JP2008146765A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】BD−REの高速消去処理後、ユーザがユーザデータを再度読み取り可能にしたい場合、再度ユーザデータを読み取り可能とすることができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】リモコン11において高速消去処理開始操作がされると、制御部5はディスク記録再生部3がBD−REが有するDMA(Defect Management Area)から読み出したデータをRAM9に記憶させ、ディスク記録再生部3がDMAからデータを消去し、リモコン11においてディスク復帰処理開始操作がされると、ディスク記録再生部3がRAM9に記憶されたデータをDMAに記録させる。
【選択図】図1
【解決手段】リモコン11において高速消去処理開始操作がされると、制御部5はディスク記録再生部3がBD−REが有するDMA(Defect Management Area)から読み出したデータをRAM9に記憶させ、ディスク記録再生部3がDMAからデータを消去し、リモコン11においてディスク復帰処理開始操作がされると、ディスク記録再生部3がRAM9に記憶されたデータをDMAに記録させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスク装置に関する。
昨今、DVDよりも記録容量が大きなBlu−ray Discと呼ばれる光ディスクが登場している。Blu−ray Discには種類がいくつかあり、その中に相変化記録を特徴とする書換え可能なBD−RE(Blu−ray Disc REwritable)がある。
BD−REはユーザデータ領域やDMA(Defect Management Area)と呼ばれる領域を有している。BD−REを用いた記録では、ユーザデータ領域にユーザデータが記録され、DMAにはユーザデータ領域の記録状態の情報等が記録される。また、ユーザデータ領域に記録されたユーザデータを全て消去することも可能であり、ユーザデータ領域の全てを再使用することが可能である。
しかし、BD−REは記録容量が大容量(1層ディスクでは23Gbyte、25Gbyte、27Gbyteの3種類が規格により規定、2層ディスクではそれらの倍の容量)であるため、ユーザデータを全て消去する場合、非常に時間がかかってしまう。そこで、従来の光ディスク装置には高速消去モードと呼ばれるモードを有するものがある。高速消去モードでは、ユーザデータは消去されずに、DMAに記録されたデータが消去される。このような高速消去がされたBD−REを光ディスク装置は、DMAに記録されたデータが失われているため未記録ディスクであると認識する。
なお、本発明に関連するものとしては例えば特許文献1にフロッピー(登録商標)ディスクの初期化についての発明が開示されている。
特開平5−290514号公報
しかし、上記従来の光ディスク装置では、BD−REの高速消去処理後、BD−REに消去されずに残っているユーザデータを再度読み取り可能にしたいとユーザが所望したとしてもなんら対処をとることができないという問題があった。
そこで、本発明は、BD−REの高速消去処理後、ユーザがユーザデータを再度読み取り可能にしたい場合、再度ユーザデータを読み取り可能とすることができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、記憶媒体と、
BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記記憶媒体に記憶させる記憶手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる記録手段と、
を備えることを特徴としている。
BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記記憶媒体に記憶させる記憶手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる記録手段と、
を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、BD−REの高速消去処理後、ユーザがユーザデータを再度読み取り可能にしたい場合、BD−REにDMAのデータを復帰することができ、再度ユーザデータが読み取り可能となる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記記憶手段は、BD−REに記録された最終記録日時情報および/またはMID(Manufacturer's Identification)コードを前記記憶媒体に記憶させ、
BD−REに記録された最終記録日時情報と前記記憶媒体に記憶された最終記録日時情報との比較結果および/またはBD−REに記録されたMIDコードと前記記憶媒体に記憶されたMIDコードとの比較結果に応じて前記記録手段は前記記録をするか否かを切り換えることを特徴としている。
BD−REに記録された最終記録日時情報と前記記憶媒体に記憶された最終記録日時情報との比較結果および/またはBD−REに記録されたMIDコードと前記記憶媒体に記憶されたMIDコードとの比較結果に応じて前記記録手段は前記記録をするか否かを切り換えることを特徴としている。
このような構成によれば、高速消去処理後にディスクが装置外部に取り出され、別のディスクが装置に挿入された場合でもそのディスクを復帰処理の対象外とすることができる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、ユーザはディスク復帰処理が成功したのか失敗したのかを確認できる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記記憶手段は前記記憶を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換えることを特徴としている。
