JP2008156264A - ルイボスティーの食後高血糖および血中尿酸低下作用 - Google Patents

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Abstract

【課題】食後高血糖と高血中尿酸を低下させ、糖尿病、痛風を予防する。
【解決手段】ルイボスティーまたはその抽出物を含む、食後高血糖改善用ないし血中尿酸低下用飲食品。
【選択図】図1

Description

本発明は、食後高血糖改善用飲食品ないし改善剤に関する。また、本発明は、血中尿酸低下用飲食品ないし高尿酸血症の予防ないし改善剤、さらに痛風の予防ないし治療剤に関する。
食後高血糖は、糖尿病予備軍において見られ、これを放置しておくとインスリン分泌能が低下して糖尿病に進行する。従って、食後の血糖値の上昇を抑制することが、糖尿病を予防するために重要である。
また、血中尿酸値が高いと尿酸の結晶が関節などに析出して痛風になるため、血中尿酸値を低下する必要がある。
ルイボスティー(学名 Aspalathus linearis)はマメ科の植物の一種で、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯に生息する(非特許文献1)。このお茶の葉は1世紀以上も前から南アフリカやヨーロッパで健康茶として飲まれており(非特許文献1、2)、ミネラルやマンガン、フラボノイドを豊富に含み(非特許文献3)、抗酸化作用のあることが知られている(非特許文献4)。また、ルイボスティーはカフェインやアルカロイドは含まず、タンニンも少ししか含んでいない(非特許文献1、2)。
ルイボスティーには、放射線保護作用(非特許文献5)や老化による過酸化脂質の蓄積の抑制(非特許文献6)、抗HIVウイルス作用(非特許文献7)、抗アレルギー作用(非特許文献8)などの数多くの生理的、薬理的作用があると報告されており、成人病の予防などの健康効果が期待されている。
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本発明は、食後高血糖を改善することを目的とする。
また、本発明は、血中尿酸濃度を低下させることを目的とする。
本発明者は、ルイボスティーの薬理作用について検討を重ねた結果、意外にもルイボスティーが食後高血糖を改善し、食後の血糖値の急激な上昇を抑えること、さらに、血中の尿酸濃度を低下させ、高尿酸血症、痛風の予防ないし治療に有効であることを見出した。
1. ルイボスティーまたはその抽出物を含む、食後高血糖改善用飲食品。
2. ルイボスティーまたはその抽出物の食後高血糖改善用飲食品の製造のための使用。
3. ルイボスティーまたはその抽出物を含む食後高血糖改善剤。
4. ルイボスティーまたはその抽出物を含む、血中尿酸低下用飲食品。
5. ルイボスティーまたはその抽出物の血中尿酸低下用飲食品の製造のための使用。
6. ルイボスティーまたはその抽出物を含む血中尿酸低下剤。
7. ルイボスティーまたはその抽出物を含む高尿酸血症または痛風の予防ないし治療剤。
ルイボスティーまたはその抽出物は、経口摂取により血中の尿酸を低下させることができる。血中尿酸レベルが低下することにより、高尿酸血症、痛風などの罹患を予防し、或いは罹患する時期を遅らせ、これらの疾患の患者ではその症状を改善することができる。
さらに、ルイボスティーまたはその抽出物を食物、特に糖分を有する食物と同時またはほぼ同時期に摂取することにより、食後高血糖を抑制することができる。食後高血糖は、インスリンの分泌量を増大させてインスリン分泌細胞を疲弊させ、糖尿病に至るため、ルイボスティーまたはその抽出物は、血糖値か高めの方、或いは、糖尿病予備軍の方が糖尿病に移行することを効果的に抑制し、あるいは糖尿病に移行する場合であってもその時期を遅らせることができる。
ルイボスティーまたはその抽出物を長期間摂取することにより、食後の血糖値と血中尿酸レベルを緩やかに且つ持続的に低下させることができ、正常血糖/血中尿酸レベルの被験者が糖尿病、痛風さらには、糖尿病に起因する各種の疾患を予防することができる。
