JP2008152472A - 情報処理装置、印刷装置、後処理装置及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、印刷装置、後処理装置及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】1回のプリント設定において複数のお試し後処理設定を行うことができるようにする。
【解決手段】プリント設定画面を表示するプリント設定画面表示手段と、前記プリント設定画面表示手段によって表示されたプリント設定画面において、お試し後処理モードが指定されると、お試し後処理設定UIを表示するお試し後処理設定UI表示手段と、前記お試し後処理設定UI表示手段によって表示されたお試し後処理設定UI画面において、複数の後処理方法を一括指定する一括指定手段とを設け、「設定→印刷→後処理」という処理を繰り返し実行することなく、複数のお試し印刷、及びお試し後処理を実行できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置、印刷装置、後処理装置及び情報処理システムに関し、特に、複数の工程からなる画像形成処理を行うシステムに用いて好適な技術に関する。
従来、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の印刷物を作成し、それを該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得る市場が出現している。
例えば、商業的印刷業界では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化及び高画質化に伴い、複写機やデジタル複合機等のデジタル画像形成装置の機能を最大限に活用するようにしている。このようにして、電子データを用いたディジタルプリントを実現するプリント・オン・ディマンド(POD:print on demand)と呼ばれるデジタル市場が出現している。
このようなPOD市場では、印刷物を生成するために、複数の情報処理装置、及び複数のデジタル画像形成装置といったデジタル機器により構成される画像形成システムが使用されている。そして、顧客から提供される入稿ドキュメントから最終製品である印刷物を作成するまでの工程がコンピュータにより管理されている。
一般的に、このような画像形成システムでは、最終成果物である、印刷物の形態が複数存在する。そのため、顧客が満足する印刷物を得るためには、複数の最終印刷物を、繰り返し、試し印刷している。また、製本などの試し後処理を実施してみて、その中から最適と思われる印刷物を選択する工程が設けられることがある。以降、最終印刷物を試し印刷することを「お試し印刷」、最終印刷物を試し後処理することを「お試し後処理」と記載する。
お試し印刷機能を提供する方法としては、例えば、特許文献1に記載のように、上位機から転送された印刷データをページバッファに格納し、試し印刷実行手段により試し印刷を実行した後のプリンタ部の停止中に試し印刷の結果を確認する。
続いて、本印刷実行手段により本印刷に移行することにより、上位機からの印刷データの受信操作と、プリンタ部での条件設定操作とを1回で済ませ、上位機に印刷データを要求する操作回数を少なくする。また、それとともに印刷データの転送時間を短縮し、さらに、試し印刷の結果、欠陥を発見した場合にはリセット手段により印刷の再開を停止させて用紙の浪費を防止する方法が提案されている。
特開平7−299936号公報
しかしながら、上述した従来技術では、画像形成システムにおいて1回の設定処理で実行可能な、お試し印刷、及びお試し後処理が1つに限定されていた。そのため、複数のお試し印刷、及びお試し後処理を実行するためには、「設定→印刷→後処理」という処理を繰り返し実行する必要があり、処理が煩雑になるという問題点があった。
本発明は前述の問題点にかんがみ、1回のプリント設定において複数のお試し後処理設定を行うことで、処理の効率化を図ることを目的としている。
本発明の情報処理装置は、印刷後処理機能を備えた外部装置と通信可能であり、印刷用の印刷データを生成する情報処理装置であって、印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示手段と、前記プリント設定画面表示手段によって表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示手段と、前記指示手段によってお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の印刷装置は、複数の後処理方法を含む後処理指示書および印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な印刷装置であって、お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷手段と、お試し後処理の実行後、前記印刷手段により印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の後処理装置は、印刷装置から移送されたお試し印刷物に記載された内容に従ってお試し後処理を行うお試し後処理手段と、前記お試し後処理手段によるお試し後処理が終了した時に、前記お試し印刷物を送信した印刷装置にお試し後処理終了通知を送付する後処理終了通知送付手段とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理システムは、前記に記載の情報処理装置と、前記に記載の印刷装置と、前記に記載の後処理装置とを有することを特徴とする。