このような構成によれば、DMAのデータが破壊されている可能性がある場合に高速消去処理を中断することができる。
また、本発明の光ディスク装置は、BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記BD−REが有する所定の領域に記録させる第一の記録手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記所定の領域に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる第二の記録手段と、
を備えることを特徴としている。
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記BD−REが有する所定の領域に記録させる第一の記録手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記所定の領域に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる第二の記録手段と、
を備えることを特徴としている。
このような構成によっても、BD−REの高速消去処理後、ユーザがユーザデータを再度読み取り可能にしたい場合、BD−REにDMAのデータを復帰することができ、再度ユーザデータが読み取り可能となる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記第一の記録手段は、ドライブ固有情報および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報を前記所定の領域に記録させ、
前記所定の領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表すか否か、および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報と前記所定の領域に記録された最終記録日時情報との比較結果に応じて前記第二の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換えることを特徴としている。
前記所定の領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表すか否か、および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報と前記所定の領域に記録された最終記録日時情報との比較結果に応じて前記第二の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換えることを特徴としている。
このような構成によれば、対応していない光ディスク装置で処理されたディスクや、高速消去処理後新たにユーザデータが記録されたディスクを復帰処理の対象外とすることができる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記第二の記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、ユーザはディスク復帰処理が成功したのか失敗したのかを確認できる。
また、本発明の光ディスク装置は上記構成において、前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記第一の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換えることを特徴としている。
このような構成によれば、DMAのデータが破壊されている可能性がある場合に高速消去処理を中断することができる。
本発明の光ディスク装置によれば、BD−REの高速消去処理後、ユーザがユーザデータを再度読み取り可能にしたい場合、再度ユーザデータを読み取り可能とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照し説明する。
図1に、本発明に係る光ディスク装置のブロック構成図を示す。本発明に係る光ディスク装置は、チューナ2と、ディスク記録再生部3と、映像音声圧縮伸長部4と、制御部5と、OSD部6と、映像出力部7と、音声出力部8と、RAM9と、リモコン受信部10とを備える。チューナ2にはアンテナ1が接続され、映像出力部7および音声出力部8にはテレビ等が接続される。
アンテナ1は電波信号を高周波信号に変換してチューナ2に出力し、チューナ2はアンテナ1からの高周波信号から制御部5の選局制御に応じたチャンネルの高周波信号を抽出し映像信号および音声信号を映像音声圧縮伸長部4に出力する。映像音声圧縮伸長部4はチューナ2からの映像信号および音声信号を圧縮してディスク記録再生部3に出力したり、ディスク記録再生部3からの映像信号および音声信号を伸長して映像信号をOSD部6に出力し音声信号を音声出力部8に出力したりする。
ディスク記録再生部3は挿入されたディスクに対してデータの読み出し、記録、消去を行う。OSD部6は、制御部5の指示により文字図形信号を生成し、映像音声圧縮伸長部4からの映像信号と文字図形信号を合成し、合成信号を映像出力部7に出力する。また、OSD部6は、上記合成をせずに文字図形信号を映像出力部7に出力もする。映像出力部7は、OSD部6からの合成信号や文字図形信号をビデオ信号に変換してテレビ等に出力する。音声出力部8は映像音声圧縮伸長部4からの音声信号をアナログ信号に変換してテレビ等に出力する。リモコン受信部10は、リモコン11から赤外線信号を受信しコード信号を制御部5に出力する。
(第1実施形態)
次に、上記構成の本発明に係る光ディスク装置による高速消去処理の第1実施形態について図5のフローチャートに沿って説明する。
