JP2008146202A - 認証印刷システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】IDカードから読み出したアドレスに基づきジョブ保持装置にアクセスし印刷ジョブを取得する枠組みを採る場合に、ユーザ利便性を向上させるとともに、IDカードの書き込み許容回数の消費を抑制する。
【解決手段】ジョブを保持する装置と、部屋Xに設置され、保持装置と同一のネットワークに属する印刷装置と、部屋Xに入退するユーザのIDカードからID情報を読み出して入退を管理する装置とを備える。印刷装置は、IDカードからID情報を読み出して、認証を行い、ネットワーク情報に基づいて保持装置に対し認証ユーザに対応する印刷ジョブを要求し、該要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行する。管理装置は、保持装置に退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、IDカードへのアドレスの書き込みが必要か否かを判断し、書き込みが必要な場合に、退出ユーザのIDカードに保持装置のアドレスを記録する。
【選択図】図6
【解決手段】ジョブを保持する装置と、部屋Xに設置され、保持装置と同一のネットワークに属する印刷装置と、部屋Xに入退するユーザのIDカードからID情報を読み出して入退を管理する装置とを備える。印刷装置は、IDカードからID情報を読み出して、認証を行い、ネットワーク情報に基づいて保持装置に対し認証ユーザに対応する印刷ジョブを要求し、該要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行する。管理装置は、保持装置に退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、IDカードへのアドレスの書き込みが必要か否かを判断し、書き込みが必要な場合に、退出ユーザのIDカードに保持装置のアドレスを記録する。
【選択図】図6
Description
本発明は、認証されたことを条件として印刷を実行する認証印刷に関する。
従来より、認証デバイスを利用して認証できた者にのみ印刷を許可することで情報漏洩などを防止する認証印刷(親展印刷)システムが知られている。例えば、特許文献1には、サーバに認証印刷用の印刷データ(印刷ジョブ)を蓄積しておき、プリンタ装置から認証情報が送信されてきた場合に、対応する印刷ジョブをプリンタ装置に送信する構成が開示されている。
ここで、このような認証印刷システムにおいて、プリンタ装置が印刷ジョブ保持装置と同一のネットワークセグメントに属しておらず、かつ、プリンタ装置に印刷ジョブ保持装置のIPアドレス等が登録されていない場合、プリンタ装置はジョブ保持サーバに自発的にアクセスすることができないので、印刷ジョブを取得して印刷処理を実行することができない。
これに対し、特許文献2には、認証印刷する場合に、クライアント端末にセットした携帯可能な記憶媒体(USBメモリ、ICカード等)に印刷ジョブ保持装置等のIPアドレス等を書き込んでおき、プリンタ装置では、該記憶媒体から読み取ったIPアドレス等に基づき印刷ジョブ保持装置等にアクセスし、印刷ジョブを取得して印刷処理を実行する構成が開示されている。
かかる構成を採用すれば、プリンタ装置が印刷ジョブ保持装置と同一のネットワークセグメントに属しておらず、かつ、プリンタ装置に印刷ジョブ保持装置のIPアドレス等が登録されていない場合であっても、プリンタ装置は印刷ジョブを取得して印刷処理を実行することができる。
特開2004−118232号公報
特開2005−324497号公報
しかし、特許文献2では、記憶媒体へのIPアドレス等の書き込みの必要性について検討がなされておらず、その結果、印刷ジョブを作成する際に常にクライアント端末に記憶媒体をセットして印刷ジョブ保持装置等のIPアドレス等を書き込む構成が採用されている。
そのため、本来書き込む必要のない場合、すなわち、印刷ジョブ保持装置がプリンタ装置と同一のネットワークセグメントに属している場合や、プリンタ装置に印刷ジョブ保持装置等のIPアドレス等が登録されている場合にまで、クライアント端末への記憶媒体のセットが要求されることとなるため、ユーザ利便性が高い枠組みになっているとは言えなかった。また、本来書き込む必要のない上記のような場合にまで、該セットした記憶媒体への書き込みが行われてしまう点で、通常上限のある記憶媒体への書き込み許容回数を無駄に消費してしまうという問題もあった。
そこで、本発明は、記憶媒体から読み出したIPアドレス等に基づき印刷ジョブ保持装置にアクセスして印刷ジョブを取得する枠組みを採る場合に、記憶媒体への前記IPアドレス等の書き込みが必要と判断された場合にのみ行われるようにして、ユーザ利便性を向上させるとともに、記憶媒体の書き込み許容回数の消費を抑制することを目的とする。
本発明の認証印刷システムは、印刷ジョブを保持する印刷ジョブ保持装置と、部屋Xに設置され、前記印刷ジョブ保持装置と同一のネットワークセグメントに属するか、又は、前記印刷ジョブ保持装置のネットワーク上の位置を特定するために必用な情報(アドレス情報)が登録されている第1認証印刷装置と、部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う第1入退管理装置と、を備えた認証印刷システムであって、前記第1認証印刷装置は、印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出す手段と、該ID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う手段と、前記同一のネットワークセグメントの情報又は前記登録されているアドレス情報に基づいて、前記印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する手段と、前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する手段と、を備え、前記第1入退管理装置は、部屋Xからユーザが退出する場合に、前記印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザが部屋Xにて印刷ジョブを作成した後、部屋Xから退室した場合に、第1入退管理装置によってID記憶媒体へアドレス情報を書き込む構成としているので、アドレス情報の書き込みのために端末装置等にIDカードをセットしておく必要はなく、ユーザの利便性が大きく向上する。また、部屋Xにて印刷ジョブを作成し、そのまま部屋Xから退室することなく該印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行する場合は、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みを行わない構成としているので、ID記憶媒体の書き込み許容回数の消費を抑制することができる。