ルイボスティーまたはその抽出物は、副作用がなく、安全に長期間摂取できるので、糖尿病、痛風の危険因子(遺伝的、環境的素因など)を有する被験者が摂取するのに適している。
本明細書において、ルイボスティーは、学名アスパラサス・リネアリス(Aspalathus Linearis)というマメ科の潅木の葉を発酵させて得ることができる茶葉(細かくされたものを含む)を意味する。また、ルイボスティーの抽出物は、水、含水エタノールなどの水系の溶媒での抽出物を包含し、室温から沸点までの温度での水抽出物が好ましく例示される。該抽出物は、抽出液であってもよく、溶媒(特に水)を蒸発させた固形物であっても良い。
ルイボスティーは、茶葉を冷水、温水または熱湯に入れた抽出液を飲料として食物とともに摂取することで、食後の血糖値の上昇を抑制することができる。血中尿酸レベルを低下させるためであれば、ルイボスティーまたはその抽出物を食事の時間とは無関係に摂取すればよい。あるいは、ルイボスティー(茶葉)自体を必要に応じて粉末化して摂取してもよく、ルイボスティー(茶葉)を調理に使用して肉、魚などの料理、味噌汁、スープ、麺類、ご飯、ケーキなどにルイボスティー成分を含ませておいてもよい。
ルイボスティーまたはその抽出物を砂糖などの糖分の多い食品、あるいは肉類などの核酸/プリン体の多い食品に含ませることにより、食後血糖値ないし血中尿酸レベルを低下させることができるので、好ましい。
さらに、ルイボスティーまたはその抽出物は、用量依存的に食後血糖値、血中尿酸レベルを低下させることができ、血糖値ないし尿酸を高める食品の摂取量に応じてルイボスティーまたはその抽出物の摂取量を調節することができる。
ルイボスティー又はその抽出物は、それ自体飲食品として利用することができ、或いは単独で、もしくは適当な無毒性の経口摂取用担体、希釈剤または賦形剤とともに、タブレット(素錠、糖衣錠、発泡錠、フィルムコート錠、チュアブル錠など)、カプセル、トローチ、粉末、細粒剤、顆粒剤、液剤、ドリンク剤、懸濁液、乳濁液、ペースト、クリーム、注射剤(アミノ酸輸液、電解質輸液等の輸液に配合する場合を含む)、或いは腸溶性の錠剤、カプセル剤、顆粒剤などの徐放性製剤などの食品用もしくは医薬用の製剤にすることが可能である。前記製剤中のルイボスティー又はその抽出物の含有量は適宜選択が可能であるが一般に、0.01〜100重量%の範囲である。
また、本発明に係るルイボスティー又はその抽出物を添加・配合して調製しうる飲食品の具体的形態としては、例えば、飲料類(清涼飲料、ミネラル飲料、茶飲料等)、乳飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料、酒類(日本酒、洋酒、焼酎、ビール、果実酒等))、ペースト(フルーツペースト、野菜ペースト、ゴマペースト、海藻ペースト等)、洋菓子(チョコレート、ガム、グミ、ゼリー、キャンデー、クッキー、クラッカー、ビスケット、スナック菓子、ケーキ、プリン等)、和菓子、氷菓(アイスクリーム、アイスキャンディ、シャーベット等)、レトルト食品(カレー、雑炊、茶粥、おかゆ、スープ、ミートソース、デミグラスソース、ミートボール、ハンバーグ、おでん種、赤飯等)、即席食品(即席ラーメン、即席うどん、即席そば、即席焼きそば、即席スパゲティ、即席ワンタン麺、即席はるさめ、味噌汁の素等)、瓶詰・缶詰、ゼリー状食品(ゼリー、寒天、テリーヌ、ゼリー状飲料等)、加工果実(ジャム、マーマレード、シロップ漬、干し果実等)、加工野菜(野菜ジャム等)、穀類加工食品(麺、パスタ、パン、ビーフン等)、漬物、魚肉製品(かまぼこ、ちくわ、はんぺん等)、畜肉製品(ハム、ソーセージ、サラミ、ベーコン等)、スルメ、豆腐、惣菜類、冷凍食品等を挙げることができる。
本発明のルイボスティー又はその抽出物を添加・配合して調製し得る食品としては、いわゆる健康食品、機能性食品、栄養補助食品、サプリメント、特定保健用食品、病者用食品・病者用組合せ食品(厚生労働省、特別用途食品の一種)又は高齢者用食品(厚生労働省、特別用途食品の一種)としてもよい。特に、血糖値が高めであるか、糖尿病予備群、糖尿病患者、痛風ないし高尿酸血症患者などの病者用食品に好ましく配合される。
