JP2008147759A - 配信システムとそのレコーダ装置、端末装置及び番組録画・配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】IPマルチキャスト配信を用いたIP放送において、番組を視聴しながら裏番組の録画を可能とする。
【解決手段】IP化配信装置1からコンテンツデータa〜fがマルチキャスト配信されるIPネットワーク2にアクセス可能なレコーダサーバ5を設ける。IPTV4は、コンテンツデータcの番組視聴中に、番組録画要求(コンテンツe)をレコーダサーバ5に送信する。この要求に応じて、レコーダサーバ5は、受信されたマルチキャストストリームから指定された番組コンテンツをレコーダサーバ5の記録装置に記録する。そして、IPTV4から番組再生要求を受信した場合に、上記記録された番組コンテンツをIPTV4にIPユニキャストで配信する。
【選択図】 図1
【解決手段】IP化配信装置1からコンテンツデータa〜fがマルチキャスト配信されるIPネットワーク2にアクセス可能なレコーダサーバ5を設ける。IPTV4は、コンテンツデータcの番組視聴中に、番組録画要求(コンテンツe)をレコーダサーバ5に送信する。この要求に応じて、レコーダサーバ5は、受信されたマルチキャストストリームから指定された番組コンテンツをレコーダサーバ5の記録装置に記録する。そして、IPTV4から番組再生要求を受信した場合に、上記記録された番組コンテンツをIPTV4にIPユニキャストで配信する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、デジタル放送信号等を受信してIP(Internet Protocol)マルチキャストを用いてストリーム配信する配信システムとそのレコーダ装置、及び番組録画・配信方法端末装置に関する。
各視聴者が視聴したいコンテンツを個々にコンテンツ蓄積サーバへ指定・要求する事によって、IPユニキャストでの番組配信を行うIP−VOD(Video On Demand)とは異なり、IP放送では視聴したい番組のマルチキャストグループへ参加することにより、オンタイムで配信されているIPマルチキャストストリームによる番組をマルチキャストルータが単純にマルチキャストグループへの参加要求のあった家庭へ開放するだけである。このIPマルチキャスト配信によるメリットは、放送される番組(IPマルチキャスト)数にのみ依存するもので、視聴者の要求数に依存してバックボーンネットワークの伝送帯域を占有/逼迫することはない点が挙げられる(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、この方式の場合、各家庭には視聴中の番組のマルチキャストストリームしか送出されないため、ある番組Aを視聴しつつ、同時期に配信されている番組Bを録画記録しておくような、いわゆる「裏番組の録画」を行うことができない。
最終的なエンドホスト(IPTV端末/STB)が存在する各家庭までのネットワーク伝送路の帯域に十分余裕があり、複数ストリームを伝送可能であれば、このような課題は発生しないが、現実にはコンテンツの高クオリティ化(SDレベルからHDレベルへ)による帯域の占有や、最終的な各家庭までの「ラストワンマイル」の光ファイバ等の施設環境すら十分に整ってはいない。
特開2004−180023公報
上述したように、IPマルチキャスト配信を用いたIP放送では、各家庭までの伝送帯域に余裕がないため、複数番組を同時に受信することができない。このため、アナログ放送では可能であったように、番組を視聴しながら裏番組を録画して視聴することができなくなった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、IPマルチキャスト配信を用いたIP放送において、番組を視聴しながら裏番組の録画を可能とする配信システムとそのレコーダ装置、端末装置及び番組録画・配信方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係わる第1の配信システムは、番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムであって、前記IPネットワーク上にレコーダ装置を具備し、前記レコーダ装置は、前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する記録手段と、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段とを備え、前記端末装置は、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
また、この発明に係わる第2の配信システムは、複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムであって、前記IPネットワーク上にレコーダ装置を具備し、前記レコーダ装置は、前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信する受信手段と、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する記録手段と、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段とを備え、前記端末装置は、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
この発明に係わる第1の配信システムに備えられるレコーダ装置は、番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられるレコーダ装置であって、前記IPネットワーク上に設けられ、前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する第1の記録手段と、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記第1の記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段とを具備することを特徴とする。
