JP2008150183A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008150183A
JP2008150183A JP2006341593A JP2006341593A JP2008150183A JP 2008150183 A JP2008150183 A JP 2008150183A JP 2006341593 A JP2006341593 A JP 2006341593A JP 2006341593 A JP2006341593 A JP 2006341593A JP 2008150183 A JP2008150183 A JP 2008150183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
clutch ring
driven gear
driven
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006341593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yamada
将広 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006341593A priority Critical patent/JP2008150183A/ja
Publication of JP2008150183A publication Critical patent/JP2008150183A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置において、駆動モータが駆動されていないときに搬送ローラを回動可能にし、搬送ローラに接触している記録紙を容易に除去可能にする。
【解決手段】駆動モータと搬送ローラとの間の動力伝達経路に配置されたクラッチ機構30は、駆動モータにより駆動される駆動歯車32と、搬送ローラを駆動する被駆動歯車33と、駆動歯車32と被駆動歯車33との間に配置されたクラッチリング34と、クラッチリング34を駆動歯車32に付勢するばね35とを有している。駆動モータが駆動されているとき、クラッチリング34は被駆動歯車33に向けスライドされ、互いに設けられている噛合歯34a,33a同士が噛み合い、駆動歯車32から被駆動歯車33に駆動力が伝達される。駆動モータが駆動されていないときは、ばね35に付勢されて噛合歯34a,33a同士の噛み合いが解除され、被駆動歯車33が独立して回動可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録紙を筐体内部で搬送しながらその記録紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、プリント時に、駆動モータに駆動される搬送ローラによって記録紙を筐体内部で搬送する際、記録紙が筐体内部の搬送経路上で詰まる等、記録紙の搬送不良が発生することがある。搬送不良が発生したときには、筐体内部に残された記録紙を取り除き、再度プリント可能な状態に復帰させる必要がある。ここで、搬送ローラが駆動モータに連動する状態であるときに、搬送不良となった記録紙が搬送ローラに接触していると、駆動モータの抵抗力により搬送ローラが回動しにくいため、記録紙を取り除くことが困難である。そのため、従来では、駆動モータから搬送ローラへの駆動力の伝達経路中に遊星ギア等により構成されたクラッチ機構を設け、駆動モータにより駆動されていないときに搬送ローラを自在に回動可能にし、搬送不良時に記録紙を容易に除去できるようにしていた。
しかしながら、上記のようなクラッチ機構では、駆動モータが搬送ローラを駆動させているときに搬送不良等が発生し、そのままの状態で駆動モータの駆動を解除したとすると、クラッチ機構が、搬送ローラが駆動モータに連動した状態で上記伝達経路を維持したままになり、駆動モータの抵抗力により記録紙を除去することが困難になるという問題があった。また、クラッチ機構に高い部品精度が要求される遊星ギアを用いると、画像形成装置の製造コストが高くなってしまうという問題があった。
ここで、特許文献1には、駆動モータの駆動時に、押し付け部材を用いて、押し付け歯車をヒートローラを駆動する歯車に押し付けて、ヒートローラに駆動力を伝達可能にした画像形成装置の構成が示されている。駆動モータが駆動されていないときには、押し付け歯車がばねの力により押し戻されることにより、ヒートローラを自由に回動可能にして、ヒートローラに挟まれている記録紙を容易に取り除くことができるように構成されている。しかしながら、この構成では、押し付け歯車自体がスラスト方向に移動するので、押し付け歯車と噛み合っている歯車の歯面間で摩擦が生じ、それらの歯面に傷が付いてしまうおそれがある。
特許文献2には、アクチュエータを用いてギアを移動させることにより駆動モータと搬送ローラの連結を解除し、搬送不良時に記録紙を容易に除去可能にした画像形成装置の構成が示されている。しかしながら、この構成では、ギアを移動させるためにアクチュエータが必要なため、画像形成装置の構成が複雑となり、製造コストが高くなる。また、特許文献3には、回動軸と駆動ギアとの間にラチェット機構を設け、回動軸に挟まれた記録紙を所定の方向に引き抜き可能にした画像形成装置の構成が示されている。しかしながら、この構成では、記録紙を一方向に引き抜く場合にしか回動軸を回動させることができず、筐体内部に残された記録紙の状態によっては、記録紙を除去することが困難な場合がある。
