JP2008146968A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に自動車のカーナビゲーション等に用いられる多方向操作型の入力装置に関し、簡易な構成で、誤操作が少なく、操作の容易なものを提供することを目的とする。
【解決手段】操作体11に連結された摺動体24に、側面から下方に突出する略棒状の規制部24Dを設けると共に、ケース21に複数方向に放射状に延出する略溝状のガイド部21Bを設け、規制部24Dをガイド部21Bに係合させることによって、摺動体24がガイド部21Bにガイドされて所望の方向に移動できるため、簡易な構成で、誤操作が少なく、操作の容易な入力装置を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に自動車のフロントパネルに装着された液晶ディスプレーなどの表示手段の画面に表示された複数のメニューを、操作体の操作によって選択し、カーナビゲーションやオーディオ、あるいは空調装置などの電子機器を制御する多方向操作型の入力装置に関するものである。
近年、自動車のフロントパネルに液晶ディスプレーなどの表示手段を装着し、この表示手段に表示された複数のメニューを選択することによって、カーナビゲーション(以下、カーナビと記載する)などの電子機器を制御する多方向操作型の入力装置が増えてきている。
このような従来の入力装置について、図6から図10を用いて説明する。
図7は従来の入力装置の側面断面図、図8は同分解斜視図、図9は同平面断面図であり、同図において、1は上面開口で絶縁樹脂製のケースで、内底面中央には略矩形で突状の支持部1Aが設けられている。
そして、2および3は金属板製または樹脂製の第1の可動体および第2の可動体で、略直交する長手方向に移動可能なように、係合穴2Aおよび3Aが各々ケース1の支持部1Aに係合している。
また、4は略箱型で絶縁樹脂製の摺動体で、ケース1内に摺動可能に収納されると共に、第1の可動体2および第2の可動体3の長手方向の端部が、摺動体4下面の凹状の保持部(図示せず)内に保持されている。
さらに、5はコイル状で金属線製のばね、6は略円柱状で絶縁樹脂製のピンで、このばね5がケース1の支持部1Aの丸穴内にやや撓んだ状態で収納され、摺動体4下面で上方向に円錐状に窪んだ凹部4Cの頂点部に、ピン6の略球状の上端を弾接させて、付勢手段が形成されている。
そして、7は上下面に複数の導電パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この下面には二つのレバースイッチ8と9が、互いに略直交する位置で導電パターンに電気的に接続されて装着されている。
また、このレバースイッチ8と9の下方へ突出した操作部8Aと9Aが、摺動体4底面の角穴4Aと4Bを挿通し、操作部8A先端部は第1の可動体2の長手方向の一端に設けた切欠き状の駆動部2Bに、同様に操作部9A先端部は第2の可動体3の駆動部3Bに各々係合している。
そして、摺動体4上には配線基板7が固定され、摺動体4が水平方向へ自在に移動可能にケース1内に収納されると共に、この摺動体4の移動に伴って、配線基板7に装着されたレバースイッチ8や9の操作部8Aや9A先端部が、第1の可動体2または第2の可動体3の駆動部2Bまたは3Bに当接して揺動し、レバースイッチ8や9の電気的接離が行われるようにして検出手段10が構成されている。
なお、レバースイッチ8は摺動体4の左右方向への移動に伴い、また、レバースイッチ9は摺動体4の前後方向への移動に伴い、各々所定接点の電気的接離が行なわれるようになっている。
さらに、11は略円筒状で絶縁樹脂製の操作体、12は配線基板7上面に実装されたプッシュスイッチで、この操作体11がプッシュスイッチ12上部に装着されて、操作体11への押圧操作によりプッシュスイッチ12の電気的接離が行なわれると共に、操作体11がプッシュスイッチ12や配線基板7を介して摺動体4上方に連結されている。
そして、13は略円筒状で上面に開口部が形成された絶縁樹脂製のカバーで、このカバー13が摺動体4や配線基板7などを水平方向へ自在に移動可能に収納したケース1に固定され、ケース1上面を覆って入力装置が構成されている。
また、以上のように構成された入力装置は、例えば、車室前方のフロントパネル中央に取り付けられると共に、検出手段10やプッシュスイッチ12がコネクタやリード線などを介して車両の電子回路(図示せず)に接続されて、自動車に装着される。