印刷装置の制御方法は、印刷後処理機能を備えた外部装置と通信可能であり、印刷用の印刷データを生成する情報処理装置の制御方法であって、印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示工程と、前記プリント設定画面表示工程において表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示工程と、前記指示工程においてお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成工程とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の印刷装置の制御方法の他の特徴とするところは、複数の後処理方法を含む後処理指示書および印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な印刷装置の制御方法であって、お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷工程と、お試し後処理の実行後、前記印刷工程において印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定工程とを備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示工程と、前記プリント設定画面表示工程において表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示工程と、前記指示工程においてお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムの他の特徴とするところは、お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷工程と、お試し後処理の実行後、前記印刷工程において印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムのその他の特徴とするところは、印刷装置から移送されたお試し印刷物に記載された内容に従ってお試し後処理を行うお試し後処理工程と、前記お試し後処理工程におけるお試し後処理が終了した時に、前記お試し印刷物を送信した印刷装置にお試し後処理終了通知を送付する後処理終了通知送付工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、1回のプリント設定において複数のお試し後処理設定を行うことが可能となり、1回のプリント設定を行うだけで複数のお試し後処理結果を得ることが可能な画像形成システムを提供することができる。これにより、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を用いて、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
〔システムの概要説明〕
図1は、本発明の第1の実施形態を示し、画像形成システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成システムを構成する各装置はネットワーク101で接続されている。このネットワーク101は一系統であってもよく、複数系統であってもよい。
図1において、102は情報処理装置である。情報処理装置102は、印刷装置及び後処理装置に、印刷処理及び後処理を実行させるために必要な各種処理パラメータを設定させるための画面をユーザに提供する機能を有している。さらに、ユーザが設定した情報に従い、各種JOBを生成する機能、各種JOBを各種デバイスに送信して、JOBに記載された処理を実行させる機能を有している。
例えば、情報処理装置102は、印刷処理及び後処理を実行させるデバイスの設定、用紙サイズの設定、ページレイアウトの設定、印刷方法の設定、印刷品質の設定、後処理方法の設定、お試し印刷の設定、お試し後処理の設定等を行うことができる。そして、そのための各種処理パラメータを設定させるための画面をユーザに提供し、ユーザが当該画面において設定した情報に従い、お試し印刷/お試し後処理+本印刷/本後処理を含んだジョブチケットを生成し、デバイスに送信して処理を実行させる。
また、情報処理装置102は、自身が具備する通信ユニットと各デバイス(画像形成装置、シート処理装置等を含む)が具備する通信ユニット等を用いている。そして、ジョブの受け付け状況に関する情報や、デバイスのステータス(動作状況、エラー状況など)に関する情報や、ジョブの処理状況に関わるジョブ進捗情報等の各種のデータを、ネットワーク101等の通信媒体経由で、各デバイスから獲得するようにしている。このようにすることで、各デバイス及び本システムにおける処理対象のジョブを把握し、各ジョブの工程を管理することができる。
次に、情報処理装置102の機能の一例を、図2〜図5を用いて説明する。
ユーザが情報処理装置102のプリント設定画面を操作して、お試し後処理モードを選択すると、情報処理装置102は、図2〜図5で示される、お試し印刷/後処理設定画面を表示する。
図2は、情報処理装置102が表示する、"お試し印刷/後処理設定メイン画面"の一例を示す図である。
図2において、201は、現在の設定状況を画像イメージで表示するための"お試し後処理結果表示領域"、202は"とじ方向設定用プルダウンリストボックス"で、長辺閉じ(左)、長辺閉じ(右)が選択可能となっている。
203は"排紙方法設定用プルダウンリストボックス"で、ステイプル、くるみ製本が選択可能となっている。204は"ステイプル位置設定ボタン"である。205はユーザが設定した、複数のお試し後処理を表示するための、"お試し後処理設定情報表示領域"で、お試し後処理実行デバイス、及びお試し後処理方法が表示されている。206は、お試し後処理設定情報表示領域で選択されているお試し後処理設定を解除するための、"お試し後処理削除ボタン"である。また、207はユーザが設定したお試し印刷/後処理設定を確定させるための"OKボタン"、208は設定を解除するための"キャンセルボタン"である。
図3、図4及び図5は、ユーザが"ステイプル位置設定ボタン"204をクリックした場合に表示される、"ステイプル位置指定画面"の一例を示す図である。
図3、図4及び図5において、301、401、501は、現在の設定状況を画像イメージで表示するための"ステイプル位置表示領域"である。