この発明に係わる第2の配信システムに備えられるレコーダ装置は、複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられるレコーダ装置であって、前記IPネットワーク上に設けられ、前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信する受信手段と、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する第1の記録手段と、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記第1の記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる第1の配信システムに備えられる端末装置は、番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられ、前記IPネットワークに接続され前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信して記録し、前記記録された番組コンテンツのうち前記端末装置から指定される番組コンテンツを読み出して配信するレコーダ装置と、前記IPネットワークを介して接続される端末装置であって、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段とを具備することを特徴とする。
この発明に係わる第2の配信システムに備えられる端末装置は、複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられ、前記IPネットワークに接続され前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信して記録し、前記記録された番組コンテンツのうち前記端末装置から指定される番組コンテンツを読み出して配信するレコーダ装置と、前記IPネットワークを介して接続される端末装置であって、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の第1の配信システムに用いられる番組録画・配信方法は、番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに用いられる番組録画・配信方法において、前記IPネットワーク上にレコーダ装置を設け、前記レコーダ装置は、前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信し、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録し、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信し、前記端末装置は、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信し、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信し、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生することを特徴とする。
また、この発明の第2の配信システムに用いられる番組録画・配信方法は、複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに用いられる番組録画・配信方法において、前記IPネットワーク上にレコーダ装置を設け、前記レコーダ装置は、前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信し、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録し、前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信し、前記端末装置は、前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信し、前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信し、前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生することを特徴とする。
上記構成では、裏番組を録画するためのレコーダ装置(記録蓄積装置)を実際のエンドホストである各家庭内に設置するのではなく、マルチキャストストリームの中継地点にあたるバックボーンネットワーク上にネットワークアクセス可能なレコーダ装置を設置する。中継地点にあたるバックボーンネットワーク上では、全番組分のIPマルチキャストストリームが伝送されており、このIPマルチキャストストリームから指定された番組コンテンツを抽出することで番組録画することが可能となる。これにより、各家庭には視聴中の番組のマルチキャストストリームしか送出されなくとも、ある番組を視聴しながら、同時期に配信されている裏番組を録画保存することができるようになる。
したがってこの発明によれば、IPマルチキャスト配信を用いたIP放送において、番組を視聴しながら裏番組の録画を可能とする配信システムとそのレコーダ装置、端末装置及び番組録画・配信方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態は、複数の番組コンテンツをIPマルチキャスト配信する配信システムにおいて、IPネットワーク上にレコーダサーバを設けることで、エンドホストまでの伝送帯域が限られている場合でも裏番組を録画可能にするものである。
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態は、複数の番組コンテンツをIPマルチキャスト配信する配信システムにおいて、IPネットワーク上にレコーダサーバを設けることで、エンドホストまでの伝送帯域が限られている場合でも裏番組を録画可能にするものである。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる配信システムの一実施形態を示す全体構成図である。レコーダサーバ5の運用者と放送事業者及びコンテンツホルダーのサービス提供者は、放送事業者のマルチキャストストリーム信号を受信できるようにレコーダサーバ5の接続されるルータまでのパスを設けておく。
IP化配信装置1は、放送局やインターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)上のコンテンツホルダーからそれぞれ配信されるコンテンツデータ(a〜f)をIPパケットに変換して、IPネットワーク2上に「番組」としてリアルタイムなIPマルチキャストによるストリーム配信を行う。なお、IPネットワーク2は、一般的なインターネットで構成される。
各家庭には、例えば、IP接続対応のテレビジョン端末(以下IPTVと称する)やSTB(Set Top Box)等の端末装置が設置される。これら端末装置をIPネットワーク2に接続するためにエッジルータ3が設けられる。このエッジルータ3は、IPマルチキャストのプロトコルを扱うことができるマルチキャストルータである。プロトコルの標準的な例としては、IPv4ネットワークの場合にはIGMP(Internet Group Management Protocol)、IPv6ネットワークの場合にはPIM(Protocol Independent Multicast)−SM+MLDv2が用いられる。IPv4またはIPv6のプロトコルによってエッジルータ3を介して放送局またはコンテンツホルダーから端末装置への受信パスを設定する。