特開平9‐114287号公報 特開平10‐265089号公報 特開2002‐70981号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、例えば遊星ギアのような複雑な構造を用いることなく、駆動モータが駆動されていないときに搬送ローラを回動させることが可能で、搬送ローラに接触している記録紙を容易に除去可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、筐体と、前記筐体に取り付けられ、記録紙が載置される給紙トレイと、記録紙に当接し回動する搬送ローラ及びこのローラを駆動する駆動モータを有しており、前記給紙トレイに載置された記録紙を前記筐体内部の所定の搬送経路上で搬送する記録紙搬送機構と、前記筐体内部に配され、前記記録紙搬送機構により搬送される記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記駆動モータ及び前記画像形成部を制御して記録紙に画像を形成させる制御部とを備え、前記記録紙搬送機構は、前記駆動モータの駆動力を前記搬送ローラに伝達するための動力伝達経路中に設けられ、前記駆動モータと前記搬送ローラとの間の動力伝達経路を切断・接続するクラッチ機構を有する画像形成装置であって、前記クラッチ機構は、前記筐体に支持された保持軸と、前記保持軸に回動自在に保持され、前記駆動モータにより所定の回動方向に駆動される駆動歯車と、前記保持軸に回動自在に保持され、前記搬送ローラを回動させる被駆動歯車と、前記駆動歯車と前記被駆動歯車との間に、回動可能且つその回動軸方向にスライド自在に配置されているクラッチリングと、前記クラッチリングと前記被駆動歯車との間に自然状態より圧縮された状態で配置され、その復元力により前記クラッチリングを前記被駆動歯車から離れるように付勢するばねとを有しており、前記駆動歯車の前記クラッチリングに対向する部位には、円周上に所定の間隔で配列された複数の方形リブ形状の押圧歯が形成されており、前記クラッチリングのうち前記押圧歯と対向する部位には、前記複数の押圧歯それぞれの側部に当接可能に形成された複数の伝達歯と、各伝達歯間に、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け前記駆動歯車に向けた突出量が大きくなるように設けられ、前記押圧歯の先端部が摺接されるテーパ部とが形成されており、前記被駆動歯車のうち前記クラッチリングに対向する部位と、前記クラッチリングのうち前記被駆動歯車に対向する部位には、互いに噛み合い可能に円周上に配列された複数の噛合歯が形成されており、前記クラッチリングの噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記被駆動歯車に向けた突出量が大きくなるような略鋸歯形状に形成され、前記被駆動歯車の噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記クラッチリングに向けた突出量が小さくなるような略鋸歯形状に形成されており、前記駆動モータが駆動されているとき、前記駆動歯車にトルクが加えられて前記押圧歯の先端部が前記テーパ部上でスライドし、前記クラッチリングが前記ばねを圧縮しながら前記被駆動歯車に向けスライドされることにより、前記クラッチリングの噛合歯が前記被駆動歯車の噛合歯に噛み合って前記被駆動歯車が前記駆動歯車に連動する状態になり、前記駆動力モータの駆動力が前記搬送ローラに伝達され、前記駆動モータが駆動されていないとき、前記ばねの復元力により、前記クラッチリングが前記被駆動歯車から離れ、前記クラッチリングの噛合歯と前記被駆動歯車の噛合歯との噛み合いが解除され、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とが互いに独立して回動可能な状態となり、それにより、記録紙の搬送不良時に、前記駆動モータが駆動されていない状態で、前記搬送ローラを回動させて記録紙の搬送経路上から記録紙を容易に取り除くことができるように構成されているものである。
請求項2の発明は、駆動モータの駆動力を搬送ローラに伝達するための動力伝達経路中に設けられ、前記駆動モータと前記搬送ローラとの間の動力伝達経路を切断・接続するクラッチ機構を有する記録紙搬送機構を備えた画像形成装置であって、前記クラッチ機構は、前記筐体に支持された保持軸と、前記保持軸に回動自在に保持され、前記駆動モータにより所定の回動方向に駆動される駆動歯車と、前記保持軸に回動自在に保持され、前記搬送ローラに連動して回動する被駆動歯車と、前記駆動歯車と前記被駆動歯車との間に、回動可能且つその回動軸方向にスライド自在に配置されているクラッチリングと、前記クラッチリングと前記被駆動歯車との間に自然状態より圧縮された状態で配置され、その復元力により前記クラッチリングを前記被駆動歯車から離れるように付勢するばねとを有しており、前記駆動モータが駆動されているとき、前記駆動歯車にトルクが加えられて、前記クラッチリングが前記被駆動歯車に噛み合って前記被駆動歯車が前記駆動歯車に連動する状態になり、前記駆動力モータの駆動力が前記搬送ローラに伝達され、前記駆動モータが駆動されていないとき、前記ばねの復元力により、前記クラッチリングが前記被駆動歯車から離れ、前記クラッチリングと前記被駆動歯車の噛み合いが解除され、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とが互いに独立して回動可能な状態となるものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記駆動歯車の前記クラッチリングに対向する部位には、円周上に所定の間隔で配列された複数の押圧歯が形成されており、前記クラッチリングのうち前記押圧歯と対向する部位には、前記複数の押圧歯それぞれの側部に当接可能に形成された複数の伝達歯と、各伝達歯間に、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け前記駆動歯車に向けた突出量が大きくなるように設けられ、前記押圧歯の先端部が摺接されるテーパ部とが形成されており、前記被駆動歯車のうち前記クラッチリングに対向する部位と、前記クラッチリングのうち前記被駆動歯車に対向する部位には、互いに噛み合い可能に円周上に配列された複数の噛合歯が形成されており、前記クラッチリングの噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記被駆動歯車に向けた突出量が大きくなるような略鋸歯形状に形成され、前記被駆動歯車の噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記クラッチリングに向けた突出量が小さくなるような略鋸歯形状に形成されているものである。