また、302、402、502は"ステイプル位置設定領域"であり、ユーザは、画面に表示されているステイプル位置設定用ラジオボタンのいずれかを選択/設定する。設定用ラジオボタンは、図2のお試し印刷/後処理設定メイン画面の"とじ方向設定用プルダウンリストボックス"の設定内容に従って302、及び402のように変化する。
303、403、503は、"お試し後処理デバイス設定領域"である。情報処理装置102は、システムに存在するステイプル可能なデバイスを検索して、当該領域に表示する。当該領域において、ユーザがお試し後処理デバイスをクリックすると、背景色が反転し、後処理デバイスが選択されて設定される。
304、404、504、は、"お試し設定"確定ボタンで、ユーザが当該ボタンをクリックすると設定内容が確定される。そして、図3から図5の"ステイプル位置指定画面"は、クローズされ、ユーザが設定した内容が図2の"お試し印刷/後処理設定メイン画面の"お試し後処理設定情報表示領域"205に表示される。
305、405、505は"キャンセルボタン"でユーザが、当該ボタンをクリックすると、設定した内容が無効になり図3から図5の"ステイプル位置指定画面"がクローズされる。
306、406、506は図3から図5の"ステイプル位置指定画面"の使用方法を説明したヘルプファイルを呼び出すための"ヘルプボタン"である。
図2〜図5において、ユーザがお試し印刷/後処理設定デバイス、及びお試し印刷/後処理設定方法を設定して、印刷を指示すると、情報処理装置102は、複数のお試し印刷/後処理命令と本印刷/後処理命令を包括したジョブチケットを1つ生成する。そして、当該ジョブチケットが、印刷デバイス、及び第1の後処理デバイス104、第2の後処理デバイス105に送付される。この時、情報処理装置102は、複数のお試し後処理JOBID、本印刷JOBID、包括JOBIDをジョブチケットに記載する。
図6は、情報処理装置102が送付する、ジョブチケットの一例を表した図である。
図6において、601はJOB情報記載領域であり、お試し後処理JOBID、本印刷JOBID、包括JOBIDが記載されている。
602はお試し後処理情報記載領域であり、お試し後処理で使用する印刷デバイス、後処理デバイス、印刷方法、後処理方法が記載されている。本実施形態では、お試し後処理情報記載領域602に、お試し後処理JOB数、お試し後処理JOBID、印刷デバイス、印刷タイプ、印刷品位、ページ数、用紙サイズ、用紙種別、部数、後処理デバイス、後処理方法が記載されている。
603は本印刷情報記載領域であり、本印刷処理で使用する印刷デバイス、後処理デバイス、印刷方法、後処理方法が記載されている。本実施形態では、本印刷情報記載領域603に、印刷デバイス、印刷タイプ、印刷品位、ページ数、用紙サイズ、用紙種別、部数、後処理デバイス、後処理方法が記載されている。
図1の説明に戻る。103は、コンピュータ等の外部装置から提供される電子データを印刷する機能を備えた印刷デバイスである。本実施形態の印刷デバイス103は、情報処理装置102から送信されたジョブチケットに従って印刷処理を実行する。また、本実施形態の印刷デバイス103は、印刷された記録紙を加工する機能を有している。
なお、記録紙を加工する機能とは、例えば、丁合処理された記録紙の中央真中部分にステイプルユニットによりステイプル処理を施したり、丁合処理された記録紙束の背の部分を特製のりで接着したり、表紙でくるんでプレス成形したりする機能を指す。
次に、図7〜図11を用いて印刷デバイス103の機能の一例を説明する。
本実施形態の印刷デバイス103は、情報処理装置102からジョブチケットを受信すると、お試し後処理情報テーブルを作成して、複数のお試し後処理の内容を記録しておく機能、後処理装置における後処理の進捗状況を監視する機能を備えている。また、管理テーブルに記録された情報に基づいて、後処理デバイスに対して、お試し後処理中止命令を発行する機能を備えている。
図7は、印刷デバイス103が作成する、"お試し後処理情報テーブル"の一例を示す図である。
図7において、701は、包括JOBID保存領域、702は、本印刷JOBID保存領域、703は、お試し後処理JOBID保存領域、704は、お試し後処理デバイス名保存領域、705は、お試し後処理方法保存領域である。706は、お試し印刷物を識別するドラフトID保存領域、707は、お試し後処理の進捗状況を監視管理するために使用する、終了ステータス保存領域である。なお、本実施形態の印刷デバイス103は、お試し後処理方法を識別するためのドラフトIDを出力物に印刷して、お試し印刷を実行する機能を備えている。なお、ドラフトIDとは、後処理方法を識別するための情報でもあるので、単に識別情報と記載される場合もある。
図8は(a)〜(c)は、印刷デバイス103が出力した、表紙に図7にて上述したドラフトIDが印刷された、お試し印刷物の一例を示す図である。
本実施形態の印刷デバイス103は、第1の後処理デバイス104により発行された、お試し後処理終了通知を受信した際に、お試し後処理設定画面をコンソールに表示する。そして、ユーザに本後処理方法を選択、確定させる機能、及びユーザが選択、確定させた本後処理方法に従って、後処理方法、後処理デバイスを記載した、ジョブチケットを生成して、選択された後処理デバイスに送付する機能を備えている。
図9は、印刷デバイス103が、自身のコンソール画面に表示する、お試し後処理設定画面の一例を示す図であり、このお試し後処理設定画面に必要な項目を入力してお試し後処理の確定を行う。
図9において、901は、本印刷で使用する、後処理方法を設定するためのドラフトID入力用テキストボックス、902は、入力されたドラフトIDを確定させるための"OKボタン"である。
ユーザが、複数のお試し印刷物の中から、本後処理で使用する後処理を選択した後、当該お試し印刷物に印刷されているドラフトIDを、ドラフトID入力テキストボックス901に入力する。そして、OKボタン902をクリックすると、印刷デバイス103はユーザが選択、確定させた後処理方法に従って、後処理方法及び後処理デバイスを記載した、ジョブチケットを生成して、選択された後処理デバイスに送付する。