次に、上記構成の本発明に係る光ディスク装置による高速消去処理の第1実施形態について図5のフローチャートに沿って説明する。
リモコン11において高速消去処理開始の操作がされ制御部5がコード信号をリモコン受信部10から受信すると、ステップS10で、制御部5はRAM9に記憶されたディスク種別情報を確認する。このディスク種別情報は、ディスクがディスク記録再生部3に挿入されたときに制御部5がディスクの種類を認識しRAM9に記憶させる情報である。もし、ディスク種別情報がBD−REの1層ディスクを表している場合は、ステップS20に進む。
ここで、図2は、BD−REの1層ディスクが有するリードイン領域の構造を示し、図3は、BD−REの1層ディスクが有するリードアウト領域の構造を示す。図4上段のように、ディスクの内周側から外周側に向かってリードイン領域、ユーザデータ領域、リードアウト領域が配置される。ユーザデータ領域にはユーザデータが記憶される。リードイン領域は2つのDMA(Defect Management Area)であるDMA1、DMA2を有しており、リードアウト領域も2つのDMAであるDMA3、DMA4を有している。DMAにはユーザデータ領域の記録状態の情報等が記録され、DMA1のみ使用される場合と、DMA1を含む複数のDMAが使用される場合(例えば、DMA1〜DMA4の全てを使用等)がある。DMA1を含む複数のDMAが使用される場合は、各DMAには同一のデータが記録される。また、ディスクにはユーザデータが記録された最終の日時の情報(最終記録日時情報)も記録される。
ステップS20で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3がDMA1、DMA2、DMA3、DMA4に対して順次データ読み出し処理を行う。もし、DMA1のみにデータが記録されていた場合は、後述するステップS40に進む。また、もしDMA1を含む複数のDMAにデータが記録されていた場合は、ステップS30に進む。
ステップS30で、制御部5は各DMAから読み出されたデータが同一であるか否かを判定し、もし同一でなければ(ステップS30のN)、DMAに記録されたデータが破壊されている可能性があるので、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスクが不正である旨が表示され、高速消去処理は中断される。また、ステップS30で各DMAから読み出されたデータが同一であると判定された場合は(ステップS30のY)、ステップS40に進む。
ステップS40で、制御部5は、DMA1から読み出されたデータを退避情報として先頭にヘッダ情報を付与してRAM9に記憶させる。ここでヘッダ情報は、ディスクに記録されている最終記録日時情報およびMID(Manufacturer's Identification)コードに加え、DMA使用パターン情報である。DMA使用パターン情報とは、使用されているDMAを示す情報である。
そして、ステップS50で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、ステップS20で読み出したデータをDMAから消去する。DMA1のみ使用の場合はDMA1のみからデータが消去され、DMA1を含む複数のDMAが使用されている場合はその各DMAからデータが消去される。これで高速消去処理は完了し、ディスクは未記録ディスクと同等の状態となる。
また、上記ステップS10で、ディスク種別情報がBD−REの2層ディスクを表している場合は、ステップS60に進む。
ここで図4の下段は、BD−REの2層ディスクの構造を示す。ディスクの1層目には内周側から外周側へ向かってリードイン領域、ユーザデータ領域、アウター領域が配置され、リードイン領域は図2のように構成されDMA1およびDMA2を有し、アウター領域は図3のように構成されDMA3およびDMA4を有する。また、ディスクの2層目には内周側から外周側へ向かってリードアウト領域、ユーザデータ領域、アウター領域が配置され、リードアウト領域はほぼ図2のように構成されDMA1およびDMA2を有し、アウター領域は図3のように構成されDMA3およびDMA4を有する。1層目のDMA1と2層目のDMA1は一組として使用され、DMA2、DMA3、DMA4についても同様である。また、DMA1の組のみ使用される場合と、DMA1の組を含む複数のDMAの組が使用される場合がある。DMA1の組を含む複数のDMAの組が使用される場合は、各DMAの組には同一のデータが記録される。また、最終記録日時情報もディスクに記録される。
ステップS60で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3がDMA1の組、DMA2の組、DMA3の組、DMA4の組に対して順次データ読み出し処理を行う。もし、DMA1の組のみにデータが記録されていた場合は、後述するステップS80に進む。また、もしDMA1の組を含む複数のDMAの組にデータが記録されていた場合は、ステップS70に進む。
ステップS70で、制御部5は各DMAの組から読み出されたデータが同一であるか否かを判定し、もし同一でなければ(ステップS70のN)、DMAの組に記録されたデータが破壊されている可能性があるので、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスクが不正である旨が表示され、高速消去処理は中断される。また、ステップS70で各DMAの組から読み出されたデータが同一であると判定された場合は(ステップS70のY)、ステップS80に進む。
ステップS80で、制御部5は、DMA1の組から読み出されたデータを退避情報として先頭にヘッダ情報を付与してRAM9に記憶させる。ここでヘッダ情報は、ディスクに記録されている最終記録日時情報およびMIDコードに加え、DMA使用パターン情報である。DMA使用パターン情報とは、使用されているDMAの組を示す情報である。