好適には、部屋Xと異なる部屋に設置され、前記印刷ジョブ保持装置と異なるネットワークセグメントに属し、かつ、前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報が登録されていない第2の認証印刷装置を備え、前記第2認証印刷装置は、印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出す手段と、該ID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う手段と、認証されたユーザのID記憶媒体からID情報に加えて印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を読み出すことができた場合、該アドレス情報に基づいて特定される印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する手段と、前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1入退管理装置との連携により、プリンタ装置が印刷ジョブ保持装置と異なるネットワークセグメントに属する場合であっても、該印刷ジョブ保持装置から印刷ジョブを取得して認証印刷を実行することができる。
好適には、所定のファイアウォール装置で保護された特定エリアに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて前記特定エリアの入退管理を行う第2入退管理装置を備え、前記第2入退管理装置は、前記特定エリアからユーザが退出する場合に、前記特定エリア内の印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、印刷ジョブの転送及びID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段によってジョブ転送及び書き込みが必要であると判断された場合に、前記特定エリア内の印刷ジョブ保持装置に対して前記退出ユーザの印刷ジョブを前記特定エリア外の第2印刷ジョブ保持装置へ転送するように指示するとともに、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記第2印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザは、特定エリア外においても、ID記憶媒体に記録されたアドレス情報を利用して第2の印刷ジョブ保持装置にアクセスして印刷ジョブを読み出し、該印刷ジョブに基づいて印刷を実行することが可能となる。
本発明の入退管理装置は、部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理装置であって、前記入退管理装置は、部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の認証印刷方法は、部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体から読み出したID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理装置と連携した認証印刷方法であって、前記入退管理装置において、部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断工程と、前記入退管理装置において、前記判断工程において書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する工程と、部屋Xと異なる部屋に設置され、前記印刷ジョブ保持装置に自発的に通信できない第2の認証印刷装置において、印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報及び前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を読み出す工程と、前記第2の認証印刷装置において、前記読み出したID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う工程と、前記第2の認証印刷装置において、前記読み出したアドレス情報に基づいて、前記印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する工程と、前記第2の認証印刷装置において、前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の入退管理方法は、部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理方法であって、部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断工程と、前記判断工程において書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の認証印刷方法、入退管理方法は、印刷装置や入退管理装置等の情報処理装置により実施することができるが、そのためのプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてインストールまたはロードすることができる。また、プログラムが、プリンタ用カードやプリンタ用オプションボードに記録されて流通する場合も含む。
以上、本発明によれば、記憶媒体から読み出したIPアドレス等に基づき印刷ジョブ保持装置にアクセスして印刷ジョブを取得する枠組みを採る場合に、記憶媒体への前記IPアドレス等の書き込みが必要と判断された場合にのみ行われるようにして、ユーザ利便性を向上させるとともに、記憶媒体の書き込み許容回数の消費を抑制することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態の認証印刷システム1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、認証印刷システム1は、認証印刷ジョブを作成する端末装置10A〜B、認証印刷ジョブに基づいて認証印刷処理を実行するプリンタ装置20A〜B、USBなどのデバイス接続インタフェースを介してプリンタ装置20A〜Bにそれぞれ接続される認証デバイス100A〜B、認証印刷ジョブをスプールする認証印刷ジョブ保持装置30A〜B、部屋X1、X2の入退室をそれぞれ管理する入退管理装置40A〜Bなどを含んでおり、このうち、端末装置10A、プリンタ装置20A、認証デバイス100Aは、部屋X1に設置され、端末装置10B、プリンタ装置20B、認証デバイス100Bは、部屋X2に設置されている。
図1は、本発明の実施形態の認証印刷システム1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、認証印刷システム1は、認証印刷ジョブを作成する端末装置10A〜B、認証印刷ジョブに基づいて認証印刷処理を実行するプリンタ装置20A〜B、USBなどのデバイス接続インタフェースを介してプリンタ装置20A〜Bにそれぞれ接続される認証デバイス100A〜B、認証印刷ジョブをスプールする認証印刷ジョブ保持装置30A〜B、部屋X1、X2の入退室をそれぞれ管理する入退管理装置40A〜Bなどを含んでおり、このうち、端末装置10A、プリンタ装置20A、認証デバイス100Aは、部屋X1に設置され、端末装置10B、プリンタ装置20B、認証デバイス100Bは、部屋X2に設置されている。