例えば、ユーザが、図8の(a)から(c)に記載された3種類のお試し印刷物の中から(b)を選択した場合、ユーザはコンソール画面を介して図9の901に「ID:0002」を入力する。そして、OKボタン902を選択することで、印刷デバイス103は、左辺(2カ所)のステイプル処理を行う後処理方法および当該後処理を実行する後処理デバイスを記載したジョブチケットを生成する。
図10は、印刷デバイス103がコンソール画面に表示する、お試し後処理設定画面の他の実施形態を示す図である。
図10において、1001は、後処理情報表示領域であり、この領域にドラフトID、後処理デバイス、後処理方法、に関する状況が表示されている。1002は、後処理情報表示領域に表示されている特定の後処理を選択するための選択ボタンである。ユーザが後処理情報表示領域1001に記載されている情報を参照して、複数のお試し印刷物の中から、本後処理で使用する後処理を選択した後、対応する選択ボタン1002をクリックする。すると、印刷デバイス103は、ユーザが選択、確定させた後処理方法に従って、後処理方法及び後処理デバイスを記載した、ジョブチケットを生成して、選択された後処理デバイスに送付する。
図11は、印刷デバイス103が生成する、本印刷/後処理のためのジョブチケットの一例を示す図である。つまり、図9または図10により本番用の後処理が確定した際に生成されるジョブチケットの一例である。
図11において、1101は、JOB情報記載領域で、本印刷JOBID、包括JOBIDが記載されている。1102は本印刷処理情報記載領域であり、印刷デバイス、第1の後処理デバイス、第2の後処理デバイス、印刷方法、後処理方法が記載されている。本実施形態では、当該領域に、本印刷JOBID、印刷デバイス、印刷タイプ、印刷品位、ページ数、用紙サイズ、用紙種別、部数、後処理デバイス、後処理方法が記載されている。
印刷された記録紙を加工する機能を備えた第1の後処理デバイス104、及び第2の後処理デバイス105は、情報処理装置102から送信されたジョブチケットに従って処理を実行する機能を有する。例えば、丁合処理された記録紙を、該記録紙の中央真中部分にステイプルユニットによりステイプル処理を実行する機能を有している。また、丁合処理された記録紙束の背の部分を特製のりで接着し、表紙で包んでプレス成形する処理を実行するくるみ製本機能を有している。
また、第1の後処理デバイス104、第2の後処理デバイス105は、お試し後処理モードを備えている。このモードで動作中の場合、お試し後処理が終了すると印刷デバイス103に、自分が処理したお試し後処理JOBIDを送付して、お試し後処理終了を通知する機能、及び印刷デバイス103から発行されたお試し後処理中止命令に従い、お試し後処理を中止する。なお、お試し後処理JOBIDは、図6の602に記述されているので、後処理デバイスは、図6の602に基づいておためし後処理JOBIDを印刷デバイスに送信することが可能となる。
〔処理の概要説明〕
図12は、各デバイスで実施される処理、及び各デバイス間の処理の遷移を表した、処理シーケンス図である。
図12に記載されている、処理について説明する。
まず、情報処理装置102において、ユーザが、プリント設定画面を操作して、お試し後処理モードを指定すると情報処理装置102は、図2のお試し後処理設定UIを表示する。
次に、ユーザが、お試し後処理設定UIで、複数の後処理方法を指定して印刷を実行すると、情報処理装置102は、複数のお試し印刷/後処理命令と本印刷/後処理命令を包括した例えば図3のジョブチケットを1つ生成する。そして、情報処理装置は、当該ジョブチケットを印刷デバイス103、及び第1の後処理デバイス104、第2の後処理デバイス105に送付する。この時、情報処理装置102は、ジョブチケットに、複数のお試し後処理JOBID、本印刷JOBID、包括JOBIDを記載する。
印刷デバイス103は、ジョブチケットを受け取ると、お試し後処理モードに移行し、ジョブチケットから情報を取得して、お試し後処理情報テーブルを生成する。次に、印刷デバイス103は、お試し後処理方法を識別するためのドラフトIDを出力物に印刷して、お試し印刷を実行する。
第1の後処理デバイス104、第2の後処理デバイス105は、ジョブチケットを受け取ると、お試し後処理モードに移行する。その後、印刷デバイス103から出力された印刷物が後処理装置に移送されると、例えば図3のジョブチケットに記載されている、お試し後処理を実行する。そして、お試し後処理が終了すると各後処理デバイスは、印刷デバイス103に、お試し後処理終了を通知する。この時、通知情報に自分が処理したお試し後処理のJOBIDを記述する。
印刷デバイス103は、お試し後処理終了通知を受信すると、お試し後処理終了情報をお試し後処理テーブルに保存した後、図9または図10に記載したお試し後処理確定画面を自身のコンソールに表示する。
印刷デバイス103のコンソールを操作して、ユーザが、お好みのお試し後処理物のドラフトIDをコンソール画面から入力すると、印刷デバイス103は、お試し後処理情報テーブルを参照する。そして、未だ処理終了通知がきていない、お試し後処理実行中デバイスに対してお試し後処理中止命令を発行する。これにより、無駄な後処理を防止することが可能となる。
印刷デバイス103から発行されたお試し後処理中止命令を受信した、お試し後処理実行中のデバイスは、実行中のお試し後処理をキャンセルし、お試し後処理モードを解除し、お試し後処理を終了させる。
また、印刷デバイス103のコンソールを操作して、ユーザが、お好みのお試し後処理物のドラフトIDをコンソール画面から入力する。すると、印刷デバイス103は、後処理方法、後処理デバイスを記載した、例えば図11のようなジョブチケットを生成して、選択された後処理デバイスに送付する。次に、印刷デバイス103は、お試し後処理画面を消去し、お試し後処理情報テーブルを削除し、お試し後処理モードを解除する。その後、印刷デバイス103は、本印刷処理を実行する。
本印刷終了後、本印刷物を後処理デバイスに移送すると、後処理装置は、本後処理を実行する。最後に、本後処理終了後、後処理デバイスは、情報処理装置102に処理の終了を通知する。
〔処理の詳細説明〕
