JP2008158370A - Imaging apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、撮像レンズを保護するレンズバリヤを内蔵した撮像装置に関する。 The present invention relates to an imaging apparatus including a lens barrier that protects an imaging lens.
撮像レンズを保護するレンズバリヤを内蔵した撮像装置として、図25に示すものが知られている。この撮像装置101は、撮像レンズ用の窓部102をレンズバリヤ103で閉塞することにより撮像レンズを保護する。
As an image pickup apparatus incorporating a lens barrier for protecting the image pickup lens, one shown in FIG. 25 is known. The
図26に示すように、レンズバリヤ103は、撮像装置101の筐体104の内面に重ね合わされていて、筐体104の内面に沿って移動するようになっている。レンズバリヤ103は、カム板105によって駆動される。(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記従来の撮像装置101は、レンズバリヤ103を筐体104の内面に重ね合わせた状態でスライドさせて、窓部102を開閉する構成になっていたために、図27に示すように、上記筐体104の内面104aが撮像レンズの光軸OAに垂直な平面である場合にはレンズバリヤ103をスライドさせるのに問題はないが、図28に示すように、上記筐体104の内面104aが撮像レンズの光軸OAに垂直な平面に対して傾斜面或いは湾曲面VSになっている撮像装置には適用し難いという問題点があった。上記筐体104の内面104aが傾斜面或いは湾曲面になっている撮像装置において、上記筐体104の内面104aに沿って、レンズバリヤ103をスライドさせるためには、上記筐体104の内面104aの内面に沿って、レンズバリヤ103を傾斜或いは湾曲させなければならないからである。
Incidentally, since the
撮像装置101には、記録媒体としてビデオテープの外にディスク状記録媒体を使用するものがあり、ディスク状記録媒体を使用する撮像装置101においては、デザイン的にも機能的にも、窓部102の下部を傾斜面や湾曲面にすることが望まれることが多い。
Some
本発明の目的は、撮像レンズ用の窓部の下部が撮像レンズの光軸に垂直な平面に対し傾斜している撮像装置においてもレンズバリヤを円滑にスライドすることのできる撮像装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an imaging device capable of smoothly sliding a lens barrier even in an imaging device in which a lower portion of a window for an imaging lens is inclined with respect to a plane perpendicular to the optical axis of the imaging lens. It is in.
本発明は、撮像レンズ用の窓部の下部が撮像レンズの光軸に垂直な平面に対し傾斜する傾斜面を有し、該傾斜面の内面に沿わせてレンズバリヤをスライドさせて上記窓部を開閉する撮像装置において、
上記レンズバリヤは、略四角形のバリヤ主部と、該バリヤ主部のバリヤスライド方向の一側部と他側部にそれぞれバリヤスライド方向と略直交する方向に延びる複数の横軸と、で形成し、上記横軸を上記傾斜面の内面に設けた傾斜状のレール溝に挿入して、該レール溝に沿ってレンズバリヤをスライドさせる構成にした。
In the present invention, the lower portion of the window for the imaging lens has an inclined surface that is inclined with respect to a plane perpendicular to the optical axis of the imaging lens, and the window barrier is slid along the inner surface of the inclined surface. In an imaging device that opens and closes
The lens barrier is formed by a substantially rectangular barrier main portion and a plurality of horizontal axes extending in a direction substantially perpendicular to the barrier slide direction on one side and the other side of the barrier main portion in the barrier slide direction. The horizontal axis is inserted into an inclined rail groove provided on the inner surface of the inclined surface, and the lens barrier is slid along the rail groove.
バリヤ主部のバリヤスライド方向の一側部と他側部にそれぞれ形成された複数の軸部は、互いに間隔をもって、レール部に接触しているので、撮像レンズ用の窓部の下部が傾斜面になっている場合でも、上記軸部は、レール溝に沿って円滑にスライド移動する。 A plurality of shaft portions respectively formed on one side portion and the other side portion of the barrier main portion in the barrier slide direction are in contact with the rail portion at intervals, so that the lower portion of the window portion for the imaging lens is inclined. Even in this case, the shaft portion smoothly slides along the rail groove.