そして、このような入力装置を、例えばカーナビの操作に用いる場合には、図6の平面図に示すような、液晶ディスプレーなどの表示手段14が車両の電子回路に接続されると共に、入力装置を操作することによって、表示手段14に上下左右及び斜めに配列して表示された複数のメニューのいずれかを、選択や実行してカーナビの操作が行なえるようになっている。
以上の構成において、まず、カーナビが起動した初期の状態では、図7や図9(a)に示すように、入力装置の操作体11や摺動体4が、摺動体4の凹部4Cの下面頂点部にピン6上端が弾接して、移動範囲の略中央の位置に静止すると共に、表示手段14には、図6(a)の平面図に示すように、カーソル14Aが複数のメニューのうち、略中央の「戻る」に位置した状態で表示されている。
そして、この状態から右方向に表示された「ルート」を選択する場合には、図9(b)や図10の側面断面図に示すように、入力装置の操作体11を手で掴み、付勢手段の付勢力に反して右方向へ操作すると、プッシュスイッチ12や配線基板7と共に摺動体4が右方向へ移動し、レバースイッチ8の操作部8Aが第1の可動体2の駆動部2Bに当接して左方向へ揺動し、レバースイッチ8の電気的接離が行なわれる。
そして、このレバースイッチ8の電気的接離によって、操作体11や摺動体4が右方向へ操作されたことを車両の電子回路が検出し、表示手段14のメニューのカーソル14Aを、図6(b)に示すように、「戻る」の位置から右隣の「ルート」に移動させる。
また、この状態で操作体11を押圧すると、下方のプッシュスイッチ12の電気的接離が行われ、これを電子回路が検出して、「ルート」メニューの選択が確定すると共に実行され、表示手段14には「ルート」メニューに関する次メニュー(図示せず)が表示される。
さらに、操作体11への操作を止めて操作体11から手を離すと、摺動体4の凹部4Cに弾接したピン6による付勢手段によって、摺動体4や操作体11などが図7や図9(a)に示した元の中央位置に復帰する。
また、「戻る」のメニューから右斜め上の「目的地」を選択する場合には、操作体11をメニューの配置に合せて右斜め前の方向へ操作すると、摺動体4や配線基板7が右斜め前に移動するため、レバースイッチ8に加え、配線基板7に直交して配置されたレバースイッチ9の操作部9Aも、第2の可動体3の駆動部3Bに当接して左方向へ揺動し、レバースイッチ9の電気的接離も行なわれる。
そして、このレバースイッチ8と9の電気的接離によって、車両の電子回路が表示手段14のカーソル14Aを、図6(c)に示すように、「戻る」の位置から右斜め上の「目的地」の位置へ移動させ、ここで操作体11を押圧してプッシュスイッチ12を操作すると、電子回路が「目的地」メニューを選択して実行し、表示手段14には「目的地」メニューに関する次メニューが表示される。
つまり、水平方向へ自在に移動可能な操作体11を、表示手段14の中央のメニューに対し例えば8方向に配置されて表示された複数のメニューに合せて、選択したいメニューの方向へ手で操作すると、操作体11に連結された摺動体4を介して、検出手段10であるレバースイッチ8や9の電気的接離が行なわれ、これらの電気的接離に応じて電子回路が操作体11や摺動体4の移動方向を検出すると共に、対応するメニューにカーソル14Aを移動させて、カーナビの所定の操作を行なうように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−308759号公報
しかしながら、上記従来の入力装置においては、操作体11が連結された摺動体4が水平方向のどの方向にも自在に移動可能であるため、例えば右方向の「ルート」へ操作体11を操作したつもりでも、やや前方向に偏って操作してしまった場合には、検出手段10のレバースイッチ8と9の両方の電気的接離が行われ、カーソル14Aが右斜め上の「目的地」に移動してしまうなど、所望の方向への確実な操作がしづらく、誤操作が生じ易いという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で、誤操作が生じにくく、容易な操作が可能な入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、操作体に連結された摺動体に、下方または上方の少なくとも一方に突出する略棒状の規制部を設けると共に、ケースまたはカバーに複数方向へ放射状に延出する略溝状のガイド部を設け、規制部をガイド部に係合させて入力装置を構成したものであり、ガイド部が延出形成された方向以外には摺動体の移動が規制され、例えば、表示手段に表示された複数のメニューを選択する際などに、所望のメニューの方向にのみ移動させることができるため、誤操作が少なく、容易な操作が可能な入力装置を得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、簡易な構成で、誤操作が少なく、操作も容易な入力装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
