JP2008154340A - スロットレスモータの絶縁ボビン構造 - Google Patents

スロットレスモータの絶縁ボビン構造 Download PDF

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Wataru Sato
渉 佐藤
Koichi Nakaiwa
浩一 仲岩
Noriaki Aoyanagi
典明 青柳
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のスロットレスモータの絶縁ボビン構造は、コイルとステータとの間の絶縁ボビンとは別の絶縁物を省略しつつ、モータを小形化することが困難であった。
【解決手段】本発明によるスロットレスモータの絶縁ボビン構造は、互いに周方向に所定間隔を置いて内面から内方に突出する複数の突起部1bを有し絶縁材からなる円筒状基体1aと、該突起部1bに設けられるコイルとを含み、前記円筒状基体(1a)は、前記突起部1bが設けられた複数の円弧状長手ボビン片2の組み合わせによりなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットレスモータの絶縁ボビン構造であって、突起部が設けられた複数の円弧状長手ボビン片の組み合わせにより円筒状基体を構成することで、内方に突出する突起部にコイルを容易に設けることができ、小形のスロットレスモータをより容易に製造できる新規な改良に関するものである。
従来用いられていたこの種のスロットレスモータの絶縁ボビン構造としては、例えば、特許文献1等に開示された構成を挙げることができる。図4は従来のスロットレスモータの絶縁ボビンを示す平面図であり、図5は図4の絶縁ボビンを示す正面図である。図において、絶縁ボビンは、互いに周方向に所定間隔を置いて該円筒状基体1aの外面から外方に突出する複数の突起部1bを有する絶縁材からなる円筒状基体1aと、予め集中巻された空芯状に形成され各突起部1bに設けられるコイル(図示せず)とを有している。そして、この絶縁ボビンは、該絶縁ボビンよりも径の大きい円筒状のステータ(図示せず)内に配置される。
特開2002−262502号公報
上記のような従来のスロットレスモータの絶縁ボビン構造では、突起部1bは、円筒状基体1aの外面から外方に突出するように設けられているので、該突起部1bに設けられるコイルとステータとを確実に絶縁するために、絶縁ボビンとは別の絶縁物が前記コイルとステータとの間に挿入される必要がある。ここで、前記突起部1bを円筒状基体1aの内面から内方に突出させる構成とした場合には、コイルとステータとの間の前記絶縁物を不要とすることができるが、モータを小形化しようとすると円筒状基体1aの径を小さくする必要があり、その円筒状基体1aの内側に前記複数のコイルを配置する作業が非常に困難となる。即ち、従来のスロットレスモータの絶縁ボビン構造では、コイルとステータとの間の前記絶縁物を省略しつつ、モータを小形化することは困難であった。
本発明に係るスロットレスモータの絶縁ボビン構造は、円筒状のステータ内に挿入され、互いに周方向に所定間隔を置いて内面から内方に突出する複数の突起部を有し絶縁材からなる円筒状基体と、前記各突起部に設けられるコイルとからなるスロットレスモータの絶縁ボビン構造であって、前記円筒状基体は、前記突起部が設けられた複数の円弧状長手ボビン片の組み合わせよりなることを特徴とする。
また、前記円弧状長手ボビン片には、該円弧状長手ボビン片の長手方向に互いに間隔を置いて複数の前記突起部が設けられていることを特徴とする。
本発明のスロットレスモータの絶縁ボビン構造及びスロットレスモータの製造方法によれば、前記円筒状基体は、前記突起部が設けられた複数の円弧状長手ボビン片の組み合わせにより形成されるので、前記円筒状基体の径を小さくしても、その内側に前記複数のコイルを容易に配置することができ、コイルとステータとの間の前記絶縁物を省略しつつ、小形のスロットレスモータをより容易に製造できる。従って、この発明は超小型のスロットレスモータの製造に特に有効である。