本発明のルイボスティー又はその抽出物は、食後血糖値が140〜200mg/dl程度或いはそれ以上の食後高血糖のヒトが摂食することで、食後高血糖を抑制できる。また、これより低い食後血糖値を有するヒトであっても、遺伝的、環境的素因を有するヒトについては、糖尿病発症のリスクを低下させることができる。
また、本発明のルイボスティー又はその抽出物は、7〜9mg/dl程度またはそれ以上の血中尿酸レベルのヒトが摂取した場合に、血中尿酸レベルを低下させて、痛風の発症リスクを低下させることができる。また、血中尿酸レベルが7mg/dl以下であっても、遺伝的、環境的素因を有するヒトについては、高尿酸血症、痛風発症のリスクを低下させることができる。
本発明のルイボスティー又はその抽出物は、経口摂取により食後の血糖値と血中尿酸レベルを低下させることができ、ルイボスティー又はその抽出物を継続摂取することにより食後の血糖値と血中尿酸レベルを強力かつ持続的に低下させるため、糖尿病や痛風を予防するための食品、特に糖尿病と痛風の予防のための機能性食品、特定保健用食品等として有用である。
この食後高血糖と血中尿酸レベルを低下させるために本発明のルイボスティー又はその抽出物を用いる場合、ルイボスティーの乾燥茶葉の重量として一般的に体重60kgの成人では、1日あたり1mg〜200g程度、好ましくは10mg〜20g程度、より好ましくは100mg〜2g程度で経口摂取する。
以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説明する。
実施例1:ルイボス茶のキサンチンオキシダーゼ(XOD)阻害作用
(1) 100mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.4) 1.0mL
(2) 0.3mM キサンチン 0.33mL
(3) H2O 0.27mL
(4) 試料 0.2mL
(5) 0.2 unit/mLキサンチンオキシダーゼ(ロシュ製 from cow milk, 20unit/mL) 0.2mL
上記(1)〜(4)を石英セルに入れて混和し、292nmにおける吸光度を紫外可視吸光光度計(島津 UV265)で30℃で1分間記録した後、(5)を添加、混合後、292nmにおける吸光度変化を記録した。
得られたチャートより、(5)を添加混和後0.5分から1.5分の1分間における吸光度変化から、生成物である尿酸の分子吸光係数を用いて、1分あたりの尿酸生成量を算出し、これをキサンチンオキシダーゼ活性とした。
なお、試料としては、0, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000, 2000(μg/mL)の濃度のルイボス茶を用いた。結果を表1に示す。
Figure 2008156264
表1の結果から、ルイボス茶はキサンチンオキシダーゼ(XOD)の阻害作用を有し、生体内でキサンチンがキサンチンオキシダーゼで分解されて尿酸が生成する過程を阻害するという尿酸生成抑制効果を奏することが明らかになった。
実施例2:食後血糖値の抑制
試験材料および方法
1)被験物質
ルイボスティーは株式会社ダイショウーの商品を使用した。50 mLの蒸留水にルイボスティー5gを入れ、沸騰させて5分間煮出したものを原液として使用した。
2)試験動物
日本チャールスリバー株式会社で生産された5週齢のSD系雄性ラット(Crlj:CD(SD), SPF)を購入し、温度23±2℃(実測値22〜24℃)、湿度30〜80%、換気回数12回以上/時間(オールフレッシュエアー方式)、照明12時間/日(午前6時30分〜午後6時30分、照度150〜450ルクス)に設定したオールフレッシュ方式動物飼育室(616号室)で、ステンレス製金網5連ケージ(760W×250D×150Hmm)の1区画に1匹ずつ収容し個別飼育した。飼育期間中、固形飼料(CRF-1、オリエンタル酵母工業株式会社)および水は自由に摂取させた。
3)試験方法
実験には一群5-6匹のラットを用いた。ラットを約1週間予備飼育後、体重(167〜207 g)を基に群分けし、約20時間絶食した後、ルイボスティー原液を1.7、5および15 mL/kgの容量で経口投与した。ルイボスティーとともにマルトース2g/kgを単回経口投与し、投与前と投与30、60および120分後に採血して血糖値を測定した。なお、対照群には蒸留水を同様に経口投与した。