請求項1の発明によれば、駆動歯車と被駆動歯車との間にクラッチリングを設け、駆動モータによる搬送ローラを駆動させるためのトルクが加わったときにクラッチリングが被駆動歯車に噛み合って駆動モータと搬送ローラとが連動し、駆動モータが駆動されていないときにはばねによりクラッチリングが被駆動歯車から離れて被駆動歯車が駆動歯車から独立して回動可能になるので、記録紙の搬送不良が発生したときに、搬送ローラを回動させて、容易に記録紙を取り除くことができる。クラッチ機構には遊星ギア等の高精度な部品を用いなくてもよいので、画像形成装置の製造コストを低減することが可能になる。また、互いに噛み合う被駆動歯車の噛合歯とクラッチリングの噛合歯とが略鋸歯形状に形成されているので、クラッチリングがスライドして噛合歯同士が噛み合う際、クラッチリングの噛合歯と被駆動歯車の噛合歯の位相が異なっていても、噛合歯同士が互いに近づくにつれてその位相が合い、スムーズ且つ確実に噛合歯同士が噛み合い、確実に駆動力を伝達させることができる。
請求項2の発明によれば、駆動モータが駆動されていないときにはばねによりクラッチリングが被駆動歯車から離れて噛み合いが解除され、被駆動歯車が駆動歯車から独立して回動可能になるので、記録紙の搬送不良が発生したときに、搬送ローラを自在に回動させて、記録紙を容易に取り除くことができる。クラッチ機構には遊星ギア等の高精度な部品を用いなくてもよいので、画像形成装置の製造コストを低減することが可能になる。
請求項3の発明によれば、互いに噛み合う被駆動歯車の噛合歯とクラッチリングの噛合歯とが略鋸歯形状に形成されているので、クラッチリングがスライドして噛合歯同士が噛み合う際、上述と同様に、スムーズ且つ確実に噛合歯同士が噛み合い、確実に駆動力を伝達させることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す。この画像形成装置1は、いわゆるレーザビームプリンタであって、例えば外部のパーソナルコンピュータ等と接続され、そのパーソナルコンピュータ等から送られた画像データに基いて、電子写真方式で記録紙Pに画像を形成(プリント)する。画像形成装置1は、筐体100の下部に配置され記録紙Pが略水平に載置される給紙カセット(給紙トレイ)110と、筐体100の上部に設けられ筐体100内から排出された記録紙Pが載置される排紙部120と、給紙カセット110に装填された記録紙Pを筐体100内部に搬送する記録紙搬送機構20と、記録紙搬送機構20により搬送された記録紙Pに画像を形成する画像形成部10と、例えばCPU、ROM、RAM等を有する電子回路で構成されており、装置各部の動作を制御し、記録紙Pに画像をプリントさせる制御部40とを備えている。筐体100の背面には、開閉リッド100aが、軸支部100bにて筐体100に対し開閉可能に軸支されており、図に2点鎖線で示すように、開閉リッド100aを開状態にすることにより、記録紙Pの搬送不良の際に筐体100の内部に残された記録紙Pを取り除いたり、画像形成部10を外部に露出させてメンテナンス作業等を行うことができるように構成されている。給紙カセット110は、筐体100に対し引き出し自在に設けられている。この画像形成装置1は、給紙カセット110を筐体100から引き出すことにより、記録紙Pを装填して載置可能になるように構成されている。なお、給紙カセット110の替わりに、記録紙Pを外部から差し込むようにして載置可能になるように筐体100に固定されている給紙トレイを備えていてもよい。
記録紙搬送機構20は、給紙カセット110の上方に配置されているピックアップローラ21と、筐体100の内部で記録紙Pを搬送する搬送ローラ22と、筐体100の上部の記録紙Pの搬送経路の下流端部に配置された搬送ローラ23と、制御部50に制御されて搬送ローラ22,23を駆動する駆動モータ25等で構成されている。搬送ローラ23は、搬送ローラ22に歯車等を介して接続されており、駆動モータ25の駆動力が搬送ローラ22に伝達されると、搬送ローラ22,23が連動して駆動されるように構成されている。筐体100の背面側の上部及び下部には、記録紙Pを沿わせてその搬送方向を変更するための記録紙ガイド15が配置されている。記録紙Pは、この記録紙搬送機構20により、筐体100の内部で、記録紙ガイド15等により構成される所定の搬送経路上で搬送される。すなわち、ピックアップローラ21は、給紙カセット110に載置された記録紙Pのうち最も上方のものに当接して回動することにより、その記録紙Pを記録紙ガイド15に沿って筐体100内部に向け給紙する。そして、給紙された記録紙Pは、搬送ローラ22により画像形成部10に搬送され、画像形成部10にて画像が形成された後、排紙部120側の搬送ローラ23により排紙部120上に排出される。
画像形成部10は、表面に感光体層が形成された感光体ドラム2、クリーナ3、帯電器(帯電手段)4、スキャンユニット5、現像ブラシ(現像装置)6、転写ローラ7、転写ローラ7に対して記録紙Pの搬送方向の下流側に配置されている定着ローラ8等によって構成されている。これらの感光体ドラム2やローラ等は、記録紙Pの搬送方向(図に矢印Aで示す)に対し略直交する主走査方向が長手方向となるように、筐体100の内部に配設されている。