プリンタ装置20Aは、端末装置10A、認証印刷ジョブ保持装置30A、及び入退管理装置40Aと同一のネットワークセグメントN1に属しており、互いに直接通信可能に構成されている。例えば、プリンタ装置20Aは、ネットワークセグメントN1の情報に基づいて、認証印刷ジョブ保持装置30Aに対して自発的に通信を行うことができる。
ただし、プリンタ装置20Aに、認証印刷ジョブ保持装置30Bのネットワーク上の位置を特定するために必用な情報(IPアドレス、ホスト名、ネットワークアドレス・サブネットマスクなど;以下、「アドレス情報」という)は登録されておらず、従って、プリンタ装置20Aは、認証印刷ジョブ保持装置30Bに対して自発的に通信を行うことはできない。
同様に、プリンタ装置20Bは、端末装置10B、認証印刷ジョブ保持装置30B、及び入退管理装置40Bと同一のネットワークセグメントN2(ネットワークセグメントN1とは異なる)に属しており、互いに直接通信可能に構成されている。例えば、プリンタ装置20Bは、ネットワークセグメントN2の情報に基づいて、認証印刷ジョブ保持装置30Bに対して自発的に通信を行うことができる。
ただし、プリンタ装置20Bに、認証印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報は登録されておらず、従って、プリンタ装置20Bは、認証印刷ジョブ保持装置30Aに対して自発的に通信を行うことはできない。
なお、図1に示すように、ネットワークセグメントN1とN2とは、ルータ等を介して接続されている。また、図1では、各部屋(ネットワークセグメント)につき端末装置10、プリンタ装置20、認証デバイス100、認証印刷ジョブ保持装置30、入退管理装置40を1台ずつ記載しているが、設計に応じてそれぞれが1台以上となるように認証印刷システム1を構成してもよい。また、部屋の数は設計に応じて自由に定めることができる。
以下、各装置の構成を説明する。なお、A、Bを区別する必要がない場合、それぞれまとめて端末装置10、プリンタ装置20、認証デバイス100、認証印刷ジョブ保持装置30と呼ぶものとする。またX1、X2を区別する必要がない場合、まとめて部屋Xと呼ぶものとする。
端末装置10は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、ユーザインタフェース、通信インタフェース、HDD等のハードウェアを備えて構成される(図2(a)参照)。
端末装置10は、通常のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と同様の機能を備える。例えば、端末装置10は、ユーザインタフェースを介して種々の情報の入出力を行う入出力手段11、他の装置との間で通信インタフェースを介して種々のデータを送受信する通信手段12、プリンタ装置を制御するプリンタドライバ手段13などを備えている(図2(b)参照)。これらの各手段は、端末装置10内のROMやRAM、HDD、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。
プリンタドライバ手段13は、プリンタ装置20及び認証印刷ジョブ保持装置30による認証印刷に対応しており、通常のプリンタドライバと同様に、対応するプリンタ装置が印刷処理可能な形式で印刷ジョブを作成する機能を備える。
プリンタ装置20は、通常のプリンタ装置と同様の構成を備える(図2(c)参照)。
例えば、プリンタ装置20は、用紙をプリンタ装置内に供給する給紙機構、印字を行う印刷エンジン、及び用紙をプリンタ機外に排出する排紙機構等により構成される動力機構部を備える。印刷エンジンは、通常、紙送機構、キャリッジ機構、印刷ヘッドなどを含んで構成され、インクジェットプリンタや熱転写プリンタのように1文字単位で印刷するシリアルプリンタ、1行単位で印刷するラインプリンタ、ページ単位で印刷するページプリンタ等に対応する各種印刷エンジンを用いることができる。
また例えば、プリンタ装置20は、CPU、ROM、RAM、通信インタフェース、コンソールパネル等のユーザインタフェース等からなる情報処理部を備える。
プリンタ装置20の情報処理部は、原則として従来のプリンタ装置の情報処理部と同様の機能を備える。例えば、印刷ジョブを受信する受信手段21、印刷ジョブを解析してラスタ形式の印刷イメージを1バンド分又は1ページ分生成してイメージバッファに格納し、所定単位分(例えば1パス分)の印刷イメージをイメージバッファから印刷エンジンに転送し、印刷エンジンを制御しながら印刷を実行する印刷制御手段22等を備えている。
また、認証印刷装置としての機能手段、例えばプリンタ装置20Aを例に説明すると、認証印刷実行希望ユーザのIDカードから認証デバイス100Aを利用してID情報を読み出すID読出手段23、該ID情報に基づき当該ユーザを認証する認証手段24、ネットワークセグメントN1の情報に基づいて、認証印刷ジョブ保持装置30Aに対し、認証されたユーザ(認証ユーザ)に対応する認証印刷ジョブを要求するジョブ要求手段25などを備えている(図2(d)参照)。なお、IDカードは、読み出し/書き込み可能なタイプの記憶媒体であって、ID情報(ユーザ名、ユーザID、社員番号など)が記憶されているものであれば、認証デバイス100の構成に応じて磁気カード、ICカードなど既存の態様から自由に選択することができる。
ただし、本実施形態におけるID読出手段23は、IDカードに認証印刷ジョブ保持装置のアドレス情報が記録されている場合は、これを読み出す点で、通常の認証印刷装置のID読出手段とは異なっている。また、本実施形態のジョブ要求手段25は、前記アドレス情報が読み出された場合は、該アドレス情報に基づいて特定される認証印刷ジョブ保持装置に対し、認証ユーザに対応する認証印刷ジョブを要求する点で、通常の認証印刷装置のジョブ要求手段とは異なっている。
なお、これらの各手段は、プリンタ装置20内のROMやRAM、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。
認証デバイス100は、例えば磁気カードリーダ、バーコードリーダ、RFIDリーダなどであり、設計に応じて既存の種々の認証デバイスを用いることができる。
認証印刷ジョブ保持装置30は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、ユーザインタフェース、通信インタフェース、HDD等のハードウェアを備えて構成される(図3(a)参照)。
認証印刷ジョブ保持装置30は、通常の認証印刷ジョブ保持装置と同様の機能、例えば認証印刷ジョブ保持装置30Aを例に説明すると、端末装置10Aから送信される認証印刷ジョブを、該認証印刷ジョブの認証印刷実行権限保持ユーザ(権限ユーザ)に対応づけて記憶する認証印刷ジョブ蓄積手段31、プリンタ装置20Aから受け付けた認証印刷ジョブ要求に基づき、対応する認証印刷ジョブをプリンタ装置20Aに送信する認証印刷ジョブ提供手段32などを備える(図3(b)参照)。
ただし、本実施形態の認証印刷ジョブ保持装置30は、図3(b)に示すように、入退管理装置40(後述)からの要求に応じて、対応するユーザの認証印刷ジョブが認証印刷ジョブ蓄積手段31に記憶されているか否かを判断し、判断結果を入退管理装置40に送信するジョブ有無回答手段33を備える点で、従来の構成とは異なっている。