4)血糖値測定
血糖値は血中ブドウ糖測定用グルコカードダイアメーター(株式会社アークレーファクトリー製)を用いて測定した。
5) 薬物動態学的パラメータの算出
投与後各時点で得られた血糖値から投与前の血糖値を差し引いた血糖上昇値を計算に用いた。最高血中濃度(Cmax)およびその到達時間(Tmax)は実測値とし、投与後2時間までの血中濃度-時間曲線下面積(AUC0-3)は台形法で求めた。
6)統計処理
結果は全て平均値±標準誤差(S.E.)で表した。統計処理は分散分析を行なった後、各群と対照群との比較をDunnett型多重比較検定で行い、有意水準5%として判定した。
結果
ラットに被験物質とともにマルトースを経口投与し、0、30、60および120分後に血糖値を測定した結果を図1に、また、血糖値の増加量に対する薬物速度論的パラメータを図2に示した。
各群のマルトース負荷前の平均血糖値は66〜70 mg/dLの範囲であり、群間に差はなかった。対照群の血糖値はマルトース負荷後上昇し、投与30分後には163±6 mg/dLとなり、負荷前の平均血糖値に対して96 mg/dL増加したが、その後減少し、投与1および2時間後の平均血糖値はそれぞれ134±13 mg/dLおよび71±5 mg/dLとなり、投与2時間後の血糖値はほぼマルトース負荷前の値を示した(図1)。ルイボスティーの1.7、5および15 mL/kgの投与では、いずれも投与30分後に血糖値は最高血中濃度に達し、それぞれ負荷前の値に比べて86±10 mg/dL、71±6 mg/dLおよび60±8 mg/dL増加したが、対照群の血糖値に比べて用量依存的な減少傾向が認められ、15 mL/kgでは対照群のそれに比べて有意な減少であった(図1)。いずれの群も血糖値はその後減少し、投与2時間後にはほぼ初期値の値(1.7、5および15 mL/kgそれぞれ、64±4 mg/dL、60±3 mg/dLおよび71±3 mg/dL)を示した(図1)。
血糖値の推移を薬物動態学的に解析すると、血糖値の最高血中濃度到達時間(Tmax)には、いずれの用量においても対照群と差は見られなかった(図2)。対照群の血中濃度-時間曲線下面積(AUC0-3)は101±12 mg・h/dLであるのに対して、ルイボスティーの1.7、5および15 mL/kgの投与では、それぞれ87±8 mg・h/dL、73±5 mg・h/dLおよび70±4 mg・h/dLであった。これらの血中濃度-時間曲線下面積(AUC0-3)には、用量依存的な減少傾向がみられ、ルイボスティーの15 mL/kgでは有意な減少であった(図2)。
以上、ルイボスティーは投与30分後の時点で用量依存的に血糖値の上昇を抑制し、15 mL/kgでは有意な抑制効果が認められた。したがって、ルイボスティーには食後血糖の上昇抑制作用のあることが示唆された。
Figure 2008156264
Figure 2008156264
実施例3:血中尿酸レベルの低下
試験材料および方法
1.試験物質
ルイボスティーは株式会社ダイショウーより提供されたものを使用し、陽性対照物質としてアロプリノール(ロット番号046K0668、SIGMA-ALDRICH)を使用した。その他に、オキソニン酸カリウム塩(Lot No.11022HD、SIGMA-ALDRICH)および尿酸C-テストワコー(Lot No.DP166、和光純薬工業株式会社)を使用した。
2.試験物質の調製
50 mLの蒸留水にルイボスティー 5gを入れ、沸騰させて5分間煮出したものを原液として使用した。アロプリノールは、5%アラビアゴム(Lot No.CEN7773、和光純薬工業株式会社)水溶液に溶解し、またオキソニン酸カリウム塩は0.5%カルボキシメチルセルロース(Lot No.A8846、片山化学工業株式会社)水溶液に溶解して試験に使用した。
3.使用動物