そして、ステップS90で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、ステップS60で読み出したデータをDMAの組から消去する。DMA1の組のみ使用の場合はDMA1の組のみからデータが消去され、DMA1の組を含む複数のDMAの組が使用されている場合はその各DMAの組からデータが消去される。これで高速消去処理は完了し、ディスクは未記録ディスクと同等の状態となる。
次に、本発明に係る光ディスク装置によるディスク復帰処理の第1実施形態について図6のフローチャートに沿って説明する。
リモコン11においてディスク復帰処理開始の操作がされ制御部5がコード信号をリモコン受信部10から受信すると、ステップS100で、制御部5はRAM9にヘッダ情報および退避情報が記憶されているかを確認し、もし記憶されていない場合は(ステップS100のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。また、ステップS100でRAM9にヘッダ情報および退避情報が記憶されていることが確認されると(ステップS100のY)、ステップS110に進む。
ステップS110で、制御部5はRAM9に記憶されたディスク種別情報を確認し、ディスク種別情報がBD−REの1層ディスクを表している場合はステップS120に進む。
ステップS120で、制御部5は、ディスク記録再生部3を用いてディスクが有するDMA1〜DMA4のいずれかに前述の消去対象のデータが記録されているか否かを確認し、もし記録されていれば(ステップS120のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後に新たにユーザデータが記録されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS120でDMA1〜DMA4のいずれにも前述の消去対象のデータが記録されていない場合は(ステップS120のN)、ステップS130に進む。
ステップS130で、制御部5は、ディスク記録再生部3がディスクから読み出した最終記録日時情報とRAM9に記憶された最終記録日時情報とが一致し、かつ、ディスク記録再生部3がディスクから読み出したMIDコードとRAM9に記憶されたMIDコードとが一致するか否かを確認する。もし、最終記録日時情報とMIDコードのいずれかが一致しない場合は(ステップS130のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後にディスクが装置外部に取り出され、別の高速消去処理されたディスクが装置に挿入された場合でもそのディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS130で最終記録日時情報とMIDコードのいずれもが一致する場合は(ステップS130のY)、ステップS140に進む。
ステップS140で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、RAM9に記憶されたDMA使用パターン情報に応じてRAM9に記憶された退避情報をディスクが有するDMAに記録させる。例えば、DMA使用パターン情報がDMA1のみを示す場合は、ディスクが有するDMA1のみに退避情報が記録され、DMA使用パターン情報がDMA1〜DMA4を示す場合は、ディスクが有するDMA1〜DMA4に退避情報が記録される。
そして、ステップS150で、制御部5は、RAM9に記憶されたヘッダ情報および退避情報を削除する。
そして、ステップS160で、制御部5はディスク記録再生部3を用いてディスクが有する使用されている全てのDMAに記録されたデータとディスクが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する。そしてもし、使用されているDMAのいずれかについて整合性がとれていない場合は(ステップS160のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理失敗の旨が表示される。また、使用されているDMAの全てについて整合性がとれている場合は(ステップS160のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理成功の旨が表示される。
また、上記ステップS110で、ディスク種別情報がBD−REの2層ディスクを表している場合はステップS170に進む。
ステップS170で、制御部5は、ディスク記録再生部3を用いてディスクが有するDMA1の組〜DMA4の組のいずれかに前述の消去対象のデータが記録されているか否かを確認し、もし記録されていれば(ステップS170のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後に新たにユーザデータが記録されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS170でDMA1〜DMA4のいずれにも前述の消去対象のデータが記録されていない場合は(ステップS170のN)、ステップS180に進む。
ステップS180で、制御部5は、ディスク記録再生部3がディスクから読み出した最終記録日時情報とRAM9に記憶された最終記録日時情報とが一致し、かつ、ディスク記録再生部3がディスクから読み出したMIDコードとRAM9に記憶されたMIDコードとが一致するか否かを確認する。もし、最終記録日時情報とMIDコードのいずれかが一致しない場合は(ステップS180のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後にディスクが装置外部に取り出され、別の高速消去処理されたディスクが装置に挿入された場合でもそのディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS180で最終記録日時情報とMIDコードのいずれもが一致する場合は(ステップS180のY)、ステップS190に進む。