なお、これらの各手段は、認証印刷ジョブ保持装置30内のROMやRAM、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。
入退管理装置40は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、ユーザインタフェース、通信インタフェース、HDD等のハードウェアを備えて構成される(図3(c)参照)。
入退管理装置40は、従来の入退管理装置と同様の機能、例えば、部屋Xに入退するユーザのIDカードからID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理手段41などを備えている(図3(d)参照)。
ただし、本実施形態の入退管理装置40は、図3(d)に示すように、例えば入退管理装置40Aを例に説明すると、部屋X1からユーザが退出する場合に、印刷ジョブ保持装置30Aに前記退出ユーザの認証印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、IDカードへのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する書込判断手段42と、書込判断手段42によって書き込みが必要であると判断された場合に、前記ユーザのIDカードに印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報を記録するアドレス書込手段43とを備えている点で、従来の構成とは異なっている。
以下、図4〜図7に示すフローチャート等を参照して、認証印刷システム1における認証印刷の枠組みについて説明する。なお、本明細書において、フローチャート等に示す各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
(認証印刷ジョブ蓄積処理:図4)
認証印刷実行希望ユーザが、部屋Xの端末装置10により認証印刷ジョブを作成する場合、以下の認証印刷ジョブ蓄積処理が実行される。なお、以下では部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成する場合を例に説明する。
認証印刷実行希望ユーザが、部屋Xの端末装置10により認証印刷ジョブを作成する場合、以下の認証印刷ジョブ蓄積処理が実行される。なお、以下では部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成する場合を例に説明する。
まず、端末装置10Aのプリンタドライバ手段13は、外部又は端末装置10A上で動作しているアプリケーションプログラム等から、プリンタ装置20Aを指定した印刷要求を受け付けると(S100)、プリンタ装置20Aが解釈可能な所定のプリンタ制御言語に基づき認証印刷ジョブを作成し(S101)、これを認証印刷ジョブ保持装置30Aに出力する(S102)。
認証印刷ジョブには、例えば、ジョブID、出力先プリンタの機種情報、ジョブ作成ユーザのID情報、権限ユーザのID情報、ドキュメント名、印刷設定情報などの情報を含めることができる。権限ユーザはジョブ作成ユーザと異なっていてよく、また一つの認証印刷ジョブによって複数の権限ユーザを指定できるように構成してもよい。
認証印刷ジョブ保持装置30Aは、端末装置10A(プリンタドライバ手段13)から認証印刷ジョブを受信すると(S103)、かかる認証印刷ジョブから権限ユーザのID情報などを抽出し、これらに対応づけて認証印刷ジョブ蓄積手段31に記憶する(S104)。図8に、認証印刷ジョブ蓄積手段31のデータ構造例を示す。
(退室処理:図5)
認証印刷実行希望ユーザが、部屋Xの端末装置10により認証印刷ジョブを作成し、プリンタ装置20にて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋Xから退室する場合、以下の退室処理が実行される。なお、以下では部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した場合を例に説明する。
認証印刷実行希望ユーザが、部屋Xの端末装置10により認証印刷ジョブを作成し、プリンタ装置20にて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋Xから退室する場合、以下の退室処理が実行される。なお、以下では部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した場合を例に説明する。
まず、入退管理装置40Aの入退管理手段41は、部屋X1から退室しようとする認証印刷実行希望ユーザのIDカードからID情報を取得し、該ID情報に基づいてメモリに記憶する部屋X1の入室者リストを更新するなど、所定の入退管理処理を実行する(S200)。
入退管理手段41の構成は、既存の技術を用いて種々考えることができるが、例えば部屋X1の入退室用ドアの近傍に設置したRFIDリーダライタを用いて、ユーザが該RFIDリーダライタに接近させたIDカード(RFID対応ICカード)からID情報を読み出すことが考えられる。
次に、書込判断手段42は、前記取得したID情報を含むようにジョブ有無確認要求を作成し、印刷ジョブ保持装置30Aに送信する(S201)。
印刷ジョブ保持装置30Aのジョブ有無回答手段33は、入退管理装置40Aからジョブ有無確認要求を受け付けると(S202)、該要求からID情報を抽出し、認証印刷ジョブ蓄積手段31を参照して該ID情報に対応する権限ユーザの未実行の認証印刷ジョブを検索して、その結果を入退管理装置40Aに送信する(S203)。
書込判断手段42は、印刷ジョブ保持装置30Aからジョブ有無確認要求に対する回答として前記検索結果を受け付けると(S204)、これに基づきIDカードへのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する(S205)。
具体的には、該検索結果が未実行の認証印刷ジョブが有る(すなわち、印刷ジョブ保持装置30Aに、部屋X1から退室しようとする認証印刷実行希望ユーザの認証印刷ジョブが保持されている)ことを示す場合、書込判断手段42は、IDカードへのアドレス情報の書き込みが必要と判断する。
この場合、アドレス書込手段43は、退室しようとする認証印刷実行希望ユーザのIDカードに印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報を記録し(S206)、その後、退室処理は終了する。
一方、該検索結果が未実行の認証印刷ジョブが無い(すなわち、印刷ジョブ保持装置30Aに、部屋X1から退室しようとする認証印刷実行希望ユーザの認証印刷ジョブが保持されていない)ことを示す場合、書込判断手段42は、IDカードへのアドレス情報の書き込みが必要ないと判断する。この場合、このまま退室処理は終了する。
(認証印刷処理:図6、図7)
プリンタ装置20において、認証印刷実行希望ユーザから認証印刷の実行指示を受け付けると、以下の認証印刷処理が実行される。
プリンタ装置20において、認証印刷実行希望ユーザから認証印刷の実行指示を受け付けると、以下の認証印刷処理が実行される。
まず、プリンタ装置20のID読出手段23は、認証印刷実行希望ユーザのIDカードから認証デバイス100を介してID情報を読み出すとともに、認証印刷ジョブ保持装置30のアドレス情報の読み出しを試みる(S300)。