次に、図2〜図12、及び図13〜図16のフローチャートを用いて、3種類のお試し印刷/後処理を実施した後に、唯一の本印刷/後処理を実行する場合に、各デバイスで実施される処理の流れについて説明する。
〔情報処理装置の処理流れ〕
図13は、情報処理装置102の処理の流れを説明したフローチャートである。
次に、図13を用いて、情報処理装置102が、ユーザがお試し印刷/後処理を指定した内容に従いジョブチケットを生成してから、ユーザに本印刷終了を通知するまでの処理について説明する。
処理が開始されると、最初の、ステップS1301で、ユーザが情報処理装置102のプリント設定画面を操作して、お試し後処理モードを選択すると、情報処理装置102は、図2〜図5で示される、お試し印刷/後処理設定画面を表示する。
次に、ステップS1302で、情報処理装置102は、お試し後処理設定画面を介して選択された3種類のお試し後処理を指定する。なお、本実施形態では、お試し後処理1は、第1の後処理デバイス104による、長辺とじ(左)で、左上(1ケ所)のステイプル処理である。また、お試し後処理2は、第1の後処理デバイス104による、長辺とじ(左)で、左辺(2ケ所)のステイプル処理である。また、お試し後処理3は、第2の後処理デバイス105による、長辺とじ(右)で、右上(1ケ所)のステイプル処理、とする。しかしながら、これに限る必要はない。
次に、ステップS1303で、情報処理装置102は、図6で示される、包括JOBID、お試し後処理JOBID、本印刷JOBID、及びお試し後処理情報、本印刷情報が記載されたジョブチケットを生成する。そして、印刷デバイス103、及び第1の後処理デバイス104、第2の後処理デバイス105に送付する。
その後、情報処理装置102は、ステップS1304で、本印刷が終了するのを待ち、終了通知が届くと、ステップS1305に進んで、本印刷/後処理が終了した旨をユーザに通知する。
〔印刷デバイスの処理流れ〕
図14は、印刷デバイス103の処理の流れを説明したフローチャートである。
次に、図14を用いて、印刷デバイス103が、ジョブチケットを受信してから、本印刷を終了するまでの処理について説明する。
図14に示したように、最初のステップS1401で、印刷デバイス103は、情報処理装置102からジョブチケットを受信すると、次のステップ1402で、お試し後処理モードに移行する。
そして、ステップS1403で、印刷デバイス103は、ジョブチケットに記載された情報を読み出して、図7で示される、お試し後処理情報テーブルを生成する。次に、ステップS1404で、印刷デバイス103は、お試し後処理方法を識別するためのドラフトIDが印刷された、お試し印刷物を3種類出力し、ステップS1405において、お試し印刷を終了する。
次に、ステップS1406において、印刷デバイスは、出力された3種類のお試し印刷物を、第1の後処理デバイス104、及び第2の後処理デバイス105に移送する。なお、S1406の処理は印刷デバイスによって実行されなくても構わない。
続いて、印刷デバイス103は、ステップS1407、ステップS1408で、後処理デバイスから、お試し後処理終了通知が着信するまで、お試し後処理が終了するのを待つ。
そして、ステップS1408において、お試し後処理終了通知が着信したと判定された場合、印刷デバイス103は、ステップS1409に進み、図7で示される、お試し後処理情報テーブルの終了ステータス保存領域707に、お試し後処理終了情報を保存する。次に、ステップS1410で、印刷デバイス103は、自身のコンソールに、お試し後処理確定画面が表示されているか確認する。
ここで、お試し後処理確定画面が表示されていない場合、印刷デバイス103は、ステップS1411で、コンソールに、お試し後処理確定画面を表示する。次に、ステップS1412で、印刷デバイス103は、お試し後処理確定画面に、終了通知があったお試し後処理情報を追加表示する。
一方、ステップS1410で、お試し後処理確定画面が既に表示されている場合は、ステップS1412に直接進み、お試し後処理確定画面に、処理通知があったお試し後処理情報を追加表示する。
次に、ステップS1413で印刷デバイス103は、お試し後処理情報テーブルを参照し、ステップS1414で、全てのお試し後処理が終了しているか判定する。この判定の結果、全てのお試し後処理が終了していない場合、処理はステップS1407に戻り、印刷デバイス103は、お試し後処理が終了するのを待つ。
一方、ステップS1414の判定の結果、全てのお試し後処理が終了していると判定された場合、印刷デバイス103は、ステップS1415、ステップS1416で、ユーザが、お試し後処理確定画面で、本後処理方法を指定するのを待つ。
ユーザが本後処理を指定すると、ステップS1417に進み、印刷デバイス103は、お試し後処理情報テーブルを参照し、次のステップS1418で、お試し後処理が終了していない後処理デバイスが存在するか否かを確認する。
ここで、お試し後処理終了通知を送付していないデバイスが存在する場合、印刷デバイス103は、ステップS1419において、お試し後処理終了通知を送付していないデバイスに対して、お試し後処理JOB中止命令を通知する。ステップS1419の処理は、印刷デバイスは、図7の情報を用いることで、お試し後処理JOB中止命令の通知先を決定できる。また、ステップS1418の確認の結果、お試し後処理が終了していない後処理デバイスが存在しない場合にはステップS1420に進む。
次に処理は、ステップS1420に進み、印刷デバイス103は、本後処理デバイス、本後処理方法をジョブチケットに記載して、後処理デバイスに送付する。そして、ステップS1421で、お試し後処理確定画面を消去する。次に、印刷デバイス103は、ステップS1422でお試し後処理情報テーブルを削除し、ステップS1423でお試し後処理モードを削除した後、ステップS1424で本印刷処理を実行する。その後、印刷デバイス103は、ステップS1425で本印刷物を移送し、ステップS1426で本印刷を終了し、処理を終了する。
なお、本願では3種類の後処理を例にしてフローチャートを説明したが当然3種類に限る必要はない。