図1は撮像装置1の斜視図である。撮像装置1は、ビデオテープやディスクを記録媒体とするデジタルビデオカメラとして構成されている。(以下、撮像装置1をビデオカメラと総称する)。
FIG. 1 is a perspective view of the
上記ビデオカメラ1の一側面側には記録媒体収納部2が設けられていると共にグリップベルト3が取り付けられる。また、他前面側にはビューファインダ4と液晶等のモニタパネル(図示省略)が配置されている。また、上面側には電源ボタン5や集音マイク6等が配置され、前面側には撮像レンズ用の窓部7が配置されていて、該窓部7の下部の外面は、円弧状の傾斜面8になっている。上記窓部7および傾斜面8は、ビデオカメラ1のフロント筐体9に設けられている。上記フロント筐体9の一側部には、レバー組付部10が設けられていて、該レバー組付部10にバリヤ操作レバー11が上下方向にスライド可能に組み付けられている。上記フロント筐体9の窓部7の下部外面を円弧状の傾斜面8に形成したのは、記録媒体収納部2に収納される記録媒体としてのディスクの形状に合わせてビデオカメラ1を小型化するため、或いは、デザイン性等を考慮したものである。上記フロント筐体9の内面も上記外面と同様の傾斜面になっている。
A recording
図2は上記フロント筐体9をカメラ本体側から取り外して背面側から見た斜視図である。上記フロント筐体9の内面には上記レンズバリヤ12がスライド可能に配置されていると共に、該レンズバリヤ12を挟むようにして第1の裏当板13が配置されている。上記レンズバリヤ12は、上記バリヤ操作レバー11を操作することによって、上記バリヤ操作レバー10の背面側に設けたリンク操作部14およびリンク15を介して上下方向にスライドする。上記バリヤ操作レバー11をレバー組付部10の上端側に押し上げた状態において、上記レンズバリヤ12は、上記窓部7を閉じ、上記バリヤ操作レバー11をレバー組付部10の下端側に押し下げた状態において、上記窓部7を開く。
FIG. 2 is a perspective view of the
上記第1の裏当板13の背面には、第2の裏当板16が重ね合わされて上記リンク15やバリヤ操作部14が脱落するのを防止する。また、第2の裏当板16の背面にはトグルバネ17が配置されていて、該トグルバネ17によって、上記レンズバリヤ12を閉じた状態或いは開いた状態に維持する。また、第2の裏当板16の背面には第3の裏当板18が配置されていて、該第3の裏当板18と上記第2の裏当板16の間に上記トグルバネ17が挟まれた状態で配置される。上記トグルバネ17は、一端部17aが次に説明するレンズバリヤ12のリンク係合突起26に係止され、他端部17bが上記第3の裏当板18に設けたバネ係止部67に係止される。
A
次に、レンズバリヤ12について説明する。図3に示すように、レンズバリヤ12は、略四角形のバリヤ主部21と、該バリヤ主部21のバリヤスライド方向A−Bに沿う一側部21aから上記バリヤスライド方向A−Bと略直交する方向C−Dに延びる第1,第2の横軸22,23と、バリヤ主部21のバリヤスライド方向A−Bに沿う他側部21bから上記バリヤスライド方向A−Bと略直交する方向C−Dに延びると第3,第4の横軸24,25と、上記バリヤ主部21のバリヤスライド方向A−Bと略直交する方向C−Dの下端側の側面部21cから突出させて形成したリンク係合突起26と、を備えている。また、上記バリヤ主部21の撮像レンズと対向する面には、上記レンズとの接触を避けるための凹部27が形成されている。
Next, the
上記第1,第2の横軸22,23は、上記バリヤ主部21の一側部21aの両端部に、最大限離された状態で形成されている。また、上記第3,第4の横軸24,25も、上記第1,第2の横軸23,24と同様に、上記バリヤ主部21の他側部21bの両端部に形成されている。
The first and second
上記レンズバリヤ12は、次に詳しく説明するフロント筐体9の内面に組み付けたときに、上記第1,第2の横軸22,23が上記フロント筐体9の内面に設けた第1のレール状突起32に接触し、上記第3,第4の横軸24,25が上記フロント筐体9の内面に設けた第2のレール部33に接触して、上記バリヤ主部21を上記フロント筐体9の内面に対して非接触状態に保持する。
The
図4に示すように、フロント筐体9の内面9aには、上記レンズバリヤ12を収容する略四角形の枠部31が設けられている。上記枠部31の両側部には、上記窓部7を挟んで第1,第2のレール状突起32,33が設けられている。
As shown in FIG. 4, a substantially
図5,図6に示すように、上記第1,第2のレール状突起32,33は、フロント筐体9の内面9aから突出した状態に形成されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the first and second rail-
図7,図8に示すように、上記フロント筐体9の枠部31に上記レンズバリヤ12を挿入すると、第1,第2の横軸22,23が第1のレール状突起32に載置され、第3,第4の横軸24,25が第2のレール状突起33に載置される。
As shown in FIGS. 7 and 8, when the