ID読出手段23の構成は、認証デバイス100のタイプによって種々考えることができるが、ここでは、同じIDカードを用いて退出処理及び認証処理が実行できるように、入退管理手段41と同様の方式を利用してID情報を読み出すものとする。
次に、認証手段24は、S300において取得したID情報に基づいて、該ID情報を取得したユーザが権限ユーザであるかどうかを判断する(認証処理を実行する)(S301)。
例えば、認証手段24がLDAP認証サービスのクライアントである場合、LDAP認証サービスを提供するディレクトリサーバ(図示せず)に前記取得したID情報を通知し、該通知に基づいてディレクトリサーバにおいて行われる認証の結果を受け取って、判断することが考えられる。また、IDカードからID情報を取得できたことをもってユーザ認証とする簡易な構成も考えることができる。
ID情報を取得したユーザが権限ユーザであることを認証できなかった場合(S302:NO)、認証印刷処理は終了する。
一方、認証できた場合(S302:YES)、ジョブ要求手段25は、認証された権限ユーザのID情報を含むように認証印刷ジョブ要求を生成する(S303)。
次に、ジョブ要求手段25は、S200においてID読出手段23によってID情報に加えてアドレス情報を読み出すことができたか否かを判断する(S304)。
アドレス情報を読み出すことができなかったと判断した場合(S305:NO)、ジョブ要求手段25は、自装置が属するネットワークセグメント内にある認証印刷ジョブ保持装置30に対し、前記生成した認証印刷ジョブ要求を送信する(S306)。このような要求は、ブロードキャスト又はマルチキャストによって行うことができる。
一方、アドレス情報を読み出すことができたと判断した場合(S305:YES)、ジョブ要求手段25は、認証デバイス100を介してIDカードから該アドレス情報を消去するとともに、該アドレス情報に基づいて特定される認証印刷ジョブ保持装置30に対し、前記生成した認証印刷ジョブ要求を送信する(S307)。
ここで、前記取得したID情報と、認証印刷ジョブ保持装置30において認証印刷ジョブに対応づけているID情報とが異なるタイプである場合(例えば、認証印刷ジョブ保持装置30では認証印刷ジョブを権限ユーザのユーザ名に対応づけているが、IDカードから取得したID情報は権限ユーザの社員番号である場合)、ジョブ要求手段25は、同一ユーザに対応する種類の異なるID情報を予め対応づけたテーブルを参照して、認証印刷ジョブ保持装置30において用いられているID情報を取得し、これを利用して認証印刷ジョブ要求を生成する。なお、ID情報の変換は、認証印刷ジョブ保持装置30において実行してもよい。
認証印刷ジョブ保持装置30の認証印刷ジョブ提供手段32は、プリンタ装置20から認証印刷ジョブ要求を受け付けた場合(S308)、該認証印刷ジョブ要求からID情報を抽出し、認証印刷ジョブ蓄積手段31を参照して該ID情報に対応する権限ユーザの認証印刷ジョブを検索する(S309)。
そして、対応する認証印刷ジョブが検索により見つかった場合は、これを読み出して要求元のプリンタ装置20に送信する(S310)。
なお、まず対応する認証印刷ジョブの一覧情報を作成してプリンタ装置20へ送信し、ユーザにその一覧情報に基づいて印刷を希望する認証印刷ジョブを選択させるように構成してもよい。また、プリンタ装置20への送信が終了した認証印刷ジョブは、所定のタイミング(例えば、プリンタ装置20から印刷終了通知を受け付けたタイミングや、一定期間経過後など)で、認証印刷ジョブ蓄積手段31から削除することが望ましい。
プリンタ装置20の受信手段21が認証印刷ジョブ保持装置30から認証印刷ジョブを受信した場合(S311)、印刷制御手段22は、従来と同様に、該認証印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する(S312)。すなわち、認証印刷ジョブを解析してラスタ形式の印刷イメージを1バンド分又は1ページ分生成してイメージバッファに格納し、認証印刷ジョブ中の制御コマンドに基づいて、所定単位分(例えば1パス分)の印刷イメージをイメージバッファから印刷エンジンに転送し、印刷エンジンを制御しながら印刷を実行する。これにより、認証印刷処理は終了する。
(実施例1)
以下では、ユーザPが、部屋X1において端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した後、部屋X1から退室することなく該認証印刷ジョブに基づいてプリンタ装置20Aにより認証印刷を実行する場合について説明する。
以下では、ユーザPが、部屋X1において端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した後、部屋X1から退室することなく該認証印刷ジョブに基づいてプリンタ装置20Aにより認証印刷を実行する場合について説明する。
この場合、プリンタ装置20AのID読出手段23は、S300において、ユーザPのIDカードから認証デバイス100Aを介してID情報を読み出すとともに、認証印刷ジョブ保持装置30のアドレス情報の読み出しを試みる。
次に、認証手段24は、S301において、前記取得したID情報に基づいてユーザPの認証処理を実行する。ここでは、ユーザPが権限ユーザであることが認証されたものとする。
次に、ジョブ要求手段25は、S303において、ユーザPのID情報を含むように認証印刷ジョブ要求を生成する。
次に、ジョブ要求手段25は、S304において、ID読出手段23によってユーザPのIDカードからアドレス情報を読み出すことができたか否かを判断する。退室処理において説明したように、IDカードへのアドレス情報の書き込みは、ユーザが部屋Xにて認証印刷ジョブを作成し、該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋Xから退室した場合に実行される。ユーザPは、部屋X1にて認証印刷ジョブを作成し、部屋X1から退室することなく該認証印刷ジョブに基づいてプリンタ装置20Aにより認証印刷を実行するので、そのIDカードにはアドレス情報は書き込まれていない。
従って、ID読出手段23は、ユーザPのIDカードからアドレス情報を読み出すことができず、その結果、ジョブ要求手段25は、S306において、同一のネットワークセグメント内にある認証印刷ジョブ保持装置30Aに対し、前記生成した認証印刷ジョブ要求を送信する。
(実施例2)
以下では、ユーザPが、部屋X1において端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した後、該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋X1から退室し、その後、部屋X2に入室して、プリンタ装置20Bにおいて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行する場合について説明する。
以下では、ユーザPが、部屋X1において端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成した後、該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋X1から退室し、その後、部屋X2に入室して、プリンタ装置20Bにおいて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行する場合について説明する。