ステップS190で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、RAM9に記憶されたDMA使用パターン情報に応じてRAM9に記憶された退避情報をディスクが有するDMAの組に記録させる。例えば、DMA使用パターン情報がDMA1の組のみを示す場合は、ディスクが有するDMA1の組のみに退避情報が記録され、DMA使用パターン情報がDMA1の組〜DMA4の組を示す場合は、ディスクが有するDMA1の組〜DMA4の組に退避情報が記録される。
そして、ステップS200で、制御部5は、RAM9に記憶されたヘッダ情報および退避情報を削除する。
そして、ステップS210で、制御部5はディスク記録再生部3を用いてディスクが有する使用されている全てのDMAの組に記録されたデータとディスクが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する。そしてもし、使用されているDMAの組のいずれかについて整合性がとれていない場合は(ステップS210のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理失敗の旨が表示される。また、使用されているDMAの組の全てについて整合性がとれている場合は(ステップS210のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理成功の旨が表示される。
このように本実施形態によれば、一度BD−REに対して高速消去処理を行いディスクが未記録ディスクと同等の状態となり、その後ユーザがユーザデータを再度読み取り可能としたい場合でも、RAMに退避させたDMAのデータをディスクに復帰させることで、ユーザデータを再度読み取り可能とすることができる。
なお、上記高速消去処理の第1実施形態において、ステップS40およびステップS80では、ヘッダ情報として最終記録日時情報およびMIDコードをRAM9に記憶させたが、制御部5がディスクに記録された最終記録日時情報およびMIDコードに基づき固有IDを生成し、該固有IDをヘッダ情報としてRAM9に記憶させるようにしてもよい。この場合、上記ディスク復帰処理の第1実施形態において、ステップS130およびステップS180では、制御部5がディスクに記録された最終記録日時情報およびMIDコードに基づき固有IDを生成し、生成された固有IDがRAM9に記憶された固有IDと一致するかを確認するようにすればよい。このとき、各固有IDが一致すれば、ステップS140またはステップS190に進み、一致しなければ、ディスク復帰処理が不可能である旨の表示をさせるようにすればよい。これによっても、高速消去処理後にディスクが装置外部に取り出され、別の高速消去処理されたディスクが装置に挿入された場合でもそのディスクを復帰処理の対象から外すことができる。
また、上記高速消去処理の第1実施形態において、ステップS40およびステップS80で、ヘッダ情報としてはDMA使用パターン情報のみとし、上記ディスク復帰処理の第1実施形態において、ステップS130およびステップS180は行わず、ステップS120のNであればステップS140に進み、ステップS170のNであればステップS190に進むようにしてもよい。この場合、ディスク記録再生部3が有するディスク取り出しボタンが押され、ディスク記録再生部3が挿入されているディスクを外部に排出したとき、制御部5がRAM9に記憶されたヘッダ情報および退避情報を削除するようにすればよい。このようにすれば、高速消去処理後にディスクが装置外部に取り出され別のディスクが装置に挿入されディスク復帰処理が開始されても、RAM9にヘッダ情報および退避情報が記憶されていないため、ステップS100の判定によりディスク復帰処理が不可能の旨が表示され、上記別のディスクを復帰処理の対象から外すことができる。
また、以上の実施形態において、ヘッダ情報および退避情報の記憶先としてはRAMの他、ハードディスクドライブが有するハードディスク等としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光ディスク装置による高速消去処理の第2実施形態について以下図7のフローチャートを用いて説明する。
次に、本発明に係る光ディスク装置による高速消去処理の第2実施形態について以下図7のフローチャートを用いて説明する。
図7においてステップS250およびステップS290以外は前述した第1実施形態の図5と同様であるので詳説を省く。ここでは、ステップS250およびステップS290について説明する。
ステップS250で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、DMA1から読み出されたデータを退避情報として先頭にヘッダ情報を付与してディスクが有するReserved領域(例えば、図2におけるReserved3,2,1)に記録させる。ここでヘッダ情報は、ドライブ固有情報、ディスクに記録されている最終記録日時情報に加え、DMA使用パターン情報である。
また、ステップ290では、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、DMA1の組から読み出されたデータを退避情報として先頭にヘッダ情報を付与してディスクが有するReserved領域(例えば、図2におけるReserved3,2,1)に記録させる。ここでヘッダ情報は、ドライブ固有情報、ディスクに記録されている最終記録日時情報に加え、DMA使用パターン情報である。