例えば、IPTV4において番組を視聴する場合は、IPTV4からエッジルータ3に対して所望の番組(コンテンツc)に該当するマルチキャストグループの受信設定を行う。エッジルータ3は、IPTV4が接続されている物理インタフェースへコンテンツデータcのマルチキャストストリームを開放する。IPマルチキャスト配信によるメリットは、放送される番組(IPマルチキャスト)数にのみ依存するもので、VODのように視聴者の要求数に依存してバックボーンネットワークの伝送帯域を占有/逼迫することはない点が挙げられる。
しかしながら、この場合、各家庭の端末装置には視聴している番組のマルチキャストストリームしか送出されないため、ある番組Aを視聴しつつ、同時期に配信されている番組Bを録画記録しておくような、いわゆる「裏番組の録画」を行うことができない。そこで本発明では、裏番組を録画するためのレコーダ装置を実際のエンドホストである各家庭内に設置するのではなく、マルチキャストストリームの中継地点にあたるバックボーンネットワーク(IPネットワーク2)上にネットワークアクセスを可能とするレコーダサーバ5を設置する。なお、ここで言う「裏番組の録画」は、上記番組Aを視聴する場合以外にも、端末装置、又は、端末装置に接続される視聴装置により録画コンテンツを視聴しながらIP放送されている番組を録画するような場合も含まれる。
レコーダサーバ5の運用者と放送事業者及びコンテンツホルダーのサービス提供者は、放送局及びコンテンツホルダーのマルチキャストストリーム信号を受信できるようにレコーダサーバ5が接続されるルータまでのパスを予め設けておく。IPネットワーク2上では、全番組分のIPマルチキャストストリーム(コンテンツデータa〜f)が伝送されており、レコーダサーバ5により複数存在するIPマルチキャストストリームから対象となるコンテンツデータを抽出し、蓄積することが可能である。これにより、各家庭の端末装置には視聴中の番組のマルチキャストストリームしか送出されなくとも、ある番組Aを家庭で視聴しつつ、同時期に配信されている番組Bを録画保存することが可能となる。また、録画保存された番組Bについて、中継地点に存在するレコーダサーバ5から各家庭内に設置されているレコーダ装置へ番組Bのデータをリアルタイムに伝送する必要は無く、ネットワークの混雑状況やユーザの再生要求時刻に対しても柔軟に対応可能となる。
図2は、レコーダサーバ5の構成を示す機能ブロック図である。レコーダサーバ5は、ネットワークデバイス104により全てのコンテンツがマルチキャスト配信されるバックボーンネットワークであるIPネットワーク2に接続される。ネットワークデバイス104において各家庭の端末装置から送信されてくる各種要求を受信すると、要求解釈部105は、受信した要求の種別(番組録画/再生/削除等)を判別する。要求応答部106は、上記受け取った要求に対する応答を要求元の端末に向けて返送する。要求実行部107は、要求解釈部105による判別にしたがって要求された指示内容を実行する。
状態管理部108は、上記要求解釈部105、要求応答部106、要求実行部107で行われる要求解釈/応答/実行の状態遷移を管理する。接続管理部109は、コンテンツデータの入力状態やユーザのアクセス状態を管理する。設定保存部110は、レコーダサーバ5における各ユーザの設定情報(記憶容量や録画予約状況等)を設定記録用媒体に保存する。
コンテンツ記録部112は、記録制御部111による制御の下、要求実行部107から供給される番組録画要求に応じて該当するコンテンツをコンテンツ記録用媒体101に記録する。コンテンツ再生部114は、再生制御部113による制御の下、要求実行部107から供給される再生要求に応じてコンテンツ記録用媒体101に記録されたコンテンツの再生処理を行う。記録削除部115は、要求実行部107から供給される削除要求に応じてコンテンツ記録用媒体101に記録されたコンテンツを削除する。
また、コンテンツ保護部116は、コンテンツ記録用媒体101に記録されたコンテンツの保護処理をする。タイマー部117は、コンテンツ記録用媒体101に記録されたコンテンツの有効期限等を管理し、有効期限を経過したコンテンツをコンテンツ記録用媒体101から削除する。容量管理部118は、コンテンツ記録用媒体101に記録されたコンテンツの容量を管理する。容量管理部118は、例えば、端末装置毎に予め設定された容量を越える場合には、番組録画要求の実行を制限する。
図3は、端末装置の構成を示す機能ブロック図である。以下、端末装置の一例としてIPTV4について説明する。IPTV4は、ネットワークI/F201と、入力部202と、出力部203と、設定用メモリ204と、コンテンツメモリ205と、コマンド送信部206と、コンテンツ再生部207とを備える。ネットワークI/F201は、例えばTCP/IPボードで構成され、有線または無線回線によりエッジルータ3に接続される。IPTV4は、このネットワークI/F201によりエッジルータ3を介してレコーダサーバ5との間で通信を行う。
入力部202は、キーボード、マウス、ボタン、スイッチ等の入力手段である。出力部203は、CRTやLCD等のモニタディスプレイ、スピーカ、ランプ等の表示手段である。設定用メモリ204には、エッジルータ3に設定するマルチキャストストリームの受信グループの設定情報と、レコーダサーバ5に接続するための接続先情報とが記憶される。接続先情報には、例えばレコーダサーバ5のIPアドレスやURLが用いられる。
コマンド送信部206は、設定用メモリ204に記憶される接続先情報を用いてレコーダサーバに対し、各種コマンド(番組録画要求、番組再生要求、番組削除処理)を送信する。コンテンツ再生部207は、上記番組再生要求によりレコーダサーバ5から取得された録画コンテンツをコンテンツメモリ205に蓄積し、ユーザの再生要求に応じて該当する録画コンテンツを読み出して出力部203に出力する。
このように構成される配信システムの動作について説明する。
(番組録画処理)
図4は、コンテンツ録画のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4は、エッジルータ3にコンテンツcを受信するように受信グループを設定してコンテンツcを視聴しているものとする。このとき、IPTV4は、コマンド送信部206により裏番組のコンテンツeの番組録画要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組録画要求を受け取ると、コンテンツeの録画を開始する。そして、レコーダサーバ5は、番組録画応答を返送する。