この場合、プリンタ装置20BのID読出手段23は、S300において、ユーザPのIDカードから認証デバイス100Bを介してID情報を読み出すとともに、認証印刷ジョブ保持装置30のアドレス情報の読み出しを試みる。
次に、認証手段24は、S301において、前記取得したID情報に基づいてユーザPの認証処理を実行する。ここでは、ユーザPが権限ユーザであることが認証されたものとする。
次に、ジョブ要求手段25は、S303において、ユーザPのID情報を含むように認証印刷ジョブ要求を生成する。
次に、ジョブ要求手段25は、S304において、ID読出手段23によってユーザPのIDカードからアドレス情報を読み出すことができたか否かを判断する。ユーザPは、部屋X1にて認証印刷ジョブを作成した後、該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋X1から退室しているので、退室処理が実行され、そのIDカードには認証印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報が書き込まれている。
従って、ID読出手段23は、ユーザPのIDカードからアドレス情報を読み出すことができ、その結果、ジョブ要求手段25は、S307において、前記読み出すことができたアドレス情報に基づいて特定される認証印刷ジョブ保持装置30Aに対し、前記生成した認証印刷ジョブ要求を送信する。
このように、本実施形態の構成によれば、入退管理装置40との連携により、プリンタ装置20が認証印刷ジョブ保持装置30と異なるネットワークセグメントに属する場合であっても、該認証印刷ジョブ保持装置30から認証印刷ジョブを取得して認証印刷を実行することができる。
また、ユーザが部屋Xにて認証印刷ジョブを作成した後、該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく部屋Xから退室した場合に、入退管理装置40によってIDカードへアドレス情報を書き込む構成としているので、アドレス情報の書き込みのために端末装置10等にIDカードをセットしておく必要はなく、ユーザの利便性が大きく向上する。また、部屋Xにて認証印刷ジョブを作成し、そのまま部屋Xから退室することなく該認証印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行する場合は、IDカードへのアドレス情報の書き込みを行わない構成としているので、IDカードの書き込み許容回数の消費を抑制することができる。
(変形例)
本変形例では、認証印刷ジョブ保持装置30Aが、ファイアウォール装置50で保護された特定エリア(より具体的には、ファイアウォール装置50で保護されたネットワークセグメントに属する各装置が設置された特定エリア)Yに設置されている場合を考える。
本変形例では、認証印刷ジョブ保持装置30Aが、ファイアウォール装置50で保護された特定エリア(より具体的には、ファイアウォール装置50で保護されたネットワークセグメントに属する各装置が設置された特定エリア)Yに設置されている場合を考える。
この場合、特定エリアY外部からの認証印刷ジョブ保持装置30Aへのアクセスはファイアウォール装置50によって阻まれることになるため、特定エリアを退出したユーザは、そのIDカードに認証印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報が書き込まれている場合であっても、認証印刷ジョブ保持装置30Aに保持される認証印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行することは原則としてできない。
そこで、本変形例では、上記実施形態において、更に、特定エリアYに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて特定エリアYの入退管理を行う第2入退管理装置60を備えるように構成する(図9参照)。
第2入退管理装置60は、図10(a)に示すように、入退管理装置40と同様のハードウェアを備え構成される。
また、図10(b)に示すように、特定エリアYに入退するユーザのIDカードからID情報を読み出し、該ID情報に基づいて特定エリアYの入退管理を行う入退管理手段61、特定エリアYからユーザが退出する場合に、特定エリアY内の印刷ジョブ保持装置30Aに前記退出ユーザの認証印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、認証印刷ジョブの転送及びID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する転送/書込判断手段62、転送/書込判断手段62によってジョブ転送及び書き込みが必要であると判断された場合に、印刷ジョブ保持装置30Aに対して前記退出ユーザの認証印刷ジョブを特定エリアY外の第2認証印刷ジョブ保持装置70へ転送するように指示するとともに、前記退出ユーザのIDカードに第2認証印刷ジョブ保持装置70のアドレス情報を記録する転送/アドレス書込手段63などの機能手段を備える。
以下、本変形例における特定エリア退出処理について、説明する。
なお、ファイアウォール装置50としては、設計に応じて既存の種々のファイアウォール装置を用いることができる。また、第2認証印刷ジョブ保持装置70は、印刷ジョブ保持装置30と原則として同様の構成を備えているが、ファイアウォール装置50の保護範囲外に置かれていることから、いわゆる外部公開サーバとして機能するものである。
(特定エリア退出処理:図11)
認証印刷実行希望ユーザが、部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成し、プリンタ装置20Aにて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく特定エリアYから退出する場合、以下の特定エリア退出処理が実行される。
認証印刷実行希望ユーザが、部屋X1の端末装置10Aにより認証印刷ジョブを作成し、プリンタ装置20Aにて該認証印刷ジョブに基づく認証印刷を実行することなく特定エリアYから退出する場合、以下の特定エリア退出処理が実行される。
まず、第2入退管理装置60の入退管理手段61は、入退管理手段41と同様に、特定エリアYから退出しようとする認証印刷実行希望ユーザのIDカードからID情報を取得し、該ID情報に基づいてメモリに記憶する特定エリアYの滞在ユーザリストを更新するなど、所定の入退管理処理を実行する(S400)。
次に、転送/書込判断手段62は、前記取得したID情報を含むようにジョブ有無確認要求を作成し、印刷ジョブ保持装置30Aに送信する(S401)。
印刷ジョブ保持装置30Aのジョブ有無回答手段33は、第2入退管理装置60からジョブ有無確認要求を受け付けると(S402)、該要求からID情報を抽出し、認証印刷ジョブ蓄積手段31を参照して該ID情報に対応する権限ユーザの未実行の認証印刷ジョブを検索して、その結果を第2入退管理装置60に送信する(S403)。