本願のように情報処理装置が、複数種類の後処理方法を指定した指示書(ジョブチケット)をお試し用に生成することで、ユーザは1回の指示で所望とする後処理を実際の出力結果から決定することが可能となり効率化を図れる。
さらに、後処理デバイスがお試し後処理を終了する前であっても、本番用の後処理を決定させるため、無駄な後処理が実行されるのを防ぐことが可能となる。
〔第1の後処理デバイスの処理の流れ〕
図15は、第1の後処理デバイス104の処理の流れを説明したフローチャートである。
次に、図15を用いて、後処理デバイスが、ジョブチケットを受信してから、お試し後処理を終了するまでの処理について説明する。
図15の、ステップS1501で、後処理デバイス104は、情報処理装置102からジョブチケット受信すると、ステップS1502に進んで、第1の後処理デバイス104は、お試し後処理モードに移行する。なお、ステップS1501において受信するジョブチケットは、例えば図6に上述したジョブチケットである。後処理デバイスデバイス104は、受信したジョブチケットを解析することでお試し後処理モードに移行すべきか否かを決定する。
そして、ステップS1503、ステップS1504で、第1の後処理デバイス104は、お試し印刷物が移送されるのを待つ。お試し印刷物が、印刷デバイス103から出力され、後処理デバイスに移送されると、処理はステップS1505に進み、第1の後処理デバイス104は、ジョブチケットに記載された内容に従い、お試し後処理を開始する。具体的には、第1の後処理デバイス104は、図6の602の領域に記載された内容を解析することでお試し後処理を実行することが可能となる。
その後、第1の後処理デバイス104は、ステップS1507でお試し後処理が終了するまでの間、ステップS1506で印刷デバイス103から、お試し後処理中止命令が通知されたかを監視する。
ここで、第1の後処理デバイス104が、お試し後処理中止命令を受信すると、処理はステップS1506からステップS1509に移り、第1の後処理デバイス104は処理中の、お試し後処理を中止する。次に、ステップS1510で、お試し後処理モードを解除し、処理を終了する。
一方、ステップS1506の監視の結果、お試し後処理中止命令が通知されなかった場合、ステップS1507に進み、第1の後処理デバイス104は、お試し後処理を終了する。次に、ステップS1508で、お試し後処理が終了したことを印刷デバイス103に通知し、その後、ステップS1510で、お試し後処理モードを解除し、処理を終了する。
なお、図15の主体を第1の後処理デバイス104としたが、お試し後処理用の印刷後処理機能を有していれば、第1の後処理デバイス104に限る必要はない。
〔第2の後処理デバイスの処理の流れ〕
図16は、第2の後処理デバイス105の処理の流れを説明したフローチャートである。
次に、図16を用いて、第2の後処理デバイス105が、本後処理用のジョブチケットを受信してから、本後処理を終了するまでの処理について説明する。
図16の、ステップS1601で、印刷デバイス103により発行されたジョブチケットを受信すると、ステップS1602、ステップS1603で、第2の後処理デバイス105は、本印刷物が移送されるのを待つ。
そして、印刷デバイス103から本印刷物が出力され、第2の後処理デバイス105に移送されると、処理はステップS1604に進み、第2の後処理デバイス105は、本番用のジョブチケット(例えば図11)に記載された内容に従い、本後処理を開始する。そして、ステップS1605で本後処理を終了すると、第2の後処理デバイス105は、本後処理が終了したことを情報処理装置102に通知し(ステップS1606)、処理を終了する。
なお、図16の主体を第2の後処理デバイス105としたが、お試し後処理用の印刷後処理機能を有していれば、第2の後処理デバイス105に限る必要はない。
(第2の実施形態)
〔後処理機能を備えた印刷デバイスの使用例〕
上記第1の実施形態では、情報処理装置102、印刷デバイス103、第1の後処理デバイス104及び第2の後処理デバイス105により構成される画像形成システムで、印刷デバイス103が後処理機能を備えない場合の処理について説明した。もしくは、後処理機能を使用しない場合の処理について説明した。
しかしながら、他の実施形態では、後処理デバイス104、105の代わりに、印刷デバイス103の後処理機能を使用してもよい。もちろん、後処理デバイス104、105と印刷デバイス103の後処理機能を併用してもよい。
(第3の実施形態)
〔複数のお試し後処理を、1つの後処理デバイスで実施する場合の使用例〕
上記第1の実施形態では、ステイプル処理を3台の後処理デバイスで、お試し後処理する場合の例について説明した。しかしながら、他の実施形態では、複数段階を経て実施されるお試し後処理を1つの後処理デバイスで設定する例も想定される。
たとえば、お試し後処理設定画面において、印刷物をZ折り処理した後に、ステイプル処理するという一連のお試し後処理を、第1の後処理デバイス104、及び第2の後処理デバイス105を用いて、2種類のお試し後処理として処理することも可能である。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における情報処理装置、印刷装置及び後処理装置を構成するプリント設定画面表示手段と、お試し後処理設定UI表示手段と、一括指定手段と、ジョブチケット生成手段と、ジョブチケット送付手段と、ドラフトID印刷手段と、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法をユーザに指定させるようにする指定手段と、お試し後処理設定画面をコンソールに表示する表示手段と、お試し後処理情報テーブルを作成する作成手段と、お試し後処理設定画面で本後処理方法が確定された時に、お試し後処理を終了していないデバイスに対してお試し後処理中止命令を発行する発行手段、並びに情報処理装置の制御方法、印刷装置の制御方法及び後処理装置の制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図13〜図16に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1実施形態の画像形成システムの構成を表したブロック図である。 