日本チャールスリバー株式会社で生産された5週齢のSD系雄性ラット(Crlj:CD(SD), SPF)を購入し、温度23±2℃(実測値22〜24℃)、湿度30〜80%、換気回数12回以上/時間(オールフレッシュエアー方式)、照明12時間/日(午前6時30分〜午後6時30分、照度150〜450ルクス)に設定したオールフレッシュ方式動物飼育室(616号室)で、ステンレス製金網5連ケージ(760W×250D×150Hmm)の1区画に1匹ずつ収容し個別飼育した。飼育期間中、固形飼料(CRF-1、オリエンタル酵母工業株式会社)および水は自由に摂取させた。
4.試験方法
(1)試験方法
本試験は、Yoshizumiら (Yakugaku Zasshi., 125(3), 315-321(2005))、Osadaら (Eur. J. Pharmacol., 241, 183-188(1993))、ならびにYonetani ら (Jpn. J. Pharmacol., 30, 829-840(1980))の方法を参考に行った。すなわち、1週間の検疫馴化終了後に、ラットを体重が各群で平均化するように配分し、1群5〜6匹で高尿酸血症群、ルイボスティー0.5 mL/kg投与群、1.7 mL/kg投与群、5 mL/kg投与群およびアロプリノール10 mg/kg(10 mL/kg)投与群の5群に群分けした。
ラットは非絶食下で用いた。まず、500 mg/kgのオキソニン酸0.5%カルボキシメチルセルロース水溶液を10 mL/kgの容量で全群のラットに経口投与し、その1時間後に各群に試験物質を単回経口投与した。なお、高尿酸血症対照群には蒸留水を同様に経口投与した。採血は、オキソニン酸投与前、および試験物質投与2時間ならびに4時間後に頚静脈から行い、血清を調整して尿酸の測定に供した。
(2)尿酸濃度測定方法
尿酸C-テストワコ−(ウリカーゼ・TOOS法)を用いて血清中の尿酸濃度を測定した。すなわち、血清50μlにウリカーゼとN-エチル-N-(2-ヒドロキシ-3-スルフォプロピル)-m-トルイジンナトリウム(TOOS)を利用した発色剤3mLをよく混合し、37℃で5分間加温して呈色反応させた後、分光光度計(SHIMADZU UV-1200)を用い555nmの吸光度を測定した。
尿酸標準液(10mg/dL)より検量線を作成し、吸光度より尿酸濃度を算出した。
5.統計処理
測定値は平均値±標準誤差で示した。
高尿酸血症対照群との有意差検定は一元配置による分散分析を行い、有意差が認められた場合に試験物質投与群と高尿酸血症対照群との間でDunnet型の多重比較検定を行った。なお、有意水準は5%とした。(解析ソフト:EXAS、SAS Institute Inc.製)
結果
オキソニン酸投与前の血中尿酸濃度は、高尿酸血症対照群が2.43±0.09 mg/dL、ルイボスティー0.5、1.7、5 mL/kg投与群ならびにアロプリノール10 mg/kg投与群はそれぞれ2.70±0.04、2.69±0.06、2.66±0.05、ならびに2.61±0.06 mg/dLであり、群間に差はみられなかった。
試験物質投与前、投与2および4時間後の血中尿酸濃度の推移を図3に示した。高尿酸血症対照群の血中尿酸濃度は蒸留水投与2時間後にオキソニン酸投与前の値の約1.6倍(3.86±0.15 mg/dL)に上昇し、投与4時間後にはほぼオキソニン酸投与前の値(2.81±0.36 mg/dL)に戻った。ルイボスティー0.5、1.7、5 mL/kg群それぞれの投与2時間後の尿酸濃度は、3.74±0.19、3.23±0.12、2.61±0.10 mg/dLであり、用量依存的に尿酸の上昇を抑制しており、特にルイボスティー1.7、5 mL/kg群で高尿酸血症対照群に比べ有意な尿酸の低値が認められた(図3、4)。投与4時間後におけるルイボスティー0.5、1.7、5 mL/kg群それぞれの尿酸濃度は、2.47±0.10、1.87±0.11、2.16±0.32 mg/dLであり、いずれの群においても投与2時間後に続き尿酸濃度は低値を示しており、特にルイボスティー1.7 mL/kg群では高尿酸血症対照群に比べ有意な尿酸の低値が認められた(図3、5)。陽性対照薬であるアロプリノールの投与2および4時間後の血中尿酸濃度はそれぞれ1.27±0.07 mg/dLおよび1.46±0.07 mg/dLであり、両時点で顕著に尿酸が低下した(図3、4、5)。
考察