なお、背景の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による入力装置の側面断面図、図2は同分解斜視図、図3は同平面断面図であり、同図において、21は上面開口で絶縁樹脂製のケースで、内底面中央には略矩形で突状の支持部21Aが設けられると共に、内底面左方には前後左右、及び斜めの8方向に略45度の角度で放射状に延出した略溝状のガイド部21Bが形成されている。
そして、2および3は略矩形で金属板製または絶縁樹脂製の第1の可動体および第2の可動体で、略直交する長手方向に移動可能なように、係合穴2Aおよび3Aが各々ケース21の支持部21Aに係合している。
また、24は略箱状で絶縁樹脂製の摺動体で、ケース21内に摺動可能に収納されると共に、第1の可動体2および第2の可動体3の長手方向の端部が、摺動体24下面の凹状の保持部(図示せず)内に保持されている。
さらに、摺動体24の左側面には、下方に突出した円柱や多角柱の略棒状の規制部24Dが形成されると共に、この規制部24Dがケース21のガイド部21Bの溝内に挿入され、ガイド部21Bにガイドされて8方向へ移動可能に係合して、ガイド手段が形成されている。
そして、5はコイル状で金属線製のばね、6は略円柱状で絶縁樹脂製のピンで、このばね5がケース21の支持部21Aの丸穴内にやや撓んだ状態で収納されると共に、摺動体24下面に設けられた上方向に円錐状に窪んだ凹部24Cの頂点部に、ピン6の略球状の上端を弾接させて、付勢手段が形成されている。
また、7は絶縁樹脂製の配線基板で、上下面に複数の導電パターン(図示せず)が形成されると共に、この下面には二つのレバースイッチ8と9が、互いに略直交する位置で導電パターンに電気的に接続されて装着されている。
さらに、このレバースイッチ8と9の下方へ突出した操作部8Aと9Aが、摺動体24底面の角穴24Aと24Bを挿通し、操作部8A先端部は第1の可動体2の長手方向の一端に設けた切欠き状の駆動部2Bに、同様に操作部9A先端部は第2の可動体3の駆動部3Bに各々係合している。
そして、摺動体24上には配線基板7が固定され、摺動体24が規制部24Dとガイド部21Bとの係合によって、所定の水平方向へ移動可能にケース21内に収納されると共に、この摺動体24の移動に伴って、配線基板7に装着されたレバースイッチ8や9の操作部8Aや9A先端部が、第1の可動体2または第2の可動体3の駆動部2Bまたは3Bに当接して揺動し、レバースイッチ8や9の電気的接離が行われるようにして検出手段30が構成されている。
なお、レバースイッチ8は摺動体24の左右方向への移動に伴い、また、レバースイッチ9は摺動体24の前後方向への移動に伴い、各々所定接点の電気的接離が行なわれるように、例えば、操作部8Aや9Aが中立位置では電気的に切断され、左右方向への揺動時には各々異なる接点が電気的に接続されるようになっている。
さらに、11は略円筒状で絶縁樹脂製の操作体、12は配線基板7上面に実装されたプッシュスイッチで、この操作体11がプッシュスイッチ12上部に装着されて、操作体11への押圧操作によりプッシュスイッチ12の電気的接離が行なわれると共に、操作体11がプッシュスイッチ12や配線基板7を介して摺動体24上方に連結されている。
そして、13は略円筒状で上面に開口部が形成された絶縁樹脂製のカバーで、このカバー13が摺動体24や配線基板7などを水平方向へ自在に移動可能に収納したケース21に固定され、ケース21上面を覆って入力装置が構成されている。
また、以上のように構成された入力装置は、例えば、車室前方のフロントパネル中央に取り付けられると共に、検出手段30やプッシュスイッチ12がコネクタやリード線などを介して車両の電子回路(図示せず)に接続されて、自動車に装着される。