次に、本発明に係る光ディスク装置によるディスク復帰処理の第2実施形態について以下図8のフローチャートに沿って説明する。
リモコン11においてディスク復帰処理開始の操作がされ制御部5がコード信号をリモコン受信部10から受信すると、ステップS310で、制御部5はRAM9に記憶されたディスク種別情報を確認し、ディスク種別情報がBD−REの1層ディスクを表している場合はステップS320に進む。
ステップS320で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域にヘッダ情報および退避情報が記録されているか否かを確認する。もし、ヘッダ情報と退避情報のいずれかが記録されていない場合は(ステップS320のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。また、もしステップS320で、Reserved領域にヘッダ情報および退避情報が記録されている場合は(ステップS320のY)、ステップS330に進む。
ステップS330で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するDMA1〜DMA4のいずれかに消去対象のデータが記録されているか否かを確認し、もし記録されていれば(ステップS330のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後に新たにユーザデータが記録されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS330でDMA1〜DMA4のいずれにも消去対象のデータが記録されていない場合は(ステップS330のN)、ステップS340に進む。
ステップS340で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表しているか否かを確認する。もし、所定のドライブのいずれも表していなければ(ステップS340のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、対応していない光ディスク装置で処理がされたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS340で、ドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表している場合は(ステップS340のY)、ステップS350に進む。
ステップS350で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域に記録された最終記録日時情報が、ユーザデータ記録時にディスクに記録された最終記録日時情報と一致するか否かを確認する。もし一致しなければ(ステップS350のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、本発明に係る光ディスク装置において高速消去処理された後、別の光ディスク装置において新たにユーザデータが記録され高速消去処理されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS350で、各最終記録日時情報が一致する場合は(ステップS350のY)、ステップS360に進む。
ステップS360で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、Reserved領域に記録されたDMA使用パターン情報に応じてReserved領域に記憶された退避情報をディスクが有するDMAに記録させる。例えば、DMA使用パターン情報がDMA1のみを示す場合は、ディスクが有するDMA1のみに退避情報が記録され、DMA使用パターン情報がDMA1〜DMA4を示す場合は、ディスクが有するDMA1〜DMA4に退避情報が記録される。
そして、ステップS370で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、Reserved領域に記録されたヘッダ情報および退避情報を削除する。
そして、ステップS380で、制御部5はディスク記録再生部3を用いてディスクが有する使用されている全てのDMAに記録されたデータとディスクが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する。そしてもし、使用されているDMAのいずれかについて整合性がとれていない場合は(ステップS380のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理失敗の旨が表示される。また、使用されているDMAの全てについて整合性がとれている場合は(ステップS380のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理成功の旨が表示される。
また、上記ステップS310で、ディスク種別情報がBD−REの2層ディスクを表している場合はステップS390に進む。
ステップS390で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域にヘッダ情報および退避情報が記録されているか否かを確認する。もし、ヘッダ情報と退避情報のいずれかが記録されていない場合は(ステップS390のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。また、もしステップS390で、Reserved領域にヘッダ情報および退避情報が記録されている場合は(ステップS390のY)、ステップS400に進む。