図4は、コンテンツ録画のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4は、エッジルータ3にコンテンツcを受信するように受信グループを設定してコンテンツcを視聴しているものとする。このとき、IPTV4は、コマンド送信部206により裏番組のコンテンツeの番組録画要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組録画要求を受け取ると、コンテンツeの録画を開始する。そして、レコーダサーバ5は、番組録画応答を返送する。
(番組再生処理)
図5は、コンテンツ再生のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4のコマンド送信部206は、すでに録画されたコンテンツeの番組再生要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組再生要求を受け取ると、コンテンツ記録用媒体からコンテンツeを読み出し、番組再生応答をIPTV4に向け返送すると共に、IPユニキャストによるストリーム配信または通常のダウンロード(データ転送)によりコンテンツeの配信を開始する。
図5は、コンテンツ再生のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4のコマンド送信部206は、すでに録画されたコンテンツeの番組再生要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組再生要求を受け取ると、コンテンツ記録用媒体からコンテンツeを読み出し、番組再生応答をIPTV4に向け返送すると共に、IPユニキャストによるストリーム配信または通常のダウンロード(データ転送)によりコンテンツeの配信を開始する。
レコーダサーバ5からコンテンツeがストリーム配信された場合には、IPTV4のコンテンツ再生部207は、上記ストリーム配信されたコンテンツeをネットワークI/F201により受信して表示装置に出力する。レコーダサーバ5からコンテンツeがダウンロード配信された場合には、ネットワークI/F201により受信されたコンテンツeはコンテンツメモリ205に蓄積される。そして、コンテンツ再生部207は、ユーザからの要求に応じてコンテンツメモリ205からコンテンツeを読み出して表示装置に出力する。
(番組削除処理)
図6は、コンテンツ削除のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4のコマンド送信部206は、すでに録画されたコンテンツeの番組削除要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組削除要求を受け取ると、コンテンツ記録用媒体に記憶されたコンテンツeを削除を開始すると共に、番組削除応答をIPTV4に向け返送する。
図6は、コンテンツ削除のシーケンスを説明するシステム系統図である。IPTV4のコマンド送信部206は、すでに録画されたコンテンツeの番組削除要求をレコーダサーバ5に向けて送信する。レコーダサーバ5は、この番組削除要求を受け取ると、コンテンツ記録用媒体に記憶されたコンテンツeを削除を開始すると共に、番組削除応答をIPTV4に向け返送する。
以上述べたように、上記第1の実施形態では、レコーダサーバ5をバックボーンネットワークであるIPネットワーク2上に設けることで、端末装置までの末端の伝送帯域に制限がある場合でも、番組を視聴しながら裏番組を録画することが可能となる。また、録画保存された番組について、中継地点に存在するレコーダから各家庭内に設置されているレコーダへ番組のデータをリアルタイムに伝送する必要は無く、ネットワークの混雑状況やユーザの要求に対して柔軟に対応することもできるようになる。
なお、上記第1の実施形態において、レコーダサーバ5から返送される応答結果によって、端末装置側でユーザに対してその要求に対する実行結果を表示することも可能である。例えば、ユーザが録画保存する権利を所有しない番組コンテンツのIP放送については、番組録画要求に対応して番組録画応答においてエラー内容を示す応答を返送し、IPTV4の表示画面上に「録画保存する権利を所有しない番組コンテンツのため、お客様は録画できません。」といった旨の情報を提示する事が可能である。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに認証機能を設け、レコーダ装置は、認証が成功した場合にのみ端末装置から送られてくる要求を実行するようにするものである。
図7は、この発明の第2の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図8は、図7に示すレコーダサーバ5Aの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
この発明の第2の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに認証機能を設け、レコーダ装置は、認証が成功した場合にのみ端末装置から送られてくる要求を実行するようにするものである。
図7は、この発明の第2の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図8は、図7に示すレコーダサーバ5Aの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
図7の配信システムには、レコーダサーバ5Aに接続可能な認証サーバ6が設けられる。レコーダサーバ5Aは、端末装置から要求を受けると、端末装置から受け取った認証に用いる情報をもとに認証サーバ6に認証処理を指示する。認証サーバ6は、レコーダサーバ5Aの指示により端末装置または端末装置を利用するユーザの認証を行う。レコーダサーバ5Aは、認証サーバ6から認証成功の応答があった場合にのみ、端末装置からの要求を実行する。なお、図7では、認証サーバ6を別途設けるように構成したが、図8に示すようにレコーダサーバ5A内に認証用データベース119を設けるようにしてもよい。以下、レコーダサーバ5Aに設けられた認証用データベース119を用いて認証処理を行う場合について説明する。
図8において、レコーダサーバ5Aは、認証用データベース119と認証実行部120とをさらに備える。認証用データベース119には、予め認証に用いるデータを記憶しておく。認証に用いるデータとは、ユーザやユーザが使用する端末装置を識別するための情報であり、例えば、登録ユーザ名/パスワード、ユーザ利用のネットワークアドレス、ユーザ利用のマックアドレス、ユーザ利用機器の固有ID(機器ライセンス)、ユーザ利用の電子証明書(暗号鍵)が用いられる。認証実行部120は、認証用データベース119にアクセスすることで認証処理を行う。
次に、このように構成された配信システムにおける番組録画・再生時の動作について説明する。