クリーナ3は、感光体ドラム2の表面に付着している1行程(1回転)前のトナー及び紙粉を除去し、感光体ドラム2の表面を清掃する。帯電器4は、クリーナ3によって清掃された感光体ドラム2の表面を均一に帯電させる。この画像形成装置1では、感光体ドラム2、クリーナ3、及び帯電器4は、共に感光体ユニット50として共通のハウジングに取り付けられており、筐体100内部に交換可能に装着されている。すなわち、積算プリント回数が多くなって感光体ドラム2等が寿命に達したときにも、感光体ユニット50のみを別のものに交換することにより、再度プリント可能になるように構成されている。
スキャンユニット5は、レーザビームLを、帯電器4によって帯電された感光体ドラム2の表面に走査させながら照射することにより、感光体ドラム2の表面上に潜像を形成する。なお、スキャンユニット5は、電源装置(図示せず)によって給電されており、その電源装置によりレーザビームLを発光するための駆動電圧が印加される。現像ブラシ6は、トナーが充填されたトナータンク6aとともにトナーカートリッジ60として筐体100内部に交換可能に装着されており、感光体ドラム2の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する。記録紙へのプリントを繰り返し、トナータンク6a内のトナー量が少なくなった時には、トナーカートリッジ60をトナー残量が多い別のものに交換することにより、プリントをさらに繰り返すことができるように構成されている。
転写ローラ7は、感光体ドラム2の回転方向(図の矢印T方向)の現像ブラシ6よりも下流側の所定の転写位置において感光体ドラム2の表面に対向するように設けられている。転写ローラ7は、開閉リッド100aに固定されたローラ保持部材71に取り付けられている。転写ローラ7は、記録紙Pを感光体ドラム2の表面に押圧しながら回動することにより記録紙Pの表面を帯電させて、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像を記録紙Pの上に転写させる。転写ローラ7には、記録紙Pの表面を帯電させるための転写電圧が電源装置より印加される。転写ローラ7によって表面に画像が形成された記録紙Pは、定着ローラ8に搬送される。定着ローラ8は、それに対向して配置された押圧ローラ8aとの間に記録紙Pを挟みつつ、記録紙Pに熱と圧力を加えてトナーを定着させる。トナー定着のための熱は、定着ローラ8に内蔵されているヒータ(例えば、ハロゲンランプ等)から供給される。ヒータは、電源装置により定着電圧が印加されることにより発熱する。なお、感光体ドラム2、転写ローラ7、定着ローラ8、及び押圧ローラ8aは、駆動モータ25による駆動力が伝達されて、記録紙Pが筐体100の内部で所定の速度で搬送されるように構成されている。
ここで、この画像形成装置1では、駆動モータ25と搬送ローラ22との間で歯車等により構成される動力伝達経路中に配置され、駆動モータ25による駆動トルクに応じてその動力伝達経路を切断・接続するように構成されたクラッチ機構30が設けられている。以下に、クラッチ機構30の構成及び動作について説明する。
図2及び図3(a)、(b)は、クラッチ機構30を示す。クラッチ機構30は、筐体100に支持された保持軸31と、駆動モータ25による駆動力が伝達される歯面32gを有し駆動モータ25に駆動される駆動歯車32と、搬送ローラ22に駆動力を伝達するための歯面33gを有し搬送ローラ22を駆動する被駆動歯車33と、駆動歯車32と被駆動歯車33との間に挟まれるようにして配置されているクラッチリング34と、クラッチリング34と被駆動歯車33との間に配置されているコイル状のばね35とで構成されている。駆動歯車32、及び被駆動歯車33は、それぞれ、保持軸31を回動軸として回動自在に、保持軸31に軸支されている。保持軸31の先端部には、溝部31aが形成されている。クラッチ機構30は、保持軸31に駆動歯車32、被駆動歯車33、クラッチリング34、ばね35を装着した状態で、抜け止めクリップ(図示せず)が溝部31aに装着されて組み立てられる。
駆動歯車32は、図3(b)に示すように、外周部に歯面32gを有しており、クラッチリング34に対向する部位に、円周上に等間隔に並ぶように配列された例えば6個の押圧歯32bを有している。また、この押圧歯32bよりも保持軸31に近い部位には、押圧歯32bが形成されている部位からクラッチリング34側に突出するように所定の肉厚の保持筒部32cが形成されている。押圧歯32bは、例えば、図に示すように、方形リブ形状に形成されている。駆動歯車32は、駆動モータ25により駆動され、図に矢印Rで示す所定の回動方向に回動するように構成されている。
被駆動歯車33は、図3(a)に示すように、外周部の一部に歯面33gを有しており、クラッチリング34に対向する部位に、円周上に配列された複数の噛合歯33aを有している。噛合歯33aが設けられている側面のうち噛合歯33aよりも外周部に近い部位は、略平坦に構成されており、この部位にばね35の一端部が当接するように構成されている。
図4(a)、(b)は、クラッチリング34を示す。本実施形態において、クラッチリング34は、駆動歯車32と被駆動歯車33との間で、駆動歯車32の保持筒部32cの外周部に装着され、駆動歯車32及び被駆動歯車33の回動軸と同軸となる回動軸を中心に回動自在に配置されている。保持軸31に駆動歯車32と被駆動歯車33とが装着された状態では、駆動歯車32と被駆動歯車33との間には隙間が設けられるように構成されており、クラッチリング34は、この隙間において、回動軸方向にスライド可能に配置されている。クラッチリング34の被駆動歯車33の噛合歯33aに対向する部位には、噛合歯33aに噛み合い可能な噛合歯34aが形成されている。また、クラッチリング34の押圧歯32bに対向する部位には、押圧歯32bと略同ピッチに円周上に形成され、各押圧歯32bの側部に当接可能に形成された例えば6個の伝達歯34bが形成されている。図に示すように、各伝達歯34bの間には、駆動歯車32の回動方向Rに向け、駆動歯車32に向けた突出量が大きくなるように設けられたテーパ部34cが形成されている。