転送/書込判断手段62は、印刷ジョブ保持装置30Aからジョブ有無確認要求に対する回答として前記検索結果を受け付けると(S404)、これに基づき認証印刷ジョブの転送及びIDカードへのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する(S405)。
具体的には、該検索結果が未実行の認証印刷ジョブが有る(すなわち、印刷ジョブ保持装置30Aに、特定エリアYから退出しようとする認証印刷実行希望ユーザの認証印刷ジョブが保持されている)ことを示す場合、転送/書込判断手段62は、認証印刷ジョブの転送及びIDカードへのアドレス情報の書き込みが必要と判断する。
この場合、転送/アドレス書込手段63は、印刷ジョブ保持装置30Aに対して退出しようとする認証印刷実行希望ユーザの認証印刷ジョブを特定エリアY外の第2認証印刷ジョブ保持装置70へ転送するように指示するとともに、該認証印刷実行希望ユーザのIDカードに第2認証印刷ジョブ保持装置70のアドレス情報を記録する(S406)。
印刷ジョブ保持装置30Aは、第2入退管理装置60から上記指示を受け付けると、認証印刷ジョブ蓄積手段31から前記検索により見つかった未実行の認証印刷ジョブを読み出し、第2認証印刷ジョブ保持装置70へ転送する(S407)。なお、この転送処理についてはファイアウォール装置50によって阻まれないように予め登録しておく必要がある。
第2認証印刷ジョブ保持装置70は、印刷ジョブ保持装置30Aから認証印刷ジョブを受け付けると、権限ユーザのID情報等に対応づけてメモリに記憶する(S408)。
一方、該検索結果が未実行の認証印刷ジョブが無い(すなわち、印刷ジョブ保持装置30Aに、特定エリアYから退出しようとする認証印刷実行希望ユーザの認証印刷ジョブが保持されていない)ことを示す場合、転送/書込判断手段62は、認証印刷ジョブの転送及びIDカードへのアドレス情報の書き込みが必要ないと判断する。この場合、このまま特定エリア退出処理は終了する。
かかる構成によれば、第2入退管理装置60との連携により、認証印刷実行希望ユーザが、認証印刷ジョブを保持する認証印刷ジョブ保持装置30Aが設置される、ファイアウォールで保護された特定エリアYから退出する場合に、認証印刷ジョブをファイアウォール外の第2認証印刷ジョブ保持装置70に転送し、かつ、IDカードに第2認証印刷ジョブ保持装置70のアドレス情報を書き込む構成としているので、該ユーザは、特定エリアY外においても、IDカードに記録されたアドレス情報を利用して第2認証印刷ジョブ保持装置70にアクセスして認証印刷ジョブを読み出し、該認証印刷ジョブに基づいて認証印刷を実行することが可能となる。なお、第2認証印刷ジョブ保持装置70は、ファイアウォール外に置かれていることから、例えばパスワードなどによって権限ユーザのみが自己の認証印刷ジョブを読み出せるように構成することが望ましい。
(その他の変形例)
本発明は、上記実施形態や変形例に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、印刷装置としてプリンタ装置を備える認証印刷システムについて説明したが、本発明は、複写機、ファクシミリ、複合機などの印刷装置を備える認証印刷システムに対しても適用可能である。
本発明は、上記実施形態や変形例に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、印刷装置としてプリンタ装置を備える認証印刷システムについて説明したが、本発明は、複写機、ファクシミリ、複合機などの印刷装置を備える認証印刷システムに対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、端末装置10、プリンタ装置20、認証印刷ジョブ保持装置30、入退管理装置40を別体として説明しているが、いずれかの機能の一部又は全部を他の装置(上記10〜40以外の装置であってもよい)が備えるように構成してもよい。例えば、プリンタ装置20が認証印刷ジョブ蓄積手段31を備える構成とすることも考えられる。
また、上記実施形態では、例えばプリンタ装置20Aは、認証印刷ジョブ保持装置30Aと同一のネットワークセグメントN1に属し、かかるネットワークセグメントN1に基づいて、認証印刷ジョブ保持装置30Aに認証印刷ジョブ要求を送信する構成としているが、本発明はこのような構成に限られるものではない。例えば、プリンタ装置20Aに予め認証印刷ジョブ保持装置30Aのアドレス情報を登録しておけば、該アドレス情報に基づいて認証印刷ジョブ保持装置30Aを特定して自発的に認証印刷ジョブ要求を送信できるので、この場合は、必ずしもプリンタ装置20Aは認証印刷ジョブ保持装置30Aと同一のネットワークセグメントN1に属していなくてもよい。
また、上記実施形態において、例えば端末装置10A、プリンタ装置20A、認証印刷ジョブ保持装置30A、入退管理装置40Aなどを含む認証印刷システムAとし、端末装置10B、プリンタ装置20B、認証印刷ジョブ保持装置30B、入退管理装置40Bなどを含む認証印刷システムBとして把握した場合、本発明を2つの認証印刷システムを連携させる枠組みと捉えることもできる。このような枠組みは、例えば部署単位で認証印刷システムが構築されている場合などにおいて有用である。
また、上記実施形態では、ID情報を記憶する記憶媒体(ID記憶媒体)の例としてIDカードを用いる場合について説明したが、例えばUSBメモリ、携帯電話など、他の可搬型の読み出し/書き込み可能な記憶媒体を用いる構成としてもよい。また、上記実施形態では、退室処理と認証処理とで同じIDカードからID情報を読み出す構成としているが、各処理で異なるIDカードを用いるように構成してもよい。この場合、例えば、認証処理を行った後、退室処理で用いたIDカードからアドレス情報の読み出しを試みるように構成することが考えられる。
また、上記実施形態では、書込判断手段42が、退出処理の過程で、ジョブ有無確認要求を作成し、認証印刷ジョブ保持装置30に送信する構成としているが、本発明は必ずしもこのような構成に限られない。例えば、入退管理装置40が定期的に部屋X内のユーザについて認証印刷ジョブ保持装置30に認証印刷ジョブが保持されているか否かを確認しておき、退出処理の過程ではこの確認結果を参照して、IDカードへのアドレス情報の書き込むが必要か否かを判断するように構成してもよい。かかる構成によれば、退出処理の過程において認証印刷ジョブ保持装置30に認証印刷ジョブの有無を確認する必要がないので、退出処理に要する時間を短縮することができる。
また、上記実施形態において、ユーザが認証印刷処理の実行中又は一旦停止中に部屋Xから退出した場合に、IDカードにアドレス情報とともに認証印刷中断情報(例えば、何ページまで印刷したかなど)を書き込む構成としてもよい。この場合、他の部屋のプリンタ装置にてIDカードの情報を利用して認証印刷処理を再開する際に、例えば印刷していないページのみ印刷するといった柔軟な再開方法を選択することができる。
1 認証印刷システム、10 端末装置、11 入出力手段、12 通信手段、13 プリンタドライバ手段、20 プリンタ装置、21 受信手段、22 印刷制御手段、23 ID読出手段、24 認証手段、25 ジョブ要求手段、30 認証印刷ジョブ保持装置、31 認証印刷ジョブ蓄積手段、32 認証印刷ジョブ提供手段、33 ジョブ有無回答手段、40 入退管理装置、41 入退管理手段、42 書込判断手段、43 アドレス書込手段、100 認証デバイス