上記図7において、IPTV4はコマンド送信部206により番組録画・再生要求と共に、認証に用いるデータをレコーダサーバ5Aに対して送信する。レコーダサーバ5Aは、この番組録画・再生要求と認証に用いるデータとを受け取ると、認証実行部120により認証用データベース119にアクセスし、認証に用いるデータをもとに認証要求を行う。認証実行部120における認証の際には、登録ユーザ名とパスワードの一致といったものから、課金状況やユーザ登録の有効期限の状態、更にはデータ保存可能な容量制限の超過状況などを参照することで、最終的に認証の結果(認証成功/認証失敗)が通知される。
上記図7において、IPTV4はコマンド送信部206により番組録画・再生要求と共に、認証に用いるデータをレコーダサーバ5Aに対して送信する。レコーダサーバ5Aは、この番組録画・再生要求と認証に用いるデータとを受け取ると、認証実行部120により認証用データベース119にアクセスし、認証に用いるデータをもとに認証要求を行う。認証実行部120における認証の際には、登録ユーザ名とパスワードの一致といったものから、課金状況やユーザ登録の有効期限の状態、更にはデータ保存可能な容量制限の超過状況などを参照することで、最終的に認証の結果(認証成功/認証失敗)が通知される。
認証実行部120から認証成功の応答があった場合には、上記要求を実行し、実行結果を表す応答をIPTV4に返送する。一方、認証実行部120から認証失敗の応答があった場合には、上記要求を実行せずに、認証失敗を表す応答をIPTV4に返送する。このとき、IPTV4の表示画面上に「認証に失敗したため、お客様の要求は実行できません」といった旨の情報を提示することもできる。
また、認証成功の場合には、レコーダサーバ5Aに対して要求してきたユーザを特定可能であることから、認証用データベース119に、ユーザ個別の設定情報を登録する事も可能となる。これにより、データの保存形式(動画像符号化方式)をユーザの環境に合わせることが可能になる。その際には、コンテンツ記録部112は、IP放送での元々の動画像符号化方式(例えば、MPEG−2 video)からユーザが指定した動画像符号化方式(例えば、H.264/AVC)へ変換するトランスコード機能を有する。また、ユーザが指定した動画像符号化方式で記録保存したデータをユーザへ配信するために、コンテンツ再生部114は、ユーザが指定した動画像符号化方式に合わせたエンコード機能を有する。
さらに、ユーザが持つ電子証明書(暗号鍵)を利用した認証の場合、「私的録画の範囲」という著作権保護の観点から各家庭でのみ一意に再生可能なコンテンツの保存形式に暗号化して配信することも可能となる。
また、「放送内容の同一性の確保」というコンテンツホルダー側の著作権保護の観点から、レコーダサーバ5に蓄積されたデータを要求のあった家庭へ向けて配信する際、ユーザが利用する端末装置の機器固有のID(機器ライセンス)により、再生を可能とする機器の制限をすることも可能となる。
以上述べたように上記第2の実施形態によれば、さらに端末装置またはユーザを特定する認証機能を設けることで、レコーダサーバ5は、認証が成功した場合にのみ端末装置から送られてくる要求を実行するようにする。これにより、特定のユーザや端末装置に応じたサービスの提供が可能となる。特に、デジタルコンテンツでは複製しても元のデータから品質劣化することないため、地上デジタル放送やCS放送等では「私的録画の範囲」という著作権保護の観点から各家庭内に設置されたレコーダによる一次コピー(コピーワンス)のみに制限されているが、各家庭までは複数の番組放送波が届いている。上記第2の実施形態による配信システムでは、現実的に対応が困難な複数番組の録画保存が可能となるため、ユーザの利便性をこれまでの番組放送波と同様に損なうことなく、IPマルチキャスト放送を実現することができる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに地域限定機能を設け、レコーダ装置は、端末装置が設置される地域に応じて提供されるコンテンツを録画・再生するようにしたものである。
図9は、この発明の第2の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図10は、図9に示すレコーダサーバ5Bの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
この発明の第3の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに地域限定機能を設け、レコーダ装置は、端末装置が設置される地域に応じて提供されるコンテンツを録画・再生するようにしたものである。
図9は、この発明の第2の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図10は、図9に示すレコーダサーバ5Bの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
図9の配信システムには、レコーダサーバ5Bに接続可能な地域限定サーバ7が設けられる。端末装置では、録画要求コマンドの入力を行う際に、当該端末装置が存在する地域を表す情報(以下、エリアコードとする)を入力する。レコーダサーバ5Bは、端末装置から録画要求コマンドを受け取ると、端末装置からコマンドと共に受け取ったエリアコードをもとに地域限定サーバ7に地域の確認処理を指示する。なお、端末装置とコンテンツホルダーとの間でコンテンツの視聴契約する際に登録されたエリアコードを予め端末装置の設定用メモリ204に記憶しておき、この記憶されたエリアコードを録画要求コマンドの一部としてレコーダサーバ5Bに送信するようにしてもよい。あるいは、レコーダサーバ5B側で、録画要求元の端末装置に経由するルータを自動判読して当該端末装置のエリアコードを検出する機能を有するようにしても良い。
地域限定サーバ7は、レコーダサーバ5Bの指示により端末装置の地域を表す情報から録画・再生などの要求があった番組が当該地域で視聴可能か否かを判断する。レコーダサーバ5Bは、地域限定サーバ7から視聴可能な地域であることを表す応答があった場合にのみ、端末装置からの要求を実行する。なお、図9では、地域限定サーバ7を別途設けるように構成したが、図10に示すようにレコーダサーバ5B内に地域限定用データベース121を設けるようにしてもよい。以下、レコーダサーバ5Bに設けられた地域限定用データベース121を用いて地域限定処理を行う場合について説明する。
図10において、レコーダサーバ5Bは、地域限定用データベース121と地域実行部122とをさらに備える。地域限定用データベース121には、予め地域限定に用いるデータを記憶しておく。地域限定に用いるデータとは、ユーザが使用している端末装置が設置されている場所を特定・認知するための情報であり、例えば、埼玉県ではテレビ埼玉を視聴可能だが、テレビ神奈川は視聴できないというような地上波放送で実施されている「放送内容の地域限定性の確保」を目的とした物である。地域制限の数によっては、レコーダサーバ自体を地域毎に複数設置した形態も考えられる。