ここで、この画像形成装置1では、被駆動歯車33及びクラッチリング34に形成されている噛合歯33a,34aが、それぞれ、略鋸歯形状に形成されている。クラッチリング34の噛合歯34aは、駆動歯車32の回動方向Rに向け、被駆動歯車33に向けた突出量が大きくなるような略鋸歯形状に形成されている。そして、被駆動歯車33の噛合歯33aは、クラッチリング34の噛合歯34aとは逆に、駆動歯車32の回動方向Rに向け、クラッチリング34に向けた突出量が小さくなるような略鋸歯形状に形成されている。これにより、両噛合歯33a,34a同士が噛み合った状態では、クラッチリング34から被駆動歯車33に、回動方向Rへの駆動トルクを伝達することができるように構成されている。
ばね35は、被駆動歯車33とクラッチリング34の間で、自然状態よりも圧縮された状態で配置されている。すなわち、ばね35が配置されているので、クラッチリング34は、ばね35の復元力により、駆動歯車32に向け付勢されている。
図5(a)は、駆動モータ25により駆動歯車32が駆動されていないときのクラッチ機構30の側断面を示す。このとき、クラッチリング34は、ばね35の復元力により被駆動歯車33から離れる方向(図の矢印B方向)に付勢されており、クラッチリング34の噛合歯34aと被駆動歯車33の噛合歯33aとの噛み合いが解除され、駆動歯車32と被駆動歯車33とが互いに独立して回動可能な状態となっている。また、このとき、クラッチリング34は、テーパ部34cに押圧歯32bの先端部が当接した状態で静止しており、ばね35によりクラッチリングが駆動歯車32に押し込まれていることにより、押圧歯32bのうちテーパ部34cの突出量が大きい側の側部と伝達歯34bとが接触していない状態になっている。
図5(b)は、駆動モータ25が駆動され、駆動歯車32に回動方向Rへの駆動トルクが加えられているときのクラッチ機構30の側断面を示す。本実施形態では、クラッチリング34がばね35により駆動歯車32に向け付勢されているので、駆動歯車32に駆動トルクが加えられ、押圧歯32bの先端部がテーパ部34c上でスライドする際に、クラッチリング34に、図に矢印Fで示すように被駆動歯車33に向けてスライドさせる力が作用する。すなわち、駆動モータ25が駆動されると、クラッチリング34がばね35を圧縮しながら被駆動歯車33に向けてスライドし、被駆動歯車33の噛合歯33aにクラッチリングの噛合歯34aが噛み合う。また、押圧歯32bの先端部がテーパ部34cに当接した状態又は押圧ば32bの側部に伝達歯34bが当接した状態で駆動歯車32が駆動されるので、駆動歯車32とクラッチリング34は、共に回動方向Rに回動する。従って、駆動モータ25が駆動されると、噛合歯33a,34aが互いに噛み合い、駆動歯車32からクラッチリング34を介して被駆動歯車33に駆動トルクを伝達可能になるので、駆動モータ25の駆動力が搬送ローラ22,23に伝達され、搬送ローラ22,23が駆動される。なお、駆動モータ25が駆動されてクラッチ機構30が接続された状態から、駆動モータ25が停止して駆動歯車32に駆動トルクが加えられなくなると、クラッチリング34の被駆動歯車33に向けての付勢力が消失するため、クラッチリング34がばね35の復元力により駆動歯車32に押し戻され、噛合歯33a,34aの噛み合いが解除されてクラッチ機構30が切断され、駆動歯車32と被駆動歯車33とが互いに独立して回動可能になる。
このように、本実施形態においては、駆動モータ25が駆動されていないときには被駆動歯車33が駆動歯車32から独立して回動可能になるので、記録紙Pの搬送不良が発生したときに、搬送ローラ22,23を回動させて、搬送不良を起こした記録紙Pを容易に取り除くことができる。クラッチ機構30には遊星ギア等の高精度な部品を用いなくてもよいので、画像形成装置1の製造コストを低減することが可能になる。また、互いに噛み合う被駆動歯車33の噛合歯33aとクラッチリング34の噛合歯34aとが略鋸歯形状に形成されているので、クラッチリング34がスライドして噛合歯33a,34a同士が噛み合う際、クラッチリング34の噛合歯34aと被駆動歯車33の噛合歯33aの位相が異なっていても、噛合歯33a,34a同士が互いに近づくにつれてその位相が合い、スムーズ且つ確実に噛合歯33a,34a同士が噛み合い、確実に駆動力を伝達させることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、噛合歯の形状は、上記のような鋸歯形状に形成されているものに限られず、例えば方形リブ形状や山形状等、クラッチリング側の噛合歯と被駆動歯車側の噛合歯とが互いに噛み合ったときに、駆動力を伝達可能になるように構成されていればよい。また、クラッチ機構は、搬送ローラに限らず、例えば感光体ドラム、転写ローラ、定着ローラ等への駆動モータからの動力伝達経路も切断可能に設けられていてもよく、クラッチ機構が、各ローラ毎に1組ずつ複数個設けられていてもよい。さらにまた、画像形成装置は、電子写真方式により記録紙にプリントするものに限られず、例えばインクジェット方式によりプリントするように構成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す側面図。 上記装置のクラッチ機構を示す斜視図。 (a)は上記クラッチ機構の部品構成を示す斜視図、(b)は(a)を異なる方向から見たときを示す斜視図。 (a)は上記クラッチ機構のクラッチリングを示す斜視図、(b)は(a)を異なる方向から見たときを示す斜視図。 (a)は上記クラッチ機構の駆動力が伝達されていないときの側断面を示す斜視図、(b)は同クラッチ機構の駆動力が伝達されているときの側断面を示す斜視図。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像形成部
15 記録紙ガイド
20 記録紙搬送機構