Claims (7)
- 印刷ジョブを保持する印刷ジョブ保持装置と、
部屋Xに設置され、前記印刷ジョブ保持装置と同一のネットワークセグメントに属するか、又は、前記印刷ジョブ保持装置のネットワーク上の位置を特定するために必用な情報(以下、「アドレス情報」という)が登録されている第1認証印刷装置と、
部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う第1入退管理装置と、を備えた認証印刷システムであって、
前記第1認証印刷装置は、
印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出す手段と、
該ID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う手段と、
前記同一のネットワークセグメントの情報又は前記登録されているアドレス情報に基づいて、前記印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する手段と、
前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する手段と、を備え、
前記第1入退管理装置は、
部屋Xからユーザが退出する場合に、前記印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込手段と、を備えることを特徴とする、認証印刷システム。 - 部屋Xと異なる部屋に設置され、前記印刷ジョブ保持装置と異なるネットワークセグメントに属し、かつ、前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報が登録されていない第2の認証印刷装置を備え、
前記第2認証印刷装置は、
印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出す手段と、
該ID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う手段と、
認証されたユーザのID記憶媒体からID情報に加えて印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を読み出すことができた場合、該アドレス情報に基づいて特定される印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する手段と、
前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する手段と、を備えることを特徴とする、請求項1記載の認証印刷システム。 - 所定のファイアウォール装置で保護された特定エリアに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて前記特定エリアの入退管理を行う第2入退管理装置を備え、
前記第2入退管理装置は、
前記特定エリアからユーザが退出する場合に、前記特定エリア内の印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、印刷ジョブの転送及びID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する転送/書込判断手段と、
前記転送/書込判断手段によってジョブ転送及び書き込みが必要であると判断された場合に、前記特定エリア内の印刷ジョブ保持装置に対して前記退出ユーザの印刷ジョブを前記特定エリア外の第2印刷ジョブ保持装置へ転送するように指示するとともに、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記第2印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の認証印刷システム。 - 部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理装置であって、
前記入退管理装置は、
部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込手段と、を備えることを特徴とする、入退管理装置。 - 部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体から読み出したID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理装置と連携した認証印刷方法であって、
前記入退管理装置において、部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断工程と、
前記入退管理装置において、前記判断工程において書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する工程と、
部屋Xと異なる部屋に設置され、前記印刷ジョブ保持装置に自発的に通信できない第2の認証印刷装置において、印刷実行を希望するユーザのID記憶媒体からID情報及び前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を読み出す工程と、
前記第2の認証印刷装置において、前記読み出したID情報に基づいて前記ユーザの認証を行う工程と、
前記第2の認証印刷装置において、前記読み出したアドレス情報に基づいて、前記印刷ジョブ保持装置に対し、認証されたユーザに対応する印刷ジョブを要求する工程と、
前記第2の認証印刷装置において、前記要求に応じて取得した印刷ジョブに基づいて、認証印刷を実行する工程と、を備えることを特徴とする認証印刷方法。 - 部屋Xに入退するユーザのID記憶媒体からID情報を読み出し、該ID情報に基づいて部屋Xの入退管理を行う入退管理方法であって、
部屋Xからユーザが退出する場合に、部屋X内の認証印刷装置から自発的に通信できる印刷ジョブ保持装置に前記退出ユーザの印刷ジョブが保持されているか否かに基づき、ID記憶媒体へのアドレス情報の書き込みが必要か否かを判断する判断工程と、
前記判断工程において書き込みが必要であると判断された場合に、前記退出ユーザのID記憶媒体に前記印刷ジョブ保持装置のアドレス情報を記録する書込工程と、を備えることを特徴とする、入退管理方法。 - 請求項6記載の入退管理方法をコンピュータで実行させるためのプログラム。
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JP2006330429A JP2008146202A (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | 認証印刷システム及び方法 |
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Cited By (2)
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-
2006
- 2006-12-07 JP JP2006330429A patent/JP2008146202A/ja active Pending
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