そして、このような入力装置を、例えばカーナビの操作に用いる場合には、図6の平面図に示すような、液晶ディスプレーなどの表示手段14が車両の電子回路に接続されると共に、入力装置を操作することによって、表示手段14に上下左右及び斜めに配列して表示された複数のメニューのいずれかを、選択や実行してカーナビの操作が行なえるようになっている。
以上の構成において、まず、カーナビが起動した初期の状態では、図1や図3(a)に示すように、入力装置の操作体11や摺動体24が、摺動体24の凹部24Cの下面頂点部にピン6上端が弾接して、移動範囲の略中央の位置に静止すると共に、表示手段14には、図6(a)の平面図に示すように、カーソル14Aが複数のメニューのうち、略中央の「戻る」に位置した状態で表示されている。
そして、この状態から右方向に表示された「ルート」を選択する場合には、図3(b)や図4の側面断面図に示すように、入力装置の操作体11を手で掴み、付勢手段の付勢力に反して右方向へ操作すると、プッシュスイッチ12や配線基板7と共に摺動体24が右方向へ移動する。
なお、この時、図3(b)に示すように、摺動体24の規制部24Dがガイド部21Bの略中央から右方向に延出した溝内を移動することによって、摺動体24はガイド部21Bの直線状の溝にガイドされて、前後方向へ振れることなく、右方向へほぼ一直線に移動する。
そして、摺動体24の右方向への移動に伴って、レバースイッチ8の操作部8Aが第1の可動体2の駆動部2Bに当接し左方向へ揺動して、レバースイッチ8の所定接点の電気的接離が行なわれ、このレバースイッチ8の電気的接離によって、操作体11や摺動体24が右方向へ操作されたことを車両の電子回路が検出し、表示手段14のメニューのカーソル14Aを、図6(b)に示すように、「戻る」の位置から右隣の「ルート」に移動させる。
また、この状態で操作体11を押圧すると、下方のプッシュスイッチ12の電気的接離が行われ、これを電子回路が検出して、「ルート」メニューの選択が確定すると共に実行され、表示手段14には「ルート」メニューに関する次メニュー(図示せず)が表示される。
さらに、操作体11への操作を止めて操作体11から手を離すと、摺動体24の凹部24Cに弾接したピン6による付勢手段によって、摺動体24や操作体11などが図1や図3(a)に示した元の中央位置に復帰する。
また、「戻る」のメニューから右斜め上の「目的地」を選択する場合には、操作体11をメニューの配置に合せて右斜め前の方向へ操作すると、図3(c)に示すように、摺動体24の規制部24Dがガイド部21Bの中心位置から右斜め前に延出した溝内を移動することによって、摺動体24はガイド部21Bの直線状の溝にガイドされて右斜め前に移動する。
そして、この摺動体24の移動によって、レバースイッチ8に加え、配線基板7に直交して配置されたレバースイッチ9の操作部9Aも、第2の可動体3の駆動部3Bに当接して左方向へ揺動し、レバースイッチ9の電気的接離も行なわれる。
そして、このレバースイッチ8と9の電気的接離によって、車両の電子回路が表示手段14のカーソル14Aを、図6(c)に示すように、「戻る」の位置から右斜め上の「目的地」の位置へ移動させ、ここで操作体11を押圧してプッシュスイッチ12を操作すると、電子回路が「目的地」メニューを選択して実行し、表示手段14には「目的地」メニューに関する次メニューが表示される。
つまり、操作体11を表示手段14の中央のメニューに対し、例えば8方向に配置されて表示された複数のメニューに合せて、選択したいメニューの方向へ手で操作すると、操作体11に連結された摺動体24を介して、検出手段30であるレバースイッチ8や9の電気的接離が行なわれ、これらの電気的接離に応じて電子回路が操作体11や摺動体24の移動方向を検出すると共に、対応するメニューにカーソル14Aを移動させて、カーナビの所定の操作を行なうように構成されている。
そして、この時、摺動体24は規制部24Dが、前後左右、及び斜めの8方向に略45度の角度で放射状に延出した略溝状のガイド部21Bの溝内に挿入され、ガイド部21Bにガイドされて操作方向へ移動するため、ガイド部21Bの溝部以外の方向に偏って移動することはなく、誤操作がなく、操作体11を容易に操作することができるようになっている。
すなわち、ガイド部21Bが延出形成された8方向以外には摺動体24の移動が規制されているため、表示手段14に表示された複数のメニューに対し、所望のメニューの方向にのみ操作体11を移動させることができると共に、レバースイッチ8,9などの検出手段30による検出も確実に行なうことが可能なようになっている。