次に、このように構成された配信システムにおける番組録画・再生時の動作について説明する。
上記図9において、IPTV4はコマンド送信部206により番組録画・再生要求と共に、地域限定に用いるデータ(例えば、エリアコード)をレコーダサーバ5Bに対して送信する。レコーダサーバ5Bは、この番組録画・再生要求と地域限定に用いるデータとを受け取ると、地域実行部122により地域限定用データベース121にアクセスし、IPTV4が番組録画・再生要求により指定された番組の視聴地域に当てはまるか否かを判定する。レコーダサーバ5Bは、地域実行部122によりIPTV4が上記番組の視聴地域に当てはまると判定された場合には、上記番組録画・再生要求を実行し、実行結果を表す応答をIPTV4に返送する。一方、地域実行部122においてIPTV4が視聴地域に当てはまらないと判定された場合には、上記要求を実行せずに、実行失敗を表す応答をIPTV4に返送する。
上記図9において、IPTV4はコマンド送信部206により番組録画・再生要求と共に、地域限定に用いるデータ(例えば、エリアコード)をレコーダサーバ5Bに対して送信する。レコーダサーバ5Bは、この番組録画・再生要求と地域限定に用いるデータとを受け取ると、地域実行部122により地域限定用データベース121にアクセスし、IPTV4が番組録画・再生要求により指定された番組の視聴地域に当てはまるか否かを判定する。レコーダサーバ5Bは、地域実行部122によりIPTV4が上記番組の視聴地域に当てはまると判定された場合には、上記番組録画・再生要求を実行し、実行結果を表す応答をIPTV4に返送する。一方、地域実行部122においてIPTV4が視聴地域に当てはまらないと判定された場合には、上記要求を実行せずに、実行失敗を表す応答をIPTV4に返送する。
以上述べたように上記第3の実施形態よれば、地域限定機能を設けることにより、地上波放送で実施されている放送内容の地域限定性を確保することができる。また、レコーダサーバ5Bが端末装置の設置されている地域を把握することで、例えば、CMや天気予報など端末装置の地域に応じたコンテンツを録画することも可能となる。
(第4の実施形態)
この発明の第4の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに外出先から移動端末装置等のアクセス機器によって番組コンテンツの録画要求を可能にしたものである。
図11は、この発明の第4の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図12は、図10に示すレコーダサーバ5Cの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
この発明の第4の実施形態は、上記第1の実施形態の配信システムにおいて、さらに外出先から移動端末装置等のアクセス機器によって番組コンテンツの録画要求を可能にしたものである。
図11は、この発明の第4の実施形態を示す配信システムの全体構成図である。また、図12は、図10に示すレコーダサーバ5Cの機能ブロック図である。なお、上記第1の実施形態における図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。また、端末装置の構成は、上記図3に示したIPTV4を用いて説明する。
図11の配信システムには、ノート型のパーソナル・コンピュータ(以下ノートパソコンと称する)等のアクセス機器41がエッジルータ31によりレコーダサーバ5Cに接続される。また、携帯電話端末等の無線通信可能な無線アクセス機器42,43,44が無線LANアクセスポイント32を介してレコーダサーバ5Cに接続される。これらのアクセス機器41や無線アクセス機器42,43,44は、IPTV4を利用するユーザが外出先で利用するものとする。
図12において、レコーダサーバ5Cは、I/F用データベース123と、I/F提供部124とをさらに備える。I/F用データベース123には、アクセス機器41や無線アクセス機器42,43,44の機器情報やこれらの機器とIPTV4とを対応付ける設定データが記憶される。I/F提供部124は、アクセス機器41や無線アクセス機器42,43,44それぞれの機器で共通して利用可能なように、例えばWEBのような標準的なユーザインタフェースを提供する。
このように構成された配信システムにおける番組録画動作について説明する。ここでは、ユーザは、外出先でアクセス機器41を用いて番組録画要求を行い、帰宅後に自宅でIPTV4を利用して番組視聴する場合について説明する。
レコーダサーバ5Cは、外出先のアクセス機器41からアクセスがあると、I/F提供部124は、I/F用データベース123にアクセスして機器情報を取得し、番組録画要求を受け付けるためのWEBベースのユーザインタフェースを提供する。レコーダサーバ5Cは、番組録画要求を受け付けると、コンテンツ記録部112により、指定された番組コンテンツをコンテンツ記録用媒体101に記録する。そして、レコーダサーバ5Cは、番組録画応答を要求元のアクセス機器41に送信する。
レコーダサーバ5Cは、外出先のアクセス機器41からアクセスがあると、I/F提供部124は、I/F用データベース123にアクセスして機器情報を取得し、番組録画要求を受け付けるためのWEBベースのユーザインタフェースを提供する。レコーダサーバ5Cは、番組録画要求を受け付けると、コンテンツ記録部112により、指定された番組コンテンツをコンテンツ記録用媒体101に記録する。そして、レコーダサーバ5Cは、番組録画応答を要求元のアクセス機器41に送信する。
一方、ユーザが帰宅後に、自宅のIPTV4からコマンド送信部206により番組再生要求をレコーダサーバ5Cに送信する。そうすると、レコーダサーバ5は、再生制御部113の制御によりコンテンツ再生部114によりコンテンツ記録用媒体101から該当する番組コンテンツを読み出して、IPTV4にIPユニキャストにより配信する。
また、上記第2の実施形態のようにアクセス機器毎に認証を行い、その紐付けとして設定情報を持たせることで、例えば携帯端末やノートパソコンでの再生出力可能な動画像符号化方式に変換して配信することも容易に可能である。
また、図13に示すように外部ネットワークからのアクセス先として、ポータルサイト8を設置するようにしても、同様のサービス提供が可能となる。ここでのポータルサイトは、アクセス機器41や無線アクセス機器42,43,44からの接続に対しては、WEBのような標準的なユーザI/Fを提供し、ユーザからの要求に合わせて、レコーダサーバ5Cへ要求を代理で行う。WEBのような標準的なI/Fを提供する事により、IPTVやSTBのように独自の番組録画のためのユーザI/Fを具備させることなくサービスを展開することができる。