上記フロント筐体9の枠部31に上記レンズバリヤ12を挿入したのち、図9に示すように、上記フロント筐体9の内面に第1の裏当板13を重ね合わせる。第1の裏当板13の外面には、レンズバリヤ12に設けたリンク結合突起26を突出させる長孔46が設けられていると共に、上記リンク15を回動可能に取り付けるリンク取付軸47が設けられている。また、図10,図11の断面図に示すように、上記第1の裏当板13の内面には、上記第1のレール状突起32と対向する位置に第3のレール状突起41が設けられていて、上記第1のレール状突起32と第3のレール状突起41との間に上記第1,第2の横軸22,23を挿入する第1のレール溝42が形成されると共に、上記第2のレール状突起33と対向する位置に第4のレール状突起43が設けられていて、上記第2のレール状突起33と第4のレール状突起43との間に上記第3,第4の横軸24,25を挿入する第2のレール溝44が形成される。上記第3のレール状突起41と第4のレール突起43の間は、レンズバリヤ12と非接触状態を保つように凹部45になっている。
After the
上記レンズバリヤ12は、第1,第2の横軸22,23を第1のレール溝42に挿入し、第3,第4の横軸24,25を第2のレール溝44に挿入することにより、フロント筐体9と第1の裏当板13の間にスライド可能に取り付けられていて、バリヤ主部21が上記フロント筐体9および第1の裏当板13と非接触状態を保ちつつフロント筐体9および第1の裏当板13の間をスライドする。
In the
図12の模式図に示すように、上記第1,第2のレール溝42,44は、略上半部42a,44aが撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対する傾斜角度θ1が略1°に形成され、略下半部42b,44bが撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対する傾斜角度θ2が略3°に形成されている。
As shown in the schematic diagram of FIG. 12, the first and
第1の裏当板13を取り付けた後に、図13に示すように、リンク15を取り付ける。リンク15は、一端部に設けた軸受孔51に上記リンク取付軸47を挿入することにより、第1の裏当板13に回動可能に取り付けられている。上記リンク15の他端部には長孔52が設けられていて、該長孔52に上記リンク結合突起26が挿入されている。そして、上記リンク取付軸47を中心にしてリンク15を回動させることにより上記レンズバリヤ12を上下方向にスライドさせる。上記リンク15の軸受孔51と長孔52の間には、次に説明するリンク操作部14に係合する突起53が設けられている。上記突起53は、軸受孔51と長孔52の中間位置よりも軸受孔51に近い位置に設けられていて、上記リンク操作部14乃至バリヤ操作レバー11の少ない移動量で上記レンズバリヤ12の移動量を大きくすることが可能になっている。
After the
次に、図14に示すように、リンク操作部14を組付ける。上記リンク操作部14は、図2に示すように、バリヤ操作レバー11の背面側に連結部61を介してバリヤ操作レバー11と一体的に形成されている。上記リンク操作部14は、上記バリヤ操作レバー11との間で上記操作レバー組付部10を挟むようにして、該操作レバー組付部10の背面に組み付けられていて、上記バリヤ操作レバー11と一緒にスライドする。
Next, as shown in FIG. 14, the
上記リンク操作部14は、長孔62を備えていて、該長孔62に上記リンク15の突起53を挿入することにより上記リンク15に連繋されている。上記リンク操作部14は、上記バリヤ操作レバー11のスライドによって、上記リンク15を回動させて、上記レンズバリヤ12を上下方向にスライドさせる。
The
次に、図15に示すように、上記第1の裏当板13の外面に第2の裏当板16を取り付けて、上記リンク15やリンク操作部14の脱落を防止する。図2に示すように、上記第2の裏当板16は、上記第1の裏当板13と同様にレンズバリヤ12に設けたリンク結合突起26を突出させる長孔65と、上記リンク操作部14をスライド可能に収納している切欠窓66と、を備えているとともに、バネ係止部67を備えている。
Next, as shown in FIG. 15, the
次に、図16に示すように、トグルバネ17を組付ける。トグルバネ17は、一端部17aが上記バネ係止部67に係止され、他端部17bが上記リンク結合突起26に係止されている。上記トグルバネ17は、上記レンズバリヤ12が上記窓部7の中間位置を超えて上記窓部7を開く位置に移動して来たときに、上記レンズバリヤ12を開く方向に付勢する。また、上記レンズバリヤ12が中間位置を超えて上記窓部7を閉じる位置に移動して来たときに、上記レンズバリヤ12を閉じる方向に付勢する。
Next, as shown in FIG. 16, the
次に、図17に示すように、上記第2の裏当板16の外面に第3の裏当板18を取り付けて、上記トグルバネ17の脱落を防止する。
Next, as shown in FIG. 17, a
次に、実施例の撮像装置1の作用について説明する。図18に示すように、バリヤ操作レバー11を操作レバー組付部10の上端側に移動させると、図19に示すように、レンズバリヤ12は、リンク15によって窓部7を閉じる位置に移動する。そして、図17に示すように、レンズバリヤ11は、トグルバネ17によって窓部7を閉じた状態に維持される。
Next, the operation of the
図20に示すように、バリヤ操作レバー11を操作レバー組付部10の下端側に移動させると、図21に示すように、レンズバリヤ12は、リンク15によって窓部7を開く位置に移動する。そして、図22に示すように、レンズバリヤ12は、トグルバネ17によって窓部7を閉じた状態に維持される。
As shown in FIG. 20, when the