22,23 搬送ローラ
25 駆動モータ
30 クラッチ機構
31 保持軸
32 駆動歯車
32b 押圧歯
33 被駆動歯車
33a 噛合歯
34 クラッチリング
34a 噛合歯
34b 伝達歯
34c テーパ部
35 ばね
100 筐体
110 給紙カセット(給紙トレイ)
P 記録紙

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に取り付けられ、記録紙が載置される給紙トレイと、
    記録紙に当接し回動する搬送ローラ及びこのローラを駆動する駆動モータを有しており、前記給紙トレイに載置された記録紙を前記筐体内部の所定の搬送経路上で搬送する記録紙搬送機構と、
    前記筐体内部に配され、前記記録紙搬送機構により搬送される記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記駆動モータ及び前記画像形成部を制御して記録紙に画像を形成させる制御部とを備え、
    前記記録紙搬送機構は、前記駆動モータの駆動力を前記搬送ローラに伝達するための動力伝達経路中に設けられ、前記駆動モータと前記搬送ローラとの間の動力伝達経路を切断・接続するクラッチ機構を有する画像形成装置であって、
    前記クラッチ機構は、
    前記筐体に支持された保持軸と、
    前記保持軸に回動自在に保持され、前記駆動モータにより所定の回動方向に駆動される駆動歯車と、
    前記保持軸に回動自在に保持され、前記搬送ローラを回動させる被駆動歯車と、
    前記駆動歯車と前記被駆動歯車との間に、回動可能且つその回動軸方向にスライド自在に配置されているクラッチリングと、
    前記クラッチリングと前記被駆動歯車との間に自然状態より圧縮された状態で配置され、その復元力により前記クラッチリングを前記被駆動歯車から離れるように付勢するばねとを有しており、
    前記駆動歯車の前記クラッチリングに対向する部位には、円周上に所定の間隔で配列された複数の方形リブ形状の押圧歯が形成されており、
    前記クラッチリングのうち前記押圧歯と対向する部位には、前記複数の押圧歯それぞれの側部に当接可能に形成された複数の伝達歯と、各伝達歯間に、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け前記駆動歯車に向けた突出量が大きくなるように設けられ、前記押圧歯の先端部が摺接されるテーパ部とが形成されており、
    前記被駆動歯車のうち前記クラッチリングに対向する部位と、前記クラッチリングのうち前記被駆動歯車に対向する部位には、互いに噛み合い可能に円周上に配列された複数の噛合歯が形成されており、
    前記クラッチリングの噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記被駆動歯車に向けた突出量が大きくなるような略鋸歯形状に形成され、
    前記被駆動歯車の噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記クラッチリングに向けた突出量が小さくなるような略鋸歯形状に形成されており、
    前記駆動モータが駆動されているとき、前記駆動歯車にトルクが加えられて前記押圧歯の先端部が前記テーパ部上でスライドし、前記クラッチリングが前記ばねを圧縮しながら前記被駆動歯車に向けスライドされることにより、前記クラッチリングの噛合歯が前記被駆動歯車の噛合歯に噛み合って前記被駆動歯車が前記駆動歯車に連動する状態になり、前記駆動力モータの駆動力が前記搬送ローラに伝達され、
    前記駆動モータが駆動されていないとき、前記ばねの復元力により、前記クラッチリングが前記被駆動歯車から離れ、前記クラッチリングの噛合歯と前記被駆動歯車の噛合歯との噛み合いが解除され、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とが互いに独立して回動可能な状態となり、
    それにより、記録紙の搬送不良時に、前記駆動モータが駆動されていない状態で、前記搬送ローラを回動させて記録紙の搬送経路上から記録紙を容易に取り除くことができるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 駆動モータの駆動力を搬送ローラに伝達するための動力伝達経路中に設けられ、前記駆動モータと前記搬送ローラとの間の動力伝達経路を切断・接続するクラッチ機構を有する記録紙搬送機構を備えた画像形成装置であって、
    前記クラッチ機構は、
    前記筐体に支持された保持軸と、
    前記保持軸に回動自在に保持され、前記駆動モータにより所定の回動方向に駆動される駆動歯車と、
    前記保持軸に回動自在に保持され、前記搬送ローラに連動して回動する被駆動歯車と、
    前記駆動歯車と前記被駆動歯車との間に、回動可能且つその回動軸方向にスライド自在に配置されているクラッチリングと、
    前記クラッチリングと前記被駆動歯車との間に自然状態より圧縮された状態で配置され、その復元力により前記クラッチリングを前記被駆動歯車から離れるように付勢するばねとを有しており、
    前記駆動モータが駆動されているとき、前記駆動歯車にトルクが加えられて、前記クラッチリングが前記被駆動歯車に噛み合って前記被駆動歯車が前記駆動歯車に連動する状態になり、前記駆動力モータの駆動力が前記搬送ローラに伝達され、
    前記駆動モータが駆動されていないとき、前記ばねの復元力により、前記クラッチリングが前記被駆動歯車から離れ、前記クラッチリングと前記被駆動歯車の噛み合いが解除され、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とが互いに独立して回動可能な状態となることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記駆動歯車の前記クラッチリングに対向する部位には、円周上に所定の間隔で配列された複数の押圧歯が形成されており、