情報処理装置が表示する、お試し印刷/後処理設定メイン画面を表した図である。 ステイプル位置指定画面例1を表した図である。 ステイプル位置指定画面例2を表した図である。 ステイプル位置指定画面例3を表した図である。 情報処理装置が送付ジョブチケットの一例を表し図である。 印刷デバイスが作成する、お試し後処理情報テーブルの一例を表した図である。 印刷デバイスが出力した、お試し印刷物の一例を表した図である。 印刷デバイスが表示する、お試し後処理確定画面例1を表した図である。 印刷デバイスが表示する、お試し後処理確定画面例2を表した図である。 印刷デバイスが生成する、本印刷/後処理のためのジョブチケットの一例を表した図である。 各デバイスで実施される処理、及び各デバイス間の処理の遷移を表した、処理シーケンス図である。 情報処理装置の処理の流れを説明したフローチャートである。 印刷デバイスの処理の流れを説明したフローチャートである。 後処理デバイスの処理の流れの第1の例を説明したフローチャートである。 後処理デバイスの処理の流れの第2の例を説明したフローチャートである。
符号の説明
101 ネット-ワーク
102 情報処理装置
103 印刷デバイス
104 第1の後処理デバイス
105 第2の後処理デバイス

Claims (27)

  1. 印刷後処理機能を備えた外部装置と通信可能であり、印刷用の印刷データを生成する情報処理装置であって、
    印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示手段と、
    前記プリント設定画面表示手段によって表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示手段と、
    前記指示手段によってお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、複数のお試し後処理方法および印刷命令を包括したジョブチケットを生成し、
    前記生成手段により生成されたジョブチケットをデバイスに送付するジョブチケット送付手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の後処理方法を含む後処理指示書および印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な印刷装置であって、
    お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷手段と、
    お試し後処理の実行後、前記印刷手段により印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  4. お試し後処理終了通知を後処理機能を備えたデバイスから受信した場合に、お試し後処理設定画面をコンソールに表示する表示手段を更に有し、
    前記決定手段は、前記コンソールに表示されたお試し後処理設定画面に入力された識別情報に従って本後処理方法を決定することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記決定手段は、お試し後処理設定画面で後処理方法を設定させる際に、1つの後処理
    方法を複数の異なる後処理デバイスに対して設定可能とする機能、及び1つの後処理方法を複数の異なる後処理デバイスで順次処理するように設定する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記決定手段は、お試し後処理設定画面で後処理方法を設定させる際に、複数の後処理方法を同じ後処理デバイスで処理するように設定可能とする機能、及び複数の後処理方法を同じ後処理デバイスで処理するように設定する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  7. お試し後処理情報テーブルを作成する作成手段を更に有し、
    前記作成手段により作成したお試し後処理情報テーブルにおいて、各デバイスのお試し後処理の進捗状況を管理することを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記お試し後処理設定画面で本後処理方法が確定された場合、お試し後処理を終了していないデバイスに対してお試し後処理中止命令を発行する発行手段を更に有することを特徴とする請求項3〜7の何れか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記発行手段は、前記中止命令を発行する際に、前記お試し後処理情報テーブルを参照し、お試し後処理を終了していないデバイスを特定することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 請求項3〜9の何れか1項に記載の印刷装置から移送されたお試し印刷物に記載された内容に従ってお試し後処理を行うお試し後処理手段と、
    前記お試し後処理手段によるお試し後処理が終了した時に、前記お試し印刷物を送信した印刷装置にお試し後処理終了通知を送付する後処理終了通知送付手段とを有することを特徴とする後処理装置。
  11. 請求項1または2に記載の情報処理装置と、請求項3〜9の何れか1項に記載の印刷装置と、請求項10に記載の後処理装置とを有することを特徴とする情報処理システム。
  12. 印刷後処理機能を備えた外部装置と通信可能であり、印刷用の印刷データを生成する情報処理装置の制御方法であって、
    印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示工程と、
    前記プリント設定画面表示工程において表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示工程と、