上記レンズバリヤ12が窓部7を閉じている状態においては、図23Aに示すように、レンズバリヤ12の第1,第3の横軸22,24は、第1,第2のレール溝42,44の上端部に位置し、第2,第4の横軸23,25は、第1,第2のレール溝42,44の略中央部に位置して、レンズバリヤ12は、撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対して略1°の傾斜角度で傾斜した状態になっている。この状態からバリヤ操作レバー11を押し下げると、レンズバリヤ12は、第1,第2のレール溝42,44に沿って下降し、窓部7を半開き状態にする、図23Bに示す中間位置においては、レンズバリヤ12は、撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対して略2°の傾斜角度で傾斜した状態になる。更にバリヤ操作レバー11を押し下げると、図23Cに示すように、レンズバリヤ12の第1,第3の横軸22,24は、第1,第2のレール溝42,44の略中央部に位置し、第2,第4の横軸23,25は、第1,第2のレール溝42,44の下端部に位置して、窓部7を全開した状態になる。この全開位置において、レンズバリヤ12は、撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対して略3°の傾斜角度で傾斜した状態になる。そして、図23A〜図23Cに至る全ての段階で、レンズバリヤ12のバリア主部21とフロント筐体9および第1の裏当板13とは、常に非接触状態に保たれて、レンズバリヤ12は、第1,第2のレール溝42,44に沿って円滑に移動する。
In the state where the
図24は、他の実施例の模式図を示す。この実施例においては、第1,第2のレール溝42,44の略上半部を撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対して平行に形成し、略下半部を略2°の傾斜角度で傾斜させた場合を示す。この実施例は、レンズバリヤ12が窓部7を閉じている状態において、レンズバリヤ12は、垂直になっているので、窓部7に対して密閉性を向上させることが容易になる。また、上記実施例では、第1,第2のレール溝42,44の略上半部を撮像レンズの光軸OAに垂直な平面VSに対して所定の角度で傾斜させる場合を示したが、第1,第2のレール溝42,44を湾曲させてもよい。また、第1,第2のレール溝42,44の傾斜角度は、レンズバリヤ12を円滑にスライドさせることができれば3°以上であってもよい。また、実施例では、レール溝42,44を上半部と下半部の2段に傾斜角度を変える場合を示したが、3段以上に傾斜角度を変える構成にしてもよい。
FIG. 24 shows a schematic diagram of another embodiment. In this embodiment, substantially upper half portions of the first and
1…撮像装置、7…撮像レンズの窓部、9…フロント筐体、11…バリヤ操作レバー、12…レンズバリヤ、15…リンク、17…トグルバネ、21…バリヤ主部、22〜25…脚部、26…リンク係合突起、31…枠部、32…第1のレール状突起、33…第3のレール状突起、42…第1のレール溝、44…第2のレール溝。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記レンズバリヤは、略四角形のバリヤ主部と、該バリヤ主部のバリヤスライド方向の一側部と他側部にそれぞれバリヤスライド方向と略直交する方向に延びる2本の横軸と、で形成し、上記横軸を上記傾斜面に沿って設けた傾斜状の一対のレール溝に挿入したことを特徴とする撮像装置。 In an imaging apparatus in which a lower portion of a window portion for an imaging lens has an inclined surface that is inclined with respect to a plane perpendicular to the optical axis of the imaging lens, and the lens barrier is slid along the inclined surface to open and close the window portion. ,
The lens barrier is formed by a substantially rectangular barrier main portion, and two horizontal axes extending in a direction substantially perpendicular to the barrier slide direction on one side and the other side of the barrier main portion in the barrier slide direction, respectively. An image pickup apparatus, wherein the horizontal axis is inserted into a pair of inclined rail grooves provided along the inclined surface.
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2006
- 2006-12-26 JP JP2006348846A patent/JP2008158370A/en active Pending
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