また、円弧状長手ボビン片には、該円弧状長手ボビン片の長手方向に互いに間隔を置いて複数の前記突起部が設けられているので、前記コイルを円弧状長手ボビン片に取り付ける際のモールドの面積を大きくすることができ、モータの放熱性能を向上できる。また、1つの突起部が円弧状長手ボビン片の長手方向に延在する場合に比べて、より強固に前記コイルを円弧状長手ボビン片に固定できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1によるスロットレスモータの絶縁ボビン構造を示す平面図であり、図2は図1の円弧状長手ボビン片2を示す斜視図であり、図3は図2の円弧状長手ボビン片2にコイル3が設けられた状態を示す平面図である。なお、従来の絶縁ボビン構造と同一又は同等部分については同一の符号を用いて説明する。図において、絶縁ボビンは、互いに周方向に所定間隔を置いて該円筒状基体1aの内面から内方に突出する複数の突起部1bを有する絶縁材からなる円筒状基体1aと、予め集中巻された空芯状に形成され各突起部1bに設けられるコイル3とを有しており、この絶縁ボビンは、該絶縁ボビンよりも径が大きくモータケースを兼ねる円筒状のステータ(図示せず)内に配置される。前記円筒状基体は、図2及び図3に示す円弧状長手ボビン片2が複数個組み合わせられることにより形成される。尚、図1では3つの円弧状長手ボビン片2によって円筒状基体1aが形成される例を示しているが、円弧状長手ボビン片2による円筒状基体1aの分割数は任意である。
各円弧状長手ボビン片2の内面には内方に突出する複数の突起部1bがそれぞれ設けられている。各突起部1bは、円弧状長手ボビン片2の長手方向Aに互いに間隔を置いて配置されており、コイル3は各突起部1b全体を囲むように各円弧状長手ボビン片2に1つずつ配置され、コイルと各突起部1bとの間にモールド樹脂4が形成されることで該コイル3が円弧状長手ボビン片2に固定される。すなわち、円弧状長手ボビン片2にコイル3が固定される際には、各突起部1b間にモールド樹脂4が形成される。また、各円弧状長手ボビン片2の一端及び他端には凸部2a及び凹部2bが設けられており、円環状に組み合わせられた際には、隣り合う円弧状長手ボビン片2の凸部2a及び凹部2bが係合されるようになっている。
次に、前記絶縁ボビンを用いたスロットレスモータの製造方法を説明する。まず、突起部1bに合わせて各円弧状長手ボビン片2に前記コイル3を1ずつ装着し、それら各円弧状長手ボビン片2を円環状に組み合わせて絶縁ボビンを形成する。その後に、該絶縁ボビンを円筒状のステータ内に配置するとともに各コイル3の結線を行う。
本発明の実施の形態1によるスロットレスモータの絶縁ボビン構造を示す平面図である。 図1の円弧状長手ボビン片を示す斜視図である。 図2の円弧状長手ボビン片にコイルが設けられた状態を示す平面図である。 従来のスロットレスモータの絶縁ボビンを示す平面図である。 図4の絶縁ボビンを示す正面図である。
符号の説明
1a 円筒状基体、1b 突起部、2 円弧状長手ボビン片、3 コイル。

Claims (2)

  1. 円筒状のステータ内に挿入され、互いに周方向に所定間隔を置いて内面から内方に突出する複数の突起部(1b)を有し絶縁材からなる円筒状基体(1a)と、前記各突起部に設けられるコイル(3)とからなるスロットレスモータの絶縁ボビン構造であって、
    前記円筒状基体(1a)は、少なくとも1つの前記突起部(1b)が設けられた複数の円弧状長手ボビン片(2)の組み合わせによりなることを特徴とするスロットレスモータの絶縁ボビン構造。
  2. 前記円弧状長手ボビン片(2)には、該円弧状長手ボビン片(2)の長手方向(A)に互いに間隔を置いて複数の前記突起部(1b)が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスロットレスモータの絶縁ボビン構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015052432A2 (fr) 2013-10-07 2015-04-16 Moving Magnet Technologies Machine électrique sans encoches à bobinage concentré
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