    前記クラッチリングのうち前記押圧歯と対向する部位には、前記複数の押圧歯それぞれの側部に当接可能に形成された複数の伝達歯と、各伝達歯間に、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け前記駆動歯車に向けた突出量が大きくなるように設けられ、前記押圧歯の先端部が摺接されるテーパ部とが形成されており、
    前記被駆動歯車のうち前記クラッチリングに対向する部位と、前記クラッチリングのうち前記被駆動歯車に対向する部位には、互いに噛み合い可能に円周上に配列された複数の噛合歯が形成されており、
    前記クラッチリングの噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記被駆動歯車に向けた突出量が大きくなるような略鋸歯形状に形成され、
    前記被駆動歯車の噛合歯は、前記駆動歯車の所定の回動方向に向け、前記クラッチリングに向けた突出量が小さくなるような略鋸歯形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

JP2006341593A 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置 Withdrawn JP2008150183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341593A JP2008150183A (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341593A JP2008150183A (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008150183A true JP2008150183A (ja) 2008-07-03

Family

ID=39652794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006341593A Withdrawn JP2008150183A (ja) 2006-12-19 2006-12-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008150183A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102211717A (zh) * 2010-04-06 2011-10-12 精工爱普生株式会社 输送装置
US20140140745A1 (en) * 2012-11-16 2014-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmitting apparatus and image forming apparatus adopting the same
CN104276417A (zh) * 2013-07-08 2015-01-14 京瓷办公信息***株式会社 薄片传送装置、具有该薄片传送装置的图像读取装置及图像形成装置
JP2017214194A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 キヤノン株式会社 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
KR20190044139A (ko) * 2013-12-06 2019-04-29 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102211717A (zh) * 2010-04-06 2011-10-12 精工爱普生株式会社 输送装置
US20140140745A1 (en) * 2012-11-16 2014-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmitting apparatus and image forming apparatus adopting the same
CN103823343A (zh) * 2012-11-16 2014-05-28 三星电子株式会社 动力传递装置、成像设备及将驱动力施加到传输辊的方法
US9405260B2 (en) * 2012-11-16 2016-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmitting apparatus and image forming apparatus adopting the same
CN104276417A (zh) * 2013-07-08 2015-01-14 京瓷办公信息***株式会社 薄片传送装置、具有该薄片传送装置的图像读取装置及图像形成装置
JP2015013740A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
EP2824050A3 (en) * 2013-07-08 2015-04-08 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeding device, and image reading device and image forming apparatus including this
US9309066B2 (en) 2013-07-08 2016-04-12 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feeding device, and image reading device and image forming apparatus including this