ヒトにおいて、食事由来の核酸やプリン化合物は、プリン代謝最終産物として尿酸の形で尿中に***される。しかし、マウスやラットなどのげっ歯類では、尿酸酸化酵素であるウリカーゼにより尿酸からさらにアラントインにまで代謝されて尿中に***される。そこで今回、ウリカーゼ阻害薬であるオキソニン酸を投与することにより、高尿酸血症モデル動物を作成し、ルイボスティーの血中尿酸低下作用について検討を行った。
核酸やプリン化合物から尿酸が生成される過程において、その反応を触媒する重要な酵素がキサンチンオキシダーゼ(以下、XOD)であり、XODを阻害することにより尿酸生成は低下する。今回、陽性対照物質として使用した尿酸生成抑制薬であるアロプリノールはXOD阻害剤であり、XODに対して競合的に作用し、またアロプリノールの代謝産物であるオキシプリノールはXODに対して非競合的に作用して、ヒポキサンチンからキサンチン、キサンチンから尿酸のいずれの経路も抑制する(Eur. J. Pharmacol., 241, 183-188(1993))。今回、アロプリノール10 mg/kg投与により、血中尿酸濃度は投与2時間後および4時間後に有意に低下し、ルイボスティー投与によっても投与2時間後に1.7、5 mL/kg群で用量依存的に有意に低下した。ルイボスティーにはフラボノイドが豊富に含まれており、フラボノイドにはXOD阻害活性があることから、この投与2時間後におけるルイボスティーの尿酸低下作用は、XOD阻害によるものであることが考えられる。試験物質投与4時間後においては、全体的に尿酸の値が低下しているが、これはオキソニン酸によるウリカーゼの阻害効果が時間経過とともに薄まってきて尿酸がアラントインに代謝され始めたためと思われる。
以上、オキソニン酸により惹起した高尿酸血症モデルラットにおいて、ルイボスティーに血中尿酸低下作用のあることが明らかとなった。
処方例1:ルイボス茶の粉末の製造
ルイボスティー((株)ダイショウー)の茶葉を微粉砕し、200メッシュ篩を通過させて分級し、ルイボス茶粉末を得た。
処方例2(缶入りルイボス茶飲料の製造)
ルイボスティー((株)ダイショウー)の茶葉10kgを250メッシュのナイロン製濾袋に入れ、80℃に加温した、イオン交換樹脂を通した水道水400リットル中でゆるやかに撹拌しながら5分間抽出したのち、茶殻を除去し、アスコルビン酸ナトリウム200gを添加し、200mlの飲料缶に窒素ガスフロー下で充填し、レトルト殺菌し、冷却して缶入りルイボス茶飲料を得た。
処方例3(ルイボス茶入りアイスクリームの製造)
50℃に加温した全乳20重量部に、撹拌しながら、あらかじめ混合しておいた脱脂粉乳2重量部、グラニュー糖5重量部、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物5重量部及び安定剤0.3重量部を添加し、均一に混合したのち、80℃に加熱した。次いで、全乳30重量部、生クリーム20重量部、全脂加糖練乳20重量部、乳化剤0.3重量部ルを混合タンクに入れ、撹拌しながら上記の混合物を入れてアイスクリームミックスを作り、80℃に30分間おいて殺菌した。殺菌後ホモジナイザーにかけ、急冷して3〜4℃で48時間エージングを行った。次に、アイスクリームフリーザーでオーバーラン70に調整し、氷結後直ちに所定のカップに充填し、冷却して、ルイボス茶入りアイスクリームを得た。
処方例4(ルイボス茶羊羹の製造)
糸寒天7.5重量部を水300重量部に一夜浸漬し、膨潤させた。この吸水膨浸した糸寒天溶液に、グラニュー糖600重量部を溶解し、目の細かい毛篩を通したのち、105℃まで煮詰めて白生餡400重量部と処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物10重量部を加え、焦げつかせない程度に加熱し、撹拌しながら徐々に練り上げた。この中に、水飴300重量部を混合し容器に充填してルイボス茶羊羹とした。
処方例5(ルイボス茶入りゼリーの製造)
水70重量部に、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物5重量部、カラギーナン0.6重量部、クエン酸ナトリウム0.1重量部、果糖・ぶどう糖液糖20重量部及びグラニュー糖5重量部を添加して撹拌混合したのち、85℃に加熱し、容器に充填して殺菌後冷却して容器入りゼリーを得た。