ステップS400で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するDMA1の組〜DMA4の組のいずれかに消去対象のデータが記録されているか否かを確認し、もし記録されていれば(ステップS400のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、高速消去処理後に新たにユーザデータが記録されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS400でDMA1の組〜DMA4の組のいずれにも消去対象のデータが記録されていない場合は(ステップS400のN)、ステップS410に進む。
ステップS410で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表しているか否かを確認する。もし、所定のドライブのいずれも表していなければ(ステップS410のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、対応していない光ディスク装置で処理がされたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS410で、ドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表している場合は(ステップS410のY)、ステップS420に進む。
ステップS420で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域に記録された最終記録日時情報が、ユーザデータ記録時にディスクに記録された最終記録日時情報と一致するか否かを確認する。もし一致しなければ(ステップS420のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等にディスク復帰処理が不可能である旨が表示され、ディスク復帰処理は中断される。これにより、本発明に係る光ディスク装置において高速消去処理された後、別の光ディスク装置において新たにユーザデータが記録され高速消去処理されたディスクを復帰処理の対象から外すことができる。また、ステップS420で、各最終記録日時情報が一致する場合は(ステップS420のY)、ステップS430に進む。
ステップS430で、制御部5の指示によりディスク記録再生部3は、Reserved領域に記録されたDMA使用パターン情報に応じてReserved領域に記録された退避情報をディスクが有するDMAの組に記録させる。例えば、DMA使用パターン情報がDMA1の組のみを示す場合は、ディスクが有するDMA1の組のみに退避情報が記録され、DMA使用パターン情報がDMA1の組〜DMA4の組を示す場合は、ディスクが有するDMA1の組〜DMA4の組に退避情報が記録される。
そして、ステップS440で、制御部5はディスク記録再生部3を用いて、Reserved領域に記録されたヘッダ情報および退避情報を削除する。
そして、ステップS450で、制御部5はディスク記録再生部3を用いてディスクが有する使用されている全てのDMAの組に記録されたデータとディスクが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する。そしてもし、使用されているDMAの組のいずれかについて整合性がとれていない場合は(ステップS450のN)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理失敗の旨が表示される。また、使用されているDMAの組の全てについて整合性がとれている場合は(ステップS450のY)、制御部5はOSD部6に図形文字信号を生成するよう指示し、テレビ等に復帰処理成功の旨が表示される。
このように本実施形態によれば、一度BD−REに対して高速消去処理を行いディスクが未記録ディスクと同等の状態となり、その後ユーザがユーザデータを再度読み取り可能としたい場合でも、ディスクが有するReserved領域に退避させたDMAのデータをディスクに復帰させることで、ユーザデータを再度読み取り可能とすることができる。
なお、上記第2実施形態の高速消去処理およびディスク復帰処理を行う光ディスク装置においては、リモコン11におけるユーザデータ記録開始操作がされると、制御部5がディスク記録再生部3を用いて、ディスクが有するReserved領域にヘッダ情報および退避情報が記録されているか否かを確認し、もし記録されていればこれらの情報はユーザデータ記録後無駄な情報となるので、Reserved領域に記録されたヘッダ情報および退避情報をディスク記録再生部3を用いて削除して、ユーザデータをディスクに記録させるようにするとよい。
1 アンテナ
2 チューナ
3 ディスク記録再生部
4 映像音声圧縮伸長部
5 制御部
6 OSD部
7 映像出力部
8 音声出力部
9 RAM
10 リモコン受信部
11 リモコン
2 チューナ
3 ディスク記録再生部
4 映像音声圧縮伸長部
5 制御部
6 OSD部
7 映像出力部
8 音声出力部
9 RAM
10 リモコン受信部
11 リモコン
Claims (10)
- 記憶媒体と、
BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記記憶媒体に記憶させる記憶手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる記録手段と、
を備え、
前記記憶手段は、BD−REに記録された最終記録日時情報および/またはMID(Manufacturer's Identification)コードを前記記憶媒体に記憶させ、
BD−REに記録された最終記録日時情報と前記記憶媒体に記憶された最終記録日時情報との比較結果および/またはBD−REに記録されたMIDコードと前記記憶媒体に記憶されたMIDコードとの比較結果に応じて前記記録手段は前記記録をするか否かを切り換え、
前記記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備え、