    前記指示工程においてお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成工程とを備えたことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. 前記生成工程は、複数のお試し後処理方法および印刷命令を包括したジョブチケットを生成し、
    前記生成工程において生成されたジョブチケットをデバイスに送付するジョブチケット送付工程を更に備えたことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 複数の後処理方法を含む後処理指示書および印刷データを生成する情報処理装置と通信可能な印刷装置の制御方法であって、
    お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷工程と、
    お試し後処理の実行後、前記印刷工程において印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定工程とを備えたことを特徴とする印刷装置の制御方法。
  15. お試し後処理終了通知を後処理機能を備えたデバイスから受信した場合に、お試し後処理設定画面をコンソールに表示する表示工程を更に有し、
    前記決定工程は、前記コンソールに表示されたお試し後処理設定画面に入力された識別情報に従って本後処理方法を決定することを特徴とする請求項14に記載の印刷装置の制御方法。
  16. 前記決定工程は、お試し後処理設定画面で後処理方法を設定させる際に、1つの後処理
    方法を複数の異なる後処理デバイスに対して設定可能とする機能、及び1つの後処理方法を複数の異なる後処理デバイスで順次処理するように設定する機能を有することを特徴とする請求項15に記載の印刷装置の制御方法。
  17. 前記決定工程は、お試し後処理設定画面で後処理方法を設定させる際に、複数の後処理方法を同じ後処理デバイスで処理するように設定可能とする機能、及び複数の後処理方法を同じ後処理デバイスで処理するように設定する機能を有することを特徴とする請求項15に記載の印刷装置の制御方法。
  18. お試し後処理情報テーブルを作成する作成工程を更に有し、
    前記作成工程において作成したお試し後処理情報テーブルにおいて、各デバイスのお試し後処理の進捗状況を管理することを特徴とする請求項14〜17の何れか1項に記載の印刷装置の制御方法。
  19. 前記お試し後処理設定画面で本後処理方法が確定された場合、お試し後処理を終了していないデバイスに対してお試し後処理中止命令を発行する発行工程を更に有することを特徴とする請求項14〜18の何れか1項に記載の印刷装置の制御方法。
  20. 前記発行工程は、前記中止命令を発行する際に、前記お試し後処理情報テーブルを参照し、お試し後処理を終了していないデバイスを特定することを特徴とする請求項19に記載の印刷装置の制御方法。
  21. 請求項14〜20の何れか1項に記載の印刷装置から移送されたお試し印刷物に記載された内容に従ってお試し後処理を行うお試し後処理工程と、
    前記お試し後処理工程におけるお試し後処理が終了した時に、前記お試し印刷物を送信した印刷装置にお試し後処理終了通知を送付する後処理終了通知送付工程とを有することを特徴とする後処理装置の制御方法。
  22. 請求項12または13に記載の情報処理装置の制御方法と、請求項14〜20の何れか1項に記載の印刷装置の制御方法と、請求項21に記載の後処理装置の制御方法とを有することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  23. 印刷装置において実行される印刷処理の設定情報を設定するためのプリント設定画面を表示するプリント設定画面表示工程と、
    前記プリント設定画面表示工程において表示されたプリント設定画面を介してお試し後処理の実行を指示する指示工程と、
    前記指示工程においてお試し後処理の実行が指示された場合、複数の後処理方法を含む後処理指示書を生成する生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. お試し後処理方法を識別するための識別情報を出力物に印刷する印刷工程と、
    お試し後処理の実行後、前記印刷工程において印刷された識別情報の入力に従って、本印刷で使用する後処理デバイス、後処理方法を前記複数の後処理方法から決定する決定工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 印刷装置から移送されたお試し印刷物に記載された内容に従ってお試し後処理を行うお試し後処理工程と、
    前記お試し後処理工程におけるお試し後処理が終了した時に、前記お試し印刷物を送信した印刷装置にお試し後処理終了通知を送付する後処理終了通知送付工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  26. 請求項23に記載の各工程と、請求項24に記載の各工程と、請求項25に記載の各工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  27. 請求項23〜26の何れか1項に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010092457A (ja) * 2008-09-22 2010-04-22 Konica Minolta Systems Lab Inc プリントショップ管理システムにおけるリソース使用量を削減するプルーフコピーの印刷
JP2013152314A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Konica Minolta Inc 画像形成システム
JP2020179587A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、管理装置およびプログラム

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