処方例6(ルイボス茶飴の製造)
グラニュー糖40重量部と水飴200重量部を混合し、撹拌しながら150℃に煮詰めた。煮詰め終了後、100℃に冷却し、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物20重量部を添加混合後、型に流し込み、冷却して型抜きし、ルイボス茶飴を得た。
処方例7(ルイボス茶入りスポンジケーキの製造)
全卵100重量部、砂糖100重量部及び乳化油脂15重量部を混合し、これに順次、水35重量部、薄力粉100重量部、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物5重量部を混合し、6号のデコ台に生地300gを入れ、170℃で25分間焼成してルイボス茶入りスポンジケーキを得た。
処方例8(ルイボス茶入りクッキーの製造)
マーガリン50重量部と砂糖60重量部を混合し、全卵23重量部と牛乳4重量部を加え、クリーム状になるまで撹拌混合した。次いで、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物10重量部、ベーキングパウダー1重量部及び薄力粉100重量部を加えた。この生地を、成型し、冷却して固め、3mm厚に切断して天板に並べ、180℃で15分間焼成してルイボス茶入りクッキーを得た。
処方例9(ルイボス茶蕎麦の製造)
更科粉30重量部、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物10重量部、強力粉60重量部及び水28重量部を、手で撹拌しながら、10分間混合した。得られた混合物を固まりに纏め、ロールで板状に圧延したのち、幅3mmに切断して、ルイボス茶蕎麦を得た。
処方例10(ルイボス茶入り乳飲料の製造)
牛乳20重量部に、処方例1のルイボス茶粉末またはその抽出・凍結乾燥物5重量部、砂糖8重量部、安定剤0.2重量部及び乳化剤0.1重量部を添加し混合した。次に、この混合物を、40℃に加温した牛乳80重量部に加え、65℃で30分間撹拌し、さらにホモジナイザーにより均質化した。120℃でプレート殺菌し、容器に充填して、ルイボス茶入り乳飲料を得た。
Figure 2008156264
マルトース負荷後のラット血中グルコース濃度推移。データは平均±標準誤差で示した(n=5-6)。*:p<0.05 vs 対照、Dunnett型多重比較検定 マルトース負荷後のラット血中グルコース濃度に対するルイボスティーの作用に関する薬物動態学的パラメータ。 データは平均値±標準誤差で示した(n=5-6)。*:p<0.05 vs 対照 Dunnett型多重比較検定 ルイボスティー投与後のラット血中尿酸濃度の推移。データは平均値±標準誤差で示した(n=5〜6)。*:p<0.05、**:p<0.01、***:p<0.001 vs 高尿酸血症対照群(Dunnett型多重比較検定) ルイボスティー投与2時間後のラット血中尿酸濃度。データは平均値±標準誤差で示した(n=5〜6)。*:p<0.05、***:p<0.001 vs 高尿酸血症対照群(Dunnett型多重比較検定) ルイボスティー投与4時間後のラット血中尿酸濃度。データは平均値±標準誤差で示した(n=5〜6)。*:p<0.05、**:p<0.01 vs 高尿酸血症対照群(Dunnett型多重比較検定)

Claims (7)

  1. ルイボスティーまたはその抽出物を含む、食後高血糖改善用飲食品。
  2. ルイボスティーまたはその抽出物の食後高血糖改善用飲食品の製造のための使用。
  3. ルイボスティーまたはその抽出物を含む食後高血糖改善剤。
  4. ルイボスティーまたはその抽出物を含む、血中尿酸低下用飲食品。
  5. ルイボスティーまたはその抽出物の血中尿酸低下用飲食品の製造のための使用。
  6. ルイボスティーまたはその抽出物を含む血中尿酸低下剤。
  7. ルイボスティーまたはその抽出物を含む高尿酸血症または痛風の予防ないし治療剤。
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