以上述べたように、上記第4の実施形態によれば、レコーダサーバ5Cから各種アクセス機器に標準的なユーザインタフェースを提供することにより、例えば、外出先から移動端末装置によって番組コンテンツの録画要求を行うことが可能となり、利便性の向上を図ることできる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態では、放送局やインターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)上のコンテンツホルダーからそれぞれ配信されるコンテンツデータ(a〜f)を受信し、IPパケットに変換してマルチキャスト送信する場合、言い換えれば、再送信する場合を例に説明しているが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、番組コンテンツを保有する送信源のコンテンツサーバが、保有するコンテンツをマルチキャストにより直接ユーザの端末装置へネットワークを介して配信する場合であってもよい。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態では、放送局やインターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)上のコンテンツホルダーからそれぞれ配信されるコンテンツデータ(a〜f)を受信し、IPパケットに変換してマルチキャスト送信する場合、言い換えれば、再送信する場合を例に説明しているが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、番組コンテンツを保有する送信源のコンテンツサーバが、保有するコンテンツをマルチキャストにより直接ユーザの端末装置へネットワークを介して配信する場合であってもよい。
また、本発明の裏番組録画を可能とする手法によれば、一般的なサーバアクセス型の裏番組収録では無いので、放送前のコンテンツのダウンロードを防ぐなどのサーバ管理をする必要が無くなり、システム管理が容易になるというメリットもある。
例えば、端末装置からの録画要求とは別にレコーダサーバ5においてIPマルチキャストにより受信される全ての番組コンテンツ(コンテンツデータa〜f)をコンテンツ記録用媒体101に記録するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザが番組開始後に録画要求を行った場合でも、番組開始から番組コンテンツを提供することができるようになる。その他にも、例えば1週間など期間限定で端末装置にVOD配信するサービスも可能となる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…IP化配信装置、2…IPネットワーク、3…エッジルータ、4…IPTV、5…第1の実施形態のレコーダサーバ、101…コンテンツ記録用媒体、102…設定記録用媒体、103…記録用メモリ、104…ネットワークデバイス、105…要求解釈部、106…要求応答部、107…要求実行部、108…状態管理部、109…接続管理部、110…設定保存部、111…記録制御部、112…コンテンツ記録部、113…再生制御部、114…コンテンツ再生部、115…コンテンツ削除部、116…コンテンツ保護部、117…タイマー部、118…容量管理部、201…ネットワークI/F、202…入力部、203…出力部、205…コンテンツメモリ、206…コマンド送信部、207…コンテンツ再生部、5A…第2の実施形態のレコーダサーバ、6…認証サーバ、119…認証用データベース、120…認証実行部、5B…第3の実施形態のレコーダサーバ、7…地域限定サーバ、121…地域限定用データベース、122…地域実行部、5C…第4の実施形態のレコーダサーバ、31…エッジルータ、32…無線LANアクセスポイント、41…アクセス機器、42,43,44…無線アクセス機器、123…I/F用データベース、124…I/F提供部、8…ポータルサイトサーバ。
Claims (18)
- 番組コンテンツをIP(Internet Protocol)パケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムであって、
前記IPネットワーク上にレコーダ装置を具備し、
前記レコーダ装置は、
前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する記録手段と、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段と
を備え、
前記端末装置は、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段と
を備えることを特徴とする配信システム。 - 複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムであって、
前記IPネットワーク上にレコーダ装置を具備し、
前記レコーダ装置は、
前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する記録手段と、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段と
を備え、
前記端末装置は、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段と
を備えることを特徴とする配信システム。 - 番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられるレコーダ装置であって、
前記IPネットワーク上に設けられ、
前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する第1の記録手段と、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記第1の記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段と
を具備することを特徴とするレコーダ装置。 - 複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられるレコーダ装置であって、
前記IPネットワーク上に設けられ、
前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録する第1の記録手段と、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記第1の記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信する配信手段と
