、
    上記クレジット決済処理手段は、上記受信した第1の売上確定電文に基づき、クレジット決済処理を行うクレジットカードのバックエンドシステム。
  13. 上記選別手段は、上記第1の売上確定電文に含まれるBIN(Bank Identification Number)で上記オフラインデビットカードの第1の売上確定電文を選別する請求項12記載のクレジットカードのバックエンドシステム。
  14. 上記第2の通信手段は、支払い処理支援装置との間の通信をバッチ送信で行う請求項12記載のクレジットカードのバックエンドシステム。
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