前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記記憶手段は前記記憶を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換える、ことを特徴とする光ディスク装置。 - BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記BD−REが有する所定の領域に記録させる第一の記録手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記所定の領域に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる第二の記録手段と、
を備え、
前記第一の記録手段は、ドライブ固有情報および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報を前記所定の領域に記録させ、
前記所定の領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表すか否か、および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報と前記所定の領域に記録された最終記録日時情報との比較結果に応じて前記第二の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換え、
前記第二の記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備え、
前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記第一の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換える、ことを特徴とする光ディスク装置。 - 記憶媒体と、
BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記記憶媒体に記憶させる記憶手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる記録手段と、
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記記憶手段は、BD−REに記録された最終記録日時情報および/またはMID(Manufacturer's Identification)コードを前記記憶媒体に記憶させ、
BD−REに記録された最終記録日時情報と前記記憶媒体に記憶された最終記録日時情報との比較結果および/またはBD−REに記録されたMIDコードと前記記憶媒体に記憶されたMIDコードとの比較結果に応じて前記記録手段は前記記録をするか否かを切り換える、ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。 - 前記記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
- 前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記記憶手段は前記記憶を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換えることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
- BD−RE(Blu−ray Disc REwritable)が有する少なくとも一つのDMA(Defect Management Area)または少なくとも一つのDMAの組からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータの一つを前記BD−REが有する所定の領域に記録させる第一の記録手段と、
前記読み出し手段によって読み出されたデータを前記少なくとも一つのDMAまたは前記少なくとも一つのDMAの組から消去する消去手段と、
前記所定の領域に記憶されたデータをBD−REが有する少なくとも一つのDMAまたは少なくとも一つのDMAの組に記録させる第二の記録手段と、
を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記第一の記録手段は、ドライブ固有情報および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報を前記所定の領域に記録させ、
前記所定の領域に記録されたドライブ固有情報が所定のドライブの一つを表すか否か、および/またはBD−REに記録された最終記録日時情報と前記所定の領域に記録された最終記録日時情報との比較結果に応じて前記第二の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換える、ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。 - 前記第二の記録手段が前記記録を行った後、記録が行われたDMAまたはDMAの組に記録されたデータとBD−REが有するユーザデータ領域に記録されたユーザデータとの整合性を確認する確認手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
- 前記読み出し手段が複数のDMAまたは複数のDMAの組から読み出した各データが同一であるか否かに応じて前記第一の記録手段は前記記録を行うか否かを切り換え、前記消去手段は前記消去を行うか否かを切り換えることを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
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