を具備することを特徴とするレコーダ装置。 - 前記端末装置から送られてくる要求に応じて前記第1の記録手段に記録された番組コンテンツを管理する管理手段をさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記端末装置から送られてくる要求と共にユーザを識別する識別情報が送信される場合に、前記識別情報をもとにユーザ認証を行い、この認証結果に基づいて前記要求を実行する認証手段をさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記端末装置において再生可能なデータ形式が指定される場合に、前記第1の記録手段は、前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを前記指定されたデータ形式に変換して記録することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記レコーダ装置は、前記記録された番組コンテンツに対し、前記番組コンテンツが記録された時点から一定期間経過後に前記番組コンテンツを削除する保存期間制限手段をさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記レコーダ装置は、前記端末装置毎に前記番組コンテンツを記録可能な容量を制限する容量制限手段をさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記配信手段は、前記読み出された番組コンテンツを要求元の端末装置でのみ再生できる形式に変換したのちに前記端末装置に配信することをさらに特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記配信手段は、前記端末装置から送られてくる番組再生要求と、前記端末装置の地域情報とに応じて前記第1の記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 複数の前記端末装置を対応付けて記憶する機器設定手段をさらに具備し、前記第1の記録手段は、異なる端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記マルチキャスト配信される受信された番組コンテンツを全て記録する第2の記録手段をさらに具備することを特徴とする請求項3又は4記載のレコーダ装置。
- 前記端末装置から送られてくる番組録画要求が当該番組の開始時刻以降であった場合に、前記配信手段は、前記第2の記録手段から該当する番組コンテンツを番組開始から読み出して前記端末装置に配信することを特徴とする請求項13記載のレコーダ装置。
- 番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられ、前記IPネットワークに接続され前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信して記録し、前記記録された番組コンテンツのうち前記端末装置から指定される番組コンテンツを読み出して配信するレコーダ装置と、前記IPネットワークを介して接続される端末装置であって、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに備えられ、前記IPネットワークに接続され前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信して記録し、前記記録された番組コンテンツのうち前記端末装置から指定される番組コンテンツを読み出して配信するレコーダ装置と、前記IPネットワークを介して接続される端末装置であって、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信する録画要求送信手段と、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信する再生要求送信手段と、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生する再生手段と
を具備することを特徴とする端末装置。 - 番組コンテンツをIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに用いられる番組録画・配信方法において、
前記IPネットワーク上にレコーダ装置を設け、
前記レコーダ装置は、
前記マルチキャスト配信される番組コンテンツを受信し、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録し、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信し、
前記端末装置は、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信し、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信し、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生することを特徴とする番組録画・配信方法。 - 複数の番組コンテンツを受信し、前記受信された複数の番組コンテンツをそれぞれIPパケットに変換してIPネットワークを介してマルチキャスト配信し、前記IPネットワーク上のマルチキャストルータからマルチキャストグループに属する端末装置に指定された番組コンテンツを配信する配信システムに用いられる番組録画・配信方法において、
前記IPネットワーク上にレコーダ装置を設け、
前記レコーダ装置は、
前記マルチキャスト配信される複数の番組コンテンツを受信し、
前記端末装置から送られてくる番組録画要求に応じて前記受信された番組コンテンツを記録し、
前記端末装置から送られてくる番組再生要求に応じて前記記録手段から該当する番組コンテンツを読み出して前記端末装置に配信し、
前記端末装置は、
前記レコーダ装置に前記配信される番組コンテンツの録画要求を送信し、
前記レコーダ装置に前記記録された番組コンテンツの再生要求を送信し、
前記レコーダ装置から配信される番組コンテンツを受信して再生することを特徴とする番組録画・配信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006329518A JP2008147759A (ja) | 2006-12-06 | 2006-12-06 | 配信システムとそのレコーダ装置、端末装置及び番組録画・配信方法 |
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JP2006329518A JP2008147759A (ja) | 2006-12-06 | 2006-12-06 | 配信システムとそのレコーダ装置、端末装置及び番組録画・配信方法 |
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