KR20210000329A (ko) * 2013-12-06 2021-01-04 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
KR20190044139A (ko) * 2013-12-06 2019-04-29 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
US10705480B2 (en) 2013-12-06 2020-07-07 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
KR102132236B1 (ko) 2013-12-06 2020-07-09 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
KR20200084911A (ko) * 2013-12-06 2020-07-13 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
KR102197240B1 (ko) 2013-12-06 2020-12-31 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
US10901365B2 (en) 2013-12-06 2021-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
KR102254515B1 (ko) 2013-12-06 2021-05-20 캐논 가부시끼가이샤 프로세스 카트리지
US11112751B2 (en) 2013-12-06 2021-09-07 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US11385593B2 (en) 2013-12-06 2022-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US11614710B2 (en) 2013-12-06 2023-03-28 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US10392211B2 (en) * 2016-05-31 2019-08-27 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance apparatus, image reading apparatus and image forming apparatus
JP2017214194A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 キヤノン株式会社 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7669496B2 (en) Driving force transmission apparatus and sheet conveyance apparatus
US9235183B2 (en) Driving force transmission device that provides a delay between separation of a first driving member and separation of a second driving member, and image forming apparatus including the same
US10436256B2 (en) Drive transmission device
US7904014B2 (en) Waste toner collecting device and image forming apparatus provided with the same
JP2006350285A (ja) 駆動カップリング機構及びそれを用いた画像形成装置
JPH1173078A (ja) リサイクル装置
JP2008150183A (ja) 画像形成装置
JP5538284B2 (ja) 画像形成装置
US7319836B2 (en) Image forming device
US8401429B2 (en) Image forming apparatus
JP2010262215A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US9389531B2 (en) Image forming apparatus including drive switching mechanism to control transmission of driving force
JP6507901B2 (ja) 画像形成装置
JP5504815B2 (ja) 画像形成装置
JP5118437B2 (ja) 歯車ラチェット機構及びこれを備えた画像形成装置
JP2000162945A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7789386B2 (en) Sheet transporting apparatus
JP4535030B2 (ja) 振子ギア機構
JP2008070745A (ja) 画像形成装置
JP2006349878A (ja) 画像形成装置
JP2015155954A (ja) 画像形成装置
JP2012118175A (ja) 画像形成装置
JP5346785B2 (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2006220875A (ja) 画像形成装置、帯電装置及び現像装置
JP4003766B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100302