このように本実施の形態によれば、操作体11に連結された摺動体24に、側面から下方に突出する略棒状の規制部24Dを設けると共に、ケース21に複数方向へ放射状に延出する略溝状のガイド部21Bを設け、規制部24Dをガイド部21Bに係合させることによって、ガイド部21Bが延出形成された方向以外には摺動体24の移動が規制され、例えば、表示手段14に表示された複数のメニューを選択する際などに、所望のメニューの方向にのみ移動させることができるため、誤操作が少なく、容易な操作が可能な入力装置を得ることができるものである。
また、規制部24Dを比較的外径の小さい略棒状に形成し、ガイド部21Bを所定の方向に規制部24Dの径と検出手段30の検出範囲の移動距離を加味した溝の長さで形成することによって、装置全体を小さな形状にすることができると共に、規制部24Dが移動する際のガイド部21Bとのがたつきも小さくなり、操作を良好なものとすることができる。
なお、以上の説明では、規制部24Dを摺動体24の下方に突出させると共に、ケース21の内底面に規制部24Dが係合するガイド部21Bを設けた構成について説明したが、図5の側面断面図に示すように、摺動体34の側面から上方へ突出する略棒状の規制部34Dを設けると共に、カバー33の下面に略溝状で複数の方向へ放射状に延出するガイド部33Bを形成して、規制部34Dをガイド部33Bに係合させた構成としても、本発明の実施は可能である。
さらに、以上の説明では、表示手段14に表示された複数のメニューの配列に合わせ、45度間隔で8方向に放射状に延出したガイド部21Bを設け、操作体11や摺動体24を前後左右、及び斜めの8方向に移動する構成について説明したが、前後左右の4方向のみに移動させる構成や、30度間隔でさらに多方向の12方向に移動させる構成など、選択するメニューの配列や用途に応じて様々なガイド部を形成してもよい。
また、以上の説明では、1組の規制部24Dとガイド部21Bによってガイド手段を形成したものとして説明したが、摺動体とケース、或いは摺動体とカバーの間に複数組のガイド手段を形成することによって、操作体や摺動体の所定方向への移動に伴うがたつきを抑えると共に、操作時のガイド強度を高めることができる。
さらに、以上の説明では、レバースイッチ8,9や第1及び第2の可動体2,3によって検出手段30を構成し、摺動体24の移動方向に応じたレバースイッチ8や9の電気的接離によって移動方向を検出するものとして説明したが、操作体や摺動体に磁石または遮光部を設けると共に、カバーまたはケースにホール素子や磁気抵抗素子などの磁気センサ、またはフォトダイオードやフォトトランジスタなどの光センサを設けて様々な検出手段を形成し、これらを用いて操作体や摺動体の移動方向を検出する構成としても本発明の実施は可能である。
本発明による入力装置は、簡易な構成で、誤操作が少なく、操作が容易なものが得られ、主に自動車のカーナビゲーション等の入力操作用として有用である。
本発明の一実施の形態による入力装置の側面断面図 同分解斜視図 同動作を示す平面断面図 同動作を示す側面断面図 他の実施の形態による入力装置の側面断面図 表示手段の平面図 従来の入力装置の側面断面図 同分解斜視図 同動作を示す平面断面図 同動作を示す側面断面図
符号の説明
2 第1の可動体
2A,3A 係合穴
2B,3B 駆動部
3 第2の可動体
5 ばね
6 ピン
7 配線基板
8,9 レバースイッチ
8A,9A 操作部
11 操作体
12 プッシュスイッチ
13,33 カバー
14 表示手段
14A カーソル
21 ケース
21A 支持部
21B,33B ガイド部
24,34 摺動体
24A,24B 角穴
24C 凹部
24D,34D 規制部
30 検出手段

Claims (1)

  1. 上面開口のケースと、このケース内に水平方向へ移動可能に収納されると共に、上方に操作体が連結された摺動体と、この摺動体の移動方向を検出する検出手段と、上記ケースの上面を覆うカバーからなり、上記摺動体に下方または上方の少なくとも一方に突出する略棒状の規制部を設けると共に、上記ケースまたは上記カバーに複数方向へ放射状に延出する略溝状のガイド部を設け、上記規制部を上記ガイド部に係合させた入力装置。
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